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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】魔女の微笑み

scriviamo!


「scriviamo! 2018」の第一弾、最初の作品です。大海彩洋さんは、プランBでご参加くださいました。プランBは、まず先に私が書き、それに対して参加者のブロガーさんが創作作品や記事などを書いてくださる参加方法です。

大海彩洋さんは、ライフワークである「真シリーズ」をはじめとして、精密かつ重厚な小説を書かれるブロガーさんです。この「真シリーズ」は数代にわたる壮大な大河小説で、まだ私たちが目にしたのはほんの一部でしかないのですけれど、それだけでも引き込まれてしまう濃厚な世界。昨年、私はその舞台の聖地巡礼もしましたし、更に馴染み深く続きを読ませていただいているのです。

さて、お知り合いになってからは皆勤してくださっている「scriviamo!」ですが、今回はいつもと趣向を変えて、完全なお任せでということでした。悩んだのですが、今回の一本目ですし、こんな感じでサーブを投げてみることにしました。

以前、当ブログの77777Hitの時にリクエストを受けてこんな作品を書いたことがあります。

「薔薇の下に」

今回の短編には、上記の小説で書いた二人の人間が登場します。どちらも彩洋さんのオリキャラではないのですが、「真シリーズ」のとんでもない大物に絡めて書いた作品ですので、まあ、ほらね、絡んできてくれたら嬉しいなあ(ちらっ)という思惑が大ありで書いてあります。サーブ(しかもめちゃくちゃな)ですから、はっきり言ってオチはありません。ここに書いてあることでおしまいです。特に登場する三人のうち、視点のあるヴィーコ以外は、なんの裏設定もないので、「名前はこうだった」「実は●●だった」「実は全部知っていたのに知らないフリをしていた」など、ご自由に設定していただいてOKです。もちろん、全て無視して全く別のお話でも構いませんよ。お任せです。


【参考】
小説・黄金の枷 外伝
「Infante 323 黄金の枷」Infante 323 黄金の枷


「scriviamo! 2019」について
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魔女の微笑み
——Special thanks to Oomi Sayo san


 垂れ込めた雲から、わずかの間だけ光が差し込んだ。それはまるで、子供の頃に見た祭壇画の背景のようだった。

 彼の生まれ育った村は、ウーリ州の山奥にあり非常に聞き取りにくいドイツ語を話し、難しい顔をした大人たちがよそ者を監視しながら暮らしているようなところだった。イタリア語圏にルーツを持つ彼の家族がその村で生活するのはあまり快適とは言えなかった。彼は日曜日のミサで祭壇に描かれた聖母マリアとその背景の差し込む光に慰めと憧れを抱いていた。それが今の職業と暮らしに繋がる第一歩だったのかもしれない。

 ヴィーコ・トニオーラはヴァチカンのスイス衛兵伍長だ。四年前に二十歳でスイス衛兵に採用された。その前にスイスの兵役を全て終えている。つまり、彼は成人してからほとんど兵役に当たっている。今時のスイス人はもっと給料が多くて自由のある職業に就きたがるだろう。彼のように健康で体力があり、更に言えば村の中で唯一進学が可能と言われる頭脳も持っているのだから。だが、どういうわけか彼は、小学校の高学年の時から、将来はヴァチカンでスイス衛兵になりたいと思っていた。

 いつだったか見た、真っ白で広大なサン・ピエトロ大寺院、真っ青な空、その前に佇むカラフルな衣装を身に纏ったスイス衛兵。それが、辺境で鬱屈した村の日々とどれほど違った人生に思えたことだろう。

 規律に満ちた衛兵としての日々は、決して子供の頃に夢見ていた自由で輝かしい毎日と同じではなかったが、彼は現在の日々に一応は満足していた。時折、妙な任務を命じられること以外は。

 それは半年ほど前に始まった。ポルトガルからやってくるメネゼス氏という一見どうということもない人物を、目立たないように警護しながら、ヴァチカンのとある重要人物のもとに届けた。

