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Posted by 八少女 夕

【小説】バッカスからの招待状 -4- オールド・ファッションド

scriviamo!


scriviamo!の第七弾です。もぐらさんは、 雫石鉄也さんという方のお作りになった作品の朗読という形で参加してくださいました。

もぐらさんの朗読してくださった『ボトルキープ』

原作 雫石鉄也さんの「ボトルキープ」

もぐらさんは、創作ブロガーの作品を朗読をなさっているブロガーさんです。昨年の終わりぐらいにリンクを辿っていらしてくださってから、長編を含む作品を読んでくださっているありがたい読者様でもあるのですが、うちの作品の中で一番最初に読むことにしてくださったのが、この「バッカスからの招待状」シリーズです。

珍しいものから読んでくださるなと思っていたのですが、実は雫石さんのお書きになるバー『海神』を扱ったシリーズの大ファンでいらっしゃることから、この作品に興味をおぼえてくださったということなのです。

今回朗読してくださったのは、その『海神』とマスターの鏑木氏が初登場した作品だそうで、ご縁のある作品のチョイスに感激しています。

ですから、お返しにはやはり『Bacchus』の田中を登場させるしかないでしょう。参加作品「ボトルキープ」にトリビュートしたストーリーになっています。もぐらさん、雫石さん、そして鏑木さま。本当にありがとうございました。


参考:
バッカスからの招待状
いつかは寄ってね
君の話をきかせてほしい

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バッカスからの招待状 -4- 
オールド・ファッションド
——Special thanks to Mogura san & Shizukuishi san


 そのバーは大手町にあった。昼はビジネスマンで忙しいけれど、飲食街からは離れているので夜はほとんど人通りのないとあるビルの地下。知っている人でないと見過ごしてしまいそうな小さな濃い紫色の看板に白い字で小さく書かれている。『Bacchus』と。

 店主であるバーテンダーの田中佑二は、今夜も開店準備に余念がない。バブルの頃は、何人かのバーテンダーを雇わないと回らないほど忙しかったこともあるが、今は繁忙期以外は一人でやっている。大手町だから家賃も相当かかるが、幸いそこそこの固定客がいるのでなんとか続けていられる。

「いらっしゃい」
今日最初の客だと顔を向けた。意外な人物が立っていたので戸惑った。

「これは……。庄治さんの奥様。こんばんは」
健康そうではあるが、既に七十歳にはなっているだろう。厳格な表情をして地味な服装なので同年代の女性よりさらに老けて見える。

 彼女は、『Bacchus』の客ではなかった。どちらかというとこの店の売上にブレーキをかける役目を果たしていた。つまり、彼女の夫がここで飲むのを嫌がり、必至で阻止していたのだ。しかし、それもずいぶん昔のことだ。庄治が顔を見せなくなってから三年は経つだろうか。

「こんばんは。まだ開店していないなら、外で待ちますけれど」
「いいえ。どうぞお好きな席へ」

 老婦人は、キョロキョロと見回してから、一度奥の席に行きかけたが、戻ってきてカウンターの田中の前に座った。

「ご主人様とお待ち合わせですか?」
彼が訊くと、笑って首を振った。
「それは無理よ。先月、四十九日の法要を済ませたのよ」

 田中は驚いた。
「それは存じ上げませんでした。ご愁傷様です」
「ありがとう。もちろん知らなくて当然よね。私が知らせなかったんですもの。あの人、ドクターストップがかかって飲みには行けなくなった後、他のお店には行きたいとは言わなかったのに、ここにだけはまた行きたがっていたの」

 それから、田中の差し出したおしぼりを受け取って、上品に手を拭くと、メニューを怖々開いた。しばらく眺めていたが、閉じて言った。
「ごめんなさいね。私、こういうお店で飲んだことがなくて、わからないの。あの人はどんなものを頼んでいたのかしら」

「ご主人様は、いつもバーボンでした。フォア・ローゼスがお氣に入りでボトルをキープなさっていらっしゃいました」
そういうと、後に並んだ棚から、三分の二ほど入っているボトルを一つ取って、彼女に見せた。

