scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】Infante 323 黄金の枷(13)秘密

月末の定番「Infante 323 黄金の枷」です。ちょうど私がポルトにいるのでタイムリーです。

それでですね。長いこと「出していいのか?」とためらっていた、例のシーンが来ちゃいました。いや、「入浴小説」ブログじゃないんですが、今月は多いですね。しかも、今回はいまいちシャレになっていません。でも、Stellaに出せるぐらいですし、大したことは起きませんので、過激な描写を期待されても困りますが。

月刊・Stella ステルラ 4.5月号参加 連載小説 stella white12
「月刊Stella」は小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌です。上のタグをクリックすると最新号に飛びます。


「Infante 323 黄金の枷」「Infante 323 黄金の枷」をはじめから読む
あらすじと登場人物





Infante 323 黄金の枷(13)秘密

 その日、誰も朝から23の姿を見ていなかった。

 館の他の部分から23と24の住む格子の向こうを見る時、二階の居間しか見えない。厳重に管理されている鍵を使って二人の居住区へと入った者だけが一階と三階へ行き、二人が何をしているのか確認することができる。

 マイアはまず三階、それから二階を掃除して、それから一階にいるものと思って工房に来たが、23はいなかった。

 外は激しいにわか雨で稲妻が工房を青白く浮かび上がらせた。

 突然、後ろから小さな声がした。
「マイア……」

 彼女が振り向くと、そこにはずぶ濡れになった23がいて、人差し指を口に当てた。マイアはそっと彼に近づくと「どうしたの」と訊いた。

「頼みがある。誰にも氣づかれないように三階に行きたいんだ。それに、その後にもしてもらいたいことがある」

 23はひどく濡れているだけでなく泥だらけで、その動きは怪我をしているように見えた。

 マイアは頷くと、埃を払うフリをして二階の居間へ行き、格子の向こうには誰もいないのを確認して、階段の下の23にそっと合図をした。彼は靴を脱ぎ、音もなく上がってきて、三階へと消えた。マイアは素早く自分も三階に上がった。23はマイアの手を取って浴室に入り鍵をかけた。

「どうしたの。中庭にいたの?」
轟く雷鳴が館を震わせた。23はマイアの瞳をじっと見つめながら小さい声で言った。
「……。外にいたんだ」
「え?」

 23はバスタブに湯を張りはじめた。そしてマイアの耳に囁くように説明しだした。黒い髪から雫が滴っている。

「工房の奥に昔の脱出用に使われていたらしい、知られていない出入り口があるんだ。偶然見つけて、時々、誰にも見つからないように街に行っていた。もし、俺が外に出ていたことがわかったら、それを塞がれてしまう。お願いだ、この服を誰にも知られないように処分してほしい」
「急な雨だったものね。でも、どうして傘を買わなかったの? 雨の時は観光客用に店頭にでていたでしょう」

 23は首を振った。
「金を持っていないんだ」

 マイアは理解して、頷いた。それから、戸棚にしまってある彼の服や下着、タオルを取りに行くために浴室からそっと出た。

 狂ったように降る大粒の雨が窓に打ちつける激しい音がしていた。そして、稲妻が青白い閃光で部屋を照らし、窓の外の鉄格子をくっきりと浮かび上がらせた。平和な日常を打ち破る瞬間だと感じた。怖れよりもむしろ心が昂揚していた。

 秘密を打ち明けてくれたことが嬉しかった。23が、変わってきたというのはバックヤードで皆が言っていた。以前は使用人とは必要な事以外ほとんど話さなかったというのに、フィリペやミゲルとは時おり話し込むまで親しくなっていた。彼が皆に好かれていくのは嬉しかったが、自分だけ親しくしてもらっているのではなかったのかと、ほんの少し寂しかった。でも、こんなに大きな秘密は誰にでも話すわけはない。信頼されているのだ。

 クローゼットから衣類を素早く取り出した。フワフワのタオルと、かなり上手にアイロン掛けできたと自慢したいシャツを抱えて、再び浴室に飛び込んだ。そしてぎょっとしたことには、すでに23はバスタブに入っていた。

 な、何なの、この人。乙女の前で平然とお風呂に入るなんて! 泡がいっぱいで、また彼が入口に背を向けていたので何も見ずに済んだのが幸いだったが、時間とともに泡は消えてしまうだろう。真っ赤になってバスタブに背を向けると、汚れ破れてすらいる服を抱えた。

