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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】辛の崎

今日は「123456Hit 記念掌編」の第5弾をお送りします。あ、まだお1人分枠がありますので、リクエストのある方はどうぞ。

今日の小説は、ダメ子さんのリクエストにお応えして書きました。


リクエスト内容
   テーマ: 成長
   私のオリキャラ、もしくは作品世界: 高橋瑠水
   コラボ希望キャラクター: ダメ子さんのオリキャラ
   時代: 現代
   使わなくてはならないキーワード、小物など: 大人の女性


ダメ子さんのところからは、定番でダメ家3姉妹をお借りしました。特に、今回はダメ奈お姉さまに女子大生らしい知識を披露していただくことにしました。

さて、リクエスト内容から考えると、たぶんちょっと違ったイメージの作品を期待なさっていらっしゃるんじゃないかと思うんですよね。でも、あえてこんな感じにしてみました。それと、今回は大阪から離れてみました(笑)


【参考】
「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」を読むこのブログではじめからまとめて読む
あらすじと登場人物



樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero・外伝
辛の崎


 澄んだ深い青だった。どこまでも続く日本海は息を呑むほど美しい。
「こんな見晴らしのいいところがあったのね」
瑠水は、真樹を振り返った。

「登った甲斐があっただろう?」
彼は、笑いかけた。
 
 駐車場にYAMAHAを停めて、10分ほど登ったところに石見大崎鼻灯台はあった。坂道や階段が続いたので、瑠水は少し息切れしている。真樹は2人分のヘルメットとバイクスーツの上着を持って来たにもかかわらず、息が上がった様子もないので、瑠水は少しだけ悔しかった。

 瑠水は、真樹とタンデムで出かけるようになってから、いろいろなところに連れて行ってもらっている。かつては、住む奥出雲樋水村と、出雲にある高校をバスで往復するだけだった。道草をしているときにたまたま知り合った生馬真樹は、誰もいないところでクラシック音楽鑑賞をする瑠水の周りにはいなかったタイプの友だちだ。バイクに乗せてもらい、クラシック音楽を聴くのが大好きになった瑠水は、よく週末に一緒に出かけるようになった。

「次はどこへ行くの?」
先々週、瑠水はまた連れて行ってもらえると期待して訊いた。すると彼は、少し困ったように答えた。
「少し遠くへ行こうと思っているんだ。お前も来たいなら、ご両親の許可がいるな」
「泊まり?」

 彼はギョッとした顔をしてから言った。
「まさか! 100キロちょっとだから、日帰りだよ。でも、朝はいつもより早く迎えに来るよ」

 暗くなる前に帰ってくる約束をして、瑠水は今日のドライブについてくることができた。江津市に足を踏み入れるのは初めてだった。

「すみませ〜ん」
後ろからの声に振り向くと、3人の女性たちが登ってきていた。
「灯台、今日登れますか?」

「いや。灯台の中は、灯台記念日にしか公開しないから」
真樹が答えると、どうやら都会からわざわざやって来た3人はがっかりしたようだった。

「もう、リサーチ不足だよ。ここまで来たのに」
3人は姉妹のようだ。顔がとてもよく似ている。一番年上に見える女性が言った。

「でも、灯台に登らなくても、ここからの眺めもなかなかだよ」
灯台の足下のテラスからは、絶景が広がっている。真樹と瑠水は、3人が景色を堪能できるように少し脇にのいた。3人は礼を言って景色を見ながら写真を撮った。

「ここ、バイカーには有名なの?」
瑠水は、真樹に訊いた。
「どうだろうな。ものすごく有名ってわけではないかもしれないな」
「こんなに絶景なのに? じゃあ、どうやって知ったの?」

 彼は笑った。
「去年の12月に、その先の都野津つのづ 柿本神社に仲間内でお詣りに来たんだ。その時にこの灯台のこと聞いて、一度バイクの季節に行ってみたいなと思ったんだよ」

「こんな遠くにお詣りにきたの?」
「そうだね。歳によって違うけれど、ときどき高津柿本神社にも行くよ」

 全国に存在する柿本人麿命を祀る柿本神社の本社とされる高津柿本神社は、ここよりさらに100キロほど西に行った益田市にある。  

「わざわざ柿本神社にお詣りするのね」
「うん。人丸さんには火防の御利益もあるから、ときどき仲間でお詣りするんだ」
真樹は消防士だ。

「防火の神様なの?」
「うん。『人麿ひとまる 』が『火止まる』に通じるから」

「柿本人麻呂って、益田市にいたの? それともここ?」
瑠水は、そもそもいつの人だったかしら、などと考えながら訊いた。

「さあ。俺はあまり古典には詳しくないからな」

 すると、先ほどから2人の会話が氣になっていた風情の、3人姉妹の次女と思われる女性が、ためらいがちにこちらを見た。
「えっと……石見の国府があったのは浜田市だそうです。7世紀のことだから、はっきりとわかっているわけではないんですが」

