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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

「ブックカバーチャレンジ」に乗ってみた

大海彩洋さんの記事に触発されて、やってみたくなりました。(TOM−Fさんや志士朗さんもやっておられましたね)

SNSなどで流行っているのだそうです。彩洋さんの記事が発表された時点では、見たことなかったんですけれど、ここ数日確かにFacebookに流れてきます。私を指定する人はいないけど。そもそもFacebookは、ほぼ放置だからな。

彩洋さんのご説明によると

ルールは「7日間、好きな本を1日1冊、投稿する。ただし、ブックカバー(表紙画像)のみ、内容説明なし。その都度、誰かをこの企画に誘う」というもののようです。7冊という縛りはないみたい。


ということなので、せっかくなので私も好きな本をお見せしようと思います。ただし、彩洋さんと同じく七日連続でお見せするほどの内容でもないので、一氣にいきます。語るなというのも抵触していますが、まあ、これでも堪えたということで……。あと、七冊には絞れなかったので「七日間」も外しました。orz

(1)から(4)までは、このブログでは既に何度もご紹介しているので、常連の方は「またかよ」と思われるかもしれませんが、ブックカバーを撮影したのはたぶん初めて(……のはず)なので、ご容赦ください。

(1)ヘルマン・ヘッセ 「デミアン」
ブックカバーチャレンジ デミアン
私の人生のバイブル。ヘッセの他の著作も好きで持っているけれど、ドイツ語でも読みたいとトライしたのは、この作品だけ。翻訳版は、ボロボロですね。

(2)マイクル・クライトン 「北人伝説」
ブックカバーチャレンジ 北人伝説
あまりにも愛読しすぎて、文庫本が壊れてしまうので絶版寸前に買った2冊目もある。マイクル・クライトンの著作も「ジュラシック・パーク」を含めていろいろ読みあさり、どれも好きだけれど、一番好きなのがこれです。アントニオ・バンデラス主演で映画化もされたけれど、うーん、原作への愛が深すぎて楽しめなかった。バンデラスのファンだけれど……。

(3)ジェイムス・グリック 「カオス」
IMG_9593.jpeg
この本も、あまりにも読みすぎて既にバラバラになっている。一生懸命読んでいた頃、見かけた人が「読んでみるわ」と読み始めたものの、誰一人読み終えてくれなかったという曰く付きの本。数学と物理学の参考書がいくつか必要ですが、めちゃくちゃ面白いので、よかったらぜひ……。(既に布教は諦めている)

隣にあるのは、やはり科学の本なので並べてみました。実物のバージェス頁岩をウィーンで見たとき、一人で小躍りしました。

(4)ライアル・ワトソン 「アフリカの白い呪術師」
ブックカバーチャレンジ ライアル・ワトソン
この本を大学の図書館で手に取ったのがきっかけでアフリカへ行くことになりました。それが転機となって今ここにいるので、私の人生を大きく変えた本と言ってもいいでしょう。

ライアル・ワトソン繋がりでちゃっかり並べてあるのは……。「わが心のアフリカ」はフォトエッセー集に近いつくり。実は、この本は直筆サイン本で私のお宝です。そして、長期の旅に何度も持って行ったのが「アース・ワークス」。昔はスマホなどなかったので、二ヶ月のヨーロッパ貧乏旅行などには、日本語の文庫本も必須だったのですよ。

(5)エーリッヒ・ケストナー 「動物会議」
ブックカバーチャレンジ 動物会議
子供の頃の愛読書。児童文学だけれど、いま読んでも意味のある本だと思います。というわけで、●十年前、ドイツ語の勉強を始めて最初に買った原著。いきなり「デミアン」を原語で読むと打ちのめされますが、この辺りから頑張れば……ええ、なんとか。

(6)ガルシア・マルケス 「エレンディラ」
ブックカバーチャレンジ G.マルケス
ガルシア・マルケスの作品は、どれも好きなのだけれど、とっつきやすいのは小品集になっている「エレンディラ」。独特の世界観がクセになります。これは読んでいただければわかるのですけれど、文体そのものがすごい世界観なのです。いや、スペイン語で読んだわけではないんですけれど、翻訳で読んでも独特。賛否両論あると思いますが、いまの言葉でいうと「沼」にハマる感じで引き込まれます。