「タオルと下着と服、ここに置いたから。こっちの服はちゃんと見つからないように処分するから心配しないで……」

 慌てて出て行こうとするマイアに23は後ろから声を掛けた。
「待ってくれ、背中を見てほしい」

 はっとして振り向き彼の背中を見た。といっても、半分はカールした髪に隠れていた。マイアはバスタブに近づくと、そっとその髪をずらして、はっと息を飲んだ。赤く擦れて血がにじんでいた。背骨が変形して盛り上がってしまっている部分だった。その瘤のような背中を見て、マイアは自分がずっと勘違いしていたことを知った。ただの習慣的な猫背などではなかった。医学に疎いマイアは正式な病名を知らなかったが、くる病による脊椎後湾症だった。

「急いでいたので無理に狭い塀の間を通ったんだ。擦ってしまって、痛みがある。血が出るような怪我か?」
「うん。でも、お医者様に見せなきゃいけないほどの大怪我ではないから安心して。しみると思うけれど、消毒しておけば自然に治ると思う」
「そうか、よかった」

「化膿するかもしれないから、まずお湯だけで綺麗にするね」
マイアは清潔なハンドタオルを洗面台の温水で濡らして、丁寧に擦り傷をそっと洗った。彼の指示に従い、棚の中にあった消毒用アルコールで拭いてから絆創膏を貼った。「終わったよ」と言って泥と血で汚れた衣類を持って離れようとすると、背を向けたままひとり言のような小さな声で彼は言った。
「髪も洗ってくれるって、約束したじゃないか……」

 マイアは驚いて振り向いた。
「憶えていたの……?」

 彼の背中はもっと丸くなったように見えた。後ろを向いたままだったので表情は見えなかった。
「忘れる訳はないだろう」

「私、あの翌日に約束通り、石鹸持ってきたんだよ。でも、メネゼスさんにみつかっちゃった」
そう言うと、23は振り返った。
「知ってる。その戸棚、開けてごらん」

 彼女が洗面台の化粧戸棚を開けると、白いアラバスター製の石鹸箱が一つ入っていた。ふたを開けるとほとんど使い切ったようなすみれ色の石鹸が見えた。
「これ……」

「父が俺を罰するためにあそこに閉じこめた。でも、あの翌日に俺を心配した母が予定より早く館に戻してしまったんだ。何度も、わざと悪いことをしてあそこに閉じこめられるようにしたが、お前は二度と来なかった」
「来たくても来れなかったんだよ」
「わかってる。ずいぶん後になって、母が教えてくれた。お前の家族にも迷惑をかけたんだろう。すまない」

「23が悪いんじゃない。私がメネゼスさんに見つかるようなヘマさえしなかったら……」
彼は小さく笑った。
「ちゃんと約束通り、洗っただろう」

「こんなに素敵なバスルームがあるのに、なんであんなに汚くしていたの?」
マイアは父親のアパートメントの三部屋分よりも広い空間を見回した。扇形のバスタブは子供のころのマイア三姉妹が一緒に水浴びしても問題がないくらい広い。
「臍を曲げていたんだ。召使いもアントニアもみな24のことばかり褒めそやして面白くなかったんだろうな。それに噂されているのを聞いてしまって以来、背中を見られるのがイヤで風呂には入りたくなかった」

 マイアははっとした。たくさんの召使いに囲まれるこの暮らしで、産まれた時から召使いに世話をされてきた彼にとっては、使用人に肌を晒して入浴すること恥ではなかった。それよりもむしろ他の人と明らかに違う背中のゆがみを見られることの方を嫌っていたのだ。彼が使用人たちと関わろうとしないでいつも一人でいたのも、噂されてひどく傷ついたからに違いない。

 氣味悪がったり馬鹿にしたりしていないと、それどころか、背中がどうあっても好きだと思う心は全く変わらないと、できることならば言葉にして伝えたかった。友達としてならば、いや、使用人としてならば、それを言えたかもしれない。でも、マイアにとって23はもうただの友達でもご主人様でもなかった。

 いま以上に彼に近づくことはできなかった。空間と時間で量れば彼はとても近くにいた。けれどいくら近づいても、何も知らなかった友だちから何もかも心得ている使用人へとシフトしていくだけだ。ジョアナのように何もかも任せられる、けれど家族でも女でもない存在になってしまう。ドンナ・アントニアのような存在とは違うのだ。せめて十二年前にもっと親しくなれていたら。マイアは唇を噛んだ。