「お姉ちゃん! 知っているの!」
瑠水と同い年くらいのおかっぱの女性が小さな声で言った。
「ええ。大学の古典の授業で、わりと最近、柿本人麻呂についてやったんだもの。それで、ここに来てみたくなって……」

「そうなんですか」
「さっきお話に出ていた都野津柿本神社は、人麻呂と奥さんの依羅娘子よさみのおとめ が暮らしていたという伝承があるそうです。そして、彼が万葉集に収められている長歌に出てくる辛の崎からのさき も、ここだという説が最有力なんです」

「辛の崎?」
首を傾げる瑠水に、真樹は笑った。島根県人なのに、都会の女子大生に何もかも教えてもらっているのがおかしかった。

 高官としてその名が史書に残っていない柿本人麻呂は、政治犯として死罪になったのではないかという説もある謎の人物である。しかし、史書に名前はなくとも、その歌が後世に与えた影響は無視できず、歌聖と呼ばれ『万葉集』には、80首も採用されている。後には、正一位が贈位され「歌の神」となった。

 その人麻呂が残した多くの万葉歌の中で、ひときわ叙情的で格調高い石見相聞歌は、石見の地で最後の妻になったといわれる依羅娘子よさみのおとめとの間に交わされたもので、日本の和歌史上、初めて個の叙情を歌ったものと言われている。そして、江津周辺の地名がいつくか歌枕として詠みこまれている。

「駐車場に歌碑があっただろう? あれは、ここがその辛の崎だという説を発表した万葉学者の揮毫きごう だそうだ」

 角障經 石見之海乃 言佐敝久 辛乃埼有 伊久里尓曽
  つのさはふ 石見の海の 言さへく 辛の崎なる 海石にぞ
 深海松生流 荒礒尓曽 玉藻者生流
  深海松生ふる 荒磯にぞ 玉藻は生ふる
 (石見の海の辛の崎にある海の岩には、海草が生い茂り、荒磯にも藻が生い茂っている)


「そうなの。ってことは、柿本人麻呂とその奥さんも、この光景を見たかもしれないわね」

 3人の女性たちが、礼儀正しくあいさつをして去って行った後、瑠水は、もう1度テラスの先に進み、柿本人麻呂が見たと思われる光景を堪能した。

「屋上山こと宝神山。高角山こと鳥の星山。そして、角の浦に、角の里」
柵にかけられた案内板と実際の光景を見比べていブツブツ言っている様子を、真樹は楽しそうに見守った。

「ああ、本当にきれいね。あんな遠くまで真っ青な海が続いているのね」
「そうだな。あの時代には、旅をするのは大変だったろうし、その度に今生の別れかもしれないって思ったんだろうね」

「え。そういう歌なの?」
「そうだよ。上京するときに、奥さんとの別れを惜しんだ歌、それに、逢えずに亡くなった人麻呂を思う彼女の歌も『万葉集』にはおさめられているんだってさ」
「そうなの。昔は、大変だったのね。100キロくらい、バイクで簡単に日帰りできる時代に生まれてよかったわね」

 そう言って無邪氣に笑う瑠水に、真樹は本当にその通りだと思って頷いた。

* * *


 また灯台までの坂道を登るのは、思いのほか骨が折れた。あの日はなんともなかった10分程度の登り坂を、真樹は30分ほどかけた。事故で上手く動かなくなった左足を引きずりながら歩いたせいでもあるが、おそらくそれだけではなかった。あの日の眩しい思い出を噛みしめていたからだろう。

 いい陽氣で、空は高い。海は凪ぎ、優しい風が吹いている。

 あの日、俺は瑠水といつまでも側に居ると、心のどこかで思っていた。成長するのは瑠水で、自分はそれを待っているだけだと思っていた。たとえ日常生活で、いくらかの物理的な距離が間に置かれても、愛車 XT500で飛ばせば、簡単にその距離を縮めることができると思っていた。

 彼は、もう消防士ではなく、「火止まる」御利益を求めて柿本神社にお詣りすることはなくなった。そして、瑠水は遠い東京にいる。遠出をするのに親の許可が必要だった高校生ではなく、自立した大人の女性としてひとり立ち、自身の人生を進めていることだろう。

