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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】今日は最高

少し早いのですが、「十二ヶ月の歌」の四月分です。

月刊・Stella ステルラ 4、5月号参加 オムニバス小説 stella white12
「月刊Stella」は小説、イラスト、詩等で参加するWEB月刊誌です。上のタグをクリックすると最新号に飛びます。


「十二ヶ月の歌」はそれぞれ対応する歌があり、それにインスパイアされた小説という形で書いています。四月はQueen の”It’s A Beautiful Day”にインスパイアされて書いた作品です。

歌詞は特に書きませんが、下に公式の動画を貼り付けてみました。この曲の詳しい成り立ちは知りませんが、どこか「ボヘミアン・ラプソディ」を彷彿とさせる歌詞だなと思いました。「ボヘミアン・ラプソディ」」では誰かを殺してしまって、逃げていくストーリーのようですけれど、この曲ではそういった具体的な物語は語られていません。でも、「もう誰も僕を止められない」と繰り返し言っているところに、何か自由になりたい強い要望があるのかなと想像しながら書いていました。

私が書いたのは、皮肉を少し混ぜた作品です。


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今日は最高
Inspired from “It’s A Beautiful Day” by Queen

 茂みをかき分けて、ずんぐりとした緑の生き物が進んでいた。半時ほど前に、彼が常にぐるぐると回っていた場所のはずれ、垣根にわずかな隙間が空いているのを見つけたのだ。彼は頭をぐいぐいと押し込み、二十分ほどかけてようやく外に出ることに成功した。

 島の地形に詳しいわけではない。どこに行くべきなのかを理解しているわけでもない。両翼を羽ばたかせるが、他の鳥たちのように空を飛び島を俯瞰することは出来ない。長い進化の過程で、空の飛び方を忘れてしまった鳥類はいくつかあるが、彼とこの囲いに同居している仲間はその一つに属する。その代わり足が長くなったわけでもなく、泳ぎが上手になったわけでもない。彼は短い足を交互に動かし、とにかく出てきた穴から遠く離れる方へと向かった。

 その鳥が、鬱蒼と茂った森へ溶け込むように姿を消した頃、やはり同じ家から逃げ出した少年が、小さな足漕ぎボートに乗って、島から遠ざかっていた。

 鳥と違って、少年の脱走は計画的だった。大陸に渡って街に行くのだ。街には美味しいものがたくさんあって、綺麗な女の子がそこら辺にたむろしているのだそうだ。この島に居続ける理由は全くない。彼の母親は「ここにいれば安全だから」と口癖のようにいっていたが、その根拠は訊きそびれた。そもそも、彼にとって安全かどうかはさほど重要ではなかった。クレイヴン博士のことを母親はどういうわけか信頼していたようだが、彼はあれは胡散臭い女だと思っていた。

 彼の母親がいなくなったのは二ヶ月前だ。病を治すために大陸へ行った、元氣になるまで我慢しろと言われた。寂しさに折り合いをつけることは出来た。いつまでかはわからないけれど、また帰ってくるのだとぼんやりと思っていたから。それを突然亡くなった、もう二度と会えないのだと言われても、実感がない。また会えるはずだと、心が感じて納得しないのだ。単に、母親はここに帰ってこないだけだ、置いて行かれたのだと感じるだけだ。

 母親がいなければクレイヴン博士しかここにはいない。つまり、これからはあの女のヒステリーにうんざりしながら、愚鈍な緑色の鳥を監視して暮らせって言うのか。まっぴらだ。

 見ていなくても、あの鳥はどうせ飛べないんだから、放っておけばいいんだ。餌は数日分山盛りにしておいた。それにそんなに大事なら、俺に任せっきりにしてどっかに行ったりしなきゃいいんだ。自分の宝物は、自分で面倒を見ろ。

 彼は、囲いの中をぐるぐると回る鳥を思い出した。ずんぐりとして頭が悪そうだ。「落ち着けよ」と話しかけてもまったく意に介することがなかった。同じように自由になりたいのなら、連れて行ってやってもいいかなと思ったけれど、あの女が追ってくるかもしれないのでやめた。俺なんかいなくてもどうってことないだろうけれど、あの鳥がいなくなったら騒ぐんだろうな。

 今日は、最高だ。見ろよ、太陽は燦々と輝き、雲は真っ白だ。この広い海にこぎ出していく、俺は自由だ。誰も俺に勉強しろとか、鳥の糞を片付けろとか、飯の前にチョコレートを食べるなとか、言わない。ずっと前に取材とかいって来た男たちが言っていたみたいに、テレビって箱から流れる面白い絵を見たり、あいつらの持っていたスマートフォンとやらを持ったり、それに、クラブって所に行って朝まで綺麗な女の子たちと踊ったりするんだ。