「族長の秋」「ママ・グランデの葬儀」も共にガルシア・マルケスの作品。短編で沼にハマったならおすすめです。ただし、長編から読み始めるよりは、短編からの方がいいかも。万人向けとは思えないので。特に、ラノベしか読まない方には、ちょっと敷居が高いかも。

そういえば「百年の孤独」も昔読んだのだけれど、手元にないと言うことは、図書館で借りたんだろうなあ。

(7)宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
ブックカバーチャレンジ 宮沢賢治
ここにきてはじめて日本人の著作。いや、日本人の本が嫌いなわけではないのだけれど、どうしても愛読書の方に力が入ってしまい……。「銀河鉄道の夜」は表題作も好きだけれど、「双子の星」「よだかの星」も大好きで、時々無性に読みたくなります。「セロ弾きのゴーシュ」と「雪わたり」はどちらも子供の頃の愛読書の絵本でしたが、残っているのは「雪わたり」だけ。なので「セロ弾きのゴーシュ」はわざわざ文庫で買い直しました。

(おまけ)アガサ・クリスティ 「青列車の秘密」
ブックカバーチャレンジ クリスティ
七冊にはどうしても絞れなかった……。クリスティの「ブールートレイン」めちゃくちゃ好きなんですよ。昔持っていた訳とカバーの方が好みだったけれど、もうどこにもないので、改めて新訳を買ってスイスに持ち帰りました。ついでに「オリエント急行の殺人」も並べてみました。ミステリー好きは「ルール破り」と怒るけれど、私は単純に物語を楽しんでいます。これは映画化(最初の方)されたのも観ましたが、そちらも好きです。

(おまけ2)子供の頃の愛読書いろいろ
ブックカバーチャレンジ その他
ここに並べたのは子供の頃のお気に入りの数々です。他に「ジェーン・エア」や「赤毛のアン」「くまのプーさん」もあるけれど、そんなに並べられないので省略。

「もしもしニコラ!」は、子供の頃に好きだったのに失ってしまったところ、数年前に古本屋で見つけて即買ったもの。「くまのパディントン」、「どろんここぶた」「霧のむこうのふしぎな町」とともに、どれも置いて来れずにスイスに持ち込みました。

世界名作全集「小公子」は、ずっと愛読していたのだけれど、実はこの本はバーネットの作品の翻訳ではなくて「翻案」といって、千葉省三氏がバーネットの作品を原作に子供向けにわかりやすく書き直したものでした。見たら刊行は昭和25年! これ、おそらく母親の子供の頃の愛読書だったのでしょう。「信じられぬ旅」「カモメのジョナサン」もおそらく母のお下がりです。

「ムギと王様」も児童文学なのでしょうが、ある種私が書きたい作品のお手本かもしれません。
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Comment

says...
ヘルマン・ヘッセ。
サキが普通に生きていたら一生涯目にすることの無い作家さんだろうなぁ、たぶん。
マイクル・クライトン、へぇ・・・ジュラシックパークの原作者なんだ。この映画は好きです。続編は見ていないんですけれど・・・。
そしてジェイムス・グリックの「カオス」ですか。この作品も普通ならたぶん読むことは無いはず。布教は諦められたのですね?なんだかわかるかも。
「アフリカの白い呪術師」「動物会議」「エレンディラ」、この選択、夕さんの創作を形作っている物の深い部分を表しているような気がしました。
「銀河鉄道の夜」は同じ文庫本が先の蔵書の中にあるので、サキは読んでいます。サキにとっては年を経て何度も読み返してようやく良さがわかったような深い作品です。
「セロ弾きのゴーシュ」と「雪わたり」も・・・。
アガサもたくさん読みました。お気に入りは「オリエント急行」と「スリーピングマーダー」かな?(サキもルール破りにはこだわらない派です)
「赤毛のアン」は途中でリタイアしちゃったなぁ。
ウ~ム。さすがは夕さん、一筋縄ではいかない選択で、とても興味深かったです。
そしてお母様のお下がりが結構含まれていることに驚きました。
サキも先の蔵書をたくさん読んで影響を受けていますから。

