scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

今後の予定について

今日は、(いつもながら)どうでもいい話題です。無理して読まなくても大丈夫。

久しぶりに、ブログのメニューを整理しようと右カラムの「カテゴリ」をぼーっと眺めていました。そして、カテゴリごとの記事数に着目してみたのです。

「長編小説」「短・中編小説」「Thanks!」とある中の「 scriviamo! 2013 」「 scriviamo! 2014」「 scriviamo! 2015 」というのが、小説です。(短いあらすじなどから俯瞰したい方は「作品一覧」をご覧ください)

で、見てみると「大道芸人たち Artistas callejeros」の記事数がダントツで多いです。本編だけで52あります。長い話だったんですね。加えて、外伝が25(2015年7月13日時点)って、本編の半分近くある! こんなに書いた記憶はないんですけれど(無責任な)。続いて多いのは「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」です。別館に隔離している「樋水龍神縁起」とその続編「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」も量としては「大道芸人たち」並になります。

2011年から2013年にかけて、私がどのくらい狂ったように書いていたのか、この数字を見るとわかります。この時期には「十二ヶ月の○○シリーズ」やそこから派生した二つの中編「夢から醒めるための子守唄」と「夜想曲」も書いています。これらの作品群を発表しているのがそれよりも後なので、たぶん今でも多作だと思われているでしょうが、実は今はほとんど書いていません。最後に狂ったように書いたのが、去年の四月と五月でしょうか。二ヶ月で「Infante 323 黄金の枷」を書き上げています。でも、その後は、ほとんど止まっていますね。

今は、短い話、必要に迫られて書くものがほとんどです。

一人で書いていた頃は、「これはいつ頃発表するので早く書かないとまずい」ということはありませんでした。書きたい時に書き、そうでなければ放置していられました。実際に十年近い空白期間があって、このボイド期には短編を二つくらいしか書いていません。

一氣に長編を書きたいときというのは、何かが溢れ出している状態です。「いま書き留めておかないと、どっか行っちゃう」という感覚ですね。強い衝動がないと、寝食も忘れてキーボードを叩くなんてことは出来ないのです、私は。知っているスイス人の職業作家は「毎日、数時間ずつコンピュータの前に座って書く」というスタイルを続けていらっしゃいましたが、なんだろう、プロはそうでなくてはいけないんだろうなと思いつつ、「そうなんだ〜」と思ってしまったんですね。ゼンマイ仕掛けの時計みたいに、ねじ巻いたら話がでて来るわけじゃないし、私には、書きたくても書けないときだってあるよなって。

そういう自分のことを知っているから、私は書き終わっていない長編の連載を始めることはしません。まあ、九割構想が固まっていて、半年分くらいストックがあれば見切り発車することはありますが(「夜のサーカス」と「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」がそうだった)、たとえば「大道芸人たち」の第二部をいつまでも公開しないのは、途中が大きく抜けているので、連載に間に合わないと困るからです。

反対にいうと、既に発表した作品数が多いので、これから無理して猛ペースで書く必要もないかなと思っています。必死で発表していたのは、「小説ブログ」を立ち上げておきながら読むものがあまりに少なくて恥ずかしかったからでもあります。毎日更新していて、そうしないとみんなに来てもらえなくなる、と思い込んでいた時もありました。でも、既にありすぎるくらいですから、もっとペースを落としても大丈夫だろうなと思うのです。例えば小説は月に二回程度、あとは設定秘話とか、その辺のものでもいいかな〜とか。

来年の話ですけれど「十二ヶ月の○○」シリーズを復活させようと思います。そして、「Infante 323 黄金の枷」の完結後に、何か定期的な連載をするかどうかは、現在考え中です。今年いっぱいに「大道芸人たち」の第二部が書き上がればそれを連載してもいいし、そうでなければほぼ読み切りになる「バッカスからの招待状」を書いてもいいかと思います。(時間稼ぎ?)

