FC2ブログ

scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】コンビニでスイカを

今日は「十二ヶ月の情景」八月分をお送りします。毎月ある情景を切り取った形で掌編を作っています。三月から、100,000Hit記念企画として、みなさまからのリクエストに基づいた作品を発表しています。

月刊・Stella ステルラ 8、9月号参加 オムニバス小説 stella white12
「月刊Stella」は小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌です。上のタグをクリックすると最新号に飛びます。


今日の小説は、けいさんのリクエストにお応えして書きました。

リクエスト月は8月でお願いします。
内容は、うちのキャラを適当に使って、一つ情景を描いていただけたら嬉しいです。


一番乗りでいただいたリクエストです。けいさんのところのキャラは、皆さん素敵なので悩みましたが、今まで一度もコラボしたことのない方にしようと、あれこれ探してみました。

けいさんの「怒涛の一週間」シリーズの三作目に当たる「セカンドチャンス」から、お二方にご登場願いました。実質コラボしていただいたのは、とある高校生(作品中ではまだ中学生でした)です。本編の中では、主人公の親友とその教え子という形で印象的に登場した二人ですけれど、もしかしたらいずれはこの二人が主役の作品が発表されるかも? 以前、ちらりと候補に挙がっていると記事を書いていらっしゃいましたよね。そんなお話も読みたいなーと願って、この二人にコラボをお願いすることにしました。あ、それに、舞台設定のために、もう一方も……。

けいさん、好き勝手書いちゃいましたが、すみません! 


短編小説集「十二ヶ月の情景」をまとめて読む 短編小説集「十二ヶ月の情景」をまとめて読む



コンビニでスイカを

 私には、行きつけの店がある。……といっても、コンビニエンスストアだけれど。都心に近いのに緑の多い一角、道路の向こうの街路樹を眺める窓際の飲食コーナーの一番端に座るのが好き。

 オレンジジュースを買ってきて、問題集を広げる。クラスの女の子たちは、シアトル発の例のファーストフードに行っているけれど、なんとかラテを毎日飲んでいたら、私のお小遣いは一週間で尽きてしまう。話の合わないクラスメートに交じって居たたまれなく座ることに対する代償としては高すぎる。だから協調性がないって言われるのかな。

 冷たいオレンジジュース。風にそよぐ街路樹の青葉を眺めてぼーっとしていたら、知っている男性が窓の外を通っていった。私が通う塾の先生。すぐ後ろからついていくのは、青木先輩。去年までおなじ中学に通っていた有名人だ。

 少なくとも夏休みの前までは、彼は私のクラスの女の子たちの憧れの存在だった。背が高くて、スポーツマン。陸上部のエースだった。都大会で、100メートルと幅跳びで優勝。大会新記録と都中学新記録を同時に達成。関東大会と全国大会出場も決まっていた。高校のスポーツ推薦も決まっていたとか。

 でも、新学期になったらに、彼の起こした事件のことでみんなが大騒ぎしていた。どこかのコンビニで万引きをして捕まったって。部活はすぐに引退との名目で辞めさせられて、推薦も取り消されたらしい。

 それから、クラスの子たちの態度は180度変わった。以前はキャーキャー言っていたのに、今度はヒソヒソと眉をひそめて噂するようになった。当の青木先輩は、最初は少し背を丸くして、下を見ながら歩いていたけれど、二学期も後半になるとまたちゃんと前を向いて歩くようになった。

 その理由を、私はなんとなく知っている。先ほど、彼の前を歩いていた塾の先生。私の担当じゃないから、確かじゃないけれど、名前は確か阿部先生。私は、このウィンドウから二人が行ったり来たりするのを何度も見た。最初は先生が先輩を引っ張るようにして歩いていた。それから先輩はうなだれるようにして、その次には妙に嬉しそうについていった。

