scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

「海のそよ風」

「黄金の枷とポルトの世界」カテゴリーの記事です。オリジナル小説「Infante 323 黄金の枷」にはモデルとなったポルトの街が時々登場しますが、フィクションの部分と現実との混同を避けるためにあくまでも「Pの街」として書いています。そういうわけで、本文中には挿入できなかったポルトの写真をこのカテゴリーにてお見せしています。

パーゴラ

本編は最終回を残すだけとなりました。今日、このカテゴリーでご紹介するのは、最終回の最終シーンを書くときにイメージしていた「マイアと大西洋」のイメージソングです。そう、最終シーンは、春の大西洋なんです。

春の大西洋

そのイメージソングとは、ボサ・ノヴァの名曲でいろいろな方が演奏している「Brisa do mar (海のそよ風)」。

私が聴いていたのは、小野リサのCDなのですが、この方の楽曲は動画での使用が少し難しいので、別の方の歌声でお送りします。


NANA CAYMMI - BRISA DO MAR

で、なぜこれがイメージソングなのかを理解していただくために、例によって拙いながら私の調べて訳した和訳を。こんな歌詞なんです。

Brisa Do Mar (海のそよ風)

Brisa do mar
Confidente do meu coração
Me sinto capaz de uma nova ilusão

Que também passará
Como ondas na beira de um cais
Juras, promessas, canções
Mas por onde andarás

Pra ser feliz não há uma lei
Não há porém sempre é bom
Viver a vida atento ao que diz
No fundo do peito o seu coração

E saber entender
Os segredos que ele ensinou
Mensagens sutis
Como a brisa do mar

海のそよ風
私の心の友だち
新しい幻想が叶いそう

それもまた過ぎ去っていく
浜辺の波のように
誓いも、約束も、歌も
みんなどこに行ってしまうのだろう

幸せになるのに
法則などない
但し書きもない
単純にそれはいいこと

耳を傾けて生きていきましょう
あなたのハートは
胸の奥底でなんとささやいているの

そして理解することを学びましょう
彼の教えてくれる秘密を
それはとても繊細なメッセージ
海のそよ風のように



この記事を読んで「Infante 323 黄金の枷」が読みたくなった方は……

「Infante 323 黄金の枷」「Infante 323 黄金の枷」をはじめから読む
あらすじと登場人物




【次回予告】「Infante 323 黄金の枷」 (25)雪の朝

「起きたのか」
振り向いた23はマイアが泣いていることに氣がついた。

「どうした」
「……」
「閉じこめられたのがつらいのか?」
マイアは激しく頭を振った。

 彼は大きくため息をついてベッドに戻ってきた。それから彼女の頬に手を当てて、その瞳を覗き込んだ。瞳には初めて会った時と同じ暗い光が浮かんでいた。


23の居住区に閉じこめられて一夜を過ごしたマイア。朝起きて目にした光景は……。

「Infante 323 黄金の枷」最終回、来月末に発表予定です。お楽しみに!
関連記事 (Category: 黄金の枷 とポルトの世界)
  0 trackback
Category : 黄金の枷 とポルトの世界

Comment

says...
このパーゴラの写真、素敵ですね。
野路菊?(ちょっと別の品種かな?)と大西洋の水平線の組み合わせも素敵です。
こんなシチュエーションで最終回が進行されるんだ。
ゆったりとしたボサノバにエンディングの後味を予測中です。
甘々シーン、楽しみにしています。

頑張れマイア!予告編の様子がちょっと心配だけど・・・。
2016.05.01 04:35 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんにちは。

ええっ、もう暑いんですか?
あ、でも、もう八十八夜ですものね。
日本は初夏かぁ。こちらはまだ、三寒四温……。

そして、このパーゴラはすでに一度ご紹介した写真ですが、フォスのデートスポットなんですね。
「海のそよ風」の回でも使いましたが、最終回に再登場する場所なので、また写真を貼ってみました。

野菊と大西洋の写真は、去年かその前の年に撮ったものなんですが、ちょっと春っぽくていいですよね。
菊は出てきませんけれど、こんな「のほほん」とした感じのエンディングになります。
その前に、この話を書こうと決めた重要シーンがありますけれど。
(だから、最終シーンは、私としてはおまけです・笑)

マイア、最後には頑張ってもらわないと!
っていうか、この人、これからあとの方がずっと大変なんだけれど、大丈夫なのかしら、こんなんで。

氣にしていただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。

2016.05.01 10:58 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:https://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1260-aa55217d