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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【キャラクター紹介】マヌエル・ロドリゲス

久しぶりのキャラクター紹介の記事です。発表済みの作品や、まだ発表していない作品のキャラクターをちょこちょこっと紹介して、作品に親しみを持ってもらおうかな、という姑息な企画ですね。

今回は連載中の「黄金の枷」シリーズから外伝にしか出てこない脇キャラ、マヌエル・ロドリゲスの紹介です。現在連載中の『Filigrana 金細工の心』はもちろんのこと、それ以外にも今後活躍する予定は全然ないのですけれど、なんかたまには全く重要でもないお気楽キャラの紹介もいいかなーと思って。


【基本情報】
 作品群: 「黄金の枷」シリーズ
 名 前: マヌエル・ロドリゲス(Manuel Rodrigues)
 居住地: Gの街(D河を挟んでPの街の対岸にある。モデルはVila Nova de Gaia)
 年 齢: 初登場の「追憶のフーガ — ローマにてでは28歳
 職 業: 修道士見習い 兼 《監視人たち》中枢部つき

* * *


マヌエルは、Pの街で《監視人たち》の家系の1人として生まれました。子供の頃から運命づけられた家業(《星のある子供たち》たちの監視ならびに掟の強要)に疑問を持ち、その枠組みから逃げ出すために、神学にも教会にも興味もないのに神学生となることを選びました。

しかし、女の子は大好きなので、妻帯の許されない司教になるつもりははじめから皆無でした。予想に反して送られたのがカトリックの総本山であるヴァチカンで、しかもドラガォンとつながりの深いエルカーノ枢機卿の秘書にされてしまいます。早く司教になるための終生誓願をするようにとつつかれていたので、どうやって逃れようかと画策していたところ、ローマで以前に監視したことのあるクリスティーナと出会います。実は、クリスティーナはもともと《星のある子供たち》生まれで亡くなったドラガォンの最重要人物の恋人でした。そして、システムの例外救済措置で自由になったばかりでした。

後に、ドラガォンで発生したある事件を解決するために、クリスティーナは《星のある子供たち》である別の人物と入れ替わり再びPの街に帰ることになりました。クリスティーナを崇拝するマヌエルは、彼女の側にいるために、《監視人たち》中枢組織の一員として働くことを了承しPの街に戻りました。

帰国後しばらくは『ドラガォンの館』のすぐ近くにあるサン・ジョゼ・ダス・タイパス教会付きの修道士見習いでした。ボルゲス司教の計らいではじめた地域の独居老人を定期的に訪問する仕事にやり甲斐を感じるようになります。現在は新しく担当になったGの街の小さな教会に住み、地域住民の便利屋のような仕事を続けています。

一方で、ドラガォンからの依頼で、イタリアやスペインから来た客人を案内する仕事や、クリスティーナの通訳兼ボディガードを任されることもあります。とくに前の経歴やヴァチカンの要職にある人物と親交があることから、ヴァチカンがらみの訪問者があるときは、クリスティーナやアントニアの通訳を優先的に任されています。

あっけらかんとしたお調子者で、フットワークはとても軽いです。クリスティーナには仕事相手としか認識されていませんが、なにかとペアで仕事ができるので今のところ満足しています。

ちなみにクリスティーナのマヌエルに関する第一印象がこれです。ひどすぎ(笑)

 ふと視線を感じて横を見ると、先ほど彼女がタラップを降りる時にちょうど後ろにいた、若い青年がいた。どちらかと言えば貧相なタイプで、茶色い髪は少し伸び過ぎで、黒いシャツに灰色のジャケットはフランス資本のスーパーマーケットで揃えたような安物だった。




【参考】
小説・黄金の枷 外伝
「Infante 323 黄金の枷」『Infante 323 黄金の枷 』
『Usurpador 簒奪者』を読む『Usurpador 簒奪者』
『Filigrana 金細工の心』を読む『Filigrana 金細工の心』
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Tag : キャラクター紹介

Comment

says...
あぁ!マヌエルだぁ。
けっこう自由奔放に振る舞うドラガオン関係者には珍しい人物なのですが、彼にはメイコやミク、それにジョゼも?が大変お世話になっていますから特に親しみを感じています。
クリスティーナ(コンスタンサ?ややこしいなぁ)との関係は少しは進展したのでしょうか?あの第一印象ですが、恋すればあばたもえくぼ・・・とはいかないのかなぁ。
ま、楽しく気楽にやっているようなのでそれはそれでいいとしましょうか。
ここで紹介されるからには本編でも・・・と一瞬思ったのですが、え?今後活躍する予定は全然ない?
それはガッカリです。
2020.08.23 11:25 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

この人はですね。《監視人たち》の家系なので、《星のある子供たち》と違って、かなり適当でも許されます。完全に逃げちゃうことも可能なんですよ。でも、家族との縁もキープしたいし「そこそこでいっか」みたいな逃げ方をしていたら、たまたまクリスティーナに出会って、そのまま犬っころになってしまったので(笑)

