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Posted by 八少女 夕

【小説】君との約束 — あの湖の青さのように(2)

大海彩洋さん(のところの猫マコト)主催の「オリキャラのオフ会 in 北海道」第二弾です。本当は「Infante 323 黄金の枷」を先に発表する予定だったのですが、他の方が書かれるご予定もあるだろうという事で、こちらを先に発表する事にしました。
オリキャラのオフ会

サキさんのところのコトリ&ダンゴとしばしの別れを告げて、四人はミニバンで富良野へと向かいます。北見でlimeさんのところの双子を、美瑛にてTOM-Fさんのところの綾乃を拾ってまいります。

なお、この後の話は、欠片も書いていません。皆さんの出方を見ながらのんびり一本だけ書こうと思っています。


オリキャラのオフ会 in 北海道の募集要項記事(大海彩洋さんのブログ)
私のところのチームの詳細設定など



君との約束 — あの湖の青さのように(2)
- Featuring「森の詩 Cantum Silvae」


「あの先に、二人少年がいるだろう」
後の席に座っているレオポルドが、運転席の正志に話しかけた。

 言われてみると、一キロほど先の反対車線の道路脇に、小さな影が二つ見えた。なんで少年ってわかるんだ?
「少年?」

「ああ、少年二人。一人は親指を上に向けている」
「親指?」
「そうだ。そして、もう一人の少年が、昨夜、そなたたちが見せた例の牧場の紙を見ているぞ」

「ええっ?!」
正志と千絵はぎょっとした。正志と千絵、それに昨日知り合って一緒に浦河の牧場でのワーキングホリデーに同行することになった謎の外国人、レオポルドとマックスは、レンタカーの七人乗りのミニバンで北上していた。本来だったら、昨日行くはずだった富良野へ寄る用事があったからだ。

 朝食後、やはり浦河へと行くことになっているバイクでの女性旅行者たち、コトリとダンゴに夜までの別れを告げて屈斜路湖畔を北上し、北見までやってきたところだった。

 普段なら、反対車線のヒッチハイカーになど氣を留めたりしないのだが、そんな手前から予言のようなことを言われたので、スピードを緩めつつ近づくと、本当に二人の少年で、背の低くてフワフワとした髪の少年が「浦河」と書かれた紙を掲げ親指を突き出していて、もう一人がオロオロと見ている紙は、紛れもなくあの浦河の牧場のチラシだった。

 正志が車を停めて窓を開けた。
「本当だ。あのチラシを持っている。お~い、君たち、ここで何をしているんだ?」

「ヒッチハイクです。残念ながら、みなさんは、反対方向みたいですね」
きれいな顔をした少年だった。凊やかな表情でキッパリと答えた。

 背の高い方の少年が、後から小さな声で言った。
「なあ、ナギ、やっぱりヒッチハイクは無謀だよ。なんかあったらどうするんだよ。電車やバスを使った方がいいって」

 千絵は、鞄から例のチラシを取り出して二人に見せた。
「ねえ、あなたたちもここヘ行こうとしているの?」

 二人は、驚いたようだった。それから頷いて、こちらの車線へと移動してきた。
「嘘みたいだ。さっきから二十台くらい、車が通ったんですが、みんな無視するか、全然違うところにしか行かないみたいで」

「そりゃ、そうだよ」
正志は頷いた。電車を乗り継ぐより、相当効率悪いだろう。

「俺たちは、今日、富良野経由で浦河へ行く。レンタカーにスペースはたっぷりある。君たちが、北海道を半周する遠回りが嫌じゃなかったら、乗ってもいいぞ。そこの二人も乗りかかった船で道連れになったんだ」

 二人の少年は、顔を見合わせた。
「遠回りかもしれないけれど、座っているだけで目的地に確実に辿りつける。こんな偶然は二度と起こらないよね、ミツル」
「そうだな、ナギ。この人もこのチラシを持っているからには、人さらいってこともなさそうだし」
二人は小さく話し合い、それから、こくんと頷いた。

「お願いします。ガソリン代とか、必要だったら言ってください。僕たち、お小遣いも持ってきていますから」
ナギの言葉に、正志は笑って手を振った。

「君たちのお小遣いをぶんどるほど悪どくないよ。それに、レンタカー代とガソリン代だけでなく、昨日の宿泊費用まで全部そっちの二人が払ってくれちゃったんだ。国王さまと伯爵殿らしいから、失礼がないように頼むよ」

 その言葉を聞いて、二人の少年は揃って目を見開いた。国王と伯爵? そのアイヌのコスプレをしたウルトラ奇妙な二人が?

