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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】漆喰が乾かぬうちに

今日の小説は『12か月の建築』3月分です。このシリーズは、建築をテーマに小さなストーリーを散りばめています。

今月のテーマは、スイス・エンガディン地方の典型的な壁面装飾スグラフィットです。本文でも説明がありますが、もっと詳しく知りたい方は追記をご覧ください。

あまり説明臭くなるので書きませんでしたが、スイスの若者は進路がだいたい16歳前後で別れます。大学進学を目指す限られた子供たちをのぞき、義務教育を終えた子供たちは職業訓練を始めます。週に数日働いて少なめのお給料をもらうと同時に、週の残りの日は学校に行くというスタイルを数年続けると、職業訓練終了の証書がもらえて一人前の働き手として就職できるというしくみになっています。


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漆喰が乾かぬうちに

 ウルスラは、誰と帰路についたのだろう。テオは砂と石灰をかき混ぜながら考えた。3月も終わりに近づいたとはいえ、高地エンガディンの屋外は肌寒い。

 だが、作業をするには適した日だ。数日にわたり晴れていなければならない。けれど、夏のように日差しが強すぎれば、漆喰は早く乾きすぎる。スグラフィットの外壁は、現在では高価な贅沢であり、失敗は許されない。職人見習いであるテオに、「今日は休みたい」と、申し出ることなど許されるはずはない。

 昨夜は、村の若者たちが集まって過ごした。それは、テオにとっては、楽しかった子供時代のフィナーレのようなものだった。

 3月1日には、伝統的な祭『チャランダマルツ』がある。かつての新年であった3月1日に、子供たちが首から提げたカウベルを鳴らしながら、冬の悪魔を追い払いつつ村を練り歩く。

 現在では成人とは18歳と法律で決まっているけれど、かつては堅信式を境に子供時代が終わり、長ズボンをはいて大人の仲間入りをした。その伝統は、今でも残っていて、例えば飲酒や運転免許の取得などは法律上の成人を待つけれど、祭の参加での「大人」と「子供」の境は、堅信式を行う16歳前後に置かれている。

 それは皆が一緒に通った村の学校を卒業して、それぞれの職業訓練を始める時期とも一致している。

 去年の8月からスグラフィット塗装者としての職業訓練を始めたテオにとって、今年の『チャランダマルツ』は、最年長者、すなわち「参加する子供たち」として最後の年だった。

 テオと同い年の8人が子供たちの代表として、村役場と打ち合わせを重ね、馬車を手配し、行列のルートを下見し、打ち上げ会場の準備もした。祭の最中は、小さい子供たちの面倒を見るのも上級生の役割だ。行列に遅れていないか、カウベルのベルトを上手くはめられない子供はいないか、合唱のときにきちんと並ベているか、確認して手伝ってやる。

 祭が終わった後は、小学校の講堂を使ってダンスパーティーもした。テオは、音響係として、楽しいダンスで子供たちが楽しむのを見届けた。

 昨夜は、8人の代表たちが集まって、打ち上げをした。それぞれが、はじめて夜遅くまで外出することを許され、14歳から許可されているビールで乾杯した。ハンスやチャッチェンは金曜日だからとベロベロになるまで飲んでいたが、テオは2杯ほどしか飲まなかった。今日、朝から働かなくてはならなかったからだ。

 それで、11時には1人で家に帰った。本当はウルスラを送って行きたかった。

 音響係だった3月1日のパーティーでは、ダンスに誘いたくてもできなかったから、せめて昨夜の打ち上げでは近くに座って、今より親密になりたいと思った。けれど、それも上手くいかなかった。酔っ払ったハンスとチャッチェンが大声でがなり立てるので、静かに話をすることなど不可能だったのだ。

 ウルスラのことが氣になりだしたのは、去年の春だった。それまでは、ただの幼なじみで、子供の頃からいつも同じクラスにいた1人の少女に過ぎなかった。

 テオは、1つ上の学年にいたゾエにずっと夢中だった。ゾエは華やかな少女で、タレントのクラウディア・シフによく似ていて、化粧やファッションも近かった。卒業後は村を離れて州都に行ってしまった。モデルとしてカレンダーで水着姿を披露するんだと噂が広がり、小さな村では大騒ぎになった。

 テオは、スグラフィット塗装者としての職業訓練を始めるか、それとも他のもっと一般的な手工業を修行するために、州都に行くか迷っていた。ゾエが村を離れるとわかったときに、心の天秤は大きく州都に傾いた。

 スグラフィットは16世紀ルネサンス期のイタリアで、そして後にドイツなどでも流行した壁の装飾技法で、2層の対照的な色の漆喰を塗り重ね、表面の方の層が完全に乾く前に掻き落として絵柄を浮き出す。スイスではグラウビュンデン州のエンガディン地方を中心に17世紀の半ば頃よりこの技法による壁面装飾を施した家が作られるようになった。

