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Posted by 八少女 夕

【小説】大道芸人たち 2 (2)フュッセン、白鳥の城の下で -2-

しばらく間が空きましたが、「大道芸人たち」の続きです。婚式は無事に終了して、ちゃっかり観光客になっている四人。まあ、ここまで来たらあのお城は入っておきたいですよね。

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あらすじと登場人物




大道芸人たち Artistas callejeros 第二部
(2)フュッセン、白鳥の城の下で -2-


「で、これが最初のハネムーンってわけか」
稔が笑いながら、ノイシュヴァンシュタイン城を見上げて言った。

「私たちいつも動き回っているんだもの。ハネムーンに行きたいって思い入れはゼロだわ」
蝶子が笑って言った。

「こう、どこかまったく行ったことのないところに旅したいって希望はないんですか?」
レネが訊いた。蝶子とヴィルは顔を見合わせた。

「南米はどうだ?」
「南太平洋の島もいいわよね?」

 それから蝶子はレネと稔の腕を取って言った。
「でも、私たちのハネムーンは特殊なのよ。証人がどこまでもついてこなくちゃいけないから」

「そういうのお邪魔虫って言うんじゃないのか?」
稔が後ろのヴィルを振り返ると、大して迷惑そうにも思っていない顔でヴィルは首を振った。
「特殊といえば、この場合のハネムーナーと証人は、現地で稼がなくちゃいけないんだ。邪魔する時間もされている時間もないよ」

 四人は一斉に笑った。

 ノイシュヴァンシュタイン城に入るためには、やはり予約した時間を待たなくてはならなかった。城前の広場には多くの人々が暇を持て余してたむろしていた。

「ちくしょう。三味線を持ってくればよかったぜ」
稔が言うと、レネはにやりと笑って、ポケットからカードを取り出した。そして、入場時間まで出来た人だかりの前で楽しく稼いだ。

「なんか氣前のいい客が多かったな」
入場がはじまって、城の中に入ると稔がレネにうらやましそうに言った。レネは笑った。
「そうですね。あとでこの儲けで祝い酒を飲みましょう」

「こういうの、どこかで見たような氣がするわ」
蝶子が城の中を見回して訝しげにつぶやいた。

「シェーンブルン宮殿やベルサイユ宮殿ですか?」
レネが訊いた。もちろんどちらもレネは行ったことがなかった。

「違うの。そういう本物のお城じゃなくて…」
「ああ、わかったぞ。東京ディズニーランドだろう」
稔が叫んだ。蝶子も突然納得がいった。

「そうそう。ちょうどそんな感じ。変ね。正真正銘、本物のお城なのに」
「外がディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったって言うけれど……」
ディズニーランドになぞもちろん行ったことのないレネはピンとこずに首を傾げた。

「この金ぴかの装飾がかえって作り物っぽく見えるんだろう」
ヴィルが言った。

 豪華な王座の間の派手な黄金の装飾、ワーグナーの楽劇を再現したという城の中にある洞窟など、通常の城にはなかなかない空間が稔と蝶子にはどうしてもテーマパークの作り物の城に見えてしまうのだった。

「カイザー髭の屋敷の方が、もっと格式あるように見えるよな」
パーティ客でごったがえす広間を見ただけだったが、エッシェンドルフの館の豪華さにはコルタドの館で豪奢になれていたはずなのに度肝を抜かれた。それを思い出して、もっと桁違いのお金がかかっているはずのこの城と比較して稔は首を傾げた。

「ああ、あそこはお金のかかっているものを、効果的に見せるように置いてあるしね」
蝶子も同意した。

「お前、あんなところで生まれ育ったくせに、よく大道芸人になれたな」
稔は感心してヴィルを見た。ヴィルは肩をすくめた。
「俺があそこで暮らした期間は蝶子よりずっと短いんだ」

