scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】翼があれば

scriviamo!


「scriviamo! 2017」の第八弾です。limeさんは、今年も素敵なイラストで参加してくださいました。

limeさんの描いてくださった『またもや天使』
『またもや天使』 by limeさん
このイラストの著作権はlimeさんにあります。無断使用は固くお断りいたします。

limeさんは、登場人物たちの心の機微を繊細かつ鮮やかに描くミステリーで人氣のブロガーさんです。各種公募企画で大賞をはじめとする受賞常連のすごい方です。穏やかで優しいお人柄に加えて、さらにこんなに絵も上手い。羨ましすぎる!

今回、scriviamo!参加用に出してくださったのは、ちょっとだけ脱いでいる(?)天使と蝶のイラストです。去年も私一人で七転八倒していたわりにみなさんはスラスラと素敵な作品を書かれていましたが、今年もすでに何名の方々がインスピレーションを受けて素晴らしい作品を発表なさっています。

で、他の方は自由参加ですが、私は何かを書かなくてはならないので「う〜ん」と悩みました。

もちろんあちらのコメント欄で盛り上がっていたナース服天使、という路線では書けません。(書いてもいいけれど、limeさんに絶交されるかもしれないし・笑)去年はふざけたストーリーでなんとかなりました(なっていないともいう)が、今年の天使はどちらかというと清楚でシリアス系なのでふざけておかえしするのはなし。しかも清楚なのに脱いでいるし。ここにかなり長くつまづいていましたね。「天使でなければ」「脱いでいなければ」って。

かといって、単に真面目に取り組んでもピンと来るストーリーにならなかったんですよ。私の作品って、あまり目立った色がないので、ごく正面からこの正統派で美しい絵に取り組むと、そのよさが台無しになるぼやぼやした感じの作品になってしまうんです。

じゃ、どうしようか、と思ってこうなりました。天使であること、脱いでいること、蝶がいること、そして、背景がああなっていること、全てを使ってみました。limeさん、みなさんが呆れる顔が今から目に浮かびます。すみません。今から謝っておきます。(毎年、毎年……orz)


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翼があれば
——Special thanks to lime-san


 若草がゆっくりと大地を埋め尽くし、柔らかな風が心地よく渡りはじめると、フラクシヌスは大きく広げた枝を微かに揺らした。停まっていた鳥たちは、わずかな間だけさえずりを止めたが、すぐにおしゃべりを再開した。

「ねえねえ。あなた初めてアフリカに行って戻ってきたんでしょう? 旅はどうだった?」
「どうってことはない、って言いたいところだけれど、大変だったなあ。去年の秋、ここを発ったところまではよかったけれど、ミラノのあたりでもうカスミ網に捕まりそうになったんだ」
「ああ、噂に聞くヤツね。南イタリアじゃないんだ、へえ」

「それから後も、ハプニングだらけ。でも、初めて見るものばかりで心躍ったなあ。フランスから来たコウノトリと仲良くなったんだぜ。それに、赤い湖でフラミンゴにもあったなあ。ところで、お前さんは?」
「私は、いつも通りこっちで越冬したわよ。雪が少なかったから、けっこう過ごしやすい冬だったなあ。あの山を越えたところに、美味しい餌を用意してくれるニンゲンがいてね。少し太っちゃった」

 フラクシヌスは、小鳥たちのさえずりに耳を傾けて、コウノトリやフラミンゴとはどんな鳥なのだろうかと想像した。赤い湖や山の向こうのニンゲンがどれほどここと違っているのだろうかと考えた。

 街はずれの小高い丘の上にたどり着き、大地の上に伸びをして小さな芽を出したあの日から、フラクシヌスはいつもここにいた。柔らかな緑色の芽はまっすぐに伸びて、やがて滑らかで青みかがった灰色の幹に変わった。それが分厚いたくさんヒビの入ったどっしりした幹に変わった頃には、大きく伸ばしたたくさんの枝には、たくさんの小鳥たちや虫たち、リスやヤマネなどが動き回るようになった。

