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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】Usurpador 簒奪者(6)希望

『Usurpador 簒奪者』の続きです。

前作『Infante 323 黄金の枷 』や外伝で登場したときの22が、とても感じが悪かったのと、今回のストーリー(30年前)の彼ができすぎキャラなので、前作からの読者のみなさまがかなり警戒しておられるご様子。このストーリーは、どうして彼があんな感じの悪い人になってしまったのか、そんな人を主人公に据えて第3作『Filigrana 金細工の心』はどうすんだ、ということを説明するための作品といっていいでしょう。

というわけで、今回からの3回は、少し冗長ですが、書かねばならない章でした。ええ、筆が進まず結局一番最後になったこの3つです。

今回の22の考え方ですが、前作の23とかなり似ています。もっとも、はっきりと誤解のないように口にしている22とくらべて、23の方は何も言わないので話が長くなった、という説もありますね。コミュニケーションは大事。



『Usurpador 簒奪者』を読む「Usurpador 簒奪者」をはじめから読む
あらすじと登場人物





Usurpador 簒奪者(6)希望

 4月も終わりになると一斉に芽吹いた新緑が、街を鮮やかにする。この館から決して出て行くことのできない青年が、背筋を伸ばして立ちすくむ窓辺からも、日々変わっていく世界の様子が見てとれる。

 冬に窓から眺めた街は、陰鬱な憂いを見せた。赤茶けた瓦は僅かに黒ずみ、時おり格子の外側に停まるカモメも、膨らませた羽毛に顔を埋めて暖かい室内に入れない不条理にムスッとした顔つきで耐えていた。だが、太陽の馬車はひたすら空をめぐり、日の長さをどんどんと伸ばした。屋根瓦の合間から深緑が萌え立つようになると、世界は心地よく緩み、朗らかな笑顔を振りまくようになった。

 そんな風に、2人でいるときの22もまた、冬とは明らかに違う朗らかな笑顔を見せるようになっていた。

 視線が交わった僅かな瞬間の戸惑いが、微かな笑みに変わり、それから確信が瞳に表れた。優しいメロディと礼儀正しく親しみある言葉が、もっと情熱的な音と健康的で爽やかな語らいになった。マヌエラは、その彼に恋をしているのだと、はっきりと感じるようになっていた。それも一方的ではなく、慕う相手に想われていることを確信して有頂天になった。

 そして、それに伴い、ある種の非生産的な人生を意識するようになっていた。マヌエラの母親は家庭に入ったときに、それまでしていた歯科助手の仕事を辞めたのだという。もともと辞めたかったから悔いはなかったと聞かされたが、私なら仕事を辞めなくてはならないなら、結婚なんかしたくないなと子供心に考えた。それからも、誰かのために自分の築き上げてきたものを全て引き換えにすることなど、考えることがなかった。

 インファンテである22は、当主のスペアとしての人生を送る。ドン・ペドロとカルルシュがこの世からいなくならなければ、ドラガォンで主たる役割を果たすことはない。彼は木彫りの雄鶏を彩色する仕事をしているが、それだけだ。それ以外に求められるのは、いや、そもそも真に求められているのは、子孫を作ることだけだ。

 彼に選ばれるということは、結婚ですらない。彼は法的には存在していないのだ。彼女自身が、彼といる間、やはり存在しないも同然になる。もし子を産めば、我が子だけはドラガォンの血脈の中で意味を持つが、それは存在しない者たちの手柄とはならない。22の愛を受け入れること、それは、文字通り愛のために人生を捧げること、つまり、それ以外の全てを諦めることなのだ。

 彼と合意した赤い星を持つ娘は、最低1年間を居住区で共に暮らし、彼の子供を産むことを期待される。もしその娘が、何らかの志を持ち成し遂げたいと望むならば、たとえば、この館にやって来た時のマヌエラ自身のように、中枢システムに属して知識や能力を存分に生かした役割を果たしたいと望むのならば、自らインファンテの元を去らなくてはならない。

 少なくとも1人の子供を産むか、もしくは1年経っても妊娠しなければ、赤い星を持つ娘は青い星を持つ男の元を自由意志で出て行くことが許される。それが、関係を強制されることもある女たちへのシステム上の救済措置になっていた。