 ここでは、キープのボトルには、本人にタグの名前を書いてもらう。亡くなった夫の筆跡を見て、彼女の眉が歪んだ。

「私のこと、嫌な女だと思っていらしたでしょう。いつも早く帰って来いと電話で大騒ぎして。それにここまで来て連れ帰ったこともありましたよね」
「庄治さんのご健康をお考えになってのことだったのでしょう」

「ええ。そうね。でも、こんなに早くいなくなってしまうのなら、あの人が幸せと思うことを自由にさせてあげればよかったって思うの。今日ね、たまたまギリシャ神話の本を目にしてね、あの人が、もう一度『Bacchus』に行きたいなと言った言葉を思い出して。供養代わりに来てみようかなと思ったのよ。歓迎されないかもしれないけれど」

「とんでもない。おいでいただけて嬉しいです」
田中は、心から言った。

 彼女は、ふっと笑うと、ボトルを指して訊いた。
「このお酒、飲んでみてもいいかしら。これって確かとても強いのよね。ほんの少ししか飲めないと思うけれど」

 田中は少し困った。バーボンには明示された賞味期限はないが、開封後はやはり一年くらいで飲みきった方が美味しい。かといって、キープされたボトルを勝手に捨てるわけにはいかないので、全く訪れなくなった客のボトルはそのまま置いてある。

 田中はそのことを告げてから、別のフォアローゼスの瓶を取り出した。
「ですから、お飲みになるのは新しい方にしてください。もちろん、別にお代は頂戴しませんので」

 庄治夫人は、首を振った。
「まずくなっていてもいいから、あの人のボトルのお酒を飲みたいわ。私でも飲めるように少し軽くなるようなアレンジをしてくれませんか」

 田中は頷いた。
「わかりました」

 ボトルを開けて、香りをかいだ。幸い品質はほとんど低下していないようだ。これならと思い、オールド・ファッションド・グラスに手を伸ばした。
「オールド・ファッションドというカクテルがございます。砂糖やオレンジなどを使っていて、それと混ぜながらご自分でお好きな加減の味に変えて飲みます。いかかですか」

 老婦人はじっと田中を見つめた。
「お酒はそんなに飲みなれていないので、全部飲めないかもしれないけれど」

「強すぎて無理だと思ったら遠慮なく残してください。ノンアルコールのカクテルもお作りできますから」
田中の言葉に安心したように彼女は頷いた。

 田中はグラスに角砂糖を入れた。カランと音がする。アロマチック・ビターズを数滴しみ込ませてからたくさん氷を入れた。それからフォアローゼスを規定よりもかなり少なめに入れて、スライスオレンジとマラスキーノ・チェリーを飾った。レシピにはないが、絞りたてのオレンジジュースを小さいピッチャーに入れて横に添えた。

 庄治夫人は、怖々とマドラーでかき混ぜながらそのカクテルを飲んでみたが、首を傾げてから添えてあるオレンジジュースを全て注ぎ込み、それから安心して少しずつ飲みだした。
「これ、あなたの受け売りだったのかしら」

 田中は、彼女の言う意味が分からずに首を傾げた。老婦人は笑いながら続けた。
「いつだったかしら、いつもお酒ばかり外で飲んでと文句を言ったら、美味しいんだぞ飲んでみろと頂き物のウィスキーを私に飲ませようとした事があるの。それが水を入れても、強いだけで全く美味しくなくて。そうしたらこれならどうだって、オレンジジュースを加えてくれたのよ。そうしたら結構美味しかったの。悔しいかったから、美味しいなんて言ってあげなかったけれど」

 彼女は、目の前のフォアローゼスの瓶のタグに愛おしげに触れた。
「美味しいわねって、ひと言を言ってあげれば、私が大騒ぎしなくても帰って来たのかもしれないわね。それに、一緒にここに来ようと言ってくれたのかもしれないわ。もう遅いけれど」

 それからタグを持ち上げて田中に訊いた。
「もし、これを捨てるなら、私が持ちかえってもいいかしら」
「もちろんです。庄治さん、大変お喜びになると思います」

 長居をせずに彼女が帰った後、田中は庄治の残していったボトルを眺めた。キープしたまま二度とこなくなった客のボトルを置いておくのは場所塞ぎだ。だが、客との大切な約束のように思って彼はなんとか場所を作ってきた。

