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Posted by 八少女 夕

【小説】大道芸人たち 2 (3)バルセロナ、前夜祭

さて、バルセロナに戻っています。まもなく教会での結婚式と、パーティ。準備がたくさんあるのですね。

ちなみに、結婚パーティで新郎新婦がダンスをするのは、わりと普通です。もっとも証人や参列者までもが踊るのは少し珍しいかも。上流社会では多いようですが。いまの若者は、ボールルームダンスよりもっと今どきのダンスが好きなようです。

今回は三千字弱だったので、全部まとめて発表することにしました。来週はお休みして、外伝(記念掌編)を発表することになると思います。


「大道芸人たち 第二部」をはじめから読むこのブログではじめからまとめて読む
あらすじと登場人物




大道芸人たち Artistas callejeros 第二部
(3)バルセロナ、前夜祭


「いたっ、また踏んだわね!」
蝶子が呆れた声を出した。稔も叫んだ。
「悪いっ」

「どうしてこんな簡単なステップが覚えられないのよ」
「パピヨン。最初は無理ですよ」
レネが、稔に加勢した。ヴィルは黙ってワルツを弾き続けていた。

「もう一度、最初から。ねえ、そんなに腰が引けてちゃ、パートナーにステップがわかんないでしょ。ちゃんと足を踏み込んでよ」

「けど、そんなことしたら……」
稔は、蝶子の腰や足に密着してしまうのでうろたえていた。

「何照れてんのよ。ボールルームダンスってのは、そうやって踊るものなの。へなへなしている方がずっとイヤらしいのよ。ちゃんと踏み込まないと、マリサが困るでしょ!」

 トカゲ女ならまだしも、マリサにそんなことをするなんて。そう思っただけで稔は真っ赤になった。

「もうっ。ちょっと横で見ながらステップを覚えなさい。ブラン・ベック、お手本!」

 レネが上手にリードしながら蝶子と踊りだすと、稔は感心して頷いた。そうか。こうやって堂々としていると、傍目にはイヤらしくないんだな。でも、俺にあと三日でここまで踊れるようになれって? 絶対無理だよ。

「明日からは、マリサに来てもらうから。とにかく彼女の足を踏まないようにステップだけでも完璧に覚えなさい!」
蝶子は難題をふっかけた。稔は頭を抱えた。

「おい、テデスコ。なんでヨーロッパ人は結婚パーティでダンスなんか踊るんだよ」
「マリサと手もつないだことないんだろう? 一氣にステップアップできるじゃないか」

 ちくしょう。テデスコとお蝶がワルツを踊っているのを見たことはないが、上手いに決まっている。なんせ、あのアルゼンチン・タンゴを踊れる二人だもんな。ブラン・ベックも余裕の上手さだし、俺だけジャンル違いじゃないか。

「ところで、ヤスミンはいつ到着するの?」
蝶子は、レネに問いかけた。
「今晩、来るって言っていました。イダルゴ、怒っていないかなあ。すっかり無料宿泊所にしちゃって」

「だったら、ブラン・ベックの部屋に泊めれば?」
「とんでもないっ。だったら、僕が廊下で寝ます」
「ふ~ん? 前、私が使わせてもらっていた部屋が空いているもの、あそこに入れさせてもらえばいいわよ。私の洋服とか動かしておこうかな」

「真耶と拓人が着いたら、もう二つ部屋が必要ですよね。そろそろイダルゴに交渉しておきましょうか?」
「あら、それはもう確保済みよ。二階にねえ、アラベスク模様の壁紙の素敵な一対の客室があるのよ。あそこを使わせてくれるんですって。そのかわり、二人はカルちゃんのために二重奏を演奏しなくちゃいけなくなったけどね」

 ヴィルはレネと蝶子が楽しそうに踊っていても、平然とピアノを弾き続けていた。

「なんか、前とえらい違いだよな」
稔がじろりと見た。

「何がだ?」
「ギョロ目とトカゲ女がタンゴを踊っていた時と較べてだよっ」
「そうだな」
ヴィルは余裕だった。

「ヤス! 何さぼっているのよ。さっさとステップを覚えなさい!」
蝶子に叱り飛ばされて、稔はあわててフロアに戻った。

* * *


「ハロー、みなさん。ここ素敵ねぇ、いつもこんなところに居候しているんだ。うらやましいわ」
到着したヤスミンは、物珍しそうにコルタドの館を見回した。レネは嬉しそうに、案内して回った。 

