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Posted by 八少女 夕

【小説】君との約束 — あの湖の青さのように(3)

大海彩洋さん(のところの猫マコト)主催の「オリキャラのオフ会 in 北海道」第三弾、完結編です。本当は「Infante 323 黄金の枷」を先に発表する予定だったのですが(前回も同じ事言ったぞ)、こちらの展開が明後日の方向に行ってしまった関係で、他の方の書かれるご予定を狂わせるに間違いないという事で、少しでも早く発表する事にしました。
オリキャラのオフ会

浦河に到着するところなどは全てすっ飛ばして、盆踊り大会の日から始まっています。若干の回想は入っていますが。うちの二組のキャラのストーリーを畳む事だけに専念していますし、さらにお許しもなく勝手にコラボっています。該当キャラの持ち主の皆さん、すみません。ありがとうございました。

オリキャラのオフ会 in 北海道の募集要項記事(大海彩洋さんのブログ)
私のところのチームの詳細設定など



君との約束 — あの湖の青さのように(3)
- Featuring「森の詩 Cantum Silvae」


 正志は焦っていた。浦河の相川牧場に来て二日が経っていた。到着した十日の夜のウェルカムパーティでもずいぶん飲んだが、その前夜の屈斜路湖から、もうペースが崩れていた。昨晩も働いた後にソーラン節の練習をしてから宴会で、思っていた以上に酔ってしまった。そして、今晩は盆踊り大会。ソーラン節を踊りつつ、北海道の海の幸を堪能する結構な待遇だが、これまた飲みまくる事になるだろう。

 自分で酒はそこそこ強いと思い込んでいた。営業という仕事柄、接待で飲み慣れている。だが、この場にいるメンバーの飲み方は、その彼の「そこそこ」をはるかに凌駕していた。

 全員が飲んでいるわけではない。高校生トリオや、中学生の双子、それに見事な太鼓のバチさばきを見せてくれる成太郎は19歳なので、当然一滴も飲まない。二十歳だから飲んでも構わない綾乃も敢えて飲もうとしなかった。牧場の女性陣、それに手伝いにきているかじぺたさんと呼ばれている女性は、お酌をする事はあっても自分たちが飲みまくる事はない。むしろ忙しく台所と宴会場を行き来をしていた。

 異国風の三人のうち、詩人と呼ばれている部屋の中でも全身を覆う見るからに暑い服を纏った不思議な人物は、カニをつつきながら合うとは思えない甘いジュースを飲んでいた。一方、その連れであるオッドアイの青年レイモンドと、大柄な女性リーザは、どれほど飲ませてもまるで水を飲んでいるかのように、全く変わらない。

 それは、コトリも同じだった。屈斜路湖でもそうだったが、もの静かな彼女は飲んでも口数が多くなる事はない。いつもと同じように落ち着いているが、氣がつくと盃が空になっている。ダンゴの方は、賑やかに飲む。量は多くないが、楽しい酒のみだ。そして、屈斜路湖から親しんでいるマックスたちと楽しく話している事が多かった。

 ホストファミリーの相川家は遺伝なのか、誰もがとんでもないうわばみだ。とくに家長の長一郎は、その歳でそんなに飲んで大丈夫なのかと、余計な心配をするほどだが、京都から来た旧知の友、鏡一太郎の方も同じペースで飲み、しかも赤くなって声は大きくなっても、酔って乱れた様子は全く見せない。

 結局、飲んでいるメンバーの中で、一番酒に飲まれかけているのは、悔しい事だが正志なのだった。そして、部屋に行くとふらついたまますぐに寝てしまうので、千絵とまともに話すらできないのだった。

 こんなはずじゃなかった。

 この旅行を計画した時、彼は千絵と、もう少し別の形の旅行をするつもりでいた。屈斜路湖での混浴の露天にゆったりと浸かり、アイヌの文化に触れた後で、二人でじっくりと語り合う。そして、力を合わせて働いた後、部屋で今後の事も話そうなどと、勝手に思っていたのだ。

 今後の事。二人の未来の事。そう、もう少し具体的にいえば、次に旅行するときは新婚旅行だね、という話に持っていければ上等だと思っていた。花火大会もあるから、ムードは満点だと。

 屈斜路湖から見ず知らずのメンバーたちと意氣投合して、毎晩宴会になる事は考えてもいなかった。豪華で美味しい朝食にも舌鼓を打ち、仲間たちと朝から笑い合った。それは嬉しい誤算でとても楽しい事だったが、千絵にプロポーズをする段取りからはどんどん離れていくようだった。

 宴会で千絵と並んで飲みながら話そうと思っても、忙しく働き回る牧場の女性陣を見ると、いつもの放っておけない性格がうずくのか、立ち上がって手伝いに行ってしまう。彼も立って一緒に台所に行こうとすると、他のメンバーが正志を呼び止め、盃に酒をついで話しかけてきた。

 それに、昨日のソーラン節練習直後、宴会の始まりに起こった件があった。

 ソーラン節の振り付けと、厳しい指導、それにめげないメンバーたちのふざけた楽しい騒ぎ。そういうムードが苦手な人もいる。どうやらコトリはそのタイプだったようで、そっと席を外した。たまたま入口の側にいてそれを見ていた正志は、宴会時間になっても帰ってこないので、どうしたのかとトイレに行くついでに建物から出て周りを見回したのだ。

 コトリは愛車DUCATI696のところにいて、オイルをチェックしていた。一日で300キロ近くを走ったのだ。ベストなコンディションにするために、少し整備をしていたのだろう。

「思いっきり飛ばせた?」
正志が訊くと、少し驚いたようだったが、微笑んで頷いた。
「神戸では、ほとんど信号のない直線コースなんてないから」

 それから、しばらくモーターサイクル談義に花が咲いた。正志は、Kawasaki Ninja 650Rに乗っていた時に、逆輸入車だったので、合うキャリア&トップケースを見つけるのに苦労し、バイクを処分したときもそのケースだけは手元に置いてしまったと話した。