 タグを未亡人に返して、このボトルをキーブしておく意味はなくなった。彼は寂しさと、約束を果たせたというホッとした想いを同時に噛み締めていた。庄治夫人から聞いた墓は、彼の自宅からさほど遠くなかった。今度の休みには、このボトルをもって墓参りに行こうと思った。


オールド・ファッションド(Old Fashioned)

標準的なレシピ
バーボン・ウイスキー 45ml
アロマチック・ビターズ 2dashes
角砂糖 1個
スライス・オレンジ 
マラスキーノ・チェリー

作成方法: オールド・ファッションド・グラスに角砂糖を入れ、アロマチック・ビターズを振りかけて滲みこませる。氷を入れ、ウイスキーを注ぎ、スライス・オレンジ、マラスキーノ・チェリーを飾る。



(初出:2016年1月 書き下ろし)

追記


この作品をもぐらさんが朗読してくださいました。

第303回 バッカスからの招待状 オールド・ファッションド


もぐらさん、本当にありがとうございました!
関連記事 (Category: scriviamo! 2016)
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Category : scriviamo! 2016
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
とっても素敵なお話 ありがとうございます。
さっそく雫石さんにもお知らせしなくては。

参加させていただけて嬉しかったです。
ほかの方々の作品も読ませていただいてとても楽しいです。
ありがとうございます。

こちらの作品 さとる文庫で朗読させていただいてもよろしいでしょうか。
同時に八少女さんのブログ紹介とscriviamo!に参加させていただいたことを
お知らせしたいのですが。
ご検討お願いいたします。
2016.01.28 11:48 | URL | #8tY9vXl2 [edit]
says...
執筆、お疲れ様です。
すごい勢いですね。この旺盛な創作力、いつもほんとうに感心します。

Bucchus、やはりオトナな店だなぁ。田中マスターの、相手を選ばない真摯な接客姿勢が、素晴らしいです。
庄治夫人、男性からみたら、理解のない奥さんだなぁになっちゃうのかな。まあ、仕事や会社のあれこれで疲れて、ちょっと隠れ家で一杯、という気持ちもわかりますけど、ドクターストップかかっちゃダメですよね。
夫人は彼女なりに、夫を愛していた。もちろん、庄治氏もそれはわかっていた。庄治氏は、夫人に感謝しながら旅立ったんでしょうね。
直接は書かれていませんが、そんなストーリーが想像されてしまう、素敵なお話でした。

フォアローゼス、飲めないのにバーに行って、口にしたことがあります。バーボンはくせがあって、それ以来飲んでいませんが(そもそもお酒を飲まないけど)、オレンジジュース割りとかなら飲めるかも。オールド・ファッションドの方は、ちょっときつそうですけど。
2016.01.28 16:12 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

あ、お知らせしようと思っていたのですが、すみません。ありがとうございます。
喜んでいただけて、とても嬉しいです。

他の方の作品も、それぞれがお得意な分野で、特に今年はとても難しい課題をぶつけていらっしゃるので、私のはともかくそれぞれの方の参加作品を読んで楽しんでくださいね。

そして、この作品をご朗読いただけるとのこと、光栄です。
ウチの子がついに「さとる文庫」デビューですね。嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

なお、ご参加いただいた方を自動的にリンク(右側の「ブログのお友だち」という欄です)に追加させていただいています。
もしお嫌でしたら、おっしゃっていただければすぐに外しますので。

どうぞよろしくお願いします。

この企画に素晴らしい朗読でご参加いただき、本当にありがとうございました。
2016.01.28 18:10 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

本当に今年は、涙目で書きまくっております。
今のところ、次のcanariaさんと、かじぺたさんへのお返しは書き終わっているので、あとは今のところ、けいさんとTOM-Fさんのみ……なんだけれど、超難関が残っていて号泣ものです(笑)

私は、男性四十人に女性二人という職場で、男性と同じように働いたことがあって、世の男性方の言い分と、それから女性の友人たちから聞く言い分と両方が頭の中にあって、どっちもわかるのですよ。
スイスの基準で言うと、日本の男性の「ちょっと息抜きもさせてくれない理解のない奥さん」なんて発言は、即、吊るし上げられます(男性も定時で帰って子どもの送り迎えや買い物や家事をします)し、働かされ方も違うのですけれど、現実的な日本の男性である庄治の思っていたであろうことと、夫人の思っていたことを公平に思い浮かべながら書いてみました。

