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Posted by 八少女 夕

【小説】Infante 323 黄金の枷(23)遺言

月末の定番「Infante 323 黄金の枷」です。今回は、月末にポルト旅行なのでちょっと早いですが、今日の発表です。

前回、いきなり当主アルフォンソと《監視人たち》の代表である執事メネゼスに抜け出してしまっている事がバレてしまった23。もちろんそのことは23もマイアもまだ知りません。

今回は、「追憶のフーガ - ローマにて」という番外編を発表した時に「え? これは誰と誰の事?」とみなさんに訊かれた件が明らかになります。

本編は今回を含めてあと三回で完結です。いろいろとヤキモキさせていますが、まだ続きます(笑)


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あらすじと登場人物





Infante 323 黄金の枷(23)遺言

 マイアはいつものように三階と二階の掃除を手早く済ませて靴工房に降りてきた。彼はエスプレッソマシンの前に立っていた。
「おはよう。23」
「おはよう。新しいブレンドが届いたんだ。飲んでみるか?」
「うん。ありがとう」

 その時、二階で鉄格子が解錠される音がした。二人で同時に見上げる。体重を億劫に左右に傾けるこの音は、ドン・アルフォンソの歩き方だとすぐにわかった。

「おはよう。アルフォンソ。珍しいな、どうしたんだ? 今、上がっていく」
23は階段の途中まで行った。彼の兄は、ここまで来るだけで既に息を切らしかけていた。

「いや、下に行く」
当主は手すりにつかまりながらゆっくりと降りてきた。マイアは掃除用具と掃除機をまとめて、急いで出て行こうとした。アルフォンソはそのマイアをちらりと見ると手を振った。

「マイア、わざわざ席を外す必要はない。そのまま仕事を続けていろ」
「え。あ、はい。メウ・セニョール」

 マイアは心配そうに23を見たが、23も兄の意図がわからずただ肩をすくめた。マイアは少し離れたところに行って掃除を始めた。

「今日の氣分はいいのか。こんなに歩いて大丈夫か」
23は椅子に腰を下ろして息を整えているアルフォンソに、水を持っていった。当主はコップを弱々しくつかみゆっくりと水を飲んだ。それから黒いベルベットの上着の胸ポケットから白いハンカチを取り出して、その紫色の顔を拭いた。

「ありがとう。今朝はいつもよりいいんだ。お前とこうして話をできるうちに来たかった」
「話をしたいなら、食事のときでもいいし、俺がお前の部屋まで行ってもよかったのに。メネゼスがついて来れば逃げる心配もないだろう」

 アルフォンソは弟の顔をじっと見つめてから言った。
「逃げる心配なんてしていない。俺は、お前に食事のときの軽い会話をしたかったわけじゃない。それに、できればメネゼスも、母上も、それから24もいない時に話したかったんだ」

 なのに私はいてもいいのかな。マイアは余計困った。聴かない方がいいように思うけれど、でも氣になってしまう。

「アルフォンソ。コーヒー飲むか」
「いや、いい。水をもう一杯くれ」

 23は水をくんで兄の前に置くと、その正面に椅子を置いて座った。アルフォンソはもう一度額を拭くと、椅子の背に凭せ掛けていた身を起こして、弟の顔をじっと見た。

「二つ、頼みがある。口がきけなくなってからでは遅いので、聴いてほしい」
「聴くよ」

「一つめは、クリスティーナのことだ。彼女とは先日話をした。俺がいなくなった後、どうしたいかと」
「彼女はなんと?」
「代わりの人間が見つかったら、出て行きたいと言っていた」
「そうか」
「腕輪を外し、ライサにしたように生活に困らないようにしてやってほしい。だれか別の人間を見つけて幸せに生き続ける努力をすると約束させた」

「アルフォンソ。クリスティーナと結婚しないのか」
23は言った。マイアははっとした。クリスティーナとドン・アルフォンソがそういう関係だとは夢にも思わなかった。アルフォンソは笑った。
「そんなことをしたら俺が死んだ後、彼女がお前の妻になるんだぞ。お前がアルフォンソになるのだから」

