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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

またラクレットの季節だよ

以前「ラクレットの季節だよ」という記事で書いたこともあるのですけれど、再びラクレットについて語ってみようと思います。

ラクレット

日本人にとってのスイスの食卓イメージは、暖炉で溶かしたチーズをパンにかけて食べているアニメ「アルプする少女ハイジ」の一シーンでしょう。夏も冬もやたらとチーズを食べるのはあたりで、それに基本的にスイスのチーズを食べています。もっというと「産地はそこら辺の山のチーズ」を食べているかもしれません。もちろんチェダーとか、ゴーダといった外国産のチーズも売っていますよ。売ってはいますが、やはり圧倒的にスイスチーズを食べる割合が多いです。

以前、関西のブログのお友達と話をしたのですけれど、あちらでは粉ものはほぼソウルフードで、全家庭ではないとはいえ、「かなりの家庭でたこ焼き器が標準装備」だとか。私は東京出身で、たこ焼きの作り方も知らなかった身の上です。どこ行ったらたこ焼き器を買えるんだろうと、妙な疑問すら持ちましたが、同じような話で「スイスではフォンデュ鍋とラクレットマシンを持っている家庭が多い」と断言できます。

というか、学生や単身出稼ぎのような「仮住まい」系の家庭を除き、この二つを持っていない家庭を私はまだ知りません。

それほどチーズフォンデュとラクレットは「しょっちゅうやるおもてなし料理」です。日本だと「とりあえず寿司出しとけ」というシチュエーションで、冬であればたいていフォンデュかラクレットになると考えていいかと思います。

私は客を招ぶときは「ここまでやった」とドヤ顔したい一心でフルコースを作りますが、それをやる人はわりと少ないのですね。それよりもおしゃべりしながら楽しむ方が好きみたい。

日本からのお客様が来ると、私もラクレットにすることがあります。なんせ日本人受けは抜群です。チーズとパンしか出てこない(スイスではそうなんです)チーズフォンデュと違って、いろいろな食材でおもてなしもできますし、そのわりに準備は簡単です。

ラクレットのジャガイモ

ジャガイモは「ラクレット用」と書かれているものを買ってきます。(スイスでは用途によって「ほくほく系」「しっかり系」のジャガイモを分けて買うのですが、「ラクレット用」は別にあります。つべこべ言わずにそれを買います)これを圧力鍋でふかします。

ラクレットのトッピング

ラクレットチーズは、スライスして売っているものを買ってきます。対面販売で、好みのものをスライスしてもらうこともできます。

ちなみにラクレットという料理は「ラクレットチーズ」だけしか使いません。つまりグリュイエールやエメンタールではラクレットにはならないのです。そこはいろいろなミックスのあるチーズフォンデュとは違いますね。

あとはトッピングの準備です。ベーコン(生食用の加熱してあるものか、そうでなければあらかじめ加熱しておきます)、コーニションとよばれるキュウリのピクルス、アーティチョークのオイル漬け、ヤングコーン、プチトマト、キノコ類、パプリカ、パイナップル、パセリやタイム、私は食べませんが、エシャロットの薄切りなど、あるものを適宜用意します。

ラクレットの準備

これをラクレット用のトレーに載せて、ラクレットマシンで温めて溶かすのです。我が家のは珍しく三角形なのでチーズを載せるときに形を整える必要がありますが、普通のトレーは四角なのでただ載せるだけです。で、とろとろに溶けたらジャガイモに載せで食べるのです。これが美味しい。自分のペーストと好みのトッピング、スパイスで、食べ進めます。

我が家では連れ合いと二人ラクレットも時々やりますよ。冬の楽しみですね。(日本の方がいらっしゃると夏にもやりますが)
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Category : 美味しい話

Comment

says...
夕さん、こんにちは(^^)

昨日、ぱっち家でチーズフォンデュを作ったばかりなのです!
あまりにタイムリーな記事にびっくりしました。

ラクレットって美味しいですよね。他のお料理にも使われたりしますか?