「たまには嫁のいないところでほっこりしたい」も「そんな暇があったらさっさと帰ってきなさいよ。肝臓にも悪いし」もある意味で生きた人間の本音としてはあるんでしょうけれど、それであっても二人の関係が崩壊していたという訳ではなくて、信頼している家族だからこそのものだと思うんですよ。そんな関係が、未亡人の語りから透けて見えたらいいなあなんて思って書いていました。だから、想像していただけて嬉しかったです。

フォアローゼス、たまに飲みます。でも、ロックでは飲めないので、バーテンダーが目を丸くするような薄〜い水割りにしてもらっています。オレンジジュース割は、たぶん邪道だと思うけれど、味としては馴染みやすいんじゃないかなあ。

この作品、「毎回カクテルのレシピをつける」と勝手にルールを作っちゃったので、水割りとかロックとか、出せなくなっちゃいました(笑)

コメントありがとうございました。
2016.01.28 18:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
読ませていただきました。
みごとな作品ですね。
しっとりと、大人の小説ですね。
私の「海神」は、地方の中都市のシャッター商店街にありますが、こちらのBucchusは、
大手町なんですね。その対比がなかなか面白かったです。
また、こちらを訪問させていただきます。
2016.01.29 01:38 | URL | #q.9GPyZk [edit]
says...
雫石鉄也さんの海神のお話も、しっとりと切なく
それでいて温かみを感じさせていただけるお話でしたが
こちらの『Bacchus』も、とても深みのあるお話で
夫を亡くされたご婦人の後悔や悲しみ、
そして、『Bacchus』に来て得た救いが心に沁み渡るような
素敵なお話でした(^-^*)

リンクの件、どうもありがとうございますm(^∀^*)m
もちろん大歓迎です!!!!!
こちらもリンクさせていただきましたので
これからも末永くよろしくお願いいたしますm(^v^*)mv-238
2016.01.29 12:36 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

読んでいただきありがとうございます。
褒めていただいて恐縮です。

この『Bacchus』とその店主田中は、「樋水龍神縁起」という長編の一シーンで使うために設定したので、場所がその主人公の勤務先の近くである大手町にしたのです。実は、私がかつて勤めていた場所に近いのです。

大手町というところ、ほんの少し歩くと、飲食店もたくさんあるのですが、私の想定したところは夜の人出がとても少ない場所で、一見さんはあまりこない、隠れ家のようなバーということにしてあります。でも、そこそこ客も入らないと、家賃も高いですよね、あの辺は。

雫石さんのブログ、「お氣にいり」に入れさせていただきました。次の作品を楽しみに訪問させていただきます。

この度は、本当にありがとうございました。
2016.01.29 21:37 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

たくさん読んでいただいてとても嬉しいです。
雫石さんのお話、地方らしい人情と切なさが心に染み入るお話ですよね。

もぐらさんが絶賛されていて、それで私の小説も読んでいただけるきっかけになった作品なので、こういう形でお近づきになれたのは嬉しいものです。

うちの『Bacchus』の田中は、作品のメインキャラではありますが、あくまで客の方がそれぞれのストーリーの主人公という形で書いているちょっと実験的なシリーズです。バーで色々な人生を抱えた人たちがマスターに聴いてもらうって、なんか憧れなのです。

お氣に召してとても嬉しいです。

そして、リンクの件、ご快諾の上、こちらのリンクもしていただけて感謝です。
こちらこそ末永くよろしくお願いいたします。

コメントありがとうございました。
2016.01.29 21:45 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
さとる文庫での朗読の許可をしてくださってありがとうございます。

リンクもしてくださってとっても嬉しいです。
私もリンクさせていただきました。
さとる文庫のほかに猫と愚痴とお知らせブログと化してるブログもあるのですが、そちらでもリンクさせていただきました。
ありがとうございます。

