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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】皇帝のガラクタと姫

今日の小説は『12か月の店』の3月分です。このシリーズでは、このブログで登場するさまざまな飲食店を舞台に小さなストーリーを散りばめています。

今回の舞台は『ウィーンの森』です。静岡県の小さな街にあるウィーン風のこだわりカフェ、ということになっている店です。この話、もともとはシリーズ化する予定は皆無だったのですけれど、猫又がやって来たあたりからなんとなく使い勝手がよくなって時おり登場していますね。


短編小説集『12か月の店』をまとめて読む 短編小説集『12か月の店』をまとめて読む

【参考】
「ウィーンの森」シリーズ



皇帝のガラクタと姫

 ひらひらと白い花片が舞っていくのを、真美は目で追った。あれはなんだろう。桜にしては早いから、桃かしら。

 子供の時に住んでいたこの地域は温暖で光に満ちている。以前から抱いていた真美の印象は、久しぶりにこの街で暮らしてさらに強くなった。東京も思っているほど寒くなかったのかもしれない。こまかく氣温を記録していたわけではない。けれど、真美が通っていたオフィスはビル風が強いと有名なところで冬の厳しさは格別だったし、春の訪れも花見の頃まではあまり感じなかった。

 結婚し住むことになった駅前のカフェの周りには高いビルはない。周りに柑橘類を植えている邸宅が多く、柔らかい陽光と実の暖色が近所一帯を視覚的に温めてくれている。カフェの裏手には白樺の林があり、その四季折々の表情も見飽きない。

 土曜日。いつもより少し寝坊をしてしまったので、わずかに後ろめたく思いつつ、布団を干した。護は、もちろんとっくに起きて、開店準備をしているはずだ。真美が昨夜遅くまで月曜日のプレゼン資料を作成していたのを知っているので、起こさずにそっと店にいったのだろう。

 つきあうことになってから、お互いに結婚の意思があることまではわりと早く明確になったのだが、それから具体的な話を決めるときに若干もたついた。護はこの店『ウィーンの森』の店長としての仕事をほぼ生きがいのように感じていたが、真美が東京の商社で任されていた仕事にやり甲斐を感じていることもよく理解していてくれた。

 実際に、真美は長距離通勤や単身赴任なども考えたが、最終的には退職して近くで再就職をする道を選んだ。『ウィーンの森』のスタッフとして働くという考えもあったのだが、護は反対した。それはいつでもできることだし、365日24時間ずっと一緒に居るよりも、お互いに自分の空間と時間、そして知りあいを持つほうがいいと。

 真美はなるほどと思った。この土地と店をずっと続けている護はともかく、17歳で東京に移住した真美にこの街の人々との付き合いはほとんどない。自分の世界を持ち、見聞を広めるのは大切なことだ。

 そんなわけで、真美は県内の少し大きな街の不動産会社に勤めている。土日は護の店を手伝うことも多いが、「休みの日はゆっくりしろ」と言ってくれるので、こちらは重役出勤になってしまうことが多い。

 洗濯や部屋の掃除をひと通り済ませてから階下に降りていった。コーヒーだけでなく、甘いケーキを焼くような香りがしている。店内を見回すと、いつも入り浸る近所のご老人たちの他、買い物帰りのようなご婦人方が楽しく話していた。

 そして、窓際に1人、非常に目立つ服装の女性が座っている。薄紫色のワンピースを白いレースとリボンが覆いつくしている。髪はきれいにセットされた縦ロールでヘアーバンドのように濃淡さまざまの紫の造花と白いレースが彩っている。あれは確か「姫ロリィタ」というジャンルの服装じゃないかしら。真美は思った。

 東京の原宿あたりにいれば、さほど珍しい服装ではないが、このあたりで電車に乗ればかなり注目の的になるだろう。だが、ウィーンのカフェをコンセプトにしたこの店ではそれなりに絵になる。

 白樺の木立に面した広い窓から入ってくる柔らかい陽光が彼女のワンピースや艶やかな髪に注がれ、おそらく化繊であろう衣服の人工的な輝きをもっと柔らかな印象に変えている。カフェのインテリア、柱や床も家具も濃い茶色だ。護は、エスプレッソメーカーからから食器に至るまで本場で使われているのと遜色のないこだわりの店作りをしていた。おそらくそれが彼女がここにやって来た理由でもあるのだろう。

