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Posted by 八少女 夕

【小説】リゼロッテと村の四季(4)嵐の翌日

20世紀初頭のスイスの田舎カンポ・ルドゥンツ村を舞台にした不定期連載「リゼロッテと村の四季」を久しぶりに更新します。え、前回の更新って、二年以上前? まずい。

今回で、主要キャラクターは全部揃ったかな。今回はジオンやドーラが出ていません。その代わりに前回初登場したハンス=ユルクが再登場しています。



「リゼロッテと村の四季」「リゼロッテと村の四季」をはじめから読む
あらすじと登場人物




リゼロッテと村の四季
(4)嵐の翌日


 目が醒めて最初にすることは、窓辺に行き外を見ることだ。カンポ・ルドゥンツ村は、驚くほど晴天が多い。たとえ夜中に激しい雨が降っていても、目が醒めるとたいてい晴れ渡っているのだ。

 リゼロッテは、この村の激しい雷雨に慣れてしまった。もちろんデュッセルドルフでも雷雨は経験した。今よりも小さい子供だった彼女は、びっくりして母親に抱きついて助けを求めた。

「リゼロッテ。何も怖いことはないのよ。あれはただの電氣なの。もし雷が直撃してもこの家には避雷針があるから、それを通って地面に電流は逃げていくのよ。それに光った時と音がした時が一緒ではないでしょう。それは雷が落ちた所が遠い証明なのよ。光の方が音より早く進むから」
医者であった母親は、とても論理的な話し方をした。

「どのくらい遠いの?」
「音がしてから何秒かかったによるのよ。10秒かかったなら3.5キロ以上離れていることになるわ」

 この村に来てから、雷雨に怯えても飛び込んでいくことのできる母親も父親もリゼロッテの側にはいなかった。夜に同じ館で眠っていたのは、ずっとヘーファーマイアー嬢と番犬のディーノだけだった。ヘーファーマイアー嬢のベッドに駆け込むくらいなら、布団をかぶって耳を塞いでいる方がずっといい。三週間前に彼女が急遽デュッセルドルフに帰ってからは、家政を手伝っているエグリ夫妻が泊まり込んでいたが、彼らの部屋に飛んでいくこともなかった。

 本当はもっと怖がってもおかしくなかった。雷はずっと近くに落ちるから。母親との記憶に従って計算すれば、この村で経験した一番近い雷は700メートルくらいの所に落ちたことになる。それになんてすごい雨なんだろう。屋根を激しく打つ大粒の雨。窓の外を滝のように流れていく。青白く光る稲妻と、すぐに聞こえてくる「バリバリッ」というものすごい音。リゼロッテは、山の天候が変わりやすいということを、身を以て体験した。

 それなのに、泣いても怖がっても、お母さんはもういないんだと、冷静に思っている自分に驚いた。

「あいつは、お前を捨てて、男とともにアメリカに行ってしまったのだ。もうお母さんのことは忘れなさい」

 父親に言われた言葉は、彼女の心にまだ突き刺さっている。そして、父親も一緒にここには住んでくれず、デュッセルドルフにいる。仕事があるから。

「嬢ちゃま」
ドアの外でノックに続いて、カロリーネ・エグリの声が聞こえた。

「なあに?」
「いや、雷が怖くありませんかね」
「大丈夫よ。あれはただの電氣なんでしょう」

 カロリーネは、十一歳にしてはませた返事をする少女に驚いたらしいが、ドイツ人というのはこういうものなのだろうとひとり言を呟いてから、ホッとしたように言った。
「そうですか。安心しました。お休みなさいまし」

 リゼロッテは、村の子供たちは泣いているのかもしれないと思った。ジオンは「雷なんてへっちゃらさ」と言いそう。でも、教会学校でめそめそしていたルカ・ムッティあたりは、お母さんのベッドへ駆け込んでいるのかもしれない。そんなことを考えているうちにうとうとして、目が醒めたらもう朝だった。