「マンションを買うと決めた時に、バイクに乗る事自体をもうやめようと思ったくせにね。まだ未練があるんだろうな」
「ER-6fはまだ市場にでているから、そのうちにまた買えばいいでしょう」
「そのうちにか……」

 その時に、コトリが建物の入口の方を見たので、正志もその視線を追った。そこにはゴミ袋を持っている千絵がいて、DUCATIの前で話し込んでいる二人を見ていた。二人の視線に氣づくと、彼女は小さく手を振って、ゴミ置き場の方へ急いで行ってしまった。

「あ……」
どことなくこれはマズい状況ではないかと思った。後ろめたい事をしていたわけではないし、千絵は、いままでやきもちを焼いたりすることはなかったので、わざわざ追って行って何かをいうのも、よけいに事をこじらせるように思い、しばらく立ちすくんでいた。

「行ってあげたら」
コトリがぽつりと言った。
「え?」

「ダンゴが言ってくれなかったら、私もわからなかったけれど、車種や整備の話、走りの話題についていけない女の子たちは、置いてきぼりになったようでずいぶんと寂しい思いをするみたい。それはそれ、これはこれでどちらも大切なんだって、安心させてあげた方がいいと思う」

 正志は、コトリをじっと見つめた。よくみている人だなと思った。ぶっきらぼうに感じることもあるけれど、とても心の温かい人なのだとも感じた。
「ありがとう。いってくる」

* * *


 ゴミ袋を持って小走りにゴミ捨て場に向かっていた千絵は、悲しいきもちを振り払おうと頭を振った。その時にちゃんと前を向いていなかったので、角を曲がって走ってきた小さなものに氣がつかなかった。

 足元に暖かいものがポンと当たった。それは茶虎柄の小さい猫だった。
「みゃ~!」

「あ。マコト! ごめんなさい!」
千絵は、あわてて屈んでその仔猫を抱き上げた。左右で色の違うきれいな瞳が、千絵を見ていた。いきなりぶつかったにもかかわらず、マコトは嫌がる事もなく、千絵の顔を覗き込んでかわいらしく鳴いた。千絵は、その頭を撫でてやりながら、そっと立ちすくんで、大きなため息を一つ漏らした。

「ずいぶんと大きいため息だな」
その声にはっとして振り向くと、建物の影にいた赤毛の大柄な女性が、千絵の方を見ていた。泉の縁に腰掛けて、何か貴金属のようなものを洗っているところのようだった。

「リーザさん」
「いつも男どもが食い散らかしたものの後始末に走り回っているようだが、それに疲れたんじゃないのか」

 千絵は驚いた。褒めてもらいたかったわけではないし、自分も他の参加者たちのように普通に座って食べているだけでもいいのに勝手に手伝っている事もわかっていたけれど、それでも誰かがそれをしっかり見ていてくれる事が、嬉しかったから。

「いいえ。そうじゃないんです。動き回るのは、私のクセみたいなものですし、嫌じゃないんです。そうじゃなくて……。たぶん、自分の中にはないと思っていたつまらない感情があったので、がっかりしてしまったんだと思います」
「ふ~ん? そういうこともあるさ。それが人間ってもんだろう?」

 千絵は、マコトの毛並みを優しく梳きながら、リーザの方に近づいて行った。見ると彼女が泉の水で洗っているのは小さな真鍮の指輪だった。
「それは?」

「これか? わたしが子供の時に、恩人がくれた指輪さ。ウニがついてしまったんで、洗いにきたんだ」
「とても綺麗。水を反射して光っていますね」

 リーザは、笑って指輪についた水分を丁寧に拭きながら言った。
「高価な宝石付きと違って、どこにでもある類いの指輪かもしれない。だが、わたしにとっては剣とともに一番大切な持ち物だ。モノってのは、どのような形で自分のものとなったか、もしくは失ってしまったか、その歴史で価値が決まるんだと思う。そうやって特別になったものは、他のヤツらがなんと言おうと関係なく大切な存在になるんだ」

 千絵は、リーザが愛おしそうに指輪を嵌めるのを見ながら考えた。私の知らない、バイクに乗っていた頃の正志君。バイクショップの店長であるコトリさんとその話をしている彼がとても生き生きとしていたのは、当時の彼がそのバイクで走る時間を大切にしていたからなのよね。入っていけない世界を感じて悲しくなってしまったけれど、そんな姿を見せたりしちゃダメなのかもしれない。

 マコトが、千絵の腕からぱっと離れて、リーザの膝の上にすとんと遷った。リーザは、千絵の後を見て笑った。
「ああ、邪魔者は消えた方がいいな」

 千絵が振り向くと、そこには戸惑った顔をした正志が立っていた。リーザはマコトを抱いたまま、「がんばんな」とでも言うように正志の肩をポンと叩くと、また続きの酒を飲むために宴会場に戻っていった。それが昨日の事だ。
 
* * *


 盆踊り大会が始まっていた。正志は、「踊っている場合じゃないんだけれどな」と、半ば涙目になりながらソーラン節を踊っていた。昨日の件の誤解はなんとか解けたようだし、千絵は怒ってはいなかったのだが、その後もポイントを稼ぐチャンスがあまりなく、プロポーズどころではなかった。

 踊りながら千絵を探すと、つまだけになった刺身の盛り皿を抱えて台所へと向かっているところだった。

 櫓の上は、盛り上がっていた。レオポルドは、特別に用意してもらった金色の浴衣を身に着けて、ソーラン節を踊った。せっかく用意してくれたお揃いの浴衣もあったのだが、目立たないものは嫌だとゴネたのだ。縫わされる女性陣はムッとしていたようだが、彼らがアイヌの衣装を着、アイヌのハチマキをお土産に持ってきた事を喜んだ弘志夫人が大人の対応で用意してくれた。

