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Posted by 八少女 夕

【小説】夏、花火の宵



今日発表するのは、読み切り短編集「四季のまつり」の第二回、夏の話で「花火」を題材にした掌編です。

というところまでは、ずっと前に決まっていたんですが、最初に出来た作品はあまりにも地味なのでボツりました。ですが、この作品で、canariaさんの主催するwebアンソロジー季刊誌「carat!(カラット)」に参加するつもりなので、書かないで放置は出来ません。

二つ目挑戦しました。最初のよりはいいかなと思ったんですが、「黄金の枷」の外伝にしてしまったので、本編を読んでいない人は、あの特殊設定の山には全くついていけないという現実を思い出しました。「四季のまつり」だけならいいけれど、「carat!」でそれはないわ、とこれもボツ。考えてから書けばいいものを。

三度目の正直。今度も外伝ですが、まあ、「ファインダーの向こうに」は読んでいなくても特に問題のある設定はないので、これで押し通すことにしました。canariaさん、ごめんなさい。でも、もう締切間近ですし、これで許してくださいまし。




夏、花火の宵

 7月4日、独立記念日。この日を心待ちにしていたのは、ハドソン川沿いに集まって花火が上がるのを今かと待っている観客だけではない。

 マンハッタンのパークアベニュー、32階建ビルの最上階で開催されるパーティに招待された人たちも同じだ。華やかで朗らかな魅力ある成功者、マッテオ・ダンジェロのペントハウスで独立記念日を祝うのは、ある種の人びとにとっては自慢すべきステイタスであり、また、彼の妻の座を狙う女性軍にとっては輝かしい未来への前進であった。

 パーティールームに用意された巨大なスクリーンには、ハドソン川で打ち上げられる花火の中継が映し出されることになっている。子供を肩車した一般人に視界を遮られつつ屋外で花火を鑑賞するより、ルイ・ロデレールのシャンパンを傾けながら女優や銀行家たちと上品な歓声を上げる方が自分にふさわしい。参加者たちの多くはそう考えていた。

 楽しく談笑しながら、客の間をまわっているマッテオ・ダンジェロ自身は、しかしながら、今年はこの日が彼主催のパーティでなければどんなに良かったかと思っていた。もし、この日に予定が何もなかったならば、彼はイタリア産の軽いスプマンテを持って、ロングビーチに住む妹を訪ねたことだろう。

 彼の大切な妹、取り巻きの女性たちの言葉を引用するならば「その価値もないくせにミスター・ダンジェロに溺愛されている」ジョルジアは、毎年一番最初に独立記念日の招待状を手にするにも関わらず、一度も姿を現さなかった。
「だって、兄さん。私はあなたのビジネスやロマンスの邪魔はしたくないの。それに、ああいうパーティは私には場違いだわ」

 例年ならば、この日ジョルジアと逢えなくとも、また別の日に食事に誘えばいいと思っていた。だが、今年は、出来ることなら彼女と一緒に花火を見てやりたい。彼は、客たちににこやかな笑顔を向けたままで、半年前の光景に想いを馳せた。

 それは、スイスのサン・モリッツでのことだった。もう一人の妹、アレッサンドラの結婚披露宴の直後で、引き続き滞在している招待客たちと一緒に大晦日を迎えていた。クルム・ホテルの豪華なダンスホールには、新郎の親戚である貴族たち、某国の元首や総理大臣、ハリウッドスター、そうした人びとに混じって参列を許された富豪たちとその妻たちが華やかに年の瀬を楽しんでいた。

 マッテオは、世界中のVIPが集まる厳戒態勢の結婚式の総監督的役割をこなしていたので、この日でようやく重責から解放されることを喜んでいた。

 三度目の結婚とはいえ、永遠の愛を誓ったばかりの妹の幸せに溢れた様子は、疲れと緊張を忘れさせてくれた。美しく立派なカップルの幸福に満ちた様相は、招待客たちに伝染して、ダンスホールは華やいだ幸福感で満ちていた。そして、夜は更けていよいよ新年へのカウントダウンが始まると、人びとはシャンパンのグラスを片手にそれぞれのパートナーとその瞬間を待った。

