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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】郷愁の丘(15)あなたのもとへ -1-

「郷愁の丘」の続きです。秋の休暇でイタリア来ていたジョルジアは、グレッグからのメールに居ても立ってもいられなくなり、ミラノへと向かいました。グレッグ視点の前回更新では、そのメールを送信してからジョルジアは四十時間も音信不通のようです。さて、彼女は、一体何をしているのでしょう。

東京のような便利な都市に慣れていると、なかなかわかりにくいと思いますが、世界にはまだそう簡単に「問屋が卸さない」所が存在しています。特に、今回の舞台であるケニアを初めとするアフリカは、一筋縄ではいきません。しかも今は雨季。道はとても悪いのです。都会っ子であるジョルジアが四苦八苦する様子をお楽しみください。

今回は、二回に分けました。一応、このストーリーのクライマックスに当たる部分ですからいいですよね。


郷愁の丘「郷愁の丘」を読む
あらすじと登場人物




郷愁の丘(15)あなたのもとへ -1-

 彼女は落ち着くために一度エンジンを停止させた。悪い道を長距離走ることには、ニューヨーク在住の一般的な女性よりも慣れている。アリゾナやデスバレーで何日間も一人で撮影をしたこともあったから、四輪駆動車でなければダメだということは言われなくても知っていた。

 ミラノで飛行機に乗り込む前にレンタカーの予約もしておいたが、列車に乗り遅れたくなくて、早朝ナイロビ空港に到着してすぐに確認しなかったのが最初の躓きだった。ジョルジアは、その日の午後には《郷愁の丘》に着いているつもりだった。

 鉄道に乗り込んで、ムティト・アンデイまで二時間車窓を眺めた。この列車に乗って、モンバサへと向かったのは遥か昔のことのようだった。あれは一年と半年前の春の休暇だった。パーティにしつこく誘うリチャード・アシュレイへの言い訳のように、列車でモンバサへ向かうと口走った。そして、その言葉がきっかけで、グレッグは私をマリンディの別荘へと招待してくれたのだ。

 それが、この旅の始まりだった。《郷愁の丘》への。

 まだヘンリー・スコット博士と認識していたあの頃から、私は彼と親しくなりたかった。彼のことをもっと良く知りたかった。ずっと人との関わりを怖れて逃げ回っていた私が、三年前に知り合った時から、彼のことだけは安心できて友達になれると知っていた。直感で。

 ジョルジアは、逸る心を抑えながら窓の外のサバンナを見つめた。シマウマの姿が見えた時には思わず微笑んだ。彼のフィールドにいるのだと感じたから。

 彼女は、グレッグの元へ突発的に向かうのはこれで三度目だと思い当たった。レイチェルの家から、ニューヨークのパーティから、彼女を置いて黙って去っていこうとした彼を咄嗟に追った。そして今回、彼のメールに答える代わりにミラノの空港に急いだのも、心が答えを得ていたからだと思った。

 彼を失ってはならないのだと。同僚であり彼女の苦しかった時期に支え続けてくれた友人でもあるベンジャミンが言った「運命の女神が用意してくれた貴重な瞬間」、絶対に逃してはいけない一瞬を捕らえるためには、今走るしかないのだと。そして、この旅はもうすぐ終わる。あなたの元で。彼女は、彼女の来訪を喜ぶ彼の笑顔を思い描いた。

 だが、その甘い想いは、ムティト・アンディの駅で粉々になった。彼女の頼んでおいたレンタカーは用意されていなかった。そもそも窓口が閉まっていて、駅の係員に訊き、三度ほどたらい回しをされたあげくにようやくレンタカー会社の社員に電話をしてもらえた。一時間ほど待って現れたその係員はのらりくらりと応対しただけでなく、代車を用意するがセダンでいいかと言った。

