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Posted by 八少女 夕

【小説】今年こそは〜バレンタイン大作戦

scriviamo!


「scriviamo! 2017」の第四弾です。ダメ子さんも、プランBでご参加くださいました。プランBは、まず先に私が書き、それに対して参加者のブロガーさんが創作作品や記事などを書いてくださる参加方法です。

新しいプランができてる
じゃあ私も久しぶりに思い切ってBプランを注文しますです


ダメ子さんは、お付き合いのもっとも長いブログのお友だちの一人です。かわいらしい絵柄と登場人物たちの強烈なキャラ、それに短いセリフで胸のど真ん中を突くストーリーの、ネガティブな高校生ダメ子さんを中心に繰り広げられる日常を描く人氣マンガ「ダメ子の鬱」でおなじみです。

せっかくなので「ダメ子の鬱」のたくさんのキャラたちのうち、ダメ子さんのクラスの男の子三人組、とくにチャラくんをお借りしてお話を書かせていただくことにしました。といっても、実際の主役は、一年に一度だけ出てくる、あの「後輩ちゃん」です。チャラくんはバレンタインデーのチョコを自分ももらいたいと思っているのですが、毎年この後輩ちゃんからのチョコを受け取り損ねているんです。

快くキャラをお貸しくださったダメ子さん、どうもありがとうございました。名前はダメ子さん式につけてみました。「あがり症のアーちゃん」と「付き添いのつーちゃん」です(笑)


【追記】
ダメ子さんが、バレンタインデーにあわせてお返しのマンガを描いてくださいました! アーちゃんのチョコの運命やいかに(笑) ダメ子さん、ありがとうございました!

ダメ子さんの描いてくださった「チョコレート」



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今年こそは〜バレンタイン大作戦 - Featuring「ダメ子の鬱」
——Special thanks to Dameko-san


 今日は例の日だ。2月14日、聖バレンタインデー。アーちゃんは、がたがた震えている。たかだか先輩にチョコを渡すだけなのにさ。

「ごめんね、つーちゃん。つきあわせて。でも、私一人だと、また去年の二の舞になっちゃう」

 アーちゃんは、とんでもないあがり症だ。昨日も授業で当てられて、現在形を過去完了に変えるだけの簡単な質問に答えられなかった。答えがわからなかったのではなくて、みんなの前で答えるというシチュエーションにパニックを起こしてしまったのだ。先生もいい加減アーちゃんがこういう子だって憶えりゃいいのに。

 そんなアーちゃんだけれど、意外と執念深い一面も持ち合わせていて、もう何年もとある先輩に懸想している。バスケ部のチャラ先輩だ。カッコ良くて女性の扱いの上手いモテ先輩ならわかるけれど、なんでチャラ先輩なんだろう。まあ、明るくてけっこう優しいところはあるけれどさ。

「前ね、今日みたいに授業で答えられなくて、クラスの男の子たちに下駄箱で嗤われたことがあるの。そこにチャラ先輩が通りかかってね。『かわいそうだから、やめろよ』って言ってくれたの」
「それ、いつの話?」
「えっと、中学のとき」

 何ぃ? そんな前のこと?
「もしかして、この高校を受験したのは……」
「うん。チャラ先輩がいたから。あ、それだけじゃないよ、偏差値もちょうどよかったし、家からもわりと近かったし」

 全然近くないじゃない。やっぱりこの子、変わってる。そんなに大好きなチャラ先輩に、告白が出来ないどころか、もう何年もバレンタインデーのチョコを渡しそびれているらしい。なにをやっているんだか。

 スイス産のクーベルチュール、70%カカオ、それにホワイトチョコレート。純国産のミルクチョコレートにとってもお高い生クリーム。彼女ったら、あれこれ買ってきて、レシピも調べて研究に余念がなかった。そして、なんとけっこうプロっぽい三色の生チョコを作ったのだ。

「わざわざ用意したんだから、あとは渡すだけじゃない。何で毎回失敗しているの?」

「だって、先輩、二年前は部活に来なかったの。去年は、ものすごく素敵なパッケージのチョコレートを食べながら『さすが、味も包装もまるでプロ並だよな』なんて言って通ったの。私のこんなチョコは受け取ってくれないかもと思ったら、渡せなくて」