「ハッピー・ニュー・イヤー!」
グラスの重なる音、新しいシャンパンの開く音、人びとのキス。そして、大きな花火が開放的な窓ガラスの向こうに広がり、感嘆の声があちこちからあがった。楽団はウィンナ・ワルツを演奏し、人びとは新年を祝った。

 マッテオは、多くの人と乾杯しながら、まだ新年を祝っていないジョルジアの姿を探した。

 彼女は、ダンスホールではなく、その外側のバルコニーになった回廊に一人で立っていた。ガラスで覆われているので寒くはないが、熱氣のこもるダンスホールに較べると涼しい。

 ドアが閉まり、楽団の音と楽しくはしゃぐ人びとの声が聞こえなくなると、まるで別の世界に来たかのように、寂しくなった。マッテオは、華やかな世界に背を向けて夜に佇む妹の背中に、ブルー・ノート・ジャズを感じた。

 幸せに酔っているアレッサンドラの前では決して見せない遣る瀬なさ。華やかな世界に馴染めない居たたまれなさ。そして、手にすることが出来ないものを想う苦しみ。どうしてやることも出来ない妹の寂しい姿に彼の心は締め付けられた。

「ジョルジア、ハッピー・ニュー・イヤー」
五分以上経ってようやく声を掛けると、彼女は振り向いた。彼女は泣いてはいなかった。苦しんでいる表情もしていなかった。微かに笑うと「ハッピー・ニュー・イヤー、マッテオ兄さん」と返した。彼は、妹を抱きしめた。

* * *


「あら、ジョルジア。いらっしゃい」
キャシーは入って来たジョルジアを歓迎した。

《Sunrise Diner》は独立記念日だからといって休みではないので、キャシーはテレビをつけて花火を楽しもうと待っている。もっとも、常連客で店はそこそこ埋まっているので、のんびりと花火を眺めている時間はなさそうだ。

 サンフランシスコから遊びに来ている元同僚の美穂、この春からほぼ毎日やってきては居座っている英国人クライヴとその従業員クレアが同じテーブルに座っていた。彼らは、椅子を動かして彼女の場所を作った。

 ジョルジアは感謝してその席に収まった。

「いいタイミングで来たわね。ちょうど花火が始まるところよ。何を飲む?」
キャシーが訊き、ジョルジアはグラスワインの赤を頼んだ。

「今、話をしていたんですよ。花火の時にはどんな音楽が似合うのかってね」
クライヴが自分の店から持ち込んだボーンチャイナで紅茶を飲みながら口火を切った。

「ほら、ハドソン川の花火だと、ミリタリーバンドによる吹奏楽と合唱じゃない? でも、国によって違うらしいのよね、いろいろと」
キャシーが説明する。

 隣の席にいた常連でオーストリア人のフェレーナが口をだした。
「私は、『美しき青きドナウ』だって思うわ。とくに、新年の花火はやっぱりウィンナ・ワルツじゃないと」

 ジョルジアは、そういえばサン・モリッツの新年の花火でもウィンナ・ワルツを演奏していたなと思い出し頷いた。

「僕の意見は誰にも賛同してもらえないと思うけれど」
そう言って話しだしたのは、フェレーナの連れのスイス人ステファン。
「8月1日のスイスの建国記念日は、花火を見ながら野外クラッシックコンサートってことが多くて、スイスの建国記念日のコンサートだとロッシーニの『ウィリアム・テル』が定番なんだよね。だから花火というとどうもあれが……」

「いや、やはりベルリンではなんといっても『第九』だよ。東西統一の記念祭を思い出すから」
マルクスがドイツ人らしい断乎とした口調で主張する。

 クライヴも負けていなかった。
「いや、花火と言ったらなんといってもエルガーの『威風堂々』ですよ。毎年『プロムス』の最終夜で演奏されますし」

「それに、『ルール・ブリタニア』と『ジェルサレム』でしょ」
と、クレアが彼の愛国主義を茶化した。 

「日本はどうなの?」
キャシーに訊かれて美穂は首を傾げた。
「う~ん、どうかな。花火大会で曲はかかるけれど、あまり特徴のない映画音楽みたいなものかしら。そもそも、花火の方がすごくてどんな曲がかかっているかなんてほとんど考えたこともなかったし、まさかこんなに国によって違うものだとは思わなかったわ」