「以前、パピヨンが使っていた部屋を空けてもらったんです。案内しますね」
レネがそういうと、ヤスミンはびっくりしたように言った。
「なんで今さら? もちろん私、レネと同じ部屋に泊まるわよ」
「……」

 真っ赤になっているレネを見て蝶子と稔はくっくと笑った。

「ねえ。これ見て。シュメッタリングに初めて会った時に見て以来、一度この色着てみたかったの」
そういってヤスミンが取り出したのは、朱色の炎が白地の裾に向かってゆくドレスだった。前の方が短くて足が見えるようになっている。

「まあ、すてきねぇ」
蝶子が嬉しそうに近寄った。

「もちろん、シュメッタリングは、今度はこの色じゃないんでしょう? もしそうなら他のドレスを用意しなくちゃいけなくなっちゃう」
「大丈夫よ。私のは別の色だから」

「パーティのドレスは俺とブラン・ベックがプレゼントしたんだぜ」
稔がウィンクした。

「そうなの。カルちゃんがプレゼントしてくれたウェディングドレスも、パーティのドレスもまだヴィルには見せていないのよ」

 蝶子は嬉しそうに、ヤスミンとドレス談義に入った。ヴィルは頭を振って稔やレネとワインを飲みに行ってしまった。

 次の日の午後のダンス練習会には、ヤスミンとマリサも参加した。稔は緊張でカチコチになっていた。救いを求めるように蝶子の方を見た。また、怖い顔をしているのかと思いきや、蝶子は微笑んで親指を上に向けた。それから、フルートをもってピアノの前に座るヴィルの横に立った。

「なんだよ、お蝶。指導しないのかよ」
「もう十分したでしょ。あとは音楽に乗って、マリサを幸せなダンスの世界に連れて行ってあげなさい」

 そういうと、ヴィルに頷いた。ヴィルは蝶子のリクエストに応えて、伴奏を弾きだした。

 あ、『美女と野獣』だ。稔は忘れていなかった。ヴェローナのトネッリ氏のバーで、はじめて二人が共演した曲だ。あの時、いつもケンカばかりしている二人が、まるで恋でもしているみたいに演奏したんでびっくりしたんだったよな。稔は嬉しくなって、緊張を忘れてしまった。マリサに手を伸ばすと、はにかんで嬉しそうに手を伸ばしてきた。特訓のように、精一杯背筋を伸ばしてマリサと正しいポジションを組み、おそるおそる足を踏み出した。

 ぎこちないながらも、稔は少なくともステップを覚えていた。隣でレネがヤスミンと嬉しそうに踊っている。ダンスは、義務ではなくて、パートナーと楽しむためのものだと稔はようやく実感できた。ちょうど蝶子とヴィルが競演を楽しんでいるように。

* * *


「蝶子!」
真耶が抱きついた。挙式前日の午後だった。蝶子はヴィルと一緒に空港に迎えに行った。真耶はヴィオラ以外の荷物を取り落として走ってきた。

「真耶、遠いところをありがとう、疲れたでしょう?」
「全然。興奮して、疲れるどころじゃないわ。招んでくれて本当に嬉しいわ」

「結城さんも、ほんとうにありがとう」
真耶が取り落とした荷物を拾って後ろから来た拓人に蝶子が微笑みかけた。ヴィルは、拓人に握手すると真耶の荷物を受け取って持った。

「おめでとう。こうなるとは予想していなかったな」
拓人が言うとヴィルは珍しく笑った。
「あんたのおかげだ」

「そのわりにはずいぶんかかったじゃないか。あれから一年以上経っているぞ」
「あれから、いろいろあったんだ」

 拓人はヴィルからそのいろいろを聞き出すのは困難だと知っていたので、あとで稔に洗いざらい話させようと思った。
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Comment

says...
更新、お疲れ様でした。

前夜祭、みんな楽しんでますね。
ボールルームダンスってなんだろうと思ってググってみたら、ソーシャルダンスと同じなんですね。ふふっ、「ウィーンの森」コラボを思い出しました。