 フラクシヌスは、そうやっていつも誰かの訪問を受けていたので、決して寂しくはなかったが、彼らがする噂話から、ここではない世界への憧れを募らせていた。

 夏が来ると、梢の葉はしっかりとしたものに変わり、暑い日差しを避けて立ち寄る動物や散歩の途中の人間などが、彼の根元で休みつつ新しい話を聞かせてくれるようになった。

 近頃の一番の楽しみは、黄金の髪の毛を持った優しい少女で、まどろむ小動物たちをアルトの優しい響きで歌いながら眠らせるのだった。

「ああ、私、本当にここが好きだわ。なんて美しい木陰なんでしょう。仕事も何もかも忘れて安らげるのはここだけよ」

 彼女は、誰に話しかけるでもなくよく呟いた。彼女のひとり言を耳にするのもフラクシヌスには楽しいひとときだった。

「本当に、私もあの鳥たちのように空を飛べたらねぇ。わずかな賃金と引き換えに、朝から晩まで工場で糸を紡いだりしないで、どこまでも自由に旅して行くのにねぇ」

 ああ、この娘も、私の同じ憧れを持っているんだ。翼を羽ばたかせて、世界の果てまで自由に飛んで行きたい。氷に閉ざされた光のカーテンのある国や、火を吹く怒りの山や、七色の湖のある谷間を探して飛んで行くことを夢見ている。そして、その願いをずっとここで、この私と共有してくれるのだ。

「お嬢さん、あなたは何を呟いているの?」
そこに来ていたのは、この間まで緑色の芋虫だった紫色の蝶だ。フラクシヌスの葉をたくさん食べて大きくなり、しばらく繭にこもったかと思うと、秋までには羽を持つ美しい姿に生まれ変わる。そして、仲間と一緒に隊列を組んで遠くの暖かい国まで飛んで行く。

「あら、きれいな蝶さん。まだ旅立たないの? 昨日、あなたのお仲間が隊列を組んでいたわよ」
「私は今朝、ようやく蝶になれたのよ。もう少し仲間が集まったら、私も旅立つわ。ところで、あなたは、何をおかしなことを言っているの?」

 紫の蝶は、ひらひらと娘の周りを飛んで、くすくすと笑った。

「笑うなんてひどいわ。私だって翼があったら、あなたのように飛んで行きたいのよ。でも、それが出来ないから、ため息が出ちゃうんじゃないの」

 すると蝶は娘の正面に戻ってきて、その瞳を覗き込んで言った。
「だから、おかしいのよ。あなただって飛んで行くことが出来るのに、何も試さないで文句ばかり言っているんですもの」

「飛んで行くことができる? どうやって? 私は貧乏な労働者で飛行機のチケットすら買えないのよ」
「チケットなんて必要ないわ。あなたにも翼があるのよ。知らないの?」

「翼が?」
「そうよ、服を脱いで、背中を湖に映してご覧なさい。翼が生えているのが見えるはずよ」

 娘が薄紅色の薄いワンピースを少し脱いで湖を覗き込むと、本当に白い一対の翼が現れた。彼女はひどく驚いて、触ったりくるくると回って確認したりした後に、本当に翼が動いて自分も空を飛べるのだということを納得した。

「なんて素敵なんでしょう。ねえ、蝶さん。あなたが南へ旅立つときまで、私に空を飛ぶ特訓をしてちょうだい。そうしたら、私もあなたと一緒に旅立つから」
「いいわ。じゃあ、すぐに始めましょう」

 嬉しそうに笑いながら、娘が紫の蝶と一緒に去ってしまうと、フラクシヌスは大きいため息をついた。

 娘は、彼の仲間ではなかった。鳥や蝶たちと同じように、翼を持って自由に飛んで行くことができる天使だった。彼はまた丘の上に取り残されて、小鳥たちのさえずりに耳を傾けた。

 夏が終わると、彼の枝にはたくさんの楕円形の種が用意された。新しい命を宿した、大地の実り。やがて何百年も生きる可能性を秘めた小さな、小さな、ユグドラシルの子孫。彼は旅立つ子供たちに、彼の憧れの全てを託した。空を飛び、遠くへと飛んで行けと。