「ダメです。四駆でないと」
「だったら、今日は無理です。明日の朝なら」

 予約したのに用意されていないことに対する謝罪もなければ、速やかに対応するつもりもない。ジョルジアは怒りを抑えた。ここはアメリカではないのだ。

 結局、ムティト・アンディで一泊して、今朝再び窓口に行って待った。あいかわらず時間通りにはやってこない。そして渡されたのは四駆ではあったが希望した車種ではなかった。だが、この車を借りなければ、今日中に《郷愁の丘》にたどり着けるかも怪しい。ジョルジアは諦めてキーを受け取った。

 契約書では、ガソリンを満タンにしてあるはずなのに、満タンに見えないので文句を言うと「計器が故障しているだけで、ガソリンは入っています」と言われた。だが、次の町に着く頃にはガス欠に近かった。

 そこでガス欠寸前にしたのがいけなかったのか、それとももともと壊れていたのか、車の調子は非常に悪かった。グレッグが彼の愛車にどれほどきちんとメンテナンスを施し、丁寧に乗っているのか、彼女は今さらながらに実感した。ここはとんでもない国だ。相手を信頼して任せていては何ひとつまともに機能しない。

 そして、道も悪かった。たとえひび割れていても舗装されていればまだマシだが、多くの道はぬかるんでいるか土ぼこりの舞う自然道で、起伏も激しかった。大してスピードも出せない。予定では一日以上前に彼に会っているはずだった。

 三度目にエンジンを切って、温度を下げ、彼女はハンドルの上に身を持たせかけた。私は何をしているんだろう。彼が呼んでいる、いますぐに逢いに行かなくてはならないと確信して飛んできたけれど、本当に彼は私を必要としているんだろうか。

 彼はイタリア旅行を楽しむようにと書いてくれただけだ。お父様に拒否されたことを慰めてほしいなどとひと言も書いていなかった。ジョルジアは、《郷愁の丘》に滞在した時の、キクユ族のアマンダの憎しみに満ちた瞳を思い出した。その時に、もしかしたらこの娘はグレッグと特別な関係なのではないかと思ったことを。

 彼は、ジョルジアに求愛したことは一度もなかった。初めて出会った時はもちろん、二年後に偶然再会したときも、彼はそんなそぶりを全く見せなかった。レイチェルが何も言わなければ、ジョルジアに恋心を伝えるつもりは全くなかったのだ。ジョルジアはクロンカイト氏を愛していると口にしてしまい、彼が何かを言う前にもう失恋させてしまった。しかも、それにも拘らず彼女が友達になりたいと願ったので、それを受け入れてくれた。それから一年半、主に手紙で交流しているが、彼が友情以上のことをほのめかしたことは一度もなかった。

 彼を恋愛対象ではなく友達の枠に押し込めたのはジョルジアだったにもかかわらず、彼女はもうその立場に満足できなくなっていた。残酷で身勝手な自分は、運命によって既に罰せられているのだと思った。

「君みたいな化け物を愛せる男なんかいるものか」
かつて投げつけられた言葉は、未だに彼女の行動に足枷をつけている。恋愛感情と友情の境目で、とりあえず進んでみようとする選択肢は、彼女にはなかった。一対一の、のっぴきならない関係に直面するのを避けて、一人で傷つけられない立場にいることを好んだ。グレッグとの関係は友情だと自分を誤摩化してきた。彼に「愛せない」と宣言されないように。

 けれど、もう安全地帯はない。ジョルジアはここまで来てしまった。このレンタカーのひどい状態と、慣れないケニアの道に、彼女は自分の力の限界を思い知らされた。軽やかに飛んでいき、好きな時に帰れる、そんな身勝手で楽な行程ではない。この車で今からムティト・アンディに引き返すことも、彼以外の誰かに助けを求めることも不可能だ。そして、彼への想いをなかったことにするのも、一人で問題がないと言い張ることも。そんなことは、ニューヨークにいる時に、そしてもっとずっと前に、自覚して処理しなくてはいけない問題だったのだ。