稔もレネも、揃ってウブですね~。なんか微笑ましい。ヤスミンは積極的だし、マリサと稔もいい感じだし……って、そうか、そういうことか(と勝手に納得)
感激の再会でもビオラだけは大事に持っている真耶、らしいなぁ。拓人も来て、役者が一堂に会したって感じですね。

次話は、大舞踏会の幕開け、ですね。わくわく。
2016.06.22 10:29 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

ああ、日本語としては「社交ダンス」という方がわかりやすかったか。
でも、蝶子はそういう言葉は使わなそう。
基本的にボールルームダンスといった場合は、競技の種目になっているものを言うんじゃないのかなあ。
ちょっとあやふやです。こんなんでいいのか、すみません。

「ウィーンの森」で出てきたウィンナ・ワルツは、オーストリアでは何かと踊るみたいです。
いずれ、アルバート兄さん&イズミとのダンス共演も出来るかしら?

蝶子とヴィルはアルゼンチン・タンゴも踊れますが、これはボールルームダンスじゃないか。

第二部では、稔とレネの話もけっこうでてきます。
ヤスミンとマリサはこっちもタイプがえらく違っています。
こっちのお話も、乞うご期待。(って、早く続きかけ〜。すみません)

真耶はヴィオラは絶対に手放しません。投げ出すなんて絶対無理!
おそらく、そこら辺のマンションくらい帰るお値段だし(笑)

そうなんです。結婚式、かなり役者が揃っています。
次回は来週といいたい所ですが、その前にTOM-Fさんのリクエスト。
こちらも「大道芸人たち」ですので。お楽しみに〜。

コメントありがとうございました。
2016.06.22 22:17 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
続々とVIPな面子が集ってきていますね。
この「ちら見せ感」が本番への期待を高まらせますね。

ヴィル、まだドレス見てないんですね。
どんな姿で蝶子がドレスアップするのか(ウェディングドレスも
パーティードレスも)楽しみです。
やっぱりこちらも花嫁さんは「The! 白!」という感じなのかなあ?
朱色のドレスも懐かしい。
これはまた別のデザインのものだけど、
蝶子さんが着ているの見て自分も着たくなるの
わかります。
わたしも第一部で朱色のドレスっていいなあ〜って
思いましたもの。

カルちゃんことギョロ目はすっかり無料宿泊所ですか(笑)
うんうん、心が広いな〜
大道芸人たちは、人に恵まれていますね。
これも彼等の人徳と芸の賜物かも。

レネはカードさばきはお見事だけど女性さばきは……
稔も純情すぎる……

ボールルームダンスの描写もためになり
面白かったです(^_^)
2016.06.23 11:13 | URL | #- [edit]
says...
ジャンル違い~^^ わかります^^
あのステップをマスターするには、かなりの練習が必要なのですよね。
加えて、男性は女性をリードしなければならず。
稔、頑張ったようですね。(←褒めよう^^)
ゲストも続々と揃ってきて、それぞれの役割も楽しみです。

知り合いのご夫婦がすごく自然にダンスをするのをぽーっとした目で見る私です。
皆さん、学生時代から経験があるわけで、ちゃちゃっと踊れちゃうんですよね。
ジャンル違いっす・・・(-_-;)
2016.06.23 11:43 | URL | #- [edit]
says...
みんなが順番に登場して、それぞれに幸せそうで楽しそうで、こういうシチュエーション大好きですね。稔のオドオドした様子がとても可笑しいです。
蝶子、結局優しいんですね。なんだかんだ厳しいことを言ってますが、こうでもしないと稔はなかなか踏ん切らないでしょうから。スパルタでちょうどよかったと思います。ヴィルのことはまぁ放って置くとして・・・。
でも一番印象的だったのはマリサです。台詞はありませんが、本当に嬉しそうな様子が伝わってきて、ああ幸せなんだろうなぁ、と思いました。情熱的と言われているスペインの女性なのに、ちょっと奥ゆかしさまで感じてしまいます。稔、ぎこちなくても頑張れ!と応援してしまいます。
そして、ヤスミン登場。彼女、大胆というよりストレート、というか合理的というか、さすがドイツとトルコの血が合わさっているだけのことはありますね。「なんで今さら?」って、良い感じだなぁ。レネのうろたえながらも嬉しそうな様子は可愛いです。でも、レネらしい!すっかりヤスミンにやられちゃってます。ヤスミン、魅力的ですからね。あ、そう言えばこの日の昼間のうちににコハクと出会っているのでしょうか?

