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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】バッカスからの招待状 -13- ミモザ

今日は「十二ヶ月の情景」七月分をお送りします。毎月ある情景を切り取った形で掌編を作っています。三月から、100,000Hit記念企画として、みなさまからのリクエストに基づいた作品を発表しています。

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今日の小説は、limeさんのリクエストにお応えして書きました。

舞台は、バッカス。あの面々が出演。
そして、話のどこかに「水色ネコ」を混ぜてください^^
私のあのキャラじゃなくても構いません。単に、毛色が水色の猫だったらOK。
絵だったりアニメだったり、夢だったり幻だったりw


というご要望だったのですが、水色ネコと言ったら、私の中ではあのlimeさんの「水色ネコ」なんですよ。やはりコラボしたいじゃないですか。とはいえ、お酒飲んじゃだめな年齢! っていうか、それ以前の問題もあって、コラボは超難しい!

というわけで、実際にコラボしていただいたのは、その水色ネコくんと同居しているあのお方にしました。それでも、「耳」の問題があったんですけれど、それはなんとか無理矢理ごまかさせていただきました。大手町に、猫耳の男性来たら、ちょっと騒ぎになると思ったので(笑)

limeさんの「水色ネコ」は、あちらの常連の皆様はすぐにわかると思いますが、初めての方は、待ち受け画面の脳内イメージは、これですよー。こちらへ。私が作中で「待ち受け画面」にイメージしていたイラストです。


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バッカスからの招待状 -13- ミモザ

 その客は、少し不思議な雰囲氣を醸し出していた。深緑の麻シャツをすっきりと着こなし、背筋を伸ばし綺麗な歩き方をする。折り目正しい立ち居振る舞いなので、育ちのいい人なのだと思われるが、ワッチキャップを目深に被っていて、それを取ろうとしなかった。柔らかそうな黒い前髪と後ろから見えている髪はサラサラしているし、そもそもこの時季にキャップをつけているのは暑いだろう。ワッチキャップはやはり麻混の涼しそうなものだから、季節を考慮して用意したものだろう。きっと何か理由があるのだ、たとえば手術後の医療用途といった……。

 夏木は、カウンターの奥、彼が一番馴染んだ席で、新しい客を観察していた。店主の田中は、いつものようにごく自然に「いらっしゃいませ」と言った。

 今晩は、カウンターにあまり空きがなく、夏木は言われる前に隣に置いた鞄を除けた。田中は、申し訳なさそうに眼で合図してから、その客に席を勧めた。

「ありがとうございます」
若々しい青年だった。

 その向こう側には、幾人かの常連が座っていて、手元の冊子をみながら俳句の季語について話をしていた。
「ビールや、ラムネってところまでは、言われれば、そりゃ夏の季語だなってわかるよ。でも、ほら、ここにある『ねむの花』なんていわれても、ピンとこなくてさ」
「ねむって植物か?」
「たぶんな。花って言うからには」

 タンブラーを磨いて棚に戻しながら田中は微笑んだ。
「ピンクのインクを含ませた白い刷毛のような花を咲かせるんですよ」

「へえ。田中さん、物知りだね」
「じゃあさ、この、芭蕉布ってのはなんだい?」

「さあ、それは……」
田中が首を傾げるとワッチキャップを被った青年が穏やかに答えた。
「バナナの仲間である芭蕉の繊維で作る布で、沖縄や奄美大島の名産品です」

 一同が青年に尊敬の眼差しを向けた。彼は少しはにかんで付け加えた。
「僕は、時々、和装をするので知っていただけです。涼しくて夏向けの生地なんです」

「へえ。和装ですか。風流ですね」
夏木が言うと、彼は黙って肩をすくめた。

「どうぞ」
田中が、おしぼりとメニューを手渡し、フランスパンを軽くトーストしてトマトやバジルを載せたブルスケッタを置いた。

 青年は、メニューを開けてしばらく眺めたが、困ったように夏木の方を見て訊いた。
「僕は、あまりこういうお店に来たことがなくて。どんなカクテルが美味しいんでしょうか」