さとる文庫の配信は日本時間の31日10:00から公開予定です。
一生懸命やらせていただきましたが、どうでしょうか。ドキドキ
なにか気になったことや、やり直してほしいということがあればおっしゃってくださいね。
すぐに対処いたします。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
2016.01.30 07:20 | URL | #8tY9vXl2 [edit]
says...
この店の懐の深さがよく出ているお話しでした。
仕事なのでこういう大人の対応は当然と言えば当然なんですが、やはり田中さんの持つ優しさが出てきているように思います。いろんな人生経験に裏打ちされた優しさだと思います。素敵です。
庄治さんがこの店に足繁く通ったのはお酒も飲みたかったのでしょうが、彼との会話を楽しみたかったことも大きかったんだろうと想像します。
庄司婦人がこの店を尋ねたのはどういう気持ちからだったのか、サキにはよく分かりませんが、夫婦ってよく分からないものですからね。ふとそんな気持ちになったのでしょう。そして彼を追体験することによって、彼との別れを実感したんだろうと思いました。
オールド・ファッションドって基本的にバーボンと角砂糖、それに風味を付けたって感じでしょうか?氷はグラスにいっぱい入れておくのでしょうか?
チェリーとオレンジで飾られていて、ちょっとおしゃれな感じなのかな?
サキはあまり飲みませんが、こんな店の止まり木にならちょっととまってみたいと思います。きっとマゴマゴして何も喋れないでしょうけど、田中さんならなんとかしてくれそうですもの・・・。
2016.01.30 11:44 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
今ちょうど喉が渇いてるのもあって、佑二さんの作るカクテルが無性に飲みたくて・・・(いや、そんなときに一気に飲むものじゃないですよね)

それにしても、やっぱりこのバッカスはいいですね。
このご婦人、立ち寄って正解です。
後悔はもしかしたら増したかもしれないけど、理解してあげられたのは最高の供養ですもん、

うう、何にしてもこの佑二さん、素敵すぎる。本当にこのバッカスがあったら、通ってしまうと思います。(お酒弱いけど)
優しさ、心配り、スマートさ。ここに通う人は、お酒とともに、マスターに酔いしれるのかも(ってなんか妙な言い回しになったけど)

そして、次々とお返し掌編を書かれる夕さんに感服!ほんとうにプロの作家さん顔負けです!
一編一編丁寧にクオリティ高く仕上げるだけでなく、この速さ・・・。

まだまだ、続くようですが、どうぞ無理なさらずに、楽なペースで進めてくださいね。
なんか夕さんが倒れてしまいそうで><(そんなヤワじゃないか??)
2016.01.30 14:06 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

私の方こそ、宣伝までさせてしまい、恐縮です。
明日ですね。
楽しみに伺わせていただきます。

あ、もう一つのブログ、上手く見つけられなかったのですが。
教えていただけたら、そちらにも伺いたいと思います。

ところで、私もこんな小説を書いていますけれど、実はお酒はあまり強くないのです。
若いころはいっぱい飲む機会もあったのですが、今はワインならグラス一杯ぐらいでしょうか。
でも、おつまみの類いはとても好きなので、飲まないままに食べています。

シャンパンに合うおつまみと言う語りのところで思い出しましたが、以前アフリカで氣球に乗った時に、着陸したサバンナでシャンペンと一緒に朝食をとったことがあるのです。その時にシャンペンにスクランブルエッグも意外とあうんだなと思いました。
お洒落で言うなら、シャンペンにはイチゴですよ。かなりバブルっぽいチョイスですけれど(笑)

今後ともどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます!
2016.01.30 18:45 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

ただのお洒落なバーよりも、店主の人柄に誘われて何度も行きたくなるバーというものに憧れていまして、田中佑二は理想的な店主です。サキさんもご存知のように、彼の人生そのものも実は紆余曲折で、だからこそ弱い人とか、上手くいかないことを抱える人とかに優しいのかなと。もしくは「水商売の店なんかに行くな」という人たちに対しても、そうであってもその人たちも決して悪い人ではないのだと、彼は腹の中でいろいろと思っているんじゃないかなあと。

庄治夫人も、夫が生きていた時には自分でよかれと思ってしていたことを疑問に思う暇なんかなくて、ひたすら夫の健康回復のために頑張っていたんだと思うのです。それが、亡くなってから、好きなことを健康に悪いからって禁じたりして悪かったなあなんと思う余裕も出てきたんじゃないかなと。