タコ焼き機は、最近タコ焼きパーティ(通称タコパ)を開く人が増えているためか、独身の方や学生さんでもタコ焼き機を持っている人が増えてきましたよ(^^)


以知記
平あげは(通称・ぱっち)
おだまきみまき
2019.12.01 08:36 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

おお、ぱっち様のお宅でのフォンデュパーティは楽しかったでしょうね。

スイスでは異様にチーズの種類が多くて、料理にも互換性がある、つまり「ま、こっちのチーズで代用すっか」と言うことが多いんですが、どうもラクレットだけは別の用途には使いませんね。

ただ、残りが少ないときにはラクレットマシンを出すのが面倒くさいので、スライスしたジャガイモを耐熱容器に並べ、トッピングも置いた上でチーズをかぶせてオーブンでグラタン風に用意してしまうことがあります。

今は事情も変わったのでしょうが、私が日本にいた頃は、関東では粉物一般、お店で食べるだけだったように思います。
自分用にお好み焼きを作ることもありますが、家族揃ってみんなでとなると、プレートがないとできませんし。
プレートどころかたこ焼き器がないと不可能なたこ焼きは、本当にお店オンリーだったなあ。

もっとも、昔は何でもかんでも外食だったのが、わりとお家パーティみたいなのも増えているということなので、今は関東でもたこ焼きパーティを自宅でなさる方も増えているのかも。

ヨーロッパでT-FALのホットサンドメーカー売っていて、ワッフルやドーナツなどの型もあるのですが、その一つがめっちゃたこ焼き型に見えて困っている私です。

コメントありがとうございました。
2019.12.01 20:18 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
チーズをかけるとなんで野菜はあんなに美味しくなるんだろ…
日本ではチーズが高いので高級料理ですね
とろけるチーズが精一杯です
2019.12.02 13:33 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

美味しいですよね。チーズかけたあれこれ。
和食には、醤油、味噌、昆布だし、鰹だしなど、うま味成分をもつ食材がたくさんあるのですが、西洋料理ではチーズのうま味成分にかなり頼っているるように思います。特にスイス人。

スイスでは、とろけるプロセスチーズは「邪道」扱いです。日本ほどは高くないのかもしれませんが、使う量が違うので、けっこうチーズ・エンゲル係数高くなります。チーズフォンデュの時など、四人で一キロチーズ食べます。日本でそんなに買ったらいくらになるんだろう……。

コメントありがとうございました。
2019.12.02 21:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
まあ、スイスに行って。
チーズをふるまわれて、喜ばない人はいないでしょうね。
大人であれば、誰でも欲しいですし。
子どもでも喜びそうですね。
私も夕さんにチーズで振舞われて欲しいですねえ。。。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

2019.12.05 12:08 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

でも、いるんですよ、スイス人なのにチーズ食べられない人!
スイスでチーズを避けるのは大変難しいので、苦手だと大変な苦労だと思います。

日本では、スイスほどナチュラルチーズが日常生活に普及していませんので、こちらでいろいろと振る舞うと喜ばれますよね。
今までいらしていただいた方は、みなチーズ好きな方でしたし。

LandMさん もいつかいらっしゃれたら素敵ですね。

コメントありがとうございました。
2019.12.05 22:20 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
チーズとポテトとキノコの三点セットは超ウマス。時に、サトイモにチーズ掛けても美味しそうでやんす。たらこなんぞ添えても美味しそうでやんす。
2019.12.08 11:29 | URL | #eRuZ.D2c [edit]
says...
こんばんは。

チーズもキノコも旨味成分たっぷりですしね。
里芋、ないんですよね〜。たらこも、必然的に明太子もないんですよね。
日本帰ったら、また里芋食べたいなあ。

コメントありがとうございました。
2019.12.08 20:17 | URL | #9yMhI49k [edit]

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