 でも、1人なんだろうか。こういう人たちって、集まってお茶会をしたりするんだと思っていた。真美は、護がその女性のところに何かを運んでいくのを眺めた。

「お待たせいたしました。メランジェとカイザーシュマーレンです」
女性は、目の前に置かれた皿を見て硬直した。それから震える手で置かれたフォークとナイフに手を伸ばし掛けたので、護は軽く頭を下げて「どうぞごゆっくり」と言った。

 カウンターに戻って来ようとする護は、真美に氣がついて軽く笑った。真美も小さく「遅くなってごめん」と言った。ところがその言葉を遮るように、窓際の女性が「待ってください」と声をかけた。

 護は、戻って「いかがなさいましたか」と訊いた。

「あの、これ、どうしてこんなに崩れているんですか」
女性は、わずかに批難するようなトーンで言った。真美は遠くからだがその皿を見て、彼女の苦情ももっともだと思った。皿の上には、パンケーキをぐちゃぐちゃに潰したような欠片がたくさん置かれ、それに粉砂糖がかけられている。その横にガラスの器に入った赤い実のソースが添えられていた。

 護は、慌てた様子もなく答えた。
「カイザーシュマーレンをご注文なさるのは初めてですか?」
「はい」
「そうですか。シュマーレンというのは、ガラクタ、めちゃくちゃなものといった意味で、焼いたパンケーキを、あえてスプーンで崩して作るお菓子なのです」

 それを聞くと、女性ははっとして、恥じるように下を向いた。
「そうだったんですか。ごめんなさい、失礼なことを言って……」

 護は首を振った。
「見た目が特殊で、お客様のようなお申し出が多いので、あえてメニューには載せず、口頭でご注文いただいたお客様だけにお出ししているのです。どちらでこのメニューのことを耳になさいましたか」

 女性は、しばらく下を向いていたが、やがて顔を上げてから少し悲しそうに答えた。
「友だち……いいえ、知りあいに言われたんです。私にふさわしいお菓子があるからって」

 店内はシーンとしていた。おしゃべりに明け暮れていたご婦人方も、興味津々で成り行きを伺っている。

「私、ずっと友だちがいなくて。同級生たちと話も合わなくて。こういう服が好きって言ったら、みんな遠巻きにするようになってしまって。だから、普段は、この趣味のことは言わずに、ネットで同じ趣味の仲間を探したんです。でも、みんな都会にいて。行けない私はお茶会の話題にもついていけないんです。今日は、みんなウィーン風のカフェでお茶会をするっていうので、せめてここで同じように過ごそうと思って、どんなお菓子がいいかって訊いたら、これをすすめられて……」

 ウィーンのカフェっぽいお菓子といえば有名なザッハートルテやシフォンケーキ、若干マニアックだけれどピンクのプチケーキ・プンシュクラプフェンなどを思い浮かべるけれど、カイザーシュマーレンなどというデザートは初耳だった。真美は、そのネット上の「姫ロリィタ」仲間たちの意図がわからず戸惑った。

「遠くても、ようやく趣味の合う友だちができたと思っていました。年齢も離れているみたいだけれど、それでも受け入れてもらっているのかと。でも、私、歓迎されていなかったみたい」
それだけ言うと、彼女は悲しそうにカイザーシュマーレンを見つめた。

 護は、小さく首を振って答えた。
「そういうおつもりで薦めてくださったのではないかもしれませんよ」

 女性は不思議そうに護を見た。彼は、続けた。
「カイザーシュマーレンのカイザーとは、皇帝という意味なんです。このデザートの由来にはいくつか説があるのですが、一番有名なのは皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が氣に入ったからというものなんです。あの、シシィの愛称で知られるエリーザベトを皇后にした皇帝です。オーストリアでは、同様にしてつくられるシュマーレンの中でももっとも洗練されたデザートとして愛されています」

 彼女は、皿の中をじっと見つめた。明るいパステルイエローが粉砂糖の中から顔を見せ、甘い香りが漂ってきている。遠くで眺めながら真美はあれを食べてみたいと思った。

「ひと口だけでも召し上がってみてください。ウィーンでは何軒ものカフェでそれぞれのカイザーシュマーレンを食べましたが、こちらはそのどこにも負けない味だと自負している自信作です。日本の方の舌に合うように生地の甘さを控えめにして、ソースの方で甘さを調節できるようにしてあります」

 護の言葉に小さく頷くと、彼女はそっとフォークとナイフを手に取った。
「あ……」
小さい欠片はナイフを使うまでもなかった。それぞれは切るほど大きくないし、見た目は脆そうでもカラメリゼがきいているのでフォークからこぼれ落ちることもない。

