scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

「YUKA's レシピ 作りおきで時短弁当」入手しました

さて、今日はずいぶん前から書きたかったことを。ブログのお友だちの一人のYUKAさんが、今年のはじめにお料理本を出版なさったのですよ。このMookについて。

YUKAさんとは元々は小説を書く創作系ブロガーさんとしてこちらのブログを訪問していたのです。憶えていらっしゃる方もあるかと思いますが、YUKAさんからのリクエストにお応えして、人氣小説「誓約の地」の主要登場人物四名様をお借りして、うちの「大道芸人たち Artistas callejeros」の四人組と一人ずつ組み合わせたフィレンツェ四部作を書きました。そのYUKAさんです。

お忙しい仕事の合間に小説を書かれるだけでなく、YUKAさんはお弁当をテーマにした別ブログでも活躍なさっています。

YUKA’sレシピ♪

そのお弁当というのが、ブログをご覧いただければ一目瞭然ですが、「こ、これ、プロがつくっているんじゃじゃないの?」というすごいクオリティ。たまになら、そりゃお料理の上手な方なら出来るかなと思いますけれど、なんと毎日なんですよ! 毎日更新されているブログに証拠写真が載っていますから間違いないんです。ええ〜! どうやって?!

という疑問に答えてくださるのが2015年の2月に出版された「YUKA's レシピ 作りおきで時短弁当」です。

私はお知らせを聞いてすぐに予約しましたが、日本の母が届けてくれるまでにしばらくかかり、それからこちらも記事がいろいろと立て込んでいたので今になってしまいましたが、読んで感動しましたので今さらですがご紹介させてください。

この本、フルカラーの100頁近くあるお料理本なんですが、びっくりするほどお買い得なお値段です。しかも、YUKAさんはこの本の中に、彼女のお弁当を「私でも出来るかも」と錯覚できるほど詳細に説明してくださっていて、出し惜しみが全くありません。

朝の出勤前は、誰でも忙しいもの。可愛いお弁当に憧れていても、時間がかかると毎日は続けられません。YUKAさんのテクニックは、万端の準備でいかにスピーディに朝お弁当を作れるかを極めてあります。週末の計画的なお買い物、カラフルな常備菜の準備、前日の準備など「なるほど!」と頷く事しきり。

またいろいろな形のお弁当箱がありますが、その形ごとにどうやると見栄えが良くなるかまでが丁寧に解説してあるのです。いわれれば正にその通りですが、考えた事もなかった内容です。

お弁当を持っていかなくてはならない、もしくは作ってあげなくてはならない立場の方、特にその見た目を氣にしなくてはならない方には、本当におすすめの一冊です。

で、実をいうと、私はYUKAさん形式のお弁当は必要ではないのです。ここは日本ではないから。こちらではお弁当に見た目を求めるという文化がないのです。例えば丸パンにハムが一枚挟まっているものとリンゴ一つ。もしくは昨日のリゾットの残り。お弁当として人びとが持って来るのはそういうものです。

でも、YUKAさんの本には学ぶ事がたくさんあって、別の形で愛用させていただく本になりました。

その一つがかわいいデコレーションの極意。我が家では、お客を招いての食事が多いし、時々立食パーティもするのです。そういう時に同じ食品でも簡単に可愛くデコレーションが出来ると、お客さま受けが違うのですよ。

それから、たくさんの常備菜レシピ。どうしてもマンネリになりがちな食卓に、色とりどりでバラエティ豊かな常備菜を用意していくと、ちょうどいいおつまみみたいになって、日常の食卓が楽しくなります。

それに、今まで知らなかった食品の保存方法もたくさん書いてありました。勉強になりますよ。

それに、YUKAさんの料理に対する姿勢が、とても共感できるのです。素材を大切にすること。買ってきた食品をきちんと使い切ること、見かけだけでなく栄養や環境にも留意すること、綺麗で健康的だけれど省ける手間はどんどん省いて楽しく作ること、などなど。