「陛下。もうそのぐらいにしておいていただけないでしょうか」
妙に冷静な男の声に振り向くと、見慣れぬ外国人が二人立っていた。一人は、くすんだ赤の袖の膨らんだ上着に灰色の胸当てをし、この暑いのにマントまで身につけた男で、もう一人は大きくデコルテは開いているが、裾までしっかりと覆われたアプリコット色のドレスを着た妙に色っぽい女性だった。

「なんだフリッツか。よくここがわかったな」
レオポルドは、悪びれずに言った。

「あれは誰ですか」
長一郎が、小さい声でマックスに訊ねた。彼はにニコニコ笑って答えた。
「陛下の護衛の責任者を務めているフリッツ・ヘルマン大尉と、高級娼館の女主人マダム・ベフロアです。我々と別れて札幌の歓楽街へ行っていたのです」

「この世界の出口でお待ちしていましたが、いっこうにお見えにならないので、お迎えに参りました」
「もう少しいいではないか。そなたもここに来て飲め。伏見の酒はまだ飲んだ事がないのだろう? それにソーラン節を踊るのも滅多にない経験だぞ」

「陛下。いい加減にしてください。向こうでどれだけの政務がたまっているとお思いなんですか。臣下の皆様のお小言をいただくのは、この私なのですよ」
「じゃあ、お前だけ先に帰って、じじいどもに『よきにはからえ』と伝えろ。余とマックスは、疲れを癒すためにもう一ヶ月ほど滞在する」
レオポルドは、抵抗を試みた。

 ヘルマン大尉は、腕を組み軽蔑した目つきで、女性陣に囲まれて楽しそうなレオポルドとマックスを眺めた。
「では、お二人のご様子を、宮廷奥取締業務の引き継ぎで休む暇もないフルーヴルーウー伯爵夫人に詳細にお伝えする事にします」

 レオポルドとマックスは、ぎょっとして慌てて櫓から降りてきた。
「ちょっと、待ってください、ヘルマン大尉。私はすぐに帰りますので……」
「フリッツ、余が悪かった。明日、花火とやらを見たらすぐに帰るので、ラウラに告げ口するのだけは勘弁してくれ」

「フルーヴルーウー伯爵夫人?」
「ええっ。マックスったら、結婚していたってこと?!」
女性陣から、次々と批判的な声が上がる。特に、馴れ馴れしくされていたダンゴはおかんむりだ。

「ええ。陛下のおぼえもめでたいバギュ・グリ侯爵令嬢で、大恋愛の末の新婚なのよ」
ヴェロニカが、とどめを刺す。皆の冷たい視線に耐えかねて、マックスは、無理やり話題を変えた。

「ところで、ヘルマン大尉。お預けしたお金は全て遣い切ったでしょうか」
現地通貨を持ち帰ってはいけないことになっているので、彼らに渡した三百万円のことを訊ねているのだ。

 ヘルマン大尉の顔は曇った。
「そ、それが……」

 大尉の視線を追うと、二人の後には大量のジェラルミンケースが置かれている。
「私は、歓楽街であるススキノでなんとか遣い切ろうと努力したのですが」

「どうやって遣ったのだ、フリッツ」
「はあ、『そーぷらんど』というご婦人と一緒に入る公共浴場のようなところへ行きまして、値段が張るところでしたので、かなり減らす事には貢献できたと思うのですが……」
「なんだ。そんな大金は払わずとも、女と風呂に入りたいなら、ここの岩風呂を使えばいいのに。いい湯だぞ」

「えっ」
ヘルマン大尉は真っ赤になって、女性陣を見回した。正志は、それは違う! と、心の中でつっこんだが、レオポルドたちに余計な知識は付けない方がいいだろうと思い、そのまま黙っている事にした。

「ソープ……ランドって、何?」
後方で、高校生トリオの一人である萌衣が大きな声で享志に訊いている。正志は、なんて質問をするんだと苦笑いし、享志がどう答えるのかにも興味津々となった。

「聞いたことないな。真、知ってる?」
「いや。知らない。お風呂だって言っていたから、そうなんじゃないのか」

 なんだ、なんだ? どこのお坊ちゃま、お嬢様なんだ、この三人? まあ、こちらに振られるよりは、これで納得してくれれば、その方がいいけれど。なんせ今、千絵の前で、その手の店の詳細を知っているようなそぶりは見せたくないから。

「でも、この人がチンタラ楽しんでいる間に、私がそれ以上に稼いでしまったみたいなのよね」
ヴェロニカが、妖艶な口元をほころばせて言った。

「何をやったのだ」
「ススキノの研修先の高級クラブで、お客さんに氣にいられて。一緒に仕手株というのをやったら、なんだか増えに増えてしまって、このケースの中、全部一万円札がぎっしりなの。どうしたらいいかしら、陛下」

「それでは、それを遣い切るまでは帰れないではないか。なんとか明晩までに使わねばならぬな」
レオポルドは、真剣な面持ちをしたが、金色の浴衣を着ているとどうやっても真面目に考えているようには見えなかった。

 翌朝、襟裳岬経由で花火大会に行く前に、レオポルドとマックスは、ヘルマン大尉によって強制的に着替えさせられた。きちんとした中世の服装をすると、二人ともこれまでのおちゃらけようが嘘のようにサマになった。これまで、彼らの事を少しねじの外れたただの外国人なのではないかと思いかけていた一同も、やはり彼らは異世界から来た王侯貴族なのだと納得した。

* * *


 帯広の夜空を、大きな花が彩った。東京よりも広がっている空がずっと広い。そこを腹の底に響く轟音とともに、赤や緑や金色の色鮮やかな花火が次々と花ひらいた。

 この数日間をともに過ごしたメンバーが座って同じ花火を眺めている。いつも飲んでいたメンバーも、忙しく働いていた女性陣も、バチを話さなかった成太郎も、熊の置物の謎に挑んでいた高校生たちも、宴会を抜け出してバイクの整備をしていたコトリも、今は、全て同じ方向を見て、花火を楽しんでいる。

