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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012

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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (6)レインコート

さて、今日は日本で買った便利グッズを紹介するコーナーです。六回目の今回はレインコートです。

モンベル ランブラーレインコート

モンベルのレインコートを買っちゃいました。ランブラーレインコートっていう商品ですね。

えー、レインコートなんてもっと安いのがあるじゃん、と思った方、少し前の私とおなじです。

そもそもレインコートを買おうと思ったきっかけは、前回のポルト旅行でした。普段は雨が降ったらどこにも行かないんですけれど、例のサン・ジョアンの祭りの前日と当日の朝に雨が降っていたんですよ。で、雨だから何も見ないという選択肢はないし、かといってすごい人混みで傘はさせないし、ということで、3ユーロショップでプラスチックの雨合羽を買ったんですね。そしたら、瞬間で汗だくになってしまいました。雨は通さないけれど、熱がこもって蒸れるってこういうことなのですね。(二十年くらい日本の夏を経験していないので忘れていたあたり)

それで、帰国後まじめにレインコートのことをあれこれ調べていました。ちゃんと調べると、アウトドア装備に行き着くのですね。例えば有名なゴアテックス。なぜあの素材が素晴らしくて、更にいうとお値段もすごいことになるのか、ようやくわかりました。暴風雨でも濡れないし傘なんか目じゃないくらい雨は通さない(耐水圧)のに、身体から出る湿氣は通して外に出す(透湿性)という、魔法のような素材らしいです。この耐水圧や透湿性はちゃんと数値としてどのくらいかがわかるようになっていて、その数値が高いと機能が素晴らしくてお値段も張る、という仕組みになっているわけです。妙に安かったり、デザインのみで機能を謳っていないレインコートはこの数値が書いてありません。

で。マッターホルンに登る方とか、真冬にスイスの屋外で仕事をするなんて方は、ケチらずにゴアテックスを使った商品を買った方がいいとどこでも奨めてあるのですけれど、私はただのヘタレな旅行用なのでそこまでの機能は求めていません。

欲しいレインコートはこんな条件でした。(1)春から秋の旅行に持って行く。10℃から27℃くらいまでの外氣温で(2)邪魔なときはしまえるコンパクトさと軽さ(3)いくつもコートを持っていきたくないのでレインコートとしてだけでなく晴れているときも羽織れるデザインと蒸れない機能(4)朝晩や予想外に冷え込んだときはユニクロのウルトラダウンと重ね着で対処(耐水性が強いと防風にも強いので重ね着で防寒にもなる)

この条件で探したときに、全てを叶える商品で二万円を切っていたのが買ったモンベルのランブラーレインコートだったのですね。耐水圧20,000mm、つまり嵐でも耐えられて水たまりに座ってもお尻に水が染みてこない防水性に加えて、透湿性15,000g/平方メートル・24hrs、つまり軽い運動をして出る汗にも蒸れない透湿性です。私は登山をしに行くわけではないので、透湿性10,000g/平方メートル・24hrs以上を探していたのです。

おなじモンベルでゴアテックスを使ったトラベルレインコートは耐水圧50,000mm以上、透湿性44,000g/m²・24hrsを謳っているのですが、23,000円。私は台風の中を全力で走るわけではないし、一生ものというわけにはいかないでしょうから、15,300円のこちらでいいとしました。

旅の防寒防水セット

ものすごく軽いんですよ。3ユーロショップで買ったプラスチックと変わらないくらい。310グラムです。そして、こんなにコンパクトになるので、本当に暑くて邪魔なときは手荷物にも入ってしまうのです。これで旅行時の荷物問題が一つ解決しました。

色は、他にガーネットとアイボリーがありましたが、無難なインディゴにしました。去年一年、母のことがあって赤い服を着るつもりになれなかったのですけれど、そういう時に使えないのは困るなと思いガーネットは即却下。アイボリーは悪くなかったのですが、旅行中に汚れてそれが目立つと困るので、やはり紺かなと。この記事の写真やオンラインショッピングの写真(緑に近くインディゴには見えない)だと少しわかりにくいですが、実際はかなり落ち着いたはなだ 色に近い紺でとても氣に入りました。(バッグは普通のネイビー)

ちなみに。モンベル、日本の会社なんですけれどスイスにもお店出しているんですよ。とはいえ、あまりにも値段が違ったので、先日我が家にいらしてくださった方に日本から持ってきていただきました。
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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (5)ファスナー圧縮バッグ

さて、今日は日本で買った便利グッズを紹介するコーナーです。五回目の今回はファスナー圧縮バッグです。

ファスナー圧縮バッグ

正確に言うと、これは帰国時に買ったものではなくて、最近姉に頼んで送ってもらったものです。

ヨーロッパ旅行に出かけるときは機内持ち込みサイズギリギリのスーツケースを持って行くようにしています。もちろん、もっと大きいものも許可されているのですけれど、やはり街中を快適に動き回るには、荷物は小さい方が便利なのです。このサイズなら、電車に乗り込むのも楽ですし、座席の下や後ろに収納できるので目を離さずに済みます。(このスーツケースの話はいずれまた語ります)

もともと私は女としては必要な持ち物が少ない方なのですけれど、それにしても一週間の旅行に行くのですから、衣類がスーツケースに占める割合のことは氣になります。往きはいいのですけれど、帰りはお土産を入れるスペースもあるじゃないですか!

それでこれまでは、ビニール製の圧縮袋なども使っていたのですけれど、いくつか不満がありました。一つは、ビニール製の圧縮袋は、小さくはなるのですけれど形が不揃いでスーツケースの中で今ひとつ収まりが悪いこと。それに、中のエアーを抜くのが少し難しいこと。そして、圧縮しすぎでしわになるのですよね。

それで、最近の旅行トレンドに乗っかって、こちらを購入してみました。こちらはファスナーを三カ所閉めていくと40〜50%圧縮されるタイプなのですね。

実際に、私がポルトに持って行った着替えはこんな感じの量でした。下に下着類などが、上にはTシャツや軽いボトムス、それにシャツや寝間着まで突っ込みました。溢れて見えますが、実際にはじめは溢れていました。これらを畳んでまず上下のファスナーを閉めます。容量は意外とあって、入るんですよ、これでも。

ファスナー圧縮バッグファスナー圧縮バッグ


それだけでもけっこう量が減った感じがして満足、実際に往きは、ここまでの状態で持って行きました。なにしろ四角いのでスーツケースの底に綺麗に収まりました。

帰りは、更に真ん中のファスナーも閉めました。それがこの記事の最初の写真ですが、本当に圧縮されているでしょう? すごいんですよ。

この手の商品、通販大手などではいろいろと販売されているのですけれど、値段よりもファスナーがYKK製であると明記してある商品を購入しました。ファスナーの耐久度と品質が命の商品ですから。買った当人としては、大満足のお買い物でした。
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Posted by 八少女 夕

Joseph Josephのコンポスト用容器

今日の記事は、またしても買っちゃった話です。ただし、今回は日本ではなくてヨーロッパ間の個人輸入。

なんて書いていますが、欲しいと思ったきっかけは日本の情報でした。私はiPhoneアプリで日本のニュースをチェックしているのですけれど、その生活のコーナーにときどき「これは便利!」というような商品があって、どうしても欲しい場合は日本から送ってもらう手間をかけても購入しているのです。そして、最近「これはほしい!」と思ったのがこのコンポスト用容器でした。

コンポスト用容器

正確には「Compo™ 4 Food Waste Caddy」という商品です。

コンポスト用容器というのは、説明が少し難しいのですけれど、要するに生ゴミを入れておくバケツだと思ってください。私の住んでいる地域では、野菜関係の生ゴミは農家の肥料とするべく特別のコンテナに出しそれを週に一度回収してもらうシステムになっているんですね。一軒家だと子供が一人ぐらいは入れるサイズのコンテナで、集合住宅だと大人が入れるくらいのサイズのコンテナが道路に置かれるわけです。

で、各家庭は、そこまでコンポストを持っていくのです。つまり、料理する度に外まで生ゴミを置きに行くことも可能なのですけれど、やはり少し面倒なので、台所にコンポスト用の生ゴミを一時期保管しておく容れ物を用意することになります。一番多いのは緑色で四角い容器なのですけれど、外に出しておくのはいまいち美しくなく、シンク下に置いている人が多いです。

これ、実際にやってみるとわかるのですけれど、少しずつストレスがたまるのです。シンクのところで生ゴミが出る。土がついていたり濡れている状態で、シンク下の扉を開ける。かがんでバケツの蓋を開けて生ゴミをしまう。手を洗い直して扉やバケツ周りをきれいにする。ほんのわずかの行為なのですけれど、料理の度にこれをやるわけです。

かといって、シンク横にずっと置いておくのは見た目が悪すぎるんですね。

で、このコンポスト容器を見た時に、私は飛びついたわけです。「理想だ!」って。

写真や下の動画を見るとわかりますが、これは横に細長い容器で、指で持ち上げるだけで蓋が開きます。そして、野菜の切りくずも、お皿の残り物もさっと入るのです。そして、窓辺においても違和感のないデザインであることもポイントです。個人的にとても重要なのが、スイスのどこでも買えるコンポスト用の袋(ビニールに見えますが、後に土の中で分解するのでそのままコンポストに捨てられる)5リットル用がピッタリ収まるのです。

購入してしばらくして、その便利さを実感したのは、なんとこれに替えてから、連れ合いが自分の出した果物の皮やパンくずなど、今までどんなに口を酸っぱくしても放置していたコンポスト類を自らこの容器に入れるようになってくれたんですよ。「面倒を感じさせなくする便利な商品」の偉大さを改めて噛みしめました。

私は直接買いましたが、Joseph Josephはスイスにもどういうわけか送料なしで送ってくれました。日本にもこの会社の製品は入っているようです。おしゃれなだけでなくかゆいところに手の届く有用なデザイン、おすすめですよ。

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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (4)バターカーラー

さて、今日は日本で買ってきた便利グッズを紹介するコーナーです。四回目の今回はバターカーラーです。

バターカーラー

バターカーラーといわれても「何それ?」という方、多いかもしれませんね。読んで字のごとく「バターをカールさせる道具」なのです。

バターの保存は当然ながら冷蔵ですけれど、出してきてすぐだとパンに塗る時に固い。もちろん使う量を早めに冷蔵庫から出してしばらく待てば柔らかくなるのですが、結局いつもギリギリに思い出して……という繰り返しですよね。

で、バターカーラーの出番なのです。写真のように「おっしゃれ〜」な状態にしてドヤ顔で客に出すために使うこともできるのですけれど、こうやって小分けにして置いておくと早く柔らかくなるのです。

バターカーラーには幾種類かあり、ホテルなどでよく見かける貝殻型のバターを作るには、ドイツ製のギザギザナイフを円形に丸めたようなものを使います。

このバターカーラーも買ったのですけれど、結局私が普段使うのは、写真のステンレス・バターピーラーナイフ。

ロール型のバターの形は、ドイツ式の方が素敵なんですけれど、洗ったりしまったりする時に、危険、洗いにくい、引き出しの中で場所をとるというような、取り扱い上の問題があって、使わなくなってしまったのですね。

写真の製品は、洗うのも、しまうのもぱっぱとできるし、場所もとりません。ホテルの厨房のように場所もたっぷりあるならともかく、普通の家庭では、この方が便利みたいです。
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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (3)BONDIC

さて、今日は日本で買ってきた便利グッズを紹介するコーナー。ようやく三回目だわ、これ。まだいっぱいあるんだけれどなあ。

BONDIC

ええと、私は浦島太郎なので、どのくらいこの商品がポピュラーなのかわからないのですけれど、数年前からずっと欲しくて帰国したら絶対に買ってこようと思っていたうちの一つなんです。

これ、接着剤なんですけれど、普通の接着剤と違うのは、紫外線を照射して固めるメソッドです。歯医者さんのところで、詰め物をしてもらう時に、ピーッと青い光を当てて固めることってありませんか? あの技術を一般の接着剤として使ったというものなのですね。

BONDIC

こういう風に光の出るパーツと、液体接着剤の出てくるパーツの二つから出来ていて、まず液体を塗布し、それから四秒ほど照射して固めるのです。

何がいいかというと、いわゆる瞬間接着剤は、すぐに固まってしまって位置直しなどが出来ないじゃないですか、一方普通のボンドは固まるまでに時間がかかって、その間に位置キープの出来ない物は落ちてしまう。でも、この接着方法だと、照射して四秒経つと固まるので、上記の二つの問題が同時に解決するんですよ。