 マイアの手の動きは停まった。23は意に介した様子も見せなかった。
「心配するな。名前だけの夫だ。お前に選ばれた女には俺は手を出せない。監視もたっぷりつく。わかっているだろう」
「その心配をしているわけじゃない。それに名前だけの当主夫人の座など、クリスティーナは望んでいない。お前を俺たちの犠牲にすることも考えてはいない」

 アルフォンソは水を飲んだ。それからいっこうに掃除を進めていないマイアをちらりと見てから、再び23に視線を戻して笑った。
「23。お前とアントニアは変なところがそっくりだ。人のことばかり慮って、自分の幸福を簡単にゴミ箱に放り込もうとする」

 23は視線を落とした。
「こんな風に生まれてきた俺には、選択の余地がない。簡単にはいかないんだ。わかっているだろう」

 マイアはやっぱり席を外せばよかったと思った。聞きたくない。アルフォンソはマイアの動揺はもちろん、23の言葉にも動じた様子はなかった。

「お前がお前自身と過去のインファンテたち、もしくは《星のある子供たち》の受けた苦しみから、ドラガォンに対して肯定的な想いを抱けないことは理解できる。当然だ。俺も二人の大切な弟たちを苦しめ、救えなかった自分に満足しているわけではない。だが、遠からずお前は俺に代わってこの巨大なシステムを統べていかなくてはならなくなる。大きな権能がお前の手に握られることになる」
「アルフォンソ」

 アルフォンソは、しっかりとした目つきで弟を見つめた。
「とても大切なことを言っておく。ドラガォンは複雑なシステムで、厳しく、当主であっても基本事項の変更は一切許されないが、それを動かしているのは血肉の通った人間だ。過去に於いても、そして、今でもだ」

 23は冷笑した。アルフォンソはため息を一つついてから、懐を探って書類の束を取り出して23に渡した。
「これは?」
「読んでみろ。そうしたらわかる」

 なんだろう。マイアは覗いてみたい欲求に駆られたが、我慢して埃とりに専念した。

「ほう……。よく調べたな」
23は冷静に紙を繰っていた。アルフォンソは愉快そうに口の端をほころばせた。
「いい仕事をしているだろう? 間違いないか」
「ほぼ、全部……、いや、サン・ジョアンの前夜祭の報告はないな」

 アルフォンソは大きく笑った。
「そりゃあ、その日くらいは《監視人たち》も仕事を忘れて楽しみたいだろう」
マイアはぎょっとした。

「《監視人たち》を悪く思うな。彼らは忠実に仕事をこなしているだけだ」
「わかっている。彼らに恨みがあるわけじゃない。どうするつもりだ。マイアを罰するのはやめてくれないか。あいつは俺の望みを叶えてくれただけなんだ」

 そうじゃない。やめて、23を罰しないで。何も悪いことをしていないのに。マイアははたきを握りしめて二人の方を見ていた。当主は首を振った。

「もちろん、罰したりしないさ。お前もだ。お前が見つけた出入り口は、たぶんこれまでも何人ものインファンテたちが使って、わずかな自由を楽しんだんだろうよ。そして、《監視人たち》や歴代の当主も、外にいるはずのないインファンテを見かけても、あえて星の数は確認せずに、《星のある子供たち》の一人としてごく普通に監視報告してきたんだろう。システムと掟は厳しくても、人の心はどこかに暖かさがあり、呼吸する余地を残してくれる。だから、心を閉ざすな。ドラガォンは、運命は、お前やアントニアの敵じゃない」

 23は少し意外そうに兄の顔を見ていた。アルフォンソは弟の顔をしっかりと見返した。
「俺は当主であると同時にお前の兄だ。お前が新しい当主としての責任を果たしてくれることを期待すると同時に、お前の幸福を心から願っている。そして、それは両立できるだろう。運命に逆らって苦しむな。お前がこのシステムを嫌って、血脈を繋ぐのを拒否しても、システムを止めることはできない。今のドラガォンは狂っていると思うだろう。三人の若い娘が苦しんだ。一人は命を絶った。俺にはそれは止められなかった。だが、お前には止められる」