 ひと口食べてみた彼女は少し顔を赤らめた。
「おいしい……」

 それから護を見て頭を下げた。
「食べもしないで、文句を言ってごめんなさい。とても美味しいし、それに、他のお菓子のように、食べるときに服を汚さないか、きれいに食べられるか心配しなくていいデザートなんですね」

 護は頷いた。
「お氣に召して嬉しいです。どうぞごゆっくり」

 カウンターに戻ってくる護を、ご婦人方が止めた。
「ねえ。私たちもあれを食べてみたいんだけれど」

 カウンターに戻ってきた護は真美に卵を出してくれと頼んだ。真美は、テキパキと冷蔵庫から卵を取りだした。

「そういえば、ザッハートルテ、大好きだけれど、フォークだけで切るのはけっこう難儀よね、かなり固いし」
真美が言うと、護は頷いた。
「君は、苦労していたよな、たしか」

 そういえば初めて食べたのはここ、高校生の時のことだ。ナイフを使わない横着をしてケーキの小片を飛ばしてしまった。そして、ジーンズにアプリコットジャムがベッタリとついた。真美は当時も今も、この店ではラフな格好しかしないので特に問題はなかったが、あんな素敵な格好をしていたら、そんな失敗は怖いだろうと思った。

 女性の着ている紫のワンピースもそうだが、「姫ロリィタ」のワンピースにはボリュームパニエが必須で、座るとスカートが机の真下まで広がることになる。加えてたくさんのレースやリボンがついているので、その分普通の服装よりもスカートを汚すことも多いのだろう。その点、カイザーシュマーレンならずっと食べやすいだろう。

「真美、これを頼む」
護は、できあがったカイザーシュマーレンを2つカウンターに置いた。それから自分も2皿持ち、ご婦人方のところに持って行く。真美はその皿を一緒に運びながら厨房奥に小さな皿が残っているのを見た。ひと言も口にしなかったのに味見用を用意してくれたのだろう。そんなに物欲しげな顔をしていたかしら。 

 はじめて食べたカイザーシュマーレン。中はふんわり外はカリッとして美味しい。真美はフレンチトーストなどを茶色く色づかせるのが好きだがいつも焦がして苦くしてしまう。こんな風にカリッとするまで焼くのは、単にレシピを見て作るだけでなく、かなり研究を重ねて作り込んだはずだと思った。

「真美。そんなに喜んでくれるのは嬉しいけれど、顔が緩みすぎだぞ」
厨房で堪能していると、そういいながら護は、コーヒーを淹れてくれた。

 食べ終わってから店内を見ると、ご婦人方が窓際の女性に話しかけていた。
「あなたのその服、とても綺麗ね。手作りなの?」
「えっと……。買ったものに少し自分で手を加えています。レースやリボンなどを……」
「まあ、そうなの。とても素敵よ」
「へえ。自分でなんて偉いわね。うちの娘は家庭科の宿題すら全部わたし任せなのよ。材料は、手芸用品のお店で買うのかしら」

 女性は、困ったように言った。
「私、この前引っ越してきたばかりで、この辺りのお店は知らないんです。前いたところは、大きい手芸屋さんも知っていたんですけれど……」
「あら。隣の駅だけれど、とても充実していて安いお店を知っているわよ。ちょっとまって、地図を書いてあげる」

 ほんの30分前までは完全に浮いていた「姫ロリィタ」ルックの女性は、すっかりご婦人方に可愛がられている。そして、彼女自身も打ち解けて自然な笑顔を見せるようになった。ご婦人方だけでなく、別の席のご老人グループも、見てはいけないものを怖々みるような態度はなくなり、遠くから見守っていた。

「このお店、そういうお衣装にはぴったりよね」
「はい。こういう素敵なカフェ、東京みたいな大都会じゃないとないんだと思っていました」
「うふふ。インテリアも、メニューも、店長がこだわっているからねぇ。本場ウィーンにいるみたいでしょう?」
「せっかくだから、写真を撮ってあげるわよ。同じ趣味のお友達に自慢するといいわ」

 真美はカウンターの後ろで護と顔を見合わせて笑った。この店は、彼の思い入れと研究の成果であると同時に、こうしてお客さんたちが支えてくれるので続けられているのだと思う。都会にあればもっとたくさんの人が足を運んでくれるかもしれないが、こんな風に客同士が楽しく触れ合うこともそうそうないだろう。