水や80℃くらいまでの高温にも耐えるらしいので、便利です。私は、お風呂など水回りの修復や、かけたプラスチックなどのを補填するのに使っています。
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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (2)ミニサイズのボウルとざる

シリーズ系の記事を作っておいて「第一回のみでずっと放置」をよくやってしまうのだけれど、今回はちゃんと二回目をアップしたぞ。って、当たり前のことに威張る必要はないですね。

ミニサイズのボウルとざる

さて、今回ご紹介するこのミニサイズのボウルとざるは、正確に言えば私が買ったものではありません。母が残していったモノをもらってきただけですけれど、実はかなり便利です。それも、おそらく本来の目的とはちょっと違った使い方をしていると思います。

既に何度か書いたように思うのですが、我が家には電子レンジがありません。連れ合いがどこかで「非常に体に悪い」と聞いてきて禁止令を出したのがきっかけですけれど、結局彼の工場にはあって、時々使っています。なんせ彼は蒸し物などが一切出来ないのですね。

私は、「夫に対して絶対服従」というタイプではないんですけれど、電子レンジに関してはあちこちで「実はよくない」という話を聞く上、日本にあるような便利な電子レンジでもないですし、いっそのこと全く使わないという暮らしを既に十年近くしています。

我が家の食卓では、オーブンを多用するので、それでもすむのかもしれませんね。

でも、ちょっと面倒くさいなと思うのは、冷やご飯を一杯分だけ温めたいとき。その時に、このセットがとても重宝するんです。簡単に言うと、ざるの上にボウルをセットして、わずかに水を引いた小さなお鍋で蒸すんですね。普通の蒸し器と違って量が少ないのであっという間に沸騰して、蒸す時間もおそらく電子レンジとあまり変わりません。

応用としては、バターをちょっと溶かしたい時やチョコレートの湯煎などでも使えます。便利ですよ。
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Posted by 八少女 夕

日本で買った便利なモノ (1)シンク水切りプレート

「scriviamo!」中なので、ここ二ヶ月ほどはやたらと小説の更新が多いと思います。でも、小説は読まないという方もいらっしゃると思うので、ときどきこの手の記事を挟みますね。

この記事は、シリーズ化して日本で買ってきた便利なあれこれをご紹介したいと思います。


シンク水切りプレート

さて。我が家のフラットはもともと独身者を想定して作ったらしく、キッチンの調理台などはかなりコンパクトに出来ています。窓から45センチの水切り兼調理台、33センチ幅のシンク、38センチの調理台、そして四つのガラストップ式コンロです。

十五年以上これで調理してきているので、出来なくはないのですが、たまに「手狭だな」もしくは「水切りの時にちょっと置くスペースがあったらな」と思うことが多かったんです。

そして、前回日本の某百円均一ショップでみつけたのが、この水切りプレートです。あ、百円ではなかったと思いますけれど、文句はありません。

これ、奥の五本柱のついている部分が伸縮してネジで固定できるので、自分の好きな長さにしてこんな風にシンクに橋渡しできるのです。縦でも横でもどちらでも使えますし、もっと幅の広いシンクのお宅でも使えるんじゃないでしょうか。

例えば洗ったジャガイモをむくまでの間ちょっと置いておいたり、手で洗ったお椀などを拭くまでの間乾かしておいたり、色々な使い方が出来るんです。

こういうモノは、スイスではちょっと見つかりませんし、あったとしてもまあ、五千円くらいは軽くかかるでしょうね。これは買ってきて大正解でした。
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Posted by 八少女 夕

プラスチックを減らすために

さて。だんだん歳も押し迫ってまいりました。「早い」と言われるかもしれませんが、こちらはお正月ではなくクリスマスを基準に話が進むので、例えば買い出しやら、大掃除やらは24日までに終わらせる必要があるのです。幸い(?)とんでもない寒波が来て窓の外は氷点下なので、物理的に窓掃除が出来ません。ラッキー(じゃないだろ……)

野菜購入袋

で、本日の話題は、少しエコっぽいことを。

日本でも「レジ袋はいりません」意思表示などが定着しているようですが、あくまで「基本はレジ袋をつけて当然」で、あえて断ると「ご協力ありがとうございました」となる感じでしたね。ヨーロッパでは、かなり前からスーパーでは自分で袋を用意するのが基本、紙袋などは、必要な人はレジで購入する、というパターンです。たまに、レジ袋をただでくれるスーパーもあるし、高級デパートでは袋をつけてくれるスタイルですが。

もともと日本と比べると商品の包装は簡易ですので、日本ほど包装紙のゴミは出ないのですけれど、それでもやはりプラスチックゴミはけっこうあります。

たとえば、野菜の大半は、自分で量って値段シールをつけてレジにもっていくのですが、これを入れる袋が薄いプラスティックです。で、最近どこのスーパーでも売り出し始めたのが、この野菜量り売り用の袋。使い捨てはやめようという試みです。

これは、私が一番よく行くスーパーで購入したもの。もちろん、これを他のスーパーに持っていってもOKです。

よく考えると、昔はプラスチックの袋なんてなかったので、籠や瓶を使っていたのですよね。軽くてかさばらないし、割れることもないプラスチックはとても便利ですけれど、やはり使いすぎはよくないですよね。

普段使うプラスチック製品、たとえば冷凍につかうジップロックなどは可能な限り洗って再利用しますし、ラップの代わりにお皿で蓋をする、ペットボトル入り飲料は可能な限り買わないなど、意識的にプラスチックゴミを増やさない生活を試みています。

とはいえ、まだまだ依存が激しいなと、代替手段がないか、いろいろと考えている所です。
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Posted by 八少女 夕

バランスクッション買った

今日は健康に関する話題を。

バランスクッション

半年以上前の話になりますが、突然背中から腰にかけて痛くなりました。原因はいろいろあったのでしょうが、たぶん加齢が一番大きかったのだと思います。要するに更年期障害でしょうか。

私は一日八時間以上を座ってコンピュータの前で過ごす仕事をしているのですが、座っていると背中が痛いのは本当に困ります。で、一番ひどい時は三十分に一度くらい立たないと本当に居ても立ってもいられないくらい痛かったのです。実際に定期的に立ってなんとかやり過ごしていました。

で、会社の同僚がいらなくなったバランスボールをくれたので、それを使うようになったらあのひどい痛みはなくなりましたが、自宅でずっとMacの前に座っているのも多少苦痛だったのです。とはいえ、自宅にバランスボールはかなり邪魔です。

そこで代用品を探していて見つけたのが、バランスクッションでした。エアーポンプで膨らませたゴムのクッションです。これは体幹トレーニングなどに使うもののようなのですが、単にクッションとして座っているだけでも良くて、それでもバランスボールと同じような効果があります。

スイスにはあまり選択肢がなかったので、一時帰国中に日本の通販で買いました。スイスに比べてびっくりするくらい安いのです。これならお試しで使ってみて、効果がなかったら諦めることもできます。私は、大満足でしたが。背中が痛くて困っていらっしゃる方は、一度試してみるといいですよ!
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Posted by 八少女 夕

卵焼き器を使う

今日の話、『美味しい話』カテゴリーにしようかとも思ったんですけれど、中身から鑑みてとりあえず『生活のあれこれ』の方につっこんでおきます。

つい先日、挽肉がお買い得になっていました。それに、挽肉を買うとちょうどポイントが二十倍になるという時で、つい買ってしまいました。私は買い物は1週間に一度しか行かないのですけれど、挽肉はアシが速いので、買ってきたらわりとすぐに調理して冷凍か冷蔵し、使う日に温めてソースにからめるということが多いです。

で、「やらなきゃ」と思いつつも「うーん、面倒くさい」と一瞬躊躇したんですよ。何が面倒くさいかというと、ポロポロに炒めるのは大して面倒ではないのですけれど、よくやるので今回はハンバーグか、肉詰めか、その手の塊になるものを作りたかったのです。その一つ一つ丸める手間が面倒だと思ってしまったのですね。

それで、タネを作る所までやってから、卵焼きパンに詰めてオーブンで焼いてみました。(注・卵焼きパンとは、取っ手のとれるティファールの卵焼き器の形をしたものです。これって、日本にしか売っていないんですよ)

出来上がったものを適当にカットしたら、それでOKでした。

ミートローフ風

この卵焼き器を使う料理はいろいろとバージョンがあって、例えばたこ焼きや餃子などのレシピをネット上でよく見かけます。丸いたこ焼きはたこ焼き器がなければできないですし、餃子は一つ一つ包む手間があります。それを省略して、味だけオリジナルのままにするレシピです。フラットに長方形の形で焼いたものを切るんですね。

もちろん、作る本人が「どうしても丸いたこ焼きを作りたい」「餃子を包む作業をするのが大好き」という方は、オリジナルの作り方をすればいいと思いますが、同じ味であれば楽をして、その代わりもう少しちょくちょく作ってみたいと思うのであれば、それでいいように思うんですよね。

料理をなさらない方は、ピンとこないかもしれませんが、仕事が終わって疲れ切った時や、ぐずった子供の世話をしてようやく料理が出来るようになった時、その他のいろいろなシチュエーションで、「肉をダンゴにする」「皮で包む」もしくは「素揚げをしてから更に煮る」といったほんの少しの手間を考えてうんざりしてしまうことってあるんですよ。それでも、家事は毎日待ったなしで、やらざるを得ない。だから、つい楽をするためにスーパー惣菜に頼ってしまったり、外食で済ませたいと思うこともありますよね。

そんな時に、「この方法なら、見慣れている見かけとは違うけれど、味はほとんど一緒」で済む調理法があれば普通に使っていけばいいんじゃないかなと思います。少なくとも私はそうします。それで連れ合いが見かけがどうこう言っても無視。もっとも、彼は、料理の見かけにはほとんど文句を言いません。

卵焼きパン、このほかにもスペイン風オムレツ、トルティーリャを使うのによく使います。一口サイズに切って楊枝で刺すと、タパスとして出す時に好評です。
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Posted by 八少女 夕

ソファを買い換えた

今日は、自宅で進めている片付けについて。

私が連れ合いと住んでいるフラットは、東京の住宅事情に慣れていた私には十分すぎるくらい広いのですけれど、本来は独身者用らしいです。「へえ。2と1/2なんだ」という感じですね。

スイス(や多分ドイツなどもそうだと思いますが)の部屋の数え方は、日本とはちょっと違います。日本だと1LDKなどといって、リビングは一部屋に数えていませんよね。こちらではリビングも数えます。そして、別になったキッチンはなぜか半分で数えるようです。

我が家を日本式に説明すると1LDKで、バスタブ&洗濯機乾燥機つきなところが、普通よりも豪華です。その話はともかく。

このリビングが、私にとってはとても広いのです。35㎡のリビングって、今のおしゃれなマンションなら普通なのかもしれませんが、「ここって独身者用だから狭くてさ、それで引っ越すんだ」というフラットにしては広くありませんか? ダイニングキッチンは別ですし。

さて、このリビングには、真ん中に薪ストーブがあって、そこで大体二つに分かれています。キッチンに近い半分は、私のオフィス的に使っている机と本棚、テレビ、それに昼寝や来客用に使っている小さな簡易ベッドを置いています。そして、残りの半分に、薪を入れておく大きな箱、もらったソファ二つと安楽椅子、それにCD用の飾り棚が置かれています。もらったソファのうち、革張りの一つはとても座り心地がいいのでそのままでよかったのですけれど、残りの面積の半分を占めていた巨大ソファがどうも氣に入らなかったのです。

旧ソファ

いただいたものですし、色が氣に入らなかったのは布でカバーして15年以上使ってきたのですけれど、このソファが場所を占めているおかげで、増えてきたものをしまう場所がなくてイライラしていました。この写真では、何も載っていませんが、連れ合いが雑誌を山積みにして、文具やリモートコントローラーを放置し、さらに脱いだ洋服も掛けて、どんなに言っても片付けてくれません。そりゃ片付けられませんよ、しまう場所もないんですから。

それで、ついに私がキレて「ソファを買い換えたい」宣言をしました。連れ合いは最初は反対しましたが(彼はまだ使えるものを変えることにひどく抵抗するタイプ)、購入・搬入、前のソファの処分まで全て私が一人でオーガナイズすることを約束してOKを取り付けました。彼に手伝ってもらうと、決意してから実行するまでに何年もかかるので、一人でやらせてもらった方が話が早いのです。

(そういえば、ダイソンのハンドクリーナーを買う時もものすごく抵抗されたけれど、今や彼の方がずっと氣に入っていてほぼ乗っ取られています)

前のソファはベッドにもできなかったので、来客が来ても泊めることもできませんでした。いや、私の女性客が来る時は、寝室に泊めるのでいいんですけれど、簡易ベッドではまずいタイプの男性客が来ると義母のゲストルームに行ってもらうことにしていました。義母が年をとってきて、そうやって押しつけるのもまずいなと思っていたので、その問題も解決できるベッドになるソファを探してみました。

新旧ソファ

新しいソファが木曜日に無事届きました。そして、古い方は、持っていってもらいました。下が新しい方。並べると占めている空間の違いがわかりますよね?