 隣に座る千絵の白い横顔が、花火の光に彩られている。正志は、今なら話ができると思い当たった。

「千絵」
「なあに、正志君?」

「俺……本当は、もっとお前に休んでもらうつもりで来たんだけれど……いろいろと氣が回らなくて、一人で飲んでいるばっかりで、ごめんな」

 千絵は、微笑んで首を振った。
「そんなことない、正志君。私の事を氣にして、何度も声を掛けようとしていてくれたわよね。それがわかっただけで、十分だったの。あのね、私、この旅、とても楽しかったの。来れてよかったって何度も思ったわ。本当よ」

 千絵は、嫌味でも、諦めでもなく、本当にそう思っているようだった。この旅に来る前と変わらずに、曇りのない澄んだ瞳で正志の事を見つめていた。ちょうど屈斜路湖や美瑛の青い池の水のように。正志の怖れは、すっとほどけていった。

「陛下の提案じゃないけれど……」
「?」
「また、一緒にここ北海道に来ような」

 その言葉を聞くと、千絵は正志を見て、とても嬉しそうに笑った。
「ええ。そうしましょう」

「すぐに来ような。それも……」
「それも?」
「その、できたら……新婚旅行で」

 千絵が、驚いた様子で正志を見た。彼は、意を決して、千絵の方に向き直り、はっきりと言いかけた。
「つまり、その、俺と結婚してくださ……」

 その時、正志は視線に氣がついた。

 中世組四人が遠慮なく注視していた。それに、双子と高校生三人も、生まれてはじめて目にするライブのプロポーズを見逃すまいと、しっかりと目をこちらに向けている。異国風の三人組も会話をやめて止まっていた。そしてそれ以外の若者や大人たちも、あえて見ないようにしながら、全員が固唾をのんで成り行きに注目していた。

 千絵も、その異様な注目に氣がついて赤くなった。正志は、くらくらした。轟音と花火の華麗さを隠れ蓑にして、こっそりプロポーズのはずだったのに、こんな見せ物みたいな状態になってしまった。控えめな千絵が、こんな状態でうんと言ってくれるはずは……ないよな。怒っても、当然だ。ちくしょう、失敗した……。

 がっくりと肩を落として下を見る正志を見て、千絵には、彼の心の内がわかったらしい。皆の視線をものともせずにその手を取ってから、はっきりした声で答えた。
「ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いします」

 正四尺の特大花火が、帯広の空に炸裂した。その一つひとつの光は流星のように尾を引いて、仲間たちの上で輝いた。だが、彼らはその花火を見ていなかった。たった今婚約した二人の周りに集まって、思い思いの歓声を上げた。正志は、ガッツポーズをして、飛び上がった。

「なんとめでたいことだ。余からも祝わせてもらおう」
レオポルドが言った。

「いや、陛下からはすでにいろいろと……」
「それはそれ、これはこれだ。結婚祝いだからな。ふさわしい贈り物をせねば。そうだな、馬百頭を贈ろう」

「えっ?」
正志と千絵は、固まった。

「い、いや、陛下。うちはしがないマンション暮らしで、馬百頭もらっても……」
第一、馬の値段をわかっていないような氣がする。それに馬の維持費も……。

「余が贈ると言ったら、贈るのだ。足りないと言うなら羊も……」
「いや、そうじゃなくて!」

 その時、コトリがすっと立って、こちらにやってきた。
「デュラン、ちょっといいかしら」

 正志が何か言おうとすると、コトリは「私にまかせて」という顔をした。正志は、千絵と顔を見合わせてから、コトリに頷いた。彼女は続けた。
「この世界では、馬をたくさん贈るのは、あなたの世界ほど現実的ではないの。だから、代わりにたくさんの馬に匹敵する機械馬をプレゼントしてあげるといいわ。たとえば、私のDUCATIは馬80頭に匹敵するの。正志君は、数年前に、Kawasaki Ninja 650Rという機械馬を手放さざるを得なくて、とても残念がっていたの。だからそれをプレゼントしてあげて」

「おお、それはいい案だ。そうしよう」
正志は、その展開に小躍りして、もう一度ガッツポーズをした。やった! またNinja 650Rに乗れるんだ! 今度は、千絵とタンデムするぞ。

「ところで、そのNinjaとやらは馬100頭分か?」
レオポルドはコトリに訊いた。
「いいえ。72頭よ」
「では28頭分は、どうするのだ」

 100頭にこだわるな。誰もが苦笑いした。真が立ち上がって言った。
「では、こうしたらどうでしょうか。残りの28頭は、この牧場から買って、そのままここに預けるというのは」

「そうね。維持費の代わりに、ここで観光用に使ってもらえばいいと思うわ」
綾乃もにこやかに提案した。

 相川長一郎と弘志は、突然28頭も馬が売れる事になって驚いたが、やがて頷き合って笑い、それから言った。
「名前はどうしましょうか」

「ここに集まった仲間全員と同じ名前を付けたらどうですか」
成太郎が提案した。皆がそれに同意したので、相川牧場では、このワーキングホリデーに参加した仲間全員の名前をそれぞれに持つ馬が飼われる事になった。

 一つだけ問題があって、マコト号がダブるので、一頭をアイカワマコト号、もう一頭をチャトラマコト号と名付けることで決着した。当然ながらエドワード1世号、アーサー号、ポチ号もいるし、ハゾルカドス号やコクイノオンナ号もいる。

 相川牧場に積まれたジェラルミンケースの中の一万円札の内、一部はコトリの店に送られ、Ninja 650RことKawasaki ER-6fを仕入れてきちんと整備してから正志たちに送る手はずとなった。そして、残りは相川牧場にて28頭の馬の代金と維持費に充てられる事になった。