 けれど、彼女にそれができるだろうか。ありとあらゆる才能を持ちながら、生涯を黄金の枷の中に閉じ込められて過ごす孤高の青年、彼女が惹かれてやまない男を捨て、自分だけが外へと歩み去ることが。彼の、1年以上かかってようやく見せるようになった輝くばかりの笑顔と、幸福に舞い踊る音楽の翼をまとめてゴミ箱に放り込むようなことが。

 22は、事を急ごうとしなかった。彼は、自分の立場を誰よりもよくわかっていた。父親である当主の許可を得てマヌエラの手を正式に求めること、彼女のたった1人の青い星を持つ相手となることを切望していたが、彼と共にいる限り彼女もまた檻の中にいなくてはならないことを知っていた。彼女の才能と、この館に来た理由を理解しているからこそ、それを諦めさせることの残酷さを知っていた。

 彼は、それまでにいた他のインファンテ、たとえばカルルシュの父親321のように、1年ごとに新しい女と寝たいと考えるような人ではなかった。彼はマヌエラと生涯を共にしたいと口にした。それが彼女のそれまでの望みを絶つからこそ、彼は慎重にマヌエラの意思が固まるのを待つつもりだと言った。それゆえ彼は、人前でマヌエラを愛している素振りを見せなかった。たとえ、館の多くの者がそれに氣付いていても。

 彼は、居住区の掃除のために彼女がやってくる僅かな時間にだけ、その想いを伝えた。優しい語らいと情熱のメロディ、楽しい会話と、わずかな触れ合い。

* * *


 しばらく経った別の午後、彼は、乾かすために机に並べられていた木彫りの雄鶏を、1つ1つ仕切りで区切られた段ボールの箱に収めていた。伝統的にインファンテは、目立たない手仕事を持っている。いつの頃からそうなったかを誰も知らない。おそらくは、有り余る時間を過ごすために誰かが始めたことなのだろう。彼の仕事は几帳面で、ムラがなく、それでいてよく見ると遊び心のある絶妙の色使いと模様を用いていた。

 それらが詰められた箱は、夕方までに居住区の入り口近くの小さなテーブルに置かれる。あまり時を置かずして、召使いがそれをバックヤードへと持って行き、配送の準備を整える。街のいくつかの土産物屋で観光客たちがそれらを手にして購入していく。その木製の雄鶏たちが、どんな運命を辿るのか知るものはない。リビングルームの片隅で他の土産物に混じり埃を被るのかもしれない。もしくは、大して注意を払われることもなくフリーマーケットに出品されるのかもしれない。

 22は、黙々と彼の小さな作品たちをしまい込んでいく。
「氣に入って、大切にとっておく人だって、きっといると思うわ」
マヌエラの言葉に彼は「中にはね」と、肩をすくめた。

「この仕事をするよりも、読書や音楽にもっと時間を割きたいの?」
その問いを耳にすると、彼は意外そうにマヌエラを見て、それから首を振った。

「いや。この仕事を週に何時間しなくてはならないといった決まりはないんだ。実際のところ、全くやらなくても何も言われないだろうな。だが、少なくともこれは、本当に僕がやるべき数少ない義務の一つなんだ。学問や、音楽はそうじゃない」
「そんな……」

「これを彩色するとき、思うんだ。これが現実だと。僕は、誰も知らない存在すら氣に留めない彩色職人、父やカルルシュとは違うと」
「そんなことないわ。あなたは、システム上は名前を持たないけれど、私たちにとって間違いなく必要なひとよ。あなたは有能なだけでなく、人柄もよくて、皆に慕われている。私たち使用人だけじゃないわ。ドン・ペドロも、そしてドン・カルルシュも、あなたのことを誰よりも頼りにしているみたい」

 その言葉を聴くと、彼は黙ってマヌエラを見た。それから立ち上がり、格子の嵌まった大きい窓の前まで歩いた。しばらく背を向けて窓の外を眺めていた。彼女が、この話を始めるべきではなかったのかと思いだした頃、彼は背を向けたまま言った。

