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【小説】バッカスからの招待状 -8- テキーラ・サンライズ

Posted by 八少女 夕

「scriviamo! 2017」の最中ですが、今日発表するのは、WEB月刊誌「Stella」参加作品「バッカスからの招待状」です。東京・大手町にある隠れ家のようなバー『Bacchus』。バーテンダー兼店主の田中佑二が迎える客たちのなんて事はない話をほぼ読み切りのような形でお届けしてます。

しばらくスペシャルバージョンが続きましたが、また田中はいつものオブザーバーに戻りました。今回の話は、ちょっと古い歌をモチーフにしたストーリーです。あの曲、ある年齢以上の皆さんは、きっとご存知ですよね(笑)


月刊・Stella ステルラ 2、3月号参加 連載小説 stella white12
「月刊Stella」は小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌です。上のタグをクリックすると最新号に飛びます。


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バッカスからの招待状 -8- 
テキーラ・サンライズ


 その二人が入って来た時に、田中に長年酒場で働いている者の勘が働いた。険悪な顔はしていないし、会話がないわけでもなかった。だが、二人の間には不自然な空間があった。まるでお互いの間にアクリルの壁を置いているように。

 大手町のビル街にひっそりと隠れるように営業している『Bacchus』には、一見の客よりも常連の方が多い。だが、この二人に見覚えはなかった。おそらく予定していた店が満席で闇雲に歩き回って見つけたのだろう。

 店などはどうでもいいのだ。未来に大切にしたくなる思い出を作るつもりはないのだろうから。どうやって嫌な想いをせずに、不愉快な話題を終わらせることができるか、それだけに意識を集中しているのだろう。

 二人は、奥のテーブル席に座った。田中は、話が進まないうちに急いで注文を取りに行った。彼らも話を聞かれたくはないだろうから。

「カリブ海っぽい、強いカクテルありますか」
女が田中に訊くと、男は眉をひそめたが何も言わなかった。
「そうですね。テキーラ・サンライズはいかがでしょうか。赤とオレンジの日の出のように見えるカクテルです」
「それにして。氣分は日の入りだけれど……」

「僕はオールドの水割りをお願いします」
男は女のコメントへの感想も、田中との会話をも拒否するような強い調子で注文した。田中は頷いて引き下がり、注文の品とポテトチップスを入れたボウルをできるだけ急いで持っていくとその場を離れた。

* * *


 亜佐美はオレンジジュースの底に沈んでいる赤いグレナディンシロップを覗き込んだ。ゴブレットはわずかに汗をかき始めている。かき混ぜてそのきれいな層を壊すのを惜しむように、彼女はそっとストローを持ち上げてオレンジジュースだけをわずかに飲んだ。
「こうやってあなたと飲むのも今日でおしまいだね」

 和彦は、先ほど田中に見せたのと同じような不愉快な表情を一瞬見せてから、自分の苛立ちを押さえ込むようにして答えた。
「あの財務省男との結婚を決めたのは、お前だろう」

「……ごめんね。私、もう疲れちゃったんだ」
「何に?」
「あなたを信じて待ち続けることに」

 和彦は、握りこぶしに力を込めた。だが、その行為は何の解決にも結びつかなかった。
「僕が夢をあきらめても、財務省に今から入れるわけじゃない。お前に広尾の奥様ライフを約束するなんて無理だ。それどころか結婚する余裕すらない」

「私が楽な人生を選んだなんて思わないで。急に小学生の継母になるんだよ。あの子は全然懐きそうにないし、お姑さんもプライド高そうだから、大変そう」
「なぜそこまでして結婚したがるんだよ」

 亜佐美は黙り込んだ。必要とされたということが嬉しかったのかもしれない。それとも、プロポーズの件を言えば、和彦が引き止めてくれると思いたかったのかもしれない。彼は不快そうにはしたけれど引き止めなかった。

