【小説】大道芸人たち 第二部 あらすじと登場人物
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大道芸人たち Artistas callejeros 第二部
【あらすじ】
偶然の出会いからヨーロッパを旅して周ることになった蝶子、稔、レネ、そしてヴィル。チーム名「Artistas callejeros」はまた四人揃い、一緒に大道芸をしながら旅をすることになった。
【登場人物】
◆四条蝶子(お蝶、パピヨン、マリポーサ、シュメッタリング)
日本人、フルート奏者。ミュンヘンに留学していたが、エッシェンドルフ教授から逃げ出してきた。
◆安田稔 (ヤス)
日本人、三味線およびギター奏者。数年前より失踪したままヨーロッパで大道芸人をしている。
◆レネ・ロウレンヴィル(ブラン・ベック)
フランス人、手品師。パリで失業と失恋をし、傷心の旅に出た。聖歌隊にいたことがあり、テノールのいい声をしている。南仏のワイン農家の一人息子。
◆アーデルベルト・W・フォン・エッシェンドルフ(ヴィル、テデスコ)
ドイツ人、演劇青年で、もとフルート奏者。父親の支配を嫌って失踪した。偶然逢った蝶子に1年以上自分の正体を知らせずに同行していた。紆余曲折を経て蝶子と結ばれる。
◆カルロス・マリア・ガブリエル・コルタド(カルちゃん、ギョロ目、イダルゴ)
裕福なスペイン人の実業家。蝶子に惚れ込んで四人を援助している。
◆ハインリヒ・R・フォン・エッシェンドルフ男爵(エッシェンドルフ教授、カイザー髭)
ドイツ人、蝶子の恩師で元婚約者。アーデルベルトの父親。
◆ヤスミン・レーマン
ドイツ人。ヴィルがかつて所属していた劇団『カーター・マレーシュ』で広報をつとめている。
◆マリサ・リモンテ
スペイン人。コルタドの館で家政を取り仕切るイネスの一人娘。
◆ヨーゼフ・マイヤーホフ
エッシェンドルフ教授の秘書。
◆エスメラルダ
カルロスの前妻であるスペイン人。絶世の美女。
◆安田陽子(旧姓・遠藤)
かつての稔の婚約者。現在は稔の弟である優の妻。
◆ヘイノ・ビョルクスタム
ノルウェー人のコントラバス奏者。
◆パオラ
チンクェ・テッレ、リオマッジョーレに住む少女。母親に育児放棄されている。
参考:イラストを描いてくださる方用 オリジナル小説のキャラ設定 「大道芸人たち」編
この小説のイラストを描いてくださる奇特な方が参考にするためのキャラクター設定をまとめたものです。第一部本編を読まなくても描けるように若干のネタバレが含まれています。
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