 ご老人方やご婦人方に続き、きっとこの「姫ロリィタ」ルックの女性も常連になってくれるだろう。もしかしたら、彼女が同じ趣味の人たちを連れてくるかもしれない。真美は、カイザーシュマーレンを正式にメニューに入れることを、護に提案しようと思った。

(初出:2021年3月 書き下ろし)

追記


カイザーシュマーレン、もっとぐちゃぐちゃのも散見しますが、だいたいこんな感じのお菓子です。
Kaiserschmarrn groß
Kobako, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons
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Category : 短編小説集・12か月の店
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
更新、お疲れ様です。

お、またまた思い出の店が登場です。
お互い、「ウィーンの森」からはじまった作品が、思えば遠くまできたものですねぇ(遠い目)
さて、こちらのお店、すっかり地元に根付いて常連もいるし、経営は安定しているみたいですね。オーナーのこだわりが、受け入れられた……のかどうかは、客層から見て微妙ですけど(笑)

皇帝のガラクタなんていうから何かと思えば、お菓子の名前でしたか。ドイツ語のままなら、なんだか高貴な印象を受けるネーミングですが、画像だけ見れば、たしかに「訳アリ品」みたいですね。
でも細かくしてあるので、女性には食べやすそうです。ケーキ類って、崩さないように上手く食べるのは難しいですし。

姫ロリっ子は、いささか自意識過剰気味ですが、自分に自信がなかったんですね。
たしかにああいう恰好は都会でも奇異な目を向けられるようですし、同志のいない田舎(失礼w)だととくにそうでしょうね。ですが、お菓子がとりもつ縁で周囲と打ち解け、受け入れてもらえて良かったですね。店のコンセプトから言っても、似合いそうですし。
もしかして、そのうち悠斗あたりと遭遇したりして……って、いま猫に睨まれたような気がした(笑)
2021.03.17 06:55 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんにちは。

そうですね。同じような関係性&「ウィーンの森」でしたしね。
発表されたときはむしろそちらの方がめっちゃ幸福そう……でしたよね。ううむ。まさかあんな展開とは。


店のコンセプトがどうあれ、この立地じゃ客層はこんなもんでしょう(笑)

そして、カイザーシュマーレン。
初めて見たときは「なんでこんな失敗作みたいなデザートが持ち上げられているんだ?!」と驚きました。
それに、美味しいところは美味しいのですけれど、ウィーンではよく「量が多すぎ&ただの失敗したパンケーキ」なので注文するのは少しルーレット氣分ですよ。

しかし、今回はそれを逆手に取った作品にしてみました。
「いじめかと思いきや!」みたいな感じに。

よく「デートでミルフィーユを注文するな」っていうじゃないですか。食べるときにメチャクチャになるので。
普通の服でも難しいのに、ましてやあんなに着飾っている方たちにとっては、お菓子の注文はかなり鬼門だと思うんですよね。

姫ロリ、日本にいたときときどき電車で見ました。
原宿あたりならともかく、東横線界隈ではたいていひとりで、周りが若干遠巻きにしていました。
好きなモノを胸を張って着るのって素敵なことですけれど、勇氣も必要なんだなあと。
なので田舎町だともっと大変かなあと想像しながら書いてみました。
おばちゃんたちや、お爺ちゃんお婆ちゃんらに可愛がってもらう常連になればいいなと思いつつ。
そういえば、ウィーンにも日本発祥のゴスロリを楽しむ会があって、シェーンブルン宮殿でお茶会したりするんですって。
それを思い出して書いてみました。

悠斗ですか! どうでしょうね。《雪のお方》はなんていうかしら(笑)
ま、お友達ぐらいなら、片目を瞑ってくれるでしょう。

コメントありがとうございました。
2021.03.18 14:10 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
うわぁ!もう月曜日だ。
コメント遅くなってしまいました。すみません。
TOM-Fさんの難題に頭を捻っていたらいつの間にか日にちが・・・。