 スイス衛兵はローマ教皇の警護だけでなく、世界各国からヴァチチカンを訪れる要人、国王夫妻や大統領などの警護にもあたるので、本来の任務から完全に離れているとは言えない。だが、そのポルトガル人は政府の要人でもなければ、さらにいうと本当の要人その人ではなくただの使者だった。上司は「竜の一族の使者」という言い方をした。そして、送り届けた先もヴァチカン宮殿ではなく、チェザーレ・ヴォルテラ氏の事務所だ。それから、時折大して重要とは思えない人物を目立たぬようにヴォルテラ氏の元に届けたり、偽名で予約されたレストランに向かい一人で食事をするなどという意味のわからない命令が下された。

 今朝もタウグヴァルダー大尉はヴィーコにすぐに空港へと向かうように命じた。例のポルトガル人が到着するというのだ。本来ならば、彼は夜勤明けでその朝から非番だったにも関わらず。他のことならば規則を口にして抵抗することも辞さないヴィーコだったが、この件に関してだけは反論が許されないであろう事がわかっていたので、疲れを隠して空港に出向いた。

 ディアゴ・メネゼス氏は、前回のように音もなく出迎えのヴィーコの近くまで現れ「ご苦労様です」とだけ言った。会話はほとんどなく、知り合いの誰にも氣付かれることがないほど密やかに、ヴォルテラ氏の事務所に送り届けた。ヴォルテラ氏の事務所にいつもいる紺の背広をきちんと着た男は、メネゼス氏を鄭重に迎え入れるとヴィーコに言った。
「ご苦労様でした。非番だそうですね。後ほど氏を空港までお送りするのは私がしますので、今日はどうぞお引き取りください」

 だったら、どうして始めからあなたが迎えに行かないんですか。その言葉をヴィーコは飲み込んだ。これまで引き受けた奇妙な任務に危険はなかったし、関わる全ての人は礼儀正しかった。それなのに、ヴィーコはいつも「逆らってはならない」という強迫観念を持ち続けてきた。それほど、この事務所の主の影響力は大きかった。その存在を世界中の誰もが知らないにも拘わらず。

 タウグヴァルダー大尉の物言いも、影響しているのだろう。アメリカ大統領が来ようが、常にテロの標的となっている王族の訪問を受けようが、夕食前の武具の手入れを命じるかのような調子で淡々と命令を下す大尉が、ヴォルテラ氏に関してだけは緊張しやけに神経質になる。何一つヴィーコにはわからなかった。説明するつもりなどないのだ。ヴィーコがその義務を果たすことを知っているから。

 わかるのは一つだ。本来の仕事、派手なユニフォームに身を包み、教皇と聖ペテロの座であるヴァチカンを守る任務は、儀礼的なものでしかない。彼が訓練しその手に持つ鉾槍ヘレバルデ が、銃撃やミサイル攻撃を防ぐための存在ではなく、その伝統的なスタイルの象徴でしかないように。

 実際に教皇とこの小さな国を守っているのは、ヴォルテラ氏の配下、懐に銃を隠し持った黒服のボディガードたち、世界中に張り巡らされた情報ネットワーク、銀行や政治の取引のごとく一般人の目には見えない交渉だ。教皇と全世界十三億のカトリック信者が経験に祈りを捧げている間も、目を光らせながら場合によっては冷酷になすべき事を行動に移しているのだろう。

 部屋に戻り、ベッドに倒れ込んだ。ひどく疲れていたのだ。実際に、目が覚めると日は傾きだしていた。普段ならば、六日働いた後は、三日連続の休みが与えられるが、明日1月6日は主の公現エピファニアのため朝の十時のミサのために勤務しなくてはならない。ここで夜までぼんやりと寝ていたら、今夜眠れずに明日は寝不足になるだろう。

 ヴィーコは起き上がると私服に着替えて、テヴェレ川に沿って南へと歩いて行った。トラステヴェレにある馴染みのピッツェリアに行こうと思ったのだ。

 クリスマス市場の開催されているナヴォーナ広場の賑わいには比べる事も出来ないが、川沿いの地区にも屋台が出ていて、魔女ベファーナの人形や子供たちの枕元に置く菓子を売っていた。