 学校でみんながヒソヒソ噂することや、受験しなくてはいけなくなったことは、先輩にとってとても大きなストレスだったと思う。きっとあの先生がいたから乗り越えられたのだろう。もっとも、のんびりそんなことを想像している場合ではないのよね。一年後の今、受験に立ち向かっているのはこっちだし。

 私は、推薦で一足先に高校入学を決められるほど成績はよくない。もちろんスポーツ推薦はあり得ない。運動音痴だし。目指している学校は、私にとっては背伸びもしているけれど、近所のおばさんたちを感心させるほどの難関校というわけでもない。

 オレンジジュースを飲みながら、私は問題集を解いた。なんのために受験をするのかな。義務教育は今年で終わる。みんな当たり前のように高校に行く。それに、成績がよかったら大学にも行くのだろう。お母さんは「頑張らないといい大学には入れないわよ」って言うけれど、まず高校に入らないと。

 高校に行ったら、何か楽しいことがあるのかな。それとも今みたいに、クラスメートたちに嫌われないように適度な距離を取りながら、いるのかいないのかわからない存在でありつづけるのかな。透明人間みたい。

 あれ、青木先輩が戻ってきた。なんだろう。

 自動ドアが開いて、先輩は入ってきた。もちろん私には氣付かない。っていうか、多分、先輩は私を知らない。

「要。どうしたんだ」
レジの所にいる店長が先輩に声をかけた。えー? 名前を呼び捨てって、身内なのかな。

「ちょっとね。先生ん家に寄ることになってさ。先生の友達も久しぶりに来るんだって。だから、なんか一緒に食えるもん買いに来た。アイスかな。それとも……」
「ここから先生のお宅までは少しあるだろう。溶けるぞ」
「そうだよねー」

 店長は、冷蔵ケースの方へ行きカットスイカを持ち上げた。
「これはどうだ。冷えているし、すぐに食べられる」
「いいね。えっと、398円か。二つ……小銭足りるかな」
「俺が払おう。息子がお世話になっているんだ」
「だめだよ。これは俺から先生への差し入れだもん。俺が買うの」

 先輩はレジでスイカのパックを二つ支払った。律儀なんだなあ。私は、首を伸ばしてそちらを見た。あ、スイカ、本当に美味しそう。途端に、青木先輩と目が合った。

「あれ」
「なんだ、要。知っている子か」
「うん。中学の一学年下の子だと思う。たしか塾も同じだったはず」」

 わ。先輩が、私の顔を知っていた。私は、ぺこりと頭を下げた。

「よう。勉強しているんだ。偉いね」
私は、先輩の近くまで歩いて行った。

「七時から塾なんです。まだ早いから」
「帰らないの?」
「家に帰ると、とんぼ返りしなくてはいけないし、うち、飲食店で夕方から親が忙しいし」

 店長が笑った。
「うちと同じだな、要」

 私は先輩に訊いた。
「店長さん、先輩の……?」
「うん。親父」

「わ。知りませんでした。すみません。山下由美です」
「いや、こちらこそ、まいどありがとうございます」

 一杯のジュースで一時間も粘る客って、ダメな常連客じゃないかなあ。私は少し赤くなる。
「私も、その美味しそうなスイカ買います」

 青木先輩が、ポケットからまた財布を取り出した。
「じゃ、それも俺がご馳走するよ」
「そ、そんな。悪いです」

「大丈夫だって。こんなに暑いのに、頑張って勉強しているんだろう。俺、去年、懲りたもん。暑いとぼーっとなって、もともとバカなのにもっと問題を間違えてさ。阿部先生にいつもの倍ヒントもらわないと解けなかった」

「でも、先輩、ちゃんと受験に成功して高校に行けたじゃないですか。私は頑張らないと。A判定出たことないし」
「俺だって、A判定も一度も出なかったよ」

 そうか、それでも受かる時には受かるのね。諦めずに頑張ろう。

 私は、先輩におごってもらったスイカのパックを開けて勧めた。店長がフォークを二つつけてくれた。先輩は、パックを私のいつも座る席まで持ってきてくれて隣に座り、嬉しそうに食べた。「おっ。甘い!」

