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Posted by 八少女 夕

【小説】麦わら帽子の夏

今週は「十二ヶ月のアクセサリー」八月分を発表します。八月のテーマは「帽子」です。

このキャラ、どこかで見たぞと氣になる方がいらっしゃるかもしれません。「十二ヶ月の野菜」の中にあった「あの子がくれた春の味」に出てきた林かのんが再登場しています。あの掌編のコメントで「どういうわけであの子がああいう所に嫁に行くことになったのか知りたい」というお声を幾つかいただきましたので、そのリクエストにお応えするつもりで書きました。


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麦わら帽子の夏

 大学の英語のクラスで初めて林かのんを見た時、あまりいい印象を持たなかった。

「おい。あの子、まるで人形みたいにかわいいぞ」
クラスメートの男どもの大半は、彼女のフリフリな洋服や、完璧に手入れされた長い髪、それに整った顔立ち、とくに形のいい唇に惹きつけられていた。

 だが、太一は大きな目をゆっくり伏せたり、妙に首を傾げたりする、思わせぶりな動作に演技臭いものを感じて「けっ」と思ったのだ。

 砂糖菓子かよ。何ひらひらしてんだよ。可愛ければ、いいってもんじゃない。

 太一が通うことになったのは、総合大学で様々な学部がある。一年生の間だけ共通の教養学を全ての学生が一緒に学ぶことになっている。例えば、英語の授業はいろいろな学部の学生がランダムにクラス分けされていた。

 太一の入った農学部には、女学生は少ない。ましてや林かのんのようなふわふわしたお嬢さんタイプは、まず見かけないだろう。千葉の農家で生まれ育った太一の周りには、これまでこんな風が吹いても泣きだしそうな女はいなかった。がっつり食べて、朝から晩まで畑で作業する母親に代表される骨太の女ばかりに囲まれていたのだ。

 それは、新学期が始まって一ヶ月ほど経ったてからだと思う。

「大崎くん。かのん、ここに座っても構わない?」
横をみると、林かのんが一人で立っていたので仰天した。隣の席は、確かに空いているが、なぜわざわざここに。振り向くと、トイレすらも集団で行く、ひっつき虫の女どもはまとめて後ろの席に座っていた。そして、その列にはもう空きはなかった。

 だが、林かのんと親しくなりたがっている野郎どもの隣はまだいくらでも空いているのに。それよりも、この女が、女の集団に尻尾を振らないで一人で行動したことのほうにもっと驚いた。

「いいけど、ここに座るとかなりの確率で当てられるぞ。教壇からちょうど目にはいる席だしさ」
「大丈夫。かのんね、ちゃんと予習しているもの」

 へえ。そりゃ、ご立派なことで。そもそも、なんだよ、その一人称。自分の名前を呼ぶの、痛々しいぞ。

「後ろの方、みんなおしゃべりしていてあまり授業に集中できないんだもの。先週、大崎くんは、ちゃんと聴いていたでしょう? だから、次はかのん、ここに座りたいなって思っていたの」

 それから、妙なことになった。彼女がひっついて来るようになったのだ。最初は、授業に集中できる席のために隣に座るのかと思っていた。変な女だとは思ったけれど、一理あると思ったので、それ以上のことは考えなかった。毎週のことだから、林かのんと付き合いたがっている男子学生たちからは妬まれたけれど、「知るか」と無視していたら、大したライバルではないとわかったのか相手にもされなくなった。

 太一は雑誌に出てくるみたいな格好をして、ナンパに血道をあげているような男たちとは、全く仲良くしたくなかったので、クラスの男にしろ女にしろ他の学生たちとつるまずに一人でいることにはまったく問題がなかった。ところが、別の授業に行こうと移動しようとすると、林かのんが一緒についてくることがあった。

「なんだよ」
「大崎くん、次の授業は西棟四階でしょう。かのん、三階で美学史だもの」
「あ、そうか」

 来るなというのも変なので、一緒に歩いたが、これでは周りにつきあっていると誤解されるじゃないかとちらっと思った。っていうか、誤解されてもいいのか、この女は。

「ねえ。大崎くん。農学部だから知っていると思うんだけれど」
「なんだ?」

「かのんね。夏休みに普段できないような仕事を体験するアルバイトをしようと思って、いろいろと探してみたの。そうしたら、地方の農家で住み込みで働くというのが結構あるんだけれど、まったく知らないところに行くのを親が心配して反対するの。大崎くん、知っているお家でそういうバイト探していないかしら」