 少年の乗った足漕ぎボートは島の反対側へ行くために使うもので、エンジンはもちろん計器もついていない。少年は海図も持たなければ、どこへ向かっているのか、そもそもどこを出発したのかもよくわかっていなかった。

* * *


 キンイロトサカハシリカカドゥ研究者であり保護活動の一人者でもあるエイダ・クレイヴン博士は微笑みながら、集まった報道陣や学者たちと握手した。出来ることなら、一分でも早く島に戻りたい。だが、寄付金を集めのためには少しでも好印象を残さなければならない。

「三十年ぶりにオスの個体の保護に成功されたというニュースは、保護活動にとっては大きな一歩だとおっしゃられていましたが、繁殖の見通しについてお話しください」

 エイダは少し深刻な表情を見せた。
「そこはまだなんとも言えません。キンイロトサカハシリカカドゥは毎年同じパートナーと繁殖をする習性があるのですが、今回のオスを保護した時にはメスと一緒にはいなかったのです。パートナーをまだ見つけていなかったのか、それともパートナーが隠れてしまっていたのか、はっきりしていません。願わくば、前者であることを祈っているわけです。現在島の保護センターには四羽のメスがいてどれも求愛可能な状態になっているはずなのですが、オスはまだ求愛行動を始めていないのです」

「島に、他のメスなりオスなりが野生で潜んでいる可能性はいかがですか」
「それもはっきりしたことは言えません。今回保護できたということは、もちろんまだ野生の個体が生き残っている可能性はありますが、例のリゾート計画で持ち込まれた猫を完全駆除するまでに八年もかかったので、その間に他の個体が絶滅してしまった可能性もあるわけです」

「リゾート計画の差し止め裁判の判決後、島はほぼ無人化し、一般人の渡航も禁止されたわけですが、今後、キンイロトサカハシリカカドゥを一般に公開する計画などはありますでしょうか」
「それは今のところありません。観光客を受け入れると意識的もしくは無意識に拘わらず何を持ち込まれるかわかりませんし、わずかな環境の変化はキンイロトサカハシリカカドゥの絶滅を加速させるだけです。もちろん繁殖プロジェクトの成功で個体数が三桁にでもなれば話は別ですけれど」

 そんな日は、私が生きているうちには来ないだろうと、エイダは心の中でつぶやいた。せめて二桁までにはしたい。そのためにはどんなことでもする予定だった。

 大きな誤算は、マロアが病死したことだった。彼女には、現在センターに保護している五羽の直接的な世話を担当してもらっていた。肺炎が疑われたので知り合いの医師のクリニックに移送したが、もちろん精密検査などはさせなかった。万が一にでも、オウム病クラミジアによる肺炎だったなどということになれば、研究も保護活動もおしまいだ。マロアには申し訳ないと思っているが、少なくとも彼女は絶滅に瀕している種ではなく、むしろ増えすぎが危惧されているホモ・サピエンスの一人なのだ。

 もちろんマロアの一人息子が成人するまでは、エイダも親代わりとしてできる限りのことをしてやるつもりだ。かわいげのない子だけれど、そのうちに、この私に頼らなければ生きていくことも難しいことを理解するだろう。

 あの子一人にキンイロトサカハシリカカドゥの世話を任せてきたことが少し不安だった。ちゃんと世話をしているだろうか。マロアにだったら、何日も任せて安心していられたのに。

 マロアに代わる誰かを見つけるのがどれほど困難かはエイダもよくわかっている。キンイロトサカハシリカカドゥの世話は単調で、しかも外界から切り離されている。

 もっとも、キンイロトサカハシリカカドゥの存在の重要性を完全に理解しているような者をあの島に連れて行くのも危険だ。もし、研究データなどを持ち出されでもしたらエイダの死活問題になる。

 何も知ろうとせずに、ただ忠実に、世話を任せられるような存在をすぐに見つけなくてはならないのは、頭の痛い問題だ。ましてやマロアの死因に疑いが持たれれば、なり手はいないだろう。

 とにかく、今は、そんなことを考えるのはやめよう。プレゼンテーションが大成功だったことを喜ばなくては。今日は私にとって最高の一日になるはずなんだから。

 エイダは、キンイロトサカハシリカカドゥと自分の輝かしい未来を脳内に描きつつ、報道陣に向かって心にもない微笑みを見せた。


(初出:2019年4月 書き下ろし) 

追記


Queen - It's A Beautiful Day (Official Lyric Video)