「ごちそうさまです」
そう言って私も食べた。本当だ。甘い。

「スイカ食べたの、本当に久しぶり」
私はしみじみと味わいながら言った。先輩は驚いたようにこちらを見た。
「ええつ。何で? 夏って言えばスイカじゃん?」

「大きいから自分では買わないし、普段は、うちに帰っても一緒に食べる人いないし。あと、種を取るのが面倒くさいから、お母さんに買ってって頼んだことなかったんですよ」

 青木先輩は笑った。
「確かに面倒だけれどさ。種のないスイカって、なんだか物足りないよ」
言われてみると、本当だな。種を取ったり、ちょっと甘みの足りないところにがっかりしながら食べるのがスイカ。そうやって食べると、甘いところがより美味しくなるみたい。

 ってことは、何もせずに簡単に高校に行けるより、受験で苦労して入るほうがいいのかなあ。

「先輩。高校って楽しいですか」
私の唐突な質問に、先輩は首を傾げた。
「楽しいって言うのかなあ。前とそんなに変わらない。君は中学、楽しい?」

「全然。登校拒否したいと言うほど嫌じゃないんですけれど、あまり合わない同級生たちに嫌われないようにばかみたいに氣を遣っているんですよね。勉強もスポーツも得意じゃないから、学ぶ意味とか、達成感もあまりないし。こんなこというの贅沢かもしれないけれど」

「そうだなあ」
先輩は、よく知らない私の愚痴に、真剣に答えを探しているみたい。変なこと言って、まずかったかな。

「去年の夏休み、俺のやったこと、聞いているだろ」
えっと……。万引きの件かな? 今度は私が返答に困った。
「あまり詳しくは、知りません。推薦がダメになったって話は聞きましたけれど」

「そ。万引きの手口を研究して、できそうだから試してみたら捕まっちゃったんだ。自分のバカさ加減に呆れて、何もかも嫌になって死にたいって思ったよ」
「先輩が?」

「うん。でも、阿部先生が止めてくれて、セカンドチャンスをくれたんだ。俺に、どんなバカでもやり直しできるってわかるようにサポートしてくれたんだ。それに、そうやって先生に助けてもらいながら頑張っているうちに、うちの親だって、俺のことを要らないから放置していたんじゃないってなんとなくわかったし、こんな自分でも生きていれば何かの役に立てるかもしれないって思えるようになったんだ」

 私は、頬杖ついて、先輩の話に聞き入っていた。
「そうだったんですか」

 先輩は、大きく頷いて笑った。明るくて素敵な笑顔。
「うん。だから、メチャクチャ勉強して、今の高校に入った。正直言って、高校で学ぶことが何の役に立つのか、よくわからないし、すげー親友ってのともまだ出会えていないけれどさ。でも……」

「でも?」
「阿倍先生にとても仲のいい友達がいるんだ。本当に羨ましくなるくらいの親友。今日も来るんだよ。その人と先生、大学で知り合ったんだって。もし先生が高校に行っていなかったら、大学にも行けなかったし、そうしたら親友とも出会えなかったってことだろう? 出会いなんてどこにあるかもわからないし、未来のこともわからない。でも、今を頑張らないと、きっと未来のいいことはどっかにいってしまうんだ。そう思えば、なんだかなあって思う受験も頑張れるんじゃない?」

 そうか。いま頑張ったご褒美、ずっと後にもらえることもあるのかな。

「あ。スイカ、なくなっちゃった! ごめん」
青木先輩が、空になったパックを見て叫んだ。あ、本当にあっという間に食べちゃった。

「ごちそうさまでした。美味しかったです」
そろそろ塾に行かなくてはいけない時間だ。私は、問題集を鞄にしまって立ち上がった。
「お。行くのか。俺も、そろそろ行かなくちゃ。また今度な」

