scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

樋水龍神縁起の日です

本日、2015年4月8日は、私にとって特別な日です。

奥出雲にて

2011年から2012年にかけて書いた小説、「樋水龍神縁起」四部作では、重要な日付が二つほどあります。一つが「千年祭」で、これは2012年10月30日でした。「六白の年、六白の月、六白の日」が重なる満月です。しかも、辰年でした。この日は私の小説「秋、白虎」の中では、「龍の大媾合おおみとあたい 」という、大神事がおこりました。

そして、それから891日、すなわち九×九九日後、今度は「三碧の年、三碧の月、三碧の日」がめぐってきて期が満ちるのです。三碧は四神相応の方位では青龍にあたります。そして、私の作品「春、青龍」の中ではこの日に、新しい川「みずち 」が生まれたことになっています。それが、今日の花祭りなのです。

「大道芸人たち Artistas callejeros」が未来の話になってしまったのも、オリキャラのオフ会を強引にこの日に設定したのも、暦でこれだけの特別が揃う日が、他に見つけられなかったからです。反対に、たまたま書き終えて発表しようと決めた年が「千年祭」の歳だったことや、その歳からブログをはじめたこと、創作を再びものすごい勢いでし始めたことなど、とても偶然とは思えず、私にとっては思い入れのありすぎる二日です。そう、この二日、何かの元ネタがあってそれをパクって使ったのではありません。暦を見ていて自分で見つけたのです。普段そんなインスピレーションが湧くタイプではありませんので、やはりこれの執筆中は、何かがいつもとは違ったのだと思います。

そして、「千年祭」の日に、ブログの記事で「891日後にもこのブログを続けていられるといいなと思います」と書きました。ええ、続けていました。それどころか「オリキャラのオフ会」を企画していました(笑)

「樋水龍神縁起」は、私の作品の中では若干異質な上、読者も限られている作品です。が、一番大切な作品を一つ選べと言われたらこの作品になると思います。再生した私の最初の作品であると同時に、言いたいことを全て網羅した作品、そして、二度と書けない類いの作品です。




「樋水龍神縁起」本編 あらすじと登場人物

官能的表現が一部含まれるため、成人の方に限られますが……「樋水龍神縁起」四部作(本編)は別館にPDFでご用意しています。
縦書きPDF置き場「scribo ergo sum anex」へ行く 縦書きPDFで読む(scribo ergo sum: anex)
関連記事 (Category: 樋水龍神縁起の世界)
  0 trackback
Category : 樋水龍神縁起の世界

Comment

says...
樋水龍神縁起の日、おめでとうございます。

ついに来ましたね、この日が。
今日の関西は、寒の戻りで凍えていますが、とても良いお天気です。桜もまだ満開に近く、春爛漫です。
ちなみに、松江や出雲も、快晴のようです。ここのところずっと天気は悪かったのですが、やはりなにかあるのかもしれませんね。
松江あたりでは、今ごろきっと、いろんなキャラがお祭り騒ぎをしているでしょうね(笑)

さて。
八少女夕さんの小説のなかで、私にとって記念すべき作品はやはり「樋水龍神縁起」です。
衝撃でした。なんだこれ、って思いました。大人っぽいラブストーリーも魅力的でしたが、なによりもそこに書かれている事柄や思索の深さと重さに驚きました。
いちばん大切な作品、と仰っている気持ちも、わかるような気がします。ほんとうに、渾身の記念碑的な作品ですよね。
この作品を読ませていただけたこと、感謝しています。

これからも、素敵な小説をどんどん書いてくださいね。そして、いつまでも活動を続けてくださいね。
今後とも、よろしくお願いします。
2015.04.08 08:50 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
とても不思議な力が働いてオリキャラさん達も豪華総動員でしたね。執筆お疲れ様です。

辰も青龍も蛟も、「蛇的、龍的」なものですよね。そして水を象徴するものであり、蛇は
巡るものというイメージもあります。(ウロボロスの環……とか)

