【オリキャラ飲み会】こんなの飲んでる 黄金の枷 編
「オリキャラの飲み会」はオンライン上でそれぞれのキャラクターが勝手に飲んでいる記事です。期限はとくにありませんし、これといったルールもありません。
小説とか、詩作とか、マンガとか、わざわざ作品を用意する必要はありません。単に、うちの子が何を飲んでいる、というのをアップしてくださればそれでOK。写真や説明文も必須ではありません。ついでに、作品カテゴリーへのリンクや紹介を書きたい方はそれもご自由に。上のバナーは、よければご自由にお持ちください。もちろんバナーを使わなくても、この企画についての説明をしなくても問題なし。ゆるーく、飲みましょう、というだけの話です。もちろん誰でも参加OKです。
オリキャラの飲み会 こんなの飲んでるよ
黄金の枷 編
このシリーズもやたら多くの登場人物がいるんですけれど、とりあえず三部作の生存しているメインキャラと、外伝の便利なキャラたちに「オリキャラの飲み会」用の飲み物を選んでもらいました。
マイア
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あまりお酒には強くないけれど、楽しむのが好きなマイアはヴィーニョ・ヴェルデを選びました。少し炭酸のような泡のある若い白ワインです。小皿タパスと一緒に。
インファンテ323 = 新ドン・アルフォンソ (23、トレース)

23は、ポルトガルの赤ワインを好みます。ドウロやアレンテージョも好きですが、今回選んだのはダォン。すっきりとした赤で食事に合います。
インファンテ322 (22、ドイス)

この人が飲んでいる「アグアルデンテ(Aguardente)」というのは、イベリア半島とイベリア系アメリカで生産される29%から60%のアルコール飲料の総称。要するにグラッパや焼酎みたいなものです。今回この方が飲んでいるのは葡萄のアグアルデンテ。超絶甘いものが好きな22ですが、辛いお酒も嗜むのです。ええ、めっちゃ強いです。この方。
アントニア

アントニアが飲んでいるのは、マデイラワインです。ポートワインと同じく、世界3大酒精強化ワインの1つで、マデイラ島で作られています。アントニアは、22ほど甘党ではありませんが、ポートワインやマデイラワインは好き。ただし、一緒にお菓子は一緒に食べません。この方は、スタイルを保つためにめっちゃ努力をしている模様。
マヌエラ

23やアントニアの母親であるマヌエラが選んだのはドウロの赤。こちらはボディーのしっかりした重めの赤で、色はかなり暗いもの。飲んだ後に喉に訪れる余韻は華やかなものがお好み。
アントニオ・メネゼス

《監視人たち》中枢組織の最高幹部で《鍵を持つ者》であるこの人はどんなときも寛がないので、1人だけノンアルコール。Pの街で「シンバリーノ」と呼ばれるこちらは、要するにエスプレッソです。
ジョゼ

ジョゼは、小学校の頃から時おりやっていたポートワインの試飲の趣味が高じて、ポートワインの飲み比べをしている模様。これは飲みやすいけれど危険です。ガーンと来ますよ。
マヌエル・ロドリゲス

坊主になるつもりは皆無なのに神父見習いを続けるマヌエルは、イタリアでの勤務を思い出しながらトスカーナワインのキャンティ・クラシコを飲んでいます。ひと瓶は飲めないので、大好きなクリスティーナに「一緒に飲もうよ」と誘ってみましたが、振られてしまった模様。
チコ

まだ外伝にしか登場していないチコことフランシスコは、世界各国を周る客船の楽団に勤務しています。こうした機会に飲むのはポルトガルのビール「スーパー・ボック」。わりと飲みやすい味で、小瓶なので氣軽に飲めるようです。ライサは、一緒に飲んでくれるかどうか、ちょっと微妙。
【参考】 | |
![]() | 『Infante 323 黄金の枷 』をはじめから読む あらすじと登場人物 |
![]() | 『Usurpador 簒奪者』をはじめから読む あらすじと登場人物 |
![]() | 「Filigrana 金細工の心」をはじめから読む あらすじと登場人物 |
『黄金の枷』外伝 |
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【オリキャラ飲み会】こんなの飲んでる Artistas callejeros編
というわけで、「オリキャラの飲み会」をオンラインにて開催します。(期限はとくにありません)
小説とか、詩作とか、マンガとか、わざわざ作品を用意する必要はありません。単に、うちの子が何を飲んでいる、というのをアップしてくださればそれでOK。写真や説明文も必須ではありません。ついでに、作品カテゴリーへのリンクや紹介を書きたい方はそれもご自由に。上のバナーは、よければご自由にお持ちください。もちろんバナーを使わなくても、この企画についての説明をしなくても問題なし。ゆるーく、飲みましょう、というだけの話です。もちろん誰でも参加OKです。あ〜、普段交流のあまりない方は、この記事のコメ欄にひと言いただければ、拝見しに伺いますので!
とりあえず、うちのウルトラ呑んべえ集団に飲みたいお酒を選んでもらうことにしました。ブログのお友達が参加してくださろうと、くださるまいと、もう勝手に飲み始めているそうです。誰も参加してくれなかったら、うちの他の作品群から勝手に追加で人員を送り込みますので、お氣になさらず。
オリキャラの飲み会 こんなの飲んでるよ
大道芸人たち Artistas callejeros編
蝶子は、イタリア産のモスカテルから飲み始めています。極甘口のデザートワインです。この人、自分の好きなものしか飲みません。「とりあえずビール」とか、一切やらない人。あとで、ワインやその他のもっと強いお酒に流れます。

