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Posted by 八少女 夕

残したくないから

本日は「美味しい話」カテゴリー、またの名を「食いしん坊」トピックです。

シニア・ポーションだそうで

スイスをはじめとするヨーロッパで外食をすると、値段の高さだけでなく、一人分の多さに辟易することが多いですよね。

日本だとランチで千円以内というのは珍しくないと思いますが、スイスだとそれが可能なのはファーストフードだけでしょう。かなり格安だなと思うランチでも1500円くらいはします。そして、量が多いんです。

ステーキなどのちゃんとした肉料理だと3500円くらいはとられます。ステーキは180gくらいあります。そんなに食べられないよと思います。

だから以前は、ヴルストサラダといって、サラダにセルブラソーセージが入っているのを昼食にしたりしていたのです。肉料理でも付け合せの代わりにサラダがついた「フィットネスメニュー」にしたりしていました。そうでないと食べきれなかったのですね。

ところが、最近、半量にしてお値段は25%オフ、というような「少食用オプション」をしてくれるレストランが増えてきたんですね。肉や魚など二切れがデフォルトのところを一切れと付け合せも半分、というような具合に。

そういうオプションのあるレストランには、好んで入ります。食糧廃棄の問題は日本はとんでもないことになっていると言いますが、ヨーロッパでも人ごとではありません。世界のどこかで飢えている人がいる一方で、食べきれない食事を捨てたりはしたくないのです。食べられなかった肉や付け合せの野菜だって、捨てられるために命を落としたなんてあんまりじゃないですか。

そういえば、ウィーンに行った時に「フィグルミュラー」の巨大カツレツを食べにいきました。絶対に食べきれないとわかっているんですけれど、どうしても食べたいんです。そして、あそこのいいところは食べきれなかったらお持ち帰りさせてくれるのです。

母と二人分、それぞれその場では三分の一くらいしか食べれなくて、残りは持って帰りました。ホテルは三泊くらいしたと思いますが、冷蔵庫に入れさせてもらい、それからはウィーンでは夕食はレストランに行かず、パンを買ってきてカツサンドにして食べました。結局、ザルツブルグへ移動の時も含めて、食べ終わるまで三日近くかかりましたが完食しましたよ。美味しかったですが、しばらくシュニッツェルは注文しませんでしたね(笑)
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Category : 美味しい話

Comment

says...
お隣の農業国フランスでは国家の倉庫が「小麦の山、バターの海」とかいう話を聞きましたが、やっぱり世界規模では適切なところに適切な量の食糧を分配するのは難しいのでしょう……。

日本でも、やれ安くて大盛りだ、とか、バイキング食べ放題だ、とかやってますが、そのうちそうした食料分配の歪みに「揺り戻し」がくるのではないかな、と思ってます……。
2015.08.04 00:02 | URL | #0MyT0dLg [edit]
says...
豆のソース?

ヨーロッパも量が多いんですね
私は少食だから困るな…行く予定はないので杞憂ですが…
2015.08.04 12:49 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

食糧問題は、本当に考えさせられる事が多いですよ。
アフリカで地元の鶏肉が、ヨーロッパから送られてくる激安の鶏肉のせいでペイできなくなり、生活も立ち行かなくなっていると言います。骨のついていない胸肉などが売れるので、大量に生産して余る骨付き部分を捨てる代わりにアフリカに輸出しているんだそうです。そういう話を聞くと、人間のエゴというか業の深さなどをしみじみと感じます。

日本でも、もともと利益も出ないような丼ものを10円や20円値上げしただけで消費者が大騒ぎしたり、消費期限が数分過ぎたからとガンガン捨てたり、ポールさんのおっしゃるように大量のバイキングの食事で本当に必要な分量以外の食糧を無駄に消費したりしていますよね。そういう話を聞くと、これはよくないぞと思います。限りある食糧を、誰がどのように生産して、さらにはどう大事に食べているのかまで考える必要、おおいにありますよね。

ちょうど、この手の話を来週用に書いて、昨日予約投稿したところでした。こっちを予約投稿したのは、既に忘れていたりして(笑)

コメントありがとうございました。
2015.08.04 18:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

これはね、ペッパーソースでしたね。コショウが粒のまま入っているんですけれど、これって残さずにコショウ食べる人、多いのかな。私は、全部は無理ですね。硬いし、さすがに噛むと強烈です。

あ、ダメ子さん! ヨーロッパに新婚旅行で来るかもしれないじゃないですか。
でも、まあ、新婚旅行は、ダーリンと「あ〜ん」と分け合えばいいんですものね。(妄想モード)
いずれにしてもアメリカや、オーストラリアほどは多くないはずです。たぶん。

コメントありがとうございました。
2015.08.04 18:25 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
PIYOによると、お誕生日だったのですね! おめでとうございます!!
そうかぁ、「ここまで無事に歳を重ねてきました。みんなありがとう」って自分からみんなに奢るわけなんですね。でも、帰ったら、旦那さんとお義母さまがプレゼンと共に待ってくれていたなんて、素敵ですね~。うちはみんな忘れてるなぁ。う~む。素敵な1日を過ごされたと思いますが、これからも引き続きよろしくお願いしますね!

富の配分、食料の配分。これは本当に難しいですよね。必要なところに行きわたるのがとても難しい。大きな災害が起こる度に巨額の寄付金が集まるのに、その配分でいつも揉めて、結局ちゃんと行きわたらなかったり。
でもせめて身近なものは大事にしたいですね。大きなことを成し遂げるのは難しいけれど……
2015.08.05 14:25 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

なんでしょうね。お誕生日会っぽいやつなんでしょうか。それの「プレゼントをもらえる」がなくなったバージョン?
大台に乗る時は、かなり豪勢にしなくちゃいけないらしく、二年後が……。

連れ合いは、自分の誕生日の時は一週間以上前から騒ぐのに、私の誕生日毎年は忘れるタイプなんですが、今年はどうした風の吹き回しか……ありがたいことです。

この歳になると、もはや誕生日と言ってもあまりありがたみもなくなるのですが、一応節目ですよね。こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、日本もスイスも、どちらかというと持ちすぎている社会ですよね。
美味しい物好きで、そんな小説ばっかり書いている方ですが、それでもやはり「こういうグルメというのは贅沢で、あたりまえではない」ということは常にどこかで意識してしかるべきなんだと思います。
感謝して、無駄にしないようにしないと。

で、たまにじゃなくて、小さくてもいいから継続してやる事が大切なんだろうなと思います。小市民ですから、なかなか世界にはたくさん貢献できませんけれど。

お祝いと、コメントありがとうございました。
2015.08.05 17:30 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
そういやアメリカンサイズというのは聞いたことがありますが。
やはり欧州でも量は多いのですね。。。
勉強になります。

中国と同じように残してもいい文化があるのかな?
読んでいてとても勉強になります。
2015.08.07 10:27 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

アメリカほどではないですか、そうですね。日本のようなちょうどいいサイズではないです。
日本で大盛りを頼まれる男性が、満足するくらいの量はありますね。

中国と違うのは「残した方がいい」という文化ではありません。
ただ、ラテン系の国(イタリアやポルトガルなど)の人たちは、食べきれないほど頼んでたくさん残すタイプの人はよくみかけます。ゲルマン系では、そういう行為は眉をひそめられるかもしれません。

食事の無駄遣いは、あちこちで問題になっていて、ゲルマン系の方が少し意識が高いように感じています。

コメントありがとうございました。
2015.08.07 23:25 | URL | #9yMhI49k [edit]

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