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【小説】穫りたてイワシと塩の華

Posted by 八少女 夕

scriviamo!


「scriviamo! 2017」の第七弾です。夢月亭清修さんは、めちゃくちゃ美味しそうなお魚小説(?)で参加してくださいました。ありがとうございます!

夢月亭清修さんの掌編小説『フィッシュ&ソルト』

清修さんは、小説とバス釣りのことを綴られているブロガーさんです。サラリーマン家業の傍ら小説家としてブログの他に幻創文庫と幻創文芸文庫でも作品を発表なさっていて、とても広いジャンルを書いていらっしゃいます。そして、文筆に劣らぬ情熱を傾けているのがバス釣りで、ブログにはお魚の話題もたくさん載っています。

今回書いてくださった小説も釣り人としての知識と想いが詰め込まれた、短いながらも心と胃袋の両方をつかむ作品でした。

お返しは、悩んだ末、「お魚&塩」を踏襲しました。でも、日本の釣りや魚のことをよく知らない私が書いてもあまりにも見劣りがするので、舞台を去年行った場所に持ってきました。そして、一応、清修さんの作品のもう一つのモチーフにもかすってあります。でも、同じ登場人物なのかどうかは決めていません。たまたま似た状況の他人である可能性も含めて「この人かなあ」と読んでいただければありがたいです。


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穫りたてイワシと塩の華
——Special thanks to Mugetutei Seishu-san


 カモメか、それともウミネコか。飛んで行く白く大きい鳥を眺めて尚子は海の街から来た人を想った。

 もう何年経つんだろう。なぜ、あの時違う選択をしなかったんだろう。全ては遅すぎる意味のない問いかけだと知りつつ、彼女は波の音に耳を傾けた。

 ここは日本から遠く離れたポルトガル、海の街アヴェイロ。時間だけでなく距離もまた、彼からははるかに離れている。そして人生の道も。

 大企業をやめて、ポルトガル製品を扱う小さな店を開いた友人に協力すると決めた時、家族も含めて多くの人が反対した。必要だったのは「応援するよ」のひと言だけだったけれど、それはほとんど聞こえなかった。

 彼のプロポーズを断ったのは、会社を辞める前だったけれど、彼の妻になったら一生の夢が叶うチャンスを失うと思っていたことも理由のひとつだった。

 でも、今ならわかる。きっと彼は私の夢を応援してくれただろう。暖かい、人の心のわかる人だった。

 夢いっぱいではじめた店は、案の定、簡単には軌道に載らなかった。いや、思った以上に上手くいっていたのに、肝心の共同経営者である友人に裏切られてしまった。裏切ったというのは、よくないいい方なのかもしれない。彼女には、金銭的に他の選択肢がなかったのだろうから。

 開店から一年もしないうちに、尚子に何も言わずに、友人は夜逃げに近い形で姿を消した。連帯保証人となっていたが故の借金と商品の支払いが全て尚子にのしかかった。それでも必死で歯を食いしばって働き、ようやく返済を済ませ、よく儲かっているとは言えないまでもそこそこの利益を出せるようになってきた。

 もちろん完全な休暇の旅行をするような金銭的余裕はないが、買い付けと言う名目で、大好きなポルトガルに来れるようになったことはありがたい。

 このバタバタの間は、恋愛どころではなくて、彼のプロポーズを断って以来、異性とは何の縁もない。

 だから、想いはいつも簡単に、あの頃に帰って行く。元氣かな。あれから十年近く経ってしまったから、今でも一人でいるはずはないよね。あんなにいい人だったもの、もう結婚して子供もいるんだろうなあ。

「海がお氣に召しましたか?」
尚子は、その声にはっとして振り向いた。隣町にある陶器の工場の持ち主であるノゲイラ氏に案内してもらってここにいたのをすっかり忘れていた。

「すみません。海岸に来たの、久しぶりなんです。島国に住んでいるのにおかしいですね」
「いいえ。僕もこんなに近いのに、ここまで来たのは久しぶりですよ。せっかくですから、工場に行く前に、ここでご飯にしましょう。その前に、よかったら運河のモリセイロに乗りませんか?」

 モリセイロは、ポルトガルのヴェニスと呼ばれるこの街アヴェイロを縦横に走る運河に浮かぶ伝統的な小舟だ。このカラフルでフォトジェニックなボートは、かつては運搬用に使われていたが、現在は観光客用のアトラクションになっている。運河からアールヌーボー様式の美しいファサードを持つ街並を見て回るのだ。