それに、サキさんもおっしゃっているように、こういうことを繰り返すことで、人は親しい人の喪失を受け入れられるようになっていくのですよね。

オールド・ファッションドは、私も実際には頼んだことないんですけれど、自分で完成させるカクテルなんですって。砂糖をどのくらい溶かすか、もしくはオレンジをつついて香りを出すか、氷が溶けきらない前に濃いめで飲むか、もしくはもっと薄くなってから飲むか、という感じに。

「紅の豚」のポルコみたいなかっこいい男はロックで飲むんでしょうから、たぶんこれはもう少ハードボイルドじゃない人が飲むのかなあなんて想像しています。私は、バーボンは水割りじゃないと飲めないので、たぶん頼まないと思います(笑)

田中は、下戸の方でも大歓迎だと思いますよ。
ノンアルコールのカクテルなども、いろいろと研究しているようです。
よかったら遊びに来てくださいね。

コメントありがとうございました。
2016.01.30 19:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あ〜、一氣飲み?
これはちょっと強いのでは?あ、オレンジジュースの方は、大丈夫(笑)

この『Bacchus』のシリーズ、実は書いていないけれど、いろいろと構想メモがあるのですよ。
でも、そのメモにあうようなリクエストはまだ来ていないので、メモは埃をかぶっています。
(リクエストなくても書けって?)

前のコメ返にも書きましたけれど、私の理想のバーって、店主が話を聴いてくれるところなんですよね。
別に解決してくれなくてもいいけれど、話すことで軽くなるものってあると思うんですけれど、
関係者に話すと面倒になるし、ロバの耳のつもりで吐き出せる場所っていいなあって。
limeさんにも田中佑二を氣にいってもらえて嬉しいなあ。
よかったらちょっと一服しにいらしてくださいね〜。

そして、今年のscriviamo! 例年より大変なんですよ。
一人一人の方は、limeさんもそうでしたけれどまったくご自分のフィールドから普通に書いて(描いて)いらっしゃるんですが、それぞれに皆さん完結していて、全く突っ込みどころがないものだったり、もしくは「そ、それをどうせよと……」いう難しいお題だったり。

でも、発表する度に読んでくださって、氣にいってくださったり、励ましてくださったりすると
「よし! また頑張ろう!」って木に登ってしまいます(笑)

後たまっているのは、二本なのでなんとかなりそうです。

コメントと労い、ありがとうございました。
2016.01.30 19:36 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
マスター・・・深いわー大人だわー(*u_u)
かっこいいアルコールの飲み方はここで訊けって感じですね。
こうして話をしんみりと聞いてくれるマスターの存在って貴重だわー(聞いてもらいたい気満々)

自分だけの穴場の店を見つけてことあるごとに寄るって、良いですよね。
仕事とも家とも違う自分の居場所、そういう存在を持つのも悪くないかも。

バーボンは、香りは甘いのに、舌触りも滑らかなのに、脳にドカンとくるちょっと危ない飲み物という印象です。
マスターとちびちびやりたい・・・
2016.01.31 01:23 | URL | #- [edit]
says...
おっと。忘れるところだった。
肩、お大事になさってくださいね。
私、基本肩こり無いのですけれど、2年前に人生初めてのひどい肩こり(アンド首こり)になってやっと肩が痛いとはどういうことかを理解しました。
夕さんのは肩こりとはまた違うのかな。いづれにしても、癖にならないよう、お大事になさってくださいね。
ではでは^^
2016.01.31 01:30 | URL | #- [edit]
says...
バーボンもウィスキーも、最近全く飲めない私ですが、大学生のころは結構飲めてたんですよ(もちろん20歳は過ぎていましたよ(*^_^*))。で、あの匂いも好きだったのですが……ある時、急性アルコール中毒みたいになっちゃって(2週間ほとんど寝ずに仕事をしていたところへ、新人歓迎会でチャンポンで飲んでいたら……最後にウィスキーで意識を失った→起きたら病院の救急室)、その後まったくあの匂いがダメになっちゃいました。
当時、バーボンはウィスキーに手が届かない小者の私にも比較的手に入れやすい、しかも庶民的なのに美味しい、という有難い飲み物でした。フォア・ローゼス、黒、特にお気に入りでした(*^_^*)
その後、酒の匂いでまず飲めなくなっちゃう私に、日本酒だけは嫌いにならないで済ませてくれた酒の神様(バッカス?)には感謝です。焼酎は、またこれも匂いでダメなんですが、夜神楽などで振舞われることがあって、いつの間にかちょぴっと飲めるように・……