「カリブ海、行きたかったな」
「なぜ過去形にするんだ。これからだって行けるだろう」

 彼女は、瞼を閉じた。あなたと行きたかったんだよ。それに、もう憶えていないかな。まだ高校生だった頃ユーミンの『真夏の夜の夢』が大ヒットして、一緒に話したじゃない。こんな芝居がかった別れ話するわけないよねって。なのに私は、こんなに長く夢見続けたあなたとの関係にピリオドを打って、まるであの歌詞と同じような最後のデートをしているんだね。

 サンライズじゃない。サンセット。私の人生の、真夏の夜の夢はおしまい。

 二人は長くは留まらなかった。亜佐美がテキーラ・サンライズを飲み終わった頃には、水割りのグラスも空になった。そして、支払いを済ませると二人は田中の店から消えていった。

* * *


 おや。田中は意外な思いで入ってきた二人を見つめた。常連たちのように細かいことを憶えていたわけではないが、不快な様子で出て行く客はあまりいないので、印象に残っていた。おそらく二度と来ないであろうと予想していたのだが、いい意味で裏切られた。

「間違いない。この店だよな」
「そうね。6年経ってもまったく変わっていないわね」

 二人の表情はずっと穏やかになっていた。男の方には白髪が増え、カジュアルなジャケットの色合いも落ち着いていたが、以前よりも自信に満ちた様子が見て取れた。

 女の方は、6年前とは違って全身黒衣だった。落ち着いて人妻らしい振舞いになっていた。

「カウンターいいですか」
男が訊いたので田中は「どこでもお好きな席にどうぞ」と答えた。

「どうぞ」
おしぼりとメニューを渡すと、女はおしぼりだけを受け取った。

「またテキーラ・サンライズをいただくわ」
それで田中は、この二人が別れ話をしていたカップルだったと思い出した。
「僕も同じ物を」
彼もまたメニューを受け取らなかった。

「それで、いつ発つの?」 
「来週。落ち着いたら連絡先を報せるよ。メールでいいかい?」
「ええ。ドミニカ共和国かぁ。本当に和彦がカリブ海に行く夢を叶えるなんてね。医療機器会社に就職したって年賀状もらった時には諦めたんだと思っていたわ」

「理想と現実は違ってね。ODAって、場所やプロジェクトにもよりけりだけれど、政治家やゼネコンが癒着して、あっちのためになるどころか害にしかならない援助もあってさ。それで発想を変えて本音と建前が一致する民間企業の側から関わることにしたんだ」
「夢を諦めなかったあなたの粘り勝ちね。おめでとう」

「お前に振られてから、背水の陣みたいなつもりになっていたからな。それにしても驚いたな。お前の旦那が亡くなっていたなんて」

 田中はその言葉を耳にして一瞬手を止めたが、動揺を顔に出すようなことはしなかった。亜佐美は下を向いて目を伏せたが、すぐに顔を上げた。

「そろそろ半年になるの。冷たいと思うかもしれないけれど、泣いているヒマなんかなかったから、かなり早く立ち直ったわ」
「まだ若いのに、何があったんだ?」

 亜佐美は、田中がタンブラーを2つ置く間は黙っていたが、特に声のトーンを落とさずに言った。
「急性アルコール中毒。いろいろ重なったのよね。部下の女の子と遊んだつもりでいたら、リストカットされちゃってそれが表沙汰になったの。上層部はさわぐし、お姑さんともぶつかったの。それで、彼女が田舎に帰ってしまってからすこし心を病んでしまったのね」
「マジかよ」

「受験も大学も、財務省に入ってからもずっとトントン拍子で来た人でしょう。挫折したことがなかったから、ストレスに耐えられなかったみたい。和彦みたいに紆余曲折を経てきたほうが、しなやかで強くなるんじゃないかな」

「それは褒めてないぞ。ともかく、お前も大変だったんじゃないか?」
「そうでもないわ。事情が事情だけに、みな同情的でね。お姑さんもすっかり丸くなってしまったし、奈那子も……」
「それは?」
「ああ、彼の娘。もうすぐ大学に入学するのよ。早いわね」