 リゼロッテは、窓の外を眺めた。周りの樹々が雨の雫でキラキラと輝いている。そっと窓を開けると、風とともに湿った樹々の香りが室内に入り込んできた。世界がとりわけ美しく感じられる瞬間、彼女は昨夜ひとりでいることが寂しかったことも忘れて、この村で過ごす幸せを感じた。

 部屋に用意された陶器製の大きい洗面器は、黒い金属製のどっしりとした枠におさまっている。大人ならば屈む必要のある高さだが、小柄なリゼロッテにはちょうど胸の位置に洗面器が来た。下の枠に入っている陶器の水差しから自分で水を注ぐのは重くて難しいので、前夜にカロリーネが入れておいてくれる。

 リゼロッテは、顔を洗い、リネンのタオルできちんと拭うと鏡の前で髪を梳いて後にまとめた。リボンを綺麗に結ぶのは出来ないので、それだけはカロリーネにしてもらうのだ。用意されていたさっぱりとした普段着を身につけると、朝食をとるために階下へと降りて行った。

「おはようございます、嬢ちゃま。よく眠れましたか」
「お早う、カロリーネ。ぐっすり眠れたわ。外、とても綺麗ね」
「そうですね。後で一緒に散歩に行きましょうね」

 リゼロッテは、嬉しそうに頷いた。ヘーファーマイアー嬢のいた時には、外が綺麗だろうと関係なく、いつも午前中は書斎で課題を解かなくてはならなかった。今は、代わりに週に3回ほど牧師夫人であるアナリース・チャルナーが通ってきてくれるのだが、その分リゼロッテはカロリーネとおしゃべりをしたり今まで行ったことのない村のあちこちに行くことが出来ているのだ。

 はじめは2週間だけと言って帰っていったヘーファーマイアー嬢はもう3週間も戻ってきていなかった。リゼロッテは、そのことを全く残念に思っていなかった。

「嬢ちゃま。綺麗に召し上がりましたね。ミューズリーをもう少しいかがですか」
カロリーネは訊いた。この家にきたはじめの頃、リゼロッテは朝食を全て食べ終えることが出来なかった。デュッセルドルフにいた時には、ライ麦などの色の濃いパンと白い丸パン、ソーセージにハムとチーズがあり、さらにマーマレード、そして、卵料理が用意された。女中のウーテが温めた皿の上に載せた目玉焼きやオムレツを運んでくると、リゼロッテはそれが冷めないように他の何を置いても卵料理に取りかからなくてはならなかった。あまりお腹の空かないリゼロッテは、いつもそれでお腹いっぱいになってしまって好きなマーマレードを食べる余裕がなかった。

 スイスでは、朝温かい料理を出す習慣がないのだそうだ。だから、リゼロッテの父親が滞在してわざわざ注文しない限り卵料理が出ない。その代わりにジャムのたっぷり入ったヨーグルト、何種類かのジャムや蜂蜜、それに薄く切ったチーズがテーブルに載っていた。どれも冷たい料理なので、リゼロッテは今日はこのジャム、明日は蜂蜜と食べたい味を試せるようになって嬉しかった。

 ヘーファーマイアー嬢がドイツに帰ってからは、カロリーネがリゼロッテの食事について責任を持つことになった。彼女はヘーファーマイアー嬢がドイツらしさにこだわりすぎて、リゼロッテの嗜好や健康状態を無視していることを快く思っていなかったので、任されてからは自分の三人の子供たちを育てた経験と勘に従って彼女にスイス式の食事を用意してやった。そして、リゼロッテはついに自分の前に用意された朝食を全て平らげたのだ。

「ありがとう、カロリーネ。でも、もうお腹いっぱいだわ。この後、本当にお散歩に行けるの?」
リゼロッテは期待に満ちて訊いた。カロリーネは笑った。
「おやまあ。それをお待ちでしたか。じゃあ、ここを片付けたらすぐに参りましょうね」

 ディーノは散歩に連れて行ってもらえるのが嬉しいようだった。短い尻尾をしきりに振りながら門の前をぐるぐる回った。この犬は、ベルン産牧羊犬ベルナー・センネンフンド で、もともとはエグリ夫妻の兄の家にいたらしい。動物の好きなリゼロッテはかなり早くからこの老犬と仲良くなったが、ヘーファーマイアー嬢はリゼロッテが犬と近づくことを好まなかった。

