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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

「樋水龍神縁起 東国放浪記」の脳内テーマ

何ヶ月かに一度、こういう痛い記事を書いてしまう私です。(痛い自覚くらいはあるんですよ、一応)

今日の話は「BGM / 音楽の話」に入れるべきかもしれませんが、後から探すときにこちらを探すように思ったので、「樋水龍神縁起の世界」カテゴリーに突っ込んでおきます。


私の小説群、いろいろとある(しかもあちこちで繋がっている)のですけれど、一つの大きな世界観を持っているのが『樋水龍神縁起』です。もっとも、本編を隔離して置いてあるせいか、このブログで発表した続編などの方が知られているかもしれません。

題名から、全て時代劇と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、『樋水龍神縁起』本編と、その続編『樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero』は、現在から近未来の小説です。

そして、まだ未完で時折発表している『樋水龍神縁起 東国放浪記』や外伝の多くは、千年前の(つまり主人公たちの前世)の話で、元陰陽師の安達春昌とその従者である次郎が放浪をしているストーリーです。

この小説を書く時に、いつも私が聴いている曲があります。今回貼り付けた動画がそうなんですけれど、アルメニアの作曲家、アルノー・ババジャニアンの『ノクターン』です。日本の曲じゃないのですが、妙に懐かしいというか、こう、昭和にあった時代劇のテーマ曲みたいに響く曲なんですよ。(全部なんか聴いていられるかと思われる方は、大体2:25あたりから聴いてください)


Arno Babajanyan - Nocturne


子供の頃、時代劇が好きでした。もちろん大河ドラマのように史実を元にした時代劇も好きだったのですが、将軍様やお奉行様や浪人が毎週問題を解決しちゃう、「そんなはずないだろう」がてんこ盛りな時代劇も大好きでした。そして、某南町奉行様のお話の「るーるるる〜」というテーマ曲もものすごく好きだったんですよ。今時、ああいうテーマ曲は流行らないでしょうけれど。

この『ノクターン』は、アルメニア産の曲なのに、なぜかその「昭和な時代劇」の空氣を纏っていて、初めて聴いた時から『樋水龍神縁起 東国放浪記』に結びついてしまいました。ブラウン管の画面の中、花や落ち葉が舞う中を、色褪せた狩衣を着て馬に乗って去って行く春昌たちを想像しています。あ、だから、痛いって自覚はありますったら。

これを書いているってことは、そうです。私の中で「これの続き書きたいな」という思いがムクムクしていたりするのです。ただし、書いている時間がない? っていうか、そんなの書いている場合じゃないだろうってことなんですけれど……。

【参考】
「樋水龍神縁起 東国放浪記」をまとめて読む 「樋水龍神縁起 東国放浪記」
樋水の媛巫女
関連記事 (Category: 樋水龍神縁起の世界)
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Category : 樋水龍神縁起の世界

Comment

says...
小説を書く時のイメージの音楽ってありますよね、それを教えていただけるなんてとってもラッキーです。

今手元にヘッドフォンがないので、すぐ探してきます!
楽しみです!


先日はコメントありがとうございました。
なかなかお返事にこれなくてすみません。

家族の歯医者騒動はどうにかなりました!一安心です・・・。
台風シーズン、早く終わってくれないかな・・・。
2018.09.17 05:50 | URL | #- [edit]
says...
ああ、あの桜吹雪の入れ墨の遊び人さんが大活躍する時代劇ですよね。あれ面白かったなぁ。西郷輝彦の歌も良かったですよね(年齢がw)

で、小説のテーマ曲、わかりますよ。ええ、とても。
私もそうですからね。痛いのかなぁ、まあでも、痛くてもいいですよね。書いてる本人が楽しんで書くことが大事だし。

紹介された曲、哀愁が漂うドラマティックでメロディアスな曲は、『樋水龍神縁起 東国放浪記』の結末を想像すると、ちょっと切なくていいですね。
それにしても、こういう曲って、どうやって発掘なさってくるんですか? もしかして、私が知らないだけで、有名な作曲家さんだとか?