でも護と真美、上手くいっているみたいですね。ホッとしました。
何しろ対象外で決裂したり離婚したりくっついたり・・・いろいろありましたからねぇ。
護みたいな人でも上手くいかないなんて、結婚がそんなに複雑怪奇なものなら、サキなんか戦々恐々としてしまいますよ。
真美の仕事については何とか折り合いをつけたみたいだし、ま、真美だったら、そしていろいろと経験済みの護だったらなんとか上手くいっているのかなぁ。そんな様子が垣間見えて嬉しかったです。
そしてこの「姫ロリィタ」の少女、なかなかのキャラクターですね。
静岡の小さな町でこれは目立ちますよ。自分の主義を曲げないというか、サキには理解できませんが、なかなかの勇気です。
ここにこの「カイザーシュマーレン」を持ってこられたのも面白かったです。さすが食い気の夕さん。
なんだか皇帝がわがままで菓子職人に命じたのがそのままメニューになってしまったみたいな感じで、面白かったです。いちいち切って口に運ぶのが面倒だ。どうせ口の中でぐちゃぐちゃに混ざってしまうんだから先に混ぜておけ!って感じだったのかな?考えてみれば味は変わらないはずですものね。いやいや、ませ込んであるからかえって美味しいかも・・・。
そして、ロリィタの少女、馴染んでいきそうじゃないですか。こういうお店に常連としてやってくる人にとって、彼女のようなスタイルは思っているほど違和感ってないのかもしれませんね。
護との会話を聞いていて彼女の人となりが見えたのかな?話せばわかるって感じでしょうか?
悠斗ねぇ・・・あ、これ以上はやめておこうっと。
2021.03.22 12:25 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

TOM−Fさんのお題の作品、私も楽しみにしているのですよ!
進んでいらっしゃるようで何よりです。

さて、こちらの「ウィーンの森」はTOM−Fさんのところのカップルと違って、なんだかんだ言ってお氣楽組なのでふつーに上手くいっているようです。悩みのレベルももとからぜんぜん違いましたしねぇ。

護は、真美目線で見るとかっこいい大人ですけれど、本人目線だとヘタレな小市民……。私のところのキャラですし!
まあ、頑張って(共稼ぎで)暮らしているようです。

姫ロリ女性は、私が考えているのはだいたい20歳くらいなので少女ではないかなあ。
なので、余計に周りは少し引いている……かも。

で、静岡でもとくに鄙びた町なのでひどく目立っていますね。
でも、目立つのが目的というか、この趣味だと着ないわけにはいかないでしょうね。

そして、どんなオーストリアのグルメを持ってこようかいろいろと考えたあげくカイザーシュマーレンを選んでみました。
あまり知られていないということと、意外性のあることから、物語にはちょうどよかったです。
カイザーシュマーレンとフランツ・ヨーゼフ1世のエピソードは眉唾物らしいですが、まことしやかに語られているエピソードではわがままを言ったのは皇后エリーザベト(シシィ)の方で、「こんな太りそうなモノ食べないわ」と拒絶したのを、皇帝が「じゃあ、こっちによこしなさい」と食べたというものです。もともとシュマーレンというお菓子自体はあって、その豪華版ということらしいですけれど。

さて、この娘、今後常連になるといいですね。はい、何も考えていません。常連になるなら次回は名前くらいつけるか(笑)

悠斗はこの辺りには住んでいないし、しかも中学生ですからね。
まあ、会ってもドン引きして終わりだったりして。

コメントありがとうございました。
2021.03.22 23:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
改めてまとめて読むまで、この人がどのつながりで、って思い出せなかった私でした。というのか、まだ結婚していない前提でイメージしていたら、そうか、末代話でさりげなく嫁になっていたのでしたね。主人公じゃなく、脇に回っていると、記憶から抜け落ちることが判明しました。
ひとまず、良い感じで夫婦生活が続いているようで何より。共働きなら、インカムの手段が異なっている方が多分理想的ですよね。でもそれには夫側の理解は必須ですし、働く妻の方もある程度は妥協が必要ですよね。そのあたりの現実が、さすが夕さんだなぁと思ったり。

ロリータ? とかゴシックとか言う世界でしょうか。時々見かけると、目を逸らしちゃいますが(ほんとは私もじっくり見たい)、真剣にそういうのを追究しているというのはある意味すごい。嵐のコンサートでも、手作りの衣装(それも大概、集団でお揃い)を着ている人たちがいますが、とてもまねできん、といつもチラ見しております。
でもこの彼女、どう思われるかびくびくしながらも、その衣装を身にまとう自分をちゃんと肯定しますよね。でないと、その格好で出歩けない。しかもトモダチもというのならともかく、一人で。で、田舎のおばちゃんたちは、結構派手好きだから、それが何か分からないながら受け入れちゃったんでしょうね。お互い、腹の探り合いが無かったからよかったのかもなぁと思いました。
それを包み込むお店の雰囲気もね!
2021.03.28 11:59 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんにちは。