「僕が13歳になるまで、この隣の居住区には21が住んでいた。彼は、コルクで小物を作る職人だったらしいけれど、僕は彼が作品を作ったのを見たことは1度もない。いつもひどく酔っていて、誰かれ構わず罵倒していた。それを非難されると、笑いながら周りに迷惑をかけるのを楽しんでいると豪語するような人だった」
「楽しむ?」

 彼は、振り向いた。彼の後ろから差し込む日差しがつよく、その表情がよく見えなかったので、マヌエラは不安になった。

「そう、よくそう言っていた。でも、僕自身が居住区に住むようになってから、彼のことを少し理解できたような氣がする。本当に楽しんでいたんじゃない、彼はひどく不幸だったのだと」
「ドイス……」

「僕は、彼のようになりたくないし、なるつもりもない。でも、僕は皆に頼られるような立派な存在でもない。父も、カルルシュも、僕に好意を寄せてくれるのは知っている。僕も期待に応えたいと思う。だが、ここに入る前に周りの世界に抱いていたのと同じ感情を持ち続けることは、とても難しいんだ。どこかで、もう1人の自分が冷たく言っている。僕の何がわかるんだ、彼らは、ここで暮らしたことなんてないんだ、何を学ぼうとその知識を用いる場のない、将来に夢や希望を抱くこともできない虚しさは、彼らにはわからないってね」

 マヌエラは、彼の言葉に何かを答えようとしなかった。彼の言うとおりだ。ずっと多くのものを手にしている彼女が言えることはない。彼女がこの居住区から出ることを許されなくなるまでは。

「僕らインファンテは、その成り立ちから、どうしたって孤独に苛まされるようにできている。だが、システムを変えることができない以上、折り合いをつけて生きていくしかない。結局、どの男たちも似たような解決策を求めたみたいだ……残念ながら叔父の21に選ばれた赤い星を持つ10人以上の女性たちは、全員が彼のもとを去ることを選んだけれど、その前にいた320に選ばれた女性は彼が亡くなるまでずっと一緒に居たと聞いている。その話は、僕にとって希望の光なんだ」

 彼女は、真剣に頷いた。軽々しく、自分がそうなると言ってはいけない。でも、きっと私はそうするだろう。彼女は、心の中で呟いた。彼は、笑顔に戻って言った。

「許してくれ。君を困らせるためにこんなことを言ったんじゃない。むしろ反対だ。僕は、君と幸せになりたいと願っている。その一方で、君にもずっと幸せでいて欲しいし、後悔して欲しくないんだ。だから、この格子のこちら側が何を意味するのか、隠したくなかった。結論を急がないで、よく考えてくれ」
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Category : 小説・Usurpador 簒奪者
Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
「なんであんな感じの悪い人になったのか」ってのを説明されるお話と思って読ませていただいているわけですが、なんか、この感じのいい若者が感じが悪くなると思うと、現時点ですでに、運命ってほんと、ままならないのね、って気持ちになります。でも、切ないとか悲しいとか負の感情よりも、なんか冷静に受け止めた方がいいんだろうなと思っているわけです。
今回の部分を読むまではマヌエラもただただ被害者的立ち位置なのかと思っていたのですが、彼女は彼女なりに(良い悪いじゃなくて)色恋だけじゃなくて自分の人生をどう設計するかについて、思慮が働いていたんですね。
個人的にはカルルシュにも肩入れしてやりたい気もあったりで、まぁ、誰が良い悪いじゃなくて、ほんとに、このシステムの中でそれぞれがどう生きるかという話だと思ったら、普通の恋愛小説みたいに「くっついたくっつかない」で割り切る話じゃないんだろうと思って、ある意味、読む方も割り切って読んでいます。うん。(なんか勝手に納得)
2020.05.07 06:35 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
更新、お疲れさまでした。