 地球を半周してこんな形で登場したら、私が友達ではなくて、それ以上の特別な関係になりたいと思っていることはすぐにわかるだろう。それを彼はどう受け止めるのだろう。もう私に友情以上のものを感じなくなってしまっているとしたら。もし、彼とあの娘が一緒にいたら……。

 イタリアに来なかったのも、もしかしたら遠回しの断りだったのかもしれない。もう、遅いのだと。

 エンジンを再びかける。弱々しくモーターが回りはじめる。あと数十キロメートル。たどり着けるだろうか。たどり着いて、私はどうなるんだろう。

 赤道直下の陽射しが彼女を焼いた。汗にまとわりつく土ぼこりが不快だ。どうしてこんなに遠いんだろう。こんなに上手くいかないのはどうしてなんだろう。私が間違った道を進んでいるからなんだろうか。

 また、傷ついて「二度と恋はしない」と思うことになるんだろうか。

 ジョルジアは、不穏な騒音や、心落ち着かない動きをする車を騙し騙し、ようやく見覚えのある辻にたどり着いた。ここから先には《郷愁の丘》しかない。ここをまっすぐ進めば少なくとも遭難はしないはずだ。その後に、人生の旅路で迷うことになっても。

 彼女は、「お願いだから、もう少しだけ走って」と車に呟いた。車はその願いをきき遂げたらしい。異音をさせつつ彼女にグレッグの家が見えるところまでは動いた。だが、あと五百メートルというところで、急に静かになるとあとはどんなにキーを回してもエンジンがかからなくなった。しばらく待っても同じだった。

 彼女は思いあまって、携帯電話を取り出してグレッグにかけようとした。圏外だった。車から降りると、赤い土の上に降り立ち、荷物は車の中に残したまま歩き出した。
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Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
更新、お疲れ様です。
ジョルジア、災難ですねぇ。
これって、八少女夕さんの実体験に基づいているんでしたっけ?(記憶違いならごめんなさい)
私もときどき、公共交通機関で現地入りしてレンタカーを借りるということがあるんですけど、店が開いていないやら手配違いやらはなかったですね。ううむ、あれって当然だと思ってましたが、そうではない地域もあるんですね。

で、この運命の嫌がらせ(試練)で、ジョルジアはあらためて自分の気持ちと向き合うことになった、というわけですか。
物事がすんなりといかず、なにか障害が起きると、「これって日頃の行いが悪いからかな」とか「これは無意味なことをしているのかな」とか思ってしまうのと同じですね(いや違うだろw)
いままではあっさりと行けた《郷愁の丘》への道のりが、今回はとても遠く困難ですね。そんな道のりとジョルジアの心の動きがシンクロしていて、読んでいる私もなんだか盛り上がってきました。
這う這うの体で《郷愁の丘》にたどりついたジョルジア。いよいよクライマックスって感じですね。
次回は、グレッグとの再会(ですよね?)と、ついに二人の関係の行く末が書かれそうですね。すごく楽しみです!
2018.05.02 09:51 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

まあ、アフリカの場合、ジョルジアが特別運がなかったと言うよりは、これがデフォルトです(笑)
私は、レンタカーは借りませんでしたが、空港に迎えに来るはずが来ず、旅行会社のカウンターに行って、誰も居なくて文句を言って呼びだし、あれやこれやあって、なんとかホテルにたどり着いた後、さらに別の放置や手違いに悩まされ……が、続きましたね。
絶対に謝らないし。そりゃ、あなたは間違ったことはしていないかもしれんが会社のミスなんだしさ……と日本人の私としては笑うしかありませんでしたよ。

ジョルジアは、アフリカをなめていました。
実は、それまであまり困らなかったのは、リチャード・アシュレイやグレッグのバックアップがあったからです。例えば日本なら三分で終わることが一週間かかるアフリカの手続きを自分では経験していないのですね。

