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Posted by 八少女 夕

【小説】復活祭は生まれた街で

今日は「十二ヶ月の情景」四月分をお送りします。毎月ある情景を切り取った形で掌編を作っています。先月から、100,000Hit記念企画として、みなさまからのリクエストに基づいた作品を発表しています。まだリクエスト枠が二つ残っていますので、まだの方でご希望があればこちらからぞうぞ。

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「月刊Stella」は小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌です。上のタグをクリックすると最新号に飛びます。


今日の小説は、GTさんのリクエストにお応えして書きました。ご希望は『夜のサーカス』の関連作品です。

『夜のサーカス』は、当ブログで2012年より連載した作品です。イタリアの架空のサーカス「チルクス・ノッテ」を舞台に個性的なメンバーの人間模様を描いた小説で、2014年に好評のうちに完結しました。話の中心になったのはブランコ乗りの少女ステラと謎の道化師ヨナタンです。GTさんは、この作品をお氣に召して、今回のリクエストでも選んでくださいました。

あまり奇をてらわずに、GTさんのお氣に入りのヒロイン・ステラを前面に出したストーリーを考えました。四月のご希望でしたので、復活祭(パスクァ)を題材にしました。妙に食いしん坊小説になっていますが、これは、作者の脳内がこれで詰まっている、という証ですね。




短編小説集「十二ヶ月の情景」をまとめて読む 短編小説集「十二ヶ月の情景」をまとめて読む



【参考】
小説・夜のサーカス 外伝

「夜のサーカス Circus Notte」を読む「夜のサーカス」をはじめから読む
あらすじと登場人物




夜のサーカス・外伝
復活祭は生まれた街で


 ついこの間まで、季節外れの雪が降っていたというのに、今日は随分と暖かい。着てきたジャケットが暑くて、脱いで腕に持った。横を歩いている彼がふっと笑った。ヨナタンって、いつも涼しげよね。暑くないのかしら。ステラは首をかしげた。

 教会の鐘が鳴り響いている。久しぶりだけにその音は格別大きかった。一昨日の聖金曜日にステラはヨナタンと一緒に彼女の生まれた町にやってきた。普段は大きな連休の時には興行する団長だが、さすがに聖金曜日から復活祭パスクァ にかけて興行するのは氣が咎めるらしい。あれでも一応カトリック教徒なのだ。さらにいうと、無理に興行して事故でもあったら、縁起担ぎにうるさい団員たちが彼の言うことを聞かなくなる。だから、聖金曜日から復活祭までは、興行を休むのだった。そのかわり、明日の天使の月曜日パスケッタからは再び仕事だ。

 ステラは、例年ならば一人でこの町に帰ってくるのだが、今年はヨナタンを伴った。彼は天涯孤独なので、復活祭でも帰る生家はないのだ。「嫌じゃなかったら、うちに来て復活祭を楽しんで」と誘うと「迷惑でないならぜひ」と言ってくれた。ステラはとても嬉しかった。

 ヨナタンと二人で遠出することは滅多になかった。電車やバスを乗り継ぐ時間、ずっと彼と一緒だった。車窓から指さして懐かしい山や川の名前を教えるのも楽しかったし、乗り換えの話をするのですらわくわくした。

 北イタリアのアペニン山脈の中腹にあるステラの故郷は、年間を通じてとても静かだ。かつてこの地を治めていたあまり裕福でなかった領主が残した城は、小さく観光客も滅多に来ないし、復活祭でも中世を彷彿とさせるパレードなどの大きな祭事はない。ごく普通のミサがあり、その後に家族でご馳走を食べるのだ。

 伝統を守る人たちは、聖金曜日から肉を食べない。教会も鐘を鳴らさずに、イエス・キリストの死を悼み、救世主を死なせてしまった人間の罪の深さを思う。そして、日曜日に主の復活を祝って鐘がなると、ご馳走をたらふく食べて祝うのだ。

 待ちに待った復活祭。何よりも楽しみなのは、ミサの後の午餐だ。その美味しいご馳走を誰にも文句を言わせずに、心ゆくまだ食べるために、いや、良心がとがめるのが嫌なので、ステラは町の人々に交じって復活のミサに預かる。ヨナタンがカトリックかどうかは聞いたことがないけれど、それに、普段は日曜日に教会に行ったりはしないからあまり熱心な信者ではないみたいだが、彼も特に文句は言わずについてきてミサの席に座っていた。