私の中では、本編にはあまり関係なく、外伝の中でみなさんと遊んでいただく用のキャラですね。メイコには、毎回美味しいものをご馳走になっていることにしてしまい、申し訳ないくらいです。

クリスティーナとの仲は、まあ、無理じゃないですか? 元カレのドン・アルフォンソと器の違いが……(笑)ドン・アルフォンソも亡くなる前に「他の人を見つけて幸せになる」とクリスティーナに約束させたのですけれど、「え。コイツ?」と草葉の陰で戸惑うでしょう。

> ここで紹介されるからには本編でも・・・と一瞬思ったのですが、え?今後活躍する予定は全然ない?
> それはガッカリです。

外伝専用キャラなので、本編では全く活躍しませんが、コラボのご要望やリクエストがあれば、いくらでも動かしますので〜。

コメントありがとうございました。
2020.08.23 19:20 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
マヌエルさんですか。
どうもあっちの人の名前は、ぱっと見で男か女かわかりにくいのが難点ですよね。マヌエルは男で、マヌエラは女とか……。
それを考えると、本編に登場しないというのは、助かるかも(笑)
冗談はさておき。
クリスティーナのワンコみたいな状況ですが、彼は自分のやりたいことのためにシステムをうまく使いこなしているようにも見えます。システムのせいで悲劇的な人生を送る人もいるんですけどねぇ。
いずれにせよ、こういうキャラがたくさんいると、いろいろと使い勝手はいいですよね。
2020.08.26 08:49 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

ええそうなんですよ。
名前のバリエーションが限られているので似たような名前が多くなるかも。
たとえばメネゼスはアントニオで、ヒロインはアントニアだし。
実は、ジョアンとジョアナもいますしね。

しかし、マヌエルはどうでもいいキャラなので、本編でかっこよく絡んでくることはないです。
マヌエラだけ憶えていていただければ、それでオッケー。

私のワールドには、この手の「非重要キャラ」ってよく出てきます。
「ニューヨークの異邦人たち」関連だと、リチャード・アシュレイやアウレリオ・ブラス(すぐいなくなってしまうマディの旦那)もそうですし、「黄金の枷」シリーズでは、このマヌエル・ロドリゲスとジョゼ、マイアの二人の妹、それにライサの妹のマリアあたりですね。

私は本編を発表するときには、既にかなり先まで書き進んでいることが多く、ネタバレしないように重要キャラではコラボなどをなかなか書けないのですけれど、この手の「非重要キャラ」はどうなっても特に問題ないので、非常に便利ですね。
たまにジョゼのようにまったく予定にないことになってしまうキャラもいて、それはそれで面白いです。

コメントありがとうございました。
2020.08.26 20:27 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは(^^)/
「ある事件」でおいたをしたうちの子と、なんともウマが合いそうなマヌエルですが、どちらかというとお兄ちゃんの方と知り合いだったですよね、たしか。うちのへのへのもへじくんも、このキャラを結構気に入ってたんだろうなぁ。覚えめでたそうだったし。
外伝キャラにこういう人がいるとほっとします。とくに本編が実は結構重めの内容だったりすると。あ、でも、マイア編はお花畑に蝶々が飛んでいましたね。
クリスティーナにくっついてPの街に帰ってきたけれど、ただのわんこ扱いだったとは。確かに、器不足・役不足だとは思っていましたので、いい感じになるわけはなさそうだけれど。で、改めて読むと、クリスティーナの第1印象、こんなのだったか……まぁ、本人が楽しく生きていそうなので、良いことにしましょう(^^)/
またどこかで遊ばせてもらおう(*^_^*)
2020.08.29 17:03 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんにちは。

マヌエル、そちらのどちらとより親しいのかなあ。どっちだと思います?
私の想像だと、お兄ちゃんとは、仕事の場で枢機卿と一緒の時に逢ったのだと思うのですよ。でも、もへじお兄ちゃんって相手が若いからって「じゃ、2人で飲みに行く?」みたいに距離を縮めたりするのかなあって。むしろ後から紹介されたトトのほうが、「へえ。歳も近いし、ちょっと飲みに行く?」みたいに仲の良さレベルをサクッと上げていきそうな感じするんですけれど、どうでしょう?

マイアは、外伝の方に移りましたが、こっちのほうが伸び伸びできて喜んでいたりして(笑)

さて、クリスティーナ。あの作品の時には、まだネタバレがあってアルフォンソの元カノだとは言えなかったのですけれど、今は堂々と言えて嬉しいです。

で、別に元カレと比較して新カレを選ぶ必要はないのですけれど、さすがにここまで違うと「うーん、悪いけれど」って感じになるのでは。まあ、でも、けっこういい(お仕事)コンビなので、この先もずっとこうだったら、遠い未来に「ま、いっか」になる可能性がないというわけでもないですよね。

そんなわけで、この人はいくらちょっかい出しても、本編には何の関係もないので(そもそも影響すら及ぼせない)、ご自由に遊び倒してくださいませ。

あ、竹流世代のヴィーコ・トニオーラもどうぞごひいきに(笑)

コメントありがとうございました。
2020.08.30 13:58 | URL | #9yMhI49k [edit]

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