 私はため息をついた。そんな事を言って食べているってことは、本命チョコのはずはないじゃない。でも、舞い上がっていて、そんなことを考える余裕がなかったんだろうな。

「わかった。さすがに一緒に行くってわけにはいかないけれど、途中まで一緒に行ってあげよう。どんなチョコにするの? パッケージもちょっと目立つものにするんだよ。義理っぽいものの中では目立つようにね」

 私がそういうと、アーちゃんはこくんと頷いた。
「ごめんね、つーちゃん。その日は他に用事ないの?」
「あ? 私は、そういうのは関係ないからさ。友チョコとか、義理チョコとか、そういう面倒くさいのも嫌いだからやらない宣言してあるし」

 というわけで、私は柄にもなく、きゃーきゃーいう女の子たちの集う体育館へと向かっているのだ。バレンタインでへの付き添い、この私が。チャンチャラおかしいけれど、これまた経験だろう。

 バスケ部のところに女どもが群がっているのは、どう考えてもモテ先輩狙いだろう。あんなにもらうチョコはどう処理しているんだろう。全部食べるわけないと思うんだけれど。女の私だって胸が悪くなるような量だもの。でも、目立つように処分したりするようなことはしないんだろうな。そう言うところは絶対に抜かりないタイプ。

 チャラ先輩は、そんなにもらうとは思えないから、いかにも本命チョコってパッケージのあれをもらったら、けっこう喜ぶと思うんだけれどな。アーちゃんは、かわいいし。

 もっとも男の人の「かわいい」と私たち女の思う「かわいい」って違うんだよね。男の人って、「よく見ると味がある」とか、「人の悪口を言わない性格のいい子」とか、「あがり症でも一生懸命」とか、そういうのはポイント加算しないみたい。むしろ「意外と胸がある」とか、「かわいいってのは顔のことでしょ」とか、「小悪魔でちょっとわがまま」とかさ。まあ、こういう分析をしている私は、男から見ても、女から見ても「かわいくない」のは間違いないけれど。

「つーちゃん、待って。私、ドキドキしてきた」
その声に我に返って振り向くと、アーちゃんが震えていた。まだ体育館にもたどり着いていないのに、もうこれか。これで一人で、先輩のところまで行けるんだろうか。

「いい、アーちゃん。あそこにモテ先輩と群がる女どもが見えるでしょ。あそこに行って彼女たちを掻き分けて先輩にそのチョコを渡すことを考えてご覧よ。どんなに大変だか。それに較べたら、ほら誰も群がっていないチャラ先輩のところにぴゅっと走っていって、『これ、どうぞ!』と手渡してくるだけなんて楽勝でしょ?」

 私は、チャラ先輩がムツリ先輩と二人で立っているのを見つけて指差した。二人は、どうやらモテ先輩がたくさんチョコをもらっているのを眺めながら羨ましく思っているようだ。
「これはチャンスだよ。自分も欲しいなあ、と思っている時に本命チョコを持って女の子が来てくれるんだよ。ほら、早く行っておいで」

 私の入れ知恵で、パッケージにはアーちゃんのクラスと名前が入っているカードが忍ばせてある。あがってひと言も話せなくても、チャラ先輩が興味を持ってくれたら自分から連絡してくれるはずだ。少なくともホワイトデーのお返しくらいは用意してくれるはず。……だよね。


 アーちゃんは、よろよろしながら体育館の方へと走っていく。えっ。何やってんの、そっちは方向が違うよ。

 彼女は、チャラ先輩の方にまっすぐ走っていかずに、モテ先輩の人だかりの方に迂回してしまった。人に紛れて見えないようにってことなのかもしれないけれど、それは誤解を呼ぶぞ。

 あらあらあら。あれはキツいバスケ部のマネージャーだ。モテ先輩とつきあっているって噂の。アーちゃんの持っているチョコを目ざとく見つけてなんか言っている。「抜け駆けする氣?」とかなんとか。

 アーちゃんは、慌てて謝りながら、モテ先輩の周りにいる女性たちから離れた。そして、動揺したせいか、その場に転んでしまった。私はぎょっとして、彼女の方に走っていった。