 尚子は喜んでこの申し出を受けた。街並は確かに美しかったけれど、目をみはるほどではないなと思った。もちろんノゲイラ氏にはそんなことは言わなかったけれど。それにあっという間に折り返してきてしまい、もう終わりなのかとすこしあっけなく思った。

 だが小舟は船着き場を通り過ぎて、海の方へと進んで行った。船頭がポルトガル語に続き、英語で説明する。

「あの先を見てご覧なさい。あの白い小山は、塩です。この地域で伝統的に作られている天日の塩田です。引き込んだ海水を天日で蒸発させて塩をつくるんです。かつては250ほども塩田があったのですが、現在は少なくなってしまいました。量は少ないですが、かつてと同様にここで作られる上質な塩は、有名です。英国王室にも納品されたんですよ」

 へえ。天日の塩。アヴェイロの塩って、はじめて聞いたけれど、日本にお土産に買って行こうかしら尚子は塩の小山の写真を撮った。

 ノゲイラ氏はモリセイロを降りて、運河沿いのレストランに彼女を案内して説明した。

「天日の塩には、二種類あるんです。ごく普通のもの、そして、塩の華フィオール・ドゥ・サル という大粒のものです。これは海水を蒸発させる時にその表面に出来る結晶だけを集めたもので、とても美味しいのですが、たくさんのミネラルが含まれているので真っ白ではないんです。かつては、輸出用には普通の白い塩がたくさん取引されていて、塩の華はむしろ国内の上流家庭で消費していました。色はともかく格段に美味しいので。でも、フランス製の塩の華がグルメの間でブームになってから、ここの塩の華のよさも見なおされたんですよ。食べてみましょうか」

 出てきたのは、イワシのグリル。山のようなご飯、大雑把にカットされたレタスとトマトと玉ねぎだけの飾りっけのないサラダ。ポルトガルでよく見る実に素朴な料理だ。穫りたての焼いたイワシの香りが胃袋を直撃した。

 肉を焼く香りも美味しそうだと思うけれど、魚の脂が焦げる香りは、もしかしたら日本人のDNAのどこかを刺激するのではないかと思う。わずかな焦げも、パリパリになって波打っている皮と破れから覗く身の放つ湯氣も、「早く食べて!」と尚子を誘っていた。

 ポルトガルは、ヨーロッパの中でも特にたくさん魚料理を食べる国だ。さらにお米をたくさん食べるところも日本人には馴染みやすい。ヨーロッパの他の国を旅行しているとたまに和食とまではいかなくても中華料理でも食べようかなと思うことがあるのだが、ポルトガルでは一度もそう感じたことがない。どこかに懐かしさを感じる馴染みのある味によく出会う。

「さあ。食べてご覧なさい。これが塩の華。この良さを生かすために、他にはなにも味を付けないんです」

 大粒の塩の塊は、真っ白ではないと言われていて想像していたものとは違って、十分に白い。パラパラとかけてそっとナイフを入れてフォークで掬った。イワシの香りがさらにふわっと広がる。遅れて運ばれたフォークから熱々のイワシの身が舌の上に載った。

 尚子は思わず瞼を閉じた。魚の味、香り、そして塩の何とも言えぬ複雑な旨味が、口の中で極彩色になって飛び回りダンスを踊っているよう。ああ。なんて美味しいんだろう。

 こんなに美味しい魚を食べたのは、いつ以来なんだろう。東京でも魚は食べていたけれど、スーパーのパックの切り身や、定食屋のそこそこの焼き魚ばかりを食べていたように思う。

 不意に彼のことを思い出した。彼は、海辺の街の出身で、自身も熱心な釣り人だった。魚については強いこだわりがあって、デートの時にも店は汚くても格別美味しい魚を食べさせるところに連れて行ってくれた。

 そうか、彼のプロポーズを断って以来なのね。

 ノゲイラ氏に見せてもらったアヴェイロの街。街を彩るアズレージョにも通じるポルトガルの素朴な陶器づくり。好きだったポルトガル雑貨の販売で生計を立てられるようになったこと。今の穏やかで幸せと言えるようになった生活を得るために、失ってしまった時間と暖かくて穏やかな人のことを考えた。

 彼が、この十年近い時間を幸せに生きているといいと思った。そして、どこかで、ここで食べているような五臓六腑に染み渡るように美味しい魚を、誰かと笑い合いながら食べていてほしいと願った。