 事故が起きたとき、彼の人生は終わったと思った。瑠水が彼を拒否して東京に去ったショックが、事故を引き起こした不注意の要因だったことは否めない。だが、それで彼女の人生を縛り付けることはしたくなかった。だから、彼は瑠水にはなにも知らせなかった。

 そして、本当にそれっきりになってしまった。彼女にとっては、もう終わったことなのだろう。たぶん、俺にとっても……。なのに、まだ忘れられないとは不甲斐なさ過ぎる。あの3年間に捕らえられ、失ったものを思い続ける、成長しないのは自分の方だったらしい。そう思いつつも、ここに来て思い出すのは、やはりあの日のことだ。

ただ の逢ひは逢ひかつましじ石川に雲立ち渡れ見つつ偲はむ(万2-225)
(直接お逢いすることはかなわないでしょう。せめて石川のあたりに雲が立ち渡っておくれ。それを見ながらあの人を偲びましょう)


 都に着いていくことのできなかった依羅娘子が人麻呂を想い嘆く歌を読んだとき、人麻呂とは違い自分には逢いに行ってやる手段も氣概もあると思っていた。まさか、自分の方が、遠く東京にいる瑠水を想い、その山が退けば彼女のいる地を望めるのではないかと願うとは考えもしなかった。しかも、相聞歌にもなりはしない、ただの未練だ。

 時代や科学技術だけでは、越えられないものがある。それは、万葉の時代も今も同じなのだ。そして、人の心もまた、千年ほどでは簡単には変わらない。

 柿本人麻呂の詠んだ石見の海を眺めながら、彼は間もなくやってくるまたしても1人の冬を思い立ち尽くした。

この道の 八十隈やそくま ごとに よろず たび かへり見すれど いやとほ に 里はさか りぬ いや高に 山も越え来ぬ 夏草の 思ひしな えて 偲ふらむ 妹がかど 見む なびけこの山(「万葉集」巻2 131 より)
この道の曲がり角、曲がり角ごとに幾度も振り返って見るけれど、いよいよ遠く、妻のいる里は離れてしまった。 いよいよ高く、山も越えて来てしまった。 妻は今頃は夏草が日差しを受けて萎(しお)れるように思い嘆いて、私を慕っているだろう。 その妻のいる家の門を遥かに見たい、なびき去れ、この山よ。



(初出:2020年10月 書き下ろし)
関連記事 (Category: 小説・樋水龍神縁起 外伝)
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Category : 小説・樋水龍神縁起 外伝
Tag : 小説 読み切り小説 コラボ 123456Hit

Comment

says...
執筆、お疲れさまでした。

お、久々の島根県ネタですね。うん、なんか『樋水龍神縁起』の世界だなぁ、という感じがします。

真樹と瑠水がタンデム、しかもなんか初々しいぞって思ったら……そっか、あの事件の前の回想なんですね。
バイクという足がある真樹&瑠水はともかく、ダメ子さんのところの三姉妹は、よくあんな辺鄙(失礼w)なところに出かけましたね。公共交通機関だと、めっちゃ大変ですよね? 石見銀山と温泉津温泉あたりの帰り道でしょうか。いずれにせよ、せっかく来たのに灯台に登れなくて残念でしたね。

さて。
柿本人麻呂と依羅娘子との別れを詠んだ「石見相聞歌」に、御作の真樹&瑠水のカップルの運命を重ね合わせたこのお話、さすが八少女夕さん、という感じです。
舞台もいいですね。お天気のときの日本海って、太平洋や瀬戸内海とは違う、何とも言えない透明感がありますよね。
真樹と人麻呂、残される者と出ていく者という立ち位置の違いはありますが、愛する女性との別離という点では、もう直接会えない、見えない彼女を見たくて、山さえ邪魔だという強い思い、相通じるものがあるでしょうね。
こうやって真樹サイドのお話を読ませていただくと、彼は彼で辛い立場だったんだなぁと改めて思います。とはいえ、真樹&瑠水に関していえば、まちがいなくそれぞれの成長につながる別離だったわけですから、まあ結果オーライですよね。
2020.10.14 07:03 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

大阪ネタが続いた後だと、かなり新鮮です(笑)
リクで瑠水を頂いたので、何か島根ネタないかな〜と、彷徨ったら大崎鼻からの眺めにときめいてしまい、こんな話になりました。
テーマがこじつけすぎでダメ子さんに申し訳ないのですけれど。

そうなんです。
この回想は、出会ってわりと間もない頃で、『龍の媾合』よりもずっと前、まだ大人の邪魔も入らない頃ですね(笑)

ダメ家3姉妹は、どうやっていらしたんでしょうね。ダメ美お姉様は、引きこもりニートなんですけれど、よく運転手としては引っ張り出されていらっしゃるので、もしかしたらレンタカーで運転させられていたかも?