「アーちゃん、大丈夫?」
「う、うん」

 全然大丈夫じゃないみたい。膝が擦り剥けて血が出ている。手のひらからも出血している。
「わ。これ、まずいよ。保健室行こう」

 でも、アーちゃんは、自分よりもチョコの箱の惨状にショックを受けていた。
「つーちゃん、こんなになっちゃった」

 不器用なアーちゃんでもきれいに詰められるように、テトラ型のカートンにパステルカラーのハートを可愛くレイアウトして印刷したものを用意してあげたのだけれど、転んだ時のショックで角がひしゃげてしまっている。幸い中身は無傷のようだけれど。

「えっと、大丈夫?」
その声に見上げると、チャラ先輩とムツリ先輩だった。アーちゃんは、完璧に固まっている。

「だっ、大丈夫ですっ!」
彼女は、チョコの箱を後に隠して立ち上がった。
「わっ、私、保健室に行かなきゃ! し、失礼しますっ」

「あ、そのチョコ、モテにだろ? 僕たちが渡しておいてあげようか?」
チャラ先輩は、一部始終を見ていたらしく、覗き込むようにちらっと眺めながら言った。お。チャンス!

「え。いや。そうじゃないです! そ、それにもう、潰れちゃったから、渡せないし、捨てようかと……」
アーちゃんは、焦って意味不明なことを言っている。そうじゃなくて、これはチャラ先輩に持ってきたって言えって。

 パニックを起こしている彼女は、誤解を解くどころか、箱をよりにもよって私に押し付けて、ひょこひょこと校舎に向かって走っていった。ちょっと。これをどうしろって言うのよ。

 思いあまった私は、潰れた箱をチャラ先輩の手に押し付けた。
「これ、モテ先輩に渡したりしちゃダメですよ。 中身は大丈夫のはずだから、食べてくださいね!」
 
 あとはチャラ先輩がこれを開けて、中のカードをちゃんと読んでくれることを祈るのみ。中の生チョコが潰れていなければ、カードに必要な情報が全部書いてあるはずだから。

 ところでアーちゃんは「チャラ先輩へ」ってカードにちゃんと書いたのかな。今は、それを確かめようもない。私はアーちゃんを追わなくちゃいけないし。

 ああ、この私が加担したにもかかわらず、今年も前途多難だなあ。

(初出:2017年1月 書き下ろし)

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Tag : 小説 読み切り小説 コラボ

Comment

says...
執筆、お疲れ様でした。

バレンタインかぁ、すごく可愛らしいお話ですねぇ。
ダメ子さんのマンガを思い浮かべながら、読ませていただきました。
クーベルチュール使ってるのか、お金かかってるな~。あれって、売っている店も多くないんじゃないかな。少なくとも、私の生活圏では、専門店でしか手に入りません。でも一度あのチョコで作ったお菓子を食べちゃうと、他のチョコは香りが弱く、味がくどく感じますね。

アーちゃんせっかく頑張ったのに、あと一歩で……。
あのチョコ、手間もお金もかかってるんだから、チャラ先輩、食べてくれるといいですね。
2017.01.12 11:48 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

最初の年にはキョロ充のキョロ乃ちゃんをお借りしようとして、全く違う世界の話になってしまったので、今回は出来るだけあちらの世界から出ないように頑張ってみました。

毎年、報われない後輩ちゃん、今年はどうなるのかなあと実は心配したり。
チャラ君、チョコは欲しいみたいだし、くれたら喜んで食べると思いますけれど、まあ、カノジョになるとかは無理でしょうね、きっと。
ホワイトデーに結びつけばいいけれど、「今年こそは」とか書いた時点で「今年もダメだった」フラグが立ったような(笑)

クーベルチュール、この辺りだと普通に変えますねぇ。
しかも、普通の板チョコも日本の二倍位する上にけっこう美味しいので、違いがほとんどないかも。
でも、東京だと明治屋とか、成城石井なんかで買うんですかね。TOM-Fさんのところだと、なんてお店だろう?

