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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】休まない相撲取り

scriviamo!


「scriviamo! 2020」の第五弾です。もぐらさんは、オリジナル作品の朗読で参加してくださいました。ありがとうございます!

もぐらさんの朗読してくださった作品「相撲取りと貧乏神

もぐらさんは、オリジナル作品、青空文庫に入っている作品、そして創作ブロガーさんたちの作品を朗読して発表する活動をなさっているブロガーさんです。お一人、もしくはお二人で作品を朗読なさり、当ブログの作品もいくつも読んでくださっています。いつもとても長くて本当にご迷惑をおかけしています。

今年もオリジナルの「貧乏神」シリーズでご参加くださいました。日本の民話をアレンジなさった素敵な作品です。貧乏神のシリーズとはいえ、毎年、とてもハートフルなエンディングでお正月にふさわしい素敵な作品ばかりです。どうぞあちらで聴いてみてくださいね。

お返しですが、去年までは平安時代の「樋水龍神縁起 東国放浪記」の話を書いてきましたが、今年は趣向を変えて現代の話にしてみました。もぐらさんとも縁の深い『Bacchus』……ではなくて姉妹店(違う!)の『でおにゅそす』を舞台にしたストーリーです。


「いつかは寄ってね」をはじめから読むいつかは寄ってね


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休まない相撲取り
——Special thanks to Mogura-san


 引き戸が開いて客が入ってくるとき、いつもの二月なら寒い風のことでヤキモキするのだが、今年はあまり氣にならない。暖冬。涼子は思った。

「いらっしゃいませ」

 恰幅のいい若い青年が、いそいで扉を閉めてから、カウンターを見回した。

 東京は神田の目立たない路地に『でおにゅそす』はひっそりと立っている。ママと呼ばれる涼子が切り盛りをするこの飲み屋は、二坪程度でカウンター席しかないが、そのアットホームさを好む常連客で毎夜そこそこ賑わっていた。

 涼子や常連たちに見つめられて、青年は戸惑ったように言った。
「坂本源蔵……は、来ていませんか」

「源さん?」
奥の席で出来上がっている西城が裏返った声で叫んだので、隣の橋本がどっと笑った。困った人ね、と言いたげに見つめてから、涼子が引き取った。
「ああ、甥御さんね。どうぞお座りになって。源さん、魚を受け取りに行ってくださったんだけれど、道が混んでいて少し遅れるんですって」

 源さんというのは、近所に住む元板前だ。『でおにゅそす』開店以来の常連の一人で、西城や橋本とも旧知の仲だ。もともとはただの客として通っていたのだが、付けを払う代わりにカウンターの中に入り、つまみを用意することが多いので『でおにゅそす』の半従業員のようになっていた。

 青年は、頭を下げて入り口に近い空いている席に座った。
「そうですか。はじめまして。小島津与志です」

 西城が大きな声を出した。
「源さんの甥っ子って、たしか関取だよなっ? 四股名で名乗れよう」

 すると、青年は下を向いて唇を噛みしめた。それから、顔を上げて小さい声で告げた。
稲佐浜毅いなさはまつよし といいますが、その、もうじき名乗れなくなるかも……」

 店内は、察して微妙な空氣が流れたが、すっかり酔っている西城には通じなかった。
「なんだい、もっと大きな声で言ってくれ。ひがーいしー、橋本やまぁ。にしぃ、西城がわぁ。はっけよい、のこった、のこったぁ!」

 涼子は、おしぼりを渡しながら言った。
「どうぞ。氣になさらないでね。西城さんは、もうずいぶん飲んでいらして」
「いえ。僕こそ」

 ガラッと引き戸が開き、待ち人が現れた。
「おう、津与志、来てたか。遅くなってすまん」

「源さん、ごめんなさいね。どうもありがとう」
涼子が言うと、源蔵は首を振りながら、上着を脱ぎ、前掛けをすると、クールボックスを抱えてそのままカウンターに入った。

「買ってきました。とくにサワラと平目、いいのが手に入りましたよ」
涼子に嬉しそうに言った後で、甥の方を向いた。
「津与志。今日は、少しゆっくりしていけ。親方には話してあるからな」

 大きな身体を縮めるようにして、小島青年は頷いた。源蔵は、涼子に説明した。
「こいつは、二年前は前頭四枚目まで番付を上げたんですが、膝の怪我でしばらく成績が低迷していましてね。悩んでいるようなので、ここに来いと。涼子ママに話を聞いてもらえと、しつこく言って、ようやく来たんですよ」