 ベファーナの菓子の伝統は、おそらくサンタクロースのプレゼントの原型だ。

 ヴィーコの生まれ育ったドイツ系スイスでは12月6日に聖ニコラウスと従者シュムッツリイがやってくる。子供たちの一年の所業を裁定して、いい子にはナッツやミカンや菓子を渡し、悪い子はシュムッツリイが鞭で叩くことになっている。

 一方、イタリアではその一ヶ月後主の公現エピファニアの祝日にベファーナという魔女がやってきて、やはり子供たちの一年間の裁定をする。いい子の用意した靴下の中にお菓子が、悪い子のそれには炭が入っているらしい。実際にはどの子供たちも鞭で打たれたり、炭をもらうことはない。だが、ベファーナのお菓子には炭を象ったお菓子が必ず入る。どんな子供でも少しは悪いことをするからだろうか。

 そのドイツ語圏とイタリア語圏の二つの伝統が混じり合い、現在では世界中の子供たちがクリスマスの朝におもちゃなどのプレゼントをもらう習慣に変わってしまったのだろう。

 ヴィーコは、醜いけれど優しい目をしたベファーナの人形がたくさんぶら下がった屋台を眺めながら歩いて行った。すると、突然目の前で、屋台にあったたくさんの飾りと菓子の袋が崩れ落ちて散らばった。

「きゃっ」
その場にいた、若い女が短く叫んだ。コートの上から引っかけていたストールが、屋台の飾りに引っかかったらしい。

 ヴィーコは、散らばってもう少しで川に落ちそうになっている魔女の人形を二つ三つ拾って屋台に戻した。女は、それを見ると微笑んで「ありがとう」と言った。

 彼は初めてまともに女の顔を見た。顔が小さく、綺麗に整った眉と、長いまつげ、それにその下で煌めく淡い色の瞳が印象的な女だった。薄めの唇にしっかりと引かれた紅と強くカールした睫毛がひどく化粧の濃い女という印象を与える。彼女は、自分の失態に対して力を貸してくれたヴィーコに対して礼を言いつつも、助けられて当然という空氣を纏っていた。

「やれやれ。なんて散らかし方だ。ラウドミア。困った人だね、君は」
声のした方を振り向くと、そこには意外な人物がいた。ヴィーコは思わず「あ」と言って、男の顔をまじまじと見つめた。女性に話しかけていたのは、今朝、チェザーレ・ヴォルテラ氏の事務所の事務所にいたあの紺の背広を着た男だったのだ。男の方も、すぐにヴィーコに氣がついたようだった。

 ラウドミアと呼ばれた女性は、悪びれぬ様子で最後のベファーナ人形を雑に屋台に載せ「失礼」とおざなりに売り子に言うと、紺の服の男性に向かって肩をすくめた。
「もう片付けたわ。こういうのも幸運を運ぶものポルタ・フォルトゥーナ でしょう。来ていたなら、見ているだけでなくて一緒に拾ってくれればいいのに。あなたが私をこんなに待たせるのが悪いのよ」

 ヴィーコは、それでは、この女性はこの人の連れだったのかと思った。彼は、軽く頭を下げて言った。
「先ほどはどうも」

「あら、あなたたち、お互いに知っているの?」
女性は、二人の顔を交互に見つめた。今は茶色のコートに身を包んでいる男性は、表情を全く変えずに言った。
「ヴァチカン市国に入るものなら、嫌でもスイス衛兵とは顔なじみになるさ。どこへ行くのか毎回聞かれるしな」 

「ああ、スイス衛兵なのね」
 ラウドミアは、艶やかに笑った。ヴィーコは、今朝遭ったのは門ではないのにと思ったが、もしかしたらこの女性の前で「ヴォルテラ氏の事務所で」などという会話をしてはいけないのかと思った。

「スイス衛兵って、ヴァチカン市国の中だけにずっといるわけじゃないのね。どこへ行くの?」
「……。その先のピッツェリアに」

「あら、トラステヴェレの? 美味しい所を知っているならば、教えてくれない? この人が連れて行ってくれる店、いつも全然美味しくないんですもの」

 ヴィーコは戸惑って男性の顔を見た。デートの邪魔をするつもりはなかったし、さらにいうと一緒にいたら男性との会話に苦労するだろうと思ったのだ。彼の方から、一緒にいかなくていい口実を言ってくれることを期待していた。