「えっと、亜佐美が続けて面倒見るのか?」
「面倒見るっていうか、これまで家族だったし、これまで通りよ」

「その子の母親もいるんだろう?」
「母親が引き取らなかったから、慌てて再婚したんじゃない。今さら引き取るわけないでしょ。最初はぎこちなかったけれど、わりと上手くいっているのよ、私たち。継母と継子って言うより戦友みたいな感じかな。思春期でしょ、父親が若い女にうつつを抜かしていたのも許せなかったみたい」

「お前は?」
「う~ん。傷つかなかったといえば嘘になるけれど、でもねぇ」

 亜佐美はタンブラーの中の朝焼け色をじっと眺めた。
「あの人、あんな風に人を好きになったの、初めてだったみたい。ずっと親に言われた通りの優等生レールを進んできて、初めてわけもわからずに感情に振り回されてしまったの。それをみていたら、かわいそうだなと思ったの。別れてくれと言われたら、出て行ってもいいとまで思っていたんだけどね」

 和彦は呆れたように亜佐美を眺めた。
「おまえ、それは妻としては変だぞ」
「わかっているわよ。奈那子にもそう言われたわ。でも、今日私があなたと会っているのも、あの子にとっては不潔なんだろうな」

「いや、今日の俺たちは、ただ飲んでいるだけじゃないか」
「それでもよ。でも、いいの。奈那子に嫌われても、未亡人らしくないって世間の非難を受けても、あなたが日本を離れる前にどうしてももう一度逢いたかった。逢って、おめでとうって言いたかったの」

「これからどうするんだ?」
和彦はためらいがちに訊いた。

 亜佐美は、ようやくストローに口を付けた。それから、笑顔を見せた。
「奈那子が下宿先に引越したら、あの家を売却して身の丈にあった部屋に遷ろうと思うの。奈那子の将来にいる分はちゃんと貯金してね。それから、仕事を見つけなきゃ。何もしないでいるには、いくらなんでもまだ若すぎるしね」

 和彦は、決心したように言った。
「ドミニカ共和国に来るって選択肢も考慮に入れられる?」

 亜佐美は驚いて彼を見た。
「本氣?」

 彼は肩をすくめた。
「たった今の思いつきだけど、問題あるか? 奈那子ちゃんに嫌われるかな」

 亜佐美は、タンブラーをじっと見つめた。あまり長いこと何も言わなかったので、和彦だけでなく、成り行きかから全てを聞く事になってしまった田中まではらはらした。

「新しい陽はまた昇るんだね」
彼女はそういうと、瞳を閉じてカクテルを飲んだ。

「今さら焦る必要もないでしょう? 一度、ドミニカ共和国に遊びにいくわね。カリブ海を眺めながら、またこのカクテルを飲みましょう。その時にまだ氣が変わっていなかったら、また提案して」
亜佐美の言葉に、和彦は明るい笑顔を見せた。

 田中は、安心してグレナディン・シロップの瓶を棚に戻した。


テキーラ・サンライズ (Tequila Sunrise)
標準的なレシピ
テキーラ - 45ml
オレンジ・ジュース - 適量
グレナディン・シロップ - 2tsp

作成方法: テキーラ、オレンジ・ジュースをゴブレットに注ぎ、軽くステアする。
ゴブレットの縁から静かにグレナディン・シロップを注ぎ、底に沈める。



(初出:2017年2月 書き下ろし)
.08 2017 小説・バッカスからの招待状 trackback0
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comment

says... "はい、は~い"
知ってますよ、もちろん。
ユーミンの「真夏の夜の夢」。
今聞くと、どうってことない歌ですけど、初めて聞いたときは、ちょっとびっくりしました。え、これ、ほんとにユーミンなのって。