 太一は、目を丸くした。こんなマシュマロ女が、農家でバイト? ありえん。
「いや、君さ。農家はきついぞ。そう簡単に……」

「かのんだって、それはちゃんとわかっているよ。ママもそう言って許してくれないけれど、そんな事言っていたら、いつまで経ってもやりたいことにチャレンジできないじゃない? 就職したら、きついなんて言っちゃいけなくなるのに」

 うん。まあ、正論だ。でもなあ、言いたくはないが、農業体験ができるという触れ込みで実は嫁探しをしていたなんて話も聞いたことがあるし、知らないところは奨められない。でも、知っている農家にこんな弱そうな女を紹介して、キツさに泣いて一日で辞められたりしたら、俺が叱られるじゃないか。

「あー、俺が紹介して、林が速攻で弱音を吐いても迷惑をかけずに済むところと言ったら、一つしか浮かばないな」
「どこ?」

「俺んち。オヤジの農園。千葉で野菜を作っているんだ。遠いけれど、絶対に日帰りできない距離じゃないし、泊まるならちゃんとうちの敷地に玄関も別の部屋がある。なんなら親父とお袋に訊いてみるけれど」

「本当? かのん、やってみたい。バイト代、安くても構わないから、是非お願い」
彼女は目を輝かせた。おいおい、いいのか、そんな安易に。いつもこの調子で色んな男のところにホイホイついて行っているんじゃないだろうな。太一は首を傾げた。

 そして夏休みになると、彼女は本当に大崎農園にやってきて、一ヶ月も住み込んだ。まさかフリフリのスカートでくるんじゃないだろうなと心配したが、一応、デニムでやってきたので安心した。もっとも、ベージュだの薄い水色だの、舐めているんじゃないかという色のジーンズで、Tシャツもやけに可愛いオシャレなヤツだった。もちろん、うちのような田舎では浮きまくっていた。

 どういうわけか、母親に妙に氣に入られ、作業中だけでなく、夜の食事の手伝いなどでもいつも一緒にいたし、初日からずっと近所で育ったみたいに馴染んでいた。そして、珍しい動物が来たみたいに、父親や近所のおじさんたち、それに他のバイト兄ちゃんたちからも可愛がられて、ものすごく重いものは持たされずに済んでいたようなので、可愛いというのは得だなと妙な感心をした太一だった。

 太一が驚いたことに、ふわふわしたイメージとは裏腹に、彼女は実によく働いた。ネギを引っこ抜く作業は見かけよりもきつい肉体労働だが彼女は「疲れた」などということは一言も言わなかった。それに綺麗にして並べて出荷用に箱詰めするときも、とても丁寧だけれど思いのほか機敏でバイトの中で一番早く父親を満足させる作業ができるようになった。

 UVケアに必死で日傘でもさすんじゃないかと思っていたが、日焼け止めは塗っているようだけれど、外での作業もまったく嫌がらずに、つばの大きい麦わら帽子を被って作業をしていた。

「林、大丈夫か。熱中症にならないように氣をつけろよ」
一緒の作業になった日に、太一は言った。

「かのんね。このくらい何ともないよ」
麦わら帽子の下で、いたずらっ子のように大きい瞳が輝いた。太一は、その笑顔にどきっとした。

 彼女がバイトを終える前の晩に、別れを惜しんだ両親や、近所のおじさんたち、それにバイトの若者達が集まって、大きな宴会をした。

 採れたての枝豆や、母親が得意な手作りこんにゃくのステーキなど、ビールによく合うつまみが多くて、ついみんなメーターが上がってしまう。林かのんの送別会のはずだが、ただの飲み会になって、当人が何度も台所と往復するようなことになっていた。

「本当によく頑張ってくれたな。よかったら、また来年も来てくれよな」
父親が、空になったビール瓶を片付けるために台所へ向かおうとする彼女を引き止めて隣に座らせ、酔いで真っ赤になりながら上機嫌で云っていた。太一が最初に電話で訊いたときは「女の子は即戦力にならないからなあ」なんて言っていたくせに。

