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Posted by 八少女 夕

【小説】郷愁の丘(4)アカシアの道 - 2 -

「郷愁の丘(4)アカシアの道」の続きです。レイチェルのうっかり発言により、グレッグの片想いの相手は自分だとジョルジアは氣づいてしまいました。モテモテのひとは、こういう場合の上手なあしらい方というのをわかっているのでしょうが、彼女はそうでなく……。

人生には、時々こういう瞬間があると思います。これまでの経験がほとんど役に立たず、とっさに何かをしなくてはならない時。このとっさの行動が、実は人生のターニングポイントだったという事は、もちろんその時にはわかりません。


郷愁の丘「郷愁の丘」を読む
あらすじと登場人物




郷愁の丘(4)アカシアの道 - 2 -

 苦痛に満ちた顔で、階段を降りていってしまった彼を見て、レイチェルは彼女に言った。
「ごめんなさい、私、ヘンリーに謝ってこないと」

 彼女が出て行き、閉まったドアをジョルジアは眺めていた。あまりの不意打ちで、彼女の思考は止まっていた。

 ジョルジアは、恋愛模様の当事者になった事はほとんどなかった。ティーンエイジャーの頃から人びとの関心は、美しく装った妹に集中し、彼女はそれを客観的に眺めるばかりだった。

 男性とデートするようになったのは通常よりずっと遅く、同僚のベンジャミンに紹介されてからだ。その相手であるジョンにひどく傷つけられて去られてから、彼女は人との交流そのものもまともに出来なくなり、社会からも背を向けた。

 一年ほど前から、意に反して恋に落ちてしまったが、その相手は知り合いでもなく実際に逢う事もないので、恋愛の当事者として当意即妙の反応を返す必要は全くなかった。

 突然、こんな形で男性を意識する事になり、彼女はどうしていいのかわからなかった。荷物の前に座り込み、何をするでもなくそれを見つめた。

 どれだけそうしていたかわからない。彼女は階段を上がってくる音を聞いた。短いノックが聞こえた。
「ジョルジア」
グレッグだ。

 彼女は立ち上がり、混乱して戸惑いながらドアに向かった。どんな顔をすればいいんだろう。

「開けなくていい、ただ聴いてほしい」
ジョルジアは、ドアノブに手をかけたまま立ちすくんだ。

「レイチェルが言ったことは、どれも本当だ。それに、あのとき君に話した、好きになってしまった女性というのは、君のことだ。でも、君をマリンディに招待したのも、こんな所まで連れてくることになってしまったのも、邪なことを企んでいたわけじゃない。ただ、リチャードの事務所で君に再会したときに思ったんだ。こんな奇跡は二度と起こらない。だから一分でも長く君と時間を過ごしたいと」

 彼女は、混乱していた。彼に対して一度も感じたことのなかった動悸にも戸惑っていた。それでいて、片想いをしている男に感じる強い痛みと熱情が欠けていることも冷静に感じていた。どうしていいのかわからなかった。ジョルジアは、望まぬ相手に愛の告白をされたことなどこれまでたったの一度もなかった。ましてや、その相手がこれまで一度も感じたことがないほど自分に近く感じる特別の相手なのだ。

「君がショックを受けて、僕に不信感を持つのは当然だ。距離を置かれたくなかったからだが、故意に隠していたのは事実だし、自業自得だと思う。君をちゃんとナイロビ行きの停まるヴォイかムティト・アンディまで送り届けてくれるようにレイチェルに頼んだ。せっかくの休暇に不快な思いをさせてしまって、本当にすまなかった」

 ジョルジアは、何か言わなくてはならないと思った。だが、何が言えるだろう。近いと思える存在を失いたくないから「無害な」友達でいてほしいと? そんな都合のいいことを言う権利があるとでも?