さて。
執筆、お疲れ様です。
「scriviamo! 2017」実施中なのに、「Stella」用も別に書いちゃうとか、やはりすごい創作力ですねぇ。
「バッカスからの招待状」は、さすがの安定感。歌詞になぞらえた、オトナな男と女の物語を楽しませていただきました。
男はいつまでたっても遠い夢を、女はいつも近くの現実を見ている。そんな安直な結論ではないのでしょうけど、それでも見ているモノはやはり違うんだなと思います。
でも、二人の人生がふたたび交わりそうな予感のある結末で、ちょっと安心しました。
財務省クンには悪いですけど(笑)
2017.02.08 10:55[edit]
says... ">>TOM-Fさん"
こんばんは。

そうそう、流行りましたよね。
確かに「ええっ。ユーミンがこういう曲を!」って驚きがありましたね。ドラマは観ていなかったんですが、あれも流行っていましたよね。

さて、この作品は余裕の全然ないいま書いたのではなく、去年の九月頃に書いたんです。ところが、Stellaで企画ものが続いたので、出せないまま今になりました。ちょうど、scriviamo!は滞っているんで、これで誤摩化したとも言います(笑)

夢を見続ける男のロマンにはやっぱりちょっと憧れます。
女の現実的な選択も「そうは問屋がおろさ」なかったようですが、彼女はそれでも和彦の夢を応援し続けたんでしょうね。

で、なに復活してんのと、セルフツッコミしていましたが、これ別れただけだと田中の後味が悪いんで(笑)
財務省くん、あれですね。出ても来ないのに踏んだり蹴ったりでした。

コメントありがとうございました。
2017.02.08 23:10[edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.02.09 08:26[edit]
says... "また雪です"
夢を追いかけ続ける男と、それに翻弄される女、なんだか男と女の特性が出ているようなお話ですね。
まったく正反対の方ももちろんいらっしゃいますが、こういうカップル結構いるんだろうなぁ・・・などと考えてみたり・・・。
でもさすが夕さん、ただでは終わらない、この2人ぐるっと一周回ってまた戻ってきているし。全身黒衣・・・であれ?とは思いましたけど。

2人とも色々と人生経験を積んできているし、環境も変わって一回りも二回りもバージョンアップした状態で再出発、というところでしょうか。でももう完全にそうでしょう?
同じ店に来て、同じカクテルを注文して、彼女の気持ちは何となくわかるような気もしますし、彼が水割りを頼まないで同じものにした気持ちは・・・ねぇ。

そして何よりも気になるのは奈那子です。
どんな親子なんだろう?これだけで小説が書けますよ。
財務省クンはまぁいいとして・・・

それに、田中さん、さすがです。気遣いは相変わらず一流だなぁ。

> 田中は、安心してグレナディン・シロップの瓶を棚に戻した。

このエンディング、素敵です!
2017.02.09 11:29[edit]
says... ""
ふうむ。
仕方ないような気もしますけどね。
なんだかんだ夢を語っても現実ってものはついて回りますからね。
別に夢を語るのも実行するのも悪くないけど、
それと恋人は別腹だと思うけどそれは人次第か。。。
(-.-)

そういえば、プロ野球選手でも結婚するのは
引退してからって決めている人もいますからね。
それと同じかなぁ。
2017.02.09 16:16[edit]
says... ">>鍵コメC様"
こんばんは。

あはは。このシリーズ、まずカクテルを決めるんです。
そして「テキーラ・サンライズ」からは「真夏の夜の夢」しか思い浮かばなかった貧困な発想の私です。
ご存知でしたか。そうなんですよ。ドラマが放映された時はものすごく流行ったんです。でも、その後の世代の方は、あまりご存じないかなあと思ったりもしていました。

今はまた時代が少し変わってきているようにも思いますが、私がいわゆる適齢期を過ごした頃は「適齢期がなによ。楽しまなきゃ」的な煽りに踊らされて、女性がわりと「仕事で出世したい」とか「もっと楽しみたい」と言って晩婚になったんですよ。そして、そこで梯子を外されて「とにかく速攻で結婚しないとまずい」的なムードになったことがありました。
私がイメージしている亜佐美はそういう感じで、ずっと和彦とつきあって仕事も恋も色々やっていたけれど、こいつダメだと慌てて結婚しちゃった、みたいな。でも、そういうのって「めでたしめでたし」になるはずはないですよね。