「アルフォンソ。24は俺にとっても弟なんだ」
「24を罰しろと言っているんじゃない。だが、お前が血脈を繋げば、この館に未婚の娘を雇う必要はなくなる、そうだろう?」
「……」

「システムに対する怒りにこだわるな。望む相手を娶り、愛し、子供を慈しみ、あたりまえの幸せな家族を作れ。それが、今の歪んだドラガォンとそのシステムを暖かい血の通った人びとの集まりに変えるんだ。俺が新しい当主としてお前に望む二つめはそれだ」

 アルフォンソは、23の返事を待たずにゆっくりと立ち上がった。
「もう、いく。少し休まなくては。たぶん、こんな風に話せるのは、もうそんなにはないと思う。聴いてくれてありがとう」

 23は唇を固く結んだまま、兄を見送っていたが、ふと氣がついて手元の書類を返そうとした。

「お前が持っていていい。どうせ、もうしばらくしたら、その手の書類を持ってメネゼスが日参するようになるぞ」
アルフォンソが笑った。

 それからマイアの方を見て言った。
「この街で23をつれて歩くのは構わないが、電車は少しやりすぎだったぞ。レベル3で黒服を出動させた娘はここ一年でお前だけだ」

 マイアは夏の休暇中のスペイン行きの電車のことだとすぐにわかって、頭を下げた。23は、その二人の様子を見て、もう一度書類を繰って、その報告書を見つけた。それを読んでいる彼の表情は暗かった。マイアはあんなことをしなければよかったと悲しくなった。
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Comment

says...
わたしがブログをお休みしている間にそんなお話が……!
番外編、冒頭だけ見させて頂いたのですがびっくりしました!
あまりいうとネタばれになるので控えますが
今回の副題と相まってほろりときましたよ……。

前回に引き続きアルフォンソの言葉が胸に染み入ります。
与えられた環境を光にも闇にも替えるのは本人の心次第
なのだと言っているようにも聞こえました。
システムは堅牢で非情かもしれないけれど、愛する心まで
否定されるものではないのですね。
見失いがちなことだけど(わたしも23と同化して見失っていたけれど)
アルフォンソの言葉は希望の光明のように思えました。
ちらちらと、マイアを意識しながら話をするところも心憎いですね。
遺言……、ということは、次回彼はどうなるのでしょうか……。
そして23はどんな選択をするのか……。
2016.03.23 12:36 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

いや〜、このシリーズの番外編、やけに多いんですよ。
特に去年のscriviamo!では、マンハッタンシリーズに負けないくらい盛り上がって、妙に増えてしまいました。
で、この「追憶のフーガ - ローマにて」が、実は最初の番外編でしたが、「噂の範囲をでないけれど一部で信じられている血筋」の設定にドン引きなさった方も多かったかも(笑)

でも、本人たちはあずかり知らぬ事で、さらにいうと変える事も出来ず、アルフォンソをはじめとする歴代の当主はその葛藤の中で、《星のある子供たち》たちをめぐるシステムを存続させるための責任の重圧に耐えつつ、家族や周りの人間たちへの思いやりも備えて、というけっこう大変な人たちなのですよ。贅沢して食べてばっかりだけれど。

アルフォンソは、その運命から逃げられない弟に、お前もそうであれと期待しているのですが、23としてはものすごい板挟みなのです。これが同じぐるぐるでもお花畑脳のマイアとの決定的な違いなのですね。

マイアとしては「ドン・アルフォンソは、23にドンナ・アントニアとさっさと同棲しちゃいなよって、薦めている……」と、思っています。そんなことは全然言っていないんですけれど(笑)

大したネタバレではないので書いちゃいますが、アルフォンソはこのお話が終わるまでは生存しています。
でも、次回、23がなんらかの選択をするというのはあたりです。
あと二回ですからね。
最後までおつき合いいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.03.23 22:33 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
更新、お疲れ様でした。

サブタイトルはぎょっとするものでしたが、内容はハートフルでしたね。八少女夕さんが以前からおっしゃっていた「システムは厳格だけれど、運用する人間は血も涙もある」的なお話が、よくわかる回でした。
ドラガォンの一族も、身内の幸せを願う普通の人たちだし、システムに関わる人たちも鷹揚なところもあって、なんだか安心しました。