 けれど、先ほどの23の言葉を思い出して打ちひしがれた。あの頃、23はもうドンナ・アントニアを知っていたのだ。今ほど親しくなかった、むしろ当時はドンナ・アントニアと24の方が親しかったような口ぶりだったけれど、きっとだからこそ、当時から彼はあの美しい女性のことを見つめ続けていたに違いない。あの時に誰にも見つからずに、しつこく逢いに来れていたとしても、きっと今と変わりはなかっただろう。

 同じ金の腕輪を嵌めている。あのトリンダーデで逢った老婆も、マティルダも、この腕輪を嵌めている者は親戚だと言った。でも、私はボアヴィスタ通りに住む、ドンナの称号を持つ、そして誰もが振り返る美しい女性として生まれて来なかった。バックヤードに並んでいる、召使いたちの一人にしかなれなかった。背中を見て嗤った、彼の苦手な人たちの一人。

「背中、見ちゃってごめんね」
「服の上からだって隠せないんだ。抵抗しても状況は変えられない。これが自分なんだって受け入れるしかない」

「髪、今からでもよければ、洗うよ」
マイアがそう言うと、23はしばらく何も言わなかった。彼女はどうしたらいいのかわからなくて黙って立ち尽くしていた。やがて彼は後ろを向いたままシャンプーを差し出してきた。

 マイアは23の浸かっているバスタブの湯で手を湿らせて、シャンプーを泡立てた。石鹸と同じ爽やかな香りが広がった。余計なものを見ないで済むように彼の頭だけを見ながらそっと髪を洗った。

 ――髪も洗ってあげるね。十歳の少女の言葉は軽かった。それは庭の敷石を洗うことや縫いぐるみをきれいにするのと変わらなかった。その何げなくしてしまった約束を果たしているマイアは、誰よりも大切な人の頭に触れている。彼の命と想いを抱く特別な器。はじめて触れる彼の頭皮と黒髪。泡に輝く幾千もの虹。十歳のマイアだったら笑い声を上げて楽しく洗ったに違いない。社会階層の差も、恋も、何も知らなかった頃だったから。今は、ものも言わずにできるだけ優しく丁寧に指先を動かすだけだ。体中から溢れ出そうになる想いを堪えながら。こんなに近くにいるのに届かない、届けてはいけない想い。これが私のサウダージ。想うのを止められるならばとっくにそうしている。

 激しく高鳴る心臓の鼓動が彼の耳に聞こえているのではないかと思った。
関連記事 (Category: 小説・Infante 323 黄金の枷)
  0 trackback
Category : 小説・Infante 323 黄金の枷
Tag : 小説 連載小説 月刊・Stella

Comment

says...
更新、お疲れ様でした。

作品の舞台になっている町に実際に行かれているときに更新とか、すごく美味しいですねぇ。羨ましいなぁ。
そ・し・て……
きた~っ、沐浴シーンっ。
いやぁ、萌えますね、悶えますね~。思慕を隠して、好きな人の●(そこを伏せるかっ)を洗うとか。
23も、可愛いところがありますねぇ。「約束したじゃないか」の一言に、うわぁってなりました。それにしても23、いったい何をしに外出してるんだろう?
マイア、なんかやっぱり、ひとりでぐるぐるしてますね。ていうか、引っ込みすぎ(笑)せっかくの大チャンスなのに、なんかこのまま何事もなしとかになりそうな予感が。某塾講師じゃないですけど、「いつやるか。今でしょ」ですよねぇ。

はたしてどうなるのか、次話が楽しみです。
2015.03.25 10:45 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