新品を買ってもよかったのですけれど、環境問題、搬入の問題、前のソファの有効利用などを考えて、リサイクルショップから購入しました。こちらのリサイクルショップは、要らないものをタダで寄付し、その代わり買う方も新品を買うよりずっと安い値段で手に入れることができるシステムです。私が買ったものは、見かけは新品と変わらない感じで、とてもしっかりしている上、背もたれと肘掛けを取り外すと120㎝×210㎝のフラットなベッドになります。シンプルな形状のおかげで、カバーをつけるのも簡単です。しかも、以前のソファはその形状と置いた位置のせいで、窓のブラインドの開け閉めが大変だったのですが、その問題もなくなりました。

ソファ買い換え完成形

カバーをつけて完成。これ、自分への誕生日プレゼントです。(本日、4日が誕生日)

これで、前のソファで使っていた約1/3のスペースが空きました。ここをどう変えていくかは、連れ合いと相談の上です。全部一人でやると、またへそを曲げるので。
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Posted by 八少女 夕

スイスで運転 -3- ナンバーの話

自動車の運転の話の続きです。今日は、走行中に見かける他の車の持ち主についての考察です。

走っている車がどこから来たのかナンバーを見ればわかるのは日本と同じです。まあ、日本だと日本以外国のナンバーが走っていることはものすごく少ないと思いますが、陸続きの国なのでこちらは国際色豊かです。

私の住んでいる地域、つまり私がよく運転する道のあるところは、アルプス山脈を突っ切ってイタリアへ行くルートにあたります。州のナンバーの車も多いですが、外から来るナンバーもたくさん見かけます。スイスは四国よりも少し大きいぐらいの小さい国ですから、隣国から、もしくは隣国へのルートとして通る車両も多いのです。

こちらはスイスの車のナンバーの一例です。画像はWikimedia Commonsのものです。左のマークからこれはスイスの車で「GR」とあるのが州の略称です。これは私の住んでいるグラウビュンデン州の車。「3」なんて一桁のナンバーは、州の公用車ですね。

Autokennzeichen GR 3
By upload by Adrian Michael (Own work) via Wikimedia Commons

ナンバーは、日本と違って車に所属しているのではなく所有者に所属しています。つまり自動車運転免許の保持車で且つ自家用車を運転する私に専用のナンバーがあり、それは車を買い換えてもずっと自分のものです。そして、ナンバーは相続もできるのです。たとえば「12345」のようなレアな番号だと高いお金を払っても相続する人が多いと思います。四桁ナンバーはちょっとしたステータスです。三桁になるともっとレアですね。

KFZmod
By LuisCosta (Own work) via Wikimedia Commons

こちらはヨーロッパ連合のナンバー。左のブルーと星のマークが共通で、その下に国の印がついています。「D」はドイツの車両です。ドイツ、イタリアの車はよく見かけます。オーストリアやフランスもそこそこいます。オランダや英国ナンバーとなるとぐっと少なくなりますが、夏休みシーズンにはたまに「これはどこだっけ。あ、リトアニアだ!」なんてのも走っています。

まだナンバーを見る前に「これは〇〇の車だ」と予想もします。それぞれ特徴があるんですよ。スイスの車でもやたらと急いでいるのはチューリヒのナンバーが多いです。

危険な追い越しをするくせに、うまくカーブを曲がれないので山道で追いつかれてしまうのはドイツの車に多かったりします。イタリアの車は追い越しに命をかけているタイプと、なぜかウルトラ遅い車にきっかりと別れています。後ろから観察していると同乗者と身振り手振りを交えながら喋りまくっているのが遅いようです。イタリア人らしいでしょう?

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Tag : 運転の話

Posted by 八少女 夕

ダイソンV8買っちゃった

自分の誕生日用に大きな買い物をする事は、珍しくないのですが、今年は二つ目……。でも、家事のために必要なものだから、いいということにしてもらいましょう。

ずっと欲しかったのが、ダイソンのコードレスクリーナーです。それをついに買ってしまいました。ハンドクリーナー兼用で、コード付きとかわらないくらいパワフルな便利な掃除機です。


New: Dyson V8 Cordless Vacuums - Official Dyson Video

我が家には階段はないのですが、それでもコードのある掃除機では使うのにストレスフルな場所が結構あったのです。

それで、十年以上前にE社製のコードレスクリーナーを買ったのですが、吸引力が全然足りなくて、ほとんど使い物にならなかったのです。「コードレスはだめか……」と諦めていたのですが、ネットでは「ダイソンのは吸引力がぜんぜん違う、高いけれど」とい評判を目にして「う〜ん、どうしようかなあ」と思っていたのです。ネットでは、もう一つとてもいいといわれるM社のコードレスクリーナーもありましたが、日本でしか売っていないものは、コードの形状が違うので充電できませんし、どうしようもありません。

そして、ネットで色々と調べる事数ヶ月。ダイソンには色々とモデルがあるのですが、我が家はフローリングが主ですので、ソフトクリーナーモーターヘッドといわれる、吸い込みパーツのあるものが欲しくなりました。スイスでそのパーツを買うとなると「Absolute」もしくは「Fluffy」といわれるシリーズになります。で、値段を比較したら、一つ前のモデル「V7」のソフトクリーナーモーターヘッドしかついていない「V7 Fluffy」と50CHF(5600円くらい)しか違わないのに、カーペット用のダイレクトドライブクリーナーヘッド、マットレスなどにもいいミニモーターヘッドなどがついていて、稼働時間も十分長い四十分の「Dyson V8 Absolute」を買うのが一番いいという結論になりました。(すみません、文字だと今ひとつ伝わりませんね。詳しくはダイソンのページを見てください)

そして、確かに高いんですけれど、日本のサイトでほぼ同じモデルの値段を見たら、「あれ? こっちではずっと安いぞ」。今月は、普段行っているスーパーで電化製品のポイントが十倍で、さらに「Dyson V8 Absolute」が20%オフ。つまり、買うなら今しかないという千載一遇のチャンスが巡って来たんです。結局480CHF(54700円ぐらい)で買えてしまいました。もちろん、掃除機としては少し高いですが、毎日使ってその便利さを実感しているので、納得の買い物でした。
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Posted by 八少女 夕

スイスで運転 -2- 高速道路を行く

自動車の運転の話の続きです。今日は、スイスの高速走行の話です。

峠道

スイスには大きく分けて三種類の公道があります。高速道路と、自動車専用道路と、一般道です。このうち高速道路と自動車専用道路ははっきりと分かれていなくて、高速道路が区間によって自動車専用道路になったりします。違いは最高速度と走行の形態でしょうか。高速道路は最高時速が120㎞、少なくとも広い二車線があり、中央分離帯もありますが、狭い山間にはこういった道を建設できない場合もあるので、最高時速が制限されたり中央分離帯のない一車線ずつの道になることもあるというわけです。

一般道は街中は最高時速50㎞、それ以外は最高時速80㎞です。もちろん場所によって最高時速がもっと制限されることもあります。

ParkerとVignette

この写真、三年も前のものですが、たまたまあったので。

右側のフロントガラスに貼ってあるピンクのシールがありますよね。これはヴィニエッテといいます。真ん中の数字はいつの年のものなのか、これは2014年のものですね。このシールは40フラン(4600円程度)するのですが、スイスの高速道路を走行する時にはつける義務があります。一度のために買うのは高いですが、一年間有効なので毎年買います。

先年、このヴィニエッテを100フランに値上げするかどうかが国民投票にかけられました。(私にとって)幸いな事に、この案は否決されたので、ここしばらくはこの値段で毎年走れそうです。あ、私はスイス国籍を持っていないので、投票権はありません。

隣国のイタリアやフランスは、日本と同じで高速を通る度に料金を払うのですが、スイスはこの年に一度のヴィニエッテで乗り放題です。ですから、スイスの高速道路には料金所がありません。

スイスに住んでいて車を持っている人は当然ながら毎年購入しますが、旅行で例えばドイツからイタリアに行くような場合も、スイスを通る以上このヴィニエッテを購入しなくてはなりません。黙って貼らずに行ってしまう人もいるようですが、休暇の時期は警察がよく抜き打ち点検をしているので、捕まると100フランの罰金です。貼っておきましょう(笑)

スイスの人たちはかなりきちんと最高速度を守ります。かなりたくさんの取り締まりがある事も関係していると思うのですが、自主的にもちゃんと守って走る人の割合が日本よりも多いように思います。

私が日本の自動車免許をとったのは○十年昔なので今はわかりませんが、日本だと「最高速度を守るよりも流れを優先しろ」という事を言う方もいらっしゃいました。つまり「空いている高速道路で時速100キロで走るなんて」なんて方がけっこういたのです。

私の住んでいる地域では、面白いなと思うんですけれど、例えば最高が120㎞だと時速120㎞から125㎞の間で走る人が多いのです。時速125㎞は、取り締まりで違反切符を切られない最大許容範囲5パーセントを足した速さです。時計のように正確な国民性をここでも感じます。横をビューンと時速150㎞くらいで危険に追い越して行く車をみると、大抵ドイツかイタリアのナンバーなのも笑えます。あ、スイスの車でも、チューリヒナンバーの高級車も速いかも。

ただし、どんなに急いでも、そんなに早くは目的地に到達できないのが山です。追い越し車線がずっとなくて、一番前に巨大なトラックが時速70㎞でノロノロ走っているところで詰まっているうちに、さっき追い越されたこちらが追いついてしまうなんて事もしよっちゅうです。

東京で日常茶飯事だったようなひどい渋滞は、普段はありません。事故があったり、連休の前や子供の夏休みの始まった週などは、それなりの渋滞になりますが、私たちはそういうひどい渋滞があるとわかっているときはそもそも高速道路を使いませんね。休暇も、そういう混む時期は避けます。子供がいないので休みが他の人とずらせることがありがたいです。
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Posted by 八少女 夕

スイスで運転 -1- 運転することになったわけ

今日は、自動車の運転の話をしてみようかなと思います。別にシリーズにしようと思っているわけではないですが、話題がとっ散らかりそうなので、少なくとも二つには分けようと思い「-1-」と書きました。

TOYOTA Yaris

日本では東京に住んでいたので下手くそな運転で車道に出ようとは思いませんでしたが、現在住んでいるところで自家用車なしで暮らすのはちょっと大変です。

普段の通勤は健康のために自転車で行くのですが、例えば真冬でマイナス十五度を下回ったり、大雪ともなると自転車で片道二十分の道のりは危険です。かといって、公共交通機関を利用して会社に遅刻しないためには、一時間に一本しかないバスを乗り継ぐために、いつもよりも一時間早く家を出て、出勤すべき時間の五十分前に到着するというまったく笑えないダイヤ。歩いても五十分あったら着きますけれど、真冬の早朝にそんなに長く歩いていたら凍えます(笑)

何をするにも一時間に一本のダイヤばかりを氣にしているというのはとてもストレスです。通勤の例外だけなら我慢しますけれど、週に一度の買い物に行くとか、家族を病院に届けるとか、友人と夕食するために州都まで出るなどの用事がいろいろとあるので、その度に困るのです。州都から戻る終電は夜の八時。スイスの人たちと付き合うと「そろそろ帰るわね」と言い出してから、本当に席を立つまで一時間くらいかかるのが普通なので、電車に乗るために速攻でさよならをするということができないのです。そんなあれこれを考えると、そもそも夕食する時間がありません(笑)