 ヘーファーマイアー嬢と違い、カロリーネもロルフも、犬と触れ合うことが教育によくない、もしくは不潔で危険だという発想を持たなかったので、リゼロッテは心ゆくまでディーノをなでたり、散歩で一緒に駈けたりできるようになった。ジォンが茶色い小さな犬と楽しく触れ合っているのを見て心から羨ましく思っていた彼女は、ようやく夢の一つが叶ったと感じていた。

 ディーノの首紐を握ってもいいと初めての許可をもらったリゼロッテは有頂天だった。ディーノも仲良くなったリゼロッテと遊べることが嬉しいらしく、大きく尻尾を振りながら張り切って道に躍り出た。

 真っ青な空が眩しい素敵な朝だった。濃い緑の木々が穏やかに葉を鳴らす。昨夜の嵐の名残である水分をたっぷりと含んだ風を送り出す。リゼロッテは、小高い丘の上にある屋敷から転がるように走り下るディーノを追うような形で、森の合間を流れるライン河沿いの道へと向かった。

 カロリーネは、いつものようにのんびりと後から歩いてくる。途中で出会った近所の夫人たちと挨拶を始めるのだが、そこからがいつも長くなってしまうのだ。リゼロッテは、待つよりもディーノと少し先まで進み、また時々戻ってくることを好んだ。

 ライン河といっても、この辺りはまだ上流に近くたいした川幅ではない。嵐の翌日は水量が多く轟々と音を立てている。水もいつもの青灰色ではなくてヘーゼルナッツペーストのような茶色だ。時おり魚がぴしゃんと音を立てて跳ね上がる。なんて楽しいんだろう。こんな素敵な朝、書斎に籠もって勉強ばかりしているなんてつまらない。

「あ!」
道を横切ったのはふわふわの尻尾を持った茶色いリスだった。ディーノは大喜びでリスを追いだした。

「だめよ、ディーノ!」
あまりの急突進で、思わず革紐から手を離してしまった。リスを追って犬は森の中に入っていく。カロリーネがまだ近くにいないことを見て取ったリゼロッテは、ディーノを追わないと見失うと思い、いつもは行かない森の中に足を踏み入れた。

 下草は濡れていた。絹の靴下を通してひやりとする感触が広がる。
「ディーノ! 待って!」

 リスはあっという間に木に登って逃げてしまったので、犬はその木の下で吠えていた。リゼロッテは革紐をしっかりとつかむと、ほっとして大きく息をした。
「ディーノ。もう。こんなに濡れちゃったわ。早く戻りましょう」

 そう言った途端、ディーノの先、もう少し先を歩けば、いつも通る橋があることに氣がついた。
「まあ。ここは近道だったのね。じゃあ、そっちに行きましょう」

 彼女は、橋の前にやってきた。端を渡ろうとすると、向こうにいた何人かの少年たちが「おい!」と叫んできた。

 河はとても大きな音を立てて流れていたので、リゼロッテは渡ってはいけないのかと思い、ディーノを引っ張って止めた。

 その少年たちは、日曜学校で見かけた少年たちではなくて、一度も見たことがない。見ると、一人の少年が石を拾ってこちらに投げようとしだした。リゼロッテはショックを受けた。まだ何もしていないのに。その時、リゼロッテの後ろから、誰かが走って追い越すと橋を渡りだした。

 それは、やはりリゼロッテの知らない少年だった。その少年も石を持っていて、向こうの少年たちに向かって投げつけていた。ディーノは興奮して争う少年たちに吠えかけている。

 リゼロッテを追い越した少年は、向こう岸の少年たちよりも背が高く力もありそうだった。少年たちは反撃に必死だった。リゼロッテはディーノを止めるのに必死になりながら、どうしようかと途方に暮れた。

「やめたまえ!」
また後ろから声がして、別の少年がやってきた。

「あ」
今度はリゼロッテの知っている少年だった。教会学校で紹介された時、チャルナー牧師夫人が「わからないことがあったら訊いてね」と言ったあの背の高いハンス=ユルク・スピーザーだ。