 夏木は苦笑いして、『ノン・アルコール』と書かれたページを示して答えた。
「僕は、ここ専門なんで、普通のカクテルに関してはそちらの田中さんに相談した方がいいかもしれません」

 彼は、頷いた。
「僕も、飲める方とは言えませんね。あまり強くなくてバーの初心者でもある客へのおすすめはありますか」

 田中は、にっこりと笑った。
「そうですね。苦手な味、例えば甘いものは好まないとか、苦みが強いのは嫌いだとか、おっしゃっていただけますか」

「そうですね。甘いものは嫌いではないのですが、ベタベタするほど甘いものよりは、爽やかな方がいいかな。何か、先ほど話に出ていた夏の季語にちなんだドリンクはありますか?」
緑のシャツを着た青年はいたずらっ子のように微笑んだ。

 田中は頷いた。
「ミモザというカクテルがあります。そういえばミモザも七月の季語ですね。カクテルとしてはオレンジジュースとシャンパンを半々で割った飲み物です。正式には『シャンパーニュ・ア・ロランジュ』というのですが、ミモザの花に色合いが似ているので、こちらの名前の方が有名です」

「おお、それは美味しそうですね。お願いします」

 ポンっという音をさせて開けた緑色の瓶から、黄金のシャンパンがフルート型のグラスに注がれる。幾千もの小さな泡が忙しく駆け回り、カウンターの光を反射して輝いた。田中は、絞りたてのカリフォルニア・オレンジのジュースをゆっくりと注ぎ、優しくステアしてオレンジスライスを飾って差し出した。

「へえ、綺麗なカクテルがあるんだねぇ」
俳句について話していた常連の一人が首を伸ばしてのぞき込んだ。

「面白いことに、本来ミモザというのはさきほど話題に出たねむの木のようなオジギソウ科の花を指す言葉だったのが、いつの間にか全く違う黄色い花を指すようになったようなんですよ。その話を聞くと、このカクテル自体もいつの間にか名前が変わったことを想起してしまいます」

「へえ、面白いね。俺も次はそれをもらおうかな」
もう一人も言った。田中は、彼にもミモザを作り、それから羨ましそうにしていた夏木にも、ノン・アルコールのスパークリングワインを使って作った。

 待っている間に、緑のシャツの青年が「失礼」と言って腰からスマートフォンを取り出した。どうやら誰かからメッセージが入ったようだ。礼儀正しく画面から眼をそらそうとした時に、待ち受け画面が眼に入ってしまった。

 水色のつなぎを着た、とても可愛い少年が身丈の半分ほどある雄鶏を抱えていた。瞳がくりくりとしていて、とても嬉しそうにこちらをのぞき込んでいる。つなぎは頭までフードですっぽりと覆うタイプなのだが、ぴょこんと耳の部分が立っていてまるで子猫のようだ。夏木は思わず微笑んだ。

 青年と目が合ってしまい、夏木は素直に謝った。
「すみません。見まいとしたんですけれど、あまりに可愛かったので、つい」

 そういうと青年はとても嬉しそうに笑った。
「いや、構いませんよ。可愛いでしょう。いたずらっ子なんですけれど、つい何でも許してしまうんです。最近メッセージを送る方法を覚えまして、時々こうして出先に連絡してくるんです」

 そういうと、また「失礼」といってから、メッセージに急いで返信した。
「一人で留守番させているんですけれど、寂しいのかな。急いで帰らないと、またいたずらするかな」

「オジギソウとミモザみたいに、混同されている植物って、まだありそうだよな」
青年の向こう側で俳句の話をしていた二人は、田中とその話題を続けていた。

「この本には月見草と待宵草も、同じマツヨイグサ属だけど、似ているので混同されるって書いてあるぞ。どちらも七月の季語だ」

「どんな花だっけ」
「ほら、ここに写真がある。なんでもない草だなあ」
「一重の花なんだな。まさに野の花だ。白いのが月見草で、待宵草は黄色いんだな。そういえば、昔そういう歌がなかったっけ」