稔は、日本酒をチョイス。普段ヨーロッパでは、その地方の名産を飲みますが、ここは何でもありなので。今の時期なのでぬるめの燗で。

レネは、南仏で好まれるアニスのお酒パスティスを飲んでいます。(実家のワイン飲めよという話はさておき)
お酒自体は透明なのですが、水で割るとこうしたクリーム色になるのが特徴です。

ヴィルは、1杯目はビールにした模様。ドイツ人ですからねぇ。2杯目からはワインに行くみたいですけれど。

【参考】
![]() | 「大道芸人たち Artistas callejeros」第一部(完結) あらすじと登場人物 |
![]() | 「大道芸人たち Artistas callejeros」第二部 あらすじと登場人物 |
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パンのお供(7)トマト

パン食がメインなのでほぼ日常食ばかり、「インスタ映え」するような小洒落たものは、正直言ってあまり食べていません。パン切って、冷蔵庫から出してきたバターとチーズやハムを載せて、もしくはジャム塗って、というようなことが多いです。
トマトを食べる時も、本当はダイスに切って、オリーブオイルと塩こしょうで和え、ニンニクをこすりつけたトーストバゲットに載せるブルスケッタを作った方が素敵なのはわかっていますが、え〜、お客様が来ない限りやらないな。
こうして、切って、バター塗ったトーストバゲットに載せておしまいです。美味しいんだこれが。日本の超美味しいマトでなくても、トーストと有塩バターのマジックでとても美味しいトマト載せパンになります。あ、有塩バターの代わりに、オリーブオイルでも美味しいですが、その時は塩をお忘れなく。

ちょっと小洒落た感を出したいなら、こうしてハーブでも載せればOK。これはいつかご紹介したポルトガル・バジル。普通のスイート・バジルよりも葉が小さくて苦みがなく優しい味ですが、香りはしっかりバジルです。
我が家には、窓辺にハーブのプランターがあって、今年はこんなラインナップです。外にあるのがルッコラとサラダ野菜、そしてポルトガル・バジル。窓の内側には、オレガノ、ミント、ポルトガル・バジルが一つずつ鉢植えになって置いてあります。ローズマリー、ローレルは、連れ合いのところにデカい鉢で植えてあるので、一定量採ってきて冷凍してあります。パセリはどうしてもうまく育たないので、これだけは買ってきて、冷凍で常備です。あ、あと、フェンネルも野菜として買ってきた時に葉をとって冷凍しておきますね。
さて、私が書く小説は、やはり私が普段食べて「美味しいな」と思ったモノが反映されることが多いです。時々「食事の描写が美味しそう」というありがたい感想をいただくことがあるのですが、美味しさが伝わったら食いしん坊の作者としては嬉しいです。
今回のトマト載せパンに関しては、同じではないですが「大道芸人たち Artistas callejeros」第一部でも登場させています。かなり緊迫した状況の直後に使ったので、このメニューについてツッコまれた方は一人もいらっしゃいませんでしたが。
「おはよう」
「おはよう」
代わり映えのしないいつもの朝だった。稔はパンを割ると、軽くトーストをして、オリーブオイルと塩と完熟生トマトをつぶしたものを載せた。ヴィルの方に、つぶしトマトの入ったポットを差し出すと黙って受け取り、同じようにトーストパンに載せて食べた。
「美味いな」
「ああ、美味い」「大道芸人たち Artistas callejeros (27)バレンシア、 太陽熱」より
スペインでは、こうした「パン・コン・トマテ」を朝食に食べる人が結構いるらしく、カルモナで休暇を過ごした時はバルでほぼ毎朝食べていました。よく考えると、同じイベリア半島でも、ポルトガルのバルでは見たことありませんね。あちらは黄色いお菓子ばかり見たな……。
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