 彼は落ち着いて橋を渡り、乱闘中の少年たちに近づいた。
「ち。スピーザーだ」
少年たちは喧嘩をやめた。

「何をしている」
ハンス=ユルクが背の高い少年と、向こう側の少年たちの間に立つと冷静に質問した。小さい少年たちは、口々に訴えだした。

「僕たちが始めたんじゃないぞ。こいつが先に石を握って襲ってきたんだ」
「それに、そもそもそいつが、俺たちの村の秘密基地に入り込んで荒らしたんだ。だから文句を言いに来ただけなのに」

 背の高い少年は何も言わずに立っていた。ハンス=ユルクは、背の高い少年を振り向いて訊いた。
「本当なのか、マルク」

「俺は、悪口を言った生意氣なガキどもをちょっと懲らしめただけだ。お前には関係ないだろう。裁判官みたいな顔すんなよ」
マルクと呼ばれた少年は、憎々しげにハンス=ユルクを睨むと、また橋を渡ってこちら側へ走り、リゼロッテの脇を通って森へと入っていってしまった。

「畜生! 逃げられた!」
少年たちが口々に叫ぶと、ハンス=ユルクは「やめなさい」と言った。
「でも……」

「挑発には乗るな。石を投げるような喧嘩はだめだ」
冷静に諭されて、小さい少年たちは少しだけ反省したようだった。

「なんでイェーニッシュの味方をするんだよ。あいつがカンポ・ルドゥンツに住んでいるからか」
一番血氣盛んな少年がハンス=ユルクに食いかかったが、彼は首を振った。

「どこの村に住んでいるかは関係ない。そんな喧嘩の仕方は、時にとんでもない事故に繋がる。見過ごすことはできないよ。基地を荒らされた件は氣の毒だけれど、もし盗難があったなら、ちゃんと親を通して問題をはっきりさせるべきだ。それにこんな河の増水している時に、橋で喧嘩するのもやめた方がいい。三年前に、この橋が流されたのを忘れたのか」

 ハンス=ユルクの意見をもっともだと思ったのか、小さい少年たちはブツブツ言いながらも、向こうへと去って行った。ハンス=ユルクは、橋を渡って戻ってくると、リゼロッテに手を上げて挨拶した。「やあ」

「おはよう。どうなるかと思って心配していたわ。喧嘩の仲裁に来たの?」
リゼロッテは、訊いた。

「いや。僕は、その先でカロリーネに逢ったんだ。君と犬の姿が見えないからって心配していたんで、二手に別れて探しに来たんだよ」

 リゼロッテは驚いて顔を赤らめた。
「まあ。ありがとう。ディーノがリスを追いかけて違う道に来てしまったの。すぐに帰ればよかったわ」
「大丈夫さ。ほら、あちらからカロリーネがやってくる。でも、喧嘩に巻き込まれないでよかったよ」

 リゼロッテはハンス=ユルクに促されて、一緒にカロリーネの方へと歩き出した。
「さっきの人たちは?」
「あの少年たちはサリスブリュッケの子供たちだよ。喧嘩していたのは、カンポ・ルドゥンツに住んでいるマルク・モーザーだ」

「まあ。嬢ちゃま、心配しましたよ。どこにいらしたんですか」
「ごめんなさい。ディーノが、そこの森を突っ切ってしまったの。急いで戻るべきだったのに、喧嘩があって……」

「ああ、すれ違いましたよ。モーザーがまた……。本当に困った子だこと」

 カロリーネは眉をひそめて、マルクが去った方向を眺めた。またってことはしょっちゅうなのかな……。リゼロッテは考えた。カンポ・ルドゥンツ村の子供だというのに、教会学校にも来ていなかったなと思った。

(初出:2018年7月 書き下ろし)
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Category : 小説・リゼロッテと村の四季
Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
更新、お疲れ様でした。

わ、リゼロッテだ、久しぶり~と思ったら、前回は二年前でしたか。うむう、月日が経つのは早いものですね。

雷、怖いですよね。
さすがに原理はわかっていますけど、やはり落雷の威力はすごい。高校の授業中に校庭のサッカーゴールに落雷したことがありまして、教室まで50メートルくらいだったと思いますが、大騒ぎになりました。避雷針は、効果なかったですorz

さて、爽やかな朝を迎えて、しかも口うるさい人がいなくなって、生き生きとしているリゼロッテがかわいいです。新しい友達も増えて、これからが楽しみですね。ディーノはまあいいとして、ハンス=ユルクとマルクはジオンのライバルになるのかな?