読んで、アーちゃんを応援していただき、ありがとうございました。
2017.01.12 22:23 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ああ、バレンタインデーか。
そういえば、個人的にバレンタインデーの小説は書いたことがないなあ。。。
今度書いてみるかな。
新境地ということで面白くなりそうな。
うん。とても読んでいて、躍動感というか、
テーマに惹かれました。
やはり、色々な人にアイディアを集めるべきですよねえ。。。
2017.01.13 12:14 | URL | #- [edit]
says...
ホノボノ系で暖まりました。
そうか、お正月が終わると、すぐにバレンタインがやってくるんですね。
つーちゃん、世話好きだなぁ・・・というか、放っておけなくなってるだけ?
なんだかんだ言って面倒をみているのに、最後の詰めが・・・。あーちゃんピシッと決めろよ!って言っちゃいそうです(自分の事は棚に上げて)。たぶん宛名も書いてないんだろうなぁ。
この2人、上手くいきそうな予感もしますが、作者のダメ子さんはずっと引っ張る気なんでしょうか?
どういう形になるのかわかりませんが、レシーブが楽しみです。
2017.01.13 12:42 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
まさかこんなネタを拾って合わせてきてもらえるなんて、ちょっと感動です
またそんな季節が近づいてきました
これは今年も登場させなきゃいけなくなりましたw
しかもすごい進展してる…
何だか素敵な恋愛で胸が苦しく…(私にはそんな展開が全然ないのに><)

このあとはええっと…
チャラ君は若干空気が読めないところがあるのでどうなるかわかりませんが
バレンタインごろに合わせて返事を描きたいと思います
ありがとうございました
2017.01.14 04:24 | URL | #- [edit]
says...
夕さん、こんばんは\(⌒日⌒)/

ダメウツで出てくるチャラくんにいつもチョコをわたせないあの子ですね。
このネタを知っているとなると僕も随分とダメウツを見てきてますね。
いや~、読んでいてドキドキしてしまいますね。
何げにチャラ君もムツリ君もやさしいですね。
どうせモテにだろうっと思いつつもわたしてあげるよってね。
人って思いもかけないところでいるものですね。
あのチャラ君にも隠れファンがいたとは・・・
それに比べたらこときたらこの数年義理チョコすら貰えてないです(´;ω;`)
でもポジティブに考えたらお返しを考えなくて良いからええかな~みたいなところです(笑)
昔、キャバ嬢からバレンタインにわたしたいものがあるから今日ご飯行こうって誘われたときに行っておけば良かった(笑)
その後、ぼったくられそうだから断りましたけどね~♪
無駄話しはここまでにしてこの後、ダメ子さんが続きを書くという感じなのでしょうかね?
これはダメ子さんの腕の見せどころと思いますです。
2017.01.14 17:37 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもどうもありがとうございます。

あ、そうなんですね。
蓮さん、いろいろと書いていらっしゃるので、バレンタインデーものもあると思っていました。

わりと日本的な風物詩ですよね、こういうバレンタインは。

そして、そうなんです。
いろいろな方の小説から、新しいテーマが見つかることってありますよね。
そして、それがそれぞれの独自の小説になっていくのですよね。

もしよかったら、読ませてくださいね。

コメントありがとうございました。
2017.01.14 21:41 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

日本も大寒波だそうですね。
お風邪など召しませぬように!

そして、そうなんです。
scriviamo! 期間中にバレンタインもやってきます。
プランBだったのでこんなに早く発表しましたけれど、本当はちょっと早すぎですよね。

つーちゃんは、かなり大雑把で、本人の恋愛やバレンタインデーなどにはあまり関心がないけれど、アーちゃんみたいな子ってほっておけないみたいですね。

宛名、書いてなさそうですよね。
おそらく上手くいかないんじゃないですか?
なんせダメ子さんところの「後輩ちゃん」は、顔すらないんですよ。だからきっと今年も無理かも(笑)

何かその時期になったら書いてくださるそうです。
楽しみですね。

コメントありがとうございました。
2017.01.14 21:53 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

「後輩ちゃん」勝手にお借りしました。
あの子、毎年報われていなくて、けっこう氣になっているのですよ。
でも、そうですよね。チャラ君のあのキャラクターですから、きっと……。
とはいえ「今年こそは」と書いた時点で自分で「今年もダメフラグ」を立てたかもって思いました(笑)

そして、今年のバレンタインデーは、ぜひダメ子さんご本人のめくるめく告白を。
最後にでもちょろっと後輩ちゃんのことに触れていただくと私も喜びます。

今回もご参加いただき、キャラを貸していただき、ありがとうございました!
2017.01.14 22:01 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうそう。「後輩ちゃん」氣になりますよね。
ダメ鬱ファンには、わりとおなじみのネダだと思って書かせていただきました。