 フラクシヌスの子供たち、セイヨウトネリコの種は、小さなヘリコプターのようにくるくると回りながら、風に運ばれて丘から森へ、森から平地へと飛んで行った。ある者は馬車の後に落ちて、隣町へと旅立った。また、別の種は、木こりたちの束ねた薪の間に着地して、都会への長い旅をはじめた。

 そして、フラクシヌスは、また長い生命のうちにめぐり来る厳しく白い冬を迎えるために、丘の上で眠りの準備に入った。

(初出:2017年1月 書き下ろし)


註・Fraxinus excelsiorは和名セイヨウトネリコ、英語ではアッシュ、ドイツ語ではエッシェンと呼ばれる大木になる広葉樹。成長が早い上、曲げやすくて衝撃にも強いので加工用木材としてよく使われる。燃料としても古くから使われていた有用な植物で、北欧神話の世界樹ユグドラシルはセイヨウトネリコである。秋になると楕円形の種がタケコプターのように飛来して行くのがよく見られる。

Fraxinus excelsior 4560
Fraxinus_excelsior, seeds
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Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
もう書きあがってて、びっくりしながら飛びつきました!!早い!

いやん夕さんたら、不安そうな前置きいっぱいしちゃってたのに、なんて素敵なお話書いちゃうんですか!
ナース服のお話だって全然怒ったりしなかったですがΨ( ̄∀ ̄)Ψ  いやあ~、どうです、このピュアな物語のすばらしさ。
バックのあの木が主役なんて、誰が思いつくでしょう。
(わたしなんてきっと300年生きても目先の話しかかけない><)
セイヨウトネリコ、名前は聞いたことがあります!でもその種が、あのくるくる回る羽根の奴だとは知らなかったです。
なんだ~フラクシヌスったら(´▽`*)隅に置けないんだから。
でも、飛んでいくのは自分じゃなくて子供たちって言うところが、ものすごくジンジンしてしまいました。
生命の神秘だなあ。フラクシヌス、すてきだよ~。

天使の半脱ぎもばっちり。
私も言われてみたいなあ。「あらあなた、羽根ならちゃんとあるじゃない」とか。
なんか素敵な言葉ですよね。
やっぱり羽根とか、鳥になるとかって、人類の本質的な憧れなんじゃないかなあ~って、真剣に思いますね。
なんか、そんなことまでふっと思ってしまいました。

お忙しいのに、こんなに早く素敵なSSを書いて下さって、本当にありがとうございます。
まだ戦いは(w)続くと思いますが、ファイトです!頑張ってくださいね(*´ω`)

あ、さっそくリンクさせてもらいます♪
2017.01.30 14:53 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
執筆、お疲れ様でした。

そっちに着目されましたか、お見事です。
色欲に目がくらんだ私なんぞは、ピンクの天使の色気にしか目がいきませんでしたから(笑)
じっくりとイラストを見ると、かなり存在感があって目立っていますよね。描かれたものを余すところなく使い切って作品を仕上げるという姿勢に、頭が下がる思いです。

翼がある者たちへのフラクシヌスの秘めた憧れが顔をのぞかせたところで、あの結末。みんないなくなってフラクシヌスだけになったイラストが思い浮かび、じわっときました。うん、やはりさすがです。
2017.01.30 15:44 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
おお~、これを読んで背景の色が深い湖の湖面に見えてきました!
絵から捨て所の無い物語ですね\(^-^)/

『木が旅を望む』って感覚には親近感を感じました。
僕も最近まで木(妖怪だけど……)が旅した話を書いていましたので。笑

蝶と一緒に旅立ってどこへ行くんだろ……
羽根のようにふんわりして柔らかい、素敵な作品でした。
2017.01.30 18:17 | URL | #- [edit]
says...
いやいや、こんなに間が空いてしまって「これだけかけて、しかもこれ?!」って、ちゃぶ台返しが待っているかもと怯えておりました。ああ、お氣に召したようでよかったぁ。

