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Posted by 八少女 夕

【小説】Infante 323 黄金の枷(18)サン・ジョアンの前夜祭

月末の定番「Infante 323 黄金の枷」です。

マイアの休暇のお話のラストです。最終回を除くと、「ここを発表せずには死ねない」級に盛り上がっているのが今回だと思います。祭りに抜け出してくることを提案し、「来ない」と言っていた23に、諦められないマイアは、「それでも待っている」と伝えて、休暇に入りました。さて、その当日、マイアは、待ち合わせの場所で彼を待っています。

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あらすじと登場人物





Infante 323 黄金の枷(18)サン・ジョアンの前夜祭

 6月23日、約束した夜九時の数分前に、マイアは例のコーヒー店へ行った。23は来ていなかった。冬でもないのにイタリア風ホットチョコレートを頼み、表が眺められる窓際の席に座った。通りはいつもよりずっと人通りが多かった。すでに酒を飲んで騒いでいる人たちも多く、陽氣な声と、人いきれでいつもの街が全く違って見える。

 マイアは去年の祭りのことを思い出した。幼なじみのジョゼが仕切って同世代の仲間たちがカフェ・グアラニの前で待ち合わせた。同年代の友達とあまり交流のないマイアは大抵の集まりで忘れられてしまうのだが、ジョゼは必ず声を掛けてくれた。

 そのジョゼも今年は祭りに参加できない。かきいれ時なので休みが取れないからだ。だから、マイアはこの日が休暇に当たることを誰にも言わなかった。それに、もしかしたら23が来てくれるかもしれないと望みを捨てきれなかった。

 祭りに行くために約束をしている人たちが、入ってきては次々と出て行った。マイアは次第に目の前が曇ってくるのを感じた。

 23が自分の想いを知っているのだと思った。そして、遠回しに拒否しているのだと。「インファンテだなんて、そんな高望みしていないわよ」と言ったマティルダの声が甦った。

 わかっている。でも、苦しいよ。

 カップは空になった。もう帰らなくちゃ。一人でサン・ジョアンの祭りにはいられない。そんな虚しいことをする者はいない。けれど、マイアは立ち上がれなかった。もう少し、真っ暗になってしまうまで。

 酔って半分できあがった集団がまた大量に入ってきた。中で待っていた女たちが大きくブーイングして、カフェはとてつもなくうるさくなった。ものすごく混んできたので、今度こそ立ち去ろうとカップに使い終わった紙ナフキンを丸めて突っ込んだ。すると人びとの間をすり抜けてきた誰かがストンと前の席に座った。

 顔を上げると、それは23だった。
「遅れてすまなかった」
「23……来てくれたの」

「お前が待っているのに来ないわけないだろう。こんなに混んでいると知っていたら、もっと早く出たんだが」

 6月23日に外に出たのははじめてで、この日の街の混み方を予想もしなかったのだろう。マイアは嬉しくて、しばらく何も言えなかったが、氣を取り直して訊いた。
「コーヒー? それとも?」
ここのコーヒーよりも、彼が工房で淹れてくれるコーヒーの方が美味しいんだけどね……。

「お前は何を飲んだんだ?」
23は空になったカップを覗き込んだ。

「夏に飲むものじゃないけど、イタリア風ホットチョコレート」
そう言って、壁の写真を指差した。生クリームがたっぷりと載っているカップの写真に23は肩をすくめた。
「甘そうだな。でも、一度は試してみてもいいかな」

