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Posted by 八少女 夕

【小説】あの人とお茶会に

「郷愁の丘」の連載中ですが、今週と来週はお休み。今週は「十二ヶ月のアクセサリー」四月分を発表します。四月のテーマは「和装小物」です。

アクセサリーと言うならば、正確には帯留めの飾りぐらいかなと思ったんですが、もう少し幅広くアクセサリーという事にして、乱暴ですが、帯締め、帯揚げ、伊達衿までを含めてしまいます。

和装は、日本人の民族衣装なのですが最近ではほとんど着ないという方も多いですよね。コストが高い、一人で着られるようになるまでのハードルが高い、決まり事が多くてどうしていいかわからないなど、理由はいろいろとありますが、知れば知るほど奥の深い世界で、世界に誇る民族衣装としてもっと普及してほしいなあと思います。


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あの人とお茶会に

 桜が終わり、藤の若緑が次々と公園を彩りはじめると、結花はしょっちゅうため息をつくようになった。月末の日曜日が永久に来なければいいのに。

 去年始めたお茶のお稽古。もともと茶道にはまったく興味はなかったけれど、同じ課に配属された一瀬美弥子が通っているというので興味半分で習い始めたのだ。美弥子がおっとりとして立ち居振る舞いも洗練されているのは、噂の通りお嬢様だからだと思っていたけれど、一緒にお稽古に通いだしてあの動きは茶道の決まった動きで鍛えられたのかと納得した。

 もっとも一年程度、お稽古に通ったからといって、美弥子のような洗練されたお嬢様らしい様相に変わるわけはなく、そもそものお茶の方もお菓子を食べてお茶を飲む動作はまあまあと言える程度になったぐらい。そして、今月末に初めてお茶会に参加する事になったのだけれども。

「はあ」
結花は、また、ため息をついた。なんで洋服で行っちゃいけないんだろうなあ。

 お茶会では、付下か訪問着、もしくは一つ紋以上のついた色無地を着るように宗匠に言われた。去年就職したばかりの結花はお稽古代やお茶会の費用を捻出するのが精一杯で、和服を新調するどころかレンタルする金額すら出せない。だから、叔母に相談したら三つ紋のついた色無地を譲ってくれたのだが、それがどうも思っていたような物とは違った。とはいえ、今さら別の物を用意したら叔母が傷つく。それ以来、お茶会に行くのが嫌になってしまったのだ。

「結花さん、どうしたの?」
お稽古の帰りに美弥子が話しかけてきた。

「え?」
「今日のお稽古、いつもよりもずっと憂鬱そうで、身が入っていなかったから。何かあったのかと思って」

 美弥子はおっとりとしているけれど、同僚や後輩にいつもきちんと心配りをして、心配事があるとすぐに声を掛けてくれる。きれいで、お金持ちのお嬢様なのに、誰からも妬まれたり嫌われたりしないのは、こういう天性の人のよさが自然と溢れ出ているからだろう。

 結花は、この際、いじけた思いを吐き出してしまおうと思った。
「お茶会に着ていく色無地の事なの。叔母が若いころに作ったものをくれたんだけれどね。なんかちょっとくすんだ黄土っぽい色なの。お婆さんみたいじゃない? この若さでそんなの着てくる人いないだろうし、季節にも合わないから借り物っぽいって嗤われるかもしれないって、今から恥ずかしくって」

 美弥子は「まあ」と目をみはった。それからニッコリと笑って言った。
「紋付の色無地はいろいろなシーンで着られるし、きっと長く使えるからその色になさったんじゃないかしら。大丈夫よ。着物は、組み合わせで全く違った印象にできるの。よかったらこの週末にでも、そのお着物を持ってうちに遊びに来ない? 私の持っている小物を組み合わせてみましょうよ。貸してあげられる物がたくさんあると思うわ」

 結花は驚いたけれど、大喜びでその提案を受け入れた。都心にある豪邸に住んでいると噂で聞いていた美弥子の家に行くのは初めてだったし、小物の合わせ方などにも自信がなくてそれも着物でお茶会に行くのが憂鬱な理由の一つになっていたからだ。