これだけの濃い内容で、900円しないんですよ。あまりにもお得すぎて目を白黒してしまいました。

お弁当や持ち寄り料理のアイデアの欲しい方には、猛烈おすすめの一冊です。

関連記事 (Category: となりのブログで考えた)
  0 trackback
Category : となりのブログで考えた

Comment

says...
姪が転がり込んでいた時、お弁当の本を買ってあれこれやってみようと思ったものでした。でも、結局長続きしませんでした^^; 忙しいとかいうのはあまりいいわけではありませんね。これは多分、生来の性質があるに違いありません。
こんなふうに素敵なお弁当が作れる人、本当に尊敬しちゃいます。お弁当の本は楽しいですよね。でも残念ながら私にとっては参考書ではなく、眺めて楽しむ目の保養に終わってしまいます……
お料理の本、実は読み込むと色々薀蓄が書かれているのですよね。私は「旬の本」というのを愛読していましたが、実生活や食卓に活かせているかというと…・・・・う~む。
結局、マメな人は本なんか見なくても自分で実践しているのでしょうね~。うちの母を見ていてそう思います。
いや、夕さんは本当にマメだと思いますよ! それこそ仕事もして作品もいっぱい書いて、さらに家庭のお仕事……私には真似ができないわ、といつも感動しています。
2015.06.07 15:15 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

あ、姪御さんは、もうご一緒に住まわれているのではないのですね。あれからずっと面倒を看続けられていらっしゃるのかなあと思っていました。

うん、彩洋さんの殺人的なお忙しさでは、毎日のこんなに凝ったお弁当(しかも姪御さんとはいっても自分ではなくて人の分)を作り続けるのは難しいと思いますけれど、でも、私のように五時きっかりに職場を出るような暇ライフでも、出来る方と出来ない方がいるというのが現実かもしれません。

子供の頃、いつも凝ったお弁当を持ってくる同級生がいて、お母さんが毎朝、何時に起きているのか訊いたことがあります。五時ですって。「たかだか子供のお弁当のために五時?」と、私は思って、そんなことを母に頼むくらいなら茶色いお弁当でいいやと思いました(笑)
で、高校生の時には、母は既に作ってくれなくなり、お小遣いから買い食いするか自分で作るか選べと。
当然、お小遣いの目減りを減らすために自分で作るようになり、そこそこの家事は早めにできるようになりました。

でも、こういうすごいお弁当は、未だに作ったことはありません。やっぱり、私の優先順位はお弁当ではなく他の所にあるらしく。

それに、私の持っている料理本のほとんどは「簡単」「早く」「見栄えがよく」みたいなキャッチフレーズがついています。
明らかに「じっくり丁寧」型ではなく、けれど、やはりやるからには少しは賞賛が欲しいらしく、いかに労力が少なく最大の賞賛が得られるかに命をかけているみたいです。たとえ連れ合いの「これは美味い」のひと言でも、やる氣には大きな差がでます。お弁当に力が入らないのも、たぶん毎日やっても誰も賞賛してくれないからに違いありません。

というわけで、お弁当の本を買っても、使う方向は全然別のものになっているという(笑)

私は、全然マメじゃないですよ〜。ズボラが服着ているみたいなものです。だからこそ、簡単にできることはピンポイントでやって、「あいつはズボラすぎる」のそしりを免れているのかも。彩洋さんのように、一年を通してお庭を綺麗に保ったり、きちんとした煮物をお作りになったり、出かけて感じたことの記録をきちんと記事にしたり、そういう細やかなことが出来る方こそ本当にマメなのだと思っています。

コメントありがとうございました。
2015.06.07 19:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
本当に、これは眺めるだけでも楽しいし、幸せな気分になりますね。
私はめちゃくちゃズボラで手抜き人間なので、こんなきれいで完璧なお弁当は、作ったことがなくって・・・。あ、言わなくってももうバレバレですよね^^;
(娘は「もう」ってボヤくけど、息子は今まで一度も文句言わなかったなあ…。ごめん息子)