それにしても、ここまであからさまなアルフォンソの対応なのに、マイアはまだ気づいていないんですね。まあ、アルフォンソも妙に「アントニアが~」とか言っているので、誤解させてしまうのかもしれませんけど。
ところで、ローマに行ったクリスティーナのお話は、ここから端を発していたんですね。読み直してみて、納得しました。

いよいよ、残りあと二回ですか。次話は、クライマックス的な展開になるんでしょうか。
どんなふうにぐるぐるが解消するのか、楽しみです。
2016.03.24 06:30 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
ええい!外から見ているとイライラしますねぇ。
“なのに私はいてもいいのかな”って、いい加減に気が付きなさいよ。もう。本当にお花畑脳ですね。でも、サキも有り得ない事だと信じ込んでいたらこんなものかも・・・と思ったりします。アントニアとのことを話していると考えてしまってもやむを得ないかなぁ。彼女の存在がマイアの心理状態を余計にややこしくしていますね。
ここまで来てようやく人間関係やストーリーの展開、システムの細かい仕組みが理解できてきました(遅いです)。霧が晴れるようです。
アルフォンソが誰と誰の話をしているのか、誰の事を頼んでいるのか、理解が深まるととても面白いです。例の番外編もです。
アルフォンソはとても優しいのですが、それだけでなくシステムがどうやったら安定的に維持できるのかを探り、そして実行しようとしているのですね。
それが実行されることが、23にとってもマイアにとっても、そしてクリスティーナにとっても幸せに繋がっていくというのがとても嬉しかったのですが、これって偶然?ちょっと考え込んでしまいました。
“システムに対する怒りにこだわるな”という兄の忠告、23は素直に受け取るのでしょうか?少し心配しています。
でもあのシーンやあのシーンから想像して大丈夫だと思ってもいます。
止めることが不可能な超巨大システムなら、少しでもましな状態での存続を模索するのはいいことだと考えます。

そしてやっぱり黒服はしばらくぶりの大事だったんですね。でもマイアの行動力を(無鉄砲ともいう)表していて面白かったけど・・・。
23、どんな気持ちで報告書を見ているのでしょう?
いよいよいくら鈍感なマイアでも気が付く時が近づいてきました。楽しみに待っています。
2016.03.24 12:02 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

あ、題名遊び復活。ありがとうございます(笑)

あはは。そうか、サブタイトル、不穏ですよね。
口伝えの遺言です。特に、クリスティーナの件、それから、これは23の決める事ですが、24の被害者をもう増やしたくないとアルフォンソは思っているのですね。でも、本来は一番の義務である「血脈を繋ぐ」が自分には不可能なので23にお願いしているわけです。

アントニアの事が突然でてくるのは、マイアにさらに誤解をさせるための作者の陰謀ではなくて(でもあるか)、続編「Filigrana 金細工の心」の方で明らかになる「アントニアの件」もアルフォンソは後ろ髪引かれる想いなのです。「お前は仲いいんだから、俺が言うまでもないけれど、どうかアントニアの件も頼むよ」と暗に言っているのですね。そして、マイアは「23にドンナ・アントニアとさっさと一緒になれって言ってる」と再誤解(笑)

で、クリスティーナの件は、そうなんです。あの時はネタバレになるから書けなくて「何が何だかわからん」だったと思うのですが、そういうことなんです。ですからあの話で出てきた「当主」というのが誰かももうおわかりかと。

クリスティーナの男を見る基準はアルフォンソなので、頼りない事この上ないマヌエルがいくら迫っても鼻にもひっかけないのは宜なるかなです。マヌエル、小者なんだもの。

次回は、そうですね。この話の中ではものすごく不穏な展開になります。そして、すぐで終わりです。
もう少々おつき合いいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.03.24 19:43 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あ、サキさんも題名で遊んでくださっている(笑)