 そして、無事にミサが終わったので、二人はステラの家へと再び向かっているのだ。少し前を母親のマリが歩いている。彼女の経営するバルの常連たちに囲まれ、楽しく話をしながら。
「あの小さかったステラが、サーカスの花型になって帰ってくるとはね」
「しかも、ボーイフレンドを連れてきたよ」

 そんな噂話も聞こえてきて、ステラとヨナタンは顔を見合わせて小さく笑った。ステラの父親は、ずっと昔にいなくなってしまって、ステラはマリが女手一つで育てた。子守もいなかったので、多くの時間をマリのバルで過ごした。だから、常連のおじさんたちはみな親戚のような存在だった。

 そして、このバルの片隅で食事をしていたヨナタンと、六歳だったステラは出会ったのだ。だから、ステラにとってこの町は生まれ故郷というだけでなく、愛する人との運命の出会いの舞台でもあるのだ。彼とまたここにこうして来られたのがとても嬉しい。ああ、なんて素敵な春なのかしら!

 バルでもある家に着くと、常連たちと別れを告げて、マリは急いで中に入った。食事の用意があるから。ステラとヨナタンも、人びとと別れを告げて家に入る。すぐにマリの弟夫妻がやってくるから、食卓をきちんとしておかなくてはならない。ヨナタンも進んで手伝ってくれるので二人でテーブルセッティングをした。

 ステラの生まれた地方は、生ハムの生産で世界的に有名だ。だから、お祝いの食事は前菜には、プロシュットが色づけされた卵と一緒に並ぶ。アーティチョーク、アスパラガスといった春の野菜、復活祭にいつも作るチーズのトルタと一緒に食べる。生ハムを薔薇のように巻いてお皿に飾りつけながら、ステラはヨナタンが子供の頃にくれた運命の赤い薔薇のことを思い出していた。

 賑やかな笑い声と共にジョバンニとその妻のルチアが花を持って登場した。ステラの母親マリとジョバンニは仲のいい姉弟だが、夫妻はローマに住んでいるので会えるのは年に一度かそれ以下だ。愉快なジョバンニは、尋常でなく口数が多い。そしてルチアはいつも笑っている。二人が来るとマリの家には十人客が増えたかのように賑やかになる。ヨナタンが静かすぎるということもあるのだけれど。

 マリは、ヨナタンが用意してきたワインを開けてデキャンタに注いだ。アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラだ。アマローネは葡萄を半年近く陰干しする特別な製法によって作られ、濃厚な味わいが特徴だ。値段が高く贈答用などに珍重されている。ヨナタンがこのワインを選んだのは、もう一つ理由があった。復活祭に縁が深いワインだからだ。

「『最後の晩餐』でイエス・キリストが飲んでいたのは現代のアマローネみたいなワインだった」ということになっているのだ。

 イエス・キリストが亡くなる前の晩に弟子たちと過ごした『最後の晩餐』は、レオナルド・ダ・ビンチの絵画でも有名だ。

「みな、この杯から飲みなさい。 これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです」
『マタイ福音書』にそう書かれていることから、キリスト教信者にとって赤ワインは特別の意味を持っている。

 研究によると、当時ローマで飲まれていたワインには、腐敗を防ぎ風味をつけるために、樹木の樹脂や様々のスパイスを加えて作っていたようだ。エルサレムの街の近くで発見されたイエスの時代と近いワインの壺にはスモーク・ワインや非常に暗い色のワインとの記載があった。非常に濃厚で重いタイプのワインが好まれた可能性がある。

 実際に「アマローネ」の歴史は古く、古代ローマ時代に「レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ」という甘口ワインを作る過程で偶然できた糖分の少ないワインだ。本当に最後の晩餐で飲まれたワインに近い味わいなのかもしれない。

 いずれにしても、普段自宅用にはなかなか手の届かない高級ワインなので、初めて恋人の家を訪れる時のプレゼントとしては悪くないだろう。

 マリの用意した食事は、そのワインに恥じない美味しいものだった。

 プリモ・ピアットはステラの好きなタリアテッレ・アル・ラグー(ミートソース)。パスタのゆで具合に少しうるさいステラ自身がアルデンテに茹であげた。ラグーの香りがほわんと台所に広がり、ステラはテーブルに着くまで食べるのを我慢するのに苦労した。ヨナタンに食い意地が張りすぎていると思われるのが恥ずかしかったので、なんとかつまみ食いはせずに耐えた。