「待~てど、暮らせ~ど、来~ぬ人を……」
「ああ、それそれ。あれ? 宵待草じゃないか」

 田中が、笑って続けた。
「竹久夢二の詩ですね。語感がいいので、あえて宵待草にしたそうですが、植物の名前としては待宵草が正しいのだそうですよ」

 その歌は、夏木も知っていた。
「待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ 今宵は月も 出ぬそうな」

 日暮れを待ちかねたように咲き始め、一晩ではかなく散る待宵草を、ひと夏のはかない恋をした自分に重ね合わせて作った詩だとか。

 夏木は、隣の青年がそわそわしだしたのを感じた。彼は、スマートフォンの待ち受け画面の少年を見ていた。にっこりと笑っているのに、瞳が悲しげにきらめいているように感じた。

 青年は、残りのミモザ、待宵草の色をしたカクテルを一氣に煽った。それから、田中に会計を頼むと、急いで荷物をまとめて出て行った。帰ってきた青年を、あの少年は大喜びで迎えるに違いない。

 待っている人が家にいるのっていいなあと、夏木は思いながら、もう一杯ノン・アルコールのミモザを注文した。

ミモザ(Mimosa)
標準的なレシピ
シャンパン : 1
オレンジジュース:1

作成方法: フルート型のシャンパン・グラスにシャンパンを注ぎ、オレンジ・ジュースで満たして、軽くステアする。



(初出:2018年7月 書き下ろし)
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Tag : 小説 読み切り小説 100000Hit コラボ キリ番リクエスト 月刊・Stella

Comment

says...
執筆、お疲れ様でした。

え~っと、また重箱の隅をw
『向川』は『向かい側』でしょうか?

私もミモザというと、黄色い花の方を思い出します。
田中さん、あいかわらず博識だなぁ。
そちらはともかく、カクテルの「ミモザ」は美味しいですよね。私も飲めないクチなので、こういうゆるめのカクテルは嬉しいです。
ミモザの色から待宵草(宵待草)の色へと、俳句の季語や夢二の詩の話題が続いていくあたり、おいしい酒を飲みながらこういう会話を楽しむというのもいいなぁと思いました。
近くにこういう店、ないかなぁ。

ところでお客の青年、「博士」かと思いましたが、イラストに出てきた緑の尻尾の御方みたいですね。
あんな可愛いのが待っていたら、そわそわしちゃいますよね。
2018.07.11 11:39 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。
うわー、ありがとうございます! 助かります。
全然見つけられませんでしたよ。毎回毎回、すみません。

そして、そうですよね。ミモザといったらあの砂糖菓子みたいな黄色いのしか思い浮かびませんよね。
もともとはねむの木の方だったってことに驚きですね。

田中の知識の大半はお客さんから得たものだろうなあ。

カクテルの方のミモザは、私もよく飲みます。主に、高級ホテルでの朝食で(笑)
前回のポルトでも、分不相応の五つ星ホテルに泊まらせてもらってミモザで朝食でした〜。
あと、アフリカで氣球に乗る早朝ツアーがあるんですが、着陸後サバンナで朝食で、そこでもミモザが出ました。

しかし、『Bacchus』は朝からやっていないので、普通に夜のお話です。

酔っぱらいたちの与太話で話、七月の季語で続いています。
っていうか、それだけの話でしたね。

そうそう、博士とココルの方だと、そんなにひねりはいらなかったんですが、今回は水色ネコでご指定なので、博士にはできませんでした。
そして、水色ネコは酒場には連れてこられず、緑色ネコ氏に来ていただきましたが、あの方も猫耳なんですよね。隠してみました。でも尻尾は隠せたのかしら……。

コメントありがとうございました。
2018.07.11 20:59 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ここ数日、ブログ巡りをできずにいたんですが、今朝夕さんのところでこれを開いて、きゃ~~と!
そうか、私は7月に指定してたんだ!(まだ先と思ったら、あっという間に夏なんですもん)

まさかまさか、緑ネコを出してくれるなんて、夕さん最高です。もう、ニマニマがとまりません。
緑ネコはもともと、私の友達のキャラだったんですが、もう雰囲気がばっちり!本当にあんな感じの、知的で穏やかな猫なんです。
キャップで耳を隠してくれた気遣いが、またうれしいなあ~(*´▽`*)
しっぽはきっと、パンツの中にキュッと丸まっている事でしょう(にまにま)