「黄金の枷」三部作の残りの「Usurpador 簒奪者」と「Filigrana 金細工の心」、それに「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」の続編、それからもちろん「大道芸人たち」の第二部を書き終えるのに、あとどのくらいかかるのか全く見えていませんが、少なくともこれだけは完結に持ち込みたいなと思っています。その他にも、いろいろと「書く書く詐欺」作品が転がっていますが、その辺りは、氣の向いたときで(笑)
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Comment

says...
そうですね。早く書かないと消えてしまう・・・そういう強迫観念のようなものに駆られて書く事はあります。「シスカ」これがそうでした。でもそれを書き上げてしまうと、今は必要に迫られたもの以外、書いていません。
ここのところブログで発表している短い作品以外は、裏で長編を書いているとか、そういうことは無いのです。そしてサキは夕さんとは違って、たくさん書き溜めるということが出来ませんし、スピードも非常に遅いです。見直しにも時間を喰います。長編を書き上げるためのは数年かかるのは「シスカ」で分かっています。サキは一度に1つの作品しか書けませんから。長編を書きながら平行して短編を、ということは難しいです。そして長編にかかっている間、ブログの更新を止めて置くわけにもいかないと考えています。そんなわけで途中で止まってしまった未完の中編が、たくさん存在することになるのです。これを書く書く詐欺というのかな?
幾つかの(2つでいいです)作品を、平行して書ける脳味噌がほしいですね。
今は彩洋さんところのイベント参加作品に力を集中させようと思っています。
そして新作(長さは決まっていません)を書き始めることができれば、と考えています。
2015.07.14 15:05 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

たくさん書くときと、全然書かないときのムラがありすぎるかなあ、と最近思います。
でも、「あんなに長編を書けてすごい」みたいなことではないのです。
「樋水龍神縁起」や「大道芸人たち」は、ブログを始める前にもう書き終わっていたので、ブログの記事を書きつつ、その他の小説も書きつつ、同時に書いていたわけではないのですから。
実をいうと、ついにストックが尽きかけている状態かも。

私は前から順番には書けないために、皆さんのように、書きながら定期的にアップしていくということは出来ないので、どうしても長編は完結してから連載を始めようとします。で、今のところ来年の三月以降に始められる連載の長編はない状態なんですよ。いくつかの中編はあるんですけれど。

で、さっさと「黄金の枷」シリーズや「大道芸人たち」を簡潔させにゃと思ったその矢先に、また違う作品のアイデアが……。でも、これまた長くなりそうなので安易には始められないし、ちょっと迷っています。

サキさん、二つへ移行しては書けないとおっしゃいますけれど、ちゃんとなさっていらっしゃるじゃないですか。「シスカ」の連載中にも「クウ」のシリーズや、「絵夢」、それにコトリたちやアルマクも進んでいますし。それにもちろんエスのものも楽しみにしていますよ。

無理に長編になさらなくても、短編の連作というのも素敵だと思います。いずれにしても、次の作品、楽しみにしていますね。

あ、オリキャラのオフ会。早く書かなくちゃ。

コメントありがとうございました。

2015.07.14 20:23 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夕さんの、「猛烈に書く」ときのエネルギーと集中力って、実際に見ていないけれどものすごく空気として伝わってきます。
その集中力と熱が、めちゃくちゃうらやましいです。
私は集中力が続かないので、平日はほぼ書けず休日に30分書いては1時間休憩して・・・というスタイルを、ここ5年くらいずっと続けています。
物語を書くのって、本当に精神力が要りますし、体力もいるんだなあと、思い知らされます。

夕さんの物語の創作に関する器用さと起点の早さ、アイデアの豊富さは、 scriviamo!で、ものすごく思い知らされました。これはものすごいエンターテイナーです!
でも、それに時間を取られすぎて、長編に回す時間が足りないんじゃないかって、時々心配になるんですが・・・。だけどこうやってちゃんと、続編を用意されてるんだなあ。
やっぱり仕事が早いんだと、改めて思います。

焦ってどんどん更新すると、もしかしたら読み損ねてしまう読者様を生んでしまうかもしれないし、私は逆に読んでもらいたいものほどゆっくりと更新して行こうかなと思っています。
その隙間をイラストや雑記で誤魔化しながら^^

でも、そうすると1年間に発表できる作品数はとても少なくなるわけで。
いろいろ悩みますよね^^
とにかく、それぞれのスタイルを模索しながら、続けていきたいですね。

あ、今日はアルファさんの歴史小説大賞の発表ですね。(スタッフさんが選考する方です)
夕さんの推した作家さんの名が、上がっていると嬉しいんですが。
そして最終候補者の中に夕さんの名があることを祈ってます。(賞とは関係なく、ここに名が乗るとちょっとうれしいのです)
2015.07.14 23:37 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

