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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

「Alegria」の歌詞を訳してみた

もうずいぶんと前から「中世ヨーロッパ風の長編書いている」だの、「題名は『貴婦人の十字架』で」だの、チラチラと開示している私ですが。いっこうに進んでおりません。鉄道にたとえると、特急の停まる駅全部と、急行の停まる駅8割くらいは書き終わったのですが、各駅停車の駅の部分がさっぱり。

なぜこうなったかというと、全然集中していないからなんですね。私の場合、小説は脳内映画で完結させて、実際の執筆は観たものを書き写す感覚で作るのですが、現在、脳内は色々な映画が同時上映中なのです。で、私は「貴婦人の十字架」のシアターでなくて、別の映画館についつい吸い寄せられて入ってしまっていると言うか。ま、それでもいいんですけれど。

で、どこのキャラが、いま激しく動き回っているかというと。自分でも予想外でしたが「夜のサーカス」の皆さんでございます。月刊ステルラは月刊だから、そんなに激しく動かなくてもいいんだけどな~。

で、Cirque Du Soleil のアルバム「Alegria」を「夜のサーカス」を書く時のイメージを練るために聴いているのですが。日本にいた時には、まったくわからなかった歌詞が、半分聴き取れるようになっていて、氣になって調べてみました。(もちろん全部聴き取れているわけではありません)

で、調べれば調べるほど、現在向かっている「夜のサーカス」のイメージにぴったりになってきたので、本氣で訳してみました。

以前は、こういう事をしても、自己満足で終わっていたのですが、こんなに苦労したし(この翻訳に使った時間、小説が三本くらい書けたかも……)、「夜のサーカス」は、私の小説の中では多くの方に読んでもらっているので、公開しちゃえと。

ええと、イタリア語とスペイン語は専門外なので(英語もですが)、間違いがあったらご指摘ください。あと、詩として耳に心地よく、また、日本語として意味が通るように、ちょっと意訳しています。ここからコピーして使うと、翻訳としては間違っている可能性がありますので、お氣をつけ下さい。

オリジナルの歌詞は下に貼付けました。どんな曲か聴きたい方は、メニューカラムの「BGMを試し聴き」で。(MixPodのサービスが終了してしまったので、動画を追記に貼付けました)「夜のサーカス」を読みたい方はこちらからどうぞ。


「ヴァイ・ヴェドライ」シルク・ド・ソレイユ - アルバム「アレグリア」より

お行き、私のかわいい子、行って観るのよ
お行き、私の小さな子、観にお行き

運なんかこれっぽっちもない所
もうこの心では行く事は出来ないから
おまえの足で月の上に行くのよ

ああ、我が子よ、お行き
大きな悲しみをいつも隠している
彼の微笑みを観にお行き
あの男の狂氣を観にいくのよ

狂氣

義のなき男の
狂氣
怖れなき戦士の
狂氣
天国で遊ぶ
生き生きとした子供は
戦士に殺された
大きな悲しみをいつも隠している
彼の微笑みを観にお行き
あの男の狂氣を観にいくのよ

狂氣

大きな悲しみをいつも隠している
彼の微笑みを観にお行き
あの男の狂氣を観にいくのよ

お行き、私のかわいい子、観にお行き
お行き、私の小さな子、観にお行き
ご覧

運なんかこれっぽっちもない所
もうこの心では行く事は出来ないから
おまえの足で月の上に行くのよ
ああ、我が子よ、お行き
大きな悲しみをいつも隠している
彼の微笑みを観にお行き
あの男の狂氣を観にいくのよ



「アレグリア」 シルク・ド・ソレイユ - アルバム「アレグリア」より

歓喜
生命の閃光のよう
歓喜
狂える雄叫びのよう
歓喜
罪びとが咆哮ぶよう
麗しく轟く疼み、こんなにはっきりと
猛り狂う愛のよう
歓喜
陶酔の旋風のよう

歓喜
私は生命の輝きが光を放つのを見た
歓喜
若き吟遊詩人が歌うのを聴いた
悦びと哀しみの
麗しく轟く叫び、これほど激しく
私の中には荒れ狂う愛がある
歓喜
心おどる神秘的な想い