でも、やっぱりこういうのも才能ですよね。
きっと、時間がなくて面倒くさがりの人の方が、ぱぱっと短時間で素敵なお料理とかお弁当を作っちゃうんですよ。
きっと、夕さんはそのタイプだと思います。時間をかければいいというものじゃないですもんね。
そちらではホームパーティなんかも多いと聞きますし、手際の良さは洗練されてると思います。
いや、何より食べることが好き、というのがお料理上手の第一条件ですもんね。

気がついたら休日3食、パンとコーヒーだった・・・とかいう私には、やっぱり、無理なのかも。
ああ、こんなおいしそうなお弁当を作れる奥さんがほしい。(結婚できない男のセリフみたい><)




2015.06.07 23:23 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
実はわたしも買ったでやんす。

ラタトゥイユで挫折中(← それって最初のメニューやんけ!(^_^;))
2015.06.08 05:32 | URL | #0MyT0dLg [edit]
says...
お仕事をしつつお弁当を作りつつ他にもいろいろ…
いったいどこにそんな時間(+エネルギー)があるんだろう…

(どんどん小説が生み出されてる夕さんにも同じことを言えますですが)
2015.06.08 08:25 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

limeさんはお子さんお二人分のお弁当を作り続けていらっしゃるのですね。お仕事をしていらっしゃるのに大変!
作ってあげるだけでもすごいことですよ。うちの母みたいに「自分で作りなさい」でも、いいんですから!

私自身はもちろん、こんな素敵なお弁当は一度たりとも作ったことありません。
何よりも朝そのために15分早く起きるのすら出来ないし。
いつもの茶色メインのお弁当にブロッコリーとプチトマト入れただけで「おお、色がついた!」とか言っているタイプなので、「にんじんとプチトマトは同じ赤系統でも彩度が違うので並べても大丈夫」って書いてあったのをみて「レベル違いすぎ!」と思いました(笑)

だから、お弁当としてだけでなく、普通の常備菜やパーティ用でも全部真似が出来るわけではないのですが、それでも「え、この手間でこれが出来るんだ!」と目からウロコの部分もあって、そういうのだけは早速取り入れています。
レモンの薄切りを凍らせておいて、それを保冷剤を兼ねてしきりにするとあって、「なるほど!」って思いました。これまで使い切れなかったレモンをどれだけ腐らせたんだろう。もったいないことしました。

私は食べるのも好きだし、何かを作って食べてもらうのも好き。(でも、複雑な手間がかかるのは苦手)
だから、簡単でおいしくて人眼を惹くようなTIPはいくらあってもOK。
今度もちよりで何か持っていかなくちゃ行けない時にも参考にさせてもらおうと思っています。
でも、私もこれ作ってくれるポケット嫁さんがほしいわぁ。

コメントありがとうございました。
2015.06.08 19:44 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

最初のメニューからトライする所が、きちんとしているポールさんらしいです!
ポールさんは、お料理もかなりの腕前みたいですし、楽勝じゃないですか?
もっとも、男性がこういう乙女感満載なお弁当を広げたら、別の意味でどよめきが起こりそう。
今度、カードゲームの会などでやってみませんか(笑)

コメントありがとうございました。
2015.06.08 19:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

本当にYUKAさん、すごいですよね。
以前、こういう料理の本を読んで「こんなの毎日出来るはずないじゃん」と思ったことがありますが
YUKAさんのブログ、本当に毎日このレベル。すごすぎです。

あ、私ですか? ははは。エネルギーはあまりかけていないし、時間もたっぷりありますから。学生の皆さんよりも暇に違いないと思います。
あ、リアルが充実していないともいうか。

コメントありがとうございました。
2015.06.08 19:52 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こここ、こんばんは――!