ポルトにいて、この話の更新するなんてことは最初で最期でしょうね。しかもなぜ沐浴シーン(^_^;)
伏せ字にすると怪しさ十倍ですが、笑える。

23、洗って欲しかったらしいです。ヤバいことをしている自覚はあるのかないのか。

外では大したことはしてません。出るだけで、本人にとっては大冒険かも(^^)
お金もないし、知らない事も訊けないし。

マイアは、このままぐるぐるさせておきます。こんな所でハッピーにはしませんよ。
なんせ作者がSだし( ^ ^ )/□

23の秘密がわかった所で、次回からはお外の話も増えます。ようやく。また読んでくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2015.03.25 18:54 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
昨日の晩、コメ書こうと思いながら、見事に寝落ちしてしまいました。
(もう、ここのところ家の方がバタバタで落ち着かなくて><)
リベンジ。
ついにあの沐浴の約束が果たされましたね。
マイアもやっぱりずっと気になっていたんでしょうが、今回23が、そのことをずっと覚えてていたんだと知って、
気持ちがさらにぐらっときたのではないでしょうか。(いい意味で)
お互い、ずっと気になっていたんだと分かるこのシーン、いいですねえ。
そしてやっぱり沐浴。髪を洗ってあげるシーンはドキドキしますね。
ただ色気があるというよりも、このシーンは病気の事もあり、胸の痛みも伴う微妙なシーンでしたが。
そこもまた、二人の想いが強く惹かれあう要因になるのかも。
この二人は、どんな方向に向かうのかな・・・。
またゆっくり見させていただきますね。
2015.03.26 23:35 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
おはようございます。
お疲れのところ、わざわざありがとうございます(´д` ;)

まさかこんな形で約束を果たすとは思っていなかったでしょうが、二人ともちゃんと憶えていただけでなくて、特別に思っていたのがわかるシーンのはずでした。でも、マイアはわかっていませんよね。

背中のことのわかるシーンは、色々と考えたのですが、ただ見せると深刻になるので、「何やってんだ」の入浴と混ぜてみました。

マイアが自分に自信を持てないのはわかりやすいと思いますが、「王子様」ライフの23の方にもそういう要素が必要なので、背中の件を加えました。(もう一つあるのは、思慮の浅いマイアには最期までわかりませんので)

お外に出られることが分かったので、次回からは、どんどん展開します。また読んでくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2015.03.27 10:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
だよね、憶えていたよね。とマイヤと同時に思いました。
期待度的にはムフフだったかもですが、何ですかこの切なさは・・・
石鹸のせいですかね。二人、近いなあ。

ほう23、外に行っていたのですか。外で何を?
ずっと先でも良いから、マイヤと一緒に堂々と外を歩けるようになれると良いなあ。
はっ。バイオリンの方と会ったり?
この先の展開がまた楽しみになりました。
2015.03.28 11:32 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

ポルトから無事戻ってきました!
いない間にも読んでいただけて感謝です。

そうなんです。憶えていました、なんてね。読者の方は外伝でもういろいろわかっているかと思いますが、マイアはいまいちわかっていなかったかも。
沐浴小説ブログ(違う!)とはいえ、ええ、少なくとも危ないことは何も起こっていません。色っぽさよりも切なさメインのままずっとラストまで突っ走る予定なのです。おっしゃる通り、近いんです。だからこそ、いい加減、どっちかアクション起こせ! なんですけれどねぇ。作者が意地悪です。

堂々とは、たぶん当分無理でしょうが、次回からは、こそこそお外へ参ります。
外で何をしてるんでしょうね。って、実は、ほとんど何もしていません。出てみたかっただけらしい。

あ、22? あの人は、本当は23よりも、お外にも出ていい待遇になっているんだけれど、意固地になってどこにも行かないからなあ。あの人は、かなり面倒くさい人ですよ。いずれ対面シーンもあるんですが、それは三作目ですね。(まだ書いていません!)