 しばらくしてから、彼が返事を待たずに去っていく足音が聞こえた。ジョルジアはドアを開けてその落胆した後姿が階段を降りて見えなくなるのを黙って見つめた。彼は振り返らなかった。

 何かを言わなくてはならない。もしくは、敵意のない態度を見せなくてはならない、例えば食事のときに、いや、リビングに行ってレイチェルに話しかけながらでも。

 彼が謝らなくてはならないことなどなにひとつなかった。もし、それが罪なら、ジョルジアが、自分を知りもしない相手のことをいつも考えてしまうのも大罪だった。彼女はグレッグと一緒にいた時間を不快に思ったことは一度もなかった。何と答えていいかもわからないほど混乱させられている彼の告白ですら不快ではなかった。

 ジョルジアが、それを告げようと決心して階下に降りようとした時、表からエンジン音がした。そしてルーシーの吠え声がドアの締まる音とともに消えたのも。

 彼女は、我に返って階段を走り下りた。玄関にはレイチェルがいて、ジョルジアを見て頷いた。

「彼は?」
「このまま、帰るそうよ。あなたをよろしくって、頼んでいったわ」

 ジョルジアは、そのまま彼女の横を通り抜けて表に出た。黒いランドクルーザーは、もう門を出て走り去っていた。ジョルジアは走って公道に出た。並木の間を赤茶けた道がずっと続いている。土ぼこりが舞い上がって、去っていく車が霞んでいく。彼女は、間に合わないと思いながらもただ走った。けれど、ぬかるみの中に隠れていた石につまづいて転んでしまった。

 膝と、それから手のひらに激痛が走った。こんなのは嫌。世界は突如として以前通り素っけなく親しみのないものに変わってしまった。アフリカも厳しく痛い存在になってしまった。どうして。

 こみ上げてくる苦しさを押し込もうとしたその時に、彼女は近づいてくる犬の吠え声を聞いた。顔を上げると、焦げ茶のローデシアン・リッジバックが走り寄って来ていた。
「ルーシー……」

 大きい犬は、尻尾を振ってジョルジアに駆け寄ると、振り向いて主人を呼んだ。グレッグが遅れて走って来ていた。彼は、駆け寄ると屈んで「大丈夫か」と訊いた。

「痛いわ」
彼女は、手のひらを見せた。赤茶けた泥まじりの土の下から血がにじみだしている。

「この辺りはアカシアの木ばかりだから、トゲがたくさん落ちているんだ」
彼はとても優しく手のひらの泥を拭って、棘がいくつも刺さっているのを見た。
「すぐに手当をしないと。立てるか」

 ジョルジアは、完全に安堵している自分に驚いていた。泥だらけの惨めな姿で、手のひらと膝は痛くても、心の方の痛みが消えていた。

「ルーシーが吠えて報せてくれなかったら、君が追って来ていたことも、こうして怪我をしたことも知らずにそのまま走り去ってしまう所だった」

「どうしてさよならも言わずに行ってしまうの? 約束したのに」
「約束?」
「約束したでしょう。私を《郷愁の丘》へ連れて行ってくれるって」

 彼は驚きに満ちた目で、彼女を見つめた。
「……。君は、二度と僕と二人きりにはなりたくないんだと思っていた」

「私はムーア博士に逢いにここに来たわけじゃないわ。マリンディに行こうと思ったのも、イタリア人街を見たかったからじゃない。あなたは、他のどんな人とも違う。あなたは私にとても似ていて、きっと誰よりもわかってくれる人だと感じたからよ。あなたと友達になりたかったの。それが迷惑だと言うなら諦める。でも、こんな風に黙って去っていったりしないで」

 グレッグは、ジョルジアを支えてゆっくりと立たせた。
「《郷愁の丘》までは日帰りできる距離じゃないんだ。それでも来るかい?」

 彼女は頷いた。
「荷物を取ってくるわ」

 グレッグは、少し間を置いてから言った。
「まず、この傷の手当をしてからだ。車をとってくるから、ルーシーとここで待っていてくれ」

 彼は、かなり先に乗り捨てたランドクルーザーの方に歩いて戻っていった。ジョルジアは、ルーシーの優しい鳴き声を聞きながら、その背中を見ていた。
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Comment

says...
ジョルジアが激しく混乱する様子が伝わってきます。
ジョルジアには、トラウマも有りますし、耐性なんて全くなさそうですもの。
そしてサキにはよく分かるような気がします。(あ、気がするだけですよ。サキはこんな切羽詰った経験はないですから)