 マイアは笑って、トレーを持ってカウンターに向かい、二人分オーダーして持ってきた。それを見て23は眉をひそめた。
「二杯も飲めるのか?」
「いいの。今日は特別」

 23は肩をすくめて何も言わなかった。生クリームを混ぜ込んでから甘くてトロリとしたチョコレートを飲む彼を、マイアは感無量で見つめた。

 たった6日間逢っていなかっただけだ。彼にとっては何でもなかったに違いない。口を開けば「逢いたくてしかたなかった」と言ってしまいそうだった。絶対に言っちゃダメ。
 
 しばらく黙って二人でホットチョコレートを飲んでいる間に、多くの人びとが出て行って、カフェは再び静かと言わないまでもお互いの声が聴き取れる程度にはなった。

 23はほっと息をついて、マイアの瞳をじっとみつめて口を開いた。
「今日、アントニアがライサの様子を知らせてくれた」
「え?」

 23は頷いた。
「ライサの状態はかなり良くなっているそうだ」
「本当に? よかった」
「誓約が守れる程度に回復したら、たぶん腕輪を外されて家族の元に戻れるだろう」

 マイアはそれを信じた。直接ライサに逢ったわけではないが、23はドンナ・アントニアを信じている。23が好きになるような人なのだ。嘘をついたりするはずはないとマイアは思った。

「お前が館に戻ったら、《監視人たち》にわからないようにライサの妹に連絡する方法を考えよう」
マイアはそれを聞いて笑顔になった。
「うん」

「みんな出て行ったな」
23はあたりを見回した。マイアは壁の時計を見た。

「ここはもうじき閉店かな。露店は一晩中開いているし、今晩はずっと開いているお店もあるんだけれど」
「じゃあ、俺たちも行くか」

 往来は人でごった返していた。アリアドス通りや、もっと小さい通り、至る所にパラソルが出ていて、スイートバジルが薫っている。人びとは道の脇で売っているイワシや肉のグリルを食べ、ビールやワインをあおっている。ダンサーたちを引き連れた山車が練り歩き、人びとは楽しそうに歌って騒いでいる。

「髪、下ろしているの初めてだな」
23が言った。マイアは頬を染めて頷いた。
「お休みだから。ねえ、縛っているのと、どっちがいい?」

 23は何でもないように言った。
「どっちでも、お前はお前だ」

 それって、どっちもいいってことかな。それともどうでもいいってことかな。マイアには追求することはできなかった。

 グリルの煙があたりを白くしていく。リベイラの近くでは、焔を中に閉じこめた紙風船を氣球のように飛ばしている。23が珍しそうに狂騒の街を眺めている。普段は真面目に働くPの街の人びとが、今宵だけは何もかも忘れて騒ぐのだ。明朝、サン・ジョアンの祭日が明けるまで。

「あれは何だ?」
多くの人びと、子供はほとんどが持っている、プラスチック製のハンマーを見て23が訊いた。

「ああ、あれ? 今日は無礼講でね、知らない人でも、あれで叩いていいの。でも、ハンマーを持っていない限り叩かれないから大丈夫だよ」

 本当はもっと説明をすべきだったのだが、マイアはお腹が空いていて心ここに在らずだった。
「ねぇ、ちょっと待ってて。イワシ買ってくるね」
そういって斜め前の売店に入っていった。

 その場に立って辺りを見回していた23は、石壁にもたれかかっている一人の老婆が球形の紫の花を売っているのを見た。彼女は23を手招きしたが、例によって現金を持っていない彼は首を振った。

「金はいらないよ。今夜を過ぎたらもう用無しになる花だ。あんたの彼女の分と二つ持ってお行き」
「これはなんだ?」
「知らないのかい? ニンニクの花さ」

 23は礼を言って二本の花を受け取った。

 熱々のイワシを持ってパラソルの下に場所を確保したマイアの所に戻り、23はマイアにニンニクの花を手渡そうとした。それを見てマイアはぎょっとした。
「えっ。それは、まずい!」

 周りのプラスチックのハンマーを持った集団が目を輝かせてこちらに向かってきた。それは襲撃と言ってもよかった。マイアはニンニクの花を仕舞わせようと彼のもとに飛んできた。その二人をめがけてハンマー軍団は大笑いしながら走ってくる。23はとっさにマイアを抱きしめた。

 ピコンピコンという音がして、大量のハンマーが23を叩いた。けれど、それは大して痛くなかったし、人びとも攻撃というよりは楽しみながら叩いていた。そして、大人も子供も笑いながら去って行く。