* * *


 釧路から屈斜路湖までずっと平坦な道だったので、層雲峡を通るコースは変化が出るだろうと思っていた。確かに少しは変化があったが、それでも単調な道という印象は拭えない。東京の信号機だらけでイライラする道と較べれば天国のようなのだが、こうも直線コースだけだと少し眠たくなってくる。昨夜は楽しくて騒ぎすぎたし。

 その正志の疲れを察知したのか、層雲峡の手前で、千絵が運転を代わると言ってくれた。レオポルドも運転したがったが、無免許に決まっているので、もちろん断った。千絵の運転は、多少もたつくがひたすら直線コースでは特に問題はなかったし、第一ブレーキなどが丁寧で、ナギとミツルはむしろこっちの運転の方が嬉しいようだった。

 助手席に座った正志は、振り返ってレオポルドに話しかけた。
「ところで、陛下。さっき、ミツル君があのチラシを持っているって、なんでわかったんですか?」

「なんだって。そなたには見えていなかったのか?」
「えっ。あの距離で見えるわけないでしょう」
「そんな視力では、狩りの時に獲物が見えないではないか」
「か、狩り?」

 マックスが、にこやかに言った。
「あまり遠くを見ない生活をしている者たちは、視力が落ちるものなのですよ。例えば街の職人たちは、とても細かい作業は得意ですが、100フィート先の麦の数を正確に数えられなかったりします」
「そういうものなのか」

 正志は、マックスの方を向いて訊いた。
「ってことは、あなたもあの距離のチラシが見えたんですか?」
「ええ、もちろんです。私は、遍歴の教師でしたから、遠くを見る事が多かったのです。なるほど、ここの皆さんたちの視力は、街の職人たちのようなものなのですね」

「あの、お二人はどこから来たんですか?」
ミツルがおずおずと訊いた。
「先ほど、我々はグランドロン王国から来たと言わなかったか」

「ええと、聞きましたけれど……それ、どこですか?」
「知らぬのか。《シルヴア》の森に面している国だが」
「ごめんなさい。僕たち、世界地理はまだ中国までしか終わっていないんだ。二学期になったらヨーロッパの地理もやると思うけれど」

 正志は、俺はヨーロッパの地理も歴史もやったけれど、そんな国の事は憶えていないぞと心の中でつっこんだ。

 ミツルが、大人たちの会話に加わっている間、ナギの方は、少し熱っぽい様子で、会話には加わらずにじっとレオポルドの事を見つめていた。

「おお。千絵殿も『本氣』を出されたか」
突然、レオポルドが楽しそうに言った。

「なんですって?」
千絵と正志は、意味が分からずに同時に訊き返した。

「余は昨日、無理を言ってコトリの機械馬に乗せてもらったのだが、彼女が『本氣だしますよ』と加速した時にな、兜が浮いたような感じになったのだ。今は、全身がわずかに……」

「冗談はやめてください。私は法定速度を遵守しています」
千絵が困ったように言う。正志は、F1じゃないんだから、体が浮くほどスピードを日本国内で出せるかと頭を振った。

「ナギ!」
ミツルが咎めるような声を出したので、運転している千絵以外はナギを見た。彼は、はっとして、それから窓の外を眺めた。大人たちは、それからミツルの方を見たが、こちらは曖昧に笑って誤摩化した。わけがわからなかったが、正志は宣言した。
「とにかく、少なくともみんなちゃんとシートベルトを締めてくれ」

 そういっている間に、車は層雲峡を過ぎ、大雪高原へと入っていった。今朝ダメもとで電話してみたら運良く予約が取れたガーデンレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」に到着したのだ。「大雪高原旭が丘」の施設の一つで、隣には大きなガーデンがいくつもあるが、今日は食事だけなので入園はしない。

 といっても、目の前に雄大な大雪山を眺める広く開放的なレストランでのランチコース。三方向に大きな窓があり、オープンキッチンで料理される宝石のように美しい料理の数々が運ばれてくる。北海道出身のオーナーシェフ三國氏が監修した、産地最高の食材を使った本格イタリアンだ。

 甘エビのカルパッチョにはグレープフルーツのピュレと、食べられる色鮮やかな花が踊るように添えられている。パスタは、黄色トマト、モツァレラチーズ、そして薫り高いバジル使ったオレキエッテ。メインの肉料理は道産牛のフィレンツェ風ステーキ。そしてドルチェがマンゴーソルベとアマレット酒のパンナコッタで甘いザバイオーネソースがかかっている黄金のような一品。

「どの料理も本当に美味しいですね。しかも色鮮やかで美しいときている」
マックスが幸せな笑顔を見せる。

「そなたたちは、毎日このように美味い物を食べているのか。不公平だ」
レオポルドがブツブツ言っているので、千絵と少年たちはくすくすと笑った。

「いや、毎日ここまで美味い物を食べているわけじゃありませんよ。東京じゃこうは行きません。北海道は海の幸も山の幸も新鮮で美味しい場所として有名なんです。ま、北海道以外にもそういうところはありますけれど」
正志がそういうと、マックスはため息をもらした。
「私たちのいるところは、どこへ行っても、それに最高の食材を集めても、ここまで美味しいものは食べられません。皆さんが羨ましい」

 食事が終わり、エスプレッソを飲んだ後、先を急ぐためにレストランを出る事になった。会計の時に、マックスが全て払おうとしたので千絵が抗議した。
「そんなに何もかも払っていただくわけにはいきません」

「いいではないか。この金は、我々の世界にはもって帰れないのだから、運転してくれているそなたたちのために遣って何が悪い」
レオポルドが言った。

 千絵は、少し躊躇したが、また口を開いた。
「正志君に、ここ北海道で食事をごちそうする一年前からの約束があるんです。一年前に、私の無理をきいて助けてくれたお礼なんです。ここで払わなかったら、また約束が果たせないわ」