 ジョルジアの前に赤ワインのグラスを置いて、キャシーは訊いた。
「あなたにとっては? ジョルジア」

 そうね、と微笑んでから彼女は《Sunrise Diner》の店内を見回した。
「ここでかけている曲、かな」

 キャシーは、「え」といった。有線放送をかけているが、夜は少し賑やかなボサノヴァ風ジャズが多い。花火って感じじゃないなあ。
「どうして?」

「私、これまでわざわざ花火を観る習慣がなかったの。だから、特にかかる曲のイメージはもっていないの。でも、ここの曲、いま、映っている花火とけっこう合っているわよ」
そう言って、テレビの花火に目を細めるとワインを飲んだ。

 彼女は去年の秋から冬にかけて、キャシーとその家族が写真のモデルになって撮影していた頃と較べてリラックスしている。ここでかかっているボサノヴァ風ジャズみたいに。それと同時に、少しずつではあるが、ウルトラ個性的な常連たちに馴染んで来た。

 いつも一人カウンターに座ってテレビのニュース番組を観ているか音楽に耳を傾けているだけだったのが、呼ばれると彼らのテーブルに移ってきて一緒に時間を過ごすようになっていた。

 時間をかけて重い鎧を脱いで、剣を身から離すことが出来るようになって来たのかな。それとも、この間のアフリカに旅行で何か特別な経験でもしたのかな。

 客たちは、次々上がる花火の映像に歓声を上げて、それぞれの日々の苦労や腹立ちを忘れて楽しんでいる。一年に一度の浮かれた祭りの宵。

 どこで観るのも自由。どんなこだわりがあっても構わない。大切なことはみんなでワイワイ楽しく観ることだものね。

 店の有線放送の『ワン・ノート・サンバ』に合わせて打ち上げられる花火か。うん、本当に悪くない。キャシーもまた、サンバのような軽快な足取りで、次々入る新しい注文を華麗にさばいていった。


(初出:2016年6月 書き下ろし)

追記


「carat!」は読み切りを前提としているので、敢えて読む必要はないのですが、一応、今回の話も既存のシリーズの外伝になっています。興味のある方はどうぞ。

「ファインダーの向こうに」
「ファインダーの向こうに」

「ニューヨークの異邦人たち」
「ニューヨークの異邦人たち」

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Tag : 小説 読み切り小説 webアンソロジー季刊誌・carat!

Comment

says...
執筆、お疲れ様でした。
うわ、カラットの締め切りかぁ……書いてないや(爆)
というか、ふたつもボツになさったんですか。もったいない(ぼそっ)

ジョルジア、あいかわらず派手なパーティーは苦手なんですね。でも、人との交流を絶っているわけではなく、ちゃんと人間関係の輪をひろげていっているんですね。
マッテオ兄ちゃんは、あいかわらず妹を溺愛していますが、鎧を脱ぎ捨てて変わっていくジョルジアが気になるんだろうな。うん、いい兄ちゃんだ。
キャシーの店に集まった新旧のニューヨークメンバーと打ち解けて、花火の中継を見るジョルジア。彼女に、こんな日常が訪れるというのが、嬉しいですね。

そういえば、日本では花火の時に決まった音楽とかないですね。
ショー的に見せる花火だと、音楽に合わせた仕掛け花火とか打ち上げ花火とかあるけど。
美穂の言う通り、花火そのものの音がすごいですからね。音楽とか、いらないかも。
2016.06.08 15:10 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

TOM-Fさんも、ぜひラストスパートでって、あそこは昔に書いたものでもいいのですから、ぜひぜひご参加を。

ボツ二つのうち、一つはしょーもないので抹殺だと思いますが、「黄金の枷」外伝の方は、そのうちに陽の目を見ると思います。
どっかで(笑)
っていうか、書き出す前に考えろって感じですよね。

