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Posted by 八少女 夕

Cantum Silvae - トリネアの真珠 あらすじと登場人物

この作品(2022年4月6日より連載を開始します)は、中世ヨーロッパをモデルにした仮想世界で展開した『森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架』の続編です。出てくる名前、地名などはすべてフィクションです。

エレオノーラ by うたかたまほろさん
このイラストの著作権はうたかたまほろさんにあります。無断使用は固くお断りします。

【あらすじ】
一度グランドロン国との縁組みが流れた事のあるトリネア候女。状況が変わったことを理由にもう一度話が進み、当の候女は困惑していた。一方、グランドロン国王レオポルドは、金山視察を兼ねてフルーヴルーウー辺境伯に滞在していた。そして、隣接するトリネア領を自分の目で視察することを画策する。

【登場人物】(年齢は第1話時点のもの)
◆レオポルド II・フォン・グラウリンゲン(30歳)
 グランドロン王国の若き国王。

◆エレオノーラ・ダ・トリネア(ジュリオ)(19歳)
 センヴリ王国に属するトリネア候の長女。1年前に兄のフランチェスコが亡くなったため、トリネアの継承者となった。

◆マクシミリアンIII・フォン・フルーヴルーウー(マックス・ティオフィロス)(26歳)
 グランドロン王国に属するフルーヴルーウー辺境伯。母親が前グランドロン国王の妹なので、現在は王位継承権第一位。平民として育てられ、遍歴教師として生計を立てていたので旅に詳しい。

◆ラウラ・フォン・フルーヴルーウー(20歳)
 マクシミリアンの妻であるフルーヴルーウー伯爵夫人。元ルーヴランの最高級女官で王女に仕える《学友》だった。バギュ・グリ侯爵の養女。

◆アニー(17歳)
 ラウラの侍女。ヴァレーズ出身。主人であるラウラを敬愛しており、殺されたと思ったときは単身仇の命を取るためにヴェルドンに乗り込んだ。密かに救われてフルーヴルーウー伯爵夫人付侍女になった。

◆フリッツ・ヘルマン(31歳)
 レオポルドの護衛隊長である大尉。レオポルドの幼なじみでもある。

◆マーテル・アニェーゼ
 トリネアにある聖キアーラ女子修道院の院長。

◆エマニュエル・ギース(28歳)
 ヴァレーズの地方貴族ギース家の3男。王都ルーヴにて紋章伝令長官アンブローズ子爵の副官を務める。

◆トゥリオ
 トリネアの有力貴族ベルナルディ家の私生児で前家令であるピエトロの義理の弟。

◆マウロ
 アニーの兄である馬丁。ルーヴランでの家庭教師時代のマックスと親しかった。現在はフルーヴルーウー城に勤めている。

◆アナマリア・ペレイラ・ピニェラ (25歳)
 カンタリアの王家で下級女官として働いていた。トリネア候夫人に預けられた後、カンタリア語とセンヴリ語に堪能なため、グランドロン王妃付け女官としてヴェルドンで働くこととなった。有能だが寡黙で穏やかな人柄を見込まれて、宮廷奥総取締の補佐に抜擢された。

◆パスカル・モラ
 フルーヴルーウー辺境伯の家令。召使い頭のエルネストは長男。

◆ブルーノ
 南シルヴァ傭兵団の首領。

◆フィリパ
 南シルヴァ傭兵団に属する女。

◆ペネロペ・デ・ベルナルディ(故人)
 《トリネアの黒真珠》の異名をもつ美女だった。11歳の時に親子ほども歳の違う前家令ピエトロ・デ・ベルナルディに嫁ぎ、17歳で未亡人となった。

◆フランチェスコ・デ・トリネア(故人)
 エレオノーラの兄でトリネア侯爵家の跡継ぎだった。

◆ヴィダル・デ・アルボケルケ・セニョーリオ・デ・ゴディア《黒騎士》 (26歳)
 カンタリア王ギジェルモ一世が愛妾ムニラに生ませた婚外子。エルナンドの従者としてルーヴランへと向かう。
 
◆エルナンド・インファンテ・デ・カンタリア (30歳)
 カンタリア王国の第二王子。ヴィダルの奨めに従い、パギュ・グリ候女エリザベスに求婚するつもりでいる。

前作や外伝で登場した人物
◆マリア=フェリシア・ド・ストラス(19歳)
 ルーヴラン王位継承者で絶世の美女。以前、グランドロン国王レオポルドとの縁談があったが、この話を利用してのルーヴラン側奸計が発覚したため流れた経緯がある。