いや、「ナース服で天使」ジャンルだけでもかなりヘン○イっぽいのに、更に脱がせたら危険な話になっちゃいます!
それをさらっと「いい話」に昇華できるほどの腕があったらいいなあ。

くるくるは、うちの近くでよく飛んでいるんですよ。
私たちにはかなり身近な木なんですが、やはり日本ではちょっとなじみが薄いですよね。
しかもセイヨウトネリコって名前が今ひとつ詩的じゃなくて、それで学名の方を使ってみました。

もともとは、天使も蝶も翼や羽根があるイラストで、なにか「飛ぶこと」をモチーフにしなくちゃいけないだろうなあと悩んだんです。でも、「そこの二人とも飛べるじゃん。ノープロブレムじゃん」と思ったところで止まっちゃいました。
で、後の木は? と思ったら「あ、エッシェンに似ている形だし、葉っぱの形もOK! これなら飛ぶつながりできそう」とひらめきました。

種が出来んだから、メスじゃないのかというツッコミもあるかと思いますが、西洋言語でいう「彼」とか「彼女」は、実際のオスメスよりも言葉のオスメスでつけるので、フラクシヌスは「彼」ということをごり押ししています。

天使を脱がせるのはちょっと大変でしたよ。はじめから自分で天使だと知っているなら全脱ぎか服来たままで翼広げると思うんですよ。でもちょびっと脱いでいるんだもん(笑)
でも、確かに教えてもらいたいですよね。
「あなたは翼があるのよ。あくせく働きにいくことないって」って。
(それか)

一月も無事終わり、今のところ予定していた方の大体が揃って、このペースならなんとか乗り切れるかな、というところです。
最後まで氣を引き締めて頑張りたいと思います。引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

あ、もったいないご紹介、ありがとうございました。
でも、来年はもっと難しくなるの〜(涙目)と青くなっています。

今年も素晴らしい作品でのご参加、ありがとうございました。
2017.01.30 23:00 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いやぁ、今回も悩みに悩みまくった末の苦肉の策でございます。
だって、天使と蝶だけでうまくストーリーが浮かんでこなかったんですもの。
しかも今年のイラストのトーンでは去年みたいなふざけた作品では返せそうもないし。
なんでTOM-Fさんをはじめとするみなさんはサラサラと書けちゃうのかなあ。ちょっと羨ましいです。

今回のオチは、自然の不思議をそのまま使わせてもらいました。そういう木があって、よかった(笑)
みんないなくなって、最後はあの木のシルエットと、周りは雪で真っ白になるんですよね。
それもきれいだろうなあ……。

コメントありがとうございました。
2017.01.30 23:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

「木が旅を望む」に親しみを感じていただけたのですね。
木が旅したお話ですか。

木って動けないから、「遠くへ行ってみたい」って思うとしたらとても真剣に思い募ると思うんですよ。
その想いで妖怪になってしまっても、不思議はないですよね。
広い世界には、実際に動く木もあるみたいですけれど。

天使は、ふわふわとどこかへ行ってしまうのでしょうね。
私も飛んで行きたいなあと思うことがあります。
特に月曜日……orz

読んでいただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.01.30 23:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
嗚呼っ!すいません……
なぜか匿名でコメントしてしまいました……
2017.01.31 07:34 | URL | #- [edit]
says...
そうですね。
人間だって羽がありますよね。
世界の果てだって行けるし、宇宙にだって行ける。
本当はどこだって行けるんですよね。
問題はやる気があるかないか、ですもんね。
なんたか、元気付けられる小説でした!
(* ̄∇ ̄)ノ
2017.01.31 09:06 | URL | #- [edit]
says...
なるほどぉ~。フラクシヌスを主人公に据えましたか。
サキはどうしても正面に描かれた2人に目が行ってしまうんですよね。
ここにじっと立って、過ぎ行くものを見つめ続ける主人公というのもいいですね。
木ですから安定感があってゆったりとした気分で読む事ができますよ。優しいイメージだし・・・。