あ、ここは酒談義の場所ではなかった。
えっと、相変わらず田中氏、渋いですよね。こういうバーって、ちょっと昭和の匂いがしますよね。もちろん、今もあるのでしょうけれど、ただお洒落なバーと言うだけではだめです。私が昔通っていた小料理屋(京都ですから)やバーは、若い女が一人で行っても変な顔はしませんでした。人と人の関係がちゃんとある場所だったんですね。
田中氏のバーもまた、酒の神に愛されているようです。
2016.01.31 05:35 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
おはようございます。

二つまとめて変身、ち、違う、返信させていただきますね。

『Bacchus』の田中は、私の憧れの存在を小説にしたものですから(笑)
本当は、けいさんのところのマスターみたいに、喫茶店の方が、あまり飲めない私にはいいんでしょうけれど
なんかちょっと酔っぱらわないと言えないこともあるかなあ、なんて。
客が、人生をちらっとさらけ出すという小説コンセプトだと、やっぱり酒の方がいいかなあなんて舞台裏です。

あ、けいさんも、どうぞどうぞ。
limeさんやサキさんたちとお誘い合わせで。
(そうなったら田中と話している時間なんてないな、盛り上がっていそうだもの)


バーボンやウイスキーは、ロックで飲めば「きつい! 危ない」と思うのに、水割りだと意外といってしまって危険ですよね。
滅多に飲みませんが、日本から帰ってくると、サントリーの山崎か響などを買ってくるのがお約束になっています。

そして、肩のご心配いただき、ありがとうございます。
肩こりとか、そういう痛みではなく、脇から腕を2センチくらい離すと激痛で踞る、みたいな急性のものだったんですが
どうやらほぼ治ったみたいです。

連れ合いが先日なった「石灰沈着性腱板炎」とか単純に「四十(五十)肩」とかそういうものかと思っていたのですが
それにしては治りが早いのでそれらではなかったみたいです。
木曜日に劇的に重いものを持った時に、どこか筋肉を傷つけてそれが炎症になっていたみたい?
連れ合いがもらった炎症を抑える薬を飲んで、三日くらい大人しくしていたら、ついに今朝は「イデデデデ」がなくなってきました。

一昨日は、お茶のコップも左では持ち上げられなかったのです。
左くらいと思いますが、使えなくなると、どれだけ普段使っていたのかがわかっていい経験でした。

コメントとご心配、ありがとうございました。
2016.01.31 11:24 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おはようございます。

ああ、彩洋さんと通ってきた道が似ているかも(笑)
あ、二週間寝ずになんて事はしていませんけれど、ウィスキーやバーボンで痛い思いをしているというところが。
まだ若くて、いくら飲んでも翌日普通に仕事していた頃、過信して酷い二日酔いになったことがあります。
そして学びましたよ、ワインとウィスキー系は絶対に一緒に飲んじゃダメなんだって。チャンポンはいけません。

その後、私はお酒がダメになるということはなくて、単に歳とともに弱くなっているだけですけれど、実ははじめからビールと焼酎はあまり好きでなくて現在に至っています。

もっとも、サワーにしたり、味が好きでないカンパリもカンパリオレンジにすると好きだったり、飲み方によってはいけるんですよね。

最近は、外ではワインの他はあまり飲まないんですけれど、日本から帰ってくる時にはたいてい「山崎」か「響」のボトルを買ってきます。私個人としては新堂朗への供物で(笑)連れ合いは日本のウィスキーに煩悩しているのでお土産として。おうちウィスキーは、なかなかです。日本酒は、熱燗派です。ええ、日本でだけ飲むことにしています。今年は飲めるかな〜(笑)

そして、『Bacchus』はもともと朗の秘密の隠れ家として設定したバーなので、私の憧れが集結しています。
客が人生をほろりとさらけ出せる、そんな場所であってほしいですね。
お洒落で、雑誌の取材が来てみたいなところじゃなくて。私には、そういう隠れ家まだないなあ。いつかは、きっと。

コメントありがとうございました。
2016.01.31 11:36 | URL | #9yMhI49k [edit]

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