関連記事 (Category: 短編小説集・十二ヶ月の歌 2)
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Category : 短編小説集・十二ヶ月の歌 2
Tag : 小説 読み切り小説 月刊・Stella

Comment

says...
なんだろうな。。。
確かに、引きこもって幸せ==と感じることは多いんですよね。
私もコミュ障害ですからね。
一人でいると幸せ==と思います。

けど、向上心という面から言えば。
・・・なかなか難しいんですよね。

わたしという人間は下種で。
一人でいると、堕落し続ける生き物なので。。。
一人でも向上心を持って、研究できると良いのですけどね。。。
私にはそういう才能がないですねえ。。
(´ω`*)
2019.03.27 12:49 | URL | #- [edit]
says...
執筆、お疲れさまでした。

えっと、勉強不足で申し訳ないですが、このお話に出てくる鳥、キンイロトサカハリリカカドゥは、カカポのことでいいんですよね?
貴重な生物の保護と繁殖、いろいろと難しそう。そっか、気が利かないのもダメなら、目端が利きすぎるのもダメなんですね。なるほどな、という感じです。
それにしても、保護と繁殖に取り組んでいるクレイヴン博士、なかなかのマッドサイエンティストっぷりですねぇ。鳥の命よりヒトや猫の命の方が重いとは言いにくいですけど、貴重種だからと言って猫やヒトの命の方が軽いというのは、さすがに……。まあでも、往々にしてそういうことって、あったりしますからね。

しかし、この少年、向こう見ずというか無鉄砲というか。数キロ先に見えているとかならまだしも、大陸までどのくらいあるのかわからないわけでよね?
ケージの中で生かされていることと、命の危険を顧みず(知らず?)外界へ飛び出すこと、どちらがいいのか考えさせられました。

このあと島に帰った博士の仰天っぷりが、目に浮かぶようです(笑)
2019.03.27 15:06 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

どうなんでしょうね。
この場合は、引きこもりとは言わないような。
ましてや向上心とも全く関係ないですかね。

少なくともQUEENの曲の歌詞は、「誰にも邪魔されずに、引き留められずに、自由に出て行くこと」を歌っていますから。

「囚われている」と感じている人は「引きこもりたい」という感情はゼロではないかと思います。

コメントありがとうございました。
2019.03.27 20:12 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

え、えっと(大汗)
カカポに特徴のよく似た、架空の生き物ってことにしておいてください。
とはいえ、どこからどう読んでもカカポだよなあ……。

保護のために実際に力を尽くしていらっしゃる方たちは、このクレイヴン博士のような身勝手な動機と思惑ではないと思うんですよ。
この人は、少しいろいろなことを馬鹿にしすぎですね。

こういうものの見方、いろいろなところであると思うんですよ。「こいつらは学はないけれど使ってやっている」とか「私は立派な仕事をしているのだから、そうでない人やモノの多少の犠牲はしかたがない」とか。

少年は、少年で「こんな愚鈍な鳥」と馬鹿にしていますし、自分が肝心なことをわかっていないことを認識していません。

この少年の無知が、クレイヴン博士の無知に重なるのですね。何も知らずに「今日は最高」と思っているけれど、本当は肝心なことをわかっていない。

少年の方は、生命の危険にさらされていますし、おそらく博士は学者生命の危機に瀕しています。それに鳥は、自由になったはいいものの種としての絶滅にぐんぐん向かっていると。

私も、何も知らずに何かの破滅に向かっているのかもしれないと、思いつつこの小説を書いていました。でも、知らないものはどうしようもないですよね。

コメントありがとうございまた。
2019.03.27 20:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
危険だけど自由を求めて出ていくのがいいのか…
それとも安全なところにいる方がいいのか…
でもここも病原菌で安全じゃないかもなんですよね
完全に闇だ…

ただIt’s A Beautiful Dayと思えるなら
客観的にはどんな馬鹿げたことであっても
素晴らしいことなのかもなあとも思ったり
…疑い深い私には関係ない話でした
2019.03.28 08:59 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうそう、島は安全とは限らない。でも、出て行ったからといって自由になれるとも限らない。
そういう意味でも闇だつたりして。

まあ、でも、この島の状況は極端ですけれど、普通の生活、例えば結婚式なんて「人生最良の日」なんて言ったりしますけれど、実はそうとも限らないなんて事例もありますしねぇ。
この世は闇なのか……。

