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Posted by 八少女 夕

疾風怒濤

突風が吹くと、木の葉がわーっと舞い散ってすごいことになります。この状態を疾風(Sturm)というのですが、そのままでは終わずに頭の中には「疾風怒濤(Sturm und Drang)」という言葉が渦巻いてしまいます。

疾風

Drangは別に「怒濤」でもなんでもなくて「衝動」で、木の葉ともまったく関係ないのですが、どうしようもないのです。ついでに頭の中にはマーラーの交響曲一番が流れてしまう。すごい連想ゲームです。

あ、落ちはありません。今日の記事はそれだけ。

追記

ちなみに、なんでマーラーなのかというと
交響曲第一番『巨人』第4楽章 Stürmisch bewegt(嵐のごとく動いて)からの連想です。
しかも、この曲は『若きウェルテルの悩み』の影響を受けたともいわれていて、本当に文学運動である「Sturm und Drang」に関連があるのですよ。感情を激しく揺さぶる曲を聞いてみたい方はどうぞ。



Mahler: Symphony 1 "Titan" 4th movement
Daniel Nazareth, conductor
MDR Orchestra
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Comment

says...
こんにちは、TOM-Fです。

よく映画や小説で、疾風怒濤の展開!とか言いますけど、あれって日本で言うと台風状態ですよね。
最近の日本では、気象を表す言葉が廃れてきています。夏なら、酷暑と豪雨でお終い。青嵐とか夕立とか、そんな言葉はどこに行ったのやら。

疾風怒涛で音楽といえば、私の脳内には「さまよえるオランダ人」が鳴り響きました。
2013.08.07 01:17 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
 こんばんは。
そういえば 疾風怒濤と言うような言葉が似つかわしい小説って 書いた事ないなーー
スイスの晩秋に 木立から色付いた葉っぱが 雨の様に降り頻ったら 綺麗だろうなぁ。

疾風怒濤… 僕の頭の中で流れる音楽は 「英雄ポロネーズ」ですね。
2013.08.07 10:56 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうか。日本では「疾風怒濤」は文字通りに使われているわけですね。「Sturm und Drang」は文学運動で(同名の戯曲からついた名前)理性よりも感情を優位とする一連の作品(『若きウェルテルの悩み』みたいな)を指しているのですが、日本だと風土的にそもそもそういう作品はあまりなさそうですよね。

このやたら画数の多い「疾風怒濤」の四文字はまさに台風ですよね。「さまよえるオランダ人」の連想で行くと「シェーラザード」なんかも波がざっぱーん! ですよね。

夕立と豪雨だと趣が違いますねぇ。青嵐の清々しさはどこへ。あ、もうないのか……。私たちだけでも使いましょう! よし、次のお題シリーズはそういうのにしよう。

コメントありがとうございました。
2013.08.07 20:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

確かに言われてみると、ウゾさんの作風、「Sturm und Drang」とは反対のような感じがしますよね。

まもなく菩提樹がすごいことになるのですよ。
風とともに数万の竹とんぼのように種が一斉に飛び立ってそれは壮観ですよ。

おお、「英雄ポロネーズ」いいですね。秋のヨーロッパと合いますよ〜。

コメントありがとうございました。
2013.08.07 20:21 | URL | #9yMhI49k [edit]

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