「ナオコ、どうしました? イワシ、熱すぎましたか?」
涙ぐんでいる彼女のことをノゲイラ氏は不思議そうに見た。

 尚子は笑って首を振り、極上のイワシの塩焼きを残さず味わうためにフォークとナイフを持ち直した。

(初出:2017年1月 書き下ろし)

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comment

says... ""
おっと。初コメ!!??
いつも見当ちがいなコメントをしてそうで怖いのですが。
初コメだとそれが一層に増す。。。

それはともかく。
う~~む。
魚のおいしさと塩のうまさが伝わってきますね。
多分魚も塩も西洋風で、美味しさというかうまさが伝わってきそうですね。
・・・というかそういう素朴な魚を食してみたいですね~~。

お店を経営するというのは・・・結構大変ですね。
やはり色々お金を借りないといけないですし。
連帯保証人に裏切られると大変ですものね~~。
私は経営したくない。。。
2017.01.26 05:54[edit]
says... ""
執筆、お疲れ様でした。

いやぁ、じつに美味しい小説でした。
夢月亭清修さんのキス天も美味しそうだったけど、アヴェイロのイワシのグリルも食欲を刺激しまくりですよ。ポルトガルの料理って、なんか日本食に近いですね。焼いた魚に美味しい塩だけというシンプルさも、それぞれの素材がいいからこそ成立する料理ですよね。
私も最近は、定食屋の「そこそこの」焼き魚しか食べてませんから、こういうすっごく美味しい魚を食べたいです。

そして、プロポーズを断った女の子の側には、そういう事情がありましたか。
お互いに、いい人同士だったんですねぇ。やはりタイミングって、大事なんだなぁ(しみじみ)
2017.01.26 17:23[edit]
says... "読む時間を間違えました…"
うわぁ……どうしましょう…深夜にお腹すいてきちゃいましたよ。笑
(不意打ちされたっ!w)

前説の通り「この人かなぁ?」という感覚で楽しませていただきました!
魚・塩・海、そして結婚というワードを見事に盛り込まれていて、真芯を捉えて打ち返された気がします^^
(満塁ホームランですね!)

僕も最初は「塩」をテーマにしようと考えていたので、天日塩田のことも調べていました。が、日本には大きな塩田が現在は無いそうで却下した案だったのですよ。
だからポルトガルでそれを実現させた夕さんが少し羨ましいです。笑

夢を追って、現実に迫られて約十年……同じお魚とお塩のお話ですが、こちらには時の流れた分だけの想いと重みが感じられて素敵でした!
参加させていただき感謝です^^
2017.01.26 17:57[edit]
says... ">>LandMさん"
こんばんは。

早速ありがとうございます!
どんなコメントでもしていただけると嬉しいのですよ。
どうぞお氣になさらずに!

西洋料理というとソースを凝ったりして、もともとの素材の味がわからなくなるまでこねくり回すものもありますが、こういうシンプルな料理は、ごまかしがきかないので、素材によほど自信がないと出せませんよね。

そういう料理にあたると、嬉しくなります。

そして、お店経営は大変です。
私の実家のある街は、日本の中でも「オシャレな雑貨屋のある街」で有名なんですけれど、とにかく栄枯盛衰が半端じゃないんです。ということは、そう簡単に儲かるものじゃないってことですよね。初期投資があるし、プレッシャーは大きいでしょうね。それだけに上手くいったら嬉しいと思います。自分がやるかと問われたら、躊躇しますね(笑)

コメントありがとうございました。
2017.01.26 21:44[edit]
says... ">>TOM-Fさん"
こんばんは。

あ、美味しかったですか〜。それはよかった。
清修さんのキス天、本当に美味しそうだったじゃないですか。
超プレッシャーだったんですよ。

ポルトガル料理は、本当に日本人の胃袋に優しいんです。
例えばスペインやフランス辺りを旅行していると「今日はなんかアジアなものが食べたい」「醤油が恋しい」ってなることがあるんですけれど、ポルトガルではそういうことがほとんどないんです。お米が多いのも嬉しいですし、お魚がこれでもかとでてくるのもGoodです。

日本だと定食屋で千円札でおつりが来るくらいの値段で魚を食べられるじゃないですか。
だから、魚は普通にしよっちゅう食べているけれど、泣くほど美味しい魚は、実はそう毎日食べられるわけじゃないんですよね。
以前北海道で、とってすぐに食べたカニとか、神奈川の三浦海岸で食べたマグロのカマとか、何回か絶品のお魚を食べていますが……おいしい魚ってすごいですよね。食べたい……。三月にポルトで食べられるかな。

