お知らせ
「大道芸人たち・大江戸隠密捕物帳」の連載がはじまります
「大道芸人たち Artistas callejeros」第二部、いまだに「書く書く詐欺」をつづけていますが、まだしばらくかかりそうなので、代わりに少しふざけた小説を集中連載しようと思います。
名付けて「大道芸人たち・大江戸隠密捕物帳」です。
お読みになった方、覚えていらっしゃるかわかりませんが『半にゃライダー 危機一髪! 「ゲルマニクスの黄金」を追え』というふざけた掌編を書いたことがあります。ブログのお友だち大海彩洋さんのところで始まった子供人氣番組「半にゃライダー」の続編をスイス舞台にというリクエストで書き出したのですが、Artistas callejerosのメンバーが隠密同心に扮して暴走してしまった、アレです。
で、暴走ついでに、この番組が8回シリーズで放映されたら、というシチュエーションでそれぞれ掌編小説にしてみようかな~と。篠笛のお蝶のお色氣シーン、正装して横に並んで歩く「隠密同心 心得の条」シーン、「であえ~であえ~」の殺陣シーンもちろん毎回あります。
ってことで。三味線屋のヤス、篠笛のお蝶、手妻師 麗音、そして異人役者
稲架村 貴輝は、隠密同心として美味しい酒とツマミのあるところをめざす。江戸の平和を守るため四人は今日も悪に立ち向かう!
ちなみに第一回の一部を抜粋してみますと、こんな感じです。
「おや、これはこれは、異人役者えっしぇんどるふ君じゃないか。なぜここに」
「それはこちらの台詞だ。貴殿こそ何ゆえこのような場所で酔いつぶれているのだ」
本来ならば、役者風情が帯刀を許された旗本の子息にこのように馴れ馴れしい口をいけば切り捨てられても文句は言えないのだが、この結城拓人、以前の捕り物で実は隠密同心である稲架村に命を救われており、彼が帯刀を許されていることを知っていたので、この件については何も口にしなかった。そもそも 稲架村は、異人ゆえに大和言葉を使えるだけでもマシな方で、尊敬語と謙譲語の使い分けもままならぬのだった。
「これが酔わずにいられるか。高橋屋のお瑠水ちゃんが、今夜祝言をあげると言うんだ。これで僕の青春も終わりだ。おい、親爺、酒だ、もっと酒を持ってこい!」
「もうよせ。どうせ貴殿は明日にはまた別のおなごに言い寄るのであろう。どうせ一度限りの娘子なのだから……」
「お瑠水ちゃんは違うんだ……。僕がはじめて好きになった……」
「結城殿。どうであれ、貴殿が町娘と祝言をあげられるわけはないであろう。その醜態を晒すのをやめぬと、真耶様に申し上げるぞ」
「そっ、それだけはやめてくれ」
というわけで、この続きは、本編でお楽しみください。
せっかくですので、タイトルとゲストだけここで公開しておきますね。(ゲストキャラの敬称を略させていただいています)
第一回 「消えた琴の謎 かどわかされた真耶姫を救え」
ゲスト 結城拓人&園城真耶
第二回 「聖なる夜の物語 月夜に蠢くトカゲたち」
ゲスト canariaさん家のセイレン&ケイ
第三回 「その花の、風に散らぬ間に 華道名家のお家騒動」
ゲスト TOM-Fさん家の彩花里
第四回 「夢よ叶え、歌声よ空へ 友の死を乗り越えた歌人」
ゲスト けいさん家の祥吾
第五回 「疾風のごとく 紅き馬と駆ける姫君」
ゲスト 山西左紀さん家のコトリ
第六回 「秘めた恋 かわら版屋の女と美しき絵師」
ゲスト limeさん家の長谷川女史とリク
第七回 「そば粉があれば麺を打つ 美人三姉妹の謎」
ゲスト ダメ子さん家のダメ三姉妹
第八回 「名探偵登場 からくり人形に秘めた願い」
ゲスト ウゾさん家の探偵もどきの面々
これらの話のところどころに大海彩洋さん家から猫のマコトが登場する予定です。また、視聴率(読者ウケ)によっては放映(連載)が延長される可能性もあります。
どうぞご期待ください。
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月刊 Stella 6・7月合併号 発刊しました。
小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌「月刊Stella」の最新号を発刊しました。今月号も力作揃いで、初参加の方もいらっしゃいます。みなさま、下記リンクへどうぞ。

【月刊Stella特設サイト】 http://monthlystella.blog.fc2.com/