はい、警戒している読者のひとりです(笑)
なので、毎回、くるぞくるぞ、とはらはらしたり、期待したり。楽しませてもらってもいます。

で。
だあああ、なにをぐずぐずしてんでしょうね、22は。特権あるんだし、マヌエラもまんざらじゃないんだから、さっさと押し倒しちゃえばいいのに(って、ウチの子たちも一緒かw)
とはいえ、ドラガオンのシステムの非人道性を知り尽くしているし、マヌエラを大事に思っているからこその我慢だから、責めることはできないんですけどね。むしろ、誠実で紳士的だと褒められるべきところなんでしょうね。でもなぁ、結局、だれも幸せにならないんだよな……(それにそうなっちゃうと、23の話が無くなっちゃうしw)
それにしても、ここまでいい人が、ああなっちゃうのか。やはり恋愛がからむと、しかもこういう環境にいる人だと、なにかあったときのダメージは大きいんだろうなぁ。おまけに、カルルシュが悪い子じゃないだけに、よけいに悲劇的ですよね。
2020.05.07 12:15 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。私の中での受け止め方では、今ここにいる感じのいい人も、三十年後の感じの悪い人も、結局は一人の人間という感じでしょうか。人々からの慕われている度と腫れ物度は、180℃変わってしまうのですけれど、本人の本質はあまり変わっていないのですよね。それを現在は本人だけが自覚している、そういうあたりでしょうか。

実は23の方は、周りからの人氣でいうと、22と反対のベクトルをとりました。マイアが来るまでは、みなに遠巻きにされてぼっちで靴作っていたのですが、マイアとあれこれしているうちに、周りの人とも上手くいくようになったという過程を楽しんで書いていた記憶があります。どちらにしても同じ人間なんですけれど。

マヌエラとマイアのには、ヒロインとしての絶対的な違いがあります。要するにマイアだけが徹頭徹尾、何もわかっていないのに較べて、マヌエラは相手の想い、自分の想い、色恋だけじゃないあれこれ、いろいろなことをちゃんとわかっているんですよね。

恋愛ものの多くでは「愛こそ全て」で、他の要素がだいたいなかったことになるんですけれど、実際にはそんなことはないですよね。
最終的には彼女が「選択して」カルルシュと生きていくことになった過程、『Filigrana 金細工の心』には出てこないので、それで『Usurpador 簒奪者』を先に発表しようかなと思った次第です。

マイアみたいな脳内お花畑の話を二つ(または三つ)続けて書くつもりはなくて、だから、実は『Usurpador 簒奪者』と『Filigrana 金細工の心』は、『Infante 323 黄金の枷 』ほどルンルンの話にはならない予定です。割り切って読んでいただけるとちょうどいいかもしれませんね。

コメントありがとうございました。
2020.05.07 19:43 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

あはは、警戒しますよね。

前作を読んでくださった方には、また第1章を読めば、マヌエラがカルルシュと結婚してしまったのはわかってしまうので、読者からの予想がずれることはないのですけれど。

この章で22が語っている21の話は、後々、自分にもふりかかってくる運命の予言みたいになってしまっています。

24が壊れてしまうまでは、ドラガォンの一番の頭痛の種は意固地な22でした。
もっとも酔っ払いで感じの悪い21も、変わらずに問題を起こし続けていましたが。

TOM−Fさんのところも、なかなか押し倒しちゃえない紳士がいっぱいいてあれこれ進まないようですが、その代わりそちらは女性陣の思い切りはめっちゃいいようで(笑)

ウチのこの2人はここで、また一つ、グズグズする要因が出てきます。それはまた次回ですけれど。
確かに、ここでさっさとゴールインしちゃえばよかったんですよね。
あ、よくないか。そしたらマイアが困るわ。

22は、21や23そして24と比較すると、もっとも素直でない人です。
外伝でも、その性格をときどき描写しています。たとえば、めっちゃ甘いものが好きだけれど、自分からは絶対に「いいからお菓子もってこい」って言わない人なんですね。おそらくこの時代も、いろいろなものを手にするカルルシュに対して言いたいことがあったのに、それもずっと言ってこなかったんだと思います。だからカルルシュは、22に依存するくらいに心酔しています。

カルルシュは、21のような「やなヤツ」ではないです。ですが、ご存じのように残念なタイプです。「悲劇」は、この「残念さ」に引き起こされたのかも、そんな風に思いながら書いています。
ええ、この辺り、自転車操業なんです。しばらく頑張ります。