こうなったら、サキのもご覧に入れようかな。
好き!というよりも影響を受けた作品(小説以外も含む)という選択になりそうですけれど・・・。
2020.05.03 13:41 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

おや。この中では、ヘッセが一番「読まされた」系かなと思ったのですが。
ヘッセが苦手だという方が多いのは、おそらく一番有名な「車輪の下」から入ってしまうからではないかと思うのですよね。
いい作品だとは思うのですが、救いがないストーリーなんですよね。若いうちに読んだら「あの暗い話か」で終わってしまうのかと。
彼の提示する救いというか、落としどころは、決して明るいものではないのですけれど、それでも暗闇の中に灯るロウソクの光のようである作品が多いです。ちなみにヘッセはスイスのティツィーノ州で余生を過ごしていますので、私は時々聖地巡礼していますよ。

カオス理論とそれからマイクル・クライトンの両方にのめり込んだきっかけは、映画の「ジュラシック・パーク」でした。
マイクル・クライトンの作品では「北人伝説」は別格で好きですが、「失われた黄金都市」や「大列車強盗」も大好きです。
この方の作品の知識の広さというのは、信じられないくらいで、しかも得意分野が一つじゃないのですよ。
こういう作品を生涯に一つでも書きたいと思うんですけれど、絶対に無理でしょうね。

ジェイムス・グリックの「カオス」は、カオス理論についての案内書なのです。有名な「バタフライ効果」や「フラクタル」などカオス理論の黎明期から分野を超えて普遍化していく過程が描かれていて、天文学や数学、物理学などの幅広い常識がないと読み進められないので、これ一冊だけ読んでもちんぷんかんぷんなのですが、おぼろげにでもわかると大興奮してしまうのです。

もっとも、布教活動は完敗しまして、すすめた人の誰一人として「読んだ。すごかった」とプラスの感想を漏らしてくれた人がいない(笑)
サキさんなら、理系の話もお好きだから、意外といけるかもしれません。あ、もっとも今、手に入るのかな……。

創作を形作っているという意味では、ここにお見せしている本、全てが何らかの影響を与えてくれましたね。
かなりの割合で児童文学が入っているのですけれど、こういうものを読んで刺激されたところから、私の創作人生は始まっているように思います。「動物会議」と「銀河鉄道の夜」と「ムギと王様」は、児童文学といっても全くベクトルが違うのですが、そのどれもが私が現在書く作品の色づけになっているようです。

そして、「エレンディラ」を書いたガルシア・マルケスや、ここには挙げていないんですけれどフエンテスなどの南米作家の作品は、おそらくお読みになったら大きな衝撃を受けると思います。こうした作品もたくさん翻訳が出ているのは、日本の素晴らしい所ですよね。

もちろん、原語で読んで理解できればそれにこしたことはないのですけれど、ある程度の日常会話ができても、本を一冊読むとなるとかなりハードルが高いので、やはり翻訳が出ているのはそちらを読みたいです。そして、南米系の作品は、翻訳で読んでも明らかに北米やヨーロッパなどの作品とは根底に流れる空氣が違うのです。

アガサ・クリスティ、私もいろいろと読みました。
私たちの若かった頃、この手の推理小説を好んで読む方には、ホームズ派とポワロ派が分かれていたりしたんですけれど、私はポワロ派でした。ホームズもルパンもいろいろ読みましたが。私はミステリー読みではないので、クリスティを楽しんだだけで終わってしまいましたが、この畑も踏み込むとなかなか抜け出せない素晴らしい沼のようです。

「赤毛のアン」は第一作だけが好きという方と、全部まとめて愛しているという方と分かれるようです。
そして、「赤毛のアン」の世界も好きなのですけれど、全く相容れないカラーの「ジェーン・エア」の世界も両方好きで
この辺も、創作にいろいろな影響を与えているかもしれませんね。

さて、母のお下がりの件ですけれど。
私も子供の頃の愛読書をいつまでも持っているように、母も青春時代に夢中になった本をあれこれ残していました。
母が亡くなり、遺品を完全に整理しなくてはならなかったので、母が何よりも大切にしていた少女向け小説をもらってスイスに持ち帰ってきました。自分が読むことは滅多にないのですけれど、自分の本を捨てるよりももっと捨てがたいですね。