 ところが男性はあっさり言った。
「お願いします」

 ヴィーコは、肩をすくめて二人を連れていつもの店へと行った。

 「テヴェレ川の向こう岸」を意味するトラステヴェレは、中世からの町並みが残る地区だ。ローマの下町といっていい。石畳の道が迷路のように入り組んでいて、その所々に観光客がなかなか見つけられないような小さなトラットリアやピッツェリアがある。

 ヴィーコがよくいくピッツェリアもその一つで、狭い店内は飾りけはないが、古い窯から出てくるパリッとしたピッツァが絶品で、少しでも遅く行くとなかなか座れない。

「まあ。こんな所に。行き方、忘れそうね」
ラウドミアは、小さな店内を珍しそうに見回した。ふんわりとした毛織りのコートを脱ぐと、金ラメを織り込んだ臙脂のワンピースが現れた。胸元が広く開いていて、白鉄鉱の細やかな細工で装飾された赤褐色に濁ったキャッツアイがかかっていた。ヴィーコはこの女性は、その道のプロフェッショナルなのかそうでないのかは判断できないけれど、いずれにしても「非常に高くつく」のだろうと思った。

「いずれにしても、君は店への行き方なんて記憶に留めたことはないだろう?」
「そうね。だから、あなたが、しっかり憶えておいてね」
おざなりに微笑みながら彼女は、その笑顔に対して感銘を受けた様子もない男に言った。

 見ると、男の方は先ほどのカチッとした背広ではなくグレーの開襟シャツ姿で、まるでどこにでもいる事務員のように見えた。少なくとも十三億人もの信者を抱える宗教の中枢部、秘密の通路を通って行かなければたどり着けないオフィスにいる人間には見えなかった。

「ねえ。時代がかった傭兵さん。教えてちょうだい。門を通る人を呼び止めたり、ミサの時に突っ立ってパパさまを警護する以外に、あなたたちは何をしているの?」
ラウドミアは、頬杖をついてヴィーコに語りかけた。

 ヴィーコは、ちらっと男を見たが、とくに反応を見せなかった。僕のことよりも、そっちを問い詰めた方がいいのに、そう思いつつ、職務に忠実で口の固いスイス衛兵は口を開いた。
「それだけですよ」

 もちろんそんなわけはないとわかっただろうが、ヴィーコが面白おかしく軍務について詳細を話してくれるタイプではないとわかったのだろう。彼女は、それ以上追求しなかった。

「実際に、鉾槍を捧げ持った僕たちは儀式用の装飾品みたいな存在だ。クレメンス七世の時代とはもう違うんですよ」
1527年に神聖ローマ帝国のカール五世によって引き起こされたローマ略奪で、教皇クレメンス七世を守るため果敢に戦い189人中147人が戦死した故事はスイス衛兵の誇りで、五月六日は今でも隊の祝日になっている。新しい衛兵の入隊式もこの日に行われる。

「そうは言えない」
男は、ヴィーコの眼をじっと見つめながら言った。
「確かに君たちの鉾槍は、大陸弾道ミサイルに対しては無力かもしれない。だが、十六世紀には既に大砲もあったんだからね。それでもスイス衛兵たちが、サンタンジェロ城へと向かうボルゴの通路イル・パセット でクレメンス七世を守り抜いたのは事実だろう」

「それは、そうですが……」
注文していたピッツァが出てきたので、ヴィーコは口ごもった。スイスで食べていたのと比べると、少し小ぶりで直径20センチほどだ。非常に薄く焼き上げた土台にトマトと水牛モツァレラ、アーティチョークと生ハム、それにルッコラが載っている。熱々に溶けたチーズとトマトは、ぱりっと膨らんだ額縁コルニチョーネ でせき止められていた。