 正志は、一年前の約束をすっかり忘れていたので驚いた。彼らが札幌の空港で出会い、なりゆきで富良野まで一緒にレンタカーで行くことになったあの二日間のあと、「北海道に再び行って海鮮丼をおごる事」を約束させたのだ。また逢ってもらう口実のつもりだった。

「あの約束は……」
千絵に言おうとした時に、レオポルドがそれを制した。

「では、なおさら、ここは余が払おう。二人でもう一度ここへ来る約束をするがいい。いや、何度でもここに来て、正志殿が助けてくれた事を想うがいい。正志殿も、その方が金を払ってもらうよりずっと嬉しいだろう」

 千絵は目を見開いた。その彼女に、ニコニコ笑ってマックスは、伝票を係員に渡した。彼女は、それから、ゆっくりと正志の方を振り返った。正志は、何も言わずに大きく頷いた。千絵も無言で微笑んだ。

「想い合うというのは、いいものだな、マックス」
レオポルドが話しかけると、マックスは「本当に」と答えた。

「なぜ余だけいつもチャンスがないのだ。昨日、コトリにほのめかした時にも、結婚したばかりだとあっさり袖にされた」
レオポルドが呟くと、マックスが大袈裟に振り向いた。
「陛下! ご結婚相手はきちんと選んでくださらないと困ります。貴賤結婚だけはやめてください」

「マックスさん、それは時代遅れだわ。コトリさんがとても素敵な方だってあなたも知っているじゃない。貴賤結婚だなんて」
千絵が憤慨した。正志は、憤慨まではしないが、マックスがそういう事を言うタイプだとは思わなかったので、少し驚いた。

 マックスは、少し慌てて弁明するように言った。
「千絵さん、違うのです。私は、世界のあらゆる人たちが、身分の差のある人と愛し合っても構わないし、心から応援するのです。ただお一人、この方を除いて。この方にそれをやられると、私に実害が及ぶんです」

「どういうことですか?」
千絵が少し表情を緩めて訊くと、レオポルドが笑いながら代わりに答えた。
「我々の慣例では、貴賤結婚をすると位の高いものはその地位を失うのだ。そして、余が国王でいられなくなると、現在のところ次期国王にされるのは、わが従弟であるこのフルーヴルーウー伯なのだ」

「伯爵になるのだって、不自由で嫌だったのに、国王なんてまっぴらですよ。絶対にやめてください」
マックスが真剣に抗議しているのがおかしくて、正志たちも双子の少年たちもくすくす笑った。

* * *


 コバルトブルーの水が、鏡のように静まり返っていた。美瑛の青い池。去年、富良野に行った時には存在を知らなかった。千絵がiPhoneの待ち受け画面として使っている画像が、この池の写真だと教えてくれたのは正志だった。

「じゃあ、次に北海道に行く時にはここに行ってみたいわ」
そんな風に話したのは、去年のクリスマスの少し前の事だっただろうか。

 今回の旅行を計画した時、正志に富良野の上田久美子に何かプレゼントを持っていきたいと提案したのは千絵だった。二人がつき合うきっかけになったのは、千絵が亡くなった患者から受け取った指輪のプレゼントを久美子に届けることがきっかけだった。けれど、そのついでに美瑛の青い池にも行きたいとは、千絵には言えなかった。

 札幌から、屈斜路湖へ行く。そして、ずっと南の浦河へも行く。楽しそうに計画を進めている正志に、寄り道をして富良野へ行ってもらう事だけでも、大きすぎる頼み事のように感じていた。

 ましてや、自分の遅刻が原因で、屈斜路湖から富良野経由で浦河へ行くなどという殺人的スケジュールになってしまった後は、「青い池」なんて口にするのも憚られた。けれども正志は、何も言わずに車を白金温泉の方へと向け、青い池の駐車場で停まった。

「わざわざ、ここに来てくれたのね」
「そりゃそうだよ。ほとんど通り道じゃないか。行きたいって言っていただろう?」
「ありがとう、正志君。なんてきれいな色なのかしら。信じられないわ」

 しばらく雨も降っていない晴天の夏の日。青い池を訪れるには最高のコンディションだった。次回また北海道に来るとしても、この素晴らしいブルーが見られるとは限らない。どれほど疲れていても、まるで何でもないかのように笑顔で、この瞬間をプレゼントしてくれた正志の優しさを、千絵は瞳に焼き付けようと思った。

「そなたは何をしているのだ」
正志と千絵は、レオポルドの声のする方を見た。そこには黒い服を着た若い女性がいて、かなり本格的な一眼レフカメラを構えて池を撮っていた。邪魔をされて振り向いた女性の顔に一瞬驚きが表れた。それはそうだろう。アイヌの民族衣装を身に着けた外国人が二人立っていたのだから。

「あらら。ちょっと助けにいってくるか……」
正志は苦笑いして、そちらへと向かった。千絵は、双子はどこにいるのかと周りを見回した。少し離れたところでやはり写真を撮っていたので、安心して正志の後を追った。

 女性は、想像した年齢よりもずっと若そうだった。遠目では、黒いスキニージーンズに、黒いカーディガン、そしてショートカットがボーイッシュなイメージを作っているのだが、大きな瞳とふっくらとした柔らかそうな頬はずっと少女のような可愛らしい印象を作る。大人の女性というよりは、滅多にいない美少女という感じが強い。だが、その唇から出た言葉は、正志たちをさらに驚かせた。
「May I help you?」