 土曜日に、なんとか一瀬家にたどり着いた結花は、都心だというのにまるでお寺の境内のような立派な庭園に囲まれた大きな日本家屋を見て圧倒された。呼び鈴を押して出てきたのが使用人だというのにも怯んだけれど、美弥子は応接間で優しく迎えてくれて、お手伝いさんが持ってきてくれたケーキとお茶を楽しんだ。

 その後に、彼女の案内で二階の広い和室に向かった。その部屋には和簞笥がいくつも並んでいた。美弥子の指示で、結花は畳の上で持ってきた着物のたとう紙を開いた。

「まあ、素敵な色じゃない」
「ババ臭くない?」
「全然。黄土色じゃないじゃない。花葉色か淡黄色っていうのよ。秋から春までの三シーズン使えるわよ。それに、いまでもミセスになってもおかしくない、オールマイティな一枚だと思うわ。帯はどんなのをいただいたの?」

「これ」
もう一枚のたとう紙を開き、朱色の帯を見せる。

「いいと思うわ。名古屋帯だけれど、金糸が入っているからかなり格も上がるし。結婚式だと袋帯の方がいいけれど、今回のお茶会ならこれでもいいと思うわ。じゃあ小物を合わせていきましょうよ」
そういうと、美弥子は嬉しそうにいそいそと、簞笥の引き出しを開けてたくさんの箱を取り出した。

 それはまるでおもちゃ箱をひっくり返したようだった。つやつやと輝きのある鮮やかな組紐、絹の美しい布が次から次へと出てくる。

「洋服だと、えっというような色の組み合わせも、和服だと素敵に見えるのよ。それに、小物の組み合わせ方で、清楚にも、大正ロマン風にも、現代っぽくもなるの。でも、宗匠は少し反動的だから、あまりアバンギャルドにはしないようにしましょうね」

 白にオレンジの混じった組紐の帯締め、鮮やかなひわ色に金糸の混じった帯締め、きれいな黄色の組紐、やさしい桃色の羽二重の帯揚げ、絞りで出来たオレンジと緑の帯揚げ、白地にちいさな花が刺繍された半襟などが次々と出てきて、着物の上に置かれた。

「さあ、どうしましょう。春らしい感じを出すならこのあたりよね」
美弥子がひわ色の帯締めを帯に合わせる。

 結花は黄色には黄色を合わせるのかと思っていたが、言われてみるとそうやって若草のような色を合わせると春のイメージが強くなる。
「へえ。こういう組み合わせもありなのね。帯揚げは? このオレンジと緑の?」

「そうね。そうするとわりと大人っぽくなるかしら。この薄桃色だと花霞のイメージだから若さを強調する感じ?」
美弥子が、それぞれを合わせてみる。言われてみるとその通りだ。同じ着物と帯なのにずいぶんと印象が変わる。

「でも、実際に着る人の顔に合わせてみるとまた感じが変わるのよ。この組み合わせで鏡の前で合わせてみましょうよ」
美弥子の言葉に、結花の心はワクワクしてきた。つまらないと思っていた色無地は、素敵な着物に思えてくる。

「帯が変わるとまた全く違った印象になるのよ。このあたりが和装の面白さなの。この着物も帯もオーソドックスだからいろいろな組み合わせに使えるわ。次に着物や帯を買うときにもきっと使えるわ」

 お茶会の日、結花は再び美弥子の家に行き、着付けを手伝ってもらった。一人では上手く着られないけれど、美容院で着付けてもらうとさらに出費がかさむからどうしようと悩んでいたのを、美弥子が察してくれて提案してくれたのだ。その分、結花は着付けに便利な専用の腰パッドや襟元が崩れないようにするゴムベルトを、美弥子のアドバイスで購入し、一人でそれなりの着付けが出来る手順を習った。