 店長の「またお越しください」という感じのいい挨拶に送られて、私は先輩と一緒にコンビニを出た。先輩は、阿部先生のお宅へと向かうので、角で別れた。頭を下げて見送ると、ビールやジュースやおつまみと一緒にスイカのパックの入った袋が嬉しそうに揺れている。

 先輩の言ったことを、じっくりと噛みしめた。数学も、英語も、今後何の役に立つのかなんてわからない。私が高校に行って、意味があるのかも。楽しいことやいいことが、どこで待っているのかわからないし、ただのクラスメイトじゃなくて、本当の意味での親友といえる人とどこで会えるのかも知らない。

 だからこそ、今やれることを一生懸命やるのが大事。うん。頑張ろう。先輩の高校、共学だったよね。志望校、今から変えたら先生に何か言われるかな。


(初出:2018年8月 書き下ろし)
関連記事 (Category: 短編小説集・十二ヶ月の情景)
  0 trackback
Category : 短編小説集・十二ヶ月の情景
Tag : 小説 読み切り小説 コラボ 月刊・Stella キリ番リクエスト 100000Hit

Comment

says...
執筆、お疲れ様でした。

今年の夏はめちゃくちゃ暑いですが、読み終えてすごく清涼感ののこる一篇でした。中学生のヒロインと高校生になった先輩との交流に、スイカというアイテムが加わって夏らしい、それでいて爽やかな雰囲気になっています。

青木先輩は、親に構ってほしいという出来心だったのかな。それで人生を棒に振る直前でしたが、救いの神がいたんですね。こういう「先生」に出会えるかどうかって、大きいですよね。
そしてそんな恩師に出会えたからこその、高校入試とスイカを掛けた青木先輩の話、ヒロインにはちゃんと伝わったみたいですね。

同じ高校に入学出来て、それから何らかの進展があったらいいなと感じる、とてもいいお話でした。
2018.08.15 14:43 | URL | #BOCuQl7c [edit]
says...
こんばんは。

コンビニ、クーラーはよく効いているかと思いますが、外行ったらメチャクチャ暑いんでしょうね、きっと。
そんな猛暑の中、清涼感があると言っていただけて嬉しいです。
って、こちらは外も爽やかで、申し訳ないです。スイスの猛暑は一息ついてしまったようです。

スイカって、爽やかですよね。そして、日本のスイカは美味しい!
ああ、食べたい。(またそれか……)

青木要くんは、親の所の万引対策に協力しようと、別のコンビニでいろいろと研究中にできそうなのでやってみたら速効で捕まったらしいです。正に人生棒に振りかけたのですけれど、阿倍先生が必死で更生させて救われたのですよね。そして、子犬のように先生を慕っています。
けいさんの所のキャラクターは、みなとてもハートフルなのです。うちは……ご存じですよね。

憧れて、同じ高校を目指すつもりになりかけていますが、ええと、まあ、そうは問屋が卸さない?
よくわかりませんが、いずれにしてもこの娘は今後、頑張ると思います。

コメントありがとうございました。
2018.08.15 21:39 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ふうむ。
そうなんだよな。
学生は面白半分で万引きするけど。
そのダメージって結構計り知れないんですよね。。。
まあ、やってみて後悔することの事案なんですけど。。。
学校は勉強を教えるのは当たり前なんだけど、
もっと万引きとかすると
具体的に自分がどうなるのか?
・・・とかもっと具体的に指導した方が良いような気がしますけどね。

推薦は消えるし。
進学も影響するし。
人間関係も壊れるし。。。
ロクなことがないからなあ。。。
( 一一)


まあ。
個人的に。
それで消失したり、偏見する。
日本の風習にも問題はあると思いますが。。。


毎度よろしく。
明日は仕事が忙しいので今日コメントします。
更新は土曜日にするのでよろしくお願いいたします。
<(_ _)>
2018.08.16 13:11 | URL | #- [edit]
says...
きたーっ^^ 待っておりました。ピック誰かなーと思いきや。
青木要(あおきよう)!(です。御存じない方の方が多そう…-_-;)
やけに爽やかだな?(夕さんのおかげ^^)
夕さん、以前のロジャーといい、今回の要といい、鋭いですねえ。