そして、私の中では、チャラ君もムツリ君も、心根が優しいいいこというイメージが強いんです。
モテ君にばかり行って、面白くないだろうに、つい親切にしちゃう。
でも、自分にだとは、あまり氣がついていないような、そういうイメージもあって(笑)

そして、たらこさんにも、本当は電柱の影から「氣づいて!」と念を送っている女性が居るのかもしれませんよ。
人生、いつとんでもないモテ期が来るかわかりませんからね。
でも、一度にじゃなくて、常にコンスタントに来てほしいものですよね。
(何の話)

キャバ嬢! 神様だったかもしれないじゃないですか。
それは惜しいことをしたかもしれませんよ。
キャバ嬢って、ホワイトデーにだけじゃなくて、バレンタインデーにも海老で鯛を釣ろうとするのかなあ。
でも、きれいな女性だから何をしてもいいのかなあ。ふう。

ダメ子さん、バレンタインの頃にお返しを書いてくださるそうです。
わ〜い。
楽しみですね。

コメントありがとうございました。
2017.01.14 22:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
わ~、これはすごい、と思ったのは……まず、あるあるこんなシーン、しかも大人から見たら「そんな毎年毎年思ってて、なぜ渡せないよ? それでまた1年棒に振るの? バレンタインでなくてもいいから早く告白したらいいのに!」って話なんだけれど、それがこの年齢の不思議なところで、それでもいいんですよね。アイドルにきゃ~v-238と言ってても、実ることは考えていなくて(あたりまえか)、とりあえず恋をしていたらいい、という感じの不思議な満足感。ア~ちゃんもだけれど、つ~ちゃんのお節介しようとするけれど、なんだかあまり助けになっていない感じもあるあるで納得です。
そしてもうひとつのすごい、は、まさにダメ子さんの漫画がそのまま文章になってる!って面白さ。よく小説が漫画化されたり、漫画が小説化されたりするけど、ちょっと「?」って事も多い中、ほんとに同じような世界観をかいてしまう夕さんに感動しました(^^)
ダメ子さんの返歌も楽しみです(*^_^*)
2017.01.20 12:06 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

本当に、あの世代の頃って、「あれっぽっちのことになぜあんなにぐるぐるしていた?」ってことが多かったように思います。
なんですか、「正式に告白するのは逃げ場がないけれど、バレンタインでカッコいい先輩にチョコを贈るなら、シャレで済む」という微妙な感じかなあ。正に「アイドルみたいな憧れです」的に持って行けば、振られるとかそういう悲劇は避けられるとか。

なんて事をぐるぐる何年もやっているのは、今の私たちくらいの年代からしたら「なんでやねん」ですけれどね(笑)

そして、ダメ子さんのあの独特の世界、ちょっとでも感じるって思っていただけたなら嬉しいですねぇ。
ダメ子さんのところの話、ちょっぴりシニカルで、さらに毎回やけにネガティヴなんですけれど、それが微笑ましく終わる絶妙のところで上手に引き上げていて、決して嫌な読後感にはならないところがすごい才能を感じるんですよね。私が文章で何か暗いものを書くとああはいかないので、少しでも学びたいなあと思うんですけれど。(思うだけで学べていない)

今年はBプランが多くて、けっこう大変なんですが、書き終わった分はあとは「楽しみ!」で済むので、いいですね。楽しみ楽しみ。

コメントありがとうございました。
2017.01.20 22:54 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
チャラくん優しいなぁ
でも渡してあげる優しさは
優しさになってないよ~!
怪我してまで渡したチョコレートだから
チャラくんに食べててもらいたいなぁ
ダメ子さんの作品を小説で読むのは
なんだか新鮮でした!
面白かったです!!
2017.02.10 10:26 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

毎年、後輩ちゃんの想いがなぜか全然伝わらないのが、ツボにはまって二次創作させていただきました。
ダメ子さんのところでもお約束の展開になっていましたよね。
チャラ君、食べてくれて美味しいと言ってくれたのはいいんですけれど、肝心なところを誤解されたままです(笑)

ダメ鬱ファンの味噌しるさんにも読んでいただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.02.11 00:17 | URL | #9yMhI49k [edit]

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