 柳の若葉が芽吹きだし、八重桜と藤の瑞々しい房が一斉に花ひらいた庭園に、それぞれの春の装いをした和装の女性が集まった様子は壮観だった。

 美弥子の訪問着は、サーモンピンクの地色に桜や藤などが描かれた優しい御所車柄の加賀友禅で、白金の無地の帯を合わせていた。朱色の帯締めやオレンジに近い帯揚げが柔らかい彼女の装いにきれいなアクセントとなっている。

 その彼女にぴったりとくっついている結花自身は、淡黄色の色無地に合わせた朱色の帯と、美弥子が見立ててくれた若草色の帯締めに薄桃色の帯揚げが、庭園の花爛漫と合っているようで嬉しくてしかたなかった。

 宗匠みずからのお点前をいただく時も、洋服でお稽古をしているときよりも少しだけ背筋が伸びて、優雅にいただけているような心地がした。

「美弥子さん、どうもありがとう」
後で二人で庭園を散歩している時に結花は言った。美弥子は、不思議そうに彼女を見つめた。
「改まって、どうしたの?」

「私ね、着物の件でこのお茶会が憂鬱で、お稽古までもが嫌になりかけていたの。でも、今日こうして晴れ晴れしいお茶会に参加できて、本当によかったなと思って。もともと私には敷居の高い世界だと思っていたけれど、ちょっとでも垣間みる事が出来たのと、尻尾を巻いて退散するのは大きな違いだもの」

 美弥子は、静かに笑った。花ひらく庭園がとても似合う優しい笑顔だった。彼女は、所作も歩き方も、結花よりずっと慣れていて洗練している。優美で惚れ惚れとする。

 彼女が素敵なのは、お稽古の成果である事は間違いないだろう。お金持ちの家に生まれて、そういう躾を受けてきた事もきっと影響している。でも、それだけではないと思った。暖かくて押し付けがましさのない思いやりは、たぶん彼女特有の人の良さだ。いろいろな意味で追いつけない事があるし、比較してもダメなんだろうけれど、それよりもこういう人と親しくなれた事、仲良くなっていろいろ教えてもらえるようになった自分もラッキーなのだと結花は思った。


(初出:2017年4月 書き下ろし)
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Comment

says...
読ませていただきながら、サキのメカメカ描写を読んでくださっている、夕さんや彩洋さんやlimeさんを想像してしまいましたよ。和服を着る機会の無いサキにとって、和装小物はなかなかの難関でした。夕さんの得意分野ですものね。
でも色合いを思い浮かべながらその組み合わせを想像して、和装の妙を感じるのは楽しかったです。こういうの、経験と高いセンスが必要なんですよね。
でも「ババ臭い」だなんて、酷いなぁ。

美弥子という人はお嬢さんだという以上に、とても性格の良い人なんですね。
結花は結構普通の女性だと思うんですけれど、まったく外連味の無い美弥子に引かれていくのはよく分かります。彼女、これから和装にのめり込みそうですね。
和装の本当の魅力に気づかされたことも良かったと思いますが、和装を通じて美弥子という友人を得たことは本当に人生の幸運だと思います。
なんか絵夢とはまた違ったお嬢様と出会うことができました。あ、出会った人を前向きな気分にさせるというところは同じかな。
読後、ほっこりとしています。
2017.04.26 11:24 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
執筆、お疲れ様でした。

うん、アクセサリーというよりはパーツというか、まあ小物ですよね。
和装の考え方の基本がしっかりと書かれていて、今さらですが勉強になります。ウチの子に着せているものも、持たせているものも、まあテキトーですからね(恥)
正式なお茶会って、ドレスコード(?)がありますよね。茶道の敷居を高く感じさせる第一の原因というか、理由があれだと私も思いますね。書かれているとおり、揃えようと思うと値段も張るし、若い子で和服を着こなせる人なんて、そんなにいないですし。
美弥子、手慣れているなぁ。着付け教室とか、やっていそう(笑) 彼女みたいな「先生」に恵まれれば、和装の敷居も低くなりそうですね。
そうそう、晩春の花が咲きそろったお茶会の情景も、とてもいい感じでした。
2017.04.26 15:18 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