お。これは始まりの予感ですかね。’スイカがつなぐ?
コンビニの窓から見える風景に熟しているとは相当の常連?
要、塾繋がりで由美ちゃんのことよく覚えていたね。

そうですねえ。目の前にあるものに向かう時、めんどくさいなあって思うことも結構あるんですけど、今がやるときと思って頑張れば、あとできっといいことが起こるというのは良くある話ですよね。
そう思いつつも、ついやっぱりめんど~となる…(いかんね><)

要と阿部君のコンビ物は履歴書(含ビヨンセ)ネタを描いたときに今後の展開としてはどうかというところで、この二人の関係は一週間シリーズでは収まらないだろうというこじつけで断念しております。
由美ちゃんと仲良くなれたら、阿部君の負担も減りそうだ?
いや、安部君は要を邪魔者扱いしているのではない。
結婚式にだって行きたいだろうし(←展開早っ!?)

リクエスト通り、素敵な情景をありがとうございました。
8月でお願いしたのはあるあるな理由からなのですが、それを踏まえて一筆描かせていただきますね。
なんとか8月中にできるように頑張ります~^^
(↑これで広告が消えるかな… -_-;)
2018.08.16 15:31 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうですよね。
この要くんは、面白半分とはまた違った理由でやってしまったようですし、ちゃんと反省して立ち直っていますが
中にはゲーム感覚で、悪いことをしている意識もなく繰り返してしまう人もいるのですよね。

見つからなければいいとか、そういう問題ではなくて
なぜやったらいけないのか、根本から理解してもらわないと困るのですが。
窃盗ですしね。

もっとも、蓮さんがおっしゃるように
周りの対応にも問題があるのは確かです。
やはり未成年には、更生するチャンスを与えないと。

そして、明日はお忙しいのですね。
了解です。
土曜日に、またジョーク選択肢、楽しみにしています(笑)

コメントありがとうございました。
2018.08.16 20:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
お待たせしました。

誰にしようか悩んだのですけれど、要君、お借りしました!
あと、一瞬、阿倍先生通過&青木パパも勝手に登場させちゃいました。
ありがとうございました。
なんとかお氣に召していただけたようで一安心です。

ロジャーは、スイス人なので「わたしがコラボしないでどうする!」だったのですけれど、今回はぜひ違う人でと、けいさんのブログでウロウロ探しちゃいました。

由美はオレンジジュース一杯で粘りまくりで、青木パパにしてみたら困った常連かもしれません。
そして、わりと「ぼっち臭」を振りまいているので、もしかしたら要君も「同じ中学校と塾の子だ」と認識していたのかも。

中学が嫌で仕方なかったのは、実は、私です。
あの頃の「一体いつまで学校なんか行かなくちゃいけないんだろう」な「なんだかなあ」を要君にぶつけてしまいました。

せっかくだから、また阿倍君と要くん、何かの時に登場してくれたら嬉しいなあ。
策もけっこう有名になっただろうし、新しいお話もあるのでは。
一週間シリーズでは短すぎるのならば、ええと、「夢叶」並の長期連載でもいいですよ!