 美味しいピッツァとは、シンプルだ。パリッとした台。額縁コルニチョーネ が割れたときにふわっと漂う良質の小麦粉の焼けた香り、新鮮なチーズや香ばしいオリーヴオイルが具材の味わいをしっかりと支える。どこにでもある材料で作るはずなのに、これだけの味に巡りあうのがどれほど難しいことか。

「まあ」
ラウドミアは、辛いサラミを使ったディアヴォラを注文していた。上手にナイフとフォークで切り分けて口に運ぶと、長い睫毛を閉じた。赤く染まったオリーヴオイルが真っ赤な唇で光っている。「悪魔ディアヴォラ 」を選んだのは意図的なのかとすら思う。その後すぐに見せた微笑みから判断すると、どうやらこの店は彼女のお氣に召したらしい。

 連れの男が選んだ水牛モツァレラとゴルゴンゾーラのピッツァ・ビアンカ、白とルッコラの緑だけが載ったピッツァはそれと対照的だった。また、彼はピッツァの味の魔力に全く感化された様子はなく、黙々と口にしながら話を続けた。
「時代は変わり、教会の存在意義も、信者のあり方も変わったし、これからも留まることはないだろう。だが、君がヴァチカンの門前で、教皇の傍らで、もしくはそれ以外の職務でしていることは、間違いなく君の志した『教皇と教会への奉仕』だ。違うか」

 その通りだと思った。上司がよく説くように、彼の職務に必要なのは忠誠心とひたすらな謙虚さだ。讃えられることや注目されることがなくても、静かに自分たちの任務を遂行する、誇りを持って。そうだ、引っかかっていたのはそこだ。

「僕は、単純に、誇りの拠り所を失いかけていたのかもしれません。本当に、僕たちの存在意義があるのかって」
「それは誰でも持つ疑問さ」
「あなたも?」

 男は黙ってわずかに微笑んだ。ラウドミアは、面白そうに頬杖をついて口を挟んだ。
「郵便局の仕分け係なんて、すぐにロボットに取って代わられるに違いない仕事だっていうのが、口癖だものね」

 ヴィーコは、それではこの女性に対しては郵便局勤務ということにしてあるのかと思い、かといって初めて知ったようなふりをするのも白々しいと思い黙っていた。女は妙な微笑みを浮かべてから、また幸せそうにピッツァを食べた。

 それに見覚えがあると思いしばし考えたヴィーコは、先ほどの魔女ベファーナの人形だと思い当たった。明日は主の公現エピファニア。誰がご褒美をもらうのか、また、誰が炭をもらうのか、とっくにわかっているような微笑みだった。

(初出:2019年1月 書き下ろし)
関連記事 (Category: scriviamo! 2019)
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Category : scriviamo! 2019
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
執筆、お疲れさまでした。
いよいよscriviamo! ですね!

ヴィーコ伍長、まだスイス衛兵をやってるんですね。ちゃんと薔薇の下の秘密も守っているみたいですが、やはりというか、すっかりメネゼスとチェザーレの専属化してますね。災難だなぁ(笑)
最近のスイス衛兵は、たんなる儀仗兵じゃなくて、実戦部隊化しているようです。そうなると、ここで書かれているヴォルテラ家とは、裏表の関係になるような感じですね。
せっかくの休日なのに、いわくありげな人物たちに付き合わされたヴィーゴ伍長、これからも活躍しそうな勢いです。
紺の背広の男、派手な身なりに何かを隠していそうなラウドミアなど、出てくるキャラも、みんな胡散臭い……失礼、腹に一物ありそうで、会話のはしはしに含みを感じます。ピザは美味しそうですけど(食いしん坊)

これでおしまいのサーブとのことですが、スイス衛兵の歴史や、魔女ベファーナのお菓子の話をうまく絡めてあって、さすがの読み応でした。
2019.01.05 17:10 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
そうか、ぷらんB って、恐ろしい体験なのね。
偉いこっちゃ。相変わらずビビっているヴィーコが可哀想だけど、なんだか楽しい。
え~っと、とりあえず、頑張ります!(また来ます)
2019.01.05 17:12 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。
始まりましたよ。