でも、もう一つ踏まえていることがあって。
昔読んだマンガに、世間的に許されない立場の二人が純愛を貫こうとした時に、男の方の育ての親が言うんですよ。
「女は寝てしまうと変わる」って。
つまりその恋人は権力者のもとに嫁に行かされちゃうわけなんですが、私は当時初心だったので「そんな簡単に心まで盗られるわけがない」って心の中で反発していました。でも、今は「この作者、正しい」って思うんです。

全然愛していなくて、打算で結婚しても、肌を重ねたり、家族として生活していると情が移るって言うんですか、もともとの恋人への純粋な想いとは別次元で新しい配偶者に心も動いちゃうんですよね。男性はどうなのかは、私はよくわからないですけれど。まあ、わりと同じじゃないかしら。

だから、時が経って、再びフリーになって、どちらの側にも障害がなくなって飲んでいても、亜佐美は飛びつかないのかなと思うんですよね。

でも、亜佐美にとっては、和彦がまだ人生から消えていないというのも、けっこう嬉しいことなんじゃないかと思います。
あれ。ずいぶん、あれですね。欲張りだけれど、これまたわりと普通の小市民的なんじゃないかなあ、なんて。

読んでいただけてとても嬉しいです。
コメントありがとうございました。

2017.02.09 21:02[edit]
says... ">>サキさん"
こんばんは。

今年の日本は寒いみたいですね。お風邪など召しませんように!

この話ね、単純に「テキーラ・サンライズ」から「真夏の夜の夢」の連想というものすごく単純な発想で書き出してしまったんです。そういう歌詞でして(笑)(曲については、先さんにうかがってみてくださいね)

最初の構想は、前半で終わらせるつもりだったんです。でも、それだと何もなくて今ひとつ話としてまとまらなくて。

離婚させてもよかったんですけれど、そうすると亜佐美の惨めさが強調されてまるで愛のない結婚をした報いみたいに響くんですよ。そういうことを書きたいわけではなかったので、申し訳ないけれど旦那にはああいう形で退場してもらいました。

二人の立場は、実はどちらも下ではない、つまり「相手に救い上げてもらう」立場ではないということが大事だったんです。
そして、サキさんがおっしゃるように、二人ともその間の人生でバージョンアップしています。

奈那子ですか。
あはは、サキさん、わりとお好きなタイプかもしれませんね。
サバサバした現代っ子じゃないかしら。

田中は、え〜と。今回はただ聞き耳を立てていただけですよ(笑)
たまには、こんな登場もいいかなと。
よけいな事を言わない、しないのも大切なことかなと思います。

お氣に召して嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.02.09 21:12[edit]
says... ">>LandMさん"
こんばんは。

何かを必死でやっている時は、結婚して子供作って落ち着こうって思えないこともありますよね。
もっとも、落ち着こうと思った時に、ちょうどいい人がいてくれればいいけれど
そうは問屋が卸さないこともありますよね。

人生は一期一会ですよ。
夢を追っていれば、嫁をもらいそびれることもあるでしょうし、反対にどこかでもっといい人とめぐりあうこともあります。
こればかりは、ねぇ。

コメントありがとうございました。
2017.02.09 21:15[edit]
says... "良心的なバーだなあ……"
「カリブ海っぽい、強いカクテルありますか」

「キューバ・リブレはいかがでしょう」

 わたしは即答した。何しろ安上がりであり手間もかからない。ラムとコーラを混ぜるだけなのだ。



 ……うちの桐野くん愛用の「虎奇亜」はぼったくりバーかもしれん(笑)


2017.02.10 13:16[edit]
says... ""
人とのつながりとか、長い目で見た時の流れとかって、面白いですね。
切れたようで端っこが繋がっていた、それがまた育っていく…