由美のような通りすがりのモブキャラでは、結婚式どころか彼女にだってなれないでしょうが、
何かの時に通行人として使っていただければ、喜びます。

そして、けいさんも何かを書いてくださるのですね!
わーい。
とても、とても、楽しみです。
首を長くしてお待ちしています。

リクエストと、コメント、どうもありがとうございました。
2018.08.16 20:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
スイカの君ですね。
でもなんだか、けいさんとこのキャラらしいキャラクター(?)ですね。
ちょっと問題を抱えた人なんだけど、前向きのイケメン、そんな感じですかね。登場作品は読んでないんですけれど、なんとなくの感想です。
彼女の方はすこ~し世をすねた感じの子で、彼の目に留まっているのできっと可愛い系なんだろうな。
そんな印象です。

要、お父さんとの関係も良好な感じなのにどうして万引きなんか?
きっと理論的に検証を続けるうちに、その理論を実証してみたくなったんだろうな。
そして上手く行かなかったと・・・かえってその方が良かったと思えるぐらいですが、悪いこととはいえ悪意は感じられないのが救いです。
彼女はそんなスイカの君に関心を持った様子。
もちろん彼の方も。
彼の経験から語られる言葉が彼女の背中をそっと押すのも素敵です。
志望校を変えるんですか?
これは始まりの予感?
2018.08.17 11:54 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
わわっぼっち
でもコラボだから(?)爽やかキャラと出会えていいですね
爽やかキャラも実はいろいろと苦労してるんだな…
ぼっちでも先輩の言うことを信じてポジティブになれたから
これから先輩ともっと仲良くなれるかも?
2018.08.17 14:23 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

体調は少し持ち直されましたか。ご無理なさらないでくださいね。

さて。この要くんも、阿倍先生も「セカンドチャンス」の主役ではないのです。でも、とてもいい味を出していて印象に残った素敵な師弟でした。
要くんは、最初の数回だけにしか出てこないのですけれど、また逢ってみたいキャラですね。

けいさんワールドには、あまりどす黒い嫌なヤツや、「いい加減にしろ」とちゃぶ台投げたくなるような後ろ向きキャラなどはいなくて、優しい人や頼りになる人、または悲しいことがあっても負けずにしっかりと歩いて行く人たちがそれぞれのポジションでキラキラしている感じ、このお話では直接は要くんのパパは出てこなかったんですけれど、忙しくて寂しい想いをさせてしまったようですが、決して悪い人たちじゃないだろうと思って、勝手にお父さんキャラを動かしてしまいました。

由美は、えーと、ウチのキャラですからねぇ。とくに美少女という設定はありません(笑)
要くんのように、スポーツで秀でることもないし、成績も決していいわけではない。小市民予備軍です。

まあ、志望校は自分の意思で変えられますけれど、そこに受かって通えるか、もしくは、憧れて接点を持とうとして上手くいくか、というのはまた別の問題です。
まあ、普通に考えて、スポーツ万能で、性格もいい、目立つ先輩と簡単に上手くいくかというと、私のお得意の「そうは問屋が卸さない」ですかね。

とはいえ、うだうだ言わずに真面目に受験に取り組むきっかけをもらって、彼女の人生のためには大きく貢献していただいたと思います。
まだ人生、いろいろありますからね。頑張ってもらわないと。

コメントありがとうございました。
2018.08.17 23:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。いじめられているわけではないけれど、馴染める同級生がいないタイプ。
ダメ子さんにも似ているかな?
ま、ダメ子さんと違ってとくに可愛くはないのですが。

コラボなので、出会う相手はゴージャスですよね。
そして、あちらは、陸上部の元エースですから、努力家です。
それに前向きな方なので、ネガティブな由美も、少し前向きになれたという所でしょうか。

ま、これから先輩と仲良くなれるかというと……難しいんんじゃないでしょうか。
世の中、モブキャラにはそんなに美味しくないようです。

コメントありがとうござました。
2018.08.17 23:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
そう言えば最近のコンビニにはイートインコーナーがありますね。うちの近くのコンビニにもありますが、あまりにも奥まっていてこじんまりしすぎているからか、実は寛いでいる人を見たことがありません。病院とか駅とか大きな施設の中に入っているコンビニのイートインスペースは結構広いからか、居座っている人もいるようですけれど。あれって、コンビニ前でたむろする兄ちゃんたちへの対策でしょうか。そうだとしたら、効果はイマイチなのかな。今年の夏は暑いからか、あまり前でたむろしている人たちも見ませんけれど。でも、コンビニも、本当に昔に比べたら機能が充実していますよね。