 かなりネイティヴに近いアメリカ英語の発音だった。外国人相手だと思ったので、わざわざ英語にしたのだろう。だが、レオポルドたちはお互いの顔を見た。

「どこの言葉だ?」
「アルビオン(ブリテン島の古名)から来た遍歴職人たちの言葉に似ていますね。若干、訛っているようですが」

 以前は、二人で話す時には彼らの言葉だったのに、日本語に慣れすぎたのか、いまでは二人の間の雑談まで日本語だ。
「我々に話しかけるのに、そんな辺境の言葉を遣うのか? ラテン語かギリシア語で返してみるか」
「どうでしょうか。遍歴職人たちはそのような言語は話せませんでしたが……」
「では、面倒を省くには、この酒を飲ませるのが一番早いかもしれんな」

 それを訊いて、正志は吹き出した。
「いや、たぶんその方は、お酒を飲まなくても日本語が話せると思いますよ、ちがいますか?」

 女性は、頷くと改めて言った。
「ええ。日本人ですから。でも、あの……日本語がわかるのに、英語、ご存じないんですか?」

 千絵は、にっこりと笑って言った。
「ちょっと特殊なところからいらしたお二人なんです。それで、現代文明のことなどはあまりご存じないみたいで。カメラも初めて見たんだと思います」

 思えば、いつの間にかこの妙な二人の事をいて当然みたいに受け入れてしまったけれど、よく考えたらありえないよなあ。正志は、考えた。でも、間違いなく昨日からずっと一緒にいるし、酒飲んで騒いだし、それにいっぱいおごってもらったもんな。こうやって、二人にはじめて出会う人が驚く度に、正志は自分がいかにこの二人に馴染んでしまっているかを思い知らされるのだった。おそらく千絵もそうなんだろう。

「これは、カメラと言って、いま観ている景色を記録する機械です。絵を描くのと違って、一瞬でできるんです。見てみますか?」
女性は、レオポルドとマックスの写真を一枚撮ると、ディスプレイを切り替えていま撮った画像を二人に見せた。

「なんと! これはすごい。今の一瞬で、この絵を?」
「なるほど、あちらこちらに置かれている絵が妙に写実的だと思っていたのですが、この機械で作成したのですね」

「あたし、春日綾乃って言います。アメリカのニューヨークに住んでいて、いま一時帰国中なんです。あなた方はどちらからいらしたのですか?」

「俺は、山口正志、こちらは白石千絵。東京から来ました。この二人とは屈斜路湖で知り合ったんですが……」
「我々はグランドロン王国から来たのだ。余は国王のレオポルド、こちらは従弟のフルーヴルーウー伯マクシミリアンだ」

 綾乃は、それはどこと言いたげに正志たちを見たが、カップルの肩のすくめ方と曖昧な笑顔を見て何かを理解したのか「そうですか」とだけ言った。

「綾乃さんはもしかして写真家? なんだかすごい機材を持っているわね」
千絵が訊く。綾乃はニッコリと笑った。
「カメラは趣味です。いずれ職業にする可能性もありますけれど。あたし、学生なんです。専攻は天体物理学で、ジャーナリズム・スクールにも通っています」

「て、天体物理学? アメリカで? す、すげっ」
正志が狼狽える。少女みたいだなんてとんでもない……。

「天体物理学とはなんだ」
レオポルドが正志の方を見て訊いた。

「あ~、星を見て研究する学問で……」
「ああ、占星術の事か。なかなか優秀なようだな」
絶対に占星術じゃない! 正志はそう思ったが、自分で説明するのは難しそうだったので、本人が訂正するのを待つ事にした。

「写真撮影が趣味なら、今日ここに来たのはラッキーだったわね」
千絵が言った。綾乃は、大きく頷いた。
「そうなんです。本当は、できるだけ早く札幌へ行って、夜行バスに乗らなくちゃいけないんですけれど、ここ数日のこの池の状態が最高のコンディションだって聴いたら、浦河に行くのが一日遅れてもしかたないって思えてしまって」

「浦河?!」
正志と千絵は同時に叫んだ。
「ええ、浦河です。ある牧場で働く事になっているんです。どうして?」

 千絵は、バックから例のチラシを取り出した。
「これのことじゃない? 私たち、実は、これから浦河へ行くの。あそこにいる二人の中学生も、今朝、やっぱり牧場に行くってわかって、一緒に連れて行くところなのよ」

 綾乃は、千絵の指す方向を見た。二人の少年が、こちらへと歩いてきていた。
「それは……すごい偶然ですね。みなさんは、どうやっていらっしゃるんですか?」
「俺たちは、レンタカーだ。でも、ミニバンだから、もう一人ならまだ乗れるよ。富良野で、一か所だけ寄るところはあるけれど、その後は浦河に直行する。札幌から夜行バスに乗るよりずっと楽だと思うけれど、よかったら、一緒に行くかい?」

 綾乃は、すぐに決断したようだった。
「ええ、ぜひお願いします!」

 正志は、レオポルドとマックスが嬉しそうな顔をするのを、目の端でとらえた。一方、千絵は、正志とミツル少年も嬉しそうな顔をしたのを見逃さなかった。おかしくてクスクス笑った。