「太一は、無愛想だけれど、よかったら引き続き仲良くしてやってくださいね」
母親が、なんだかドサクサに紛れてとんでもない事を頼んでいる。ところが林かのんはにこにこ笑って答えた。
「私の方こそ、ずっと仲良くしていただきたいです」

 なに言ってんだ? その言い方は、もっと誤解されるぞ! 太一は、ビールをどんどん注がれて酔っぱらい、ふらふらになった頭で林かのんに説教をした。
「そーいうふーにー、けいかいしんのー、ないげんどう、を、しているとー、あぶないから。なっ。わかってんのか」

 彼女がにこにこと笑っていたような氣がするが、なんと答えたのかの記憶は、ほとんどないまま翌日になってしまった。

 太一は、母親に厳命されて、近くの無人駅にかのんを見送りに行った。
「あー、一ヶ月ありがとう。林が思ったよりもずっとよく働いてくれて驚いたよ。親父達も感心していた。バイト代、少なくてごめんな。少し色をつけたみたいだけれど、それにしても少ないだろう」

「ううん。全然少なくないよ。それに、一ヶ月、大崎くんと一緒に過ごせて、とても楽しかったの。もし、嫌じゃなかったら、また来年も来たいな。それに、二学期もまた大学で仲良くしてくれると、かのん、とても嬉しい」

 彼女の言葉に、太一はまたしても目を丸くした。こいつ、こんなことを誰にでも言うとしたら天然すぎる。

 太一は、以前から一度訊いてみたかった事を口にした。
「なあ、林。君、なんで俺なんかについてくるんだ? もっと、ちやほやしてくれる男が、いくらでもアプローチしてきているだろ」

「う~ん。かのんね、たくさんプレゼントしてくれる人や、なんでもしてくれる人、ちょっと苦手なの。大崎くんは、かのんがいてもいなくてもどっちでもいいのに、話しかけるとちゃんと答えてくれるし、一緒にいて心地いいの。それにね……」
「それに?」

「ずっと仲の良かった友達がいたの。今は、離れてしまったんだけれど。いつも背筋をピンと伸ばしていて、他のみんなが一緒にサンドイッチを食べようと言っても、私は好きなカレーを食べるっていうような子だったの。そういうところが大好きだったの。大崎くん、彼女みたいなんだもの」

「ふ、ふーん。確かに俺もカレーは好きだけれど……」
太一は、そういう問題じゃないとわかっていつつも、ピントのずれた答えしか返せなかった。

「じゃあ、今度、かのんがとびっきり美味しいカレーを作るよ。大崎くん、うちに食べに来る?」

 麦わら帽子についているオーガンジーのオレンジのリボンが風に揺れた。帽子の下に、溢れている笑顔は、これまでに見たどんな女の子の笑顔よりも可愛らしかった。太一は、やられたと思った。

 夏が終わり新学期が始まるまで、麦わら帽子を見るたびに俺はこの笑顔を思い出して、おかしくなってしまいそうだ。太一は、昨日の酒がまだ抜けていないのかと、ぐるぐるする頭で考えつつ、黙って頷いた。

(初出:2017年8月 書き下ろし)
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Comment

says...
更新、お疲れさまでした。

うわぁ、あの かのん のご登場ですか。
そういえば、コメントでなんか無茶なリクエストをしたような気がして読み返してみたら、やはりそうでしたか。いや、ほんとうに書いてくださって、ありがとうございます。

あのときはなんかズレた子だなぁという印象でしたし、農家に嫁いだ経緯も気になっていたので、一話で二度おいしいお話しでした。

かのんの「意外性」の勝利でしたね。話しっぷりや外見の雰囲気とは裏腹な、やればデキる子だったところにびっくり。しかも、周りに甘えないでしっかりと考えているところや、まっすぐな姿勢に、二度びっくり。
まあ、チヤホヤしてこない相手に…というのは、モテる子らいい発想ではありますが(笑)
夏休みにちゃんと実家の手伝いに帰省するような太一とは、ほんとうにいいカップルなのだろうと思います。

某ロングアイランドの写真家のお話しとは毛色の違う(あちらはあちらで面白いですけど)、ストレートで分かりやすいお話し、楽しませていただきました。
2017.08.30 10:11 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
へえ、農作業か。。。
私は絶対にやりたくない仕事だなあ。。。
どんなにきつい仕事でも暑いのと寒いのは嫌だなあ。。。
確かに自営業は魅力的なんでしょうけど。。。

私見ですが。
自営業とか肉体労働とか。
人間関係が難しいところや、肉体的にキツイ仕事は再作だと思ってます。
それを出来るのは凄いな。。。
(・´з`・)
2017.08.30 14:38 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

再登場です。っていうか、キャラの使い回し?