 正志たちが、もう一度礼を言おうとレオポルドの方を振り返ると、中世の服装をした奇妙な四人はもうそこにはいなかった。始めからいなかったかのように、消え去っていた。だが、マックスとレオポルドの持ってきた土産や、ずっと着ていたアイヌの衣装は相川牧場に残されていたし、ジェラルミンケースの山もちゃんとそこにあった。

「なんとなく、これからもずっと一緒にいるんだと思っていたわ」
千絵がぽつりと言った。正志も、同じ事を思っていた事に氣がついて驚いた。

「いつかまた逢えるよな。ここ北海道で」
「そうね。ここに集まったみんなとも、またいつか逢えるわよね」

 一つの約束が、次の約束に繋がっていく。北海道で始まった絆が深まると、次の縁を呼び寄せる。正志と千絵は、とても幸福になって、青く深い北の大空を見上げた。

(初出:2015年8月 書き下ろし)

追記



というわけで、駆け足でしたけれど、今回はこれで完結です。上手く絡めなかった方、ごめんなさい! とくに幹事の彩洋さんのところのメンバーと、もっと絡みたかったけれど、長くなる一方でどうにもできず。課題の角ドンと、それから「とにかく相川牧場で馬を買う」という目標に向けてのみ邁進した結果です。

いろいろと、空白時間がありますので、お好きなようにうちのキャラを使って書いてくださって構いませんので……。どうぞよろしくお願いします。

今回も、皆さんにたくさん遊んでいただいて、嬉しいオフ会になりました。みなさん、本当にありがとうございました。そして、幹事の彩洋さんとマコト、本当にお疲れさまです!
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Comment

says...
おはようございます~(*^ ^*)
完結、お疲れ様でした~♪!

レオポルド様、最後までとっても存在感を放ってますね…! ><
(金色の浴衣が…うっかりマツ○ンサンバを思い出してしまいました…す、すみません orz)
ススキノ組とも合流出来たのですね ^ ^
でも使い切れない……ですよね、たしかに ><;

わあ…千絵さん、正志さん、おめでとうございます~ >ω< !! おおおっ!
(プロポーズの時の皆さんのガン見に、うっかり吹き出してしまった
 & 心配してしまいましたが…よ、良かったです~!)

リーザさんとの絡みを書いてくださりありがとうございます!!
(うわあ…私より彼女の事を知っている…… ! Σ >ω<)
↑そうなんです~、普段は皆と一緒に騒いだり楽しくやっているんですけれど、
 しっかり周りを見ていて、大事な時にそっと声を掛けてくれる人なんです。

千絵さん、正志さん、末永くお幸せに!(*^ ^*)

今回も、とても楽しかったです♪
こちらでも絡みのキッカケが掴めました、ありがとうございます~♪! m(_ _)m”
ではでは~…☆
2015.08.11 22:43 | URL | #6a.Lnp6o [edit]
says...
わ~、そう来ましたか。
何とゴージャスでもりだくさんで、温かいラスト。さすが夕さんだなあ。
収拾つきそうにない人たち(いや、おもに夕さん所のふたり)も、うまく収拾できちゃった^^

まずはやっぱり正志と千絵の2人の恋模様。しっかり織り込まれてて、さらになんと公開告白!きゃ~><
ナギ、ミツル、恋ってこうなのよ!と、いいお勉強になったかな^^
コトリと正志の絡み、知恵とリーザの絡みもばっちり。すてきでした。

宿題の角ドンもちゃんと織り込まれてるし!(宿題??)
そうか、マコトと角ドンwふにゃってかんじで、これはこれでキュン^^

そしてマツケン・・・じゃなくて、レオポルドの金の浴衣(笑)似合うだろうなあ~。
やっぱり彼は目立ちたがり屋さんだったのですねw
そしてヘルマン大尉たちも合流!そうかあ~、お金を使い切るってそんなに大変な事なのか!(想像もつかない・笑)
ああ~、でもすごくいい使い道を思いつきましたね。正志へのプレゼントと、牧場の馬!
ってことはミツル号とナギ号もいるんですよね。うれしいなあ^^また北海道に会いに行かなきゃ。

絡みもエピソードもとっても楽しく読ませていただきました。
やっぱり夕さんはお話の絡ませ具合がうまいなあ、と、いろいろ勉強になります。
さあ、私の方の双子は、あとは大人たちの間でチョロチョロさせて終わるつもりですが、楽しく終わらせられるようにがんばります^^(まだまったくノープラン><)
2015.08.12 01:09 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
プロポーズライブをガン見ーー!^^
ゴールインのお祝いには花火が似合うーー!^^
千絵さん、正志さん、おめでとうございます。末永くお幸せにーー!^^

しっとりするところと、ニマニマするところと、マジなところと、夕さんさすがです。
成ちゃんと一太郎さんと、伏見の名酒まで絡んでくださり、ありがとうございます!
成ちゃんはその後アニキたちに鍛えられて、お酒にはめっぽう強くなるのでした。

課題の(?)角ドン~^^
千絵とマコトだあー! かわいい~~^^
登場人物が多い分、そして、次元も重なっている分、お話が華やかで良いですね。
わいわいと楽しかったです。
そうか。次回は新婚旅行編ですね。
またガン見させていただきます^^
2015.08.12 11:50 | URL | #- [edit]
says...
おお!正志が悩んでいる。
素敵なシチュエーションだなぁ。そして青春だなぁ。
そこになんとコトリがかませてもらっている!ちょっと年上風邪を吹かせてアドバイスのようなことも言っている。
「行ってあげたら」
な~んて、お姉さんからのアドバイス、ですね。
ちょっとカッコいいです。
リーザさんの大人っぽいやり方には及ばないですけれど・・・。
正志の肩をポンと叩くシーン、素敵でした。

マックスに奥さんが居るって知ったときのダンゴの気持ちって、どんなだったでしょうね。ダンゴはこの旅行を思い切り楽しもうと思ってやって来ていましたから、一定のところまでは羽目を外して騒いでいたんだとは思います。
一定のところまでは、ですけれど。