 23はマイアを離した。
「すまなかった」
何か勘違いしていたようだとひどく戸惑っている。

 マイアは、心臓が壊れてしまったのではないかと思った。大きく波打ち、その鼓動は彼に聞こえてしまったに違いないと思った。彼の腕が外されても、まだ呆然として彼のシャツのひだをつかんでいた。

 我に返って慌てて手を離すと、真っ赤になって下を向いた。
「ご、ごめんね。びっくりしちゃって……」

 その間も、後ろを通りかかる人がピコン、ピコンと23を叩いていく。振り返ると彼らは親指を立てて意味有りげに笑っている。23の戸惑っている様子にマイアはすまない氣持ちになった。もっとちゃんと説明しておけばよかった。

「ニンニクの花もハンマーと一緒なの……。もともとはこれで顔を撫でていたんだって。そうすることでお互いに息災でいられるようにって祈ったんだね」
「そうか。それで、あれを持った途端、皆が襲ってきたんだ」

 23はニンニクの花をテーブルの中央、パラソルの支柱の所に挟んだ。二つ並んだ丸くて藤色の花が仲良く寄り添っているように見えた。マイアはまだドキドキしていた。
「守ってくれて、どうもありがとう」

 彼は困った顔をした。
「この程度じゃ守った内には入らない。おもちゃのハンマーの集団だ」
「それでもすごく嬉しかったよ。今まで、誰にもこんな風に守ってもらった事なかったし」

 23は手を伸ばして、風で頬にかかったマイアの髪をそっと梳いて言った。
「お前が館にいる限り、俺に可能な限り守ってやる」
「……」

 泣きそうになった。彼はマイアが館に来てから本当にいつも守ってくれた。彼がいなかったら、仕事では無防備に失敗して回って他の人に怒られただろうし、ライサのことを訊き回ってすぐに追い出されただろう。それに何があったかを知らずに24に近づいて、ライサと同じような目に遭ったかもしれない。

 23と、彼の作る靴は似ている。シンプルで飾りは何もないけれど、ぴったりと寄り添い優しい。一度履いたらもう他の靴を履く事など考えられない。

 館にいる限り、そう彼は言った。いつまでいられるのだろう。いつまで彼は一人でいてくれるのだろう。私はいつまで想いの痛みに耐えられるのだろう。何度も諦めようとしたけれど、それは不可能で、それどころか毎日もっと惹かれていく。一日一日が新しい思い出になり、この街の風景の上に積もっていく。

 真夜中が近づくとマイアは23をドン・ルイス一世橋が見える所へ連れて行った。0時になると花火が上がるのだ。かなりの穴場だと思っていたが、かなりたくさんの人が来ていた。プラスチックのハンマーがピコピコいって、人びとは陽氣に笑っていたが、最初の大きな花火が上がると、歓声とともにみな花火を楽しんだ。

 腹の底まで響くような轟音とともに花火は炸裂し、夜空を彩ってからD河へと落ちて行く。赤、青、緑、そしてマグネシウムの強烈な白。一段、二段、三段と、大きくなる花の輪が、これでもかと咲き誇る。そして、消えたはずのその場所から、黄金の煌めきが舞う。

「きれい……」
「ああ、本当に綺麗だな。見られてよかった」
「この花火、はじめて?」
「ああ、俺の窓からは見えないんだ。いつも音と空の色が変わるのだけを見ていた。お前に誘ってもらわなかったら、きっと生涯見なかったかもしれないな」

 マイアは23を見た。嬉しそうに目を細めて空を見上げるその横顔を。ただの友達だと思われていてもいい。ドンナ・アントニアにはしてあげられないことを、こうして彼の喜ぶことを、どんなことでもしてあげたいと思った。23は、マイアの方を見て笑った。