「ええっ。そうなんですか?」
レネが驚いて訊き返した。

「ずっとアウグスブルグだったって家政婦のマリアンが言っていたわ」
蝶子が言った。

「レッスンの度に電車に乗ってミュンヘンまで行かされた。電車は好きだったな」
「ミュンヘンにそのまま住みたいと思わなかったのか? お前の親父だって知っていたんだろ?」
稔が、それまで訊かなかった分を取り戻すかのように踏み込んだ。ヴィルは特に迷惑している風でもなく答えた。
「いくら父親だと言われても、俺には厳しい教師にしか思えなかったんだ。周りの子供たちの父親というのはもっと別の存在だったからな。たとえばピエールみたいな」

 レネがいくらか氣の毒そうに頷いた。稔はどんなに大金持ちでも、あのカイザー髭と暮らすよりは浅草の家族の方がずっといいと思った。
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Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
更新、お疲れ様でした。

ノイシュヴァンシュタイン城、懐かしいなぁ。行ったのは、もう十年以上前ですね。
ツアーで立ち寄ったんですが、マリエン橋からの絶景を眺めたあとに、やはり予約の時刻まで待たされての入城でした。
で、四人組。
時間待ちでひと稼ぎなんて、プロって感じですね。レネは、商売道具がかさばらないので、便利なようで(笑)
TDLのシンデレラ城っていうの、なんかわかるなぁ。あの洞窟とかね、もうなに考えて作ってんだろうって思いましたし。そりゃ、国庫も傾くってもんですよ。
ヴィルや蝶子をはじめ、みんながカイザー髭の館の様子をふつうの調子で話題にしているあたり、もう過去のこととしてふっきれたのかな、とか思いました。
四人連れでの、南半球遠征、楽しみにしています……って、ホントに行くんですか?
2016.06.15 15:54 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

おお〜、TOM-Fさんもマリエン橋から!
あれって定番なのですね。

私はフュッセンとお城の中間くらいの所に泊っていたので、お城まで歩いて、春先でマリエン橋に行くの禁じられていたんですが、行って写真撮っちゃいました。(もう時効ですよね)

あの洞窟は「なんだかなあ」ですよね。外に作れよって(笑)
大広間も、立派なんだけれど、なんかキラキラ過ぎてかえってハリボテに見えちゃいました。
王様が亡くなった後、速攻で一般公開して借金返済に充てようとしたと聞いて、思わず笑ってしまいました。

カイザー髭の館の話、こいつら「もう二度と行かない」と思って人ごとですが……(以下自粛)
南半球は行かないですね。少なくとも私の小説の中では(笑)
一応この人たち、貧乏大道芸人たちのはず……。でも日本にはずいぶんと出没しているなあ。

あ、確認ですが、彩花里は東京にいていいんですよね? スカイツリーとか渋谷も出てきているから、関西ではないはずと勝手に思っているんですけれど……。もし違ったら、次のコメかなにかでご指摘くださいませ。

コメントありがとうございました。
2016.06.15 21:10 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
二週間ぶりですね!
お待ち申し上げておりました^^

レネの鮮やかなカードさばき!
さすがですね〜、ああ、なんだか「彼ら」なんだなあって
感じがすごくしました。

ノイシュヴァンシュタイン城、ものを知らないもので(汗)
画像検索で探してみたのですが、このお城なんか見たこと
あります!
何で見たのか忘れたんですけど、ものすごく有名な
お城ですよね(今更か!)

画像で見る限りは古式ゆかしい落ち着いたお城に見えますが、
なるほど〜、黄金の装飾が逆にテーマパークっぽく
見えるのですね。
こう、白い石膏の上に金箔が塗ってあるような、
あんな感じでしょうか?