ヴィーコ、そんなに簡単にはやめません(笑)
なんだか、未だに巻き込まれているようですね。秘密は守っているし、なんだかんだ言って、命令されたことはちゃんとやっているようです。

そうそう、最近のスイス衛兵は銃や催涙スプレーも携帯しているらしいですね。あの服装のどこに入れているんだろう(笑)
もっともいつだったかのイースターで、女性がベネディクト16世に抱きついた場面を見ていたんですけれど、引き留めたのは黒服のボディガードで、派手なお兄ちゃんたち、何もしていなかったんですよね。あの服装でだーって走って行って欲しかったけど、持ち場を離れられなかったのかしら。

ヴォルテラ家が、具体的にどんな風に守っているのかは、よくわかっていないんですけれど、なんか地下道を通って竹流パパの事務所に行くって話は彩洋さんに教えていただいたんですよ。でも、どんな風に棲み分けているんでしょうね。

紺の背広の男、前回はテキトーに出しただけなんですけれど、今回はもう少し胡散臭く出してみました(笑)
彩洋さんのことだから、竹流パパのところにもちゃんと設定があって、こういう部下がいるって決まっていると思ったんですよ。だから、男の描写はほとんど皆無なんです。
その分ラウドミアで遊んでみましたが、彩洋さんがどんな風に遊んでくださるか、楽しみです。
(極悪)

ピッツァ、美味しそうでしたか? よかった。
トラステヴェレには美味しいお店がいっぱいあるらしいですよ。
私も行ったことないんですけれど、一度行ってみたいですよね。あ、ヨーロッパオフ会しますか。

内容がない分、あちこちウンチク入れてみました。ちゃんと日付通りに更新できてよかった〜。

コメントありがとうございました。
2019.01.05 22:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あはははは、パパの事務所の周りでごちゃごちゃやってみました。
ほら、これなら彩洋さんも絡みやすいかなーって。
(ちらっちらっ)

二ヶ月近くありますので、じっくりどうぞー。

ご参加ありがとうございます!
2019.01.05 22:21 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
彩洋さんの仰るようにプランBってリスキーなんですよね。
サキがチャレンジャー第一号だったと思うのですが、苦手なファンタジーを書くはめに陥りましたもの・・・。
今回書かれたお話、ヴィーゴが主人公として展開していますが、彩洋さんへのキーが幾つも含まれていますね。彩洋さんとこのキャラ、ヴォルテラ氏が姿を見せますし、ドラガォンの影もチラチラと見えます。
その狭間で振り回されるヴィーゴは可哀想ですけれど、なんだか目を掛けられているようで、読んでいる方としてはちょっと嬉しい。出世しそうな気配。
でもラウドミアって?
タイトルの通り解釈すれば、そして読んだ通りの印象を述べれば、かなりアクの強そうな女性ですね。彼女の容姿を紹介する部分、彼女の雰囲気が明確に浮かんできて大好きです。紺の背広を着た男も持て余し気味?彼も彼女も明らかにそれが前提として登場したキャラなのでしょうが、はてさて彩洋さんはどのように料理されるのでしょう?楽しみにしています。
夕さんが描写されたピザ、サキが大好きなピザですね。小ぶり、シンプル、非常に薄くパリッと焼き上げた土台、ふわっと漂う良質の小麦粉の焼けた香り、読んでいるだけでもよだれが・・・

サキはおとなしくプランAで行こうかな?
2019.01.06 12:48 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

あはは、そんなにリスキーかなあ。
一応、「この方は、こういう作風だから、こんな感じではどうかな」くらいは考えてはいますけれどねー。
それに、コメントなどでチラリとでも「これの続きを書いてみたい」といようなことをおっしゃると、それに近い舞台で書いたりしています。サキさんの場合も、彩洋さんの場合も(笑)

いくら彩洋さんのワールドに寄せて書くといっても、さすがに真や竹流といった、心臓部に切り込んで好き勝手を書くのは、どんな失敗をするかわからないので、今回で言うと竹流パパの名前だけだして、さっと逃げるという手法でちょっかいを出しています。今回はドラガォンはほぼ関係ないですね。固有名詞がないと、なんだか嘘っぽいのでついでに出しただけでした。