そんなコンビニを情景に選ばれたというのが、さすが夕さん。そうか、要くんのお父ちゃんのコンビニでしたか。そして、スイカという組み合わせ。夏だなぁ。私もここのところ毎週のようにスイカを購入しています。
けいさんのキャラたちは、少々のことではへこたれないし、いつも前向きですよね。夏という季節にも、スイカの爽やかさにもぴったりであるような気がします。
それにしても、夕さんがこうしてキャラたちを動かしておられると、なんか自然でいいですね。それに、あ~そんなエピソードあったなぁと思い出しました。けいさん、また書いてくれないかな。あ、コメントに8月中になんだかんだと書いてありましたね。待ちましょう!

こうしてみたら、みんなそれぞれ、何となく自分にあった(自分たちのキャラに似合った)季節を選んでいるって事なのかな。秋は先さんにTOM-Fさん。これもまた秋らしくなりそう。(それなのに、うちったら11月に蠍座の女なんて指定しちゃった^^; 真の誕生月だからなのに。あ、ミッキーマウスの誕生日でもある。じゃ、ミッキーは蠍座の男か。う~む)
楽しみです(^^)/
2018.08.19 08:40 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよね。数年前に帰国した時に、イートインコーナーを見て「へえ、最近はこうなっているんだ」と驚いた印象が強くありまして。
ずらっと並んで、学生やスーツ姿のお兄さんが温めたお弁当などを食べていました(笑)
しかも、そこが広い窓に面した入り口近くだったんですよ。

コンビニのイートインも便利そうですが、私が愛用しているのはコピーコーナーです。
帰国するとプリンターがないんですけれど、一枚か二枚だけプリントしたいと切ってあるじゃないですか。
ものすごく便利です。あと、出先で写真のプリントアウトも出来ますし。

そして、まずは要くんをピックアップして、それから舞台をパパのコンビニに決めました。
知らない子と、要くんが出会って、しかもそれっきりになってもあまり不自然でないところ。
大人なら酒場がありますけれど、未成年なのでコンビニはちょうどいい舞台ですよね。

スイカは、ああ、ずっと食べていないなあ。
あれは日本の暑さと、日本のスイカの甘さと、両方揃って無性に食べたくなるのかも。
スイスのスイカは、……本来の瓜に近いかなあ。かなり甘い時もあるんですけれど。

けいさんのところのキャラクターは、多くが等身大で、かつ、とてもハートフル。
うちの奴らは等身大はいいとして、ハートフルからはちょっと遠いので、違和感なく書くのは少し難しいのですけれど、頑張りました。
要くんに応援してもらって、由美も少しは前向きに?

けいさん、何か書いてくださる予感ありますよね。
このお話関係になるのか、他のものか、わからないですが、とっても楽しみです。

次は秋のお話ですよね。
サキさんはものすごく難問。どうしようか今から悩んでいます。TOM−Fさんも秘蔵っ子の詩織ちゃんだし、ドギマギしています。彩洋さんの蠍座の女も舞台が限定されているだけに難問ですが、前の難問をクリアーしてから考えます。(なんて行き当たりばったり)

コメントありがとうございました。
2018.08.19 12:14 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
けいさんの書かれるキャラクターはハートフルな人物が
多いそうですが、要くんからもそれが随所に感じられるようでした。
要君の爽やかなキャラクターだけでも「夏」を感じられますし、
スイカというアイテムがこれまた清涼感を増していますね。

そうか、要くんは、実家の万引き対策のためが転じて
そんなことになっちゃったのですね。
でも元々悪気があったわけではないから、恩師のサポートの元
立ち直ることができたのは本当に良かったです。

このお話で印象的だったのは、舞台がコンビニのイートインコーナーという
ところです。
透明のガラス越しというのが、周りの空気を読むあまり自身を「透明人間」と称する
由美ちゃんの姿と重なる気がしました。
この周りを気にするところは、いかにも現代っ子らしい感じがしました。