カイザー髭のお話も、なんだか和やかな空気のなかで
交わされている様子、なるほど、今は他人事で以下自粛の
ご事情なのですね、むむむ。
気になりますが、ここは一つ腰を据えて続きをお待ち申し上げて
おります……!
2016.06.16 10:48 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

実は、3週間ぶり……。お待たせしてしまって。

商売道具をポケットに入れてどこでも行けるレネはいいですね。
あ、ヴィルも、徒手空拳でできるか。

ノイシュヴァンシュタイン城は、「狂王ルードヴィヒ」ことバイエルン王ルードヴィヒ二世が自分の理想で建ててしまったお城ですね。あまりにも趣味に走りすぎて国庫を傾かせたので「精神病」ということで幽閉された後、不可解な亡くなり方をしているので「殺されたらしい」といわれています。漫画の題材にぴったりの人生(耽美&ワーグナー好き、BLぎみ、従妹はあのシシィなどなど)ですので、日本でもとても人氣のある方ですよ。

で、ディズニーのシンデレラ城のモデルになったこのお城、中も「人の住んでいるお城には見えん」という感じでして。舞台熱が高じて、お城の中に洞窟とか作っちゃうし。

まだしばらくは「ケッコン祭」が続いておりましてお氣楽なんですけれど、まあ、そのうちに(笑)
さっさと連載を出していかないと、怒濤の掌編地獄が……。
見捨てずにお読みいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.06.16 20:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
この2人の新婚旅行って、言われてみれば普段の生活そのまま、ということになってしまうのですね。まぁ、稔とレネもそれなりに気は使ってくれて、2人だけで過ごすプライベートな時間は増えるんでしょうけど。
でも蝶子もヴィルも、そういうことは全く気にしていない様子。4人の絆の強さを感じてしまいます。
そしてノイシュヴァンシュタイン城の描写、興味深かったです。
ディズニーランドねぇ。そう、このお城は王様のテーマパーク、王様を満足させるためにだけ作られた夢の世界なんですから、そんな感じがしてしまうのかも。
言い得て妙ですね。ガイドブックを読んでいるだけでは気づかない意見でした。
でも、これで新婚旅行は終わりですか?ノイシュヴァンシュタイン城は素敵ですが、ちょっと愛想ないなぁ。わがままな感想すみません。
2016.06.17 12:35 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。この四人、旅が人生のデフォルトなんで、わざわざ旅行したいとは思わないようです。
そして、稔とレネの方が氣を遣う方で、残りの二人はあまり考えないタイプ(笑)
二人になりたかったら勝手にしばし消えます。

そしてノイシュヴァンシュタイン城なんですけれど、すぐ隣に彼が子供の頃に住んでいた普通のお城があるんですけれど、こちらは「王族が住んで生活していたんだな」という趣きがあるんですよ。でも、ノイシュヴァンシュタイン城の方はずっとお金がかかっているのに、例えば壁にふんだんに使われた金などが、あまりにも芝居がかっていてテーマパークのペンキに見えてしまう……。もちろんこの当時はテーマパークはなかったでしょうから、とてもユニークな立派なお城だったんでしょうけれど。

新婚旅行(?)はこれで終わりですが、これから蝶子にとってはメインの教会での挙式やパーティがありますから。きっとサキさんには「もういいよ」とお腹いっぱいになるかも。

コメントありがとうございました。
2016.06.17 20:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ノイシュヴァンシュタイン城がハネムーン!彼らが、お城を「わ~、素敵!」とか言いながら眺める姿が想像できないので、逆に面白い選択ですよねw
うん、アジアの秘境とかのほうが合ってたかも^^
本当にザ・お城!っていう感じの美しさですが、いろいろ話を聞くと、重厚感とかリアリティが薄いのかな?
日本で言うと金閣寺?(いやちがう><スケールが)
でも、生お城を見たことが無い私だったらきっと「わ~~!(≧∇≦)~!素敵~」とかはしゃぎそうですw

あ、きっと前にも書かれたと思うんですが、夕さんが「このお城は素敵よ!」とおもうお城って、どこでしょう。たくさんありすぎるかな?(いや、聞いてもきっといけないと思うんですが)