ラウドミアの設定は、今回、私が遊びたかったところでした。他に設定で遊べる余地がなくて。なんせ竹流パパの事務所の詳細や従業員なんて全く知りませんから、名前も容姿も全く書けなかったんですもの。ただ、単なる「絶世の美女」系属性にはしたくなかったので、「美人」とは一度も書かず「化粧の濃い女」「高くつきそうな女」で設定しました。彼女も彩洋さんは使ってくれるかな? それとも、もっと別でいくでしょうか。いずれにしても、もし彩洋さんが使うときに困らないように、かなり細かい容姿を記述してみました。

ピッツァはですね。これ、「ローマ風」つていうんですって。イタリアにはもう一つ「ナポリ風」というのもあるんですけれど、そちらは少し大が厚くて、更に言うと「マルゲリータ」と「マリナーラ」くらいしか種類がないそうです。せっかく舞台がローマなので、ローマ風で遊んでみました。ヴィーコが食べていたカプリチョーザは、私もよく食べますよ〜。我が家で作るときも、できるだけ台を薄くのばしますけれど、やはり本場のピッツァ窯で作ったモノが美味しいですよね。

サキさんは今年はAですか。どちらでもお好きな方で。あ、他の企画と一緒でも大丈夫ですから、無理なさらないでくださいね。

コメントありがとうございました。
2019.01.06 22:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おお、狐と狸の化かしあいの第三弾?
といっても、今回は密室で化かしかいが行われているようで
ヴィーコや紺の背広の男にスポットが当たっていますね。
ヴィーコの過去が分かって面白かったのと同時に、
スイス衛兵の派手な制服と彼の生まれ育った村のあまり彩度が高そうとは
いえない原風景との対比が目に浮かぶようでした。

そうか、ヴィーコ、自分のお仕事の存在意義について考えていたのですね。
それに対して的確な返しをする紺の背広の男が鮮やかであると同時に
胡散臭い(笑)ラウドミアとの関係性も定かではないしラウドミア自身
得体が知れないし、これは彩洋さんがどう料理してくださるか楽しみです。
教会関係者の二人に悪魔的なラウドミアという対比も想像力を掻き立てられるなぁ。

ベファーナ人形やピッツァといった物語には直接関係ない描写が
お話に厚みを与えていてさすがだなぁ……と思いました。ピッツァの「額縁」って
表現が個人的に大好きです。
さてさて彩洋さんはどのように打ち返してくださるのかな?
2019.01.07 03:05 | URL | #- [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

彩洋さんとのコラボと言ったら「狐と狸」ですよね? (違う!)

さて、今回ドラガォンを出したのは、特に意味はなく、単にストーリーに具体性を出させるためだけでした。
背景何もありません(笑)

オフ会でも騒いでいましたが、私は「オヤジ萌え」なので、リクエストとなるとやたらとオヤジ率が高いのですよ。
でも、ご存じのように、あの竹流パパですから、そう簡単に本人を動かすわけにはいかず。
(「薔薇の下に」はご指定でしたのでやりましたけれど)
というわけで、物欲しげな秋波をチラチラと送りつつ、竹流パパのオフィスの周りでウロウロしてみたわけです。

さて、それだけで終わると、あまりにもスカスカでしたので、いくつかのトピックを入れました。
その一つが、スイスのカトリックの山村と、ローマの対比、それからトラステヴェレのグルメ情報、そして、季節の話としてのベファーナの習慣ですね。

今回とくに一生懸命書いたのは「ローマ風ピッツァ」の話なんですけれど、これまたスイスではなかなか食べられないんですよ。
もちろんピッツァはどこでもありますけれど、やはり特別な窯で焼くピッツァの美味しさは、違うんですよね。
コルチョーネって、ピザの端っていうと大して美味しくなさそうですけれど、「額縁」っていうと、すこしありがたみが増しますよね。
ああ、食べたい。

彩洋さんのお返しも楽しみですよね。

コメントありがとうございました。
2019.01.08 15:03 | URL | #9yMhI49k [edit]

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