家庭に車が一台もないと、そうした用事があるたびに、誰かに友人に送迎を頼まなくてはなりません。タクシーも地域に数台しかいないので連絡してもこないこともあるし(運よく来ても初乗り二千円を超えてます)、この田舎では大変ストレスなのです。

私が運転することになったのは、連れ合いがバイクの免許しか持っておらず、今は亡き義父はパーキンソン病で運転を止めるように医者に言われ、義母は免許を持っていなかったので、たとえペーパードライバーでも私がやるのが一番早いと思ったから。今から十五年以上前の話です。

最初の車は、その義父からのお下がりでしたが、五年ほど前にオシャカになったので、生まれて初めて自分で車を買いました。あ、中古です。そのかわり、スイスではポピュラーではないオートマ車は、中古市場の中では比較的割高です。が、これは運転のストレス削減代と割り切ってオートマ車オンリーで探しました。上の写真がそれで、TOYOTA Yarisという車種です。日本だと、ヴィッツっていうんじゃなかったかな。

上にも書きましたが、私は自他共に認める運転下手です。日本では、車道に出るのも怖かったのですが、田舎なのでさほど交通量もなく、練習するにはいい環境でした。連れ合いの親切な友達が何度も隣に乗って教えてくれたのもラッキーでした。

交通の法律や標識自体は、日本とはほとんど違いませんし(ラウンドアバウト、三叉路、それに踏み切りの渡り方などが少し違いますが、慣れれば問題はありません)、一番問題だった駐車の仕方も、今ではとくに問題なくこなせるようになっています。それに、「ちょっとこの駐車スペースは苦手っぽいかも」と思ったら、別のところに停めればいいんです。東京と違って、一度空いているスペースを逃したら二度と見つからないというわけではないので。

スイスは、ヨーロッパ(大陸)の他の国と同様に右側通行です。これも慣れの問題です。今では間違えなくなりましたが、最初は二度ほど間違えました。交通量の多いところは、前の車がいるので間違えないのですが、誰もいないところで右折して氣がついたら左側に入っていたことがあったのです。右側通行の国をレンタカーで運転なさる予定のある方は、こういうシチュエーションが危険なのでお氣をつけください。

次回は、スイスの高速道路の走行について書きますね。
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Posted by 八少女 夕

シュピューラー

ええと、本日の記事は、尾籠ですので、お食事中の方はお読みにならない方がよろしいかとおもいます。といっても、べつに生々しい話ではありませんが。

というわけで、若干スクロール用空間を……。




















そう、トイレで使う商品のお話です。「えっ。あの八少女 夕さんがトイレに行くの? ショック!」という方はさすがにどこにもいらっしゃらないかと思いますが、お通じの件を話題にするのはどんなものかと若干迷ったことも付け加えておきましょう。もっとも、冗談とは言え、風呂場で「はらり」なんて小説を発表してしまったブログですからね。何でもありでしょう。

今の日本の都会だと、どこに行ってもウォシュレットがついているじゃないですか。私が子供の頃は、そんなもののある家はありませんでしたし、当時は「洋式なんて汚いから和式にしか入らない」なんて事を言っている人も多かったのですよ。今は時代が変わったようですね。

ヨーロッパで、というか日本以外の国で、ウォシュレットを見たらかなりラッキーだと思ってください。今は売り出していますけれど、実際についているのを見たことはありません。今まで一回も。

イスラム系の国の田舎だと、紙がなくて常備してある水と自分の左手で綺麗にするらしいですが、私は幸いその事態にもなったことはありません。いや、慣れの問題だと思いますが、やっぱり抵抗ありますよ。

で、ヨーロッパでは通常どうなっているのかというと、普通に紙を使うか、いわゆるウエットティシューを使うのですね。普通のウェットティシューと違ってトイレに流してもいいというものがありまして、「ただし一度に三枚までにしてね」と書いてあったりします。

トイレのお供

スイスのトイレは、基本的にどこも水圧が高いので、これでもいいのですが、例えばポルトガル辺りだと「トイレットペーパーも流さないでください」という所もあります。そういう場合、このウェットティシューは論外です。

それに、いくら流してもいいとは言え、このトイレ用ウェットティシューは長い目で見ると環境問題になっているのですよ。浄化の大きな負担になっているのですって。

私は、環境保護狂ではないのですが、やはり毎日のことですので地球に負担をかけ続けていると知っているのに続けるのは抵抗があります。それに、私は経費毒という問題にも敏感でして、たまになら全然氣にしませんが、毎日なんだかわからない化学薬品が肌に触れているのもなと思ってしまうのです。

じゃあ、高くても自宅にウォシュレットを取り付けるかというと、そんなことはしませんよ。電氣を無駄にしないというのも、ポリシーですから。

トイレのお供

それで、考えたのですよ。ウォシュレットがないと生きていけない現代の日本人が、海外旅行に行く時に使う便利用品が絶対売り出されているはずだろうと。で、見つけました。幾種類もありました。二つほど買ったのです。というのは、ひとつは会社に置きっぱなしにしているからなのです。

どちらも中に水や温水を入れて、手で押すとノズルから水が出てくるという商品です。電源がいりませんので水さえあれば永久に使えます。バッテリーチャージみたいな手間もありません。水は使用する時に入れればいいので、持ち運ぶときは軽いです。

最初に買ったのが紫色の方で、水量たっぷりというのが売りでした。それに、ノズル部分が頑丈で全然壊れそうもありません。

でも、ちょっとみかけが微妙な感じです。しかも、ノズルを取り外して専用袋に入れても、いかにも大きくて邪魔です。しかも、トイレの個室の中に水道があればいいですが、普通は外にありますよね。取り出してこれに水を入れてセットするのはかなり恥ずかしいのですよ。そういうわけで、持ち運びはしたくなくなってしまったのです。これは自宅専用になりました。もっとも頑丈なので、いつまでも壊れません。このどぎつい紫をいつまでも使い続けるんだろうか……。

トイレのお供

次に買ったのは、「シュピューラー」という商品です。入る水の容量は少ないんですが、実際には使い方の工夫次第で、この量でも十分だったのですよ。

これね、さすがに日本製でして、もう一つの商品で私の持った全ての不満が解消されているんです。ノズルを引き出して使うのですが、これをしまってしまうともう本当に何のボトルかわからないんです。水を入れるときにも、ノズルは仕舞ったままでいいので、なんのボトルに水を入れているのかわかりにくいのも○。色も白くてどぎつさがありませんし、それにこの小ささがポイントです。バックの中で全く邪魔になりません。旅行用と会社用と二つ買って愛用しています。

うちの会社のトイレは、男女別の個室にたった一つの便器と洗面台、その洗面台の上に棚という作りになっていて、棚の中におきっぱなしにした「シュピューラー」を取り出して、温水を設置、それから使用、そのあとに濯いで拭いてしまう、という一連の作業が密室内で可能。

ずっとその洗面棚に入れっぱなしだったのですが、だれからも「これ何?」と訊かれたことはありませんでした。本当にただの普通の空ボトルに見えるんですよね。たぶんバックに忍ばせていて、なんかの拍子に誰かに見られても興味を惹くことはないと思います。そういうことって、実はとても重要なんだよなあと思いました。

(ただ、残念ながら、ある日なくなってしまったのです。ゴミだと思われて捨てられてしまったのか、それとも「これは便利だ」と盗まれてしまったのか、なんか訊いて回るのも嫌だったので、黙ってもう一つ購入してそれからは置きっ放しにしないようにしました)

海外旅行で「ウォシュレットないと困る!」と思われる方、これ、本当におすすめですよ。ま、旅行程度なら、流せるウェットティッシュでも問題ないでしょうが。

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Posted by 八少女 夕

コップ代わりに

またトラックバックテーマから題材を見つけてまいりました。でも、やっぱり「生活のあれこれ」に入れてしまいます。そもそものテーマは「ペットボトルを買う派?ドリンクボトルを使う派?」なんです。

結論は「どちらかといえばドリンクボトル派かな」ですね。なぜそう歯切れが悪いのかというのも含めて書いてみようと思います。


まずペットボトルを全く買わないかと訊かれると、買うこともあるんです。でも、環境問題とBPA(ビスフェノールA)問題の両方の観点から、私はプラスチックの使用を意識的に減らそうとしているのです。といっても現代社会に生きる限り、ゼロにすることは不可能なので、「意識せずに使った場合の半分以下にする」程度のゆるい減らし方です。で、そうなると「ペットボトル飲料を常時買う」ような行動パターンは避けるわけです。それに、そもそも、通勤途上に買いたくなるようなペットボトル飲料がないんですよ。

珍しく長時間電車に乗るような時、スイス旅行したことのある方はご存知かもしれませんが、車内販売でペットボトルを買ったりすると、ただの水でも450円くらいかかります。海外旅行中で「それもいい思い出」の方はいいんですが、住人の私はそれはちょっと我慢ならないので、水くらいは持っていきます。かつては小さめのペットボトルの再利用をしていたのですが、今はこちらを使っています。

ミニ魔法瓶

このドリンクボトル、タイガーのものなんですが、魔法瓶のように保温機能があるのにものすごく軽いのです。ペットボトルを持ち歩く利点は軽さと壊れないことに尽きると思うのですが、このドリンクボトルはそのペットボトルのアドバンテージに肉薄しているのです。かつ、半日経っても熱々という驚異の保温力や、ステンレス製で洗いやすいこと、色移りしないこと、熱い飲み物を入れてもBPAは大丈夫かと考えずに済むことなど、ほかの利点があるので、旅行や外出に持っていくことは多いです。

サイズは、一番小さいものにしています。200mlですね。これ以上はかさばりますし、本体は軽くても液体が入るとその分重くなりますから、大きなボトルにすると結局重くなります。「重いから持っていかなくてもいいか」と思うようになってしまうんです。

さて、上のリードで、私の歯切れが悪かった理由はこの辺にもあります。私はあまり持ち歩きのドリンクでこまめに水分補給ってしないんですよ。数時間続けて電車に乗るとしても、このボトルで一杯飲むかどうか、持っていなかったらそのまま次に停車したところでカフェに入って、そこで何か飲み物を注文します。

旅行をしたり、遠出をしたりする時に、特に目的もなくカフェなどでまったりすることが多く、さらに電車の乗り換えなどで三十分以上の待ち時間があったらカフェに行く、などということをしていると、結局飲み物を持ち歩くかどうかはそんなに重要じゃなくなることが多いのです。

連れ合いとバイクの旅行に行く時も持っていきますが、実を言うとあまり使わずに帰ってくることも多いんですよね。でも、いざという時には重宝するので、やはり「どちらかというとドリンクボトル派」ですね。

こんにちは!トラックバックテーマ担当の三浦です今日のテーマは「ペットボトルを買う派?ドリンクボトルを使う派?」ですお水は常温で飲むのが好きな三浦です去年から節約のために水筒を持ち歩いています最近ではマグボトルというオシャレな名前がついていたり、透明なものや、スタイリッシュなデザインのものも増えていますよね冷たさや温かさをキープできるのも便利ですみなさんはペットボトルを買う派?ドリンクボトルを使う派...
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Posted by 八少女 夕

目を守る

今日はトラックバックテーマでもあるんですが、一応「生活のあれこれ」カテゴリーに入れてみました。テーマは「サングラスをかけますか?」だそうです。

で、かけます。以前「眼鏡の話」という記事でも語りましたが、昔から酷使してきた目を、ここ数年必要にかられて保護しています。

昨年の秋に日本に行った時に、遠近両用眼鏡と中近両用眼鏡を作ってきました。中近両用の方はブルーライトのカットを強くしてもらって会社での仕事専用に置きっぱなしにしています。そして、下の写真の水色のフレームのものが、それ以外の時間に使っている遠近両用。JINSという会社で作ってきました。ほとんど違和感なく使い始められ、現在ではもともとの眼鏡に戻れないほど馴染んでしまいました。

クリップ・オン・サングラス装着

そして、屋外に長時間行く時は、さらにサングラスを掛けています。色が変わるものや、そもそも完全に掛け替える度入りサングラスなども検討したのですが、現在一番都合が良くて使っているのが、このクリップ・オンタイプのサングラス。これは白内障や加齢黄斑変性の原因となる紫外線と青色光線(ブルーライト)をカットしてくれるそうです。通販生活で買いました。