田中はそんなあれこれを毎晩見ているのかな。
面白いと言えば面白い職業ですよね。

オブザーバーに徹するがコツかな。
でも、視点が自分に来ると挙動不審になったりしそう・・・?
2017.02.11 00:21[edit]
says... ">>ポール・ブリッツさん"
こんばんは。

良心的という問題よりも、カクテルをよく知らない(よく知っていたら自分で指定しますしね)一見の女の客に茶色い見た目のドリンクを出すのって、バーテンダーとしてセンス的にどうでしょう(笑)

ちなみに、商売でなくても、初めてのデートで男がキューバ・リブレを奨めてきて、さらに「キューバ革命を祝うドリンクなんだよね」とかドヤ顔で言ったら、ちょっとうんざりして連絡を絶ちそうな感じがします。で、反対にそれを喜んでしまうような女だと、後々厄介なタイプである可能性高し。なんかいろいろ踏み絵になりそうなカクテルだ……。

コメントありがとうございました。
2017.02.11 00:25[edit]
says... "ドラマ?"
ユーミンのこの曲ははさすがに知っていましたが、ドラマの主題歌だったのですか。ふ~む、と思ってWikiったら、あ~、佐野史郎がちょっと変な旦那の役をやっていたのが話題になっていた気がしました(っても、連続ドラマはあまり見ないのでよく分かってない)。
テキーラ・サンライズは私の中では茶色いと言うよりも黄色い飲み物なんですが、あれってお店によってグレナディンシロップとオレンジジュースの割合の問題なのか、色合いが違いますよね。しかも店が暗かったらかなり茶色い飲み物に見えるかぁ。だから店によってはテキーラ・サンセットにも見えたりするのかな。

財務省くん、何だかちょっと可哀想な立ち位置だったなぁと思ったけれど、考えようによってはまず真ずん人生だったのかもなぁ。アル中っても急性アル中だし、世間に迷惑かけるまでもなく(いや、かけてるかもしれないけれど短くて済んでるし)、そこそこのところで舞台から去っちゃって、しかも最後にはちゃんと恋したってことだしなぁ、などと、妙なところに嵌まっていたのでした。だから、結構、亜佐美の気持ちは分かるかも。なんか可哀想だなぁこの人、って感じ。もう母親目線ですよね。別に母性が強いってのでもないけれど、そういう立ち位置になってしまう女性ってのは分からんでもないなぁ。
それに、追い込まれると、女ってどんな立場同士でも(継母・継子関係やライバルでも)突然タッグを組んだりするんですよね。それが意外に長年の親友よりも強い絆だったり。戦友というのはぴったりな表現です。

もう一つ興味深かったのは。
このシリーズの中では、夕さんが比較的「たまには問屋もおろしてくる」というスタンスでおられるような気がしていたのですけれど、今回もそんな流れになったので、私としては興味深い……もしかすると、田中がオブザーバーで、店にやってくる客は取り過ぎていくだけの人物で、書き込みの必要がないから、一場面だけ見たらまぁまぁなこともあるよ、って話になるなのかなぁ。掘り下げだしたら、「いつまでも幸せに何てわけないでしょ」ってことになって。
何はともあれ、ひとまずはサンセットからサンライズへの移り変わりを応援しましょう(*^_^*)
2017.02.11 03:13[edit]
says... ">>けいさん"
こんばんは。

うう。昨晩、けいさんのコメントとすれ違ってしまったらしい。失礼しました。

そして、いつも思うんですけれど、二十代や三十代のはじめくらいまでは、けっこう急ぐような氣がするんです。
物事に白黒つけたがったり、人生はこうなってと勝手にシミュレートしたり。
でも、あとから見たら、曲がりくねっていた道でも、ちゃんとつながっていたり、終わったと思った関係(恋愛に限らず)が、また必要な時に消えていずに表面に出てきたり。それが面白いなあって思います。

バーや喫茶店などに長く勤めていたり、経営していたりすると、単に飲食してもらってお代をいただくってだけでなく、そういうドラマを断片的に垣間みる感じなのかなあと。時には全く聞いていないフリ、というのも大切です(笑)
そして、うん、きっと挙動不審。