夕さんは島根がとてもお好きですよね。
縁あってスイスにお住まいの夕さんですが、執筆再始動の第一作目、記念碑的作品は日本が舞台というのもすごく不思議な縁を感じさせられます。

上手くいえないけれど、夕さんが仰るようにやはり「何か」があったのだと思います。
目に見えない不思議な領域の部分で……。

「樋水龍神縁起」は、「恋愛」を通して本質に行き着く物語ですよね。恋愛要素ももちろんあるけれどもっと普遍的なものが根底に流れていて、読む人の心を打たずにはいられないものがあると思います。
切ないという言葉では言い尽くせないもっと深い痛みというか……。

これからも執筆頑張って下さい。
不思議な力がこれからも夕さんを守って下さいますように^^

2015.04.08 10:52 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

一人で盛り上がっているだけのウルトラ自己満足記念日なんですが、お祝いコメントだけでなく、作品でまで盛り上げていただき、本当にありがとうございます!

四月の頭に満開になっちゃったから夫婦桜なんてファンタジーかなと思ったら、途中激寒で、もしかしたら奥出雲の八重桜はなんとか間に合ったかもしれませんね! いいお天氣ということであれば、松江観光にもちょうど良かったですよね。オリキャラの皆さん、平日なのに、集まっていただいて〜。

あまりにも一杯書いているんで、すでに「過去の作品」になりつつある「樋水龍神縁起」ですが、時々読み直すと、やっぱりこれは特別だなと思います。TOM-Fさんに読んでいただけて、感想をいただいてとても嬉しかったことを思い出しました。長いから、読んでいただくのも大変なんですけれど。出す所に出したら、技術的にはこてんぱんに言われるでしょうが、そうであってもこれだけは、生涯特別であり続けるだろうなと思います。

なんて記事の後に、あんなおちゃらけ作品を発表している私。でも、どっちも私かな〜と、思うこの頃です。

この日は、ブログ活動でも一つの節目として考えていましたが、無事に迎えて、その日が終わろうとしています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

お祝いのコメントありがとうございました。
2015.04.08 19:20 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうなんです。「樋水龍神縁起」は、「朱雀」「玄武」「白虎」「青龍」の四つに分けていて、「青龍」は四分の一であると同時に、「龍神縁起」として全体を覆っているという二重構成にしたんです。その時に、龍の話だから、すべてに水を絡めるということも決めたんです。夏にシャワーとか、冬に雪とか、秋に池とかも含めて。その上での春に新しい支流の誕生なんですけれど、支流=ミニ龍=蛟までは、自分の意志でモチーフを集めたんです。

その後がもう勝手にどんどん集まってきて、その一つがこの暦の不思議であったりとか、ウロボロスとも遠く繋がる南米のクアトリコエとか、もう大して調べなくてもどんどん出てきて不思議な執筆期間でした。中身も、普段の私よりも、一段掘り下げて、さらに普段は書かないようなことまでさらけ出して書いています。一種の「憑かれていた」みたいな感じだったのかもしれませんね。本当に四ヶ月で書き上がっちゃったのも恐ろしい位。それなのに、「大道芸人たち」の第二部に数年かけている私って……。

島根Loveは「樋水龍神縁起」からの後付けなのです。なんとなく「伊勢じゃないんだよな」「熊野でもないし」とわからないままに適当に出雲にして、それから調べているうちにどんどんはまっていき、今では島根県応援団に入ってしまう始末(笑)

自分では意識していなかったのですが、後からはまったポルトは「竜」に縁が深い街で、竜をモチーフにした作品、書いちゃっていますし、私はまだ龍王様にがっちりつかまれているんだろうなと思っています。

「オリキャラのオフ会」も書き終えましたし、工口シーン作品、もといポルト作品の三つ目「Filigrana 金細工の心」、頑張って書きあげようと思います。また読んでいただけると幸いです。

お祝いのコメントありがとうございました。
2015.04.08 19:37 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1036-6178c7bb