【用語】
◆グランドロン王国
 サレア河の東に位置し、北はノードランド、南はフルーヴルーウー辺境伯領までの広大な領地を持つ強国。王都はヴェルドン。グラウリンゲン家が治め、現在の国王はレオポルドII世。

◆ルーヴラン王国
 サレア河の西に位置する大国。ストラス家が支配し、現在の国王はエクトールII世。王都はルーヴ。

◆トリネア侯国
 《ケールム・アルバ》山脈の南にあるセンヴリ王国に属する侯国。峠でフルーヴルーウー辺境伯領と接している。《中央海》に面したほとんど時化のない広い港があり、漁業や真珠が採れる風光明媚な国。現在の侯爵はアウレリオ・デ・トリネア。

◆カンタリア王国
 《中央海》にせり出したカンタリア半島にある王国。カンタリア半島の南半分はサラセン帝国に征服されていて、《再征服》の舞台となっている。サラセン人との混血が進んでいる地域が多く、ヴィダルのように肌色の濃い人間が多い土地。

◆ルシタニア
 カンタリア半島の西部にあるカンタリアの属国。かつては王国であったが王家の血筋は途絶えている。

◆《シルヴァ》
 ルーヴラン、グランドロン、センヴリ各王国にはさまれた地に存在する広大な森。単純に森を意味する言葉。あまりに広大なため、そのほとんどが未開の地である。

◆《学友》
 ルーヴランに特有の役職。王族と同じ事を学ぶが、その罰を代わりに受ける。

この作品はフィクションです。実在の人物、歴史などとは関係ありません。

【関連作品】
「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」を読むこのブログではじめからまとめて読む
あらすじと登場人物
『森の詩 Cantum Silvae - 外伝』



【プロモーション動画】

この動画に使わせていただいたイラストは、リアルの友人であり、私の作品にたくさんのイラストを描いてくださっている創作の友でもあるうたかたまほろさんが描きおろしてくださいました。

【参考文献】
中世のヨーロッパの社会・制度・風俗・考え方などは、旅行などで知った事も入っていますが、基本的に下記の文献を参考に記述しています。

阿部 謹也 著 中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描 (ちくま学芸文庫)
阿部 謹也 著 中世の星の下で (ちくま学芸文庫)
J. & F. ギース 著 中世ヨーロッパの城の生活 (講談社学術文庫)
川原 温 著 中世ヨーロッパの都市世界 (世界史リブレット)
堀越 宏一 著 中世ヨーロッパの農村世界 (世界史リブレット)
F. ブロシャール、P. ペルラン、木村 尚三郎、 福井 芳男 著 城と騎士(カラーイラスト世界の生活史 8)
A. ラシネ 著 中世ヨーロッパの服装 (マールカラー文庫)
ゲーリー・エンブルトン (著), 濱崎 亨 (翻訳) 中世兵士の服装(マール社)
佐藤達生 (著) 図説 西洋建築の歴史: 美と空間の系譜 (ふくろうの本)
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Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
キター!! 『トリネアの真珠』、連載発表をお待ちしていました。
あらすじと紹介動画を拝見するに、これはレオポルド陛下の嫁探し話っぽいですね。トリネア視察、しぶるマックスを強引に説得するレオポルド陛下の姿が目に浮かびます。不穏なワードもちりばめられていて、なんだかわくわく、じゃなく波乱の予感がするなぁ。
来週を楽しみにしています。
2022.03.31 01:42 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

めっちゃ自転車操業ですが、始めちゃいます。
基本は嫁探しですね。まあ、口実だと思っている人が何人かいます。
あと、作品的には、例によって、本筋とあまり関係のないあれこれが大半になりますけれど(笑)
実は3作目の重要キャラも登場させているので、この作品としては「なんなのこの人たち?」もけっこういます。
本筋は、めっちゃ単純ですので(たぶん現在のご想像通り)、適当に流しながらお読みください。

今回の記事は、途中で「誰が誰だかわからなくなったぞ」の時に戻れるように作ってありますが、すでにけっこう間違い(設定し直したのを忘れていた)があったのを発見し、コッソリ修正しています。ダメじゃん。

コメントありがとうございました。
2022.03.31 21:32 | URL | #9yMhI49k [edit]

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