雷だけでなく、スイスの農村部の一昔前の暮らしぶりがいろいろと書かれていて、そういう楽しみもありますね。
朝食は、あたたかいものがなくても、パン派の私にはすごく魅力的です。ああ、また余分なジャムとか買ってしまいそう(笑)

次回も楽しみにしています。
2018.07.04 06:38 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。前回更新は四月かー、一年以上前だわね、とぼんやり見ていたんですけれど、2016年って書いてある! ひえ〜。
そんなに放置していたのかとぎょっとしましたよ。これだから、私に不定期連載をさせるのは危険すぎるんです。

そんな近くに落ちたのですね。 誰も校庭にいなくてよかった!
日本にいた時には、近くに落ちたことってなかったので、こちらに来てから「ひえ、近い!」とびびることが多くなりました。
それから、「保存して、コンピュータ落として、プラグ抜いて」というのもやるようになりました。山は危険!

ディーノとも、村の子供たちとも友達になれて、寂しかったリゼロッテにとっては願ってもいないラッキーでしょうね。
まだ村の子供たちのいるところは教会学校にしか行っていないので、さほど親しくないですが、これからもっと親しくなっていく予定です。

そして、ジオンのライバルって(笑)
ハンス=ユルクは、この村で最も高スペックの少年ですから、私がひいきするかも。
いや、そういう問題じゃなくて。

百年ちょっと前の、カンポ・ルドゥンツ村の話ですから、中世の話よりは裏が取りやすくて書きやすいです。
その一方で、例によってタイムマシンや魔法やケータイ電話などのない世界を、いかに飽きないように書けるか、頑張ってみようと思います。
そっか、TOM−Fさん、朝食はパン派なのですね。
我が家も日本にいた時はパンでした。ご飯だと準備が大変ですから。
あ、今は、ダイエットのために9時過ぎに会社でヨーグルトミューズリーなので朝食準備の代わりに寝ていられるという(笑)
土日はパン食ですが、ジャムは、基本、私の手作りですよ〜。

コメントありがとうございました。
2018.07.04 19:38 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
雷か。。。
日本は雨季もあるから、それなりに雷がありますけど。
日本と海外では雷の質が変わったりするのかな?
(-ω-)/

・・・とぼんやり思いましたね。


子どもの頃はね。
「おへそが取られる~~」みたいな話をしましたけど。
特別にはしゃいだり、怖がったり。
雷に機敏でしたね。
今はそうでもないですけど(笑)。

2018.07.05 12:07 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

そうですね。日本は夏の夕立など、多いですよね。

雷のシステムそのものは日本と同じだと思いますが、私の住んでいるところは田舎なので、やはり近くに落ちます。
また、東京などだとあまりない「草原にひとりぼっちで自転車に乗っている」なんていうシチュエーションもあるので
それはそれで雷雨には要注意ですね。
あと、自宅のコンピュータ。落ちると、やられてしまいますので、コンセントを抜いておく方がいい時もあります。
旅行に行く前などは、必ず抜いていきますよ。

怖いかと言ったら、もう怖くないですね。
大人になっちゃいましたね。

コメントありがとうございました。
2018.07.05 19:41 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
なんと2年ぶりの更新って?
いや、サキは偉そうに言えないですね。サキなんか幾つの作品が眠っている事か・・・。いやもうすでに腐ってしまっているのかも・・・。

久しぶりにリゼロッテに会えましたが、少し遡って再チェックしてこないと忘れてしまっていますね。
夕さんらしい特殊な能力を持たない普通の人物の日常生活を描いたストーリーなのですが、主人公が可愛くて魅力的で、ついつい入り込んで読んでしまいます。
雷は家や乗り物の中にいる限り大丈夫という知識は持っているのですが、余りに近いとやはり恐怖ですよね。あわててPCをシャットダウンしたりして。
でも恐怖を紛らわすために布団の中で自分の境遇を思う彼女。どこにも飛び込んでいきたくない彼女。わかるような気もしますね。1人で耐えることに慣れてしまったのかな?