「甥御さん、源さんにとてもよく似ているわね」
涼子が言うと、源蔵は笑った。
「顔は、似てますがね。この子は、わしとは似ても似つかぬ真面目なタチでね。部屋の掃除も、ちゃんこ鍋の用意も、もちろん稽古も手を抜かずにやりまくって、コツコツと番付をあげてきた努力家なんですよ」

「へえ、じゃあ、やっぱり似ているんじゃないか。源さん、そう言うけど真面目を絵に描いたような板前だもんな」
橋本が言うと、涼子も他の常連たちも頷いた。

「その真面目さが、助けにならない時もある。石頭なのも、似ているのかな。壁にぶつかって、でも、横に避けたり、戻ったりするのが難しいみたいでね。わしが言っても、アレなんで、助言してやっていただけませんかね」
源蔵は、グラスにも全く手をつけずに下を向いている甥を眺めた。

「涼子ママに相談するの、いいんだよなあ。俺っちも、かかあのことも、娘の反抗期のことも、いっぱい助言もらったよなあ」
西城は、熱燗を空けながら大きな声を出した。

 橋本も続ける。
「そういえば、僕も、偏頭痛を治してもらいましたよね」
「あら、メガネの度が合っていないのかもって言っただけでしょう。治してくださったのは眼鏡屋さんよ」

「まあ、ママはわしや皆さんにとっての福の神みたいな存在だって事ですよ。津与志、だからお前もここでいい運をもらっていきなさい」
源蔵が言うと、青年は小さく頷いた。

「お怪我は、もういいの?」
涼子が訊くと、小島青年はいっそう暗い顔をした。

「完治する前に、すぐに稽古を始めるから治らないって、親方に言われただろう」
源蔵が言うと、青年は顔を上げた。
「でも、休場したらどんどん番付が下がるだけだ」

「あれ? コーショー制度は?」
西城が言った。酔っていても、話にはちゃんとついて行っているらしい。

「なんですか、それ?」
橋本が首を訊いた。

「ハッシー、わかってないなー。怪我で休場しても、復活したときには同じ地位から始められるんだよ。なっ!」

 青年は首を振った。
「いえ。確かにその制度はあったんですが、2003年に廃止されたんです。公傷が乱発されて休場する力士があまりにも多くなってしまったので。ですから、僕は怪我をした場所で途中休場しただけで休まずに出ているのですが、負けが込んでしまって。期待してくださった親方や先輩方にも申し訳なく、もう引退した方がいいのかと……」

「怪我をしているのに土俵に上がって、大丈夫なのかい?」
相撲に詳しくない橋本は、純粋な質問を投げる。西城が解説した。
「ぶちかましとか、突っ張りとか攻める手は、膝をかばいながらでも、わりといけちゃうんだよね。問題は、向こうが積極的に攻めてきたときに、踏ん張ったり上手に凌ぐのが難しいわけ」

「西城さん、詳しいのね」
涼子が言うと、嬉しそうに答えた。
「惚れ直した、涼子ママ? 熱燗、もう一本頼むよ」

 小島青年は、ビールをゴクンと飲み干した。源蔵が捌いたヒラメの昆布締めをキュウリの薄切りと一緒に小鉢に入れて、涼子は彼の前にそっと置いた。柚醤油の香りがほのかに漂う。

「どうして引退した方がいいとお思いになるの?」
涼子が訊いた。青年は、少し言葉に詰まった後で、答えた。
「幕下だと給料も出ませんし、ただの穀潰しです。周りの士氣にも影響するし、まるで貧乏神だなと……」

 涼子は、小さく笑った。
「幕下の方はたくさんいるでしょう。貧乏神は、そんなにいるかしら」
「……」

「相撲の世界は、勝負がとてもシビアでしょうけれど、それ以外のお仕事でも、必ずしも結果や利益を生み出している人たちだけではないと思うわ。でも、結果だけで、その方たちの価値が決まるわけではないと思うの」

 すると、西城や橋本も頭をぶんぶんと振って頷いた。
「俺っちもさぁ。どっちかっていうと日当たりのいい席に座らされているけどさあ。くさくさしたって仕方ないもんな。いる場所で、やれることをコツコツやるっきゃないだろ、なっ、ハッシー!」
橋本は、いきなり背中を叩かれて吹き出しそうになった。