歓喜
生命の閃光のよう
歓喜
狂える雄叫びのよう
歓喜
罪びとが咆哮ぶよう
麗しく轟く疼み、こんなにはっきりと
猛り狂う愛のよう
歓喜
陶酔の旋風のよう

歓喜
生命の閃光のよう
歓喜
嘆く道化師のよう
歓喜
狂った哀哭の
轟く雄叫びのよう
こんなにはっきりと
猛り狂う愛のよう
歓喜
幸福が押し寄せる

私の中には荒れ狂う愛がある
歓喜
心おどる神秘的な想い



「Vai Vedrai 」 - Cirque Du Soleil

Vai, vai bambino vai vedrai, vai

Vai, vai piccino vai vedrai, vai
Vedrai

Dove mancha la fortuna
Non si ca piu con il cuore
Ma coi piedi sulla luna
Oh mio fancillu(o) vedrai
Vai Vedrai che un sorriso
Nasconde spesso un gran' dolore
Vai Vedrai follia del uomo

Follia

Del uomo senza driturra vai
Follia
Del guerrier senza paura vai
Follia
Del bambino pien' divita
Che giocando al paradiso
Dal soldato fu ucciso
Mio fanciull(o) vedrai
Vai Vedrai che un sorriso
Nasconde spesso un gran' dolore
Vai Vedrai follia del uomo

Follia

Vai Vedrai che un sorriso
Nasconde spesso un gran' dolore
Vai Vedrai follia del uomo

Follia

Vai Vedrai che un sorriso
Nasconde spesso un gran' dolore
Vai Vedrai follia del uomo

Vai, vai bambino vai vedrai, vai

Vai, vai piccino vai vedrai, vai
Vedrai

Dove mancha la fortuna
Non si ca piu con il cuore
Ma coi piedi sulla luna
Oh mio fancillu(o) vedrai
Vai Vedrai che un sorriso
Nasconde spesso un gran' dolore
Vai Vedrai follia del uomo


「Alegria」 - Cirque Du Soleil

Alegria
Come un lampo di vita
Alegria
Come un pazzo gridar
Alegria
Del delittuoso grido
Bella ruggente pena, seren
Come la rabbia di amar
Alegria
Come un assalto di gioia

Alegria
I see a spark of life shining
Alegria
I hear a young minstrel sing
Alegria
Beautiful roaring scream
Of joy and sorrow, so extreme
There is a love in me raging
Alegria
A joyous, magical feeling

Alegria
Come un lampo di vita
Alegria
Come un pazzo gridar
Alegria
Del delittuoso grido
Bella ruggente pena, seren
Come la rabbia di amar
Alegria
Come un assalto di gioia
Del delittuoso grido
Bella ruggente pena, seren
Come la rabbia di amar
Allegria
Come un assalto di gioia

Alegría
Como la luz de la vida
Alegría
Como un payaso que grita
Alegría
Del estupendo grito
De la tristeza loca
Serena
Como la rabia de amar
Alegría
Como un asalto de felicidad
Del estupendo grito
De la tristeza loca
Serena
Como la rabia de amar
Alegría
Como un asalto de felicidad
There is a love in me raging
Alegría
A joyous, magical feeling



