scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

毎週水曜日は……そして年のはじめの二ヶ月は……

今日のカテゴリは「もの書きブログテーマ」ですが、もしかしたら「このブログのこと」でもいいのかなあ。そういう微妙なカテゴリのお話。

今年最後の小説として発表している「ヴィラ・エミーリオの落日」ですが、記事にも書いたように2007年に書いた古い小説です。

「これをなぜ今ごろ、しかも季節が全く合っていないし」
そうお思いになられている方もあるのではないかな、と想像しています。正にその通りです。

この謎の発表のし方には、理由があります。要するに、今年中にピッタリ終わる小説のストックが他になかったんですよ。

来年からは、例によって「scriviamo!」が始まります。そうすると二ヶ月間程、連載ものは発表できません。だからここで新連載を始めるわけにはいかない。その一方で、一回読み切りのストックは今のところひとつしかなくて、それは「バッカスからの招待状」う〜ん。この間クリスマスバージョンを発表したばかりだしなあ、それに残りの2週間は発表するものがなくなっちゃ困る。そう思うと、あれが一番都合のいい長さだったんです。

そうなんですよ、私の中で「毎週水曜日は、小説を発表する日」という縛りがあるんですね。別にそうする契約をしているわけでもないし、プロじゃないんだから、一ヶ月間でも二ヶ月間でも、何も発表しなくてもいいんですけれど、なんでしょうね。そうしたいんです。

「来てきて」「読んで!」と騒いだからには、「じゃあ、読みに行ってやるか」と、どなたかがいらした時に「なんだよ、全然小説更新していないじゃん」と舌打されるのが嫌なんですよ。そして、そういわれてもしかたないくらい、私は「読んで読んで」と騒いでいます(笑)

それと、連載物はある程度コンスタントに発表したいんです。前のことを憶えていてもらいたいような関連性のある続き物は、一週間ごと、やむを得ない事情があっても三週間以上は空けたくありません。なぜかと言うと書いた本人は憶えていても読まされる方は「この○○って誰だったっけ。あ、ヒロインだった」というところまで忘れちゃうものだと思うから。もちろん、私が伺っているよそのブログのように、熱烈なファンが作品の発表を待っているところは、どれほど空けてもみんな憶えていてくださると思いますよ。でも、うちはそういうところじゃないくらいの自覚はあるんです。

かといって、短い間にブランクを置かないで一万字や二万字ずつを更新するような頑張りを発揮しても、おそらくついてきてくれる方はわずかです。というか、私の小説のような題材でそんなことをしたら、迷惑に思われることと思います。みなさん忙しいですしね、そこまでこういう小説に使う時間はないんですよ。

五年くらいブログを運営してきて、実感でこれぐらいが「いやいやながらもみなさんがつき合ってくれる」と思えるのが、週に一度、二千字から八千字、という更新のし方なんですね。だから、私はそれを死守しようと思うんですよ。

誰もが飛びつくような「萌えどころ」や、寝食を忘れて読んでいただけるような面白い内容、誰もが唸るような技術といった、もの書きとしての「売り」が足りていないと自覚しているから、少なくとも「ここに行けば何となく読むものはある」「しかも極端に多すぎない」という安定性だけは欠かしたくないのです。(しかも今年もここまでそれをほぼ死守したんで、今さら三週間も穴を空けたくないんです……)

「scriviamo!」を続けるのも同じ理由です。みなさんが書いて(描いて)くださる渾身の力作と比較すると、私のお返しする作品ひとつひとつは「え〜と」な出来です。でも、二ヶ月間続けることに意義があって、みなさんと盛り上がれることが一番大切だと思うんです。一年のはじめは「あれがあるぞ」とみなさんに思っていただけてこその企画。

「継続は力なり」の精神で頑張っています。だから、懲りずにおつき合いいただけると、とてもとても嬉しいです。
関連記事 (Category: もの書きブログテーマ)
  0 trackback
Category : もの書きブログテーマ

Comment

says...
あははは。
夕さんでもそういう自分ルールを気にされるのですね。
まあ、自分のルールを破るのは自分が許せないですからね。
私も金・土・日と仕事でも土曜日小説掲載を破ってないですし、
訪問コメントもその曜日にするようにしてますしね。

私も夕さんも長い間やっているからこそ、
自分ルールが出来上がっていきますからね。
それを守りながら、無理せず頑張っていきましょう。
(/・ω・)/
2016.12.19 15:26 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

くすくす。そうなんですよ。
記事に書いた理由の他に、私って、かなり適当な性格なので、こうやって自分ルールで縛らないでフリーにやっていると、そのうちに全く更新しなくなるんですよね。だから、ルールに則って規則正しくしなくちゃダメかなと。

蓮さんは、一年くらい前から作品を用意していらっしゃるんですよね。
これは凄いな、あやかりたいです。最近ますます自転車操業になってきちゃっていて。

お互いに自分のペースで続けていけたらいいですね。
コメントありがとうございました。
2016.12.19 22:57 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夕さんはスーパーレディです。
こちらを拝読しているだけで、ほんとに耳が痛い(^^;)
いや、夕さんが適当な性格とはとても思えません。適当な性格の人は私のように「自分にルールなんて作れない」んですよね(^^;) いや~ほんとに、あれこれ連載を放置している自分が情けないです。
でも本当に、夕さんのパワーがなかったら、「書く書く詐欺」はもっと増えているんじゃないかなぁ。scriviamo!のおかげで詐欺で済ませなくなってしまう事も多いので。そういう意味でもscriviamo!はもうゆうさんだけのものではなくなって、みんなのscriviamo!になっているんですね。すごいことだと思います(*^_^*)
そんな夕さんに心から感謝です。
でも・・・・・・う~ん、私は反省ばっかりだにゃ~=^_^=
2016.12.25 03:00 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

いや、私は全然スーパーではなくて、ミニマリストだと思うんです。
彩洋さんはお仕事だけでも、私の1.5倍くらいの時間を拘束されているのに、お庭をちゃんとなさったり、わずかなお休みに巨石めぐりをなさったり、コンサートにいらっしゃったり、三味線もちゃんと続けていらっしゃるじゃないですか。
私は仕事のほとんどに定時で帰っているし、通勤時間も自転車で片道30分程度、子供がいないから家事も楽で、しかも余暇の「これをやってみない」的なお誘いをほとんどお断りしているんですよ。

そ・れ・な・の・に。
「大道芸人たち」「森の詩 Cantum Silvae - トリネアの真珠」「Filigrana 金細工の心」……。全然書き終わらない! なぜ。
書く書く詐欺は、年々ひどいことになっているので、来年こそはなんとか進めたいんですが、結局まずは「郷愁の丘」でお茶を濁すことになると思います。(orz)

でも、長編とscriviamo!とどっちが私のブログにとって意義が大きいかなと思ったら、scriviamo!かなと思っちゃうんですよね。みんなが楽しみにしているのは、そっちじゃないかなと。

企画はあちこちでいろいろあって、かけ持ちで参加なさっているみなさんは大変だと思いますが、一人でも多くの方が参加してくださったら嬉しいなと思っています。彩洋さんもお忙しいでしょうが、ぜひまたご参加くださいね。

コメントありがとうございました。
2016.12.25 21:58 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1366-0b17150e