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Posted by 八少女 夕

絲原記念館のこと

日本に帰ったときの旅行の話を。「出雲と伊勢の参拝はどうしたんだ」という声が聞こえてきそうですが、こっちを放っておくと完全に季節外れになると思ったので、まずこの話題から。

絲原記念館

絲原記念館というのは、奥出雲にあります。江戸時代にたたら(「もののけ姫」でおなじみの製鉄ですね)で財を成した絲原家の邸宅を博物館として開放したものです。たたらに関する陳列の他、松江藩との関わりの深い絲原家の美術工芸品が展示されていて、それだけでも見応えがありますが、紅葉の名所でもあるのです。じつは、敷地の一部には現在も絲原家の方がお住まいになっているとのことでした。こんなところに住めるのはいいなあと思いながら素晴らしいお庭を眺めてきましたよ。

紅葉

奥出雲は「樋水龍神縁起」のモデルにした所なので、私にはものすごく重要なのです。そういう思い入れのない方でも、もし島根に行く事があったらぜひ奥出雲を訪れて見てください。美しい牧歌的な光景、意外と知られていないグルメの数々、それに温泉、さらにとても重要なのですが、観光客に荒らされていない静かな感じが素晴らしいのです。

実は、この斐伊川(樋水川のモデルですよ〜)沿いには木次線というマイナーなJR線が通っているので、車でない方でも訪れる事が出来るのです。ただし、一日四便しかないので、乗る方はよくスケジュールをお確かめくださいね。

さて、肝心の絲原記念館ですが、たたらの説明のコーナーは、体験コーナーがあったり、とてもわかりやすく興味深い説明されていました。撮影禁止だったので写真はありません。ここで長々と説明するのはなんなので、そのうちに小説に取り入れてご紹介しようと思います。(いつだ?)

そして、お庭。とても広くて、本当に美しかったです。しかも、紅葉の季節だというのに独り占めですよ。今年は霜が降りなくてあまり紅くならなかったと、地元の方が残念そうにおっしゃっていましたが、私には十分きれいな紅葉でした。四季折々に素晴らしい花の観られる庭園らしいので、春から秋まで楽しめるようです。

紅葉
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Comment

says...
紅葉……堪能させていただきました。
サキの近くは茶色と黄色、それに冬緑の山になっています。
それはそれで美しいですけど。
3枚目の写真、素敵です。
2013.11.30 12:50 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
 こんばんは。
後ろの借景もすばらしいですね。
うん 春から秋と言うよりも 冬も楽しめそうですよ。
薄らと雪がシンシンと降り積もったり うーーん 素敵だ。
体験コーナー 気になりますね 何が体験できるのだろう 充実した日本訪問だったのですね。
2013.11.30 12:51 | URL | #- [edit]
says...
絲って、いとと読むんですね。なぜ糸ではいけないんだろうとか・・・。そんなことをふと・・・(笑)
奥出雲というのは、出雲より離れた場所にあるんでしょうか。
私は子供の頃山口に住んでいたんですが、隣の県なのに全く行くルートがなくて、すごく遠い気がしていました。
出雲方面、一度は行ってみたいなあ・・・。
今年は参拝者もきっと多くて、行くにはいい時期でしょうね。
また参拝のおはなし、楽しみにしています。

この記念館のある場所は、とても雰囲気がありそうで、いいですね。
夕さんには特に、思い入れが大きいのでしょうね。
私はあまり土地に密着した話を書かないのですが、そういう場所があるって、羨ましいです。
最近神道にも興味がわいてきたのですが、どこから勉強すれば良いのかわからず、古事記などを眺めています・・・(笑)
全く知識は小学生並みなんですが、やはり日本人の血にちゃんと入り込んでる宗教だな、なんて、最近しみじみ思います。もうちょっと学ぼう。
あ、なんだか話がずれてしまってごめんなさい。
2013.11.30 18:48 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

日本はようやく紅葉がきれいになってきたみたいですね。やっぱり寒くならないとダメみたいで。日本滞在中に一番きれいだったのが、この絲原記念館の紅葉でした。
こちらは、現在は雪景色になってしまいました(笑)

最後の写真は濡れたアスファルトの上でした。ちょっと氣にいった一枚なのです。

コメントありがとうございました。
2013.11.30 22:21 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。
借景だと思うでしょう? ところがこの後ろもずっと「もと絲原家の庭園」なのですよ。少し小高い所にお茶室があったりして、田舎とはいえものすごい豪族だったみたいです。
確かに雪景色もいいでしょうね。ただし、その時期にここ開いているかなあ? 奥出雲はどかっと降るらしいです。やっぱり山陰は違うのでしょうね。

体験コーナーは「ただの岩だと磁石はつかないけれど、精錬すると鉄の含有率が高くなって磁石につくようになる」などかなり理科の実験みたいなコーナーがあったりするのです。なかなか面白い展示でしたよ。

コメントありがとうございました。
2013.11.30 22:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
この絲っていう字、なかなか変換できないで苦悩しましたよ。人名の漢字、「もっと普通のを使ってくれ」ってことときどきありますよね。百貨店に勤めていた時、「斉藤様」じゃなくて「齋藤様」というお客様の注文の時にたくさん伝票を手書きしなくてはならなくて涙目になった事を思い出しました(笑)

一般に出雲は日本海の近くにある所をいい、奥出雲はそこから広島方面へと少し山の方へいった所になります。雲南ともいうんですよね。

出雲、やはり遷宮のためか二年前に行ったときよりもずっと人が多く、街も賑わっているように感じました。といっても伊勢ほどではありませんでしたが……。

実は、「樋水龍神縁起」を書き出した時には、出雲のことも神道についてもほとんど何も知らなかったのです。幸い本をAmazonで探して取り寄せたり、ネットで情報を色々と調べられる時代になっていたので助かりました。そして、ちょっと調べたらどんどん興味が出てきました。学生時代にこうやって色々な事を調べたらもっとちゃんとした成績を残せたのにと思いましたよ。縁あって、好きになった島根県と出雲、これからも「書いては行って」なんて事が続くような予感があります。東京育ちで「ふるさと」にあたる場所がないので、こういう特別な場所が出来たのは嬉しいんですよ。

神道や仏教も「宗教」「信仰」としての存在の他に、limeさんのおっしゃるような、もっと根底の部分で日本人や日本文化と関わっているような部分があると思うのですよね。四季の移り変わりや暦とも深く関わっていますし、冠婚葬祭的な部分とも切り離せないですし。自分の書く物のための勉強とはいえ、いろいろと知る事が出来て世界が広がったように感じています。(というか、知らなすぎでした!)

コメントありがとうございました。
2013.11.30 22:45 | URL | #9yMhI49k [edit]

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