 ジョバンニは、すべての料理について涙を流さんばかりに感動して食べた。ステラは普段、彼の食事を作っているルチアが氣分を害さないか心配になったけれど、彼女は夫が何を言っても、まるでワライダケでも食べさせられたかのように笑っているのだった。

 セコンド・ピアットは仔羊のローストのバルサミコソースがけ。仔羊肉は固くなってしまうと美味しくない。切ったら中身がピンクになっているべきだ。ステラは、まだ上手く仔羊を調理できない。いつか、自分が奥さんになる時までには、上手に焼けるようにしたいと思っていた。

「あーあ、作り方を見ておくの忘れちゃった」
ステラがため息をつくと、ジョバンニが姪の心がけが素晴らしいと褒め称え、どういうわけかルチアがけたたましく笑った。ステラがうつむいているので、ヨナタンがそっと言った。
「チルクス・ノッテに戻ったら、折を見て一緒にダリオに教えてもらおう」

 ダリオは、チルクス・ノッテ専属の料理人だ。毎日とても美味しい食事を作ってくれるだけでなく、団員たちの相談にものってくれる優しい人だ。料理を習うなんて考えたこともなかったけれど、ヨナタンが一緒に習おうと言ってくれたのがとても嬉しくて、ステラもまたルチアのように楽しい心持ちになった。

 デザートは、鳩の形を象ったフルーツの砂糖漬けやレーズンをたっぷりと混ぜ込んだブリオッシュ生地のお菓子コロンバと、チョコレートの卵。この卵は、本当は子供たちがもらうもので、中から小さなおもちゃが出てくる。ステラは、もうおもちゃをほしがる年頃ではないけれど、子供時代へのノスタルジーで、自分で買ってきた。

 アマローネの瓶は空になり、お皿の上も綺麗に何もなくなった。マリとジョバンニとルチアが楽しく笑いながらリビングで語らっている。ステラは申し出て、ヨナタンと一緒に皿を洗った。こうやって二人で何かを作業できるのが嬉しくてたまらない。

“Natale con i tuoi. Pasqua con chi vuoi.”(クリスマスは家族と、復活祭は好きな人と)

 イタリアでは、こんな風に言うけれど、家族も好きな人も全部一緒に楽しめるのって、本当に素敵! ステラは、人生の春を思い切り楽しんだ。

(初出:2018年4月 書き下ろし)
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Category : 短編小説集・十二ヶ月の情景
Tag : 小説 読み切り小説 リクエスト キリ番リクエスト 100000Hit 月刊・Stella

Comment

says...
執筆、お疲れ様でした。

ステラにヨナタンに、カトリックなのに胡散臭い団長とか、もうすでに懐かしい面々ですね。
そっか、二人の物語は、ここからはじまったんですね。順調そうで、なによりです。
ステラがあいかわらずまっすぐで、とても可愛らしいです。ヨナタンとの里帰りが嬉しくてたまらないみたいですよね。ボーイフレンドなんて言われていましたが、もうステラの家族の一員として歓迎されているっぽいですね。なにげに役に立つし(笑)
そしてそして、相変わらず出てくる食べ物や飲み物が素敵ですね。プロシュートというとモッツァレラチーズが思い浮かびますけど、本場ではいろんなものを添えているんですね。パスタも子羊のローストもデザートも、全部おいしそう。
イタリアの復活祭の風習や、ワインのトリビアもさすがという感じで、ほんとに勉強になります。
春らしい、とても楽しい一篇でした。

あ、本編とは関係ないですけど、町はずれの古城って、幽霊が出るとこでしたっけ?
2018.04.11 09:05 | URL | #- [edit]
says...
おはようございます。

そうなんですよ。書いている自分で「懐かしい!」って感じでした。ヨナタンの登場はこのバルでした。珍しくいつまでも順調な二人ですよね。
(他のキャラいじめ過ぎ?)