色が黄色いので、眩しい昼間から、暗くなったり屋外に入っても特に問題なく見えます。もちろん屋外に長時間いる時には外しますが、キオスクに寄るときぐらいならこのまま。

オーバーグラス式サングラス

こちらは以前もご紹介したことのあるオーバーグラスタイプのサングラス。主にドライブで使っています。これの優れたところは、前方だけでなくサイドもサングラスになっていて、ドライブ中に西日が横から入ってきて辛いときなどもカバーしてくれるのです。運転中は横を向いたりできないし、高速などでは勝手に停まれないので、このサングラスは本当に便利です。

こんにちは!トラックバックテーマ担当の三浦です今日のテーマは「サングラスをかけますか?」です夏は日差しが強く、まぶしいですよね街中ではサングラスをかけている方が増えた気がします三浦は自転車通勤 なので、サングラスはマストアイテムです 車を運転される方 や、ファッションでかけている方も多いと思いますが皆さんはいかがですかあと、外国人の方はめちゃくちゃサングラスが似合ってかっこいいですよねサングラス...
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Posted by 八少女 夕

お風呂

今日は短く行きます。なんだかいつも妙に長文になってしまうので。

お風呂が好きです。

温泉も大好きだけれど、ヨーロッパの温泉というのは「温水プール」なので私の好きな温泉とはちょっと違います。露天でまったりする温泉が好きで、別に水着を着て泳ぎたいわけじゃないので、ヨーロッパのウェルネス休暇にはあまり興味がありません。

で、お風呂が好きなので、自宅ではほぼ毎日湯船に浸かります。日本の方は「何あたり前の事を言っているんだ」とお思いになるかと思いますが、欧米の生活から言うとこれは「異常」です。普通は軽くシャワーで、自宅に湯船がない方も多いのです。

結婚したての頃、「毎日浸かる」ということで、連れ合いと少し文化的な争いになった事があります。しばらくして彼が慣れてその争いはなくなりました。私が彼の葉巻や飲酒に何も言わなくなり、彼が私のお風呂に何も言わなくなったという感じでしょうか。

でも、一応、控えめにします。シャワーの一回分は湯船で使うお湯の半分程度と言われたので、基本的には湯船の半分程度を目安にお湯を張ります。まあ、時々それよりも多くなりますけれど。

滅多にやらないけれど、時々入浴剤を入れて温泉ごっこをしたり、リラックスするために精油を入れたりする事もあります。それと、石鹸やシャンプーなどは昔は「安いものでいいや」だったのですが、最近は自分が使って幸せになるものを厳選します。

引越すとしても、たぶんバスタブがあることは優先順位が高くなるだろうなあ。同時に、水がウルトラ貴重な国には住めないかもと思っています。
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Posted by 八少女 夕

二代目・ブラウン マルチクイック

以前(2014年でした)、「なくては困るもの」という記事でご紹介した事がありますが、私の料理で本当に「なくては困る」状態で活躍しているのがブラウンのマルチクイックというハンドブレンダーです。

ブラウン マルチクイック5

ミキサー、チョッパー、泡立て器の機能を全て一つのモーターにアタッチメントを付け替える事で実現するのですが、これが本当に便利なのです。上の写真のように、モーター部分は小さくて、大きめのマグカップにぽんと入れておくだけで場所はとりません。重くて水がかかってほしくないモーター部分が取れる事で、他の部分を洗うのがとても楽なのがこの商品の何よりもの強みです。あまり使わないけれど、アイスクラッシャーもついていました。そして、去年からは新たに野菜のスライサーとパンの生地もこねられるアタッチメントも購入して、とても便利に使っていました。

ところが、先日、モーターがお釈迦になってしまったのです。おそらく犯人は私です。刃が引っかかっているのに、無理して回していたせいだと思います。しくしく。困りましたよ。モーター部分がなければ、全てのパーツが役に立ちません。そして、私の料理のかなりの部分はこのマシンに頼っていたので、ものすごく不便になってしまいました。速攻でネットで同じマシンのモーター部分のみを探しました。ありませんでした(笑)

ブラウンの公式ページを見ると、現在売っているのは同じマルチクイックでも9というシリーズ、私のマルチクイックは5です。新しい方が新機能などがあるのは間違いないのですが、こんなにあるアタッチメントがみんなゴミになるのは嫌です。それにまた一から揃えると結構な出費に。

それで同じパーツが使えるものは売っていないか探すと、ありました。同じ5のシリーズで、私の持っていたものは600Wだったのが750Wに変わり色も変わっていますが、そんな些細な事は全く問題なし。モーターだけの販売はありませんでしたが、一番簡単なパーツがついているだけのものがあって、値段もOK。即ポチッと注文しました。

ブラウン マルチクイック5

三日ほどして新しいモーターが届いてから、早速毎日便利に使っています。今度は壊さないように無理して回し続けたりしないようにしなくちゃ。
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Posted by 八少女 夕

ウルトラ乾燥に対抗して

ハンドクリーム

子供の頃、祖母の手がしわしわなのを見てかわいそうだなと思ったことを記憶しています。その手の甲には、シミもたくさんあって、爪も当時の私の桜色の爪と違って白っぽくってざらついていました。

それから○十年。自分の手がどちらかというと祖母のものに近づくとは。まあ、そういうものです。我が家は肝臓の弱い家系なのですが、そのせいなのか祖母は身体のあちこちにシミがあり、氣にしていました。私の年齢はまだ当時の祖母と比較するとひと回りは若いから比較は出来ないかもしれませんが、手のシミはまだ「よく見るとひとつ2つ」程度。顔にはもっとありますけれど。

もっとも、乾燥しているせいか、ザラザラしてきて「これはまずい!」と思ったので、ここしばらくちゃんとケアしています。そう、それまではほとんど何のケアもしないでいたんです。

食器は主に食洗機で洗うので、手で洗うのはそれほど多くありませんが、実は手袋をしていません。ドイツのFloschという環境に優しい洗剤を使っているのですけれど、それのおかげか洗いものではほとんど手荒れをしないんです。

でも、冬になると、やはりとんでもなく乾燥しているせいか、かなりザラザラ。それに踵の肌荒れもひどくて。

で、この冬はL'Occitaneのハンドクリームを買ってきて毎日擦り込んでいます。シアバター入りで、なかなかいい感じです。

買うときに、ミニサイズにするか、このお徳用の大きさにするか迷ったんです。かなりお高いじゃないですか。結局大きい方を買ったので、使わないままに放置せずに、毎日せっせと塗っています。使わなくなるとすぐにまた荒れてきますから、とにかくなくなるまでせっせと塗ろうと思っています。その代わり、次のはポルトに行く時に空港で小さいのがいくつか入っているお徳用セットを買うつもりでいます。

子供の頃の肌に戻るわけではないですが、「冬だ、まずい状態だ」の手が、握手しても恥ずかしくないぐらいにはなりましたよ。

それに、踵です。とんでもなく荒れていたのが、「人間の踵」になってきました。まだ「女の子の踵」って訳ではないですけれど(笑)
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Posted by 八少女 夕

救い出してみたら

scriviamo! 2017、ありがたいことに続々とご参加いただいています。頑張って書いてお返ししていますが、あまりに小説が続いているので、今日は別の話題を。時間稼ぎとも言う?

お茶セット

日本に一時帰国していた10月のこと。実家に滞在しておりました。

朝、母が「燃えないゴミがあったら今出して」というので、玄関の前に出しにいったら、可愛いボーダー柄の瀬戸物が2つありました。

母に訊いてみたら、プリンか何かが入っていて、食べ終わったあとも洗ってしばらく使っていたのだけれど、場所もないしもういいかと思って処分することにしたというのです。

私は「う〜ん」と悩んでしまいました。他に何も持っていくものがないならばともかく、ものすごい量の(くだらないものも含めて)荷物をスイスに持ちかえるので、よけいなものは増やしたくない。

でも、この形と大きさがちょっとツボにはまったのです。

蕎麦猪口サイズの食器も欲しいなと思っていたのですが、それにちょうどいいものはまだ買えていませんでしたし、日本茶だけでなく紅茶などを入れても良さそう。なかなか使いでがありそうです。それで、最終的に氣にいらなかったら小さい植物の鉢にすればいいやと思って、持ち帰りの荷物に入れたのです。

で、帰って来たら、なんと一番お氣に入りのティーカップになってしまいました。

基本は、これにほうじ茶を入れて飲んでいるのですが、紅茶を入れたり、ジャスミンティーを入れたり、ミニサラダやポタージュを入れたり、使い道がいろいろあるじゃないですか。重ねて収納できるのもいいところ。

なかなかいいものをゲットしてきたぞとホクホクしている私です。
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Posted by 八少女 夕

眼鏡の話

連れ合いと出かけると三回に一度位は「あ。眼鏡を忘れた」「サングラスがない」という話になります。

私の方は、そういうことを言った事がありません。忘れないから。忘れるわけにはいかないんですよ、ないと見えないんですもの。私は中学校に入る前には裸眼で0.1もない近眼になっていたうえ、極端な乱視で眼鏡なしでは家の中でも歩けないのです。二十代でトライしたコンタクトレンズが体質に合わなかったので諦め、人生のほとんどを眼鏡をかけて過ごすことになりました。

メガネ

連れ合いは、55歳くらいになるまで「見えないので眼鏡をする」ということがありませんでした。ただし、サングラスは3種類くらい持っていて、必要に応じて掛け替えていました。彼はバイクを運転するのですが、昼の強い陽射しでは黒っぽいサングラス、夕暮れには黄色などいろいろと替えないといけないんですね。しかも、瞳の色が淡い緑茶色なので、濃い瞳の色の私よりも眩しさに弱いらしいのです。その分、夜に鳥目になる私と違って暗い所は強いようです。

さて、連れ合いが老眼になってしばらくは「大変だねぇ」と笑っていた私ですが、去年からものすごい勢いで進んで、私も完全な老眼になってしまいました。ただし、連れ合いと違うのは老眼鏡はいらないんです。老眼鏡をかけると見えないんですよ。反対に眼鏡を外すと見えるのです。

これは近眼の人の老眼だそうで、ものすごく困るんです。例えば手元の小さい文字を見ながら、コンピューターに何かを入力するとなると、外したり掛けたりをなんども繰り返さないといけなくなるのです。

で、今年の目の健康診断に行った時に、目医者さんに相談しました。「今すぐ遠近両用眼鏡を作らないといけないでしょうか。秋に日本に行くんですが、日本なら安く作れるんです」と。そうしたら「私なら秋まで待つわ。掛けたり外したりが我慢できるなら」と言われました。というわけで、ここまで我慢したんです。日本に行ったら、速攻で作ります。遠近両用眼鏡。ないと本当に困るんだ。まさか自分がこんなことで困ることになるとは、とほほ。

白髪染めを始めた時には、「歳とったなあ」とはあまり思いませんでした。というのは、私はものすごく早くに始まってしまったからです。19歳の時から白髪があったんですよ。だから、「普通の人とは違うからしかたない」とどこかで自分を慰めていたんですよね。でも、ここ数年、本当にあちこちにガタが出てきていて、「そうだよなあ。中世だったらもう墓場の中にいる年齢だものなあ」としみじみ思っています。

老化って、定年になってから突然始まるものじゃないんです。自分では「そろそろ本格的に中年かな」と思っている時に(実はとっくに中年だけど)どーんと、嘲笑うようにくるんですね。そうなんですよ。自分は関係ないと思っている方も、もうすぐですから。ええ。(学生さんはまだしばらく猶予ありますけれどね)

オーバーグラス式サングラス

さて、私はずっとサングラスをしなかったのですが、運転するときと連れ合いとバイクのタンデムで出かけるときは、白内障予防のために黄色いオーバーサングラスをするようになりました。通販生活で買ったものを愛用しています。これは眼鏡の上に掛けるタイプで、運転する時に優れものだと実感するのはサイドにもサングラスが入っているのですよ。運転する時って、時々、サイドから強い陽が入ることがあるじゃないですか。それでも大丈夫なので安心なのです。

が、いいのでもうひとつ買おうか、それともこれは運転用と割り切って度入りのサングラスを買うか、ちょっと迷っています。日本に行ったらそれも決めなきゃ。忙しくなりそうです。
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Posted by 八少女 夕