でもグレッグ、男前ですし、真摯だなぁ。
逃げずにきちんと話してくれるんだ。
「開けなくていい、ただ聴いてほしい」
ジョルジアに対する配慮も感じられて素敵です。
でも真摯過ぎて、危うくお終いになってしまうところでしたね。
ウソ~~ッと思いながら、ランドクルーザーが走り去って行くシーンを読んでいましたよ。
ここで離れてしまったらもう永遠に機会なんか巡ってきそうもないですし。
ルーシー、グッジョブ!!!
引き返してきたグレッグに対するジョルジア、とても素直さが出ていて可愛いです。告白めいたことも言っているし、こりゃもう一気に進むのかな?
レイチェルもジョルジアの態度や行動を一部始終目撃していますしね。
2人はどんな顔をしてレイチェルの前に戻るんだろう?

でも作者が夕さんだからなぁ・・・。
サキがグルグルしています。
2017.05.17 11:00 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
更新、お疲れ様でした。

ジョルジアの混乱はもちろん、直接は書かれていませんがレイチェルに謝られて途方に暮れているグレッグの姿が目に浮かぶようです。今さらどの面さげて、と思ったのも無理はないですが、逃亡はダメですね~。もっとも、そこが世慣れていないグレッグらしさなのかも知れませんが。
ジョルジアの「先送り」もどうかと思いましたが、それもまた彼女らしさかぁ。
でもそんなこと言っていたら、ぜんぜん先に進まないじゃん。と思いきや……。
いいですねぇ、この急展開。しかも、バックに主題歌が流れそうな盛り上がりじゃないですか。今だよ、今。そこでコクっちゃえ……。
あ、まずは友達からでしたか(笑)
でもまあ、二人が更に近づくきっかけにはなったわけですから、結果オーライってことですね。うん。
しかし、この二人、友達になるまでも大変だったし、たんなる友達では済まない微妙な関係ですよね。ふふっ、この先が楽しみですねぇ。
2017.05.17 11:10 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

ここ、ちょっと難しかったです。
どっちもこうだから、普通ならまったく話が進まないで終わっちゃいますが、それではお話にならないので鈍いジョルジアに氣づかせて、さらにグレッグの逃走も引き止めなくちゃいけなくて、この先はけっこう問題なく書けたんですけれどね。

グレッグはいろいろな意味で負け犬タイプですが、真面目だけが取り柄なのでちゃんと自分で言いにきました。
ジョルジアにも氣を遣っていますが、愛想を尽かされたと思っていますから嫌な顔をされるのも辛いので顔を見ずに話しています。そのあと、ガックリ落ち込んで勝手に帰ろうとしてしまいました。

そして、そうですね。ここで離れたら、この二人ならお終いです。ぐるぐるしているだけで先はないでしょう。
だから、なにが何でもジョルジアに頑張ってもらいました。

それにルーシー。
もう、本当に、子どもも犬も総動員しないと、二人だけでは進まないんですよ!

ええと、この後ですが、これで一氣に進むなんて、まさか(笑)
ここからが始まりです。何って、ぐるぐる&生殺しの。
レイチェルは、キャシー同様、普通の前向きタイプなので、この二人が何をちんたらやっているのかは全く理解できないだろうなあ。

まだまだ先は長いですが、読んでいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.05.17 22:01 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

バレてしまって、ウルトラいたたまれないグレッグですが、それに対するジョルジアもああですからねぇ。ひどすぎ。
あ、「にげる」はグレッグのお得意わざなんですよ。
困ったヤツなんです。

で、この二人なので、ご推察の通り「なぜこのシチュエーションで全然進まないんだ!」になりますが、これからが長いんですよ。なぜ進まないかというと、ほら、あの某有名ジャーナリスト様の件で、デッドロックかかっちゃっているからです。
また今回も、ご本人(とTOM-Fさん)の全くあずかり知らない所(しかも in Africa)でいいように使わせていただいております。

で、ただの友達なんだか、それ以上なのか、ものすごく微妙な線で話が進んでいきます。
長いんですが、引き続き読んでいただけるとありがたいです。

コメントありがとうございました。
2017.05.17 22:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
う~~~ん。
ドラマだなあ。。。。
小説に倫理観を求めても仕方ないので。
・・・というか、倫理を外れた方が面白いので。
こういう展開はあま====い感覚に酔って読んでおりました。
う~~ん、、、流石夕さんの小説。
(*´ω`)
2017.05.18 09:56 | URL | #- [edit]
says...
ルーシーナイスだ!!なんて良い犬なんだ!
って、本題はそこではないですよねw