ジョルジア、パーティは嫌いだけれど、妹の結婚式はトンズラできませんからね。
しかも当日だけでなく大晦日までパーティだけれど、スイスにいるので逃げられなかったらしい(笑)

パーティは本当に嫌みたいですが、もう少し小さい人間関係は少しずつ改善しているみたいです。

マッテオは、えらく氣にしていますよね。要するにジョルジアが逃げ回っていて説明しないからなんですけれど。
秋に例の授賞式があって、このアレッサンドラの結婚式あたりまで、彼女も相当引きずっていましたが、春あたりにアフリカに行き(ここで新作の中編の話があって)、ゲシュタルトチェンジ(用法違う)が済んでいるのですね。兄ちゃんはまだわかっていませんが。

《Sunrise Diner》の方も、クライヴたちが入り浸って、たまり場状態になっていますね。クライヴたちの話も書きたいんだけれど、それはまたいつか。

今回の話の主役は花火なので、無理やり美穂にも登場してもらったんですけれど、Youtubeなどで確認すると日本の花火大会でも実は音楽かけていて、でも全然印象にないのはやはり花火の規模がとんでもないからじゃないかなあと思います。みている方も「すごい」「わ〜」とかいって、音楽には全く注目していないような。

アメリカだと、国家とかカッコ良く合わせちゃったりして、それはそれで面白いなと思いました。日本のは花火そのものを楽しんでいて、それ以外の国のは何か祝っているからという違いなのかもしれませんね。

何にせよ、この話の結論は「花火は一人でみちゃダメ、みんなで楽しもう」です。

コメントありがとうございました。
2016.06.08 20:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
企画のために何度も書き直してくださったのとこと、
恐縮です>< ありがとうございます(;;)

ああ〜なるほど〜、前回のサバンナ旅行の後のお話なのですね。
水面下で執筆中のお話の中でもこのシリーズが一番進んでいるという
こともあって、ジョルジアの心が「動いてる!」って感じですね。

偶然なんですけれど、二〜三日前くらいにジョルジアが撮影したマッテオ様の
モノクローム写真を想像していたんですよね。(人様のキャラで何をやっている!)
ものすごいシンクロシニティにちょっと興奮。
ぶれのない妹ラブは健在のようですね^^

こうしてみると、海外と日本の花火事情って随分違うんですね。
気兼ねない仲間と会話しながらの、花火っていうのも風情があっていいですね。
背景には素敵な音楽。
日本だと叫び合わなきゃ声が届かないので、ジョルジアにはこちらの
ほうがいいかも。

そうそう、一人で観る花火ってなんか孤独が浮かび上がる気がします。
花火はやっぱり大勢で観るに限るのかも。
普段より仲間と心を通わせやすくなるような気もします。

ゲシュタルトチェンジを終えたジョルジアのしなやかさが
際立つような物語でした。(おにいちゃんはやきもきしてるけど)
夏にふさわしい、清涼感のある素敵なお話をありがとうございました。


P.S あれ、「ファインダーの向こうに」のバナーのリンク先が
「Infante 323 黄金の枷」になってるぞ? わたしのパソコンの問題かな?
2016.06.09 11:47 | URL | #- [edit]
says...
花火に決まった音楽を合わせるものなんですね

私の行った競技花火大会では会社ごとに音楽に合わせて花火を披露していましたが、流行りの音楽とか自由に選んでいました
こんな感じの
http://www.youtube.com/watch?v=b-ytnHl0xdU

生で見るのはすごい迫力でいいのだけど
人が多くて、特に帰りの電車は何時間も待って大変だし
かと言ってパーティーももってのほかなので
私は家でテレビで見てる方がいいかなあとも思ったり…
(ジョルジアさんと違って成長していない)
2016.06.09 13:03 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