 綾乃がレンタルスクーターを美瑛で返却するのを待ってから、満席になった七人乗りのミニバンは、目的地へ向かって出発した。

追記


出てきた場所の情報です。

フラテッロ・ディ・ミクニ
大雪高原旭が丘
白金青い池

次は浦河到着後から書こうと思っています。ちなみにマックスにラウラという妻がいる事は、二人とも決して言いません。ナンパの旅ですからね(笑)話の最後に、ヘルマン大尉とヴェロニカも浦河へやってきますが、この二人の登場はおまけなので、どうぞお氣になさらずに。それより正志と千絵の話のオチはどうしよう。このままではヤマなしオチなしだ……。
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Tag : 小説 連載小説 コラボ オリキャラのオフ会

Comment

says...
お誕生日、おめでとうございます。
素敵な一日を過ごされたようですね。誕生日はやはり、特別な日なんですよね。

更新、お疲れ様です。
おおう、国王&伯爵コンビ、ここで超能力発揮ですね。いや、視力の良さもそこまでいったら、現代人からみたら立派な超能力ですね。
ヒッチハイク組が合流してのランチ、豪華で美味しそうですね。しかも、陛下、いいこと言うなぁ。なんだろう、このカッコよさ。で、伯爵さまは陛下の心配をしてるのかと思ったら、なんと我が身可愛さでしたか。この二人もほんとうにいいコンビですね(笑)
そして、うちの子を登場させてくださって、ありがとうございます。しかも美少女扱いで、両手に花を二輪ずつ、みたいな状況で。綾乃、ついにモテキ到来なのかっ。って、マックスはまずいか(笑)
千絵の気持ちを読んで「青い池」に寄った正志、優しいなぁ。この二人は、ほんとうに素敵なカップルですね。だから周りもきっと、応援したくなるんだろうなぁ。

今回は、いろいろとご配慮いただいて、ありがとうございました。出会いのお膳立てをしてくださったので、その意味でもありがたかったです。さあて、そろそろ書くか……って何回言ったことやら(爆)
2015.08.05 14:42 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

この歳になると、そんなに嬉しいはずはないですけれど、やはりfacebookでお祝いがタイムラインについたり、こうしてお祝いしていただいたり、それと、iPhoneの通知センターに「Happy Birthday!」なんて出てきたりすると、地味にワクワクします。

この視力のエピソード、じつは元ネタがあります。
アフリカに行った時に知り合ったマサイマラ国立公園で働いていた方、視力が6.0あった(日本で計ったらそうだったらしい)んです。「あそこにライオンがいるね」って。「どこどこ?」って、双眼鏡で見ても見えない。でも、行くといるんですよ。その方が、日本のホテル研修で二年留学したら、半年後には視力が2.5に落ちてしまった(?)んですって。でも、アフリカに戻ったらまた復活したそうです。だから、本当に人間でも生活によってはものすごくよく見えるはずなんですよね。都会ぐらしは視力が落ちるものなんだなと。

綾乃を貸してくださいまして、ありがとうございました。
両手に花とおっしゃいますが、異人二人は、たとえかっこいい事を言っていても「遊びのナンパ」に来ただけですので、騙されないようにご注意ください!

まあ、ミツル君は……綾乃、歳下はお好きかな?

千絵と正志は、5万ヒットのときの「筆からでまかせキャラ」ですので、どう使ってもいいやと思って書きはじめたんですが、せっかく書きはじめたので、なんかうまくまとめたいなと思っています。浦河で、なんとかせねば。

そして、綾乃との絡み、結局出会いしか書いていないので、続きはTOM-Fさんの作品を読んでから考えますね。お待ちしてま〜す。

お祝いと、コメント、ありがとうございました。
2015.08.05 17:42 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おはようございます(*^ ^*)

おおお…そうか…中世組のお二人は、生活環境の違いでとても視力がいいのですね Σ(・□・)!?
車の中からあのチラシの記事の内容が見えたという事は…動体視力も半端なく良いのですね ><!

レオポルド様の「いや、何度でもここに来て、正志殿が助けてくれた事を想うがいい。」…これを言われてしまったら、もう反論できませんね! 良いことをおっしゃられるなあ……(*^ ^*)

そして、iPhoneの青い湖の待ち受け画面…もしかして、先日呟かれていた画像は……(^ ^)>”

少しずつ、皆様も集まり始めて、更に賑やかな旅になってきましたね。
これからも楽しみです~(*^ ^*)
あちらでお会いできるのが楽しみです♪

お誕生日、おめでとうございます!
ではでは~…☆
2015.08.05 21:51 | URL | #6a.Lnp6o [edit]
says...
こんばんは。

そう、この二人は当時としては普通の視力を持っています。
でも、チラシの記事内容がわかったというよりは、彼らは日本語がわかっても読めるわけではありませんので、近くでも遠くでも色などで認識しているだけですね。

レオポルド、いつもこういうかっこいい事を言っていますが、でも、遊びでナンパに来ているだけですから(笑)