そう、マイア鈍すぎますよね。
アルフォンソは「二人に話している」モードなのに。

アントニアの件は、TOM-Fさんへのコメ返で書きましたけれど、アルフォンソにしてみたら「まったく、お前たちは他人のことはいいから!」なのでこんな口調に。続編「Filigrana 金細工の心」で、23がものすごく悩むシーンがあるんですが、アルフォンソはそれを見越して決定を下してから逝きます。でも、何もわかっていないマイアには「わかっているけれど二人の事なんて聞きたくないよ〜」ですね。

この話ね、本当に設定が特殊だからわかりにくいですよね。
でも、ガチガチのルールがあるので、だからこそ彩洋さんが絡んで遊んでくださったときにも、サキさんがミクの設定をこちらに寄せてくださったときにも「そう言う事にしちゃえ」が出来なかったんです。どちらもシステムの根本に関わる事なんで、それを許すと本編が大崩壊してしまう(笑)

本当は、クリスティーナは腕輪を外されて自由に生きるつもりだったのですが、例のトトが首を突っ込んできたコンスタンサの件で「当主」(誰だかおわかりですね)やアントニアが頭を抱えているときに、進んで身代わりを引き受けて事態を収めてくれたのですね。これは、この人が表向きは「元召使い」でも、実質的にはアルフォンソの奥さんで、システムを動かす側として動く器を備えていたという事なのですね。

23はずっとシステムについて拗ねていました。誰かさんがのこのこやって来て、「運命と和解してもいいかな」と思っていたときに、誰かさんが余計な事を言ったせいで誤解してしまい、「やっぱりダメだった」と思っています。(今回の報告書で、その誤解はさらに強化されてしまいました)でも、ライサに起きた件にはものすごい罪悪感があります。自分が拗ねているせいで余計にこうなっているという自覚もあるけれど、誰でもいいというわけじゃないし、相手の幸せも叶えてやりたいと心から願っているし、いま泣きそうだと思います。超・板挟み。

そしてマイアのレベル3ですけれど。
「親が親なら、子供も子供だ」と思われているかも(笑)マイアの母親レベル3の常習犯でしたから。
でも、滅多にない事なので、たぶん黒服のにーちゃん達は「きたきた〜、ワクワクするぅ!」と思っていたりして。

あと二回で終わりです。最後までおつき合いいただけるとありがたいです。

コメントありがとうございました。
2016.03.24 20:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ああ~、やっと。 やっとな感じですよ。
アルフォンソはやっぱり長だなあ。血の拘束に従わなければならない責任と、弟たちへの愛所の狭間で苦しんだんだろうなあ。
でも23に、同じように苦しめとは言わないところが素敵だ。
そうそう、このシステムも、人間が作って人間が守ってきたんですもんね。
人間の手で変えられないわけがないし。
監視人たちも、システムも、悪意に満ちてる訳じゃないし。
光りが見えてきましたねえ。
相変わらず、マイアだけは『?』みたいなんですが。
・・・もう気づけ(笑)
この後の展開も楽しみです^^
2016.03.24 22:41 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんにちは。

あはははは、limeさんもタイトル遊び(笑)

アルフォンソ、自分の健康やら幸せよりも、とりあえず責任の事の方を優先していますよね。
まあ、でも、23にも「どうせ逃げられないし、ちゃんと責任果たせよ」と言っているようなものです。

でも、アルフォンソにしてみたら「デートしているぐらいなんだし、いいじゃん?」で、「主義にこだわっているからグズグスしてんでしょ」って思っているんですよね。
23が板挟みになっているのは、すでに主義の問題ではなくて(確かに誰かさんの来る前は主義&いじけての無関心だったんですが)、誰かさんが余計な事を言ったからなんですけれど、この二人の間にこんなにどうしようもないコミュニケーションエラーがある事は、アルフォンソはまったく知りません。正に「一体何やっているんだこの二人は」って感じでしょうか。


> 相変わらず、マイアだけは『?』みたいなんですが。
> ・・・もう気づけ(笑)

安心してください、次回もまったく氣づきません。きっぱり(笑)

あと二回、もうちょっとでおしまいですので、最後までおつき合いくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.03.25 12:23 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
今は旅行中なのですね。
旅での安全を日本からお祈り申し上げます。