緑ネコの携帯の待ち受けに水色ネコとか、もう泣ける~(/_;)
水色ネコの事、本当にかわいがってるのがビンビン伝わってきますよ。
すごく喉が渇いてバッカスに寄ったのかもしれないけど(水場を求める猫のように)、やっぱり留守番させたこの事、気になるだろうなあ……。(いたずらされやしないかとかも(笑))←一回、ふすまに落書きされたし)

バッカスの面々の植物の雑学も楽しくて、そちらも緑ネコと一緒に聞き入っちゃいました。
そうかあ、ミモザもねむの花も知ってたけど、そんな裏話があったんですね。
そして宵待草って、待宵草だったんだ!
本当にこのバッカスは、1時間いるだけどためになる!

緑ネコ、美味しいミモザも、このお店も気に入って、また来てくれたらいいなあ^^
本当に、コラボってこんなにワクワクするもんなんですね。夕さんの扱い方がうまいから、なおさら。
いうなれば、コラボってカクテルみたいなものですよね。全然別のキャラが混ざって、新しいおいしさを生み出す(*´ω`*)
本当に、ご馳走様でした。

ミモザと言うカクテル名、知らなかったのですが、これはいつかどこかで絶対オーダーしたいです♪
夕さん、とても可愛くてすてきなコラボSS,本当にありがとうございました!

緑ネコが携帯見るシーン、何度でも読みに来ます(*´ω`*)
2018.07.12 02:05 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。
私も、「七月はまだずっと先」と思っていたのですけれど、いつの間にかどっぷり七月です(笑)

本当は、水色ネコにリアルでお越し願おうかと思ったんですけれど、たぶんじっとできなくて、猫耳と尻尾がバレちゃうかなと(笑)
その点、緑ネコ氏は、そつなく人間に化けていてくれそうで。
もともとお友達のところのキャラだったんですか! 一人称で迷ったんですけれど、伺えばよかったかなあ。
でも、動作など、おかしくなかったなら、一安心です。
優しくて知的なイメージですよね。
しっぽもやはりリアルでしたか! ちゃんとしまっていてくださって、ありがとうございました。痛かったかしら。

あの雄鶏抱えている写真あったら、絶対待ち受けにしますよね? もう、可愛くて可愛くて。

そもそも、なにゆえに『Bacchus』にいらしたのか、その辺の事情はスルーしていますが、このまま常連になってくださると田中も喜びます。
もっとも、あまりお外にいると、ふすまが真っ黒に(笑)

今回は全部七月の季語でつなげましたが、mimosaって、植物で言うとオジギソウ属のことで、その中でもネムノキ科はMimosaceaeというのですね。めっちゃピンクの写真ばかり出てきて「へえ〜」となりました。

でも、やはり一般的にはあの黄色い花ですよね。
カクテルのミモザもとても美味しいし、女の子向けの甘く爽やかな味ですので、ぜひ試してみてくださいね。

この店、いつも普通よりもコストのかかるもの(今回はフレッシュオレンジジュース)を出していますが、経営大丈夫なんだろうか。

緑ネコ氏、外出中は携帯から目が離せないですよね。
そんなシーンも想像して楽しく書きました。お氣に召して嬉しいです。

リクエストとコメント、どうもありがとうございました。
2018.07.12 16:09 | URL | #- [edit]
says...
アルコールはもっぱらワインでカクテルなんて知らない私はもちろんミモザも知らず…(-_-;)
ミモザって、AUSではゴールデンワトルという名まえで何とAUSの国花なのですよ。(←これもググってから発見@@)
7月の今はまだ硬い蕾ですが、開花の準備は着々となされているもよう^^
ワトルが咲くと、春近しとなります。
(季節の話になると季節感崩れるなあ…すみません)

バッカスでの深い話が楽しいですね。
緑ネコくんもすっかり仲間入り^^
あ、水色ネコくんはお留守番なのね。
君はきっと大きくならないんだろうな…^^

田中さんから広がる物語、今回もなるほど~と手を打ちました。
次回のゲストは誰かな。楽しみです^^
2018.07.14 11:09 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは

太陽のあふれる国では、ワインが美味しくなるから、ワインがメインになりますよね〜。

そして、そうなのですね。
ゴールデンワトルという花の名前は初めて知りましたが、ミモザなのですね。そして、オーストラリアの国花だったとは!
また一つ賢くなりました!
そうそう、これって春の花ですよね。この辺りでは寒くて咲かないのですけれど、アルプスを越えたイタリア側では春を告げる花で、もっとずっと南のマルタ共和国のゴゾ島では三月に花盛りでしたよ。でも、日本では七月の季語なのですね。不思議。

ちなみにねむの花は家の近くてで今咲いています。七月だなあ。

そちらはまだ冬の盛り? これから春ですよね。

『Bacchus』では、基本飲み屋ですから、飲んだくれながらの話が展開中です。
こういう雑学的な話の好きな客が揃うと、ためになる一夜になりますよね。
ま、その知識を今後使う日はあまりないかもしれませんが。

そうそう、水色ネコくんも「大きくなったらおいでね」っていいたいけれど
うん、大きくならないような(笑)

田中はみなさんにウェルカムですので、ぜひけいさんのところの皆様もお越しくださいませ。
あ、『でおにゅそす』の方は、もうみなさんデビュー済みですものね、こちらもぜひごひいきに。

コメントありがとうございました。
2018.07.14 19:02 | URL | #- [edit]
says...
猫耳!?
なるほど〜だから夏なのに帽子を目深にかぶって、取ろうと
しなかったのですね。その中には猫耳が隠れていたと……!
緑ネコさんとおっしゃるのですね。
一見して、待ち受けの水色ネコさんのお兄さんというか、
ちょっと若いお父さんというか、そんな感じもしたのだけれど、
それともちょっと違うような……
最後の俳句の一句、水色ネコさんの心境と重なっているのではないかと
深読みしてしまいました。
そうすると、水色ネコさんに対する感情は、単なる愛情とも違う、ちょっとほろ苦く
切ないものも混じっているように読めました。
あ、でも、おうちには水色ネコさんが待っているのですよね。
最後一瞬切なげだったけど、水色ネコさんの笑顔で元気になってくれたらいいなって思いました。
今回のカクテルもおいしそうですね。
もしミモザがミモザのまま混同されずに残っていたら、カクテルのミモザも
ピンク系の色になってたかもしれないですね。
何気にコストのかかるカクテルということで、これは、オレンジジュースはジュースでも
生搾りにしたほうがぐっと美味しいのかなって思いました。
緑ネコさんは、お店を出たら変身?
を解くのでしょうか。
緑ネコさんの独特の雰囲気もあいまって、夕さんらしさの中にもかわいらしい余韻の残るお話でした^^
2018.07.15 06:55 | URL | #- [edit]
says...
あ、

>最後の俳句の一句、水色ネコさんの心境と

緑色ネコさんの打ち間違いでした^^;
2018.07.15 06:58 | URL | #- [edit]
says...
緑ネコさん、オリジナルの姿のままの登場とは驚きました。バッカスの世界がファンタジーの世界に入り込んだような感じですね。実際、そうでないとなかなか実現しないでしょう。
ま、緑さんの方なら如才なく人間を演じきれるのでしょうが、どことなく不可思議なのはご愛敬というところでしょうか?
バッカスの面々は、こんな客でもやっぱりそのまま素直に受け入れて、その雰囲気をネタにやっぱり飲んじゃうんですね。
本当に毎回思いますが、こんな行きつけの店あったら良いなぁ。サキは少しだけですけれど飲めますからね。少しお酒が入って、顔見知りになった常連さんにかまってもらいたいなぁ。
そうだ!夕さん、今度バッカスにエスが押しかける話をリクエストしようかな?
夕さんが何かイベントを催されて、その時にサキが憶えていたら、という難しい条件が付きますけれど(すぐに忘れちゃうんですよね)。
そしていざその時になったら、もっとリクエストしたいことが出来てしまうかも、と思うんだけれど・・・。