この先も読んでくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2015.03.28 23:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
へぇ、秘密の脱出通路ですか?サキはこっちにもワクワクしてしまいますね。23以外の誰も気がついていないというのも凄いですが、23がこれを使って外へ出ている。こちらの方が素敵です。物語が大きく展開しそうな予感。(ジョゼがかかわる余地はこの辺りから?)
しかもその大切な秘密をマイアにだけこっそりと打ち明けている。
やっぱりマイアは特別なんだな。サキの気持ちはは盛り上がります。
稲妻の中、突然現れるずぶ濡れの23、居住区の構造を上手に使った2人のやり取りと行動(マイアのてきぱきとした行動がいいです)、それに続く入浴シーンと一気に読ませていただきました。
石鹸の話や背中のこぶの話などからも、23がマイアを特別と思っていることを感じるのですが、マイアは自分の中でグルグルしているだけだなぁ。でも、分別のついたマイアにとって、まさか・・・と言う気持ちが大きいんだろうなと思います。どうなるのかな。
サウダージの歌詞もいいですね。
2015.03.29 05:13 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
夕さんったら、旅行に旅立って、なんと素敵な置き土産をしていかれたのだろうとニマニマしておりました。やっぱり沐浴小説ブログ(違う!)としては、読者サービスを忘れておられませんね(^^)
じゃなくて……沐浴シーンで切なさを出す。これって、いいですよね。距離が近い分、気持ちも近づくのかと思ったら、そうでもなくて、そのギャップがまた切なさを醸し出すというのか。サービスシーンとして私も時々使いますが(使うのか……)、書いているうちに自分もちょっと切なくなってくる感じ。マイアのこのシーンも、約束は果たされたものの、という切なさが籠められていて、なんとも素敵なシーンでした。しかも、マイアはどんどん気持ちが盛り上がって行っていますよね(*^_^*)
あぁでも、23は何というのか、やっぱりこういう場面のマイアにとっての意味合いを考えていない、というのか、育った環境のせいでよく分かっていないというのか。ただ、背中のこと、彼自身は受け入れるしかないと言っていますが、それでも少しマイアに対しては気持ちが動いたのかなぁ。何というのか、マイアに見せることは、他の誰かに見せるよりも意味のあることだったんじゃないかなぁと。
これは夕さんがSで正解です。だって、そんなに簡単に引っ付いたら面白くないもの。まだまだマイアには切ない思いをしていただかなくちゃ、とやっぱりSな読者も思うのでした。
そして、こっそり外に出ていたという23が少し意外でした。結構冒険家なんだ……
先を楽しみに待ちます(*^_^*)
2015.03.29 10:14 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんにちは。

インフルエンザは、もう大丈夫ですか? ご無理なさらないでくださいね。

秘密通路、実は、館の中にはいっぱいあって、全部を把握している人はいないみたいです。都合のいい設定ですが、実際のお城の話にヒントを得て(笑)
今までの所、23は外の人とは誰とも接触していませんし、禁じられているからこそとにかく出てみたかっただけなのですが、マイアが知ってしまったので、これからはほんのちょっとだけ変わっていく予定です。

23にとってマイアは無条件で信じられる相手なので、母親にもアントニアにも絶対に言えない秘密も打ち明けられるし、助けも求められるのですが、ええ、マイアはそれでもグルグルしていますね。ストレートに訊いちゃえば話が早いんですけれど、私が意地悪なので、そんな簡単に話を終わらせたりはしないのです。

「私のサウダージ」歌詞をマイアの想いに重ねてみました。どんなに重い歌詞でも、本質的には軽いボサ・ノヴァ調なのがマイア、もっと深刻で切実なファド調なのが23たちドラガォンのメンバーと、私の中ではテーマ曲が別れていたりします。

コメントありがとうございました。
2015.03.29 13:04 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんにちは、そして、ただいま〜。

ええ、沐浴小説ブログの意地と誇りを持って……だから、違うって(笑)

恋愛小説の沐浴シーンでイチャイチャしたら、疲労感がMaxになりますから。
彩洋さんの所のお二人の沐浴シーンでも確か頭でしたよね。
っていうか、他を洗うのは、うちの所の二人の場合はヤバすぎます、いくら約束でも。サービスでも(笑)

23は、わかっていないようでわかっている時もありますが、今回は、わかっているようで、わかっていないかも。マイアもわかっていないので、お互い様ですが。23にとっては、ここでは助けを求めるしかなかったから、さらけ出しちゃっていますが、そうでなかったらたぶん背中は見せたくなかったと思います。いつかはわかってしまうし、もう知っているかもしれないと思ったかもしれないけれど。でも、見せても全然変わらなかったことや、手当もちゃんとしてもらえてホッとしたのかな。甘えてますしね。

S読者の方への朗報ですが、最終回までずっとこのままです。しかも、途中で盛り上がりシーンと最終回の季節の隔たりに氣がついて、さらに引き延ばしましたので、さらにこじらせています。こじれないとつまらないですよね〜。

そして23は、こそこそ冒険しています。
でも、石橋を叩いて叩いて慎重に。
何も考えていないマイアとは対照的です。
次回からは何も考えていない人が主導的になります(笑)

また読んでくださると嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2015.03.29 13:18 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1025-b6d2d1e8