そうですね、馴染みのない分野の物語って、読みにくいものかもしれませんね。
メカで言うと「ネジ」とか「レンチ」くらいの説明しようもない普遍的な名詞しか出していないので、これでわからない方はもう諦めていただくしかないのですよね。
反対に、馴染みのない分野の物語を読もうと思ったら、わからない単語にいちいち立ち止まらないでスルーするような読み方をすべきなのでしょうね。実際、私はサキさんやTOM-Fさんのところのメカ関係の描写はわからないまま飛ばして、お話を追っています。

和装は、やはり初心者には敷居が高いのですよ。
自由に組み合わせたくても、どこまでは許されるのか、やはり知っている人に後押しのひと言を言ってほしいんですよね。
もともと和のものを「ババ臭い」とひと言で片付ける人はけっこういて、でも、それは、その世界をよく知らないからでもあるんですよね。

美弥子はおっとりとした、いい意味でのお嬢様です。
本当のお嬢様って、人と競争したり、マウンティングをしたりする必要がないんですよね。別世界で。
絵夢ほどパワフルではないですし、続編を書きたくなるような際立った個性でもないので、たぶん、もう出てこないキャラクターだとは思いますが、書いていて癒されました。

なんせ、この作品集、前の二作があれでしたし、ちょっとバランスを取らないと(笑)

ほっこりしていただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.04.26 22:08 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

最初は帯留めで書けないか、いろいろと画策していたんですが、なんか上手く話にならなくて。
特に、前の二作がちょっとアレでしたので、四月分はあまり毒のない話にしたかったのです。
で、反則だけれど、和装小物で許していただく事に。

TOM-Fさんが彩花里に着せているのは、とても「テキトー」には思えませんよ。メカ系などの男性がお強い描写だけでなく、ああいう女性が強い(つもり)の描写でも、全く遜色ないのはすごいなあといつも思っているんですよ。

洋服も、フォーマルになると、いろいろと決まりがあるんでしょうけれど、和装ほど敷居が高くないのかなと思います。
最近は、浴衣などが少しは身近になってきているようですが、でも、左前で着ている子などもいたりと、やはり普段着ていないんだなと思う事多いですよね。

そして、お茶会に着ていけるような着物は、本当に高いんですよ。
化繊のものもありますけれど、質感で見劣りがしてしまうし、でも、ちゃんと揃えると長襦袢だけでもう諭吉センセイが出て行ってしまう……しくしく。

その点、あるところにはものすごく揃っているのも事実で、たくさん揃っている中であれこれ組み合わせるのはとても楽しいのです。取っ替え引っ替え組み合わせてその楽しさを知った結花は、少しそっちの世界に踏み込んじゃいましたね。
美弥子はものすごくたくさん持っているので、貸したもの、もしかして「あげるわよ」とくれちゃったかも。

お茶会、私も行きたいです。あ、お茶会でなくてもいいから、美味しい練りきりが食べたいなあ。(そんな事ばかり言っている)

コメントありがとうございました。
2017.04.26 22:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
いろいろ奥が深いんですね
美弥子さんみたいな人がいてよかったですね

ということはいなかったら敷居が高すぎて習えない?><
私は止めておきますです…
2017.04.27 11:37 | URL | #- [edit]
says...
アクセサリーじゃなくて小物ですね。あ~、さすがに夕さんの物語です。洗練されていて、ほんと、いいなぁ。
まずは、着物という以前に、結花の「着ていくものがぱっとしないから、華やかな場所には行きたくない~」っての、分かる気がします。私の場合、洋服もアクセサリーもろくなものを持っていないので、洋装でのパーティーは何だか気分が乗りません。かといって、昭和のころみたいに、ちょっとしたお出かけに着物を着たりしたら、浮きすぎちゃったりするので、ほんとに「服持ってないし~」になっちゃいます。歳をとったらあまり気にしなくなって、観劇もいっそ着物って日もありますが……
でもまぁ、私はわりと着物を着ている方かもなぁ……三味線は年に4-5回は着物で営業、ってことがあるし。でも、お茶を習っていたときほどにルールを気にしなくてもいいので、三味線with着物は楽です。