結婚って、本当にタイミングですよね。
それが縁ってことなのかもしれませんけれど。
こういう後悔って、実はいろいろな人が抱えているのかもなあと思ったりしています。

コメントありがとうございました。
2017.01.26 21:55[edit]
says... ">>清修さん"
こんばんは。

おお、お腹が空いたとおっしゃっていただけるのは、最大級の讃辞です。ありがとうございます。
すっかりお待たせしました。

『フィッシュ&ソルト』を読ませていただいた時に思ったんですよ。
智ちー、本当にいい人じゃないですか。友達もすごくいい人たちで、こういう人のプロポーズを断るってどうよって。
だから、振った方は、絶対後悔していると思ったんです。
それを美味しい魚と塩を絡めて書きたいなあって。

お魚そのもののことは何も知らないんですけれど、読ませていただいた時に塩の美味しさのことが出てきて、昨年訪れたアヴェイロのことを思い出したんです。よし、この塩田を使って書くぞって。

日本には大きな塩田、なくなってしまったんですか!
氣の長い作業みたいだし、時代に合わないのかなあ。
ポルトガルもけっこう減っているんですって。
私の調理用の塩はポルトガルの海塩なんですよ。
スイスのジュラで採れる岩塩がもっとも安いんですけれど、海塩の方がまろやかで美味しいように思うんです。

清修さんのお話からたくさんのインスピレーションをいただき、この作品を書くことが出来ました。
ご参加いただき、とても嬉しかったです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2017.01.26 22:04[edit]
says... ""
おはようございます、GTです :)

変な時間に読んだので空腹を一晩ガマンしてました…、イワシの塩焼きの描写が凄く美味しそうで…お腹が空いてしまいます、もうなんと申しましょうか、文章が美味しいのです、想像するだけでもう…塩の味とイワシの脂、そしてその二つが口の中に広がって…イワシの"ダシ"と塩分が混ざり合って、これは絶対美味しい!と想像を掻き立てるのです、いやもうホント、美味しい小説でした!

ではでは :)
2017.01.27 00:53[edit]
says... "今夜は暖か"
ポルトガルの「イワシのグリル」オリーブオイルを使ったりすることもあるようですが、これ、もうほとんど日本の「イワシの塩焼き」と同じものですよね。
焼き魚の臭いって日本人のDNAを刺激するんですよ。
お隣の中国でも魚を焼くということはあまりないようですし(ほとんどが炒める、茹でる、蒸すですね)、こういう料理、やはり海とのかかわりが深い地域の十八番なのかもしれません。
新鮮なものが手に入るなら、シンプルに調理するのが旨い、そういうことなのでしょう。これ夢月亭清修さんとこのキス天にも通じますよね。
そしてアヴェイロの塩の華、塩が美味しいならなおさらですよ。
サキは魚を食べるのが下手くそなのでちょっと躊躇しますけど・・・。

あ、このお話「ポルトガルの日本人」でシリーズ化ですか?あれ?違う?
申し込みを断られた彼とか、ノゲイラ氏とかを絡ませたら面白そう。
失踪した彼女との因縁の再会とか・・・。
それにアヴェイロって、あのややこしいカップルがデートしてたところですよね?オヴォシュ・モレーシュの関節キスとか・・・。
ポルトもすぐ近くだし・・・。

あぁ、ポルトガルに行ってみたくなりましたね。
とある番組でポルトガルを旅したタレントの方が仰ってました。
「日本以外に国に住まなければならなくなったら、ポルトガルを選択するだろう」
「ポルトガルには大人さを感じる。以前には日本にも感じていたんだけれど、今はもう感じなくなってしまった」
2017.01.27 12:07[edit]
says... ">>GTさん"
こんばんは。

おわっ。GTさんも……。
食べる描写で「お腹が空いた」とおっしゃっていただくのは本当に作者冥利に尽きます。
目に見えているものを描写するのと違って、本当は匂いや味覚などの見えないものを文字で表現するので、毎回悩むんですよ。