この後はまだ大変なお式が続くのですね。どんな感じになるのか、楽しみにしています。

お題掌編も控えていると思いますが、どうぞ無理の無いように、のんびり創作してくださいね^^
2016.06.17 22:54 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
新婚旅行? という雰囲気ですが、二人にはこれぞ新婚旅行なのでしょうね。
わざわざ改まって旅行、とかも必要ないでしょうし。うん。イイね^^

あの髭じい、おっと、パパ? と暮らすよりは浅草の家族の方がずっといい、に受けた。
稔だって、あの家族とは色々あったはずなのに。それをもしのぐ髭じいって・・・
そこまで・・・ある意味同情すら・・・いえいえ覚えません(じい、ごめん。^^;)

お城! 良いですね。住んでみたい!
お城まで行かなくても、石造りの家に住んでみたいなあ、なんて実はよく思います。


2016.06.18 06:45 | URL | #- [edit]
says...
ハネムーンかあ。。。私には縁がないですね。
まあ、誰かと旅行に行くのはちょこっとしますけどね。
そういえば南米には行ったことがないですね。
その、なんというか、危険も結構ありそうで。
私はハネムーンがあったとしても、国内で済ませそうですね~。
2016.06.18 08:44 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。
「ハネムーンなら、ロマンティック街道に行きたいわ」ではなくて「なんかそこにあるから」なところがこの人たちかも(笑)
アジアの秘境にいく時間もお金もないんですよこの4人(笑)

重厚感はありましたが、リアリティはちょっとなかったですね。
洞窟作るなら、外に作ればいいのに。
広間も舞台装置みたいなんですよ。この王様は夢の舞台を生きてしまったんですかね。
でも、国庫を傾かせちゃったのはまずかったんじゃないかと。

外見が「ザ・お城!」で素敵だったのはホーエンツォレルン城ですね。
で、中に感服したのは、ミュンヘンのニンフェンブルグ宮殿かなあ。ウィーンのシェーンブルン宮殿も素晴らしかったです。
それにドレスデンのレジデンツ宮殿、スペインのアランフェス宮殿とアルハンブラ宮殿もよかったですねぇ。

お城で有名なフランスはほとんど観ていないんですが、きっと素晴らしいと思いますよ。ベルサイユとか。

この後は、ヴィルは「必要ないだろう」と思っている、蝶子がやりたがった教会挙式ですね。たぶん私の小説の中でこんなに結婚式ばかり記述するのは最初で最後だと思います。

記念掌編は、ぼちぼち書き出しています。今回は急がずにのんびりと発表していく予定です。しばらくお待たせすると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2016.06.18 17:56 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

この人たち、普段から旅しかしていないので、新婚旅行は不要ですね。

ハインリヒのこと、稔は最初から「氣にいらねぇ」でしたからね(笑)
一度、外伝の方でハインリヒ視点の連作を書きましたが、あっちからみるとたしかにちょっとかわいそう。
結局利用されまくって逃げられましたから。
愛情の表し方が、下手なんですよね。上から目線過ぎるのと、それに物質的なものや教育だけではなく、もっと別の形で与えるべきだったんでしょう、特にヴィルに対しては。

お城、いいですけれど、「誰かが掃除してくれるなら」の条件付きで。
あれを自分でやるのはいやですね。
天井が20メートルなんてことだと、電球も替えられないし(笑)

伝統的な石造りの家、しかも暖房がセントラルヒーティングじゃない薪暖房の家、こちらにはまだ普通にあるのですが、冬の間火を絶やしちゃいけないので、旅行にも行けないらしいです。
(火が途絶えると水道管が破裂するらしい)
そのかわり夏は涼しいみたいですよ!

オーストラリアには、あるのかしら? それともイギリスのようにれんが造りが基本かな?