真耶と真耶の登場でますますゴージャスな結婚式が予想されますが、稔は全ての成り行きをペラペラと喋るんだろうなぁ。
2016.06.23 14:33 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

結婚式って、これまでもほとんど書かなかったし、これからもあまり書かないと思うんです。
普通の結婚式書いてもあまり面白くないし、反対に本当の王族の結婚式みたいなのはよくわからないし。
で、この人たちのは比較文化の見地からも、キャラの立ち位置からも書いていて面白そうだったので、いっぱい書いてしまいました。

ヴィルは唐変木なので、ドレスにはあまり興味ないんですけれど、「それならあっと驚かせてやる」と、蝶子たちには変なスイッチが入ったみたいです。

私の小説の女キャラ、あまり派手な服を着る人がいないので(他には「樋水龍神縁起」の摩利子と「ファインダーの向こうに」のアレッサンドラ・ダンジェロくらい)取っ替え引っ替えしてくれる蝶子の記述では楽しんでいます。ドレスは、次回(二週間後)のお楽しみです(あ〜、でも、そりゃ白だわな……)

カルロスは、自分から4人をサポートしまくりなんですけれど、だんだん4人が図々しくなってきてます。
そのうちに、もう少し恩返しも出来るようになると思いますが。
同じお金があって、育ちがいい人でも、カルロスタイプと教授タイプとあって、カルロスはその人のよさが事業の運や縁も運んでくる好循環な人なのかも。なんて、私の理想的お金持ちです(笑)
Artistas callejerosは、まあ、図々しいですが、ラッキーがあるのも確かでしょうね。

レネも稔も、外泊などはちゃっかりやっているから「なに赤くなってんだ」なんでしょうけれど、稔は文化の違いでドキッているし、レネは……この人はほんとうに純なのかも(笑)

稔もだんだんヨーロッパ化してきていますね。

コメントありがとうございました。
2016.06.23 21:44 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そう。
女の方はあまり踊れなくてもなんとかなりますが、男はまずいんですよ。
でも、日本人には(ちゃんと習った人を除いては)やっぱりジャンル違いですよね。

私は実はちょっと習ったことがあり、だから作品の中に時々出てくるんですけれど
でも、連れ合いが全然踊れないので、実生活で使う予定は皆無です。
なんだかなあ。

稔! けいさんが褒めてくださっているよ!
ありがとうございます。

彼は彼らしく頑張るみたいです(笑)

コメントありがとうございました。
2016.06.23 21:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうそう、今回、けっこう主要キャラが出まくりでしたね。

サキさんは憶えていてくださいましたね。
そうなんです。コハクと共演したとき、ヤスミンがバルセロナに来て、4人もバルセロナから離れられないとコメントした時、この人たち、こういう事情でここに張り付いていたのです。

蝶子は、稔とレネの恋模様に若干よけいなお世話をしていますが、しすぎない程度にするのがこの人流かな。
ヴィルや自分だけでなく、二人にも幸せになってほしいという、お裾分けのつもりで別に必要でもないのにダンスパーティにしちっゃています。ヴィルは、口を挟まないということは、賛成しているってことですね。そうじゃないといつもみたいにケンカになりますから(笑)

マリサはスペイン人ですが、稔の心の琴線に触れるタイプなので、こういうキャラなのです。それもかなり歳下ですし。
スペイン人にもいろいろいるんですよ。
ただし、日本人ではないので、「大人しくて可愛い女の子」と思っているとまた違うんですよね。