でも、翌朝。まるでそんなリゼロッテへのご褒美のようなキラキラとした爽やかな天気。口うるさいヘーファーマイアー女史のいない比較的自由な環境。リゼロッテが伸び伸びと生活し、友人や仲間(というかまだ知り合いの段階かな?)が少しずつ出来て、村に馴染んでいく様子も嬉しいです。
部屋に用意された陶器製の大きい洗面器のシーンは素敵でした。
ハンスとの出会い。「やめたまえ!」なんていかにも真面目そうな!
どういう立ち位置に立つキャラクターか、サキはちょっと気になってきました。
あ、マルクもね。
2018.07.09 12:03 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんにちは。
久しぶりのリゼロッテちゃんと思ったら、
なんと前回の更新は2年以上前でしたかっ。ついこの間のような
気がしたのですが月日が流れるのは早いものですね。
今回は主要キャラクターが揃ったということで、この村の子供たちの
勢力分布図のようなものがうっすら見えてきましたよ、うむ。

とその前に、雷ってそこはかとなく人の気持ちを内向きにさせますよね。
冒頭のリゼロッテもいつになく過去を思い出したりと弱気になっているように
見えました。
リゼロッテ、11歳ながらに寂しさと向き合う術を強いられているのですね。
でも次の日は晴れ!
寂しさが少しでも晴れたようでほっとしました。

さてさて、ハンスですが、夕さんひいきするかもとのことですが、
わたしもハンスが大好きです!!
言葉遣いといい立ち居振る舞いといい、読みながら素敵すぎて
ドキドキしてしまいました。
歳下でまだまだ年相応な振る舞いが目立つけど根が優しいジオンに高スペック優等生ハンス、そして問題児のマルクと、この三人が今後直接絡んでくるのでしょうか?
ちょっと復習がてら読み返してみたのですが、ジオンとのエピソードも捨てがたいのですよね。でもハンスとの仲も応援したいし……ってそういう話じゃないですね(笑)

20世紀初頭の生活がそこかしこに描写されているのも興味深かったです。
朝って意外と冷たいもののほうが胃に優しかったりしますものね、
リゼロッテにとってはスイス式の朝ごはんがあっていたのかも。
不定期更新ということですが、次の更新も気長にお待ちしております^^
2018.07.09 13:54 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

長いこと放置している自覚はあったんですよ。
でも、まさか二年だなんて!
そんなに昔からこの話を発表していた自覚すらなく(笑)

基本的に、ほとんど何も起こっていないストーリーなんですけれど、子供にとっては毎日が事件の連続、なんですよね。
例えば雷とか、子供の喧嘩とか、犬との散歩とか。

私は典型的な「都会のもの知らず」として育ったので、こちらで初めて知ることも多く、その驚きを混ぜていきたいと思っています。
それに、子供の視点ですけれど、ちゃんと私のメインテーマも入っているという(笑)

ちゃんと段階を踏んで「知り合い」から「友達」に移行していくつもりなんですが、次回は二年後はまずいな。さっさと書きます。

陶器の洗面器は、こちらではまだよく見るんです。
もちろんもう使っていないんですけれど、アンティークショップなどで、とても素敵なセットをよく売っているんですよ。
昔は、お金持ちの家でも各部屋に水道が通っていたわけではないので、こうしたグッズを使っていたのですね。

さて、ハンス=ユルク(これで一つの名前なんです)は、超真面目です。村一番の優等生ですしね。
しかも牧師夫人(以前、「scriviamo!」で出したアナリース)の甥です。
一方、マルクは村一番の問題児です。
ちょっと定石通り過ぎる設定ですけれど、彼らを通して当時の状況がはっきりするように書いていきたいと思っています。