『樋水龍神縁起 東国放浪記』、なにかエピソードを書かれるんですか? 楽しみだなぁ。
2018.09.17 10:21 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

「世間がどう言おうと、この曲はうちのこの作品のテーマなの!」と勝手に決めている音楽って、ありません?
あまりにも有名でしかも本物の作品のファンが多い曲の場合は、勇氣がないのでここまで堂々と記事にはできないですが、
おそらくこの曲は、文句をつける方はいないだろうと思われます。
作曲家はアルメニア人ですしね。

あ、コメントは好きでやっているので、お返事のご心配はなさらずにどうぞ。
今年は妙に大きな台風が多くて皆さん大変ですよね。
あ、ご家族の歯の方、無事に抜けたのですね。お大事にとお伝えくださいませ!

コメントありがとうございました。
2018.09.17 20:51 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あはは。金さんは北町奉行(笑)私が言いたかったのは、大岡裁きの方ですが、よく考えたらあっちは「うーうーうー」だったか。失礼しました。
金さんは、杉さまのも好きでしたが、「江●を斬る」は格別に好きでしたよ。松坂慶子演じる奥方が、他の時代劇のような添え物っぽくない活躍をしていましたよね。いろいろと実際にはあり得ない設定でしたが、時代劇はあれでいいんです(笑)

さて、みなさんがたまに「これがBGM」「これが裏テーマ」ってアップされている曲を聴くと「なるほど、ぴったり」と思うだけで「痛いな」とは思わないんですが、自分に関しては「うわ。痛たたた」って思います。でも、日本の有名アニメの曲などは、自分では「これはうちのこの作品のテーマ!」と思っていても言わないようにしています。怒られるかもしれないから。

でも、仰る通り、本人が楽しく書ければそれでいいんです。(威張りっ)

そして、そうなんです。「野垂れ死に」に向かう旅路なので、色褪せていく感じで去って行くイメージなのです。

この曲を見つけた経緯ですか?
あ〜、Youtubeが勝手に勧めてくれたんですよ。
視聴履歴からどんどん芋づる式に、知らない作曲家がでてきますね。

二年前の「scriviamo!」でヒルシュベルガー教授ものの「グラスを傾けながら 〜 彼と彼女の幸福論」という作品を書きまして、そこで使った「エレジー」という曲がババジャニアンの作曲だったのです。で、その頃に知ったこの曲を二年以上も『樋水龍神縁起 東国放浪記』のテーマにしていたというわけです。

『樋水龍神縁起 東国放浪記』は、ぼやっとした妄想があるだけでちゃんとしたプロットはないのですけれど、予定している準レギュラーをそろそろ出そうかなーなどと思っているんです。でも、そんなよけいなモノを書く前に書かないといけない作品が。詩織ちゃんとか……。

コメントありがとうございました。
2018.09.17 21:31 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おおっ確かに昔のドラマの最後に流れてきそうな曲
しんみりしたラストと共に流れてきそうです
海外でも普通にこんな曲があるんですね
2018.09.18 12:54 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

もしかすると、昭和の頃ってこういう曲が世界中で流行っていたのかもしれませんね。
知りませんでしたが。

ヨーロッパは懐古趣味の人が多いらしく、七十年代の歌を集めた特番などを、よくみかけます。
もしかすると月一ペースでどこかで放送しているかも。

コメントありがとうございました。
2018.09.18 21:40 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
確かにイメージする音楽もありますし、
それを参考にするものもありますよね。
私も作品を書く度に、倉庫から眠っている本を引っ張り出して、
それを参考にして書く。
あるいは、PCの中に眠っている音楽を探し出してイメージをつくる。
そういうのをしますね。
(*'▽')
2018.09.21 08:37 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

創作のきっかけって、様々ですよね。
私も音楽から入ることもあれば、本や映画にインスパイアされることもあるし
もしくはごく普通の体験から物語が生まれることもあります。

久しぶりに聴いた音楽から新しい物語が生まれることもありますね。
面白いものです。

コメントありがとうございました。
2018.09.22 15:07 | URL | #9yMhI49k [edit]

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