今回、編集を担当させていただきました。参加してくださった皆さんのご協力により、とてもスムースに編集が出来ました。この場をお借りして御礼を申し上げます。
縮小モードに入りました
2012年の3月に開設して以来、半ば意地で毎日更新をしてきましたが、先日もお報せしました通り執筆を優先するために本日から一定期間ブログ活動を縮小いたします。
具体的に言いますと、更新が「小説1」「通常の記事1」の週二回になります。また、いただいたコメントへお返事を差し上げるのも週二回程度になりますのでお返事に最長で4日かかることがあります。この記事は単なるニュースなのでコメント欄は閉じていますが、小説や記事(新しいもの・過去のもの両方)に対するコメントは大歓迎です。今まで通りに構ってくださると嬉しいです。
皆様のブログへの訪問はこれまで通り行い、読んで共感した記事に拍手させていただきますが、コメントを差し上げるのは例外をのぞいてやはり週二回のブログ活動日だけになります。
この期間を使って、最低でも長編小説を一本、中編ならびに掌編小説を4-5本書き終えたいと思います。通常モードに戻る時にまたお報せしますが、それまでは記事の更新と交流が減る事をお許しください。
どうぞよろしくお願いします。
ちょっとしたお報せ
九月からちょっとブログ活動を縮小します。具体的には、記事の数を減らして、週に二回くらいの更新になると思います。小説を普通に更新して、その他の記事一本という感じです。同時に、皆様のところはこれまで通り訪問させていただくと思いますが、コメントを書く数も減ると思います。
で、集中して長編小説を書こうと思っています。まとめて一氣に書いて、「貴婦人の十字架」を終わらせる予定です。できれば「大道芸人たち」の第二部か来年のSeasonsに出す小説かも用意したいなと思っています。まだ決定していませんが構想次第で。
「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」は年内に、「夜のサーカス」は来年の半ばまでに完結する予定で、実はその後の連載の用意が整っていないのがかなりストレスになっていまして、これを何とかしたいというのがその理由です。歳が明けたらまた「scriviamo!」企画をぶち上げようとしているので、それを考えるとこのタイミングが一番かなと思うのですよ。
これはブログ閉鎖の布石ではありません。さらに、みなさんとの交流をやめたいということでもありません。交流は今まで通りにしたいのです。そういうわけで一度活動を減らして書くものだけ書かせてくださいませ。
縮小期間は、短くて九月いっぱい、場合によっては十月にもかかるかもしれません。ご理解のほど、よろしくお願いします。
新連載のお知らせです。
緊告です。「scriviamo!」に関するアンケートで人氣の高かったオリキャラ、クリストフ・ヒルシュベルガー教授と、(タンスの上の)俺様を主人公にした小説を、明日からこのブログで連載することになりました。全部で八回の中編小説となります。

【あらすじ】
ブロガーでもある小説家「ヤオトメユウ」の招待によってスイスにやってきた六人のブロともたち。空港にあらわれなかった彼女は行方不明になったことがわかりました。はじめてのスイスで、言葉も話せない六人は右往左往。滞在場所の確保と、ユウの失踪の原因を探るために、彼女の上司であるヒルシュベルガー教授の助けを求めます。彼らを助ける氣があるのか、それともマツザカ・ビーフが食べたいだけなのか、意図のわからぬヒルシュベルガー教授を中心とした七人の動向を、全く役に立たないにもかかわらず上から目線で威張る教授の飼い猫オレサマの語りで綴っていきます。
なお、ブロとも六人のペンネームは、このブログで実際に交流しているブログのお友だち(リンクをしている方です)、六名様のものを使わせていただくことになります。どうぞご了承ください。また、舞台がスイスとイタリアのため、リナ姉ちゃん、チルクス・ノッテの面々、Artistas callejeros、そして東野恒樹も乱入する予定です。
どうぞお楽しみに!
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ブログ、開始しました
小説投稿をはじめたので、ついでにブログも開設してみました。