サキさんの本棚も覗いてみたいですね。
楽しみにしています。

コメントありがとうございました。
2020.05.03 18:34 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
八少女夕さんも、思った通り読書家さんという感じのセレクトですね。
ところで、この記事を拝見してふと気づいたことがあるのですが。なんか今さら感満載ですが、好きな本って、何回も読み返すんですね。しかも本が痛むくらいって、すごいなぁ。まさに愛読書、という感じですね。私は一回か二回しか読まないので、ちょっと驚きました。
さて。
紹介してくださった本のうち、読んだことがあるのは宮沢賢治くらいですね。「銀河鉄道の夜」は当然として、「グスコーブドリの伝記」には衝撃を受けました。岩手県、また行きたいなぁ。
あとはオマケのクリスティ。「オリエント急行の殺人」は、彼女の作品のなかではいちばん好きです。トリックよりも動機や背景を掘り下げていくところが気に入っていますし、ポアロの粋な結論もいいですね。そうそう、映画版も良かった。クリスティの映画化作品だと、「検察側の証人」も良かったなぁ。
ジェイムス・グリックの「カオス」は気になるなぁ。でも敷居が高そうだし……機会があったらチャレンジしてみようかな(読む読む詐欺w)
2020.05.04 02:13 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
私はシャーロックホームズとルパンがバイブルとなりますね。

あんなにカッコいい主人公がいるんだ!!
・・・ということを想いながら思春期にずっと小説を読んでおりました。
今でも思い出深い。。。
まあ、その影響から「解決警部」シリーズが産まれたのですが。


宮沢賢治の本は読みたいですねえ。
時代を超える名作なので、読んでみたいとは思っているのですが。。。
・・・という感じですね。
2020.05.04 11:43 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

いや、私は皆さんに較べると、本当に読書量少ないと思うんですよ。
そして、ご指摘の通り、同じ本をループで読みまくる人なので、なおさら「読んでいない本ばっかり」になってしまうという。
たとえば「これだけは読んでおきたい名作100」みたいなリストを眺めると「ほとんど読んでいないじゃん」みたいな。
どうやって、こういう偏愛する本に出会ったかというと、ほとんどが偶然です。たまたま本屋でとか、映画で耳にして氣になったとか、図書館でカバーが氣になったとか(笑)

文庫本はもともと数回くらいしか読まないという前提で作られているんだと思うんです。
私は偏愛すると無限ループで読んでしまうので、最初にカバーの折り返してあるところが切れてきます。それからカバーの背の部分。
それでもしつこく読んでいると、背からページが剥がれてきたりします。
そうなると、だいたいどの辺に何が書いてあるのかを暗記していたりします。

もちろんそこまで読む本は限られています。たいていの本は一回しか読みませんね。しかもおぼえていません(泣)
たまに読んだことすら忘れて読み始めて「なんか似た話あったな」と読み進めて、ほぼ終わりまで来るまで既読だとわかっていないことすらあります。ミステリーなんかだといいですけれどね。何度も楽しめて(笑)

宮沢賢治は、子供の頃から好きでした。視線が優しいのですけれど、現実の厳しさと悲しさもしっかりと書かれている。子供には少し難しい文章が多かったのですけれど、わからないなりに夢中になって読みましたね。北国の話で、その辺の感覚もわからないことが多かったのですけれど、いま読むとものすごく実感をともなって読めます。それに書いてある内容の深さも。

「オリエント急行の殺人」は、もちろん翻訳版で読み、映画も字幕で意味を確認しつつ観たんですけれど、いま、映画を言語で聴きながら観るとめちゃくちゃ面白いです。いや、ポアロを演じるアルバート・フィニーの英語は(そう演じているせいで)上手く聴き取れないんですけれど、外国人の乗客がめっちゃ外国人。みんな好き勝手に自分の言葉でしゃべっていて、これぞ国際列車って感じです。ぜひ字幕版のDVDでご覧になってください。