いや、実際のところ、私って申し訳ないくらいに自分のための時間があるんだと思うんですよ。
他の方って、例えばlimeさんのように、お仕事の他に、奥様として、お母さんとしてお忙しかったり、学校に行って試験があったり、デートがあったり、企業戦士だと接待や飲み会があったりして、まとめて書きたくても時間的に無理って方がほとんどなんじゃないかしら。

時間もいりますが、氣力と体力も必要ですものね。
でも、さすがにどんな暇な私でも、何年間もそんなことはできないんだなと思います。だから、今はちょっと小休止なのかもしれません。

以前と違って、たくさん発表しないとスカスカってわけでもないですし、忘れられてしまうわけでもないでしょうから、少しゆっくりと更新するようにしようかなと思っています。まあ、前のストーリーを忘れられない程度に(笑)

アルファポリス、ついに発表されましたね。あはははは、かすりもしていなかったようです。でも、納得の結果でしたから文句は何もありません。毎回思うんですが、ジャンル的に「これなら出せる」というものがほとんどないので、次回また挑戦するかどうかはわかりませんが、今回のことはとてもいい勉強になりました。limeさんの偉大さもよくわかりましたし。
応援してくださって、本当にありがとうございました。嬉しかったです。

コメントありがとうございました。
2015.07.15 21:04 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
何だかPCのローカルディスクの空き容量が少なすぎるのか、夕さんちの記事を開くのすご~く時間がかかるのです(@_@) 反応が遅くなっていてすみません(>_<) 東京から帰ったら、さっそく何とかしてもらいに行かなくちゃ。ものすごく不快なPC環境、これって数年に1回はやってきますよね……
というわけで? 遅ればせながらのコメですみません。

「大道芸人たち」はやっぱり人気も高いし、作者の夕さんの思い入れも強い分、それが詠み手にもちゃんと分かって、その魅力も十分に伝わって、相乗効果で記事数もダントツになって行っているのでしょうね。もちろん、本編自体が長いお話であるから、というのもあると思うのですけれど。
こんなに人気のある作品はなかなかないかも。あ、もちろん、ブログのファンタジー系ラノベの世界は別ですけれど。あの辺りは、24時間でのアクセス数がうちの何か月分?なんてこと、ざらだという気がするし。でも、そんな中ですごい健闘されていると思うのですよ。しかもキャラたちはみんな「きゃ~i-175」って対象じゃないじゃないですか(失礼)。それでも愛されているって素敵だなぁと思います。

「猛烈に書く」というの、よく分かります。多分、私が10年ほど前に(もっと?)『海に落ちる雨』をかいた時、何かに憑りつかれているなぁと思っていました。夕さんのお話を初めて拝読した時も、その熱が、もしかして似ているかも、と思ってものすごく魅かれた(類は友を?)のを、昨日のことのように思い出します。そうそう、その最初が『樋水龍神縁起』でした。だから、私にとってはやっぱりあのお話は特別です。
『雨』を書いている時も、私、決して忙しくなかったわけではないと思うのです。でもなんか止められない勢いに乗っていたというのか、睡眠<<書く、ってかんじで。今は、そのエネルギーが乏しくなっているのかしら(いや、歳をとって、眠すぎる?)。

私はこれまで短いもの、というのを書いたことがなくて、ブログを始めてから、初めて書くことになりました。だから、どうにも短編慣れしていないのですけれど、書くチャンスに巡り合えたのも、ブログを始めたおかげかなぁと思います。
それから、「書き終わっていないものをアップしない」ってのは大事ですよね。
うちの場合は長編をアップする時には、一度書いたもの、か書き終わっているもの、なのですが、う~む、それでも滞るのは、アップする段階であれこれ気にしすぎるからなのかも。何回も校正しているはずの『海に落ちる雨』でさえも、アップする段階では考え込みます。いや、校正したはずなのにこのレベルか、に落ち込むのですけれど。
他の途中になっているのも、一応下原稿はあるのに、アップする前にものすごく膨らませちゃうんですよね。その一番が『死と乙女』です。あれは、やっちゃった、って感じですが、少し時間を作って校正したいのです。今思えば本当は、校正まで済んで、連載を始めるべきでしたね。でも夕さんのおかげであのお話・あの世界が日の目を見ることになったので、自分としては有難いです。
何て、こちらの記事を拝読して反省しきりなのでした。あ! なんか自分のことばっかり書いちゃった。ごめんなさい。頭がどうにも働いていません。