お茶を習っていた頃は、お初釜と年始とは着物だったし、お茶会があれば着物、でよく着物を着ましたが、よく着るほどに、他にも欲しくなっちゃうから危険なんですよね。もう今は新しい着物を買うなんてことをしませんが、当時、学生時代から貯めていた貯金を結構崩しちゃいました。今考えると恐ろしい……(老後を考えていなかったな、あの頃)
ここに書かれている通り、「揃える」なんてことを考え始めると、恐ろしいことになってしまいますよね。どんなに安い着物を買っても、洋服よりは遙かに遙かに……着道楽とはよく言ったものです。

美弥子は本当に育ちがいいので、さらりと組み合わせを楽しんだらいいのよって言えるけれど、結花の立場だとなかなか楽しめるところまではいけないよなぁ。きっとあれこれ欲しくなっちゃうけれど、現実は厳しい、みたいな感じで。でも、美弥子の指導?で叔母さんやおばあちゃんなんかの着物を仕立て直したりして、古き良きものを楽しめたらいいだろうなぁ。でも、小物ってバラで買うと結構高いんですよね。だから私はいつも3つほどのものを使い回しです。結花はこれからも美弥子に借りておんぶにだっこがいいかも! 小物だって、使われる方が喜びますものね。

そういえば、樹木希林さんが、あるときパーティーに呼ばれてホテルで着物に着替えていたら、帯締めを忘れてきたことに気がついたんですって。時間も無いし、面倒くさくなって、電気ポットについていたコードを締めていったら、「素敵ですね」と本気で言われたとか。そりゃたぶん、身につけている人の品位だな、と思った次第。本物の金持ちの人がガラス玉の指輪をしていたとしてもダイヤに見えるのと一緒で。
ということはやっぱり、磨くべきは中身か~(そこが一番難しい)。
結花に美弥子を目指すのは無理だろうけれど(生まれもあるし育ちもあるし)、でも、着物ライフは楽しんで欲しいなぁと思ったのでした。
2017.04.27 14:13 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

奥は深いです。
一人で入り込むのは、ええと、そういうのが問題ない人もいますけれど、引っ込み思案の人には厳しいかも。

敷居は高いですが、着物に関して言えば、お金さえあれば呉服屋のご主人がふさわしいものをちゃんと奨めてくれます(笑)
ダメ家だとダメ奈お姉さんあたりはやりそうな……。花嫁修業にもなりますよ。

コメントありがとうございました。
2017.04.27 20:16 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いや〜、全然洗練されていないかも。
もしかして貧乏小市民が、お嬢様にたかったストーリー?

この「着ていくものがないから」の悩みは、男性はそんなにないでしょうね。
和装ほどではないかもしれないですが、洋装でもいろいろと面倒くさいじゃないですか。
慶事でも弔事でも決まり事は山のようにあるし、たとえば「この靴、まずいかな」だけでも憂鬱になりますよね。

かえって着物なら氣にしなくていいかもって事になる事もありますよね。

それに、彩洋さんは三味線でお召しになるんでしたね。
それは、いいことだけれど、大変!
着物一式ってかさばるし重いじゃないですか。旅行の荷物が一つ増えますよね。
そして、本当に笑っちゃうくらい諭吉先生が飛んでいくんですよね。
本体の値段の桁数につられて、小物が安く思えてどんどん追加すると、とんでもないお値段に(笑)

きっと結花は、これからは母親の簞笥をあさって「これもらっていい?」とやるんじゃないかしら。
上の世代は結構持っていますよね。着物そのものは柄の流行や好みがあるし、最近の若い人は手足が長いから裄丈などが合わないですが、帯や小物などは意外と使えるものがたくさんあるんですよね。