 アルプス山脈の狭い谷の奥、今でこそ世界中の富豪たちがこぞって別荘をもつようになった地域も、かつてはヨーロッパの中でも富の集中が起こりにくい、比較的貧しい地域だった。

 ヨーロッパの多くの都市部で建てられた石材を豪華に彫り込んだ装飾などは、この地域ではあまり見られない。それでも、素っ氣ない単色の壁ではなく、立体的に見える飾りを施したのだ。

 角に凹凸のある意思を配置したかのように見える装飾、幾何学紋様と植物を組み合わせた窓枠、または立派な紋章や神話的世界を表現した絵巻風の飾りなど、それぞれが工夫を凝らした美しい家が建てられた。

 モチーフは違っても、2層の色が共通しているので村全体のバランスが取れていて美しい。ペンキによる壁画と違い、スグラフィットで描かれた壁面装飾は、200年、時には300年も劣化することなく持つ。

 だが、この装飾はフレスコ画と同じで、現場で職人が作業することによってしか生まれない。工場での大量生産はできないし、天候や氣温にも左右される、職人たちの経験と勘が物を言う世界だ。どの業界でも同じだが手工業の世界は常に後継者問題に悩まされている。

 テオは、子供の頃から見慣れていたこの美しい技法の継承者としてこの谷で生きるか、それとも若者らしい自由を満喫できる他の仕事を探すかで揺れていた。最終的には、親方やスグラフィットの未来を案じる村の大人たちが半ば説得するような形で、彼の決意を固めさせた。州都に行ったゾエがよくない仲間と交際して学校をやめたらしいという噂もテオの心境に変化をもたらした。

 スグラフィット塗装者としての職業訓練が決まった後、同級生の間では少しずつ親密さに変化が出てきた。テオはずっと村に残る。ハンスやチャッチェンは、サンモリッツで職業訓練を受けることが決まり、アンナは州立高校に進学する。

 同級生の中で、一番目立たない地味な存在だったウルスラは、村のホテルで職業訓練をすることが決まり、週に2日の学校の日はテオと一緒に隣の村に行く。ほとんど話をすることもなかったのだが、それをきっかけに『チャランダマルツ』の準備でもよく話をするようになった。口数は少ないけれど、頼んだことは必ずしてくれるし、どんなに面倒なことを頼んでも文句を言うことがなかった。

 3月1日の『チャランダマルツ』が終わってから、1か月近くテオは奇妙な感覚を感じていた。忙しくて煩わしかったはずの『チャランダマルツ』の準備が終わり、同級生たちと会うことがなくなった。仕事と学校だけの日々。時に親方に叱られながらも、漆喰の準備や工房で引っ掻く技法の訓練をしていた。

 学校に行く日は、なんとなくウルスラの姿を探した。でも、先々週、彼女は風邪をひいて学校を休んだし、その後は学校が1週間の休暇になった。その間に、彼は落胆している自分を見つけて、驚いた。

 だから、打ち上げで彼女に会うのが楽しみだった。ウルスラは、元氣になってそこにいたけれど、アンナやバルバラと話をしていて、またはテオがほかの人に話しかけられていてほとんど話ができなかった。

 明日が早いからと、彼だけ帰るときに、ウルスラが何かを言いたそうにしていたのをテオは見たように思った。もしかしたら自分の思い過ごしかもしれないけれど……。テオは、少し落ち込んでいた。

「おい、テオ。聞いているのか」
親方が、呼んでいた。

「えっ。すみません」
テオは、親方が見ている手元を自分も見た。

「お前、配分間違えていないか。いくら何でも色が濃すぎるぞ」
確かにそれはほとんど真っ黒だった。
「すみません」

「昨夜は遅くまで飲んでいたのか」
親方は訊いた。小さい村のことだ。同級生が打ち上げをする話は、簡単に大人たちに伝わってしまう。

「いえ。11時には帰りました」
でも、このざまだ。テオはうなだれた。

「まあ、まだ塗っていないんだから、取り返しはつくさ。だがな。こういうときのやり直しには、長年の勘が必要なんだ。まだお前には無理だな。どけ」
そう言って、親方は石灰の粉を持ってテオが作っていた塗装混合物の色調整を始めた。