いや〜、今回は、フリーハンドで書きすぎたんです。書き終わってから「う〜ん、だめじゃん」って。
1回ならまだしも2回も(笑)
脳みそは何のためにある……。

花火の話を書いていたら、どこでという話になって。
スイスの花火、日本の花火、でも、世界各国の花火談義をするにはニューヨークが一番かなと思いまして。

時系列で並べると、「ファインダーのム向こうに」→アレッサンドラの結婚式 in スイス(クリスマス&大晦日)→「サバンナの朝(郷愁の丘の第一話)」→「郷愁の丘」の前半→このストーリーの後半(建国記念日)→「郷愁の丘」の後半ということになります。だからジョルジアの「動いている」は正しいのですが、まだ半分というところでしょうか。

そして、なんとマッテオのことを想像していてくださったなんて!
マッテオは遊びやすいキャラなので、どんどんいじって遊んでやってくださると喜びます。
深い裏設定はなく、あのまんまの男ですので(笑)
ちょっとアブナいくらい妹溺愛なんですけれど、軽くスルーしていただけると。
彼は血の繋がっていないの女性も大好きです。
(威張って言うな……)

ハドソン川の近くに行ったらうるさいと思いますが、この人たちはそこまで行かなくてもいいや、それよりこの店で楽しもうという奴らですね。中継ではブラスバンドも流れているんですが、その音は消してあって、有線放送がかかったままだという。なんなんだこいつら(笑)
ジョルジアには、こちらのほうがいいのでしょうね。

そう、花火もパレードも、絶対に一人で見ちゃいけません。
普通に一人でいるのが好きな人でも、こういうのをぼっちで観るとつらいです。

ジョルジア、兄ちゃんに説明しなさすぎで心配させていますが、うん、かなり大丈夫になってきています。
おせっかいキャシーの影響もあるかもしれません。

そして、バナーの件、ありがとうございました。レイアウトのためテーブルをコピーしたんですが、リンクを一つ直し忘れておりました! 助かります。

今回も参加させていただき、嬉しかったです。秋もどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2016.06.09 19:17 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

どうかな。花火に音楽を合わせるというのか、音楽も含めた催し物の時に花火が上がる、という方が正しいのか。
思うんですけれど「花火大会」という形で、特に何も祝うことはないのに花火をあげているのって、日本だけかもしれません。
他の国は「建国記念日」とか「新年」とか「東西統一記念日」とか何かお祝いする理由があるんですよ。
だから、なんとなくその国を代表するような曲がいつもかかるのかも。

動画観ました。それぞれが花火に合わせて何曲もの曲を切り貼りするんだなるほど。
でも、やはり花火の方が主役ですね。

そうそう、日本の花火大会のネックは、人が多いことなんですよ。
花火が見えるマンションの屋上あたりでのんびりと観たいですよね。
帰りの電車とか氣にせずに。無理か。

パーティは、そうか、ダメ子さん的にはもってのほかですね(笑)
黒原先生あたりは喜んで行きそう?

家でテレビが一番楽です。
ダメ美お姉様、そろそろコタツはお片付けになられたのでしょうか?

コメントありがとうございました。
2016.06.09 19:28 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ああ、そういえば。
独立記念日とか建国記念日というのは祝う日なのですね。
日本だとあまりそういうことをするイメージがないのですが。
そういうときに祝い事をするのも、自分の国を好きになるきっかけにもなりそうですよね。
楽しそうです。
(´▽`*)
2016.06.10 13:22 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

そうですね。
祝日なんですよ。それもどの国もとても誇らしげに祝うのです。
肩組んで国家を歌っちゃう感じです。

他の国と仲良くするのが前提ですけれど、そうやって自分の国を大切にするのはいいことだと思っています。
まあ、花火も大好きですから、花火大会もいいですけれどね。

コメントありがとうございました。
2016.06.10 20:06 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
なんと、3つ目の作品ってことですか! すごいなぁ、夕さん。パワーだけじゃなくて、これじゃだめだ、という追及がなんとも夕さんらしい。そして、出来上がったジョルジアの夏、いいですね。
前半を読んでいると、ちらりとでもマッテオのところにジョルジアが現れるのかなと期待したけれど、やっぱり行かないか! それで納得なんだけれど、待ってるマッテオ(あ、なんか、韻を踏んでるぞ。頭韻)がちょっぴり可哀相^^; ほんとに、妹ラブなんだなぁ~。
ロレンツォのパパ・ヴィットリオの兄妹弟も、反駁しつつもラブラブなんだけれど、そんなラブラブきょうだい関係ありかなぁと思っていたところ、こちらのマッテオを読ませていただくたびに、「やっぱイタリア系! ありだよな!」と安心していたりしています。