ヤスミンは、読者としてはもっと簡単に読み解けるかな。この人はこのまんまです。とてもストレートですし、明るくて積極的です。

拓人は稔にいいお酒を買ってきて飲ませれば、ペラペラ白状することがわかっていますからね。
もっとも、真耶と拓人は結婚式のパーティで演奏もするんで、二日酔いになっている場合ではありません。

次回は、教会での結婚式です。(いつまでやってんだこいつら……)

コメントありがとうございました。
2016.06.23 22:02 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
そっか! そちらではダンスというものがあったんですよね。
洋画や海外ドラマ・アニメで当たり前にダンスが出て来るので、子供の頃はちょっと不思議に思っていました(小・中学校の時、運動会でダンス踊らされたことがあって、めっちゃ嫌で、なんで順々に男子と踊らなきゃなんないんだ><とか思ってたけど、まったくあれとは違うんですよね(爆))
稔以外はやっぱり普通に踊れるのかな。夕さんも踊る機会とかあるのでしょうか。
ああ~、なんかすごくこんなところに文化や生活の違いを感じてしまう(笑)
稔、がんばれ^^
続々とみなさん、集まって来てにぎやかになりましたね。
稔やレネも、何だかいい感じになってきて、もしかしたら別のゴールインも待ってる??なんていう期待も膨らんで来ますが。
レネは特に・・・ウブッぽいので幸せになってほしい!
(尻に敷かれそうな予感はするけど)
この後の式の進行も、楽しみにしています^^
2016.06.24 00:03 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
確かにダンスができるのも嗜みの一つですなあ。。。
そこはあちら向きになるのでしゅうね。
こちらではどうしても儀礼だったり、仕来りであったりを重視することで。
踊りなんてしないですからねえ。。。
(・´з`・)

ダンスはできないので、あちらでは結婚はできなさそうだ。。。

2016.06.24 13:40 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。
ケーキの入刀はやらなくても、ダンスはやるみたいです。
あ、でも、私は披露宴やっていないので踊ってませんけれど。

ダンスは、結婚式だけでなく、お祭りのときとか、卒業式(プロムとかですね)、成人式とかありとあらゆる時に。
これが文化なんで、別に嫌じゃないらしいですね。
「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」で祝祭ダンスとして「森の歌」を作ったのもそういう流れです。

日本人は、そういう文化じゃないんだから無理に踊らせたりしなくてもいいんですけれどね〜。

私はバレエもやっていたことがあるし、競技ダンス部にちょっといたことがあるので、日本人だけれど少しは踊れるんですが、パートナーの方が全く踊れないので、機会はないですね。もったいない〜。

Artistas callejerosのうち、ヴィルと蝶子は、教授の教育の一環で完璧なほど踊れますし、レネは普通のフランス人なのでそこそこ踊れます。稔はひとりだけふつーの日本人でジャンル違いです(笑)

チャプター1では、別のゴールインは書いていませんけれど、まあ、そのうちに(笑)
ま、普通の人生と同じくその手のゴールインは、ゴールではないですけれど。

レネは、ええ、間違いなく尻に敷かれますね。
喜んで敷かれるタイプ?

次回は教会挙式。でも、その前に外伝が一つは入ります。
また読んでいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2016.06.24 20:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

何かと踊るんですよ、ここの人たちは。
日本人は、あまりボディコンタクトをとりたがらない文化があるので、ダンスには抵抗があると思いますが。
だから盆踊りでも、あまり他の人間には触れない踊りじゃないですか。

あ、でも、私はこっちで結婚しましたが、披露パーティもしていないし、踊ってもいません。
義務じゃないのでご安心ください。(何を?)