ウ~ム、確かに水色ネコは登場のさせ方が難しい・・・。
絶対、耳とか尻尾とかフォローできないくらい出してしまいそうですもの。
2018.07.15 12:30 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。どうやら人間じゃないようで。最初はつなぎだけかと思っていたんですが、脱ぐと猫耳と尻尾あり(笑)
limeさんのサイトで拝見したところ、血縁関係はないお友達のようです。
ただし、単なるお友達ではなくて、同居してお風呂に入れてあげたり、水色ネコが放置したひよこに餌やったりしているらしいので
かなり近いお友達っていうか、育ての親的存在?

竹久夢二の「宵待草」は、切ない恋の詩のようですが、それを思い出した緑ネコ氏は、「水色ネコがこんな風に切なく待っているのかも」と慌てて帰ってしまったようです。でも、どうでしょうね。実際は楽しくいたずらしていたりして。

カクテルのミモザは、もともとオレンジジュースのカクテルだったので色は黄色だったでしょうが、ミモザの名前が今のように黄色い方で認識されていなかったらその名前はもらえなかったでしょうね。
やはり「オレンジ入りシャンペン」よりも「ミモザ」の方が味わいあると思いませんか。

『Bacchus』はあまり採算というモノを考えていない? それとも、高いんでしょうか?

緑ネコ氏は、お店出てももうちょっと帽子被っていてくれないと、大騒ぎになるかも。
『Bacchus』は大手町ですからねぇ。東京駅のすぐそばです。

コメントありがとうございました。
2018.07.15 18:53 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

体調はいかがですか。連日暑いようですが、どうぞご自愛ください!

さて、そうですね。コラボの時に氣をつけていることは、お借りしているキャラを勝手に変えないということなので、猫耳の方を普通の人間に変身させたりはできませんね。でも、大手町に猫耳の男性がふらっと入ってくるのも変なので、帽子で隠してもらいました。それに、猫耳がついているということは、人間の耳の位置には何もないと思うので、かなり深く帽子をかぶせました。人間って、そういう方を見ても「何か理由があるんだろうな」とは思っても「猫耳かも」とは思いませんからね。

で、いずれにしても『Bacchus』の客たち、いや、私の小説の酒場に来る客たちはどっちにしても楽しく飲んだくれているのです。
ノン・アルコールの夏木でも(笑)

日本だったら『Bacchus』や『でおにゅそす』、カンポ・ルドゥンツ村だったら『dangerous liaison』ほかにもいくつかありますけれど、どこでもただ客が飲むだけでなく、交流する話を楽しんで書いています。

お、エスが来ますか!
どなたでも大歓迎ですよ。

水色ネコは、大手町のバーに来るには幼すぎると思うし、それにおっしゃる通り大人しく耳や尻尾を隠していてくれないと思うんですよ。
というわけで、今回はお留守番していただきました。

コメントありがとうございました。
2018.07.15 19:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
といいつつ、ちょっとしょんぼりです。せっかく書いたコメント、ぶっ飛ばしてしまいました。なんでだろ? って、こんなこと、何回も言ってるような。
というわけで気を取り直して。
いつもアップされたら飛びついて拝読しているのに、コメントを書くためにPCの前に座っている時間があまりなくて、いつも遅くなっててすみません~でも、いつも楽しい記事をありがとうございます。この頃あれこれあってちょっと気持ちが落ち込んでいたりするので、こうしてブログの記事を読むの楽しみです。あ、ちょっと落ち込んではいますが、基本は元気ですのでご心配なく! 暑くて弱っているだけかも。

相変わらず『Bacchus』は居心地のいい空間ですよね。思えばちょっとファンタジーなキャラの登場、思い切り現実世界の物語の中にどう動くのかと思っていたら、さすがに懐の深いお店。何気なく溶け込んでしまいましたね。田中が何でも受け入れちゃう(^^) そんなマスターの居るお店だから、店の客も、穏やかに新参者を受け入れますよね。
実は、水色ねこはねことして、緑猫は本当は猫耳被った人なんだっけ? ちゃんとした?ねこだっけ? と分からなくなっておりました。いや、limeワールドでは存在感が普通すぎて。コメント欄を拝読していて、あ、ねこ寄りの生命体だったか、と今更ながら納得したりしてました。帽子で耳のことを処理、これもさりげないけれど、「なるほど」と納得させられました。細かい気配りに、違和感がなくなる。
それに、あのニワトリ持ってるのが待ち受けなんて、なんて可愛い。一人でお留守番してたらいたずらするのかぁ、なんかいいなぁ。