そして、後半の、そんなマッテオの気持ちは十分に分かっているけれど、私は私の世界にしかいられないわ、というジョルジアの気持ち、すっきりと読めました。きっとマッテオもジョルジアも同じ花火を見ていますね。そして、どこで見ようとも、気持ちが繋がっているんですものね。

実は私も花火大会を間近でみたことはない^m^ あの人混みで吐いちゃいそうになるので、せいぜい、球場で上がる花火(神戸のスタジアムは花火があるんですよ。あ、甲子園ではない^^;)とディズニーランドの花火くらいだなぁ。でももしかしたら、引っ越ししたうちの職場、意外に間近で神戸の海上花火大会が見れるかも!
ジョルジアの気持ちで今年は見ようかな。
夏を先取りしたようなお得な気分、ありがとうございました。
2016.06.11 03:35 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
この兄妹って、なんだかとてもホッとします。
今回もマッテオ兄さん、いいなあ。
やっぱり心配なのでしょうね。
でもジョルジアはきっとそのやさしさ全部分かってるし、自分らしく時間を過ごしたい派なのですよね。
その辺の想いのズレも可愛い^^

私も花火は音楽無しで見る方が好きですね。
でもヨーロッパでは「何の曲をかけるか」を議論するほど、音楽が当然なんですね。それも面白いなあ。

日本の花火の打ち上がる時の「ひゅるひゅる~」って言う音は、日本の花火師さんがわざとつけた音なんだと聞きました。(じゃあ、外国の花火は鳴らないんだあ)
静かに見上げる、というスタンスが、そこに現れてますよね。
国によっていろいろで、面白いです^^

そして!没になった作品が2つもあるんですね。
それもすごいなあ。
だけどきっとそういう断片も、いつか日の目を見ることがあるはずです^^
2016.06.11 07:23 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんにちは。

いや〜、今回に限って言えば、ものすごく無駄な書き方をしてしまいましたね。なんかピタっておさまらないのって氣になります。二番目のは、そんなに嫌じゃなかったんですけれど、「どう考えてもcarat!向きじゃないよ」ということを書き終わってから氣がつく……。canariaさん経由でいらっしゃる方たちのほとんどは「Infante 323 黄金の枷」をご存じないんですよ。で、あの作品だけは「読まなくてもわかります」とはどうやっても言えないし。で、その作品は別の機会に発表することにして温存しました。

あ、パーティはいきませんよ(笑)そのあたり、ジョルジアはじつに「待ってるマッテオ(氣にいったらしい)」につれないです。いま書いている中編でも「ジョルジア、兄ちゃんの愛を粗末にしすぎ!」な記述がちらほら。でも、それでもひたすら「うちのお姫様、大好き!」なところがイタリアですよね。(勝手な偏見か)
ロレンツォのパパ世代も、そうなんだ。濃そうだもんな、あのファミリーも(笑)

この二人の関係は、端から見ると一方通行なんですけれど、お互いにものすごく強い信頼関係があるので、大丈夫なのかなと。ジョルジアはジョルジアで「大晦日に兄さんと見たっけ」ぐらいの感覚で想っていたりもするんですよね。

ああ、職場から見れるというのは最高ですよね。
とにかく行くだけで混雑、帰るのも一苦労って、本当に疲れますもの。
もちろんその甲斐のあるすごい花火ですが、それにしても日本人、忍耐力がありすぎです!
私には無理。

次回は秋の祭ですが、またしても外伝になりそうな……もうなんでもいいやぃ。

コメントありがとうございました。
2016.06.11 10:56 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

マッテオの立ち位置は、まさにこのまんま、特に裏設定もないし、それに溺愛していますけれど普通に(?)兄妹としての関係なんで書きやすいです。
妹二人、それに姪もとんでもなく溺愛していますが、ジョルジアのことは特に氣にかけています。
いろいろあるのでやっぱり心配らしい。