 花火が終わったが、人びとが解散する氣配はない。
「彼らは帰らないのか?」
「え。今晩は、みんな夜通しよ。あのね。夜が明けて最初の朝露が降りるまで外にいると、それからの一年間、健康で幸せでいられるんだって。夜明けと同時にD河でラベロ舟のレガッタもやるんだよ。23、朝までいられる?」

 朝までと言ったとき、彼はマイアの顔をまともに見た。マイアはしまったと思った。来てくれたことで、それに先ほど守ってくれたことで舞い上がっていたのだ。

 彼は静かに首を振った。
「サン・ジョアンの祭日は夜明けとともに礼拝があるんだ。イワシ臭くなって徹夜明けの疲れた顔をしているわけにはいかない。母やアントニアに感づかれてしまう」

 彼の口からドンナ・アントニアの名が出て熱く脈打っていたマイアの心臓の鼓動は弱まっていった。
「お前も明後日の早朝から出勤だろう。今夜更かししない方がいい、そうだろう?」
「うん。そうだね……」

 シンデレラの魔法は解けちゃった。マイアは悲しくなった。やっぱり私はほんの少し友達に近いだけの使用人なんだな。

「今夜はありがとう。家はどこなんだ?」
「え、レプーブリカ通り」

「送るよ」
「いいよ。遠くないし、一人でも帰れる」
「だめだ。こんな深夜で、酔っている人もたくさんいる」

 マイアはつま先を見つめた。23の作ってくれた、マイアをいつも柔らかく包んでいる靴が目に入った。
「23、本当に紳士だね……。そんなに優しくされると、私、誤解しちゃうよ」
「何を」
「王子様に守ってもらってる、お姫様みたいなつもりになっちゃう」
「馬鹿なことを言うな」

 馬鹿なことか……。お姫様じゃなくて召使いだものね……。
「俺は王子様なんかじゃないって、言っただろう」

 逆方向へと向かっていく楽しそうな人たちとすれ違いながら、二人は言葉少なに歩いた。公園の角を曲がり、狭い小路に押し合いへし合いするように建つ古い家々の一つの前でマイアは立ち止まった。「ここ」と濃い緑のタイルの家を示した。23は街灯に照らされた錆びたバルコニーを見上げた。ドラガォンの館に住む彼にはどんなあばら屋に見えているのだろうと思った。

「おやすみ。また明後日、いや、もう、明日か」
「おやすみなさい。今晩はありがとう」

 彼は「礼を言うのはこっちだ」と言ってから、急に顔を寄せて、マイアの頬にそっとキスをした。唇よりも彼の髭の感触が肌に残った。彼の髪からはイワシと花火の火薬の匂いがした。

 振り返りもせずに去っていく背の丸い後ろ姿を、彼女は見えなくなるまで目で追っていた。
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Comment

says...
更新、お疲れさまでした。

サン・ジョアン祭、なんか、すごく楽しそうなお祭りですね。
ピコピコハンマーとか、ニンニクの花とか、グッズがどれも可愛い。マイアと23のデートに、ぴったりなイベントですね。
そして、このじれじれな展開が、もうたまりません。
言っちゃえ、ホレ、好きって言っちゃえ、って何度も思いました。ハグとか花火とか、徹夜で楽しむお祭りとか、条件揃いまくりじゃん。23、マイアをお持ち帰りしちゃえよ……って、それはいろいろまずいか(笑)
お祭りの雰囲気やマイアの心情などなど、いろいろと楽しませてもらいました。