あの話は、いろいろな方から「なぜ農家の嫁?」コメントがとても多くて、いつか使ってみようと思っていました。
こんなに早く実現するとは思っていなかったので、ちょっと嬉しいです。

かのんのホワホワしているところは、ほぼ演技ですので、実際にはかなり芯の強い子だと思います。
しかも、狙いを定めたら戦略に則って、サクサクと駒を進めるところなど、侮れないですね。
先に太一の両親を篭絡して、援護射撃にさせていますし。

こういうタイプだからこそ、短編二本で簡単に話が進むんですよね。どっかの長々と「お友だちオンリー」継続の不甲斐ない二人に爪の垢でも飲ませたほうが(以下略)

コメントありがとうございました。
2017.08.30 20:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

実際にとても大変な作業みたいです。
バイトとしてはコンビニの時給のほうがいいみたいですし。
日本の夏は暑いですしね。

私は田舎住まいなので、近くにはたくさん農家があります。
若い人たちは、やはりあまりやりたがらないようです。
休みが少ないし、体力的にきついし、それほど実入りがいいわけでもないしと。
でも、一次産業がないとそれ以外の仕事に従事している人も困るので
大変なのにやってくださっている方には本当に頭が下がりますよね。

コメントありがとうございました。
2017.08.30 20:34 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
爽やかな恋の始まりですね^^
最初は、この女の子、厄介なんじゃないかな……なんて思ってたけど杞憂でしたね。
一見、こんなにうまくいく?的な印象にも思えますが、実はすべて、かのんの一目惚れから始まったのだと考えたら、すべてが腑に落ちました。
この大崎君、1人称であるにもかかわらず、飾り気がなくて硬派で漢って感じがにじみ出ていますもんね。
かのんとの、一見ちぐはぐな感じが新鮮でいい^^
過酷な農家の嫁になってもいいと思えるほど、かのんちゃんは惚れちゃったのね。
罪な男だなあ~^^
2017.08.31 01:29 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
「あの子がくれた春の味」と合わせて
読ませていただきました。
こちらの作中でかのんちゃんがいってる友達は、
麻美のことなのですね。

かのんちゃんのこのキャラ、作為的なものなのですか!
でも、松田聖子とかもそうですが、こういうキャラって
中途半端だとそりゃ非難の対象になるのだろうけれど、
ここまで突き抜けていると逆に気持ちいいですよね。

麻美にしろ太一にしろ、こういうサバサバ系のキャラの人にとっては
逆にこうしたひっついてくるタイプの子が合うのでしょうね。自分から
アクションを起こさない分、あちらが物怖じせずアクションを起こしてくれるから、関係が長続きするというような。
麻美も男の子だったら、きっと落ちてましたね。
もっとも、こちらは女友達同士ということで、グリーンピースの件で
一悶着あったりもしたようですが、本当に相手がカチンと来たときには
引き際を見極めることもできるこのバランス感覚が、かのんちゃんの魅力なのでしょうね。

た、確かに、「お友達オンリー」のあちらのお二人だったら
二話では結婚まで行きつけないなと思ったり。
2017.08.31 01:29 | URL | #- [edit]
says...
うわ~かのん(ひらがなの名前は書きづらい)だ!再登場ありがとうございます。

といっても実際は、再登場?どんな子だったのかなぁ・・・と読み始めて、キャラの癖の強さにいっきに引き込まれ、「あの子がくれた春の味」を読み返し・・・あ、あのグリーンピースの子だ。そういえば・・・となったんですけれどもね。夕さん、あのお話の時からこのお話は織り込み済みでした?だとしたら凄いです。