灯台そのものは大して高くない感じでしたので、無理して登らなくてもいい景色は見られそうです。
むしろ年に1度の公開日だと、人がワラワラいてムードなさそうだったので、何でもない日を選んでみました。

実は、柿本人麻呂が石見とここまで縁深い人だったことを、今回知りました orz
前半の構想を立てて、瑠水の成長の話を書くつもりだったのですけれど、石見相聞歌について調べているうちに、むしろ後半の話の方が『樋水龍神縁起』っぽいぞ……と思って、暴走してしまいました。

それにしても、島根は結構広くて、松江と出雲と奥出雲を結ぶ三角形にばかり出没していたので、今回舞台にした場所はどこも未踏の地です。
こんな素敵なところがあるんですね。いつか行ってみたいです!

それにしても柿本人麻呂、調べれば調べるほど謎めいていておもしろいです。

真樹は、この小説では黄昏れて終わっていますが、最終的にはめっちゃハッピーエンドでしたから、いいということにしましょう。ま、龍王とタヌキ宮司に利用された……という噂もありますけれど。

コメントありがとうございました。
2020.10.14 21:44 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おおっありがとうございます
私たちなんだか活動的
こんな遠くまで旅行に行くのもだけど
カップルに話しかけるだなんて!
都会の人と思われたのは初めてなので
なんだか緊張しました
お姉ちゃんは知ってたみたいだけど
私は全然知らなかったので勉強になりました
2020.10.15 13:18 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

す、すみません、遠くまでご足労いただきました!
どのあたりにお住まいかよくわからないのですが、きっと樋水村住まいの瑠水よりは都会住まい……ですよね?

ダメ家のみなさんは、とても教養が高いから、ダメ奈さんだけでなく他の方もいろいろとご存じなのでは。
と、思いつつ、ニヒルなセリフでもなく、嫌みもなく教養を開示してくださるのは、ダメ奈お姉さまのイメージかな、と思って書いてみました。
それにダメ子さんは瑠水と同じくJKなので、ダメ子さんに教えられてしまったら地元民として瑠水が立ち直れなかったかも(笑)

謎の作品になってしまいましたが、おかげさまで久しぶりにDum Spiro Speroの世界に戻れて楽しかったです。
リクエストと、コメント、どうもありがとうございました!
2020.10.15 20:20 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
あぁ、真樹がこんなふうに苦しんでいるときに、あのナンバリング色男氏は瑠水にちょっかいを出しておられたのですね~。

景色と人の気持ちというのは、切っても切り離せないものだと思いますが、別の状況で見たら、同じ景色も違って見える。まさにそんな感じですね。特に、海は刻々と色を変え、態度を変え、脅威にもなり、偉大なる母のようにもなり、別離の苦しみの原因にもなり、新しい誰かがやって来る道もしくは以前ここを去った人が戻ってくる道ともなる。私がいつか唄うことを目指している江差追分も、そういうイメージだなぁと思いました。

柿本人麻呂、梅原猛氏の『水底の歌』を読んだなぁ。内容をかなり忘れてしまっているので、また読み返そうと思いました。梅原先生は、最初に私に歴史とは何かということを教えてくれた偉大なる先人でした(ご冥福を……と思ったら、あれはもう去年の1月だったのか。今年って、コロナであっという間でしたね)。

で、ダメ子さんちの3姉妹、私も引きこもり系だと信じていたので、こんな遠くまでの行動力が潜んでおられたとは。Go Toの影響もあるかも? ただしこの場所を選んだあたりは、オタクパワー炸裂?で納得かも知れません。袖すり合うも多生の縁、ですね~(*^_^*)
2020.10.16 01:09 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

うはは、色男もアレですけれど、そもそもその頃、あのヘタレ女ったら……(笑)

この作品を思いついたのは、大崎鼻からの日本海の写真だったのです。澄み切った真っ青で。
同じ海でも、たとえば加山雄三っぽい湘南辺りの海と、またまた演歌の香りのする新潟辺りの海と、それから南国な感じの沖縄の海と、それぞれのイメージをもとに別の物語が生まれてきそうな感じがしますが、この海は私にはイメージが全くなくてそこに写真が見せてくれた深い青が物語を持ってきてくれました。ルンルンした高校生の瑠水のいる絶景も、それから、1人で過去を噛みしめる数年後の光景も、基本的には同じ海ですけれど、彼としては苦さが違うのでしょうね。それに、万葉の時代の2人の別離に対する想いも全く別のものになっているようです。