ちなみに、ハンス=ユルクはドイツ語系の名前、ジアンはロマンシュ語、マルクはドイツ語系の名前ですが実は若干疎外された民族の出身と、この地域だからあり得る組み合わせになっています。

次回もまた読んでくださると嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2018.07.09 21:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

新しいPCはいかがですか〜。
早く全ての調子が戻るといいですね。

さて、そうなんですよ。前の回から二年以上過ぎていました! びっくりです。

雷のシーン、都会っ子が田舎に来て珍しがっている構図と、それからリゼロッテの境遇を再認識させるのと両方で使ってみました。
この子、お金持ちの娘なのであまり苦労はしていないんですが、若干ネグレクトされている感じです。

そして、村の子供たちにもヒエラルヒーがあります。
この当時では、キリスト教の堅信という少し早めの成人式みたいな儀式がありまして、それを境に大人として扱われるようになるのですが、まだそれに至っていない子供たちがこのストーリーの中心になっています。そのヒエラルヒーのトップに位置するのがハンス=ユルクです。そして、アウトロー野郎がマルクですね(笑)

ま、あれです。
この話は乙女ゲームじゃないので、みんなでヒロインを取り合うとかそういう話ではありません(笑)

さて、スイスの朝ご飯、「そんなのみんな同じじゃないの」と思われるかと思いますが、実はイタリアともドイツともフランスとも違うんですよ。ま、味噌汁とご飯の朝食から見ると、みんな同じかもしれませんけれど。

次回はこれほど間を開けずに書こうと思いますので、またどうぞよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
2018.07.09 21:43 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
お待ちしていました!
最初にジオンが、前回のお話でドーラが、今回はハンスが好きになりました。
どんどん魅力的な人たちが出てきますね!
頭のいい少年は好きです。女の子を尊重できる人はもっと好きです。

雷がこわかったリゼロッテ。
ちょうど牧歌的な時代から、科学の知識が生活に入って来る時代でもあるのですね。
ただの電気と言えるようになったのは慣れたのもあるでしょうけど
お母さんからの知識で得体の知れないものから道理のあるものと理解できたというのも
あるのかな…となんとなく思いました。
昔は夕立が多かったので友達と一緒に学校で雨宿りして帰ったこととか思い出します。
雷は好きではないですが、稲光は妙に惹かれるものがありました。

スイスの朝ごはん、そうなのですね!
ジャムがたくさんあるの素敵ですね。(ジャム好き)
ヘーファーマイアーさんがいなくなって、何だか羽を伸ばしたようなリゼロッテが
今後どんなことを経験していくのか楽しみです。
2018.07.12 14:43 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

もう、本当に、こんなに長く放置するつもりじゃなかったのですが、二年ぶりでした。
田舎の素朴な子供たちの話なので、例によってほぼ日常のなんてことのない記述が続きますが、楽しみにしていただけて嬉しいです。

主要な子供たちはこれで全部出てきたので、これからようやくまともに話が動き出す予定です。
ハンス=ユルクは、まじめな優等生です。まあ、これから大人になるのでいろいろとあるでしょうけれど。
この子は、これからもよく出てくると思います。

さて、このストーリーは、1900年前後の話なので、雷などにも科学で説明されています。
母親も当時としてはとても珍しかった女医で、でも、まだ尊敬されるよりも偏見と闘っていた時代。
このあたりの現代の常識とはまだちょっと違う辺りのことを書いていきたいと思っています。
そうそう、稲妻って、安全なところにいる分には、とても綺麗なんですよね。
私も目にすることができたりすると「ラッキー」と思っていました。

スイスの朝ご飯は、今でもこんな感じです。
パンが美味しいし、自家製のジャムでの朝ご飯は、どこの家庭でも見られる光景です。
ドイツっぽさから、スイスっぽさへと慣れていく少女の成長過程を楽しんでいただけたら嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2018.07.12 16:52 | URL | #9yMhI49k [edit]

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