Weckのガラス器

本日は、生活を楽しくするグッズを紹介する「生活のあれこれ」カテゴリーの記事です。

Weckのガラス器

突然ですが、我が家の冷蔵庫は、冷蔵室に若干難があります。これはスイスの賃貸アパート面に特有の苦悩だと思うんですが、冷蔵庫って自分で買うものじゃないんですよ。もともと部屋に付いているんですね。(自分で用意するタイプの部屋もあるようですが)

で、以前の冷蔵庫は、私たちが入居する前から使っていたものなんですけれど、冷蔵室の方がはるかに冷凍室よりも容量が多かったんですが、それが壊れてしまって、新しく買ってもらえた冷蔵庫は、40%くらいが冷凍庫で、冷蔵室の容量が明らかに少なくなってしまったのです。さらにボトルを横にしてしまう棚などがついていて、それがさらに場所をとっている(笑)

で、食べ終わった食品をお皿やボウルに入れたまましまおうとすると、全部入らないということがよくあったのです。

私は週に一度しか買い物に行かないし、買い物の後に足の速いものなどはすぐに調理して常備菜に変身させることが多いです。そうすれば、食材は無駄にならないし、毎日たくさん台所に立たなくても、すぐに夕飯やお弁当が用意できますよね。

そうなると、買い物に行った直後にはどうしても冷蔵庫がいっぱいになるのですよ。

それで購入したのが、このWeckのガラス製の器です。Weckはドイツのメーカーで、もともとこのシリーズは完全密閉して長期保存するために開発されたようです。たとえば洋梨のコンポートとか、ジャムとか、その手の食品ですね。スイスのたいていの家やアパートメントには、地下貯蔵庫がついているので、そういうところで保管するんですね。

私は、これを食器兼冷蔵庫での保存用につかっているのです。プラスチックの容器をそのまま食卓に出すのは味けないですし、だいたい温めるときに我が家には電子レンジがないのでオーブンか鍋かどちらかを使います。となると冷蔵保存のときにプラスチック容器に詰めると洗いものが増えるだけです。でも、このWeckなら、食器としてもかわいいので、移し替えの手間がいらないのです。

Weckで保存

使っているのは500mlと250mlの2種類です。蓋が平なので、冷蔵室では積み重ねられます。しかも蓋は共通ですよ。

それと、いいなと思うのはラップ不要ということです。環境保護のためプラスチック製のラップの乱用は避けたいのは当然ですが、それ以外にも切実な理由があります。スイスのラップは、日本製のもののようにすっと綺麗に切れないんですよ。ラップを扱う度に、イライラ爆発なのです。どうしても必要なとき以外はラップを使いたくないのは、そのせいなのですね。

ちなみに、Weckではなくてもう少し小さい容器に何かを入れているときには、蓋としてマメ皿を使っています。
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Posted by 八少女 夕

100円じゃなくてもいいんだけれど

今日は、生活の中で思ったウルトラ小さなことを。



ふいに冷凍庫の整理をしたくなった。

うちの冷凍庫は異様に大きい。冷蔵庫の下半分が冷凍庫で、さらに別の専用冷凍庫まである。ほぼフルで働いていて、連れ合いが全く家事をしなくて、さらに平日に勝手に客を連れてきてしまうような人なので、私はいろいろな食材を下準備して冷凍庫に入れておき、30分くらいで食卓を整えることが出来るようにしているのだ。

といっても、これを読んだ人たちが想像するような洗練された冷凍庫内ではない。それが問題なのだけれど。

で、たまに「収納上手の冷凍庫はこれ」みたいな記事をネットで見かけると「あ。わたしもそれやろう」と一瞬だけ思う。今やりたいのは極薄いタッパーに食材を綺麗に詰めて立てて収納しているもの。現在はビニール袋なんだけれど、かなりぐちゃぐちゃ。自分で言うんだから間違いない。

そして、スーパーに行き、タッパーを探す。そういう収納にしたいのだから10とか20とかそういう単位で同じタッパーを買わないと意味がないのだけれど、売場で固まってそのまま挫折。お値段が高すぎる。

日本だったら、いや、私が住んでいた東京だったら、100円ショップに行っていろいろな収納グッズを大人買いしてくると思う。べつに100円でなくてもいい。300円くらいなら……。でも、ひとつ千円超えると、「今のままでも死なないから今度でいいや」って思ってしまう。

個人的には、ヨーロッパの「決して安くないものを大切にする」という考え方には賛同する。その方が環境にも、労働者にも優しいと思うし、無駄なものを買い込まなくていいのだけれど。

でも、こと便利な収納ということになると急に典型的な100円ショップ大好き日本人になってしまう私なのだった。
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Posted by 八少女 夕

灰かぶり

薪は萌える

子どもの頃「シンデレラ」のストーリーを読んで、「なんて酷い継母かしら」と憤慨していました。いくら継子だからって灰にまみれるまで働かせるなんて虐待をして、と。

もちろん当時の私は、火のおこし方なんて知らないし、当時のヨーロッパの暮らしについても何もわかっていませんでした。

で。

現在の私の冬のルーティンとして、帰宅したら火をおこすというのがあります。これは義務ではないんですけれど、真冬(外は−15℃などという時です)だと薪ストーブを使わないとかなり寒く感じるので、「火〜? 怖〜い、夕たん、できない〜」などという寝言は言わずに、新聞紙と薪をさくっとピラミッド状に積み上げて「ファイヤ〜!」と着火しております。

シンデレラのお話ができた頃のヨーロッパというのは、この手の「あれば暖かい」などというようなストーブではなく、セントラルヒーティングも電氣コンロもなかった時代、薪ストーブは暖房兼調理に必要不可欠な存在、火を絶やしたりしてはならなかったわけです。

で、使用人がわんさか居るような家は別として、当時は子どもが泉の水を汲んできたり(水道なんて通っていませんから)、薪を割ったり、それにストーブに火をくべたり毎日灰をかきだしたりするのはあたり前だった訳です。実子とか継子とかそういう問題ではなく。

灰というのは、よほど氣をつけていても、搔き出したり捨てたりする時に舞い上がり、なにかと灰かぶり状態になりがちです。つまり、それだけを考えるとシンデレラは別に虐待されていた訳ではないのですね。まあ、他に虐待要因があったのかもしれませんけれど。

反対に、もし私が「ストーブの担当と、水汲みの担当とどっちがいいか」と問われれば、間違いなくストーブをとります。考えても見てください。−15℃の中を、十リットルくらいの水を何度も汲みにいかされるのと、暖炉の前で薪をくべるのとどららが快適か。

私も、水道は蛇口から出て、暖のために薪ストーブの灰を搔き出すくらい、全く問題なし。だからシンデレラの「かわいそう度」は、スイスに来てからものすごく下がってしまいました。
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Posted by 八少女 夕

CHA-SAJI

本日は、生活を楽しくするグッズを紹介する「生活のあれこれ」カテゴリーです。

soil 珪藻土 CHA-SAJI

日本には、痒いところに手の届く雑貨が異様に多いんですけれど、これもその一つ、珪藻土でできている茶さじです。珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物つまり堆積岩です。もともと熱に強いとして七輪の材料に使われていた材質ですが、吸放湿性が高いことから呼吸する素材として、食品の乾燥剤としても使えるのですね。

で、ただの乾燥剤としてではなく、入れっぱなしにできる茶さじとして作ったのがこの商品なんですって。

我が家では、この写真のようにインスタントコーヒーの中に入れています。湿けるのを防ぐと同時にコーヒーを淹れる度に濡れていない新しいスプーンをおろす必要がなくってとても便利なんです。

この大きさはちょうど小さじ一杯と同じなので、コーヒーの他、料理用の塩のポットの中にも入れています。便利ですよ。


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Posted by 八少女 夕

ゴミ丸くん

昨夜無事に、帰国したはいいけれど、旅行の写真から記事を起こすには、時間がたりません。66666Hit記念企画も、まだお題が揃わず、発表できませんし。というわけで、本日は、閑話休題的にひさびさの「生活のあれこれ」カテゴリー。

ゴミ丸くん

生ゴミ、みなさんはどうしていらっしゃるでしょうか。スイスの、私の住むあたりでは、生ゴミはゴミとして捨てません。ゴミは決められた収集用の大きい穴みたいなところに放り込むことになっているのですが(専用の収集量込みの有料ゴミ袋に入れる決まりがあります)、そこには「生ゴミは入れないでください」となっています。

で、どうするかというと、別に緑色の収集バケツがあって、そこに入れると農家が持っていってコンポストとして使うという仕組みなのです。で、以前は小さい容器に数日分ためていたのです。一見ビニール袋に見えるのですが、後に分解して土になるというコンポスト専用の袋があって、それを容器の中に敷いて、持っていくときはその袋を抜いて……という手順でした。

でも、生ゴミは水分が出てくるので、その専用袋が分解しはじめるのか、場合によっては一晩で水が漏れていることもありました。しかも、そのミニ容器の中は、けっこう臭うのですよ。

何とかならないかなと思っていた時に見つけたのが、この、日本で発売されていた「ゴミ丸くん」でした。

これは蓋付きの三角コーナーだと思ってください。ステンレス製のボールの下に穴があいています。そして、中蓋と外蓋がついているのです。中蓋を押すと、中のゴミが絞られる形になって水分が下から出て行きます。だから生ゴミの水がたまることがなくて、ほとんど臭わなくなったのです。

で、捨てる時に、専用コンポスト袋に移し替えるので、水漏れすることもありません。ステンレスなのでぬめりもなくきれいに洗えて清潔な状態を保てます。我が家には、とてもいい買い物でした。


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Posted by 八少女 夕

触れない虫をつかまえる

今日は、「生活のあれこれ」カテゴリーですね。

虫キャッチャー

私は東京で生まれ育ったので、身近な昆虫というのは限られていました。基本的には、家の中ではあまり見ないものでしたし、まあ、見るとしたら例の「絶対に見たくなかったヤツ」くらいで、それを生かしたまま外に逃がそうという発想は皆無でした。

で、こちらには「絶対に見たくないヤツ」はあまりいない(いるという噂もありますが、幸いまだお目にかかっていません)ので、「やだ! もう、ここ引越したい!」という騒ぎにはなっていません。その一方で、いろいろ出るんですね。たとえば蜘蛛。蜘蛛は飛びませんので、私はたいてい助けます。ゲジゲジの類いも助けます。

連れ合いは、自然大好き人間ですので、大抵の生き物は手でつかんで大切に生かしながら外に出します。

でも、私は「ダメな都会っ子」で、やっぱり触れないので、日本式のメゾッドを使おうとしていたのです。すなわち、コップでつかまえて、下に厚紙を敷いて……というやつです。

でも、近所で見つけてしまったのですよ。昆虫を生け捕りにする便利グッズを。

写真、手前の緑色の柄のものがそれです。プラスチック製のピラミッドに虫を閉じこめるのですね。下の蓋の部分はスライドしますので、まず開けた状態で閉じこめ、ゆっくりと蓋をスライドさせて中に閉じこめます。そうすると、そのまま窓まで運べるので、外でふたを開けて逃がすというわけです。

奥に見えているのは、ごく普通のハエたたきです。これは夏の必需品ですね。農家が近いから、ハエはあまりに多いので、自然大好きの連れ合いですら容赦なく叩きます。私も、ずいぶん熟練してきました。
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Posted by 八少女 夕

料理本の話

今日は、料理のこと、いや、料理の時に愛用しているレシピブックのことを語ってみようかと思います。

まだ保護者と一緒に暮らしていて、例えばお母さんがいつもご飯を作ってくれるとか、もしくは飯炊き女もとい愛する奥様が愛情たっぷりの料理を作ってくださるとか、専属の料理人が居ない生活などしたことがないセレブであるとか、そういう状況にある方を除き、料理というのは生活の基本だと思います。

で、料理本なんか一冊も買ったことがない、自分の舌と誰かから習った腕だけを頼りに作っていらっしゃる方もいるでしょうし、料理本をみて作るという方もいると思います。私は、後者です。まあ、これだけ長くご飯を作っていれば、何もみないでも作れる料理もそこそこありますけれど、はじめて作る料理を舌と勘を頼りに作るようなことはしません。