 石灰と砂、そして樽で保存されている秘伝の石灰クリームが適切な割合で混ざり、完璧な硬さの下地が用意されていく。

「さあ、行くぞ」
親方は、大きいバケツを持って村の中心へと向かった。泉のある広場の近くに今日の現場はある。壁面全部ではなくて、門構えの修復だ。

 不要な部分に漆喰がかからないように、プラスチックのフォイルとマスキングテープで保護をしていく。それから、バケツに入っている濃い灰色の漆喰を丁寧に塗っていく。

 午前中は瞬く間に過ぎた。幸い、漆喰は時間内にきれいに塗られた。午後の太陽が、かなり濃い灰色をゆっくりと乾かしていくだろう。今日と明日は雨が降らないだろうから、理想の色合いになるはずだ。

「さあ、少し遅くなったが飯の時間だ。帰っていいぞ」
バケツや塗装道具を工房に運び込んだところで、親方が言った。親方の自宅は工房の上で、女将さんが用意したスープの香りが漂っている。

「あ。今日は、うちには誰もいないんで……」
テオはパン屋でサンドイッチでも買うつもりで来た。

「なんだ。この時間にはもうサンドイッチは残っていないかもしれないぞ。うちで食っていくか?」
「いえ。だったらそこら辺で何かを食べます」

 テオは、頭を下げて工房から出た。もう1度村の中心部に戻ると、意を決してホテルのレストランに入っていった。

「あら。テオ!」
声に振り向くと、そうだったらいいなと想像していたとおり、ウルスラがいた。

「やあ。君も今日、出勤だったんだね」
彼が訊くと、ウルスラは頷いた。

「土日休みの仕事じゃないし……。でも、幸い今日は遅番だったの。テオは昼休み?」
ウルスラは不思議そうに訊いた。ランチタイムにテオがここに来たのは初めてだったから。

「うん。今日は、母さんが家にいないから、パン屋でサンドイッチを買うつもりだったんだけど、ちょっと遅くなっちゃったんだ。……スープかなんか、あるかな?」

 スープなら、さほど高くないだろう。そう思ってテオはテーブルに座った。ウルスラは、メニューを持ってきた。
「今日のスープは、春ネギのクリームスープよ。あと、お昼ごはん代わりなら、グラウビュンデン風大麦スープかしら?」

 テオは頷いて、メニューをウルスラに返した。
「腹持ちがいいからね。じゃあ、大麦スープを頼むよ。あと、ビールは……仕事中だからダメだな」

「じゃあ、リヴェラ?」
そう訊くウルスラに、彼は嬉しそうに頷いた。乳清から作られたノンアルコールドリンク、リヴェラはスイスではポピュラーだけれど、同級生の多くはコカコーラを好んだ。でも、テオがコーラではなくてリヴェラをいつも頼むことを彼女は憶えていたのだ。

 柔らかい春の陽光が差し込む窓辺に立つ彼女の栗色の髪の毛は艶やかに光っていた。民族衣装風のユニフォームも控えめなウルスラにはよく似合う。彼女は、リヴェラと、それからスープにつけるには少し多めのパンを運んできてくれた。

「昨夜は、遅かったのかい?」
テオが訊いた。

「12時ぐらいだったわ。みんなは、もう1軒行くって言ったけれど、私は帰ったの」
ウルスラは笑った。

「誰かに送ってもらった?」
すこしドキドキしながら訊くと、彼女は首を振った。
「まさか。男の子たち、あの調子で飲み続けて、自分面倒も見られなさそうだったわよ」

「そうか。じゃあ、僕がもう少し残って、送ってあげればよかったな」
そういうと、ウルスラは笑った。
「こんなに近いし、こんな田舎の村に危険があるわけないでしょう。……でも、そうね、次があったら送ってもらうわ。テオは、ひどく酔っ払ったりしないから安心だもの」

 ウルスラは、他の客たちの給仕があり、長居をせずに去って行った。それでもテオは幸福になって、大麦スープが運ばれてくるのを待った。

 テオは、先ほど塗ったばかりの塗装のことを考えた。下地の灰色が乾いたら、上から真っ白の漆喰を塗り重ねる。その漆喰が完全に乾く前に、金属で引っ掻くことで灰色の紋様が浮かび上がる。そうして出来上がるスグラフィットは、地味だけれども何世紀もの風雨に耐える美しい装飾になる。

 チューリヒや、ベルリンやミラノ、パリにあるような面白いことは何も起こらない村の日々は、退屈かもしれない。でも、スイスの他の州では見られない特別な風景と伝統を過去から受け継いで未来に受け渡す役目は、そうした大都会ではできないだろう。

 ウルスラが、スープを運んできた。素朴な田舎料理の湯氣が柔らかく彼女の周りを漂っている。村に残って、ここで生きていくことを選んだのは大正解みたいだ。

 テオは、今日塗った漆喰が乾く前に、彼女をデートに誘おうと決意した。

(初出:2023年3月 書き下ろし)