監視者もシステム論にはなってくるでしょうけど。
システムも人が作ったものではあるし、システムを運用するのも人ですからね。そこにはつけ入るところがあって然るべきですよね。
2016.03.26 06:48 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

無事に到着して旅を楽しんでいます。

この話は、ありえない架空の設定ですが、世の中のいろいろな事で同じことが言えますよね。
「システムがこうだから上手くいかない」ではなくて、どんなシステムでもその枠組みの中で幸せになる道はあるんだって事かなと。

コメントありがとうございました。
2016.03.26 18:14 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
「ほわぁ」ってタイトルつけようと思ったのに、この旅に出ていますバージョンのテンプレではコメのタイトルをつけるところがない!(って、なんでそんなことにショックを受けているのやら)→あ、確認ページにあった!

それはともかく、あぁ、本当にそんなややこしい中にうちのトトが余計なことをしでかしちゃって、ほんとすみません。とは言え、あいつ、ヴォルテラの方でも兄貴のためとか言いつつ、とんでもない掟破りをしていますから、そもそも空気は絶対読まない系の人間。千年単位で続く掟を全く意に介していない、お調子者で「世界は自分を中心に回っている」って奴ですが、ほんと、許してやってください……ま、できの悪い子ほどかわいいというのか、あんなのだから、ロレンツォも「じゃ、おれ、詩織とよろしくやるから、後はお前ひとりで頑張れ」と出ていけていない、という^^; ファミリーの中だけじゃなくてドラガォンにもちょっかい出して、ほんと、アントニアにも「ご当主」にもご迷惑をおかけいたしました。でも末永くよろしくお願いします(^^)

と、それはさておき、マイアのぐるぐるが面白くて、もうここにきてピークに達しております。大体は、読者も主人公と一緒にどきどきぐるぐるするのが小説なのですが、このパターン、ある意味面白いですよね。読者はちゃんと分かっていて、主人公のぐるぐるが思い切り勘違いと分かっていて、で、それがもうぐるぐる過ぎて面白すぎるというパターン。マイアはほんと、最後まで楽しませてくれそうです。
ただ、コメなどを判読すると、両想いは通じたとしても、まだまだ先の展開はあれこれ長そうなのですね。みんながみんな幸せになるってのがそもそも難しそうな設定だから、最大公約数で何とか括るってことになるのかなぁと思ったりしていますが・……
ちょっとクリスティーナの下り、読みなおさなくちゃな。
にしても、黒服のおじちゃんたち、絶対「わくわく」ですよね。だって、たまには刺激もないと……(^^)
次回も楽しみにしております。
2016.03.27 00:57 | URL | #- [edit]
says...
サブタイトルで、なになに~(焦)

うん。兄弟なんですよね。兄弟の会話、なんかしみじみしてしまいます。
子どもの頃は三人で仲良く遊んだりしたこともあったのかなあなんて思ってしまいました。あ、アルフォンソが病弱で難しかったかな。

ふふ。なんだこれはの報告書が当人に来ちゃいましたね。みぃたぁなぁ~^^
でもこのアルフォンソの言い分を受けて、23も考えるところがきっとあるのでしょうね。
あと2回で夕さんがどうまとめるのか楽しみです。

旅行楽しんでくださいね~^^
2016.03.27 12:38 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そこまでタイトル遊びに(^^)

旅行中につき、二つまとめて、こちらに返信で失礼しています。

あの節はこちらこそ失礼しました。この話をアップしたのは今ごろですが、なんせ話はとっくに書き終えていたので、設定は全く変えられなかったのですよ。

実は「当主」は外部の人に顔を見せる事はないので、ヴォルテラ家の方々が会うのは普通は当主夫人か執事なんですよね。で、クリスティーナはそれが可能レベルの存在だったのです。

マイアはそういうことは、全くわかっていない雑魚レベルの子だし、「好きでも私には無理かも」とすら考えていません。
ダメじゃん(^^;)

とはいえ、この話(あと二回)では、そのことが問題にはなりません。単に見たまんまのぐるぐるだけだと思って頂ければ(^^)