こういうのって性格もありますが、でも、勘だけで作るとぶれが大きくて、新しい味との出会いも少なくなるように思うのです。

まずは、レシピ通りに作ってみる。そして、それから自分流にアレンジをしていく。(もしくは二度と作らない)それが私の流儀かなと思います。で、ドイツ語のレシピもないわけじゃないんですが、やはりよく使う料理本の大半は日本語のものなんです。今日は、愛用の料理本を一氣に公開しちゃおうと思います。

料理本

まずは、私の料理のバイブルとも言える三冊を。川津幸子氏編集の「あ、おいしい」と「わ、かんたん」この二冊は、かなりボロボロになるくらいよく使っています。この方の推奨する料理レシピは、とにかくシンプルで美味しい。複雑な準備がなくて、誰にでも出来るのに間違いなく美味しくなる、絶対に失敗しない料理本です。

はじめて料理をやってみようかな、という方にはとにかくおすすめですね。

料理って、きちんとやると本当にきりがなくて、例えば西洋料理であれば、牛のテールを使って本格的スープストックをとるところからやろうとすると、いつまで経ってもご飯が出来ません。たまの祭日に作る男の趣味の料理、みたいなのでしたらそれでもいいんですけれど、毎日の晩ご飯に12時間もかかるブイヨンからは始められません。

でも、この二冊は、基本は押さえているけれど、簡単で、しかも「こんな料理が私にも作れる!」と思うくらい美味しくできるんです。だから、二十年近く愛用の本になったんだと思うんですよね。

もう一冊、井上絵美氏の「いい女が作るパパッとかっこいい料理」もかなり似ていますが、こちらは来客時のプレゼンテーションの参考にすることが多い本です。我が家では、誰かをお招きするとたいてい三品くらいのコース料理なんですけれど、それが苦にならないような料理の準備をこの本からずいぶんと学びました。

料理本

こちらの四冊は、調理法の観点から愛用している本。我が家には電子レンジがありません。その代わりオーブンは、週に五日くらい使います。オーブン専用のレシピ、それに圧力鍋は調理時間などが特殊なので専用の料理本が必要になります。

それに、普段働いていますので、まとめづくりや下準備はとても大切です。「魔法使いの台所」という本は、忙しい人でも丁寧で無駄のない料理が出来るアイデアがぎっしり入っていて、とても重宝している本です。急いでいても、添加物の多いインスタントものには頼りたくない。いつも同じ簡単料理ばかりでも飽きる。ある種の準備をしておくと、短時間でバラエティに富んだ料理ができるのですが、その基本をこの手の本で学ぶのですね。

料理本

旅行に行って、好きになった料理は作りたくなってしまう私。ノーアポの来客に、ぱぱっと作って酒の肴として出すことが多いのはスペインのタパス。それに、ポルトガル料理やトルコ料理は日本人の私の舌にも、スイス人の連れ合いの舌にも合うので、時々作っています。

料理本

連れ合いの関節炎をきっかけに、肉を食べ過ぎないようにすることを奨められて、野菜料理のレパートリーを増やそうといくつか買い集めたのがベジタリアン関係の料理本。そうでないものも混じっていますが、ここにあるものは、基本的に野菜をいかにメインとして美味しく食べられるかを極めた本ですね。

料理本

それに、姉が送ってくれたり自分で買ったりした、有名料理人の本。さすがに「確かに美味しい」というレシピがいろいろあって、「この料理はこの人のこのレシピ」とピンポイントで使うことが多いです。

たまにしか使わない本も入れるとこの倍近く料理本を持っていますし、インターネットでレシピを探して作ることもあります。さすがに全部は紹介しきれません。

私の連れ合い、それから、よく我が家にやってきてご飯を食べていく人たちは、私のことを料理上手だと思っています。が、私はそうではありません。(料理は嫌いではありませんが)単純に「この本のこのページに書いてある通りに作ると絶対に失敗しない」ということを知っているだけです。そういう間違いのない、しかも簡単な料理のたくさん書いてある本に出会えたのはラッキーだったと思っています。
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Posted by 八少女 夕

茶色いお弁当のおもいで

先日のYUKAさんのお弁当本でもご紹介したように、世間では食べるのが惜しくなってしまうほど素敵なお弁当を作られる方がいらっしゃる模様。今日は、そういうお弁当とは無縁な私の半生の話。

お弁当

私の人生に於いて、ほとんどのお弁当は茶色いものでした。母がお弁当を作ってくれたのは、私が中学生だった頃くらいまでだったと思います。小学校は普段は給食でしたが、時々お弁当の日がありました。そうするとクラスメートの母親たちは競うように華やかで素敵なお弁当を持たせていて、私は自分のお弁当が少し恥ずかしかったのです。

私の母親は、働いていました。それに、私が小学生の高学年になる頃には、父親の躁鬱病がかなりひどくなってきていて、家事を楽しくできるような状態ではありませんでした。だから、お弁当の見かけがどうのこうのといった文句をいうべきではないということくらい、鈍感な私にもわかりました。

母親は、手抜きをしていたわけではありません。彼女の信念に基づいて、合成着色料や化学調味料を使わない食品、自然食品などを使っていました。梅干し一つにしても、そうなると真っ赤ではなくなるわけです。友達のお弁当にはショッキングピンクのでんぶが入っていましたが、母に「でんぶを食べたい」と言うと茶色いでんぶが入ることになったわけです。

その母親の信念は、いつの間にか娘の私にも受け継がれて、私もまた合成着色料や化学肥料、それに何から出来ているのかわからない謎の食品などを可能な限り避けるようになりました。もちろん、外食などでは避けられませんし、必要以上に騒ぎ立てたりはしませんが、日々の食卓では可能な限り安心できる食卓を目指しています。

私の作るお弁当も、だからかなり茶色いお弁当です。完全な茶色になるのは避けますけれど、でも、例えば砂糖がきび砂糖なので、卵焼きを作ってもあまり鮮やかな黄色にはなりません。ふりかけも茶色いです。それに、最近はダイエットのため海藻や糸こんにゃくや茸を使った煮物をよく食べるようにするので、これまた茶色っぽくなります。

ダイエットだったり、連れ合いの関節炎対策だったり、健康法だったりで、いろいろなことを調べて体にいい食事を探すと、結果的には母が私に食べさせようと努力した食事に近いものになっていきます。まあ、確かにもう少し工夫をしたら同じように健康的でも見かけのいいお弁当ができたんでしょうが、私に近いズボラな性格の母は「味と栄養がよければ、みかけはいいよね」と思ったかどうかはわかりませんが、少なくとも私はそう思ってしまいます。

高校生の時には、もうお弁当は自分で用意するようになっていました。朝食もずっと自分のものは自分で用意するのが普通でした。母に余裕がなかったこともありますが、そうすることで私は自分の身の回りのことを早くに自分で出来るようになりました。中学生の時には、普通のお鍋でご飯が炊けましたし、みそ汁を作ったり、ほうれん草のおひたしを作るくらいは「やって」と言われればやり方を聞かずに一人で出来るようになっていました。そのうちに夕飯の料理くらいすべて一人で出来るようになりました。大した料理ではありませんけれど。

現在、ほとんど家事の出来ない連れ合いをみて、あれは家事のエキスパートである義母のせいだと思っています。何もやらせないまま大人にしてしまうと、一生まともに家事をしなくなります。大人になってしまうと、もうよほど本人にそのつもりがないと、変えるのは難しくなります。これは男性だけでなく女性でもそうです。

私の母のやり方は、我が子に「一番大切なポイントはおさえる」「自分でなんとかする」という感覚を育てるのに、とても有効だったのだと、今さらながら感謝しています。あの母の教育がなかったら、たぶん私は慣れないスイスでの暮らしで、自分なりの生活を確保するような図々しさとちゃらんぽらんさを身につけられなかったことでしょう。

でも、このお弁当の写真、YUKAさんの本を読んだあとの今チェックしてみると、どこが悪いのかわかります。ご飯のふりかけが茶色いから、チキンカツを隣にしちゃダメですね。にんじんとブロッコリーをご飯の横にして、それからチキンカツを詰めればよかったんだな。レベルは天と地ほど違っても、やっぱり何かを学んで直すことはいくらでもありますね。
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Posted by 八少女 夕

あれこれ断捨離

別に足の踏み場もない部屋に住んでいるわけではないのですが、やはり十年以上も住んでいるといろいろとため込んでしまって、少し整理がしたいなと思っているのです。

で、最近見つけて、こまめに見るようにしているのが「一緒にお片づけcataso」というサイト。要するに片付けのアイデアがいろいろとのっているわけです。もちろん全部を実行するのではなくてちらりと眺めて意識を新たにするくらいなのですけれど。

それで、最近トライしようとしているのが「一日10個の不要品を捨てる」という項目。これね。難しいんですが、やると利点がいろいろあるんです。

一週間もやってみると、簡単に捨てられるものってなくなってくるんですけれど、でも、それを探してあちこち開けるんですよ。すると「いつかは使える」と取っておいたもので忘れていたものがいっぱいでてくるんです。「え。こんなの持っていたんだ」って感じで、それを使おうとするんです。例えば新品のTシャツは捨てられません。でも、おろして使えば、いつかは雑巾代わりになってなくなるんです。それをしないと、新しいTシャツを買っちゃったと思うんですよね。

* * *


似たようなことなのですが、時々「ひとことコーナー」で書いていますが、デトックスを兼ねたダイエットを敢行中です。●△年前と較べると体重が8キロも増えていたのです。いちおう標準体重にはおさまっていますが、せめて5キロ減らそうかなと思い立ち、10日経った時点で目標の半分くらいです。

で、いろいろな方が「食べたいでしょう」とくださったけれど、全く使うことのなかったジャパニーズな食材をガンガン消費しております。すき昆布とか、切り干し大根とか、海苔のお買い得パックとか、そういった類いですね。捨てるのは忍びないけれど、乾物だっていつかは賞味期限が来ます。大抵は無視ですが、それでもさらに数年過ぎたら美味しくなくなります。だから美味しいうちに食べられればベストですよね。で、スイスに来てからなかったほどに和食を作っています。

ただし、白米抜きで。食べているのは玄米。それも粉にして玄米クリームにしています。単に、長時間水につけて用意して炊くというよりも続けやすいので。で、朝ご飯を抜いて水をいっぱい飲み、お昼に玄米クリームと和食のおかずを少し食べているのです。量にして全部で200ccくらい? 何故かお腹いっぱいになります、それっぽっちで。夜は普通に軽く夕食。パンとか、サラダとか。そんな食事、お腹空くに決まっているじゃないと思っていましたが、全然問題ありません。どれだけ備蓄があるんだか! で、挫折しないように、時々幸せのための美味しいもの(甘かったり、こってりしていたりするダイエットの敵)も食べています。あ、和食もおいしいですよ。やはり日本人だから。

で、なんだかわかりませが、元氣だし、ダイエットも成功しているのでもう少しこの状態を続けてみようと思います。
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Posted by 八少女 夕

保存用ポット

今日は、「生活のあれこれ」カテゴリーの記事です。scriviamo!開催中で小説爆弾になっています。それを区切るためにこの手の記事を間に挟んでいます。小説に興味のない方も読むものがあった方がいいですものね。

ジャガイモと玉ねぎのポット

突然ですが、我が家には「ケラー」がありません。「ケラー」というのは地下貯蔵庫で、大抵の建物の地下一階にあります。外が30℃になる真夏でも、-15℃になる冬でも、ある一定の温度を保っているので、ここにワインやジャガイモや真夏の間に作ったジャムの瓶などを貯蔵するのです。洗濯乾燥機などもケラーに置かれることが多いです。

そしてですね。今はもう義務ではないんですが、かつてはスイスで家やアパートメントを新築する時には、そこに住む人間が退避することのできる核シェルターの役目を持つ空間を準備する義務がありました。で、大抵の人の住む建物にはケラーがあって、そこが核シェルター兼用になっていたわけです。

私の住んでいるフラットは、かつての毛布工場跡を改造したものなので、ケラーも核シェルターもついていなくて、かつての法律では、そういう場合は家主は市町村のどこかにお金を払って人数分の核シェルターを確保しなくてはならなかったようですが、私が移住してきた時にはその義務はなくなっていたらしく、私は核戦争が起こった時にどこへ避難すればいいのか知らないまま現在に至っています。