コメントありがとうございました。
2016.06.18 18:08 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そう、ハネムーンって別に必須じゃないんですよね。
この二人は「ついで」みたいだし。

南米は私もまだです。
日本からだと遠いですよね。
それに確かに危険も多いです。
私も一度は行きたいんですけれど、どうでしょうね。

ハネムーンの話に戻りますが、確かに国内の方がいいかもしれませんよ。
時間が一ヶ月などたっぷりあるならともかく、日本の方はお休みがなかなか取れませんし
そうなると時差や文化の差に慣れることも出来ず、けっこうキツいじゃないですか。
二人でのんびりするのが目的なら国内はいいと思いますねぇ。

コメントありがとうございました。
2016.06.18 18:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ノイシュバンシュタイン城のイメージは、私の中ではルキノ・ヴィスコンティの『ルードヴィヒ』。あの映画も、ロミー・シュナイダーのシシィが美しくて、最初美しいヘルムート・バーガーのルードヴィヒII世が、最後の方、何だか憐れな姿になっていくのが痛々しくて、それがあのお城のイメージに重なって何とも美しく凄絶なイメージになっています。後にディズニーランドのシンデレラ城を見た時も、あの映画の強烈な印象を拭うものではなく、後で「ノイシュバンシュタインがモデル」と聞いても「え? そうなん?」でした。
でも、シンデレラ城の中に初めて入ったのは、ディズニーランドに行くようになってからもずいぶん経ってからで、あれはあれでかなりびっくりしました。外見と違って、中では恐竜(じゃないか)が暴れてるんですもの。
蝶子の作り物的発言、なんか分かるなぁ。きっと虚構の世界・綺麗過ぎて現実味がないって感じなんですよね。映画の方がある意味リアルだったかも。(でも中では恐竜が……)

それにしても、どこに行っても証人付き、ってのが彼ららしくていいですね。でも、中でカップルになったらずっと一緒にいれるけど、レネと稔の場合は、まさか連れて回るわけでもないだろうし、どうなるのかしら、ってちょっとシンパイ(いや、心配じゃなくて、興味津々。いいよな~いつも一緒にいれるやつは~ってことになるのか、それとも、離れていて時々会う方が気楽でいいってことになるのか。レネは前者、稔は後者かな)。
ちょっとした会話の中で、彼らがまた新しいお互いの情報を知っていく過程もいいなあと思いました(^^)
ハネムーン、次はどこへ?
2016.06.19 02:48 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

ヴィスコンティの手にかかると、ものすごく耽美になってしまいますよね。
映像美術としてはそれでいいのだけれど、現実的には、税金搾り取られる方からしたら「悪いけれどミニサイズの箱庭でやって」かもしれません。

アメリカにはヨーロッパのお城を再現した○○というのは他にもあるらしく、やはり元々ないから作り物でも欲しくなるのかなと。
これは日本にも言えることですけれど。
ヨーロッパでは作り物として実際にあったものを再現したテーマパークというものに対する「行ってみたい感」というのはとても低いんですよね。少なくとも「大人がデートで行きたい」とか「結婚式も挙げてみたい」というような所ではありません。すぐ側に本物があるし(笑)

さて、蝶子の発言ですけれど、なんだろう、あのお城に関して言うと芝居がかりすぎて、ちゃんと住んだり政治していたという感じが全くしないんですよ。他のお城にはそういう面もあるので、よけいここだけ「作り物っぽい」と思ったんですよね。作者の私が。それを使ってみました。

蝶子とヴィルは、どちらにしてもいつも一緒だったから(一緒にいられなくなるほどの喧嘩しない限り)問題はないんですが、そうなんですよ、ねぇ、マリサとヤスミンは大道芸人じゃないんですよ、あはははは。
(笑って誤摩化している場合じゃない)

ハネムーン、この人たち、生涯がハネムーン?
その前に、バルセロナに戻ります。カルちゃんが粛々と準備を続行してくれていますから。

コメントありがとうございました。
2016.06.19 18:11 | URL | #9yMhI49k [edit]

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