まあ、でも、海も水ですからねぇ。そこら辺で龍王がニヤニヤしていたのかも。

さて、柿本人麻呂、梅原猛氏の説では刑死だったのではないかということですが、歌だけが残っているのに公的記録に名前が全くないのは確かに不思議なので、ありえるかなと思いつつ、実際のところは何か他の証拠が出てくるのを待つしかないのでしょうかね。少なくとも教科書に載っているものだけが歴史ではない、歴史学はわくわくするものだって教えていただいただけでも偉大な著作だと思います。

真偽の程はともかく、いろいろと想像力がかき立てられ、いずれは石見の辺りもゆっくり回りたいなあなどと、夢が増えてしまいました。

さて、ダメ美お姉さま、完全な引きこもりではなく、お友達のために運転したり、新興宗教のお姉さんにほだされて(?)喫茶店で逢ったりしているんですよ。家族旅行くらいはきっと楽勝だと思います(笑)近くには温泉もいろいろとあるみたいですしね!
ところでダメ家って、どのあたりにお住まいなんでしょうね?

コメントありがとうございました。
2020.10.16 18:25 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ウウム・・・残念ながら瑠水と真樹については予備知識がないので、2人の関係について細かく読み解くことはできないのですが、真樹・未練たらしいぞ!ま、それだけ瑠水が素敵な女性だったということなのでしょう。
サキはまずYAMAHAに反応したのです。ツーリングいいなぁ。日本海の息を飲むような深い青、タンデムでのツーリング、まだこのときは2人の関係が未完成のように見受けられるのですが、それはそれでキュンキュンしながら楽しかったのだろうな。2人の関係はもうすこし進展してから終わってしまったのかな?
ダメ子さんちのダメ奈お姉さま(だったかな?)が解説役を務めているのはなかなか興味深いシチュエーションです。あ、そうか大学生だものね。たまには地元を離れて紺碧の日本海、結構積極的になっているみたいだし、きっと楽しんだことでしょう。
ここ良い場所みたいですね。位置的に結構穴場かも、行ってみたいなぁ・・・

TXに反応したのは“先”でした。けっこうマイナーな車種だったようですが、オーソドックスなバイクで印象に残っているとのことでした。
内緒なのですが、彼もママさんとよくタンデムでツーリングしていたらしいんですよ。残念ながら瑠水と真樹ほどかっこよくはないんですけどね。

歌を挟んでのちょっと切ない物語、楽しませていただきました。
2020.10.17 11:23 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

あ、そうでしたっけ。サキさんは「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」未読でしたか。
残念ながら、瑠水は素敵ジャンルではないですね。読んでくださった方の大半を呆れさせた、私の全作品中でも格別な「ヘタレヒロイン」です。連載中は、多くの方から「真樹、気の毒に」の声をいただきましたっけ(笑)実はこの2人は、「大道芸人たち Artistas callejeros」の第1部の出雲編にちょろっと登場しています。この外伝のずっと後で、再会して結婚していました。

「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」には、真樹と瑠水がYAMAHA XT500でタンデムするシーンがけっこうあり、作品の大事なモチーフの1つになっています。この作品の前作である「樋水龍神縁起」本編では、サキさんもご存じ安達春昌の生まれ変わりである主人公がKAWASAKIに乗っている設定なのですが、こちらの作品ではYAMAHAにしました。(関係ないですけれど「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」には次郎の生まれ変わりも出てきていて大きな役割を果たしています)

さて。実は、XT500、連れ合いの愛車の1つなんです。一体いくつ持っているのかなあ。すぐに道を走ることのできるナンバー付きは2台(つまり現役)ですが、そうでないのも入れるともっとあるはず。ヨーロッパには愛用者のクラブもあって、ときどき集会をしていますよ。ものすごい数のXT500が集まる様は壮観です。

先さんがママさんとツーリングをしていたのもXT500だったのでしょうか。いずれにしてもいいですね。日本はツーリングの穴場がたくさんありそうで羨ましいです。うむうむ。

サキさんのところから、島根県は、近そうでけっこうありますけれど、それでもポルトガルほどは遠くないので、ぜひ1度足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。私は、調べる度に行きたいところばかり増えていますけれど、行ける日は来るのかなあ……。

コメントありがとうございました。
2020.10.17 16:53 | URL | #9yMhI49k [edit]

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