グレッグが戻ってきてくれてほっとしました^^
ろくに言葉も交わさずにさよならでは……きっとグレッグ自身も後悔したのでは?と思います。

「無害な」友達でいてほしい――なんて言えませんよね…
混乱するジョルジアの気持ちも良く分かります。
2017.05.18 14:21 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

ドラマチックですかね。

倫理という事では、まあ、この小説のキャラクターたちはあまり倫理からは外れた事はしていませんよね。
世の中には妻子がいるのにいないフリをしたり、好きでもないのに好きなフリをしたりする人がいますが
好きだけれど言わなかったというのは、それほど責められて叱るべき事ではないかも。

まあ、でも、こう言うタイプって、多くの女性にはいまいちかなあ。
少し危険な香りがする方が、女性ホイホイになるような……。

コメントありがとうございました。
2017.05.18 22:30 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あはは。もうね、この小説主人公二人がアレなんで、犬だの子どもだのに手伝ってもらわないと進まないんですよ(笑)

ここで戻ってこないと、これでお終いなのがわかり切っていますから
戻れて本人はホッとしているかな。

「無害な」友達、ジョルジアは強制するつもりはないみたいですが、結果として……え〜、ちょっとひどいかなと思いつつ、そういう状態が続きます。

しばらくじれったい関係が続きますが、また読んでいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.05.18 22:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
このところの二話で急展開?
とりあえずばれちって、ジョルジアは困惑なんだけど、グレッグが逃げなくて偉い。
いあ、逃げることないし…(-_-;)

夕さんの物語は正直者が多くて好感です。
ここから《郷愁の丘》へ行くという約束がどのように果たされるのか楽しみです。
日帰りでは行けないのね。ふふふ(謎の笑)
2017.05.19 12:24 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

急展開はこれでお終い。
と、思ったけれど、意外とこの話、常に唐突かも……。
って、ジョルジアが一人でバタバタしているだけという話も。

グレッグ、ちゃんと「ごめんね」には来ましたけれど、そのあとはほとんど逃走だな。
というより敗走かも。
この人、いつもそうかも。ここで踏ん張れば、もっときゅんと来る女性も多いのかもと思いつつ。
ストーカーみたいなのも困りものですけれど、あまり諦めがよすぎるのも「それじゃ何も始まらんでしょ」ですよね。

うちのキャラクターたち、スペック低いのが多いんですけれど、その分人を踏みつけにして自分だけよければタイプみたいなのはすくないかなあ。って、そんなキャラ、どこのブログでもあまり見ないか……。
グレッグみたいなのは、一般受けはあまりしないだろうし、キャラとしてでなく普通の世界でもいまいちモテませんが、一瞬でも共感していただけると嬉しいなあとなんて思ったり。

そして、次回からいきなり《郷愁の丘》です。
ストーリーの要になる所なんだけれど、一部まだバタバタと書き直していたりして、まずい!

日帰りでは行けないんですよ。
何とジョルジアったら、そんなに無賃宿泊するか! な、お話です(笑)

長いのですが、お付き合いただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.05.19 20:45 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
コメントを一回分飛ばしちゃってごめんなさいの大海です。いや、前回の時点で突っ込んどかないと、と思ったのに、目眩でじっと画面を見ていられなくて、読に逃げになっていました(;_;)
が、思った以上の急展開(ぐるぐる内の展開なので、すごく方向性が変わったわけじゃ無いけれど、これはある意味急展開ですよね)にびっくり。しばらくは二人が言い出せないまま距離を縮めていくのかと思っていましたが、なんと、バレちゃう展開だったのですね。これは究極のぐるぐるですね~
言い出せないまま・知らないままのほうが距離って縮まりやすいかもしれませんものね。要するに、グレッグにとっては0からの出発どころか、マイナスからの出発になってしまったわけで……前途多にゃん、じゃなくて、前途多難ですね。でもここは、にゃんでは役に立たないけれど、わんは役に立ってくれました! わんってご主人様のために尽くしますよね~(*^_^*)