あ〜、すみません。まとめ読みまでさせてしまいまして。
一応「誰も憶えていないでしょ、このシリーズ」系の作品に関しては、読まなくてもわかる程度の説明はするようにしていますし、今回の作品で書いていない過去は作品ではどうでもいい前提で書き進めております。さすがに「大道芸人たち」クラスのメインキャラになるといちいち説明できませんので「読んでいてくれること前提」で書いちゃいますが。

ここではわざわざ書きませんでしたけれど、インカムが1つだと倒産の時に共倒れなので、それまた真美の再就職の理由の1つだったりします。自営は何があるかわかりませんからね。で、護が「妻の世界」に理解があるのは、前の結婚の失敗に懲りているからでもあるし、涼子のアドバイスが身に染みているせいでもあるのかも。まあ、でも、こういうのも子供がいないから成り立つ話かもしれませんね。

同じ「ウィーンの森&憧れのデビュタント」繋がりでも、TOM−Fさんのところのカップルは、2人ともスペックが桁違いなのでうちのとこのようなスケールの小さいぐるぐるとは無縁ですが、八少女ワールドはそもそも底辺のみみっちい話がメインなので、小市民的設定になっています。

さて、今回書くにあたってにわか勉強したのでちゃんとわかっているわけではないのですけれど、姫ロリとゴスロリは全く違うジャンルらしいです。たぶんハードロックとヘビーメタルくらい違う世界かも。私は色が違うだけぐらいに思っていたのですけれど。

いずれにしてもお約束がたくさんある世界らしく、お茶会なども縛りがいろいろあるようですよ。それにたいそう物入りな趣味のようです。

日本初のファッションだけれど、海外にも愛好会があるのですって。
もっともヨーロッパには、本拠地の過去のコスチュームを愛好する人たちが別にいて、たとえば毎年の中世祭りに命をかけていらっしゃる方や、18世紀くらいの宮廷ファッションや、ルネサンス時代ファッション愛好会など、それぞれの愛好者たちがいるので、日本でロリィタファッション愛好者の方々が遠巻きにされているよりもずっと微笑ましく見守ってもらえるみたいですけれど。

反対に京阪の方が(ヒョウ柄のおばちゃんとか、ド派手なお姉さま方とかたくさんいる分)ロリィタの方々も受け入れてもらえるのではと想像してしまうのですけれどどうなんでしょうね。「好きなモノは大好き!」といえる優しい世界はいいことだと思いますし。

この姫ロリちゃんは、周りの人たちにドン引きされても、「好きなモノは好き」と主張しているけれど、でも、そのためにいちいち東京には行けない(経済的に無理)設定です。周りに愛好家はいなくて、いけないから親しい輪に上手く入れなくて、例によって「ぐるぐる」パターンでしょうか。そして、新しい地元でも浮いて「ぐるぐる」。

それが、今回をきっかけに、ここでお爺ちゃんたちやおばちゃんたちのサポートを得つつ、「ウィーンの森・姫ロリの会」を1人で全うすることになりそうですね。この辺りは、東京では無理で、やはり鄙びたところならではの展開かなあ。店長の護としては、ニューワールドかもしれませんが常連は悪いものではないですしね。またいつかこの店を書くことがあるとしたら、サブキャラになっているかもしれませんね。

コメントありがとうございました。
2021.03.28 15:55 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
確かに切らなくていいから食べやすそう
お友達が勧めてくれたのも
やっぱりそういう理由なのかな
いずれにせよおいしいお菓子を食べれて
お友達も増えていいことずくめですね

私もお店には行けないけど作ってみようかな
あっでも自宅なら食べにくくてこぼしても大丈夫でした
2021.03.30 13:30 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

これ、初めて見たときは衝撃的でしたね。
この写真のは、わりとちゃんとした感じですけれど、私が見たのは本当にただの「ぐちゃぐちゃ」でしたから「失敗作か! どこが皇帝のお菓子なのよ!」と。

ともあれ、ネット上の同じ趣味の方たちはともかく、地元のおばちゃんたちからは受け入れてもらったようなので、おそらくこれからも入り浸るのではないかと思われます。

自宅でつくる場合は、こぼしても大丈夫ですけれど、「卵焼きに失敗して、スクランブルエッグと言い張る」みたいに「パンケーキに失敗してカイザーシュマーレンと言い張る」程度でいいのかも。ダメ美お姉さまなら、ひと言チクリとはおっしゃるかもしれませんが、喜んで一緒に食べてくださるのでは?

コメントありがとうございました。
2021.03.31 17:32 | URL | #9yMhI49k [edit]

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