そして、正志のプロポーズが上手くいっている。みんなにガン見されていましたけど、いざとなったら千絵は肝が据わってますよ。いい組み合わせなんじゃないかな。千絵、見かけよりずっと芯が強いと思います。看護士さんですもの。
よかったです。正志と千絵幸せになってくださいネ。
花火大会の花火をバックに登場キャラみんなで祝うシーンは感動ものでした。
コトリが「ディラン、ちょっといいかしら」って陛下のことを呼び捨てにするシーンもカッコいいです。いいのかな?
そして72馬力の提案、これは驚きました。こういう風にバイクを使うとは!じつに面白かったです。あ、Ninnjaの方が696より出力が低かったんだ!なんて余計な話は置いておいて、残りの28頭の使い方もいいですね。
さすがはレオポルド、太っ腹です。
それで、ちゃんとコトリは商売もしてるんだ。アフターサービスもおまかせください!ってね。きっと東京へ出張するんだと思います。
唐突に中世中性4人組は帰ってしまいましたが、きっとまた会えるのでしょう。
そして正志と千絵の結婚式、そして新婚旅行の掌編、期待しています。
サキはコトリとヤキダマの掌編を書きましたからね。

楽しいお話し、ありがとうございました。
2015.08.12 15:32 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

昨夜そちらに再コメに伺おうとしたのですが、こちらの最終校正に手間取って力つきてしまいました。
すみません。
失われたコメでは「リーザさんをお借りします」って書いたんですけれど。
私の巡回時間とFC2のメンテナンス実行時間とが重なるらしく、コメが行方不明になる事、たまにあるんです。すみません!

そして、レオポルドはマ○ケンサンバをイメージして書いていますので、大正解です(笑)
ススキノ組は、ヘルマン大尉が無理矢理連れ帰るために、ヴェロニカがお金を増やすために無理に登場させました。
馬じゃなかったら、そんなに大金はいらなかったんですけれど。
でも、サラブレッドじゃなくて、道産子を買ったのかもしれません(笑)

正志と千絵は、もともとは特に結婚させるつもりもなく、オフ会に出したのですが、待望論があったので応えてみました(笑)
そして、さらし者です。子供たちと、中世組は容赦なく見てます。

そして、リーザさん、貸していただき、ありがとうございました。
内容が内容だけに、この相談事は詩人さんには無理(そもそも外に出てくると紫外線が……)、レイモンドも記憶喪失中という事で、リーザさんが適役かなと。そして真鍮の指輪、普段は嵌めていないのかもしれないんですが、剣の手入れとかしていると問題が起こるかもしれないので、強引に指輪を使わせていただきました。宝石いっぱいついていたらどうしよう……。とにかくありがとうございました。

今回書いた時間以外は、空きまくっていますので、絡みたいところがありましたらどうぞご自由に書いてくださいね。

コメントありがとうございました。
2015.08.12 19:06 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

全部で1万字超えたら二つに分けようと思っていましたが、おさまったので、とにかく早く発表しないと他の方が迷惑するかもと思って強引にフィナーレに持ち込みました。

中世組はボウフラのように湧いたんですが、自分たちだけでは絶対に帰りたがらないだろうなということで、ヘルマン大尉を投入しました。この二人ったら、弱点が一緒(笑)

そして、もともとの予定にはなかったプロポーズですが、けいさんのリクエストに応えてみました。
正志は完璧にプロポーズ・プラン、間違っています。
みんなの注目の的……。これまた生き恥ですね(笑)

そして、今回の最終目的は彩洋さんのご要請「相川牧場で馬を買って」だったのですが、「持って帰れない馬を買う」不自然さをなくすためにサキさんの物語の設定からヒントをもらい、結婚祝いと絡ませていただきました。しかも、そのためにとくにこじれていないカップルの仲にヒビを入れようとしたり、かなり苦労しちゃいました。

角ドンも難しかったです。人間とぶつかって、生々しくならないキャラ、うちにはいないし(笑)
でも、マコトとの角ドンは誰がやってもかわいい。痛くなかったならばいいけれど……。大丈夫かしら。

レオポルドは、腰元ガールズならぬ綺麗どころのお姉さんたちと、綺麗な少年たちを侍らせて、ご満悦でしたね。
かっこいいところもありますが、こういう脱力系のダメなところもあって、書いていて美味しいキャラです。

ミツル号とナギ号、少し小さめの馬で、ナギ号の方はたてがみが少しフワフワのはず! ミツル号の方が濃い毛色のように思います。うふふ、自分たちと同じ名前になったら、にんじんをよけいにあげそうですよね。

本当はもっと絡みたいキャラもいたのですが、取って付けたようにならない絡みができず、さらに意味不明に長くなるので今回は諦めてしまいました。やっぱり難しいですね。

limeさんの後編も楽しみにしています。

コメントありがとうございました。
2015.08.12 19:21 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

成ちゃんともっとバッチリ絡みたかったのですが、流れから言うと、相談するには成ちゃんまだ若すぎるし、ごめんなさい〜。
あちこちのミニ出演だけになってしまいましたが、貸していただきありがとうございました!
そのかわりにけいさんのご要望の「ゴールイン」と「角ドン」両方クリアしてみました。
たぶん、後日談を書く時には、成ちゃんを少しお借りすると思います。

いつか成人してから再会したら、こんどは一緒に飲めますよね。

そして、角ドン。皆さんのところと違って、うちのキャラはかわいくないので、ウルトラかわいいマコトに助けてもらっちゃいました。

なんとか無事に畳めたようですので、あとは皆さんの作品を楽しく待とうと思います。まあ、そのうちに、後日譚でも(笑)

コメントありがとうございました。
2015.08.12 19:27 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そう、悩ませました。だって、あのままじゃだだのヤマなしオチなしでしたもの。
そして、今回はコトリに大活躍していただきました。