これから先は、グレッグにとっては心情的に辛い面もありそうですね。
でも今の時点では、ジョルジアは、差し出された手に「ごめんなさい、でもいいお友達でいたいの」とある意味、グレッグに取ってはつら~い言葉をかけるしか無いわけですが……まぁ、もうマイナスだからこれ以上は悪くなることはないので、ここからは這い上がるしかない、というところ。頑張れ、グレッグ。これからもきっとルーシーが手伝ってくれる……って他人任せにしては行けませんね。でもそれを期待するしかなさそうな二人……(^^;)
そう言えば私の知り合いの夫婦が面白いことを言っていました。自分たちはマイナス同士の夫婦だけど、かけ算したらプラスになるから!って。(大阪人なので、「でも、足したらあかんねん(余計マイナスになるから)」と自分らで突っ込んでましたが^^;)積極性という意味ではマイナス同士の二人、かけ算で頑張れ!
郷愁の丘に行ってどんな気持ちになっていくのか、見守ることにいたしましょう!
2017.05.20 03:28 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

感想飛ばすくらい全然問題なしですよ。
そもそも、ここ一つの話を二つに切っているだけですし。

そして、そうなんですよ。この話、お互いの氣持ちを知らないままぐるぐるするんじゃなくて、出発点が「ジョルジアは某ジャーナリストが好き」で「グレッグはジョルジアが好き」という事をお互いに知るってことなんです。グレッグの方は告白する前にもう失恋しているので、ジョルジアは辛い「ごめんなさい」を言わずに済ませてしまうのですが、ここからが極悪生殺しなんですよ。彩洋さんもご存知の「絶滅危惧種」はこのほぼ半年後、「最後の晩餐」は、ここから一年数ヶ月後なので。

にゃんことわんこは違いますよね。基本的ににゃんこは自分のためにしか動かないイメージあり。わんこはけなげです。が。ルーシーのお手伝いはここまでです(笑)そんなにいつも子どもやわんこに頼ってちゃ。

この話、もともと後ろ向きな二人の話ですけれど、一人が輪をかけて後ろ向きなので、もう一人が動かなくちゃいけなくなるという。大阪のパワフルな二人にはとても敵わないですが、この二人もそれなりに頑張るかと思います。まあ、若干、例によって空回りしているかもな……。

この後は、まだまだイライラさせる事この上ない展開が続きますが、懲りずにおつきあいいただけると幸いです。

コメントありがとうございました。
2017.05.20 17:59 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
いやあもう、なんて純朴で、お似合いの2人なんでしょう。
よくぞ出会ってくれたなあと言う感じで。
グレッグが飛び出して行った時は、「ええ~、これでまた遠ざかっちゃうの!」と愕然としたんですが、夕さんもそこまでは気が長くなくて良かった(笑)また巡り合うまで待つのはきっと大変だと思ったから。

それにしても、この2人の「自信の無さ」は、ある意味罪なレベルですよね。ちょっと一昔前の日本には沢山いたかもしれないけど。
ほんと、こんな2人がよくぞ出会ってくれた。
もう、グレッグもこれですこしはジョルジアの気持ちを感じ取れたかな?
いい感じで進んで行くのを、楽しみにしています♪
2017.05.21 01:36 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

「二人ともいい歳してなんなんだ」ですよね。二人ともこういうのって設定として難しいんですけれど、ジョルジアの方はコンプレックスで、グレッグの方はアフリカのサバンナ育ち&家族問題でこうなっちゃったと設定して無理矢理成立させています。

ちなみにここで離れてしまったら、「The End」です。再び逢わせる無理な設定、考えつきません(笑)
考えついたとしても、おそらく読者は、「やってられない」と、ついてこないんじゃないかと。

グレッグは、あ〜、全然ジョルジアの面倒くさい事情は何も感じ取っていません。
この人、どの人間とも、がっつりつき合ったことがないし、ましてや女心なんてカケラもわかっていないし、「そっか、友達オンリーだね」と素直に受け取ってがっくりしているかと。

というわけで「単なるお友だち」状態で話は進みます。
まだまだ先は長いですが、見捨てずに読んでいただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2017.05.21 16:43 | URL | #9yMhI49k [edit]

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