もう勝手に家族公認というか、街全体公認になっているようです。
ステラはヨナタンに美味しい料理を作ってあげたくて仕方ないようですが、おそらくそんなに上手ではないですよ。ヨナタンの方がマシだったりして。

今回のテーマはイタリアの復活祭でした。ドイツ語圏とはずいぶん違うんですよ。

ワインの話はちょうどタイムリーでした。これだけだとちょっと使いにくいですからね。

あ、よく憶えていてくださいましたね。あの怪しさ満点の古城はもう少し北の開けたところにある設定です(^^) ここから一時間くらいでしょうか。また出てくるかな。

コメントありがとうございました。
2018.04.11 10:58 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは、GTでございます。

ありがとうございます~! もうステラちゃん於一挙一動が頭の中で想像できるような、そんな物語ですね~! いや~これは素晴らしいですよ~。ありがとうございます!

読んでるとやはりと申しましょうか、お腹が減ってきますな…。その二人の食事シーンも頭の中でアニメーションして、もう頬が緩んでしまいます。イタリアの復活祭のことも少し分かり、ちょっと調べてみたくなりました。食事のメニューも丁寧に書かれてて、興味をそそると共に、私の胃袋も興味が湧いたようで……夜中だというのに、何か入れろとせっついてきます(笑)。

タリアテッレのラグー。これは絶対旨いやつだ……と思いながら、ステラちゃんが一生懸命にパスタを茹でて、そして、つまみ食いを我慢するところを想像すると、頬が緩んでしまいます。ヨナタンも幸せもんですな~。

いや~も~、可愛いステラちゃんのお話しをありがとうございました! ヨナタンも幸せでしょうが、私も幸せになりました。ありがとうございます!

それでは :)
2018.04.11 15:50 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

お氣に召してよかったです。

四月なのでどんな題材にしようかと考えて、今年は復活祭が四月一日だったので、これでいこうと決めました。

読者のことを考えて、日本の風土的にあまり宗教色は出さないようにしたので、やはりメインはご飯です。

名劇をお作りになった方もおっしゃっていましたが、日本向けにはあまり宗教色が強いとドン引きされるみたいですね。


タリアテッレ・アル・ラグーはボローニャ風ともいうんですが、地元なのでこっちの方が自然みたいですねです。普通のミートソース。食い意地張ってるステラですが、客の前でつまみ食いはまずいですよね。

ヨナタンはあまり家庭の味を知らずに育ったのでこういう復活祭は嬉しいと思います。GTさんにも喜んでいただけてきっとステラも嬉しいと思います。

リクエストと、コメントありがとうございました。
2018.04.11 22:47 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おお!半端ない料理の描写、堪能させていただきました。
ヨナタンとステラの甘~い雰囲気がデザートになって、もう満腹で食べられません。本当に御馳走さまです。
そして2人の仲はすっかり公認になっているようですね。ヨナタンもそれを自然に受け入れているようですし、なによりステラのウキウキ、ワクワク感がストレートに伝わってきてとても嬉しい気持ちになりました。
自然な感じで寄り添ったりしてるんだろうなぁ・・・と妄想しています。

先日の旅行はちょうどイースター休暇に重なったのですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラでは洗礼式を見ることができたり、司教さん(?)がミサの中で世界の人々と握手を交わしましょう・・・らしきことを仰ったらしくて、ミサに参加してらした地元の方々と次々と握手を交わすことになったり(なんで握手を求められるのかわからなくて、戸惑いながら次々と握手を交わしたんですけれど)、新鮮な経験がいっぱいでした。
残念ながらボタフメイロ(香炉振り)を見ることは出来なかったんですけれど。

歴史に根付いた本物の復活祭、日本のいい加減なクリスマス等とは違って、歴史の重さを感じますね。
もちろんこの物語に登場する料理の数々やワインにも・・・。
2人の今を覗くことができて眼福でした。
でも羨ましすぎて、ちょっと妬いちゃうくらいですよ。
2018.04.12 12:30 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんにちは。

ご飯がメインの作品になってしまいました。相変わらず食い意地張ってる私です。

ヨナタンとステラは普通にカップルとして受け入れられていますが、素っけない約一名のせいでそれっぽさが少ないかも。(^^)

ステラはなんでも嬉しくて仕方ないようです。

サキさんのご旅行中にイースターだったんですよね。

ミサの最中に「キリストの平和」って言いながら握手を交わすのは、一年中いつもですが、イースターのミサは参列者も多いし皆さんよそ行きの洋服だと思うので素敵だったでしょうね。

ポルトガルやスペインはカトリックなので聖週間の儀式も見物なんですよね。

この二人は食べているだけでしたが(^^)