次話からは、またドラガォンの館でのお話になるんでしょうか。
休暇中の逃亡未遂やお祭りデートが、どんなふうに影響していくのか楽しみです。
2015.09.30 12:03 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
ちょっと久しぶりで嬉しいです(*^_^*) 前回の部分からちょっと時間が経っていて、そうかぁ、マイアはこんなもんもんなシーンで1か月くらいも放置されていた(す、すみません!)んだ、ってちょっと微笑ましくなっちゃって。
でも、まさかの23、来てくれたんですね! いや、ここで来てくれないと話がおかしな方向に行っちゃいそうだし、当たり前なんだけれど、マイア目線で私もほっとしました!
お祭りの楽しいイベントに巻き込まれながら、少し距離が近づいていく2人、でも少し気持ちの中には前に進めないものも残っていて、そんな気持ちの動きがお祭りを背景に進んでいるのが素敵。
このシーン、先だっての「設定の拘り」をバックに感じながら拝読すると、また違った読み方もできて面白かったです。
で……23の脱走について何も起こらないのかどうか(誰も問題視しないのかな?)、まだまだ気になっている大海です。
2015.09.30 12:43 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
うぷぷ、うぷぷ^^ 23は絶対に来てくれると思った^^
また新しい体験。マイアとの思い出もできて良かったです。
ピコンピコンが聞こえてくるようです。お祭り、楽しそうだあ。朝までかあ^^

それにしても23、今までお祭りに行けないでいたなんて。
シドニーに住んでいるのにハーバーブリッジのニューイヤー花火を見に行けない、というのと近いものがありますよ。

それにしてもマイヤ、盛り上がったり盛り下がったり、いろいろあったね。
じれじれだけど、仕事に戻った時に新たな展開が待っていそうで楽しみです。
夕さん、よろしくね!^^
2015.09.30 13:48 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

ね、面白そうなお祭りでしょう?
これを使わんでどうする! って、思いましたよ。
ピコピコハンマーやニンニクの花など、土曜日に動画をお見せしますので、そこでチェックしてくださいね〜。

そして、すみません。
じれじれ展開、わざとやっております。
言えば、もうお話は終わるんですけれど……。
でも、あれですよ。お持ち帰りしても、自宅はあそこだし(笑)

この話は、書いていても楽しかったなあ。
次話は、また召使いに戻ります。
あ、でも、お話は進みますよ、進むっていうか、昇ったら降りるっていうか……。

また読んでいただけると嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2015.09.30 20:45 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうなんです。一週間の休暇の話に四ヶ月もかかっています。あ、オフ会で一回抜けちゃいましたしね(笑)
マイアはいいんです、勝手に一人ジェットコースターしているだけなんで。

23、来ましたよ。強引に約束しちゃいましたから。
それに、たぶん、一度お祭りに行きたかったに違いない(笑)

この祭り、いろいろと盛りだくさんで、さらに街の魅力にも溢れていて、文化的な魅力も一杯で、この話にはなくてならないみたいに思ったんです。だから、きちんと想いの動いているエピソードを絡めたかったのですよね。

で、脱走(笑)については、ええと、もう記録されていますが、エピソードとして登場するのは、かなり先です。
もう少々お待ちください。

また次は、一ヶ月先ですが、また読んでいただけると嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2015.09.30 21:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

そうそう、来ましたよ、23。
楽しそうなお祭りなんです。私も行きたい!
花火、音を聞くだけでみることができないのって、ストレスですよね。

シドニーのニューイヤーの花火、毎年テレビのニュースで見ます。
「あと何時間で新年ですね。世界の各地ではもう新年を迎えています」って必ず紹介されますが
うん、すごい規模ですよね〜。
そういえば、あれって、夏の花火大会になるんですよね。いいなあ。

で、お祭りは朝までですって。朝露が降りるまで外にいると、一年間無病息災でいられるって言い伝えがあるそうです。
朝まで騒ぐいい口実?

本当に今回は、いろいろありましたよね。
マイアは、これからもずっと、一人ジェットコースターです(笑)
展開は進んでいきますので、お楽しみに!

また一ヶ月開きますが、また読んでくださると嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2015.09.30 21:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
へ~~。こんなお祭りが本当にあるんですね。
見ず知らずの人同士が、ぴこぴこ(笑)
この、ハンマーの会社は繁忙期ですね^^

そして、23が来てくれてよかった。・・・って、来ないはずはないと思っていましたが、
その後の展開が予想以上に甘いムードで、傍に居たらきっと、きゃあ♡って言いそうにラブラブでした^^
マイアって、これでも自分は愛されていないと思うんでしょうか。
これ、もろに告白レベルでしょう!
いや、そう思うのが辛いから誤魔化してるのかな?