「検察側の証人」といえばマレーネ・ディートリッヒの「情婦」のあれでしょうか?
小説版と戯曲版とあるんですよね。実は、戯曲版を挫折してしまったのが心残り。あっちの方がいいという話なのですよね。
帰国時読書リストかなあ……。

「カオス」は、そうですね。真ん中くらいまでいけたらあとは止まらないと思います。
ミステリーのような止まらなさではなく、知的興奮で。
ただし、十分な時間が必要かなあ。よかったら。(すっかり布教に自信をなくしております)

コメントありがとうございました。
2020.05.04 21:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

お、ホームズとルパンですか。
両方がお好きという方は初めてかも。

ホームズとだったら、どちらかというとアルセーヌ・ルパンが好きでしたが、詳細をほとんどおぼえていないところを見ると、やはり私はポワロ派だったのでしょうね。ポワロは、ルパンと違って全くハンサムではないし、ポワロというキャラクターは鼻持ちならなくて心のアイドルにはならないのですけれど、アガサ・クリスティの書く世界が好きだったようです。

しかし、解決警部がホームズとルパンから来ていたとは!
あのかっこよさはルパンから来たのかな?

宮沢賢治の作品はとても美しくて、そして透き通った悲しさを持っています。弱いものへの優しい視線があり、書くものはその人の魂そのものなんだなあと思わせてくれる珠玉の作品がたくさん詰まっています。ときどき無性に読みたくなります。

コメントありがとうございました。
2020.05.04 21:27 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
いや~、夕さんの愛読書は何度かお話に出てきていたので、何となく知ってはおりましたが、こうして並べてあると、ほ~、なるほど~とまたいたく納得した次第です。なんというのか、これって、どの1冊を選んだかというよりも、どの7冊(+α)を選んだかという組み合わせに面白みがあるのかも、ですね。
ほんとに、物書きって面白い。好きな本からなんの影響も受けずには済まないので、いわゆる読み手にしかならない人たちとはまた違う、本を選ぶだけでも独特の世界観を持っているように思いました。というのか、もう、本をそのまま血肉にして生きてる(そして、アフリカに行くとか、この歳になってピアノを弾き始めるとか)。

宮沢賢治は私も好きです。でも、どの小説も、子どもの時に読んだときにはあまり意味を理解していなかったかも。なんというのか、ある程度、酸いも甘いも経験してから?のほうが面白く納得がいったという気がします(昔の人の生死に関わる経験値は私たちよりもずっと早い段階で高くならざるをえなかったからなんでしょうね)。
アガサ・クリスティはもう、みなさん書かれているように、誰にとってもバイブルですね。私も『オリエント急行の殺人』に影響を受け、一時、あの列車に乗りたいと夢見たものでした。でも、私はけっこう、ルパンとホームズに嵌まった方なので、ポワロ派ではなかったかも。

何はともあれ、絡んでくださってありがとうございます(^^)/
2020.05.06 14:34 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

ああ、そうですね。
一押しの一冊だけだと、その人の一部が見えてくるだけだけれど、7冊あると組み合わせで腑に落ちる部分ってあるかも!
みなさん、それぞれいろいろなジャンルで選んでいらっしゃるじゃないですか。
うん、その組み合わせが面白いんですよね。

そして、それぞれの作品を読んでいたりすると、作品と本や思想との共通点が見えてきたりして、そちらもまた面白くなる記事ですよね。

宮沢賢治もですけれど、本当にいい児童文学って、子供の時に読んでもいろいろと心に響きますけれど、大人になってから読むともっと別な意味でしみじみと感じることがありますよね。私が残してある子供向け本は、そうしたダブルで感激が多いかもしれません。

彩洋さんもルパンとホームズ派ですか。
私は高校生くらいまではルパンとホームズをよく読んでいたのですけれど、大学以降はポワロ一択になってしまったような。
なぜだか自分でもわからないのですけれど。
いずれにしても、大きな影響を与えてくれた作品群であることは間違いないですよね。

面白いネタのご提供とコメント、ありがとうございました。

2020.05.06 22:59 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
今晩は。
だいぶ間が開いてしまい、既に新しい記事も更新されているのに、敢えて此方に失礼いたします。
ブックカバーチャレンジ、皆さん本当に様々な本を紹介くださいましたね。
昨今、本当に本を読まなくなったので、この機会に!
と、思い立ったのをコロナに邪魔されています。
その気になれば、家族が買った(溜め込んだ)本があるので幾らでも読めるはずですが、コロナに邪魔されていると言いはります。