次はもっとラブラブさせようかな、と思いましたが、ヨナタンはいうこと聞かないだろうな。

コメントありがとうございました。
2018.04.12 16:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おいしいものを食べて罪も赦されるなんていいですね
赤ワインと仔羊のローストすごく合いそう
…ってお姉ちゃんが言ってました
しかも恋人と一緒にだなんて!
復活祭の方が恋愛イベントだったんですね
初めて知りました
2018.04.13 14:06 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

復活祭の前は表向きには40日の潔斎があって美味しいものは食べていないという建前なので、久しぶりにご馳走をたらふく食べていいというお祭りになっています。ま、今どき潔斎する人は減ってますけど。

アマローネに仔羊のローストって私が食べたい組み合わせです。
仔羊はともかく、赤ワインは永遠のJKのダメ子さんには、まだわからない味かもしれないですねー。二十歳になったら隣のお兄さんにおごってもらってくださいね。

クリスマスが恋愛イベントではないのは間違いないですが、復活祭が恋愛イベントなのかは裏が取れていないです。でも、こういう言い回しがあるのをネットで拾ったので使ってしまっています。本当はどうなんでしょうねー。(無責任)

コメントありがとうございました。
2018.04.13 19:42 | URL | #gCdjPySU [edit]
says...
こちらのお話の本編は未読なのですが(すみません)、
ステラとヨナタンの関係及び背景が分かって嬉しかったです。
ステラは、夕さんにしては珍しい(?)ぐるぐるしない系ヒロインのように
思いました。あ、でも、ヨナタンとこういう仲になるまでには紆余曲背あった感じなのでしょうか。
大道芸人の皆さんもそうですが、ステラたちもサーカスの団員ということで、
やはりこういう一つところに留まらずそのときそのときで移動していく
生業に携わっている人々は、心が自由というか縛られていない感じがしました。
ヨナタンは、生家がないということですが、そんな彼にとってステラという
名実ともに「帰る場所、人」に出会えたのは本当に幸運だったでしょうね。

皆さん仰られてますがこれは飯テロですよ〜
本当、おいしそうです。
彩りもさることながら、ワインの描写が印象的でした。
生ハムやアスパラはパステルカラーですが、ここに暗い色のワインがあると
テーブルがぐっと引き締まる感じがしました。

食後は後片付けをする申し出る二人ですが、健気でかわいらしいです。
二人で何かをすること自体が楽しいのですね。
まさに人生の春、また、ステラの心が豊かだからこそそう思えるのでしょうね。

ご旅行も楽しまれてきたようで何よりです。
またいろいろ旅のお土産話も聞かせてくださいね^^
2018.04.15 13:05 | URL | #- [edit]
says...
こんにちは。

この話は、もともとキリ番リクエストから始まったので、私の作品の中では少し色の違うヒロインが活躍しています。
猪突猛進で思い込みが激しく、絶対に諦めない火の玉少女です。六歳で十歳年上のヨナタンと出会って、運命の人だと思い込み十年後にサーカスのブランコ乗りになったという(笑)
Stella用の作品だったので、どの作品もほぼ読みきりのような形式をとっていて、いつの間にかじわじわとヨナタンの謎に近づいていきます。個性的な面々のストーリーが割と好評でした。お時間のある時に細切れにでもどうぞ。

もう完結した作品で、特に続編的な続きはないので、ストーリーもあまり深みを持たせず「食べているだけじゃん」になりました。
このアマローネ、日本だとあまり有名ではないのですけれど、スイスの私のあたりでは「普通のワインだと少し物足りない」という特別なプレゼントとしてよく使われるのです。日本ほど贈答品にお金をかけないんですけれど、普段持って行くワインの1.5から2倍するお高い品なのです。キリストの『最後の晩餐』に使われたというのは、たまたまこの話を書き始めた時に見つけたんですけれど、本当にタイムリーでした。

ステラは、ヨナタンと一緒にいられるだけでいつもワクワク・ドキドキに浮かれっぱなしなので、皿洗いだろうと掃除だろうと何でも大喜びです。ちなみにヨナタンはクールというと聞こえはいいですが、ぬらりひょんタイプでラブラブ的なことは何もしてくれません。ステラが一人で浮かれていると思ってくださるといいかも。

旅行、楽しかったですよ。このストーリーに負けない食いしん坊な記事をおいおい書きますので、楽しみにしていてくださいね。

コメントありがとうございました。
2018.04.15 13:53 | URL | #9yMhI49k [edit]

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