そして、障害がいくつか重なると「これって……」と思いますよね。
勢いでここまでやってきたジョルジアですけれど、丸々一日以上の試練に滅入りかけています。
余計なことも考えだしていますね。

そして、この章が、本当にクライマックスです。
さすがにここからさらに数ヶ月のぐるぐるへ突入なんてことはしませんとも。
もう皆さん飽きたでしょうし(笑)

来週をお楽しみに。

コメントありがとうございました。
2018.05.02 20:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
一気に来ましたね~! いや、実はもうちょっとぐるぐるするかと思ったら、ジョルジアって気持ちが固まったら、意外にも猪突猛進系だったのですね。もっとも、もうその辺まで気持ちが熟していて、気がつきさえすれば前に進むしかない、いや、きっとそういうことじゃなくて、もう勝手に動いちゃったんですよね。うんうん。
が! 現実はそうは問屋が卸さない、なんですよ。私はアフリカ経験はありませんが、(当時)ソ連で「なんでスムーズに進まないの!」を何度か体験いたしました。まぁ、気楽な旅行だから良かったものの、その先に誰かがいると思うと、焦るだろうなぁ。
さらに、何もできなくて立ちすくむ時間ができちゃうと、またうじうじの虫が出てきてしまうのですよね(ぐるぐるの次はうじうじ)。いやいや、それ(グレッグの気持ち)、見え見えだから、って周囲に言われても、「でも、何も直接聞いてないし!」になっちゃう。大阪のおばちゃんその2が登場しそうになります。

ただ、渦中にいる人のこの気持ち、分かりますよね。うん、みんな一度はそんな経験があるだろうし。せっかく走り出したのに、「あ~私なにやってんだろ」になっちゃうの。
でも500メートルまで来たんですよね。なんだかんだと悩みつつも、あと500メートル。
この追いかけるシーン、蝶子とヴィルでも、瑠水と真樹でも、なんか形こそ違え、いつもドキドキさせられて夕さんの術中に嵌まっているような。
顔を見た瞬間のグレッグの様子が楽しみです。(って、まさかの、いなかったりして)←さすがにちゃぶ台がひっくり返るかぁ^^;
2018.05.03 06:34 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

さすがにここからまた半年放置なんてやったら、読者がちゃぶ台ひっくり返すでしょう(笑)
小説の書き方的に、本当の現実みたいに代わり映えのしないぐるぐるを一年半分ひたすら記述するというのもあるんでしょうけれど、飽きますよね。読む方も、書く方も。というわけでニューヨークにグレッグが来たところからは二ステップですっ飛ばしました。

ジョルジアは、普段は石橋をたたいて渡らない人ですけれど、グレッグに関しては向こうの方が上手で、縮まらないどころか離れていくので、毎回彼女が必死に追うことになっています。で、ニューヨークのワーキングウーマンですから、やるときゃチャッチャと動けるのですよね。

ジョルジアが動いているのは、ほとんどが理性とは関係のないところで動いています。ほとんど衝動ですよね。
グレッグが考えすぎて動けないのと対照的です。
で、何も考えずに動いていると、上手くいかない時に「私、なんでこんなこと始めたんだっけ」となるんですよね。

ああ、ソ連。それは、アフリカとは別の意味で「問屋が卸さない」ですよね。
特に日本に慣れていると、そのカルチャーショックは半端ないですよね。

このシーンにイタリアを挟んだ理由の一つに、「これ休暇中じゃないとできないよな」があったんですよ。
ジョルジアの休暇は三週間から一ヶ月なので、イタリアからアフリカに行き先変更しようが、その後トラブル発生しようが対処できるのです。
これが「明日、大事なアポあるし」な時だと、さすがのジョルジアでも飛行機に乗ったりしませんし。

多くの大阪のおばちゃんをやきもきさせて、ようやく500メートルまで来ました。
これもまた絶妙な距離で、あと六キロとか、あと五十キロとかだと、歩いて行こうとは思わずに「帰っちゃおうかな」になりかねません。
これ以上、連絡もしないで突撃したりしようとは思わなくなるでしょうし。

ここで居なかったら……。
そ、それは。
この間までふて寝してたあげく、その仕打ちですか(笑)

来週をお楽しみに。

コメントありがとうございました。
2018.05.03 19:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ご無沙汰してしまい申し訳ありません><;
三話、まとめて読ませていただきました!