特に今回は、複雑な料理と違って、ものすごくシンプルな調理法なので、ごまかしもききませんしね。
とてもいい訓練になりました。

コメントありがとうございました。
2017.01.27 22:29[edit]
says... ">>サキさん"
こんばんは。

そうですね。同じイワシの調理でも、いろいろとあってスペインの味付けに近いものもあるんですけれど、これは「焼いて塩だけ」というシンプルさから、ほぼ日本人の想像する「イワシの塩焼き」とおなじ味になっていると思います。

実際に食べなくても、新鮮な魚とそうじゃない魚は、焼けるときの香りが違うんですよね。新鮮なイワシが焼けていたら、日本人はつつつと吸い寄せられると思います。

魚の食べ方、私も昔は苦手だったのですが「魚屋の息子」(身近に二人もいた)に厳しくしつけられたら、きれいに食べられるようになりましたよ。

「ポルトガルの日本人」ってミクじゃないですか(笑)
いやいや、私はもうシリーズ化はしませんよ。「ウィーンの日本人」もそうですけれど、「ニューヨーク」だけで既に収拾がつかなくなっていて、困っていますから。

「住むのならポルトガル」はわかりますね。
私も定年退職後はスイスよりもポルトガルに住みたいって思いますもの。
出来たらポルトかガイアに住みたいけれど(笑)

今のところは遠い夢なので、ポルトガル料理を作ったり、休暇で行ったりするので我慢します。

コメントありがとうございました。
2017.01.27 22:37[edit]
says... "お"
食べ物の物語は皆さんのコメントも華やいでいいですね~やっぱり食は人生の楽しみのメインですから。そして、そうかぁ、こういうふうに物語のやりとりをするのがscriviamo!の真髄だよなぁといたく感心し、反省もしました。
まずはちゃんとプロポーズ断られた側と断った側の話になっているのがいいですね。なるほど~と思いました。そして振った側の事情と、いい人なのに断っちゃった後悔の話になっているところ、夕さんの優しさだなぁ。
夢月亭さんのアジの写真にもかなりお腹がすきましたが(あ、お話にも)、夕さんのこの鰯の描写にもお腹が~。鰯と塩というと思い出すのは、私が京都で学生していた頃、毎冬、0時3分初の金沢行き夜行列車に乗って、宿泊もせずに魚を食べて帰ってくるって旅行をしていたのですが、その目的は金沢のある魚屋さんが2階でやってるお店だったのです。そこの鰯の塩ゆでが異様に美味くって(大きなドラム缶みたいなので茹でてるんです。それがもう、塩で茹でただけなんですが、絶妙の塩加減で)……先日、金沢にうん十年ぶりに行ったら、店はあったのですが、魚屋は閉めておられて、いかにも魚屋から持って上がってきたとこです、みたいなあの感動的な味わいはなくなっていたなぁ。
思わず思い出しちゃいました。

人生には、タラレバはつきものですが、実は結局思うような道を選んできているのですよね。そんな気もしました。いい人だったけど、でもやっぱり今のように動けていなかったろうし。
2017.01.31 14:39[edit]
says... ">>彩洋さん"
こんばんは。

そうですよね!
みなさん、食いつきがいいですよね。
食いしん坊は私だけじゃないんだ。(と言っても私は異常ですが)

そういえば、このストーリーはちゃんと「返掌編」になっていますね。
最近、あまりみなさんが難しいお題を出されるので、返掌編はことごとく明後日の方向を空氣も読まずに書くようになってしまったのですが。でも、このバラエティあふれたみなさんの作品が、私には宝石箱に見えるんですよ。(小石でお返ししていますが)

清修さんのお話を読んだ時に、こんなにいい友達がいて、優しそうないい人を振るなんてよほどのしょーもない女か、それとも何か事情があるかどっちかだよなと思ったんですよ。で、しょーもない女で書いてもしかたないんで、事情を無理矢理作ってみました。

京都から金沢って、東京からよりも近い感覚ですよね。
魚食べて日帰りするほど金沢は近くないわ〜。彩洋さんのグルメライフが羨ましい!
飾りけはないのに、メチャクチャ美味しい名物料理ってありますよね。
潰れては欲しくないからそこそこは繁盛してほしいけれど、マスコミで紹介されて行列ができるほどにはなってほしくない、わがままな想いが錯綜しそうなお店ですね。

と、グルメ話にまた夢中になってしまった。

過去は美しくて、後から振り返るといい思い出ですが、でも、やはり戻れるものではなくて進んで行くしかないですよね。そのほろ苦さが余韻になるといいなあなんて思いつつ書いていました。

コメントありがとうございました。
2017.01.31 22:40[edit]

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