 涼子はテキパキと皆の前の空いた皿を片付けて、新しい小皿を置いていく。小島青年は、伯父も含めて和氣あいあいとした『でおにゅそす』の一同を眩しそうに眺めた。

「焦る氣持ちは、よくわかるわ。私たちのような仕事と違って、スポーツは何十年もかけてのんびり結果を出せばいいというものではないでしょうから。でも、がむしゃらに頑張るか、そうでなければ辞めるか、その二つしか道がないのかしら。怪我が治れば、結果はむしろ出やすくなるのではなくて?」

 源蔵は、椎茸の肉詰めを皆の前に置いていきながら言った。
「行き詰まっているときには、自分のやり方を続けても道は見つからないぞ。急がば回れっていうだろう」

「俺っちたちも考えようぜ」
西城が赤い顔で大きな声を出した。涼子は取りなすように小島青年に言った。
「あなたもずっと考えていらっしゃるでしょうし、親方のご指導も受けていらっしゃるでしょうけれど、素人たちの突拍子もない意見ももしかしたら参考になるかもしれないわ」

「俺っちは思うんだよ。何よりも優先すべきは怪我の治療だろ。だから、稽古にしたって膝に負担のかかることはやめる」
「膝に負担のかからない稽古ってあるのか?」
「あるんじゃないかい? 柔軟体操みたいな稽古あったよな? 詳しくはわかんないけど、今までの稽古では沢山時間をかけられなかったことを、目一杯やっておくとかさ」

 小島青年は、はっとしたように頷いた。
「確かに、早く復帰することや部屋に貢献したい一心で、ぶつかり稽古や三番稽古を少しでも多くしようとしていたかもしれません」

「すみません。それなんですか?」
橋本が小さな声で訊く。橋本が解説する。
「三番稽古ってのは、力士同士で何度も取り組むやつで、ぶつかり稽古というのは、片方が目一杯攻めて、もう一方はそれを受け止めるヤツだ。どっちも膝には悪そうだよな」

「そういうのはしばらく休んだら、ダメなんですか」
「なんか一人でやるトレーニングあったよな。四股しこ とか鉄砲とかさ」
「あ。四股ってのは聞いたことあります。なんだっけ」
「ほら、取り組みの前にやってんじゃん、足を片っぽずつどーんと上げるヤツ」
「ああ、あれか」

「鉄砲ってのは、柱に向かって張り手みたいなのを繰り返すヤツだろ?」
小島青年は頷いた。
「その通りですが、腰を落としてすり足で片方ずつ足を寄せながらやりますので、全身運動にもなっています。どちらにしても全身の筋肉を鍛える大切な基礎で、本当はもっと沢山やった方がいいと思っていましたが、取り組み稽古ほどは熱心にしていなかったかもしれません。膝をかばいながらでも、できるんだから、本当はもっとやるべきだったんだ……」

「休場して、怪我の治療に専念すると言って、そういうのだけをやらせてもらえばいいんじゃないか?」
「そんで、部屋の役に立つのは、もっと他のことにするとかさ」
「他の事って?」
「うーん、ちゃんこ作り?」

「関取さんになったら、お料理当番はしないのでは?」
涼子が訊くと、小島青年は首を振った。
「いえ、負け越してしまったのでもう関取ではなくて幕下です。ちゃんこ番もあります」

「お。だったら、めちゃくちゃ美味い鍋を極めるとかさ。それこそ、源さんにコツを訊いてさ」
「ですよね。美味しいものを食べられれば、みんなハッピーだし」

 いつの間にか店中の客たちが、怪我で苦しむ若き力士の復帰プランと当面の部屋での身の振り方をああだこうだと論じていた。実際の大相撲の制度やトレーニング、生活のことなどのわかっていない人々の考えでなので、実際に機能するかどうかはわからない。皆アルコールが入っているので、氣が大きくなっていることも確かだ。それでも、引退することや、世話人・マネージャーなどへの転身などをせずに、もう一度関取に返り咲くことができそうだと、前向きな予想ばかりだ。

 作っていた吸い物を一通り客たちに出して、一息ついた源蔵がみると、甥は大きな身体を縮めるようにして下を見ていた。白木のカウンターに、ぽたりと一粒、何かが落ちた。涼子がすかさず差し出したおしぼりで、顔を拭いてから彼は顔を上げた。目は赤いが、悲しそうな様子ではなかった。