そうなんです。そして、ジョルジアは「わかっているけれど、でもパーティなんて勘弁して」なのでした。

ヨーロッパの花火は、花火に曲を合わせる、というよりは「なぜ花火が上がるのか」とくっついているんだと思います。
日本のように「花火を観ること」そのものが目的で花火が上がることはないんですね。

たとえばイギリスのプロムスとかタトゥーというような音楽フェスティバルのクライマックスに花火が上がるんですけれど、その音楽フェスティバルがもう「英国バンザイ、大英帝国バンザイ」もいい所のメンタリティなのです。
それに新年を祝うテレビでも、ウィンナワルツと新年が結びついているので、花火のバックにもその音楽を流す、みたいな感じ。

日本だと、音楽なんて誰も聴いちゃいない、ですよね。「ひゅるるるるる〜、ドーン」しか聞いていないというか。
あれだけ畳み掛ける爆音だと、そもそも近くにいたら曲は聴こえないんじゃないかしら。

没作品の内、一つはかなりボツですが、でも一応消さずに置いてあります。
もう一つは、ほとぼりが冷めたら、そのうちに(笑)

コメントありがとうございました。
2016.06.11 11:10 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
没になった2つの作品も読ませていただきたいものですね。
確かに、「ファインダーの向こうに」は読んでいなくてもある程度は状況を把握できそうですけれど・・・。
でもジョルジアの葛藤をずっと見てきたからこそ味わえる読書感って、あると思うんですよ。
ジョルジアが少しずつ心を開き、溶け込んでいっている世界は、やっぱりマッテオ達の世界とは違っているんですね。確かにこちら側の世界だからこそジョルジアは溶け込めたのだと思うんですよ。マッテオには悪いですけど、そっちの世界に入ることは難しいように思います。居心地良さそうに座っている様子が目に浮かびます。マッテオやアレッサンドラに両方の世界を感知できる能力が備わっていてよかったと思います。
花火はどちらの世界から見ても同じように見えるはずですが、感じ方はわかりませんから・・・。

美穂やキャシーに久しぶりに会えて嬉しかったです。それなりに幸せそうな様子ですね。とても嬉しかったです。そして2人がジョルジアの友人になってくれたことに感謝しています。
《Sunrise Diner》万歳!
2016.06.11 13:50 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

ボツのうち「黄金の枷」の方は、さほど時をおかずにお見せするかもしれません。
もう一つの方は、あまりにも地味なので。いずれ「十二ヶ月の○○」シリーズか、それともお題小説かなにかの時に使い回す可能性はありかな……。

そして、今回の作品ですが、読んでいなくてもOKだけれど、読んでくださっている方がそれぞれのキャラとの再会にニヤッとする的なことがあると嬉しいなと思って書いていたりします。あのシリーズで人氣を二分しているのはキャシーとマッテオみたいなので、今回はちょこっとサービス(笑)

ジョルジアは、そうですね。人との関わりを全て拒否していたのから、心を開いていくのはやはりこちら側の親しみのある世界からですね。彼女もマッテオやアレッサンドラを避けているわけではなく、華やかな社交界が嫌なだけなので、兄ちゃんが《Sunrise Diner》に来たら喜んで歓迎するかも。

世話焼きキャシーはともかく、美穂は久しぶりにニューヨークに来たばかりなので、まだ「とても親しい」所までは行かないとは思いますが、きっとわりと早く馴染むかと思います。美穂は挫折や人の弱さのわかるタイプだから、ジョルジアには心地いいと思います。

日本人の花火論を入れたかったので強引に美穂をつれてきましたが、ポールはあっちで一人で働いているのか。ごめんよ。でも、美穂もたまにはお休みが欲しいだろうし。

ジョルジアを心配して応援していただき嬉しいです。《Sunrise Diner》は、どんどんと変な奴らのたまり場化しているようです。

コメントありがとうございました。
2016.06.11 19:56 | URL | #9yMhI49k [edit]

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