それになんといっても天使さんです。彼女を普通の女の子として登場してますね。これはサキにとってツボです。なんだかあまり恵まれない少女が実は羽を持っていた・・・なんて、とっても素敵です。
蝶はそれを当然のことのように知っていて、蝶に指摘されて羽を出してみるシーン。サキの書いた物とは全然違っていて、希望と夢に溢れて見えますね。
それにlimeさんのイラストのイメージともぴったり合います。
あ、こういう事情で少し半脱ぎなんだなぁ・・・。
蝶の「何も試さないで文句ばかり言っているんですもの」という台詞、身につまされます。
でも、生活をほっぽらかして蝶と一緒に飛んで行ってしまって、これからどうするの?彼女は天使になったんですよね?
少し悲しいストーリーを想像してしまう、なんてのはいけないのかな。

動けないことを何となく不満に思っている様子のフラクシヌスは少しがっかりしたようですが、実は種が飛べるんですね。
植物は動物とは全く違った生命体ですから、個体なんて言う概念は無いのかもしれません、フラクシヌスの意思はこの種たちが確実に引き継いでいるんだと思います(というか種自体がフラクシヌスなのかも)。
風に乗っていろんなところへ飛んで行けるんですよ。一つ一つがみんなフラクシヌスなんですから。
2017.01.31 11:56 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
えぇ話やなぁ。全然ちゃぶ台ひっくり返すような要素無いじゃないですか!
確かに、素晴らしい木の背景、使わなくちゃ、なんですよね。きらっきらの物語に思えます。夕さんの童話、いつもと違って(あ、言っちゃった^^;)あったか系ほのぼのラストになってるし。でもそれもlimeさんのイラストから放たれたオーラみたいなもののおかげなんですね。
絵本の「大きな木(Giving Tree)」をちょっと思い出してしまいましたが、いや、あれは何だか「そこまでせんでも……」な部分がありすぎて微妙だったのですが、このお話だったらいいなぁ。
夕さんのおっしゃるとおり、そう、植物ってある時期には動かない選択をした時点で、実は別のすごい選択もしているんですよね。そもそも、私たちは地上で生き生き動いている時、葉を茂らせているときをその生物の最高の時と思いがちだけれど、実は種の時の方がきらきらの瞬間かも知れないし、チョウチョよりも芋虫の時の方が結構ハッピーかもしれないし(食い物の上にいるし?)。生命は全て美し、ですね。
楽しく拝読しました(*^_^*)
2017.01.31 14:52 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

あ、やっぱり清修さんでしたか。妖怪のお話とあったから、もしかしたらと思っていたんです。
私も時々やります。iPhoneから投稿したり、自宅でもキャッシュをクリアした後などに名無しになっているのを氣づかずにあげてしまったり。

どうぞお氣になさらないでくださいね。
わざわざありがとうございました。
2017.01.31 22:14 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。人間の場合は翼はなくても、少なくとも遠くへ移動できるんですよね。

植物に移動したいという想いがあるのかはわかりませんが、ああやってくるくる飛んで行く種を見ると「そう思ってんじゃないかなあ」と想像してしまいます。

移動できる人間は、けっこう幸せだよな、と私も思います。

コメントありがとうございました。
2017.01.31 22:17 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

だから、言いましたよね。天の邪鬼だって。
limeさんも他の方も、まさか天使も蝶も主人公にしないなんてことに「ええっ(非難)」と思われるかな〜と。
でも、これが一番私のメインテーマに近い物語になったんで、構想中にしっくり来たんですよ。

木は動物と違って動けないし成長にも時間がかかりますが、その分我慢強くて、長生きで、いろいろなものを見つめているんだと思うんですよ。それに忙しくいろいろと出来るわけではないので、もし思索をするとしたらじっくりすると思うんです。

少女が自分を天使だと知るシーンですけれど、そうしないと脱ぐ必然性が思いつかなかったんですよ。
サキさんの作品では物理的に飛べるか飛べないかという話になっていましたが、こちらはそもそも翼があることを知らなかったということにしてしまいました。実際に飛べるか飛べないかは、退場してしまったので不明です(笑)
それに、たぶん工場では彼女の無断欠勤に上司がぷんすか怒っていると思います。
流れ者の天使ライフも、きっとそんなに簡単ではなくて、もしかすると工場に戻ってくるかもしれませんよ。
(夢がなさすぎ!)