休暇がおわって、また23の元に帰って。そこから、またいつもの日々が始まるのか、もっと何かが進展するのか。
それも楽しみです^^

(イワシって、匂いが取れないんですよね・(笑))
2015.10.01 13:55 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

あるのです。
ポルトの人たちって、ポルトガルの中でも極端に働き者な人たちらしいんですが
この一日だけは、豹変して、街中で楽しむんですって。
でもピコピコ(笑)行ってみたいですよね。
もともとニンニクの花だったものをハンマーで代用しようと、言い出した人、誰なんだ。
ハンマー会社、大もうけですよね。

そう、皆さんお忘れかもしれませんが(忘れないって)、これ、恋愛小説なんです。
だから、たまには盛り上がらないとね(笑)

23のセリフなども、まあ、どっちとも取れるように書いていますけれど
「これって、こっちだよね」とツッコんでいただければ本望です。
マイアは「そうだったらいいのになあ、でも、違うよね、あんなに綺麗な恋人がいるんだし」と
頑固に思っております。それでこそ、長編ぐるぐるヒロイン!(なんだそりゃ)

そうです。休暇は終わって、召使いに戻ります。
ある事態は進みますが、他の進捗状況は……作者も、ほら、あれですし。

> (イワシって、匂いが取れないんですよね・(笑))

まずいですよね、23。
戻ったら、彼は丑三つ時のお風呂です! 沐浴ブログだけに。
あ、もう沐浴シーンは、この作品ではありませんけれど。

コメントありがとうございました。
2015.10.01 17:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
久しぶりにジョゼの話題がちらちらと出てきてますね。
そしてマイアの落ち込みが最高に達したとき23の登場。
やっぱり来てくれたんだ。マイア嬉しかっただろうな。こっちまでホッとします。
こんなに危険を冒してまで来てくれるんだから、マイアもっともっと自信を持ってもいいはずなのに、相変わらずだなぁ。夕さんもけっこう意地悪ですね。でもこれだから盛り上がるんだよなぁ。
髪を降ろしていることに触れる23、ええい!もうちょっと言いようがあるだろうに!意味は分かりますよ。意味は。でもこのマイアにはそんな言い方では全く伝わらない。23もけっこうあれですよね。
ライサの情報、そして例の作戦、これがあれですよね?実行を楽しみに待っています。

ピコピコハンマーとニンニクの花、これ本当にある風習ですか?ユニークですね。そして23の抱擁、やっとですからね。でもこの反応?まだまだの予感です。こりゃ、相当引っ張られそうです。でも素晴らしいデートになってよかったです。花火のお祝いつきでしたし・・・。
今夜は存分に楽しませていただきました。

ホットチョコレートも美味しそうでしたが、イワシ(多分焼いた物?)も美味しそうでした。小骨がちょっと嫌ですけど、美味しいんです。
2015.10.05 12:09 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

本当にもうすっかり秋ですよね。私は食欲が止まりません。(そっちの話じゃない!)

そう、今回のジョゼの話題は、次回の布石です。
ちょくちょく名前は出てきていますが、このストーリーでのジョゼの存在意義は、次話なのです(笑)

そして、ええ、今回はマイアの舞い上がっている回なのです。
Pの街も一年に一度の舞い上がりっぷりですからね。

私は、ええ、キャラに優しくないです。特にこんなところでラブラブになんてしませんよ〜。
まだあと三分の一あるし。

23は、かなりあれですね(笑)
女の子、口説いたことないみたいなのが、バレバレ。
そこはね、そんな風に言っちゃダメだよ。それとも照れ隠し? いや、何も考えていない?