樹木希林さんのそのエピソードはすごいなあ。
おそらく私がやったら即バレると思うけれど、彼女がしていれば「なんて粋で珍しいタイプの帯締め!」って見えるでしょうね。

結花は美弥子にはなれませんが、きっと彼女なりのアプローチで和の世界を泳いでいくんじゃないかと思います。

コメントありがとうございました。
2017.04.27 20:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・。
そういえば、和装をしたことがなければ、
お茶会にも参加したことなかったじぇ。。。
日本人の心が・・・・!!??
(ノД`)・゜・。

個人的にはやってみたいのですがね。
時間がランダムな仕事な上、
和装したところでそれに叶う用事がまったくないんだよな(笑)。
これが。
お茶会・・・和装。
憧れますね。。。

2017.04.28 06:51 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

和装でも、男性の方は女性ほどいろいろなバリエーションがないので、揃えるのも楽かと(笑)

お茶はいいと思いますよ。
和装しなくてもいいですし。(スーツでいらしても男性は許されている事が多いかも)
ただ、お茶のお作法は、一度体験したらOKというような簡単なものではないかも。
まあ、お茶を飲むくらいなら何とかなるでしょうが。

和菓子がお好きなら、ぜひ。

コメントありがとうございました。
2017.04.28 22:50 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
私も、あまり和装の知識が無かったのですが、ちょうど先日、娘に振袖を購入することになって、呉服屋さんでいろいろな話を聞かせていただいたばかりで、とてもタイムリーでした。

私が10代の頃のと、今の小物では本当にいろいろ違うのですよね。半襟にビーズやパールが縫い込んであったり。帯や小物の組み合わせで地味な色合いの着物もパッと印象が変わったり。
「着物は世界に誇れる素晴らしい民族衣装なんですよ」という力説を聞きながら、うんそうだよなあ~と、認識を新たにしました。

結花の最初の頃の憂鬱な気持ち、すごくよくわかります。衣装ひとつでイベントごとって気が乗らなくなったりするのが女心。美弥子さんみたいな人がいてくれて本当に良かった。
これからはきっと着物の良さに気づいて、興味を持って行くことになるんでしょうね。きっかけって本当に大事^^

日本を離れている夕さんに、改めて日本の美を伝えてもらえた気がしました。
うーん、本当に夕さんの引き出しってすごい!
2017.04.30 01:24 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんにちは。

そうかあ、limeさんの所のお嬢さんも、そういうお年頃でしたっけ。
私も実はつい先日、姪が成人用の振袖で写真を撮ったばかりで、あの赤ん坊だった子がいつの間にと、オバさん感想をしみじみと持ったところでした。

でも、やはり日本を離れている年数がもう二十年になるので、いくら洋装ほどではないとは言え、時代遅れな事を書くかもしれないなという怯えはあります。だから流行の影響を受けやすい成人式などではなく、「わりと反動的な宗匠の主催するお茶会」を舞台にしてみました。

思うに、関西は関東よりもさらに着物に触れる機会が多いんじゃないかと思うんです。呉服屋さんの数であったり、和装が似合う舞台が多いという事実であったり、いろいろとそういうイメージから。東京辺りだと、やはり和装は「特別な人たちか、特別な機会で着るもの」「私とは関係ない」的なスタンスでいらっしゃる方が多いよなあと思います。もちろん私もそれに近い事になっていて、だからこそ、時々スイスにいるのに無理して着ていたりするんですけれど。絶賛されます。二割増エキゾティックで美しく見えるらしいです。短足寸胴もカバーされますし。

ヨーロッパにいるからこそ、和の世界を大事にしたいと思う事が多くなったのかもしれませんね。結花もきっかけはどうあれ、こうしてちょっと垣間みて、それなりに「わたしもちょっとはいけそう」と躊躇せずに日本文化に馴染めるといいなあなんて思いながら書きました。それに、この作品集の前回の二つがアレだったので、すこしはまともな読後感を……と。(笑)

読んでいただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。


2017.04.30 13:35 | URL | #9yMhI49k [edit]

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