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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

イクメン・エンテ

大体日本より一ヶ月くらい遅れて、通勤路の「カモのお池」では毎年雛が孵ります。今年も孵りました。

育児中

以前は、この池では雄の顔が緑で「デコイ」っぽい外見のマガモしかいなかったのですが、いつの頃からか白いアヒルがかったカモが住むようになりました。

野生のカモのように見えますが、どうやら近くの農家が飼育している状態で、毎年夏に増えてはクリスマスの時季になるとパタッと数が減る、おそらく一定数お皿にのってしまっているのではないかと思われます。

そして、白いカモは少し体が大きく、今では交雑の結果、純粋なマガモっぽい個体と、アヒルっぽい個体、その間のあらゆるバリエーション、おそらく合鴨なんだろうなという個体が同居しています。どっちにしてもドイツ語では「エンテ」です。

さて、アヒルっぽい白い個体の血が濃く出た雛は黄色になります。マガモっぽい個体は茶色です。明らかに黄色い方が目立つので猫などに襲われやすくなるようです。それとも、自然の摂理がそうなのか全体的に黄色い雛の数は茶色い雛より少ないのです。

今年見かけたのは、白い雄と体の小さいマガモっぽい雌のカップルです。このカップル、前からそうだったんですが、妙に雄が雌を追い回していました。もともとカモはカップルで行動することが多いのですけれど、あんなに雌の後を追い続けている雄も珍しいと思って見ていたんですよ。

そして、二匹の雛が孵ったのですけれど、それから驚きました。ずっと家族で育児しているんです。

育児中

普通、雛が孵った後は、雄は離れていることが多いんです。この写真のように、雌だけが雛にぴったり寄り添って育児をしている姿を見慣れていました。ところが、雌を追い回していた白い雄は、ずーっとそのまま育児でも雌と雛たちに寄り添っています。雛たちは二匹しかいないのですがどちらも父親の色を受け継いだ黄色い子たち。

日本人みたいに「育児をするのなんて父親として当然でしょう。イクメンとかいって威張らないで!」という話でもないんでしょうが、変わったエンテ家族の姿に、通りかかるたびに癒やされている私です。
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Comment

says...
恒例の鴨さんたち混血してきてる?
子育ても鴨それぞれなんですね
2018.07.08 13:14 | URL | #- [edit]
says...
夕さん、こんばんはです♪

鴨とアヒルは混血出来るのですね(@_@)
遺伝子が違うと交わっても出来ないようなのですが種類の違う犬同士だと混血出来るようにそのような感じでしょうか?
人間も混血出来るとしたらやっぱり猫がいいですかね?

これ野生の場合、食べるのオッケーなのでしょうか?(笑)
この前、初めて知ったのですが日本では雀や鳩は捕まえて食べるのは法律上だめなようです。
まぁ、普通に常識か(笑)
と言うのもYouTubeで雀が怪我して治るまで保護した動画がありまして家で飼育してはいけないと問題になったそうです。
そんな法律があったんだ~て初めて知りました。
だからそちらでは意図して飼っているならともかくお皿にのせても大丈夫なのかな~って(笑)
最近、日本でもイクメンとか育児が色々と問題がありましてね。
答えのない問題ですよね~。
何だかんだ言っても男は働かないといけないですしね~。
ヒモ生活ってどうしたら出来るのでしょうか?
2018.07.08 15:44 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。そろそろ純粋なマガモはいなくなったかも。
マガモっぽいのも色が薄かったりして。

子育てにも個性があるのってびっくりしました。
普通なのかもしれないけれど、想定外でした。

コメントありがとうございました。
2018.07.08 21:17 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。違う種類のように見えるんですけれど、アヒルってもともと家畜化したカモなんですってだから交配可能なんですね。
だから馬とロバのように子供はできても一代限り、なんてこともなく普通に交雑しています。

野生生物を狩るのは、かなり厳しい当局の許可がいるんですよ。
ライセンスが必要だし、いつ、誰が、何を何匹まで、というところまで管理されます。
その一方で、家畜を放し飼いにして、それから処分するのは問題ないんですよね。
だから、これは飼っているんだと思います。
住民から硬くなったパンもらって毎日餌としてあげていますしね。
(本当の野生の場合は餌付けも不可のはず)

父親が一切育児に協力したくない場合はですね。
簡単な解決方法がありますよ。
24時間体制で、家事や育児を手伝ってくれる、使用人を雇えばいいんです。
ご主人が仕事以外の時間にのんびりと余暇を楽しむ時間と同じだけの時間を奥様も持てれば問題はなくなるでしょうから。
奥さんだけ365日無休で、ついでに稼いでほしくて、さらに自分は家事も育児もしたくないと言うから争いになるのですものね。

ヒモ生活をしたい場合は、稼ぎがよくて、男を囲いたいと思う独身女性を探せばいいのではないでしょうか。
あ、美人局にはお氣をつけ遊ばせ!

コメントありがとうございました。
2018.07.08 21:28 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
 私の父親は嘗て猟銃を持ってましてね、冬になると鴨とか鳩とかよく獲って来てくれたものです。おかげでわたくしも鳥をばらすのはお手の物。ばらす側から塩付けて七輪の上。焼けた奴からしゃぶりつく。美味かったなぁ・・・遠い目。今はもう夢幻ですわ。
2018.07.10 14:24 | URL | #eRuZ.D2c [edit]
says...
こんばんは。

ほう。日本では冬に野生生物を撃ってもよいのですね。
スイスでは、秋以外は撃っちゃいけないのですよ。もちろん家畜はいつでもOKなんですけれど。

鴨の丸焼きはクリスマスに何度かやりましたが、結構手間と時間が……。
いや、そんなことを言っちゃいけない、手間をかけるからこそ美味しいのですよね。
miss.keyさんは、お料理はお得意のようですから、買ってきてまたお作りになっては。
まあ、獲りたての味には敵わないかもしれませんね。

コメントありがとうございました。
2018.07.10 21:16 | URL | #9yMhI49k [edit]

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