グレッグのメールを心待ちにし過ぎている感じが初々しくて可愛いような、いやいや、そういう年でもないでしょうに、と突っ込みたくなるような。笑

旅行に一緒に行っていたらこんな展開にはなりませんでしたよね^^
またいつも通り文通の日々が続いていたように思います。
そして、やっぱり駆けつけるのはジョルジアの方という……笑
一回くらいグレッグにも走ってもらいたい気持ちもありますが、今回の再開で色々ケリが付きそうな雰囲気を感じています。
次回が楽しみです♪
2018.05.05 15:07 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

こちらこそ、しばらく読み逃げが続いていて、すみません!

この二人、それぞれに事情があるとはいえ、「その年齢であんたたち何やってんだ」なのですよね。
「どっちもどっち」だし、割れ鍋に綴じ蓋なんでしょうね。

おっしゃるように一緒に旅行に行っていたら、これまで通りだったかもしれません。
って、グレッグ、チキン過ぎます。

そして、そうなんです。
結局、追うのはジョルジアの方なんです。
彼は……まあ、ああですから。
ともあれ、もうあと500メートルですので。

是非お楽しみに。

コメントありがとうございました。
2018.05.05 20:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
あ~!やっぱりこんなことになってる。
ジョルジアが直行便で飛んできて、突然グレッグの前に現れて「大好き!」とか叫んだら、絶対物語は一気に進むと思っていたんですけれど。
ヨーロッパでも日本のようには行かないな・・・と感じることがあるのに、ましてやアフリカですからね。
夕さんの実体験が生かされているのでしょう。
こういことで、一概に日本が素晴らしいって事にはならないのでしょうが、やっぱりきちんと進まないっていうのは困りますね。日本人だから特にそう思うのかもしれませんけれど。
猪突猛進のジョルジアですが、とうとう自分の心の中から湧き上がってくる衝動に抗いきれなくなってしまったんだと思います。
見方を変えれば、グレッグのあのていたらくはジョルジアをそこまで追い詰めてしまったと言うことなんでしょう。グレッグの環境や性格は解りますけれど、やっぱり酷いやつですね。
でもこれ、ジョルジアだから行動を起こしてくれてますけど、ほかの相手だったら出会いのシーンで即終了ですよ。今さらながら運命の出会いってやつに驚きます。
物語だからなのはわかっているんですが、それでもです。夕さんの創り出すグルグル展開には恐れ入ってしまいます。
こういうのは書けないなぁと思うと同時に、こんなのサキにも起こらないかなぁ。憧れてしまいますヨ。
お互いに思い合っていることは充分に伝わっていますので尚更です。

あ~!!!困難の連続にジョルジアまでもが疑心暗鬼になり始めている。
そしてあと500メートル?
微妙な距離感だなぁ。(車君!ボロボロなのにここまでよくよく頑張った!!!)
しかも圏外?(そう言えばそういう設定でした)夕さん上手い!
まさかコメントにあったように留守なんて事、あり得ないでしょうね?
サキだったらあり得ませんが、夕さんですからね。
ドキドキしながら展開を待ちます。
あなたのもとへ・・・このタイトルを信じて。

良い感じだなぁ・・・。
2018.05.06 13:45 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
40時間の音信不通はやはりこういうことでしたか!
向っている最中だろうなあとは思っていたのですが予想以上に
てんやわんやに見ているこちらも歯痒くなりました。
以前お手伝いのアマンダの件でも少し触れられてましたが、
アフリカって一事が万事こういう感じなのですね。
日本にいると想像するのが難しいですが、日本(やアメリカ)が
いかに恵まれているか分かります。
ジョルジア、今回は本当の意味で「1人」ですから、その事情を
もろに被ったことになりますね。