セイヨウトネリコの種はびっくりするくらいきれいに飛びます。落下する時間が遅くなる程度ではなくて、ちゃんと風に乗って飛んでいるんですね。あれを見ると「やっぱり動きたいんじゃないのかなあ」ってちょびっとだけ思います。

コメントありがとうございました。
2017.01.31 22:28 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

いやあ、大切に描いた天使を脇役にしたって、怒られるかと……。

そういえばいつもブリザードなストーリーばかり書いていますが(笑)これもちょっとだけ突き放しています。
ここで、木に翼が生えて飛びだしたら、なんかシュールで怖いじゃないですか。
だから、取り残されて、動けないまま、最後は冬眠です。
でも、すくなくとも種は遠くへ遠くへと軽々と飛んで行けるというのは、少しだけ救いになるかなあと。

limeさんの絵を拝見した時、難しいなあと思ったのは、メインの二つ、天使と蝶、両方に羽根があるじゃないですか。こうなると飛ぶ話しか思いつかなくて、飛べる人たちが簡単に飛ぶ話って、あたり前すぎてお話にならないんですよ。だから、飛べなくて指をくわえている人の話にしようと思ったら後にいた! ということなんですね。

でも、最終的には、彩洋さんもおっしゃる通り、どの生命もみんな美しくて意味があるんですよね。

コメントありがとうございました。
2017.01.31 22:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
素晴らしいです~~~~!!!!!
流石です!!!
やっぱり、イラスト1枚で此処までイメージを膨らませることが出来るのは
才能ですよね~~~
羨ましい(^n^*)ハア・・・←試してもいないくせに?(笑)
いや、試したこともありましたけど無理だったんだった(^0^;)\(笑)

世界樹はセイヨウトネリコなんですね・・・
樹が主役とは、凄い着眼点です!!!
そして、天使さんが半脱ぎになってることも
きちんと拾われて重要な部分になっているし・・・・・・
もう1度言いますが、素晴らしいです!!!!!

去年は、このscriviamo!のお題のlimeさんのイラストからのお話を
お題にするという無茶ぶりしてしまい(その節は大変ご苦労おかけしました・・・
でも、めっちゃ面白いお話で超嬉楽しかったですO(≧∀≦)O
ご迷惑お掛けしましたが
私的には後悔は微塵もありません!!←反省を感じられない(^^;)\)
さすがに申し訳ないので
今年は他のお題で参加させて頂きたいと思いますm(_ _)m

日本時間2月2日午前0時にUPいたしますので(UP時、scriviamo!の記事にコメントしますね)
お手数お掛けしますが、
よろしくお願い致しますm(≧▽≦)m
2017.02.01 06:26 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

いやいやいや。
今回は(も!)ものすごく苦悩したんですよ。
limeさんのお題イラスト、私にはウルトラ難問ばかりで(泣)
かじぺたさんをはじめとして、みなさんはどうしてスラスラ書けるの〜って、感心していたんですよ。

そして、そうなんです。
北欧神話、ゲルマン神話にでてくる植物は、やはりこちらで普通にそこら辺に生えているものなんでしょうね。
その分、日本は植生が違うのでピンと来ないだろうなと思って、蛇足の註をつけておきました。

天使の半脱ぎには苦労させられましたよ。
どうやったら公の場で脱ぐシチュエーションにできるのって(笑)

そして、今年もご参加いただけること、嬉しいです。
去年の作品はまだしも、今回の話はこれ以上どうしようもないので、やはり別のもので参加していただけて助かりました!

コメントありがとうございました。
2017.02.01 21:59 | URL | #9yMhI49k [edit]

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