お久しぶりです!
お元気でしょうか^^
私、、時々こっそり覗かせて頂いていましたが
この記事を見逃していました(何故だ?)

あわわ。
ありがとうございます!
なんて素敵に紹介を~~~~><。

コメントくださった皆様も優しい*^^*

お弁当作りは、はっきり言って趣味のひとつのようなものでして
意外とというか、見た通りというか、簡単なものしか作って無くて^^;
しかも、日本のふつ―のスーパーで買えるものばかりという
ある意味リアルなお弁当&常備菜です(笑)

あまりにもいつも通り買い物して作ったので(買いだしも私なのです)
料理研究家やプロの方が(一部有名ブロガ―様も)
購入する食材などのコストと10分の1ぐらいの差がありまして(笑)
あり得ないぐらい低コストで、ある意味リアルですねと言われ~~
経費のかからないブロガ―だと思われております(笑)
皆さん、どんなものをどんだけ買ってるんだよ――!とビックリあんぐりww
もっと色々買っちゃえば良かったのにと、スタッフにこっそり言われて
(個人的に)しまった。みんな賢いな―と思ったのはここだけの話です(笑)

ドイツやイギリスの本屋さんでも扱っていたとコメントを頂いていました。
私が言ったことのない国にもおいてくださっていた本屋さんがあるそうで
こうして夕さんが購入してくださって、日本を離れスイスにもいきました♪
私の代わりに旅しております。
本当に人生何があるかわかりません。

今回、本当にありがとうございます!
コメントをしていませんし、以前より時間がかかっておりますが
作品も少しづつ読ませて頂いています^^
私のこと、忘れずにいてくださったことが本当に嬉しい*^^*

最近はお仕事を受けることもあるので
どうしてもお弁当ブログが中心になってしまって
誓約の地になかなかとりかかれませんが
小説ブログ、そして優芽の樹は私の原点です。
これからもこっそり遊びに来させて頂きます^^
読み終わったら、コメントさせて頂きますね^^

そしてこの記事をリンクさせて頂いてよろしいですか?
料理ブログの方になりますので、ご迷惑でないなら、ですが。


2015.06.18 13:31 | URL | #GWG7oyQ. [edit]
says...
こんばんは。

こちらこそ、コメントの方ご無沙汰してしまっています。
おかげさまでピンピンしています。

YUKAさんがいらしてくださっているのは、(ログインしていらっしゃるときは)足跡でわかりましたので、ああ、いらしてくださっている〜と喜んでいました。この記事は、わりと最近出したので……。

予約して発売日の翌日には実家に届けてもらったので、本当は、出版後すぐに書きたかったのですけれど、「お弁当の本、届いていない?」「え。送ったでしょ?」「え。来ていないよ」「あ、まだこっちにあった」みたいな謎のやり取りがあり、わりと最近でした(笑)

でも、本当に目からウロコのことが満載の素敵な本で、重宝させていただいています。

そうか〜。本を出すのにあたって、高級食材を使えば、それを払ってもらえたのか!
それはもったいない。「松坂牛のすき焼き弁当」とか「松茸ぎっしり炊き込み御飯」とか。

でも、いつもの食材とは思えないくらい「ハレ」な感じがぎっしり。
とても綺麗で、これは外国の本屋さんで見たら、「OOOOOh!」ってなるでしょうね。

お弁当のブログに、最近はほぼ毎日伺わせていただいているので、お忙しそうと思って、頼もしく拝見しています。
お体を大切に、ますますご活躍くださいね。
「誓約の地」も焦らずにゆっくりと。
楽しみに待たせていただいております。

この記事へのリンク、もちろんOKです。ありがとうございます。
あ、あと、ポール・ブリッツさんも、数日前の記事でYUKAさんのご本の写真をご紹介なさっていましたよ。

コメントありがとうございました。
2015.06.18 18:18 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1067-9eff5990