追記



スグラフィットについては、かつてこういう記事を執筆しました。

それからチャランダマルツについても記事を書いています。
関連記事 (Category: 短編小説集・12か月の建築)
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Category : 短編小説集・12か月の建築
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
執筆、お疲れさまでした。

今回は建築物というより、建築技法のお話でしたね。一読して、日本の鏝絵みたいなものかと思いましたが、漆喰を盛るのではなく削るんですね。スクラッチアートに近い感じですか。別記事を拝見して、思っていたよりも繊細で、でもどこか素朴で、こういう外壁の家っていいなぁと思いましたが、維持や保護の負担は重いですね。
そして伝統を守る職人になる道を選んだテオにとっては、華やかで都会的なゾエよりも、素朴でしっかり者のウルスラの方が似合いますね。春の到来を願う祭りで親しくなったというのも、そういう縁があったんでしょうね。今回は片思いじゃなく、脈がありそうだし、テオの頑張りに期待しています。
2023.03.29 12:26 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

そうですね。スグラフィット自体は装飾技法です。とはいえ、スイスの街並みを語るときには、地方ごとにかなり特徴的なまったく違う建築があって、その中で「エンガディン地方の家」といったらスグラフィットで装飾された家という認識があるので、これは建築の話でもある、というとらえ方です。

で、こて絵って、そういう漢字なんですね! 初めて知りました。
ああいう風に盛るのではなく、削るのです。たぶん、その手法が一度塗ると200年も持つ秘密ではないかなと思います。
それに、色鮮やかな壁画の類いは、かなり簡単に劣化してしまうのですが、スグラフィットは色が限られている分、劣化も少ないのが利点ですね。だから、あまり維持費や保護費は要らないのですが、ただ、建て直しなどは(そのままでは危険があるというような場合を除き)まず許可されないので、中をモダンにする場合も外観を変えないようになど、制限が多くて大変なようです。

スイスだけではないとは思いますが、若者は村で伝統工芸を守ることよりも都会に行って面白おかしく生きることを望む傾向がありますよね。
その方が、お給料もいいし、土日も休みだし、モテるし……みたいに。
それが悪いわけではないし、テオのような決断をする若者は少ないんですけれど、でも、やはり残る若者もいてくれないと困ると思います。
村のいろいろな伝統だけでなく、エンガディンというのは第4の国語であるロマンシュ語を話す地域なんですが、地元民同士で結婚して子供を作らない限り、子供たちに言語が伝えられず、それでロマンシュ語が瀕死状態という問題もあります。

なので、テオとウルスラがカップルになって家庭を持ってくれるといいな、というのはおそらく村の大人たちの願いでもあるかも。
なので、きっとみな影ながらに協力するでしょう(笑)

コメントありがとうございました。
2023.03.29 22:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
スグラフィットの伝統を守る職人になって地元に根付こうとしているテオと、地元ホテルでの職業訓練を受けているウルスラ、どちらの道にも派手さはありませんが、二人それぞれにとって性格にあったとてもいい選択だったと思います。
そして、テオとウルスラ、読者としても応援したくなるカップルですね。
全然気にもしていなかったいつもの幼馴染が、成長し環境が変化していくうちにいつの間にか・・・のパターンですね。
当然、この二人の相性は抜群だとは思いますが、ウルスラの態度からはなんだか上手くいきそうな気配が伝わってきます。
どちらも生真面目そうだから少々時間が必要かと思いましたが、漆喰が乾く前に・・・ですか?テオ、思ったよりも積極的だな。あんがいカップル成立は早いのかも・・・。
スグラフィットの壁は地味だけれども、いったん乾燥すれば長い間の風雪にも耐えるんですね?二人の関係もそれと同じように長く幸せに続きますように。
素敵なお話、ほっこりと読ませていただきました。
2023.04.01 14:02 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

今回は、ドキドキアクションとか存在しない私の小説世界の典型的な少年少女をメインに持ってきました。
スグラフィット塗装職もそうですが、ホテルでの仕事も地元に縛られますし、シフト的な勤務時間といい、あまり若者には人氣が無い仕事です。
でも、やはりこうやって受け継いでいく人たちが必要で、田舎の面白おかしくない日常を淡々と過ごしながら、未来へとつなげていく人たちは大事な存在だなと思いながら書いていました。

ウルスラにとっても、テオは「情熱的な恋の相手」などのジャンルではなくて、安心して話せる信頼できる人、って立ち位置なのだと思います。
だから、小説としてはあまり面白くない展開かもしれないけれど、2人はけっこう上手くやっていくんじゃないかと思います。
周りの大人たちが、陰ながらサポートしたりしそうです。

コメントありがとうございました。
2023.04.02 12:25 | URL | #9yMhI49k [edit]

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