宮沢賢治は私も好きです。特に失くなった妹さんへの「永訣の朝」が心の何処かに引っかかっていて、今でも時々思い出します。詩はあまり得意ではないのですが。「セロ弾きのゴーシュ」は小学校の劇でカッコウの役をやったのですが、他の役、全ての台詞を覚えた覚えがあります。それだけ、すっと入ってくるものがあったのでしょうか。

ブックカバーチャレンジと外れてしまいますが、是非一度と思いつつ、アガサ・クリスティを一度も読んだことがないのです。「そして誰もいなくなった」の方ですよね。ミステリーは小学校の時、ホームズを読み込んでいたのですが、何かのはずみで「ホームズとルパン」を読んで、其処からルパンに行くどころか、ホームズが全然違うと憤り、一切を捨て去ってしまったという…今思えば勿体無いことをしました。

「黄金の枷」シリーズ、実は八少女さんの作品で一番好きなんです。ただ、だいぶ抜けてしまったところもあるので、読み直しも併せて楽しませていただいております。
コロナが落ち着くまで後少しと信じて。では、失礼いたします。



2020.05.11 15:54 | URL | #yl2HcnkM [edit]
says...
こんばんは。

いえいえ、読んでいただき嬉しいです。まとめてコメントも大歓迎ですよ!

ブックカバーチャレンジ、みなさん本当に毛色の違う本をお読みになっていらっしゃいますよね。

私も本棚には、まだ読んでいないいただき物の本がいろいろとあるのですけれど、結局手をつけていなかったりして。
なのに、この記事を書くときに引っ張り出してきた愛読書から、また「北人伝説」読んじゃった。何十回目だって……。

日本の本は帰国したときしか買えないと言い張っていたのですが、つい最近Kindleを導入したので、日本の本も普通に買えるようになりました。便利な世の中ですね。それに電子書籍なら、海外旅行にもiPhone一つで持って行けるし……。
とはいえ、愛蔵版はまだやはり紙で持っていたいと思うのは、昔人間のノスタルジーかなあ……。

宮沢賢治の「ことば」の力はものすごいものがありますよね。
私は、習い始めの頃は「永訣の朝」の意味することがよくわかっていなくて、何年も経ってからようやく実感としてわかるようになりました。
それから読み返してみれば、「銀河鉄道の夜」も「セロ弾きのゴーシュ」も優しくて悲しい、けれど力強い言葉遣いに心打たれて泣きました。
ときどき読み返して心を洗っております。

あ、クリスティはこれからなのですね。
あまりにも有名で、全然違うミステリーでネタをばらされてしまったりするのですけれど、オリジナルのクリスティ一度は試してみてもいいかもしれません。謎解きとしてのミステリーではなくて物語を楽しむ目的で私は読みますよ。エルキュール・ポワロは、ホームズやルパンのように格好いい探偵ではないのですが、私は一番好きなのですよ。もし乗り物がお好きでしたら、私が表紙をのせた2冊はおすすめですよ!

「ルパン対ホームズ」もそうですけれど、それにときどき私たちがお遊びでさせていただくコラボも同じですが、やはり別の人間が書くと原作者本家本元の書くキャラクターからはどうしても劣ってしまいますよね。ましてや自分のとこのに勝たせちゃ(笑)

さて。「黄金の枷」シリーズ、お氣に召していただき感激です。
基本は本編『Infante 323 黄金の枷 』だけでわかるはずなんですが、実は、かなり外伝も書いてしまっているので……。
いずれにしても現実には存在しない奇妙な設定がてんこ盛りなのですが、今回連載している『Usurpador 簒奪者』でも、いろいろと設定のおさらいをしてあります。わかりにくくて、本当に申し訳なく……。ひー。

コロナ、みなさま大変だと思いますが、お互いに頑張って乗り切りましょうね。どうぞご自愛くださいませ。

コメントありがとうございました。
2020.05.11 22:24 | URL | #9yMhI49k [edit]

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