そして、現在も待ち受け画像は「美瑛の青い池」です(笑)
まだ涼しくていいかな〜と。

レイモンドたち、実はかなり近くにいたのですよね。もっと早くに氣づいていたらこちらでも絡めたのですが、ちょっと残念。
でも、まだ向こうで絡めますからね。(続きは、白紙状態です)
向こうでお逢いしましょう。

お祝いと、コメントありがとうございました。
2015.08.05 22:41 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
始まりからミニバンが2席埋まって、一層楽しくなりました。
7人乗りの威力ですね。
ミツルとナギのヒッチハイクの様子、limeさんの書かれた部分との重なり具合がなんともいいですね。
遙かから2人を見つけるレオポルドたちは、やっぱり狩猟民族ですよ。とんでもなく良い目をしてるんですね。現代人からしてみると羨ましい限りです。
車内シーンの所々でコトリ達の話題を入れてくださってありがとうございます。多分「本気を出しますよ」の後はかなり飛ばしたと思います。その加速感とナギの力を勘違いさせるところ、上手いなぁと思いました。
そしてやっぱりお約束のランチタイム、美味しそうなのですが、NETで調べられるんですか?凄いなぁ・・・。
そして食事についてのレオポルドの提案、さすがですね。ちゃんと両方が上手くいくように裁定を下していますよ。やっぱり名君ですね。
あ、コトリは袖にしたのではなくて、気が付いてないだけだったりして。
コトリも一応お嬢様風の設定だったんだけど、やっぱり本物でなくっちゃね。絵夢くらいでも釣り合かどうか・・・。

青い池は知らなかったですね。千絵のリクエスト、正志はちゃんと覚えてるんだ。いいなぁ。
そして綾乃が加わって、ついにミニバンが定員いっぱいになって、いよいよ物語が佳境に入ってきました。
登場シーンも素敵でしたが、やっぱり綾乃、即打ち解けて、複雑怪奇な設定にも馴染んでしまいました。さすがです。
運命に導かれたようにミニバンに乗り合わせた7人、とても楽しくて、そして羨ましいお話でした。

それから、夕さんお誕生日おめでとうございます。
すっかり遅くなってしまいましたがお祝いを言わせてもらいます。
構想を練るのに夢中になって先の誕生日といっしょに忘れてました。
ごめんなさい。
楽しい事がいっぱい起こる一年になりますように。
2015.08.06 04:35 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
うわあ。みんなが集まって楽しいですね~^^

視力・・・ほしいなあ・・・目が悪くて(><)
見えぬのか、と言われたら、見えぬのだ。以上。ですよ~(><)

日本語がわかるのに、英語がわからないお二人がおもしろすぎる。
てか、国王。言うこととやることがカッコよすぎる。
うんうん。二人のゴールインを祝ってあげたい。もうすぐ?
だんだんと浦河にみんながあ^^ 楽しみだあー!^^
2015.08.06 11:43 | URL | #- [edit]
says...
ああ~、浦河に着く前の道中がすでに面白すぎます。
レオポルド、本当に視力でナギたちを見つけたんですね!カッコいい。
なにか千里眼のような能力もありそうなんですが、そうか、やっぱり狩猟民族。鷹の目ですね!
ああ~、そしてあろうことか、ナギッたらレオポルドを浮かせちゃった!!きっとじっと見すぎて力がはいっちゃったんですねw もう~、ミツル、ちゃんと見張っとかなきゃ。お騒がせしました(汗
とんだ双子を拾っちゃったせいで、夕さんにいっぱい追加書かせてしまいましたね。申し訳ないけど、でもうれしいです^^
そのうえ、美味しいランチまで!!双子ったら、普段おばあちゃんの料理ばかりだから、大感激してるはずです。(うらやましいぞ~)

そして青い池。ここは私も検討したんです。写真を見てとってもきれいだったから。でもなんか所も回れないし、能取に・・・。ああ、まさかこうやって青い池に行けるなんて、不思議なめぐり合わせ。

レオポルドの、千絵たちへの粋な提案がかっこいい!
そしてそんなレオポルドの恋の相手を真剣に心配するマックスも、マックスらしい^^

そして、TOM-Fさんのところの綾乃ちゃんが加わって、ますますにぎやかに^^
これはもう、ミツルなんかきっとドキドキしっぱなしですよ。
綾乃ちゃんは、真ん中の列のレオポルドの横に乗るのかな? じゃあ今度はミツルが綾乃ちゃんガン見ですね(危ない双子だ)

この後は、浦河編が一話だけですか? もう、イベント盛りだくさんなのに!?(なんの催促)
でも私も人の事を言ってられない。さてどこをピックアップするか。
全部に触れて、全員と絡みたい欲望を捨てて簡潔に書く・・・って、すごい修行のようです(笑)

なんにしても、ここまでたくさん双子と絡んでくださって、本当に感謝です^^
2015.08.06 12:27 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

そうなんです。レンタカーは最初から決めてあったのですが、普通の車では総勢七人は難しいんですけれど、千絵の遅刻設定が上手く使えてミニバンにできたので、太っ腹で三人拾っていく事ができました。

すれ違うだけではなくて、拾うとなるとさすがに打ち合わせないと難しいので、二人を見つけて停車するところまでは事前に決めました。これ、ポイントは「相手が詳しく書いているところを自分は(時間的に)飛ばす」ってことかもしれませんね。