「僕は、自分では精一杯頑張っている、なのに報われていないと思っていました。でも、どうやら自分のやり方に固執して、引くに引けなくなっていただけのようです。皆さんに応援していただいて、空回りの努力は止めて、もう一度頑張ってみようと思いました。本当にありがとうございます」

 その言葉が聞きたかったんだ、と誰かが叫んだ。店内は青年の関取返り咲きを祈念して、盃が重ねられた。

 涼子と源蔵は瞳を合わせた。青年に憑いていたかもしれない貧乏神は、きっとどこかに去り、代わりに福の神と一緒に部屋に戻れそうだと微笑み合った。

(初出:2020年2月 書き下ろし)
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Category : scriviamo! 2020
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
執筆、お疲れさまでした。

「でおにゅそす」に力士は、ちょっと窮屈そうですね……もちろん物理的にですが(笑)
このシリーズは毎回ほっとする人情噺になっていますが、今回もまた人の情けを感じるお話でした。

頑張りすぎる人って、上手くいっている時はいいんですが、悪い方に回りだしても頑張っちゃうので、余計に悪化させてしまうというの、あるあるですよね。人に意見されても、自分の頑張りが足りないからだ、と思い込んでしまう。
親方や身内の言葉は響かなくても、涼子ママと常連さんたちの掛け合いみたいなやりとりだからこそ、聞く耳を持てたのでしょうね。
そして、貧乏神だと悲しんだり、福の神だと喜ぶのは、気持ちひとつだとうことですよね。
今回も、いいお話でした。

ところで、津与志さん、もしかして島根の人?
2020.02.26 11:51 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
暖かい雰囲気の中、一杯飲ませていただいた気分です。
って、サキはそんなに飲まないんですけどね。
ママや常連さん達と会うのは久しぶりの出会いになりましたがすぐに思い出せますね。
すっかり行きつけの一軒です。
確かに二坪の店のカウンターに力士さんが座ったらかなり窮屈かも、様子を想像して笑ってしまいました。
もぐらさんの作品は民話風なのですが、夕さんはそれを見事に現代風にアレンジされていますね。
でもお相撲さん、怪我をして無理をしてというパターン、よく見ますね。サキは詳しくないのでわからないのですが、この間も期待された横綱が、このパターンの繰り返しで引退に追い込まれたという事がありましたね。
ちゃんと時間をかけて治療すれば良いのにと何回思ったことか・・・。
津与志は狭い世界だけで判断して追い込まれていたようですが、視点の違った人たちの考え方を参考に、また新たな展開が広がれば良いなと思いました。
『でおにゅそす』・・・入り口に近い席で良いですからまたお邪魔したいです。

それにしても夕さん、相撲にもお詳しいんですね。
2020.02.26 12:22 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こちらにもありがとうございます。

そうですね。キッチキチ……だったりして(笑)
最初は『Bacchus』にしようかとも思ったんですが、お相撲さんだとこっちの方がおさまりがよかったんですよね。

日本にはよくいるんですよね。
通常なら休むべき所を頑張りでなんとかしようとしてしまう、精神論至上主義的な。
でも、怪我をしたり、病の時は、やはり休まないと。

そして、これまた「あるある」ですけれど、身内の言うことはなかなか素直に耳を傾けられないものですよね。
もう出来上がってしまっている酔っ払いには、真面目に反論しても仕方ないしと聴いているうちに、「そうか」なんて思ったりして。

> ところで、津与志さん、もしかして島根の人?
お、よく氣付かれましたね。
四股名、何にしようかなと思ったんですけれど、やはり島根びいきなので(笑)
以前、この店に日本酒「仁多米」を置いているという記述をしたんですけれど、もしかしたら源蔵が島根出身なのかな。
(適当)

コメントありがとうございました。
2020.02.26 21:57 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

私のところに和風の飲み屋はここしかないので、必要になると駆り出される涼子でした。
『Bacchus』とは少し違った客層です。
でも、たしかにお相撲さん来たら狭そう(笑)

実際に、怪我をしても無理をして続けてしまうというパターンは多いようです。
休まないので負け越してしまう、そして、休場なしで出た最後の場所の成績が退職時の番付とされるので余計に無理をしてしまうという流れのようです。公傷制度も廃止されてしまったので、余計そういう感じみたいですね。

といっても、私は相撲のことは本当に何も知らなくて、今回の話を書くために付け焼き刃でした。
ボロが出ていないといいんだけれど、とんでもないこと書いているかも……。

『でおにゅそす』時おりすみれや夏木たちも顔を出しているみたいですので、サキさんもどうぞお氣軽にお立ち寄りください。

コメントありがとうございました。
2020.02.26 22:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
素敵なお話 ありがとうございます。