三部作の残り二つは、この話ほどわかりやすくないし、救いもあるのかないのか。別に事件は起きませんが、まだ発表していない事がいろいろあります。ああ、発表の仕方、どうしよう。

あ、黒服もたまにはジェームス・ボンドごっこをしてみたいですよね、きっと(^^)

コメントありがとうございました。
2016.03.27 21:14 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは

けいさんもタイトル遊び(^^)

サブタイトル、ええ、そのままなんです(^^)

そして、そう、兄弟なんです。
普通の兄弟と違って、当主教育がどうとか、閉じ込められる子がいるとか、いろいろありますので、関係も同じというわけには行きませんが、やはり兄弟なんですよね。

カルルシュと22は、兄弟関係がこじれてしまった事がそのまま主題になっています。これはまだお預けですみません。

>>ふふ。なんだこれはの報告書が当人に来ちゃいましたね。みぃたぁなぁ~^^
アルフォンソの言ってる事は、23もわかっていて「はい」と言いたいだろうけれど、「でも、俺にはどうしようもない」と板挟みで沈黙しています。

最終的には、他に選択肢がなくて、話が動きます。もう少しお付き合いくださいませ。

コメントありがとうございました。
2016.03.27 21:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
なかなかコメント出来なくてごめんなさい~~m(;∀;)m
ポルトガル旅行から無事のお帰り
本当に良かったです(^^*)v-238
まあ、何かあると思っていた訳でも無いんですけど
旅を思う存分楽しまれたようですし(^v^*)
私、自分が旅するのも好きですけど
人が旅するのも好きなんですよ~~~(^∀^;)\
良かったなあ~~~!!戦利品も素敵でした!!
石鹸!!(笑)きっと良い香りがするんでしょうね~~

お話はますます佳境ですね!!
アルフォンソ兄さんが、とても良い方なので
彼の命がそう長くないだろうって言うのは悲しいですが
23とマイアの運命は彼のこの後により
きっと決まるのだろうから複雑ではありますが・・・

でも、やっぱり幸せになってもらいたいものね・・・

そして、3人の女性を不幸にした24はどうなるのか
この後、どうやって
掟に縛られたガチガチの家に血が巡り通っていくのか
とても楽しみです(^^*)

あ、scriviamo!の読破とコメントも
諦めた訳ではないんですよ~~(^0^;)\
牛の歩みで申し訳ないんですけど
必ず全部読んでコメントしますから
待っててくださいね~~(^^;;;)
2016.04.05 18:36 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは、そして、ただいま〜。

ああ、コメントはお氣になさらないでください。
足繁く通っていただくだけで感謝です!

そして、そうなんです。
旅行は楽しみなんだけれど、このご時世、いわゆる都会に行くのはちょっと心配。
チューリヒも空港に行くのが不安。
テロはなくても、飛行機がエアーポケットに落ちたりすると「家にいればよかった!」なんて思ったり。
でも、それでも行ってよかったと思える旅でした!

石鹸、なかなか見つからなくて、何と最後に空港で見つけたのですよ。
歓びもひとしおでした。
いい香りで、バスタイムが至福になるのですよ。

そして、この話もそろそろ終わりですからね。
アルフォンソ、当主の座を引き継ぐ23に彼の希望を託していると同時に「難しい事を言っていないで、普通に幸せになれ」とアドバイスしています。実は、このストーリーの登場人物「普通に幸せ」にはなれなかった人たちがてんこもりでして、その辺がお花畑脳のマイア視点だとあまり見えていないのですが、23はその背景全てを知っていますからアルフォンソをはじめ皆が見守ってくれている事には感謝しているんですよね。

23とマイアの話はあと二回ではっきりします。
その他の人たちの件は、続編の方に持ち越されます。
あと二ヶ月ぐらいですが、最後までおつき合いいただけると嬉しいです。

そして、scriviamo!の読破していただけるなんて本当に嬉しいです。
作品とこのブログは逃げませんので、どうぞお時間のあるときにごゆっくり!
感謝、感謝です。

コメントありがとうございました。
2016.04.05 22:12 | URL | #9yMhI49k [edit]

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