コメントありがとうございました。
2017.02.11 18:37[edit]
says... ">>彩洋さん"
こんばんは。

私もドラマは全く見ていなかったので、ドラマのイメージは少ないんです。でも、もともとはドラマと一緒に大ヒットしたはず。
あの主演の二人は、あの時ものすごく一世風靡しましたよね。

そして、上のコメントの「茶色」というのはポール・ブリッツさんがご自分のところのキャラなら「キューバ・リブレ」を薦めるとおっしゃったことに対しての話で、「テキーラ・サンライズ」の話ではないです。「キューバ・リブレ」って、ちょっとマニアック&ドヤ顔系蘊蓄の香りがしすぎてカクテルをよく知らない一般的に女には向かないよってことで。

財務省くんがなぜかコメント欄で人氣です(笑)
またしても名前も付けなかったんですけれど。
亜佐美は、はじめっから夫に対しては「好きな人」という想いがなかったので、「なぜ私よりもあの女を!」みたいな感情はなかったという設定です。でも、どうでもいい人じゃなくて、やっぱり家族になった人で「慰謝料とって出て行ってやる!」よりは「あらあら、今ごろ初恋ですか。そうはいってもねえ」みたいな間にああなっちゃって、みたいな。

もともと前妻に置いていかれた奈那子の世話をさせるために結婚したみたいな、バーター的なところがあったので、継母VS継子みたいな関係ではなく、それに途中から「なんだそりゃ」な展開になったので余計に絆が……みたいな。でも、これからの和彦とのことがわかったら、それはそれで一悶着ありそうな予感がしません? って、書きませんけど。

「問屋が卸すか、卸さないか」は興味深いトピックです。
必ず「そうはいかない」的な話になるわけではなくて、けっこうバランスを意識しているんですよ。作品ごとに主人公が宝くじ一等ばりのラッキー引き当てる話ばかりになるのは「んなわけないだろ」ですけれど、かといって「必ず不幸のどん底で終わる」ってのもねえ。感覚的に「その人のやってきたことに見合う、それなりの結末がバランスよろし」ってことですかね。

この話だって、今は「お、ええ感じにハッピーエンド」に終わってますが、実際に数年後に亜佐美がドミニカ共和国に和彦を訪れてみたら「なんだよ、現地ラバーがいるじゃん。私何しにきたんだ」ということだってありえますし(笑)

ただ、まあ、この短い話で、そこまでいろいろとひねる必要はないかなと思っています。田中の知ったことじゃないし。

コメントありがとうございました。
2017.02.11 18:59[edit]
says... "弁護"
キューバから金をもらっているわけではないけど、「キューバ・リブレ」はラムとコーラだけで適当に作ってみれば一発でわかりますが、香りがよくて甘くてさわやかで少しほろ苦くて、飲み口のよさではスクリュードライバー並みの、夏にぴったりなカクテルです。

キューバ革命が嫌いだったらアメリカ人の皆様にならって「ラム・コーク」といえばいいのでかわいがってやってください(^^;)

いやテキーラサンライズも好きですが(^^)
2017.02.12 08:11[edit]
says... ">>ポール・ブリッツさん"
こんばんは。

いやいや、私が「キューバ・リブレ」に恨みがあるわけではないんです(笑)
単純に、ごく一般的な女というものは、「味が素晴らしいよく知らない茶色のドリンク」よりも「見かけが華やかでいかにもカクテルっぽい耳にしたことのあるドリンク」を評価しがちな生き物だと思うって話です。
これは「エンジンの素晴らしい○○に乗せてくれる」よりも「花束やきれいな宝石の数々を見せてくれる」方に反応するのと同じです。
もちろんそうじゃない女性もいますけれどね。

ちなみに、私はキューバもラムもかなりと好きですが、実を言うとコカコーラは大嫌いなのでした(笑)
でも、だから「キューバ・リブレ」をディスっているわけじゃないですよ。

コメントありがとうございました。
2017.02.12 21:35[edit]

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