もともとは、彩洋さんのご要望「レオポルド、馬買ってくれないかな」だったんですが、絶対に持って帰れないのに買うというのは唐突だし、なんかいい手がないかなとあちこち見回したんですよ。

それでけいさんのご要望「ゴールインして!」と組み合わせて馬買わせようと想ったんですけれど、東京暮らしのサラリーマンが馬の維持できないし。

そのときひらめいたのが、サキさんが使っていらっしゃった80馬力だったのです。Ninja650Rも年によって馬力が変わるみたいなんですけれど、最も大きくてこのくらいみたい? で、残りを馬にして相川牧場に寄付ってことで登場人物の数を数えたら、だいたい数が合うので「決定!」ってなりました。

というわけで、千絵とリーザの絡みに必要だった、正志とのいざこざ(?)にも、コトリとバイクの話題を使わせていただく事になりました。ちょうどダンゴがコトリに殴り込んでいったというエピソードがあったので、それもちょっと意識して。

そのダンゴは、マックスにおかんむりでしょうね。しかも、新婚ですから。「なんて軽いヤツだ!」って(笑)
また、歯が浮くような事を言っていたんだろうし。
もちろんダンゴはケッチンがいるから「ぐらり」とはしなかったでしょうけれど、歯の浮くような事を言われると、少しは嬉しいじゃないですか。その分怒り心頭だと思います。怒れ、そして言ってやれ〜。

で、無事に千絵と正志も婚約して、未練たっぷりだったNinjaもゲットできて、コトリという最高の整備士兼店長とも知り合って大喜びでしたね。たとえ、いろいろ生き恥かかされても。

アフターサービス、ありがとうございます。うん。たぶん正志も千絵とタンデムして、そちらへ遊びがてらアフターサービスしてもらいにも行くと思います。後日譚、ですか。ええと、そのうちに。でも、やっぱり、参加者の皆さんを絡めた結婚と新婚旅行にしたいですよね。ちなみに正志は「少し早い春の湘南を(http://yaotomeyu.blog.fc2.com/blog-entry-506.html)」の透の友達でして、もし一緒に神戸に行くとしたら、翔子はかつて好きだったヤキダマと再会しちゃう? くすくす。

コメントありがとうございました。
2015.08.12 19:47 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
八少女夕さん

更新、お疲れ様でした。

正志と千絵、せっかくの北海道旅行なのに、ウチの子たちが乱入してしまい、どうなるのかと思っていましたが……さすがの大団円でしたね。これだけのメンバーを出しながら、きちんと最後は締める。終わりよければ、すべてよし。という感じで、とにかくおめでとうございますー>正志&千絵。
中世四人組は、存在感ありすぎですね。陛下は、やっぱり、いえまさかのマツケ●状態ですし(笑)すすきの組も、派手にやってるし。大尉も、ディープな日本文化を堪能されたようで(爆)
ああでも、陛下の大盤振る舞い「馬百頭」のおかげで、ウチの子の名前付の馬までいただいて、これは行かせた甲斐がありました。ありがとうございます。ああいう強引さって、君主には必要なんでしょうね。
このお話では、コトリがグッジョブでしたね。言葉数は少ないけど、押ええるところは、きちんと押えるみたいな。
八少女夕さんがラストまで書いてくださったおかげで、私の方もスジが決まりました。方向性を示していただけて、ありがたかったです。相川厩舎では、陛下にちょっとお世話になろうと思っています。
2015.08.12 22:56 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんにちは。

もともと全然立っていない波風を、ストーリーの都合上(よその方達と絡ませるため)無理に立たせてみました(笑)
ものすごく「がんばって畳みました」感が半端ないのですが、まあ、いいということにしましょう。
これで遊んでばっかりいると、いつまで経っても「ファインダーの向こうに」が始められないし!

ともあれ、二人へのお祝い、ありがとうございます。

中世四人組は、もともとお笑い要員での参加なので、最後まであの調子でした。マツケ○は基本でしょう(笑)
大尉はムッツリス○ベがバレてしまいました。

アヤノ号、美形の馬だと思うんですけれど、本物もオフ会でモテモテで大変のご様子!
うん、もっと絡みたかったけれど、今回はこれが限度でした。もしかしたら番外編でまた遊んでいただくかも!
あ、「ファインダーの向こうに」でもカメオ出演があります。

そして、TOM-Fさんのところでも、レオポルド、遊んでいただけるのですね。
わ〜い。どうぞよろしくお願いします。何やらせてもOKですから! (事前許可不要です)

楽しみにしていますね。
コメントありがとうございました。
2015.08.13 14:25 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夏、宴、旅行、お酒。
どれも暑い季節を過ごすには必要なものですね。
暑いからこそ燃え上がるものがあり。
そういう情景を、小説を読みながら、思い浮かべて楽しんでおりました。
読んでいて、とても夏を感じさせて楽しかったです。(*^-^*)
2015.08.14 10:41 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

夏を感じていただけたとのこと、感謝です。
夏の北海道って素敵ですよね。
まだ行ったことがないんですけれど。

加えてこういう楽しい仲間が揃ったら、格別だろうなあと思います。
課題がいっぱいあってわりと難しかったのですが、強引に終わらせてしまいました。

読んでいただき、またコメントもありがとうございました。
2015.08.14 17:44 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
幹事なのに、遅ればせながら、ですみません!
なるほど、オフ会に参加しながら、ちゃんと正志と千絵の恋物語になっているところが何より素敵。こういうオフ会のあり方、やっぱりいいですね(^^) というのか、オフ会がこんなことに役立つなんて、すごく楽しい。きっと夕さんの中で正志と千絵がそんなふうにくっつくとか、まだ設定になかったのかもしれないのに、オフ会というものが背中を押した、的な? みんなの前でというのがすごくいいです。そして、幹事のマコトが誰よりも喜んでいると思います。
あ、でも、今回は、マコト、猫に徹していますよね(^^) すごくネコっぽい。千絵とぶつかってもちゃんと猫をかぶっていて……じゃなくて、猫として皆さんに構っていただいて、ちょっと嬉しがっているようです。