ここに来ている時点でもうぶっ飛んでいる事ですけれど、「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」では、誰ひとりとして魔法や超能力は使えないので、レオポルドが「ここに超能力者(または魔法使い)がいる」と認識する事はないという前提で書きました。たぶん目の前でナギが目玉を飛ばしても、バイクやカメラと同じレベルで「この世界ではこういうことがあるのか」と認識すると思います(笑)

ランチは、「青い池につく前になんか食べさせなきゃ」と、「層雲峡 レストラン」などで地味に検索しましたよ。
ピンと来るものがなかなかなくて困りましたけれど、このレストランを見つけて食いしん坊アンテナが「これだ!」って、関知しました(笑)

レオポルド、かっこいい事を言って、キャラと読者のポイントを荒稼ぎしていますが、騙されちゃいけません。
この人も遊びのナンパに来ているだけです。

そして、「貴賤結婚」の基準ですけれど、現代なら絵夢はもちろん、コトリも(ヤキダマがいなければ)どこかの王様と結婚するのは可能ですけれど、当時のこういう貴人の相手は「ヨーロッパの貴族オンリー」なのでした。家の爵位が基準となりますが、たとえば男爵の娘あたりでもダメだったんですね。レオポルドが、バギュ・グリ侯爵を追いつめてラウラを正式に侯爵令嬢としてマックスと結婚させたのも、そういう事情があるからです。マックスも馬の骨とは結婚できないので。

反対に現代では、絵夢やコトリの方から「アンタなんてお断り」もできます。

ちなみに「貴賤結婚は困ります!」と心配しているというところからもわかるように、マックスの方が「結婚」を念頭に入れる分、(先走り過ぎですけれど)すこしは誠実です。これはシモジモの暮らしが長い分、感覚が少し我々に近いから。根っから王族のレオポルドは「なんで結婚の心配? 愛妾でいいじゃん」ですからご注意を。

綾乃は詩織などと較べると、「登場→つべこべいわずに馴染む」などが簡単なタイプですね。とても絡みやすかったですが、実は自己紹介以外まだ何もしていない(笑)

わざわざお祝いありがとうございます。
先さんもわすれられてしまったのですね。
でも、ママさんと三人で素敵なお祝いができたようでよかったです。

サキさんの小説も楽しみにしています。

お祝いとコメント、ありがとうございました。
2015.08.06 17:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

レンタカーなので、フットワーク軽く、若いぴちぴちの子たちのタクシーサービス、させてもらってま〜す(笑)
かなり賑やかになりましたよね。

視力、私も欲しいです。
夜運転する時とか、「いい目が欲しい!」ですよ。

そして、今や世界共通語の英語ですが、この二人には「辺境の言葉」で片付けられてしまっています(笑)

レオポルドは、かっこよさの無駄遣い(笑)
これがこの人のデフォルトなんですが、自分のところには全然嫁がこない。

ゴールイン、いきますかねぇ。
応援してくださったら、行くかも!
とにかく成ちゃんたちにお逢いするために、がんばって運転するそうです。
向こうでお逢いしましょう。

コメントありがとうございました。
2015.08.06 17:40 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

賑やかになりましたよね〜。
平均年齢もぐっと低くなってうふふです。絡ませていただき、ありがとうございました。

二人の視力は、まあ、あれです、現代人に較べると、原始人みたいなもんですから(笑)
うちの中世組は、ふつうの中世ファンタジーのような「魔法もバッチリ」みたいな高スペックではないので(時空は超えているくせに)、できる事に限りがあります。あとは王様っぽく威張る事ぐらいしか能がないかも。

でも、ナギはちゃんと感知していましたよね。

浮いちゃった誰かさん、ナギ的には、小手調べってところでしょうか。
うちの四人組は揃って鈍いので、ナギの仕業だとわかっていません。中世組はそれがナギの能力だとわかっても、きっと「機械馬や瞬間絵描き機械(カメラですね)と同じ、こっちの世界では普通の事なんだね」と誤解すると思います(笑)

どっかでご飯食べなくちゃと調べて、ここを見つけました。なかなか予約がとれなそうなところで、私も行きたい〜って、悶えちゃうお店でした。ナギたち、そういえばイタリアンは嫌いじゃなかったかな? 新鮮な食材で凄腕シェフが作っているから、きっと美味しかったと思います。

青い池にしたのは、実は「綾乃は美瑛に行く」というのを知ったからなのですが、あとから屈斜路湖との距離を知り「北海道、でかっ!」って焦りました。でも、強引に連れて行くために遅刻エピソード作りましたが、いろいろと使える設定でした。双子たちも「青い池」行きたかったんなら最高! おばあちゃんにもいい土産話ができますよね。

王様はかっこいいこといっているし、マックスも点数稼ぎに必死ですが、所詮はナンパ目的の怪しい二人です。そのうちに女性陣の総スカンにあうな(笑)

車の中での綾乃のポジションですが、怪しいガイジン二人の視線に配慮した千絵が、さりげなく双子の隣を薦めていると思います。そして、まだ美少女にはあまり興味のなさそうなナギを真ん中にしてブロックするか、それともミツルが首尾よく真ん中に行って綾乃のお隣をゲットするかは、ミツルの行動力にかかっているかと思います。成功したと思います?

綺麗なお姉さんと、仲良くなれるといいですね!