でも読みながら、思ったのですけど、ベンのアドバイスが活きているというか、
カメラで一瞬を捉えるようにジョルジアはここぞという「瞬間」を捉えて
とうとう走り出したんだなあって。
>心が答えを得ていたからだと思った。
という言葉なんかは、まさに前回のマサイの長老の言葉にも通ずるものがあると思いました。
その言葉を向けられたのはグレッグで彼女は聞き取れなかったけれど
彼女のほうがそれを先に実行してしまったことに不思議な縁を感じます。

グレッグまであと500メートル。
それとも……?

グレッグがどんな顔をするか楽しみです。
はっと目を開けて「ジョル……ジア……?」
とかなってくれると嬉しいなぁ///
2018.05.06 14:49 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうなんです。
ジョルジアのプランとしては、かなりサキさんのものに近かったんですけれど
(まあ、もう少しスマートに「あなたが心配で来てみたの」とかほざく予定でした)
予定が狂いまくりです。

スペインやポルトガルはノープロブレムですよ、アフリカに比べたら!
彩洋さんは旧ソ連で同じような目に遭われたようですが、多分インドなんかもこんな感じでしょう。
「わかりました」というのを「わかってもらった」と理解してはいけません。
「あなたの戯言は耳に入りました」と言われたと思った方がいいくらいです。
そう考えると、今の日本のクレーム天国が、反対に「ちょっと神経症なんじゃないの」と思うくらい非寛容だと感じますよね。
世界的には、そんな何もかも自分の思い通りにいく国ありませんから。

ジョルジアはかなり困っていますが、これはね、自業自得です。
グレッグが大人しく待っているのをいいことに、ずーっと「お友達線を越えないでね」と放置してきたんですから。
ここで「越えてくれない」と期待するのは間違っています。

そして、他の人だったら、ついでにグレッグであっても《郷愁の丘》ではなくて例えばロンドンあたりにいたら、とっくに終わっています。
たまたまグレッグの想いがいつまでもぐるぐるできる、なにもない環境にいたのが彼女に幸いしました。
っていうか、そのための設定だったといってもいいです(笑)

さて、うるさい車をここで止めたのも、圏外のため電話で呼び出せないのも、ちゃんと作者の陰謀として理由があります(笑)
ま、たいした理由じゃないですけれど、私の都合です。

その他にも、あれやこれや、このシーンを不自然にしないためにわざわざ布石として書いた記述が今ぱっと浮かぶだけでも四つくらいあります。というくらい、次回の更新がこの話のクライマックスだったりして。

もう少々お付き合いくださいませ。

コメントありがとうございました。
2018.05.06 20:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そう、日本なら二時間くらいで終わることが三十時間以上のハッスルになってしまっていますよ。
アメリカも日本ほど何もかもスムースに行くわけじゃないでしょうが、さすがにアフリカは並のメチャクチャではありません。

アマンダにしても、彼女が敵役だからああ、というわけではなく、今回もヒロインの言動を盛り上げるために持っているわけでもなく
アフリカは、本当に何をするにも、こうなんです。

今回の作品では、それでもアフリカに対するオマージュになっていて、その一つが長老の存在に象徴される「欧米の理性」と対比的に存在する直感、魂の共鳴、瞬間の判断というようなものに、得点を次々と与えているのも、その一つです。

言葉の意味としては長老の言葉を理解していたグレッグは、本当の意味ではわからずにふて寝していますが、その彼の行動ですら長老の示すアフリカの叡智とは無縁ではいられない、というようなプロットになっていたりします。

さて、これ以上語ると、三日後の楽しみが減ると思いますので、やめておきますね。
もう少々お付き合いくださいませ。

コメントありがとうございました。
2018.05.06 20:59 | URL | #9yMhI49k [edit]

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