そうそう、ようやく、あの件が二人サイドから語られます。
ライサの件は、この小説ではそんなに深く語られず、まだ執筆中の「Filigrana 金細工の心」でちゃんと書く予定です。
ま、どっちにしてもマイアにはよくわからないままになるんだろうな。

それと、このお祭りの風物は、みな実際にそうやっているもの(らしい)です。
ポルトで、このお祭りの話を聞いて「本当にそんなことするの?」とびっくりし、帰国後ネットでいろいろと調べました。
記事や写真だけだと、ちょっと不安だったものもあるんですが、動画はいいですね。
ほんとうにやってる! と、楽しくなりました。

ホットチョコレートは、美味しかったです! カロリーのことは考えない方がいいかも、でしたけれど。
それに、サン・ジョアンのお祭りと言ったら、なんといってもイワシなんですって。
日本人と一緒でたくさんお魚を食べる人たちなんですよね。その辺も、親しみがわいてしまう原因なのかもしれませんね。

来月も読んでくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2015.10.05 21:08 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こっそりこそこそこんにちは……
ここまで拝読しました!
サン・ジョアンの前夜祭、皆さんも仰っていましたが、
おもしろいお祭りですね。
日本には中々ないノリの、それでいてい可愛らしい要素いっぱいのお祭りです。

わたしは未だに23の気持ちが見えてきません……
どうも、彼はそもそも「自分は王子様なんかじゃない」というちょっと
自分を否定的に見ているところが根本にあって、
それがマイアをやきもきさせているような気もします……

わたしも、多分マイアと一緒で、ちゃんと言葉で「好きだ!」
と言ってもらえないと分からないほうなので、
マイアの気持ちすごくわかります……
それとも、これはもう、皆さんが仰っているように
無意識の告白なのでしょうか……?
ドキドキしてきました。
続きも引き続き読ませて頂きます!

2016.01.14 12:55 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

うわぁ、怒濤の進み方、ありがとうございます!

そうなんです。このお祭り面白いんですよ。
「Infante 323 黄金の枷」は、小説を発表した次のエントリーが必ず関連するポルト案内の記事になっていまして、この回を発表した時は、サン・ジョアンの前夜祭の様子の動画をくっつけました。よかったら、そちらで実際の様子をご確認くださいませ。

そして、23の卑屈っぷりですが、これは前の方の「アヴェ・マリア」の回で少し述べていますけれど、その他にも補足系の外伝がありまして、これを読むと、少し彼に対する理解が深まるかもしれません。一応、リンクを載っけておきますね。

「願い」http://yaotomeyu.blog.fc2.com/blog-entry-976.html
「格子の向こうの響き」http://yaotomeyu.blog.fc2.com/blog-entry-984.html

元々の内向的な性格や、歪んでしまった背中の件などもあるんですけれど、それ以外にもいろいろ(前の世代のこととか)あって、23本人は「俺は人からは好かれないタイプ」といじけているところがあります。で、本人としては「王子様」どころかどっちかというと「美女と野獣」の野獣の卑屈さに近いものがあります。「こんな野獣のような醜い自分を好きになってくれる訳はない」的な。さらに「檻の中に閉じこめられているヤツなんて、王子もへったくれもあるか」とも思っていますね。

日本人的には少しわかりにくいかもしれませんが、実は欧米には日本のような「告白して正式におつき合いする」的な文化がないんです。「一緒に住もうよ」とか「結婚しようよ」はもちろん言葉にだしますが、「君が好きだから、俺の彼女になってください」みたいな、もしくは「彼の方から言ってくれないと」みたいな文化はないのですよ。だから、お互いに探り合って、何となく進んでいくというのが普通なんですが、マイアはもう始めっからダメだと思っているので進まない(笑)マイアが進まないと、23も(たとえマイアのことを好きだとしても)「こりゃダメかな」と進まない。

23がなぜ全然具体的な想いを見せなかったのかは、最終回でちらっと語ります。
彼は、けっこういろいろなことでがんじがらめなのです。
マイアと違ってこの人は考えすぎなんですね。でも、他にすることないんで。

マイアのためにドキドキしていただきありがとうございます。
この先も読んでいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.01.14 20:44 | URL | #9yMhI49k [edit]

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