個人的に受けたのが、ヴェロニカが金を使うどころか、ススキノで稼いじゃった、というところ。そりゃそうだ(^^)
この御一行、レオポルドとマックスだけではなく、みんなすごい違和感満載なのに、なんだか馴染んじゃっている。というのか、馴染むための努力を一切していなのに、周りが「ま、いいか!」ってことになってる^^; これは幹事マコトの座右の銘「ま、いいか」にぴったり当てはまっていて、納得。
その中で千絵と正志は普通過ぎて、それがまた対照的でいいですね。

そしてレオポルドの浴衣! 実は盆踊りに浴衣を準備というのはこちらも計画してたのですけれど、まさかの金か!とこちらも大受け。いや、実は、真のばあちゃん・奏重さんはもともと芸妓の娘。仕込みに入っていたこともあるのですね。で、みんなに浴衣を準備していて、きっと喜んで金色のを塗ったと思われます(そういうの、実は大好きなばあちゃん)。この辺りのエピソードも生かさせていただきますね。
そしてさらに、本編ではだんだん経営難になって行って、いずれ牧場を畳む方向へと設定している相川の牧場。こちらのパラレルでは国王のおかげでほくほくじゃありませんか! なんと、維持費まで預けてくださって、本当にありがとうございます! これでもう安泰!? お正月にはまた集まらなくちゃな~~happyな二人の披露宴その2が開かれる、ってことで。そして今度は冬の北海道を満喫? 犬ぞりにスキーに(裏山だけど)スノーモービル。こりゃまたレオポルドの喜ぶ姿が目に浮かぶようです。
大いに楽しませていただきました。私も締めなくちゃ!

あ、じんましん、大丈夫ですか?
2015.08.15 04:15 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
おはようございます。

少しはゆっくりできていらっしゃいますか? ご無理なさらないでくださいね。

もともとこの二人を結婚させようとか、反対に波風立てようという考えはまったくなかったのですが、変えちゃいました。
最初は、千絵の「人の事ばっかり」について、正志が話をする程度の小さなストーリーを考えて書きはじめたのです。

でも、「ゴールイン希望」的コメントと、それから「相川牧場で馬を買う」という課題や、それに角ドンとか、他の人とも絡む時に不自然さをなくすとか、いろいろ考えたら、唐突だけれどこれが一番早いかなと(笑)

今回は、正志と千絵の視点だけでに徹底したので、マコトも猫だし、ナギの念動力もうやむやだし、中世組も「ま、いいか」以上の存在にはならないようにしています。タイムスリップのハリポタトリオのセリフも「ト○コ風呂」に言及しようか最後まで悩んだのですが、あえて外しました。タイムスリップという疑問を起こさせない方がいいかなと思って。どうせパラレルだし(笑)

ヴェロニカの金儲けは、実は馬の値段がよくわからなかったので。
バイクだけなら500万円の残りからでもおつりが来るんですが、馬ってピンからキリまであって、さらに買うだけ買って放置していかれても維持費に困るだろうなと。ジェラルミンケースって一つで一億円近くあるらしいんですが、それが「いっぱい」ならなんとかなるでしょ、ってことで詳しくかかずに28頭ということにしています。すみません、適当で。

うちの中世組のそのまんまぶりは、氣を遣いまくっているふぉるてさんのところの3人組と対照的で笑えます。
事前準備で浴衣は縫ってあり、今は忙しいから新たに縫うなんてと女性陣がムッとしているのに誰かさんが「金がいい」とごり押しした件ですが。最終的に新しく縫ってくれたのは弘志さんのアイヌ人の奥さん、アイヌへの関心のお礼という意味で、ということにしたんですけれど彩洋さんのところのどこを探してもこの人の名前が見つからず、まあいいや、にしてしまいました。

なんかみなさんから「新婚旅行も書け」のご要望をいただいていますね。北海道でみんなが集まるならそれもよし、コトリのショップを目指してタンデムツーリングして、それぞれを訪ねるのもよし(京都と神戸とか?)。まだ何も考えていない、相変わらず行き当たりばったりな私です。

彩洋さんとマコトには、お忙しい中、幹事としてたくさんの準備をしていただき、本当にありがとうございました。楽しかったです。あとは、みなさんが書かれるのを楽しく待たせていただこうと思います。

今回、参加させていただき、そしてコメントもありがとうございました。
2015.08.15 08:33 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
今回も盛り上がったみたいですね
私は参加できませんでしたが(北海道旅行はバス移動の時間が長いし…)
プロポーズが見れるなら参加すればよかったかな
2015.08.15 08:34 | URL | #- [edit]
says...
こんにちは。

ええ、今回は、地味に行こうと思ったんですが、ついでで参加させた変なヤツらが暴走しました。
でも、相変わらず面白かったです。

そう、ダメ子さんたち、今回はお休みでしたが、ぜひ、次回はまた。
はらりとか、公開生き恥プロポーズとか、毎回ぶっとんだことが展開されるみたいです。(本当か?)

コメントありがとうございました。

2015.08.15 10:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
とても、楽しかったです(^^*)v-238
プロポーズが無事、成就したシーンには
泣きそうになりました。
あったかい気持ちにさせていただき、
また、働き者に書いていただき(笑)
どうもありがとうございましたm(^▽^*)m
うれしかったです!!!!!
2015.08.19 08:28 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

うわぁ、読んでくださったのですね。
ありがとうございます!

そして、挨拶もしていないのに勝手に出演していただくことにしてしまい、すみませんでした。
それに、いっぱい働かせてしまいましたが、きっと合間合間にたくさん食べて楽しまれたんですよね。
それにきっとナギとミツルがひっついて、和ませてくれたに違いありません!

ウチの二人の慶事、喜んでいただき感謝です。
これをきっかけに、仲良くしていただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。

2015.08.19 19:12 | URL | #9yMhI49k [edit]

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