コメントありがとうございました。
2020.05.07 20:05 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
冒頭の過ぎゆく季節の表現、素敵でした。こういう感じ、大好きです。
サキも書こうとはするのですが、なかなか上手くいきません。

22、マヌエラの気持ちをとても尊重しているようですが、本当のところどんなふうに考えているんでしょうね。彼の表情がマヌエラには見えていないのと同じように、サキにもよく見えません。
でも、考えまいとしても、どうしても自分にとって理想的な展開を思ってしまうのが人間ですから、きっとマヌエラとの理想的な展開も可能性として(否定しながらも)思い描いているんじゃないかと想像しています。
彼女にすべてを正確に正直に説明し、きちんと彼女の理解を得た上で自分のものになって欲しい。彼女ならきっとそうなってくれるという希望のような物があるのかもしれません。あるいは確信?
この段階ではマヌエラの決心はすでにかたまっているように感じられるんだけど・・・。

その希望(確信?)が裏切られたとき、彼は変わっていくのかな。
「結論を急がないで、よく考えてくれ」
とは言うものの、彼にとっての結論は決まっているんですね。
マヌエラの決心を変えさせたものはやはりドラガォンシステムそのものなのでしょうか?
複雑な展開、ちゃんと読み込めていたら良いんだけれど。

ああ、マイアはのお花畑さ加減が際立つなぁ。そしてある意味ラッキーだったのでしょうか?
2020.05.08 11:58 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

情景描写は、サキさんのお得意とするところだと思うのですけれど……。
とにかく褒めていただき、木に登っております。

22は、もともと誰にでも心の内をペラペラと話す方ではないのですけれど、この時はマヌエラを100%信頼しているので、これが本心だと思っていただいて結構です。それに、マヌエラが自分の事を好きなのもわかっているので、若干余裕のある態度を見せているのかもしれません。

彼自身には、いろいろな選択肢があるわけではないので、(強制することはできるけれど、それだと一年後に出て行かれてしまうのもほぼ確定ですし)頭のいい彼としては、誠実に頼むという正統派の手段に出るしかなかったのではないでしょうか。

22が考えていたのと同じくらい23も考えて、あれこれ悩んでいましたが、おっしゃるとおりマイアは何も考えていませんでしたね。「23はドンナ・アントニアが好きなんだろうな」ぐらいのことをぐるぐる考えていました。マヌエラは、もう少し前提となる知識があっただけでなく、もう少し野心的な願いもあったので、単純に惚れた腫れただけで結論を出さずに考えています。

マヌエラは「打算的なヤツ」ではありませんが、「愛さえあれば」というような単純な人でもないということですね。
マイア的なタイプと比較して、どちらが幸せかは、なんともいえません。少なくとも、今のところマイアはもっとも幸せでしょうね。

コメントありがとうございました。
2020.05.08 22:45 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
なんだろうな。読んでいて、自分の人生も縛られているな。
って思うこともあったり、なかったり。って感じになるんですよね。

自分は医療職をやりたいから、専門学校に通って、
今でもその職業を続けているのですが。
逆を言うと、それ以外の選択肢が消えてしまうな。
って感じるときはあります。

いや、スーパーのレジ打ちとか、飲食業の店員とか。
あまりそういう経歴なく過ごしていたので。
経歴が偏り過ぎていて、なんだかなあ、、って感じる時もあります。

2020.05.10 00:02 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。
形は違いますけれど、私たちの誰もが、何らかの形で縛られているのだと思います。
それは、たとえば30年もしたら簡単に変わってしまうような価値観であるかもしれませんし
たとえば「人類は地球と同じような大氣と温度と水のある環境にしか住めない」というような囚われ方であるかも。

とはいえ。
専門知識や資格なしに医療職には就けませんが、専門知識のある人がそれの必要のない職には就くことは可能だと思いますよ。
ただ、人事担当者は、経歴や学歴だけを見て採用するわけではないので、あくまで一般論ですけれど。

コメントありがとうございました。
2020.05.10 20:35 | URL | #9yMhI49k [edit]

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