この後は、さすがにメインの二人をもう少し盛り上げて、さらに中世組を無事にあっちの世界に追い返さなくちゃ行けないので、結構大変かも。でも、まだ幹事グループと出会ってもいないし、しかも何も考えていないんですよ。まずい。来週は「Infante 323 黄金の枷」でちょっと間が空くので、その間に対策を練ろうと思います。あれ、新連載はどこへ……。

コメントありがとうございました。
2015.08.06 19:51 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
またコメが出遅れちゃった(>_<) 記事はさっそくラインナップにくわえました。
いや、「王様とゆかいな仲間たちチーム」は大所帯になっていますね。しかもなかなかいい感じのグループ化?しています(^^) 王様たちのKYっぷりはもう、当たり前のことだけれど板についていて、普通にナンパしているだけなのに、何だか大仰に使命でもあるように見えるのが可笑しい。
千絵と正志はもう「よくわからんけど、ま、いいか!」ってマコトみたいな感じになってるし、新参者が現れるたびに、もう自分たちが御付の従者みたいに仲介?までしてるし。もともと気のいいカップルなんですものね。
ナギはもうロックオンしすぎちゃって、えらい大物を浮かせてるし……
それにしても、王様のために美女の登場人物を募集していたのが(え?)、ミツルにとってもウハウハになっちゃって、えらいこっちゃ。実は一番楽しんでいるのは、妻帯者のマックスだったりして(えぇ、現代で言うと、結婚指輪は外して遊ぶという奴ですね。当時はどうだったのかしら?)。

この王さまと御付のペア、本編よりも息の合い方に年季が入ってきているのが手に取るように分かります(いや、息が合ってるのか?)。きっとあれからも、ボケとツッコミの技を磨いていたんだろうな。何だか、テルマエロマエみたいになってきていて、面白い(^^)
こちらも頑張らなければ……いや、思ったよりもエネルギーを使う(使わせる)オフ会になってしまって、すみません。でも、すごく面白い。
そうそう、北海道、でかいんですよね。私も以前、屈斜路湖の近くに泊まって、1日かけて知床まで行って帰ってきただけ、とかありました。道も限られていて、単調だし。ほんと、観光地と観光地の距離が半端なくて。それなのに、なんで集合地が、これまたものすごく集まりにくい浦河……^^; えらいこっちゃ。
でも、お待ちしておりますね。
あ、ゆっくりで。うちのマコトの日記も遅れそうだし^^;
2015.08.06 21:33 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

幹事お疲れさまです。それに、猛暑の中、東京日帰りとか、またしても無茶なお仕事ライフのようで、お体は大切に!

またしてもメインキャラが、脇キャラに食われるという自滅パターンに突入中。
どうやっても陛下が目立っちゃうんだよなあ。
マコトと詩織の「ま、いっか」同盟に、正志たち加盟確定ですよね。でも、綾乃も受け入れちゃったらしい?

参加の美女の皆さん、みんな主役級の大事なキャラばかりで、悪くて手を出しかねているのですが、とにかく中世組二人は現代の基準で言うとタチが悪いですからねぇ。
それだったら、ミツルに「どれを選んでいいかわからない」の贅沢な悩みをあげたほうが……。
でも、浦河に行ったら、ハリポタの二人や、成ちゃんやレイモンドなど、ライバルも増えるのか(なんの?)
でも、ミツルが萌衣も選択肢に入れてさらに悩むとか(笑)

中世組は、続編の妄想が、こんな感じなのですよ。なんだかんだいって、妙な漫才みたいなペアになりつつありますよね。

北海道でっかいし、はじめに募集要項を拝見した時は、「これ、浦河まで誰とも会えないだろうな」と思ったのですが、それぞれ半分ずつくらいは絡めているので、後半に集中しなくてよかったなと思いました。

本当は、浦河編、一話で終わりにしようと思っていたのですが、う〜む、無理かな。一応カップルの顛末と、中世組を追っ払うのと、両方はどうしてもやらなくちゃ行けなくて、せめて知っているキャラとはなんとか絡みたいし、ホストともお知り合いになりたいし……。結局、前回と同じ四話仕立てか……。

頑張ります。ハリポタ話も楽しいけれど、マコトの日記も楽しみですよね。
浦河にそろそろ着きますので、どうぞよろしくお願いします!

コメントありがとうございました。
2015.08.06 22:03 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
北海道~~。
私も行きましたね~~。
あの広い広い道路。
そして、本当に大きいのでガソリンが切れるのではないかという不安。
そういう冒険ながら、レンタカーを借りて運転していた記憶が蘇りますね~~。
あの独特な雰囲気がどこか夕さんの小説か伝わります。
=^_^=
2015.08.07 10:24 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

おお、蓮さん、行かれたんですね。
実は、私は自分で北海道を運転した事はなく、それでもいちおうGoogle Mapという便利なモノがあるので確認しつつ書いているんですけれど、実際に運転したら大変でしょうね。広くて。

あまりに広いので、次のガソリンスタンドまで持つか、というのはわかる氣がします。
コルシカ、ガソリンスタンドが少なくて、見つけたら入らないとダメでした。

コメントありがとうございました。
2015.08.07 23:21 | URL | #9yMhI49k [edit]

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