コメントありがとうございました。
2019.03.28 20:00 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
神視点から始まる物語は珍しいので、ぐっと引き込まれて読みました。
この鳥は架空の鳥なんですね。緑のクイナが脳内に浮かんで、可愛かった^^
この少年が主体になるのかと思って読んで行くと、浅はか感しか沸かなかったので、あれ? とおもい、そして博士の思惑を読んでいくうちに、この人の自分勝手な野望が成就する話でもないぞ、と気づき、そしてもう一度タイトルに戻った時、夕さんの思惑が分かり、「ああ!」と納得する流れでした。
タイトルがオチになる感じ、面白いです!
上級者向けの短編だと思います。
曲目や曲のイメージから作品を生み出されることの多い、夕さんならではの作品。とても楽しかったです。
2019.03.30 01:20 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

実は、ちょっとわかりにくい作品になっていたかなと、反省していました。

この話、いろいろと多重構造になっていて、それぞれに原曲の感情とリンクしているんだけれど、どれもが視点を変えて見ていくと「ダメじゃん」でもある、かといって本人の立場から言えば、他の立場の思惑に反するのも理解できる部分もあって、それでいて、どの立場にもあまり救いのない結末になっています。

鳥は一応、架空の存在にしています。そうしないと、真面目に保護に取り組んでいる方たちに申し訳ないかなと。
飛べない鳥にしたのは、まあ、モデルにした鳥の特徴もあるのですけれど、絶滅に瀕したり、絶滅してしまった鳥で飛べない鳥って多いからでもあるのですね。後から人間が肉食獣を持ち込んで、それに対抗できないので絶滅したという感じで。

おっしゃるように、わかりやすい「浅はか感」を漂わせる少年の無知、表向きは高学歴&高尚な目的を持った博士の予見できないこと、それに本能に基づいて逃げていく鳥の種としての死滅の危機と、読んでいる方や書いている方としては、神視点で「そんなことしたら……」と見えるように書いたのですよ。その一方、現実の世界の行く末からすると、私たちもやはり俯瞰しては見られない悲しい現実と、それでいて、今日見えている世界はとてもきれいだし、という原曲に重なる感情と、全部表現したかったんですけれど、どうも難しい挑戦でしたね。

読んでいただけて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2019.03.30 23:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
安全と信じた場所にこだわり、徐々に体を汚かされていく人物。
自由を幸福と信じて、危険に向かって突き進んでいく人物。
破綻に向かって入るとも知らずに、名声をもとめて画策する人物。
なんだか人間模様の縮図を見ているような気分です。
それぞれの登場人物たちは自分の考えうる最適の道を、そうと信じて進んでいる。でもそれが最悪とは言わないまでも、けっして良い方向へは向かっていないことを読者は知っている。大局的な視点で物を見ることができれば(この物語の読者であれば)、はっきりと危険や破綻を認識できるのに・・・。
ちょっとやりきれない気分になりますが、人間って人生ってそんなものなんだろうなぁ・・・とあきらめの気分まで出てきそうです。
ある意味、この鳥たちの行動も、人間たちの行動もたいして違いは無いのかもしれませんね。
飛べない鳥、という時点で何かの象徴のように思えてなりません。

でも、少年の一見無鉄砲な冒険はこのままでは終わってしまいそうになくて、なんだか得体の知れないエネルギーを感じますし、クレイヴン博士もただでは死なないでしょう。
この先の復活劇なんかが物語の芯になるのでしょうが、そうは問屋が・・・の夕さんですから、このまま終わってしまう展開もありかなと考えています。
エイダ、研究には熱心なようですが、グレッグと違って誠実さに欠けているようですし・・・。
2019.04.01 11:59 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。この鳥が飛んで簡単に逃げたり、島の地形を俯瞰して見たりすることができないように、人間たちもそれほど自分たちのやっていることや未来を正しく予知してコントロールすることはできないんですよね。
人間はどうかするとすぐに「この知識と科学力があれば何でもできる」的に考えるし、たとえば「霊長」なんて言葉もかなりおごっていると思うんですけれど、実際には、全能ではないのですよね。

この少年の脱走ですけれど、書き方によっては冒険がいい方に転んであっと驚く痛快などんでん返しにもなるでしょうし、反対にお母さんの死因となった謎の病原菌を大陸に持ち込んでしまうパニック小説にもなりそう。ま、ご想像の通りです。これで書きっぱなしでおしまい(笑)

エイダは、ええ、非常に野心的ですね。まあ、この鳥を絶滅から救いたいという想いは偽りのないところでしょうけれど、でも、それだけじゃ嫌みたいですね。でも、まあ、物語のキャラとしては、このくらいじゃないと……。

コメントありがとうございました。
2019.04.01 21:58 | URL | #9yMhI49k [edit]

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