何はともあれ、夕さんのこれからの作品にもいっぱい注目している大海なのでした。あ、きっと拝読していない短編はまだあるのかも(それでも大半は拝読していると思うのですけれど)、と思ったりするのですが、もう分からなくなっちゃってて。もしも余裕があったら「これ、読んでよ!」って短編の紹介コーナーなんてのも、あったら嬉しいかも。Don't miss it ! 的な。いや、でも新しいのを読みたいのは確かなのですけれど。
2015.07.17 01:57 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

あらぁ。たぶん、時間のかかっている件、彩洋さんのPCのせいじゃないですよ。私の場合、ダメ子さんのところなんですけれど、例の73サーバーの画像問題以来、新しい画像は全部見えるようになっても、レスポンスに時間がかかる件だけは直らないみたいで、毎回ものすごく時間がかかるのです。でも、最終的には見えるので、もうそのままです。ソースを開いて404エラーが見えたら、たぶん同じだと思います。fc2、なんか謎なんですよね。でも、引き続き来てくださると嬉しいなあ……。

とんでもなくお忙しい時に、コメントありがとうございます。

「大道芸人たち」うちの作品では一番メジャーである事は間違いないし、皆さんも絡みやすいんでしょうね、だから出演回数は多いんですけれど、人氣はどうかな? 蝶子はまだしも。

まあ、ラノベやBL、それに二次創作系とは、比較してもしょうがないですよね。
こちらは土俵の上にも立てないし(笑)

どうなんだろう。お話にかける真剣さを考えると、私は彩洋さんの足元にも寄れないと思うんです。
「これを書かずには死ねない」というほどではない、というか。でも、「書けるものなら書いておきたい」とは思うんですよ。そして「あとになったら面倒くさくなって、もう書かないだろう」っていう予感もするんです。だから、少しでも書く氣のある時に完結させないと、お蔵入りになってしまう……(笑)

とくに「樋水龍神縁起」後の私は、もう「書くべきものは書いた。だからあとは氣楽にいこう」状態なので、書きまくるのもやめるのも、どっちでもいいやといつも思っているんです。物語を作って、頭の中で展開させるのは生涯やめないと思いますが、それが書くという行為、手間と時間のかかる行為を通して、人の目に触れられる形にするのは「いつまで続くかなあ」と思っているのですよ。

でも、今のところ、ブログでの交流や発表が面白くてしかたないので、撤収方向に入るつもりは皆無なんですけれどね。

【雨】や【死と乙女】などは言うに及ばずですが、その他のどんな小説でも彩洋さんは150%くらいの力を使われてアップなさっているじゃないですか。「眠さに勝てない」なんておっしゃっていますが、23時過ぎると、寝る体制に入る私に較べたら、彩洋さんの頑張りは無茶に思えるくらいですし。

彩洋さんのスタイル、らしくて素敵ですし、変える必要はないと思うんです。読者は、「待っていれば読める」「それもすごいのが読める」とわかって待っていますし。

私のは、そうなんです。来年は月に一週くらいは、過去の作品をプッシュするだけってのも、ありかなと思っているんですよ。私は自分のだから憶えていますが、読んでくださっていたとしても、全ての作品を思い出せる方というのも少ないと思うし、「ああ、こんなのあったよね」の日でもいいかなと。氣楽にいこうかなと思っています。

彩洋さん、無茶しないでくださいね。あ、でも、何よりも1TBくらいの外付けハードディスク買って、何はともあれバックアップした方がいいですよ! 私はそれを怠って、一度Macが突然死し、20万円払って小説などを救い出した事があります。それに較べたらハードディスクなんて安いと思いました。

コメントありがとうございました。
2015.07.17 23:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
確かに一人でストーリーを書くのはブログは結構大変ですからね。
小説を書くだけではなくて、色々ブログならではやることがありますからね。
プロみたいに編集がいるわけでもないので。
その中でも十分文章を書いているのですごいと思いますよ~~。
(*^-^*)
2015.07.18 00:49 | URL | #- [edit]
says...
おはようございます。

そうなんですよね。
ブログに広告が出ないように、また、みなさんに継続していらしていただけるようにと工夫して記事を書くと、結構な時間が取られます。長編は、短編の組み合わせよりも時間がかかるので、少しゆっくりと書いていこうと思っています。

コメントありがとうございました。
2015.07.18 07:55 | URL | #9yMhI49k [edit]

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