サキはこういう展開、大好きなんですね。かのんのキャラ、とっても素敵です。
ひらひらして甘々なのにしっかりとした芯が通っている(TOM-Fさん好みかも)。名前とのコンビネーションも絶妙です。エネルギーも感じますし、サキにとっても理想のキャラですね。自分を名前で呼ぶとか、大きな目をゆっくり伏せるとか、彼女の描写も念がいっていてとても特異ですが可愛いです。
そしてかのんが太一に惹かれていく様子も面白いです。
かのん、作為的な面も見えますが、根はとても素直な子なんでしょう。麻美のときもそうでしたが、太一にもド直球で勝負していますね。でも太一、どこまで鈍感なんでしょう?夕さんらしいというか、これがまたいいです。
でも、農作業っていうのは本当に大変で、上手にこなすには何かわかりませんがある種の素質、それに加えてセンスや気転が必要だと思うんです。サキはこういう作業(ネギの箱詰めとか)がテキパキとこなせる人をとても尊敬するんですが、彼女もそういう人なんですね。見かけとまったく一致しないそのギャップに萌えてしまいます。
自然の中でみた彼女の弾けるような笑顔(多分少し日焼けしてたくましくなっている)、太一もそのギャップに一発で射抜かれてしまったのはもうしょうがないですね。抗いようがないです。
すっかり外堀も埋められているようですし。
かのん家へ招待されているし。
招待を受けちゃったし。
どうして農家の長男の嫁になったのか・・・納得の展開でした。
かのんらしいというか、特異な子というか、なんというか・・・

夏の終わりの素敵なお話、ありがとうございました。

ふと、思ったのですが、かのんの両親(特にお父さん)、かのんの結婚が決まっていく過程でどんな反応や行動をしたんだろう?
2017.08.31 13:50 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

普通の女性なら、かなり警戒ランプの点滅するタイプの女の子ですよね(笑)
ふわふわな装いも、あざとめの言動も、もともとは母親に強制されてやっているうちに身についてしまったぶりっ子ですが、おそらく本当の個性はかなりしっかり者で体も頑丈タイプ。
そして、そうです。はじめから太一にターゲット・ロックオンして頑張っていました。
わかっていない人がいますけれど(笑)

このまま、かのんは大崎家に嫁にいっちゃった模様です。
かなり根性もセンスもあるみたいですし、きっとなんとかなるのでしょう(ほんとうかしら)

コメントありがとうございました。
2017.08.31 15:38 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

わあ、無理に両方読ませてしまいました、ごめんなさい。ありがとうございます。

そうです。かのんは麻美のことが大好きで、離れてしまったけれどまだ少し悲しい想いでいました。
そこに同じ雰囲氣(ソロ充テイストともいう)をもつ大崎がいたのでロックオンしました(笑)

かのんは、本当の個性でいうとこんなフワフワした儚いタイプではないです。
このキャラは、子供の頃に母親に強制され、あまりに皮を被り続けて、皮と馴染んでしまったので、ずっとこんな感じですが、本当は決断力あり、猪突猛進がお得意な、わりと頭の回る子です。
ただ、男の前だけ甘々で、裏で舌を出しているようなタイプではなく、常にキャラの皮は被ったままです。

麻美や太一が最終的にほだされているのは、皮の方ではなくて内側ですね。
ま、太一は男なので、最終的には「可愛いは正義」になってもいるようですが。

本当に、二週間も人里離れたところに二人っきりだったのに進展しなかった二人とはえらい違いだ……。
ま、あっちはあっちで、トロトロと頑張らせます。

コメントありがとうございました。
2017.08.31 15:54 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

おや、そちらも涼しくなったのですね。
こちらも急に天候が変わり、もしかしたら明日は雪かもと脅されているところです。
休暇初日だというのに。

さて、そうです、あのかのんの再登場です。本当にひらがなの名前って、なんですね。
でも、この子は、ひらがなっぽい感じがしたので強引に(笑)

じつは、太一の設定は、あの作品で皆さんに続きを書いてくれと言われてからちゃんと考えました。だから二年くらいは設定のみでしまってありました。作品を書いたのは先月ですけれど。

かのんは、若干あざとく見えるキャラ作りですが、根っこはかなり純情でド直球です。太一にあっという間に狙いを定めて、一生懸命頑張っています。普通の女子大生が農業バイトをしたがるわけないし、どう考えてもこれは太一に近づくための口実ですよね。太一はわかっていないみたいですが。