コメントありがとうございました。
2016.06.24 21:17 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
結婚式に向けて準備着々ですね。蝶子がヤスミンのドレスを褒める下り、ちょっといいなぁ~と思いました。なんてのか、稔にトカゲ女とか言われているけれど(もちろん稔は分かって言っているけれど)、素直に女性らしい表現をするあたりで蝶子の気品を感じるんですよね。
しかもドレスの下りでは、え? 稔とレネがプレゼントしたんだ……まさか選んだのも? さすがにそれは蝶子自身? あ、でも、レネはセンスが良さそうだから、大丈夫か。稔だと危険な気もするのはなぜかしら? 蝶子の式のドレスが楽しみになってきました。でも、白、なんですよね? それともまさかのシースルー? なわけないか。お色直しはなさそうだし。

うちの中高一貫教育の学校は中1からダンスの授業があって、社交ダンスと創作ダンスをやってたんですよ。しかも女子校なので男性役もやる。今となってはてんで覚えていないけれど、当時は結構踊ってたなぁ。あのステップって、男性役がリードできたら女性は少々分からんでも踊りやすいようにうまくできていますよね。大丈夫かなぁ、稔。でもマリサはそんなこと気にしてないだろうから、いいか! きっと愛があればそんなことはどうでもいい状態。

そして拓人と真耶。思えば蝶子の思いつきから葉書を送りつけられて(あれ? 葉書をもらって、と言うべきか)、そんなことからスタートした仲間関係も熟しましたよね。拓人は自分のことは棚上げ状態で、ちょっとお兄ちゃん風吹かせているようなのがおかしい。でもちゃんと真耶の荷物を拾ってくるあたりがまたいいですね。
役者はそろったし、あとはカルちゃんの衣装にも期待しようっと!(って、そりゃ普通にタキシードか)
2016.06.26 01:01 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

次回(といっても数回にわけますが)で、ようやく「ケッコン祭」が終わります。こんなに一杯書いていたか。

そうなんです。蝶子はトカゲですが女なんです。
まあ、あまり多くの人に興味を持たないひとなんですが、ここぞと思った特別な人には興味も持つし、思うこと考えることも女寄りなのです。まあ、心を完全に許している三人には言いたい放題ですが。

セリフにもあるようにドレスは二着あります。
教会で着るウエディングドレスは、カルロスが用意しています。そして晩餐会とダンスのパーティで着る色ドレスは稔とレネ。
どちらも完全におまかせです。
でも、氣にいらなかったらきっと言いたい放題でしょうけれど、蝶子はどちらもとても氣にいっています。
ウエディングドレスは真っ白ですよ。どんなドレスかは、発表までのお楽しみにしておこう。いや、別に隠すほどのものでもないけれど、書くと長くなるし(笑)

特に詳しくは書いていない部分だけ書くと、色ドレスは二人で決めましたが、「こんな色でこういう感じで」は稔が提案して、具体的なデザインの提案などはレネでしょうね。稔はヴィルほどは唐変木ではないので「何を着ても同じじゃないか」とは言わず「あいつにはこういうのが似合うはず」ぐらいは言えるのです。日本男児なのでファッションに興味があるようなそぶりは一切見せませんが。レネはフランス人らしくその辺はお得意です。あ、でも、カルロスや拓人の方がもっと得意かも(笑)

ダンス、そりゃプロ並に踊ろうと思ったら付け焼き刃ではダメですけれど、これだけ特訓すれば簡単なステップを楽しく踊るくらいはなんとかなるでしょう。競技じゃないし。基本は楽しく踊ることですものね。
彩洋さん、女子校かあ。男性役もやるという下りを読んで、きっとモテたんだろうなあとか関係のない想像までしてしまった(笑)

拓人と真耶はそうですね。
元々仲がよかったわけではなくて、でもお互いに音楽を通しての尊敬と尊重だけがあったものから、ちゃんとした友情になったんだから、うん、しみじみですよね。
拓人はね、この人は本当に自分のことは棚上げですよ。
で、一応、(女の扱いはあれですが)行動は紳士なんですよ。
子供の頃から真耶の荷物を持つなんてことは自然に出来ている模様。
(その当時から尻に敷かれているという噂も)

あ、カルロスは教会ではモーニングだと思います。
そんな描写していないけど。ヴィルがモーニングだから。

コメントありがとうございました。
2016.06.26 15:14 | URL | #9yMhI49k [edit]

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