種のないスイカはなんだか物足りない……
ここの部分がすごく印象的でした。
結局、目の前にある辛いことって、どうあっても自分自身で消化して受け止めないと
いけないんですよね。そこを自分なりに乗り越えたとき、スイカみたいにおいしくて甘い素敵な未来が待っているのかなって思いました。

由美ちゃんも先輩とスイカのように甘い関係を……はなかなか難しいと思うけれど、
なんだか応援したくなるような爽やかな読後感でした。
2018.08.20 03:20 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

昨夜急な野暮用が入り、お返事できなくてごめんなさい!

さて、そうなんですよ。
けいさんのところの素敵なキャラは、たぶんけいさんご自身のお人柄を反映しているんだと思うんですよ。
私の書くキャラクターは、あまり救いの余地も用意していないし、かといって世間の同情が集まるほどの悲劇も持っていない、あまり小説としてぱっとしない奴らが多いのですが、これまた私自身を反映しているんだろうなと勝手に分析(笑)

不思議なんですけれど、スイカっていうだけで日本の夏ですよね。
スイスにもスイカはあるんですけれど、別に夏になっても恋しくないんです。
あと、関係ないですけれど、スイスって幽霊が出てきそうな風土じゃないんですよね。柳の下にいっても、何でもないし、お墓も怖くないです。
日本の夏と、いろいろと違いがあります。変なの。

要くん、このコラボじゃあまりわからないんですけれど、本当にいい子なんですよ。
しかも、本来はやたらと高スペックなんですけれど、それを鼻にかけた感じが全くないところもポイントが高い。
で、ものすごく阿倍先生になついているんです。先生のお陰でバッチリ立ち直ったんですよね。
先生は主人公の親友なんです。

そして、由美は、まさにコンビニみたいな子なんですよね。
つまり、マキシム・ド・パリでも築地の料亭でもなく、スタバですらない。
嫌われてはいないけれど、特に尊敬もされていない、どこにでもいる中学生。
自分らしさを追求することも出来ていない、そんなティーンです。
たぶん、もう少ししたら「ぼっち」であることを受け入れて、自分の道を歩いて行けると思うんですよ。
でも、まだよくわからなくて、とにかくそこにあるレールの上を歩いているだけ。

そんな由美が、元学校のスターであった要くんとの一瞬の邂逅を通して、人生のことをちょっとだけ教えてもらう。そんな短い話にしてみました。

スイカの種って面倒ですよね。とくに白いヤツは取れにくくて。でも、全く種がないことを考えると、あんなに美味しいかなって思うんですよ。スイスの人は問答無用で全部食べちゃうんですけれど。桜ん坊の種まで食べるんですよ!

そんなスイカのように、「ぼっちであること」や「何に役に立つかわからない受験」も、平和で素敵な日常を手にした時の歓びを増幅するスパイスになったらいいなあって思います。

ま、由美は一介のモブキャラなので、先輩とどうこうは無理だと思いますが、もしかしたら同じ高校で再会、くらいはあるかもしれませんね!

コメントありがとうございました。
2018.08.21 20:45 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夕さーん^^ 大変遅くなりましたが、一筆、というか、一編というか、できました。
ご笑納いただけたら幸いです。
(これはちょっと…等、もしも何かありましたら遠慮なくご連絡ください。)
これで宣伝が消える(←そこか -_-;)

http://meuniverse.blog10.fc2.com/blog-entry-418.html
2018.08.25 12:47 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

わーーーーーい。本当に素敵な作品、ありがとうございます。
こんなに素敵にプレゼントをいただけるなら、歳取るのも悪くないですね!
本当に、本当にありがとうございました!

あ、広告消しのお役にも立てたなら、尚更嬉しいです!
2018.08.25 18:42 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:https://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/1599-aab53657