閑話休題。

で、ケラーがないので、大安売りの時に大量のジャガイモを購入して置いておくと芽が出てしまいます。だから私はジャガイモは1キロぐらい(一〜二週間で食べきります)しか買わないようにしているのです。それを保存するのが、この陶器のポットです。穴があいていて蒸れないようになっていますが、蓋を閉じて光を遮断するので緑色になったりしませんし、芽が出にくいのですね。

隣は、素焼きのポットで、エシャロットまたは小玉ねぎを保存しています。もうひと回り小さいものもあって、そちらはニンニクを入れています。大きい玉ねぎは十個くらい入の一ネット分買ってきた時に、全部みじん切りにしてじっくり火を入れて飴色玉ねぎにして冷凍してありますが、どうしても少量の刻んだばかりの玉ねぎが欲しい料理もあって、それ用にごく小さいものも常備しているのです。もともと玉ねぎの生っぽい食感は大嫌いなのですが、西洋料理を作る主婦としてはそんな事を言って入られないので、代用品として風味がよくて食感が若干違うエシャロットを使うことの方が多いです。

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Posted by 八少女 夕

圧力鍋

「生活のあれこれ」カテゴリーでは無理をせずに生活を楽しくするアイテムを紹介しています。

ティファールの圧力鍋

この間、シャトルシェフをご紹介した時に「圧力鍋は使っている」という方、けっこういらっしゃいましたよね。それと同時に、「圧力鍋は危険なのでちょっとトラウマ」というご意見もありました。

そうなんですよ、高圧がかかるので氣をつけないといけないんですよね。それで、私はこの圧力鍋にしたんです。ティファールのクリプソシリーズの圧力鍋です。スイスではその辺のお店で買える圧力鍋もあるんですけれど、ふたを閉めたり開けたりするのがちょっと難しそうで、下手すると怪我をしそうだったんで、絶対に危ないことにはならないと言うふれこみのこちらを通販で買ったのですよ。ワンタッチで開閉できるのでとても簡単なんですよ。それに危険な状態の時は、どんなにボタンを押しても開かない仕組みなんです。

さて、圧力鍋があってよかったなと思う料理は、何よりも豆料理です。豆を普通の鍋で茹でるとなるとものすごい時間がかかるのですが、圧力鍋なら加圧五分プラス放置で終了です。

それに、固いお肉など何時間も茹ででいる時間がないとき、またはジャガイモをさっさとふかしたい時、スープを作りたいときなど、とても便利です。

鳥のもも肉を圧力鍋で蒸すと、たくさんのスープと、柔らかくて骨離れのよくなった肉が用意で来ます。これをそれぞれ使っていろいろな料理が出来るのですよ。鳥はきちんと火をいれなくてはいけないのですが、こうして下準備をしておくと、後は味付けしてちょっと火を入れるだけで一品できます。
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Posted by 八少女 夕

二つのシャトルシェフ

またカテゴリを少し整理しました。って、増やしちゃったんたですが。この「生活のあれこれ」カテゴリーでは無理をせずに生活を楽しくするアイテムを紹介していこうと思います。すでに別のカテゴリに入れてあった記事で「こっちだな」と思うものも移動してきました。「カテゴリを増やした」つながりですが何故か今年も注目を浴び続けている「マンハッタンの日本人」をまとめ読み出来るようにコピーを一つにしたカテゴリを作りました。

シャトルシェフ

このブログをよく読んでくださっている方々にはそろそろバレているかと思いますが、私はどちらかというと家事に命をかけるタイプではありません。子供がいないので必要もありませんが、もしいたとしてもキャラ弁のために早起きするなんて死んでもイヤなタイプ。

で、連れ合いと二人暮らしの生活でも、栄養や味のバラエティは欲しいけれど、台所に長時間立っている事で幸せというわけではありません。まあ、たまにはそういうこともありますが、基本は美味しくて体にいいものを、いかに効率的に作るかという事にばかり意識がいっています。

今回ご紹介しているのはそんな私の料理の大事なパートナー、シャトルシェフです。煮込み料理の類いを作る時に、食べるまでの時間がほとんどなくて急いでいる場合は圧力鍋(後日ご紹介しますね)を使いますが、そうでもない場合にはこちらを使います。

真空保温調理器シャトルシェフは魔法瓶の原理を利用した調理器です。ステンレス製の中鍋を普通に火にかけて調理して、きちんと沸騰させたら、それを弱火にして調理する代わりに火は止めて、外鍋の中に入れて蓋をするのです。そうすると魔法瓶の中にあるように長時間90℃ぐらいの温度が保たれて、弱火で煮込んだようになるのですね。

例えば、これでシチューを作るとすると、肉と野菜を炒めてスープを入れて五分くらい沸騰させてから外鍋に入れて放置します。弱火で煮るとすると、その間台所から離れる事は出来ませんが、火は完全に止まっているのでそのまま買い物に行ったり、Macの方に戻って小説を書くという事も可能です。目を離しても大丈夫なんですね。

日本にいた時、母がこれを愛用していてその便利さを知っていたので、移住する時に購入して持ってきました。電化製品ではないので電圧の違いや関税を氣にする必要もありません。

そして、手前の小さいのは二度目の帰国の時に追加して買ってきたミニバージョン。これで私はご飯を炊くのです。そう、我が家には炊飯器がありません。毎日使うものではないし、炊飯器を置くスペースはもったいないです。中学生ぐらいからお鍋でも白米は炊けたので、なくて困ると思った事はありません。でも、我が家のコンロは電氣なので、すぐに弱火にするって事が出来ないのです。そのおかげで焦げたり吹きこぼれたりが多いんです。だからシャトルシェフで炊く方がいいのです。

我が家には電子レンジがありません。だからご飯は一合程度しか炊きません。外鍋に入れて20分、それからかき混ぜてから蒸らし時間が10分ぐらいですが、基本的にはその間におかずを作るとちょうどよく出来上がります。


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Posted by 八少女 夕

なくては困るもの

ティーンエイジャーの頃と違って、料理は趣味ではありません。好きな時に好きなものだけ作って満足するってものではないんです。家事って、仕事なんですよね。だから、効率はとても大事。ストレスフリーも大切なのです。もちろん、時には小さい幸せの種は蒔きます。

いちごババロア

この間、いちごババロアを作ってみました。例によってババロアの存在を知らなかった連れ合い。前にも作ったと思うんだけれど、それも忘れていたらしい。どっちがヨーロッパ人なんだか。

実は、ババロアは日本では作ったことがありませんでした。

その最大の理由は生クリームを泡立てるのが面倒くさかったから。いや、泡立てマシンは実家にあったのですが、生クリームを泡立てて、ゼラチンをふやかして、いちごピュレを作って砂糖と一緒に煮てと、工程がいくつもあると、狭い台所では作りにくかったのです。泡立てマシンってバランス悪くて泡立てた後に置いておくのが不安だし。

braun マルチクイック

スイスの我が家の台所も決して広いわけではありませんが、日本では作らなかったけれどスイスでは作るもの、けっこう多いです。完全に自分の台所で使い勝手をよくしていることもありますが、その他に、簡単に作れる秘密兵器を手にしたからなのですよ。それがこれ、Braunのマルチクイックです。

ハンドミキサーではスイス製のバーミックスも有名で、私も一時使っていたのですが、途中で買い替えました。何が便利かというと、モーター部分が簡単に外れることなんです。モーター部分は重いのです。そして、重くてコードのついているものの先端に使用してソースや生クリームやピュレのついている状態の部品があると、ちょっとしたタイミングに置いておいた皿やボールが倒れて大災害になってしまうことがあります。また、洗いにくいんですよね。

据え置き型のスライサー・ミキサーの類いは大きくて場所をとるし、やはり洗いにくい。

このマルチクイックは、その全ての問題をクリアしているのです。ババロアも、ミキサー部品でいちごと砂糖のピュレを作り、それを火にかけている間に生クリームを泡立てます。モーター部分は使ったら即外して、定位置のマグカップに立てます。泡立て器の部品とミキサーは使い終わった時点で、さっと水で濯いでから食洗機に入れていきます。ふやかしたゼラチンをピュレに混ぜたら、あとは生クリームをそっと混ぜて器に移して冷蔵庫にしまうだけ。後の洗いものは鍋オンリー。簡単!

マルチクイックはほぼ毎日なんらかの形で活躍しています。サラダに入れる人参をみじん切りにしたり、マメをすりつぶしてスープにしたり、バナナミルクセーキを作ったり。昨日はスペインのディップ、ロメコスソースを作って新ジャガにつけて食べましたよ。使えば使うほど手放せなくなります。家事は楽しいばかりではなくて、仕事で疲れきっているときや、遅くなって早く食べたいときだってあります。そういうときにこそ、この手の便利な製品が大いに助けてくれるんですよね。

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Posted by 八少女 夕

食器の話

白い食器

我が家には白い食器が多いのです。これは偶然でもなければ、私が白という清冽な色が好きなどという理由でもありません。実は、スイスで暮らしはじめた時にかなり貧乏だったからです。

スイスという国は、きちんと雇用されていると比較的たくさんのお給料がもらえる国です。もちろん、比較的ですが。けれど私の連れ合いのように自営で、しかも氣ままに生きているタイプだと本当に宵越しのお金もないのです。で、当時は私も仕事が見つかっていなかったので、切れ切れに掃除の仕事をしたりして入ってくる収入は本当にわずかで、切り詰めた生活をしていました。まあ、ゲームみたいに面白がっていたんですが。

で、食器を新品で揃えるなんてとんでもなく、セカンドハンドのお店(人びとがタダで置いていったものを格安で売ってチャリティにするお店)で揃えたのですよ。で、そこに出される食器というのはたいてい枚数などが半端できちんと揃わなかったりするのです。私たちは二人暮らしですし、全ての食器が6枚揃わなくてもいいのですが、やっぱり頻繁にお客さんが来てコース料理を出したりするので、バラバラな感じは嫌なんですよね。

それで購入する食器は白か透明のものだけと決めたのです。そうすると形が少し違っていてもテーブルに並べた時にそんなに違和感がなくなるのです。

頂き物のボウルや、マグカップやエスプレッソカップなどは、それぞれ色が入っていたりするのですが、基本的な食器が白いときれいにマッチしますし、追加購入する時などに、白だけと決めていると選びやすいのです。だから、食器ならそんなに高価なものでなければ新品を買えるようになった今でも、同じルールを頑に守っているというわけです。

写真の手前二つはスイスで購入したものですが、奥のポットは日本から持ってきたものです。実は私は東京でもちょっと有名な「おしゃれな雑貨の多い街」で育ちました。駅から自宅までのたった七分の道のりにものすごくたくさんの可愛い雑貨が物欲を刺激してくれたものですが、当時はその雑貨にふさわしくないごちゃごちゃした住まいでした。

で、この小じゃれたポットは、白かったという理由で選ばれて、スイスまでやってきて、広い空間でのしゃれたティータイムに使われる事となったわけです。
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Posted by 八少女 夕

コーヒータイム

ブログのお友だちの大海彩洋さんが記事にされていたコーヒーカップをみつけて「あああああ!」と喜んだのは、三月のことでございました。

この写真の下の方のしまうまのエスプレッソ・カップ、これとお揃いのマグカップを彩洋さんはお持ちなのですよ。

コーヒータイム

私が、このエスプレッソ・カップを買ったのは、結婚してまもなくの頃でした。ミラノだったでしょうか。当時ははじめて所帯というものを持ち、完全に独立したので食器などもこれから増やして……と浮き浮きしていた頃でございました。で、「旅行に行く度に、一つずつエスプレッソ・カップを増やしていくぞ」という野望を持ったのです。

直に、それは不可能なことがわかりました。私たち、本当によく旅行に行くのです。その度に買っていたら食器棚から溢れてしまう! それで、その計画は頓挫しました。でも、あの当時からの大切なカップは健在です。隣にあるのはスペインで買ったオレンジ柄。

で、普段はエスプレッソは飲まないので、後ろにあるマグカップが活躍しています。どなたかのお土産にいただいたもので、たぶんユーゴスラビアのもの。だから書いてある文字もよく意味が分かりません。でも、旅心を誘われるいいマグカップです。たっぷりミルクをいれて、熱いコーヒーを飲むゆったりとした時間、かなり好きです。
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