追記


関連記事 (Category: BGM / 音楽の話)
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Comment

says...
シルクは好きで結構見に行ってます。アレグリアも見ましたが、なるほど、あの歌はあんな意味だったんですね。
そもそも、『アレグリア』という単語の意味さえ知らなかった……。
小説書くとき、私はアニメを見てる感じですね。夕さんと同じように、映像を文章に起こしてるってとこです。
もっとも、私の場合はストーリーで展開するのでなく、ラストや特徴的なワンシーンを最初に頭の中に描き、
どうやってその場面に到達させるか、という事になっちゃいます。
ミステリを書くときは、謎解きのシーンから始まり、さて、どうやってトリックを作るかと、後から考えたりします。
私はキャラの設定、名前、架空の地名などを考えるのが一番苦手だったりします。
2012.10.09 15:44 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。
正確に言うと単なる「喜び」も「アレグリア」ですね。かなり普通の日常単語として、この近くでも使われているんです。しかし、まあ、「喜び」を表現するのに、あの単語の数々。淡白な日本人とラテン民族は違うなあと、訳してて思いました。
キャラの名前や関連地名は、あまり苦労した事ないです。そこらへんから、ちょいちょいと……(笑)
沙々羅さんも映像派ですか。ミステリー。あ、そうか。先に謎解きシーンがあって、それにあうトリックが必要になると。へえ〜。そういえば、ミステリーは書いた事がありませんね。読むの専門です。
今度、お邪魔して、ミステリー探してみますね。
コメントありがとうございました。
2012.10.09 16:52 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
 おはよう御座います
映像派 多いのでしょうか…
僕は 思いっきり文字派でしょうか 頭の中でも 文字書いてます。
… 彼は ゆっくりと 立ち上がり そして  とか言うように
此処は あの漢字で 一行あけてとか…
最後まで きっちり書けた作品は良くなるのですが 書けなかった作品は 
やはりグダグタですね。
頭に書いたものを 紙に書いて そして 訂正入れて パソに入れる。 
今 頭の中だけで書いている長編が一本あるのですが 終わりが見えてこない… 
2012.10.09 21:48 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは☆ 今日はじっくりとこの記事を拝見させていただきました。
音楽を聴きながら、邦訳の詩(素晴らしい訳です!)を解きほぐしていくだけで鳥肌が立ちました。
今の日本では通常経験できない、狂おしいほどの熱狂、胸をかきむしるほどの熱気!
サーカスを陽か陰かと問えば、日本人ならばおそらくほとんどの人が陰と答えるでしょう。
しかし他方で、もしかしたら陽の極みと感じる国民性もあるのかもしれないと、ぼーっとしながら考えました。
機会があれば是非シルク・ド・ソレイユを鑑賞しに行きたくなりました!
ありがとうございます。
HIZAKI 
2012.10.10 15:42 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。
頭の中の文字で完成? それはすごい!
途中で忘れてなくなっちゃったりしないんですね? 長編が全部文字で頭の中に? 
発表してくださいよ。
待ってます。
紙に書いて、って方もすごいなあと思います。
もちろん昔は私も紙だったんですよ。で、その頃書いたモノは放置。だって、打ち直すのが面倒なんだもの……。
あ、でも、年表などは、まず紙に書きますけれど。
コメントありがとうございました。
2012.10.10 18:38 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは!
これは嬉しい。HIZAKIさんに訳を褒めていただけるなんて。
意味を訳するだけだったら、そんなに長くはかからなかったのですが、今回は「喜びの嵐のように」や「喜びに満ちた、魔法のような感じ」というような直訳ではなくて、言葉を選びに選んで、大事に訳したのです。そう、きっとHIZAKIさんのような詩人が、ご自分の作品にそうなさっているように。
「喜び」を表すのに「犯罪者の叫びのよう」「嘆く道化師のよう」って、日本人には考えつかない強烈な比喩ですけれど、ラテンにはそういうのもありなのかなあと。
シルク・ド・ソレイユをはじめて観に行った時の、あの筆舌に尽くしがたい魅惑的な感じが、それでいて、どこかにサーカス特有の月夜のような「陰」の世界が、この二つの歌詞にはとてもよく出ていると思います。機会があったら、ぜひぜひご覧になってくださいね。日本にはよく来ているみたいですし。
コメントありがとうございました。
2012.10.10 18:57 | URL | #9yMhI49k [edit]

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