この12ヶ月シリーズを拝読していると、コラボの大変さと楽しさがよく分かります。夕さんだからこそ、こうしてこなしておられるんですよね~、いつもすごいなぁと思います。どんなシーンにもはめ込んで、それが違和感なくて(あ、うちのは困らせちゃいましたよね、設定が間違っていたなぁ。なんか、同じようにお酒を飲む店でも、『ヴィーナスの溜息』とは偉い違いだ。羨ましい)。
まだ半分近く残っていますが、思えば半分+1、過ぎちゃったのですね。1年って早いなぁ。
夕さんの丁寧な物語処理、本当にいつも感動的です。
(う~ん、最初に書いたのと内容が違うなぁ。何書いたんだっけ?)
2018.07.16 15:52 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

あああ〜。それはつらい! せっかく書いたコメントが消えちゃうのってつらすぎます。再度のチャレンジありがとうございます!

そして「あれこれ」の方も、ちょっと心配です。彩洋さんのことだから、きっとフルで頑張って、さらには心を込めて何でも対応なさっていらっしゃる上での「あれこれ」でしょうから、私ごときが何か言ってもどうにもならないのでしょうけれど、どうかあまり思い詰められないように。レベルは天地ほど違いますけれど、やはり生きているとあるんですよね。「なんだかなあ」な時や、「もうやだ」な時も。大人だから外では何でもないように振る舞っても、いつも前向きになんていきませんとも。
ゆっくりお休みになってくださいね。体だけでなく、心の方も。
日本は殺人的に暑いみたいですし、さらにつらいニュースに滅入ったりもしますよね。

こちらは……。すみません、本当に爽やかなんです。こんなに快適でいいのかってぐらい。申し訳ないです。

さて、『Bacchus』です。いやあ、『ヴィーナスの溜息』は、お店の存在そのものに強烈な個性があるじゃないですか。『Bacchus』や『でおにゅそす』、いや《Sunrise Diner》や『dangerous liaison』だって、なんかそういう店そのものの存在価値はない、あまり色がないところばかりですよね。それに、実は何も起こっていない! 客が注文して飲んだくれているだけじゃない! (いまごろ氣付くなって……)

そして、ココルはネコが子供に変身するんですけれど、水色ネコはあのままですよね。そして、最初は緑ネコ氏はつなぎだけ合わせているのかと思っていたんですけれど、あちこちのイラストを見てみると、フードの下にちゃんと猫耳があるんですよ! limeさんによるとしっぽも本物だそうです。そのまま出したら、いくらのんきな夏木たちでも二度見してざわつきますよね。だから、隠してみました。それに外出するのにあのフードはダメかなって(笑)

現代に生きるネコ人間だったら、携帯かスマホ持っているかなと思って。だとしたら待ち受けは絶対に水色ネコですよね。

でも、今回の「十二ヶ月の情景」は実を言うと全部とても難しいです。みなさん、全く容赦ないので(笑)
彩洋さんのは、本当をいうと『ヴィーナスの溜息』に行かせようかとも思ったのですけれど、ヨーロッパの夏至の話が長くなってしまって。『ヴィーナスの溜息』にさらに顔を出させると1万字超えちゃう。面白ければそれでもいいのでしょうけれど。美女と結婚したはずの若い兄ちゃんが、そっちの世界に転ぶとか。

もう一本は、もう少し上手くやりたいです。でも、なんだか追われています。今年は、例年にまして時間が飛ぶように去りますね。

あ、あとで別件でメッセージ送りますね。

コメントありがとうございました。

2018.07.16 21:47 | URL | #9yMhI49k [edit]

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