読み始めてすぐ「きゃー!でおにゅそすだ!涼子さんだ!」と大興奮。
来たかったんです。下戸だけど。
とても温かい場所で常連さんとのふれあいと貧乏神さんのお話がどうなるのかと思いましたが、さすが八少女さんと涼子さんです。
元の民話は相撲取りが貧乏神を谷底へ投げ落としてしまうんです。
でも私はみんな笑顔でめでたしめでたしを目指していたので、八少女さんのお話もめでたしめでたしで嬉しいです。
居心地が良くてウチの貧乏神さんがしれっと奥に座ってそうでコワイ。

私もどちらかというと悪い方へがんばってしまうので気をつけないといけないなぁ。
でも自分に自信がないと、今にしがみついちゃうんですよね。
落ちたらもう戻って来れないっていう焦りと不安と恐怖。
あぁ私もでおにゅそすに行きたい。切に願います。(笑)

ありがとうございました。
2020.02.27 09:40 | URL | #8tY9vXl2 [edit]
says...
こんばんは。

最初は『Bacchus』にしようかと思ったんですが、お相撲さんは大手町のビル街には来ないかなあと、神田の飲み屋の方がやはり似合いそうですよね。でも、皆さんのご指摘通り、狭かったかも……。

『でおにゅそす』も下戸もウェルカムですよ〜。一滴も飲めない夏木もちゃっかり出入りしているみたいですし。

現代の話になりましたので、前回までのように、具体的な貧乏神っぽい存在を出すのは難しかったのです。で、樋水龍神縁起の話でも書いてきたように人の心のあり方の貧乏神/福の神に寄せて書くことにしました。

もとの民話はそうだったのですね。
やはり、もぐらさんのバージョンの方がほっとしますよね。

さて、私も「これはマズいかも」というときに後戻りするのは、あまり得意ではないかもしれません。
わりと頑固でして。
でも、時には勇氣ある撤退は必要なのですよね。
特に、身体をダメにしてしまっては、元も子もないですから。

そういう時に、人情ある人たちが応援を続けていてくれるのは、羨ましい。
そんな想いを込めて書きました。

今年もご参加いただきありがとうございました!

2020.02.27 22:08 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
皆さんが書かれているように、私も最初、「あれ? ここけっこう狭くなかったっけ?」って物理的なことを心配しちゃいました^^; でも、大きさはともかくとして、雰囲気はばっちり合いますね。
なんか、この感じ、色んなものがごっちゃにあって、むりくりでも何だか収まっちゃうって、東京なんですよね(江戸?)。これぜったい、大阪では似合わない風景。あ、大手町でもダメかもですが、東京はどこかにそれが似合う街や店がありそうですものね。

もぐらさんのお話が現代に持ち込まれて、涼子と『でゅおにそす』のお客さんたちが、現代版福の神だったのでしょうかね。神様が実際にいるわけではななくても、人との出逢いが神様の現れかもしれないですね。貧乏神も福の神も、その人のこころの持ちようだということかもしれません。
それにしても、このお相撲サンが常連さんになったら、結構場所とるなぁ~って、なんの心配?
もぐらさんのお話では、まんが日本昔ばなしのアニメーションが脳内で展開していましたが、こちらではすかっり、深夜ドラマ(気分は『深夜食堂』)のいいムードになりました。
2020.03.13 09:34 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

あはは。曙や小錦のようなお相撲さんだったら、詰まっちゃうかもしれませんね。この人は、そこそこだったのでは。
実をいうと『Bacchus』の方が空間的にはもう少し広いのですけれど、やはり大手町よりは神田の方が……。
とくに『Bacchus』のある場所は、お相撲さんには合わない……。

関西も、具体的な地名は浮かばないんですけれど、街ごとに、こういうお客さんが来そうなところ、来なさそうな所ってありますよね。

『樋水龍神縁起』は別として、私の小説の世界には「ほんものの貧乏神が来た」という形で展開するのは難しいので、こんな形になりましたけれど、実際は、どうなんでしょうね。

まあ、神様が来ても来なくても、きっと『でおにゅそす』はいつもほっこりしているように思います。常連のおっちゃんたちがワイワイと楽しそうだから(笑)

コメントありがとうございました。
2020.03.13 22:19 | URL | #9yMhI49k [edit]

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