農業は、甘い考えでやるには、あまりにも大変な世界だと思います。まあ、かのんは結婚する前に毎年夏休みに嫁修行して、両親にも氣に入られたから大丈夫でしょうが。

ネギの箱詰めを具体的描写に入れましたが、仕事って、丁寧なだけでなくスピードも要求されますから、その辺を見極めてサクサク動ける人は、農業に限らず社会人として重宝されますね。まあ、最初から出来なくても、言われているうちに大体皆できるようになりますけれど。この一件だけでも、かのんのホワワンとした部分は、彼女の本質とは違うことがわかります。ものすごい猫を被っているんです。

かのんのパパですか?
家の中で、決定権が一番ない人なんです。
太一が、かのんママに氣に入られたら、それでオーケーです(笑)
かのんは、ママにはちゃんと根回しするので、その辺りも抜かりはないです。

コメントありがとうございました。
2017.08.31 16:28 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんな子もいるんですね
私なんて地味な上にすぐ疲れてしまうのに…
最近は若い女性が作ったことを売りにしてるところもあるので
さらなる活躍もできそうです

素直じゃないけどラブラブ化している太一さんもいい感じに思いました
2017.09.01 13:40 | URL | #- [edit]
says...
おはようございます

若干クセのある皮を被っていますが、実は健康で器用な女でした(笑)


若い女性が作ったことを売りにしてる農産物もあるなら、太一の父親がちゃっかり利用するだろうな(笑)

太一は最後にようやく認めましたが、おそらく今後も素直ではなく粗く扱いそうです。

コメントありがとうございました。
2017.09.02 08:05 | URL | #MAyMKToE [edit]
says...
なんだか夕さんの世界、炸裂しているなぁとにこにこしながら読みました。
夕さんの世界……私の中では、一色じゃなくて多彩なんですよね。「ここに固執」ってのがなくて、色んなタイプの人を、少し離れた視点から見守っている感じ。それがこんな作品にキラキラと出ているなぁと思いました。
このかのんのような子、絶対自分はこうなれないけれど、時々いるよなぁと思います。いや、本人はそれなりに悩んでいるかもしれないけれど、多分悩みの閾値が高くて、少々のことは気にしないというのか、感じていないというのか。で、回りは時々迷惑なんだけれど(いや、迷惑というよりも、呆れるのかも?)いつの間にかそのペースに巻き込まれていて「ま、いいか!」って思わせてしまう得な性質の人。でもなんかあまり敵がいないような。そして何だか色んなものを手に入れていってしまう……
こういう人見ると思うのですが、人生って、あんまり悩みすぎずに流された方がいいのかもなぁ。いや、流されてるふりをして、すごく器用に舵を切っているのかも。でもこういう明るい性質の人って、運を引き寄せていくんですよね。
こういう人をさらりと書いてしまわれるのが夕さんだな~
2017.09.09 06:48 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

この話は楽しんで書きましたよ。
自分とものすごく遠くにいるタイプの女の子ですし、具体的なこの人というモデルがいるわけではないのですが、私の創作ワールドの中にいつのまにかデンと座っている変りものの一人ですね。

こういう子、半分やっかみつつ、いいなあと思います。
悪氣はまったくなく、注目されて、更に美味しいところも持って行きますが、あまり恨みも買わないのですよね。
たぶん、どす黒い思いなんかとは無縁で、そのポジティヴパワーを人にもあげてしまうんでしょうね。
そして、このふわふわっぷりは、猫をかぶっていますが、人生でずっと被っているだけあってボロは出しません。
話し方もまどろっこしいですが、本質的にはこんなに甘くない子なので、ネギの荷詰めなど肝心な時は、実はパキパキできてしまうという美味しいやつでした(笑)

先程も書きましたが、この話は書いていて楽しかったのですが、おそらく私が知らず知らずの間にパランスを取っていたのだと思います。
あまり暗っちいグルグルばかり書いていると、たまには、こういう悩みもへったくれもなく、スパスパ進んでいく話を書きたくなるんですよね。こういう人生もアリ! ということで。

あ、でも、グルグルもまだ続きます。
っていうか、早く続きを書かなくちゃいけないのが、どっさり。

コメントありがとうございました。
2017.09.09 16:15 | URL | #9yMhI49k [edit]

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