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Posted by 八少女 夕

【小説】おせっかいなファボーニオと仔犬のマルコ

scriviamo!


今週の小説は、「scriviamo! 2024」の最初の作品です。ユズキさんは、アニメ絵本作品で参加してくださいました。ありがとうございます!

 ユズキさんの『scriviamo! 2024参加作品 絵本 けだまヒヨコちゃん』

ユズキさんは、小説の一次創作やオリジナルのコミックを発表、それにイラストライターとしても活躍なさっているブロガーさんです。現在代表作であるファンタジー長編『片翼の召喚士-ReWork-』の続編『片翼の召喚士-sequel-』をはじめ、たくさんの小説やマンガを発表される一方、イラストACでのイラストの提供もなさっています。そして大変お忙しい中、私の小説にたくさんの素晴らしいイラストも描いてくださっています。

ご自分でもおっしゃってましたが、「scriviamo!」にご参加くださる度に、まったく新しい表現方法を模索してくださるのです。今回のアニメ絵本もたくさんの新しいアプリの使い方を勉強しているとおっしゃっていたのですが、この短期間でこんな完成度になるのですね! こちらの動画、音声にもこだわりがあるので、ぜひ音声を聞ける環境でご覧くださいね。

さて。お返しですが、「既存の相互作品のパロディじゃないもの」とのリクエストでしたので、今回のユズキさんの絵本の内容を踏襲する形で作りました。わたしの作品にだけ出てくる風神ですが、ローマ神話の風神の名前を使いました。対応するギリシャ神話(例えば西風ゼピュロス)の方が有名なのですが、イメージに引きずられないようにマイナーなローマ神話を使いました。そして、実は「ファボーニオ」とは、わたしの住むスイスでもイタリア語圏で「フェーン現象」のことを指す現役の言葉なのです。そして、時おりまだ冬なのに急に小春日和にしてしまうこのストーリーと似ているところのある風です。


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おせっかいなファボーニオと仔犬のマルコ
——Special thanks to Yuzuki-san


 その日、農場のおかみさんは、あまり機嫌がよくありませんでした。洗濯物を干しているときに、ガチョウが脱走していることに氣がついたのです。汗だくになってようやく捕まえて戻ってくると、雌牛が洗濯物に鼻をこすりつけていました。洗濯はやり直しです。

「フィンダス! ガチョウが逃げ出さないように見張っていておくれ!」
おかみさんは、猫に頼みました。彼はご自慢の毛皮をなめるのに忙しく、ガチョウの小屋には目もくれません。

「じゃあ、マーサや。お前がガチョウを見張っておくれ」
おかみさんは、ビーグルの母犬に頼みました。

 マーサは、すでにニワトリたちを見守るように、農場主のアルバーノさんに命じられていたのですが、おかみさんの機嫌がとても悪いので脱走好きのガチョウを優先して追いかけるほかはないと思いました。

 そこでマーサは、仔犬のマルコに声をかけました。
「いい子だね、坊や。あたしの代わりにニワトリたちの面倒を見ておくれ。彼女たちからお願いされたら、助けてあげるんだよ」

 マルコは、とても小さいビーグルですが、けなげに頷いていいました。
「わかったよ。ボク、鶏小屋に行ってくるね!」

 それは、とても暖かい午後のことでした。あまりにも暖かいので、遠く山では洞窟の扉をきっちりと閉ざして寝ていた熊までが、寝過ごしたのではないかと、ちらっと外をのぞき見したほどでした。

 でも、熊が寝過ごしたのではありません。まだ2月だったのです。

 風神ヴェンティの長男である北風アキローンは、ここのところとても忙しく働いていました。

 冷たくて強い息をブウブウと吹きつけられた湖畔のプラタナスたちには、真横に伸びる剣先のような氷柱が育ちました。道はつるつるに凍って、人間たちが冬の間に遊ぶスケートリンクのようになってしまいました。

 それから、山のてっぺんの雲をものすごい勢いで凍らせたので、どこもかしこも大雪が降りました。あまりにもたくさん雪が積もったので、鹿たちや野ウサギたちは、まったく餌を見つけることができなくなってしまいました。それを見て、アキローンは「どうだ、まいったか」とご機嫌でした。

 アキローンはたいそう満足して「さて、ずいぶんと働いたからつかれたぞ」と雪のお布団をかけて横になりました。とても疲れていたので、すぐに大きないびきをかいてぐっすりと眠ってしまいました。

 お腹のすいた動物たちがメソメソしているのを見て、かわいそうだと思ったのは、アキローンの弟である西風ファボーニオでした。

 ファボーニオは、本当はいま休暇中です。彼の仕事は、春の訪れを世界に知らせることです。植物と花を揺り起こして、世界に豊穣をもたらすには、いまは少し早すぎます。

 でも、ファボーニオは、親切な性格でした。どちらかというと、おせっかいだったのです。困っている動物たちを放っておくことはできません。それで、兄がぐっすり眠っている隙を狙って暖かい風を次から次へと送り込みました。

 たくさん積もっていた雪がどんどん溶けて、小川に流れ込みました。真っ白だった大地には若草が生えて、スノードロップやクロッカスはあわてて葉を延ばしはじめました。

 雪の下で眠っていた木々も、若芽を膨らましはじめたので、動物たちは喜んで新鮮な葉っぱを食べました。

 さて、ファボーニオが、そうやって辺りを早すぎる春にしていると、ちょうど目の下にこぢんまりとしたアルバーノさんの農場があることに氣がつきました。

 農場には、牛、ヤギ、ガチョウ、そして、たくさんのニワトリと、彼らを守るビーグル犬がいます。

 ファボーニオが、そっと農場に降りていくと、ビーグル犬のマーサが尻尾を振って近寄ってきました。
「こんにちは。ファボーニオさん。今年はずいぶん早いですね」

「おや。マーサ、久しぶりだね。元氣そうでなによりだ。何をしているんだい?」
「ご覧の通り、ガチョウと追いかけっこです。放浪の旅に出るんだってきかないんです」
「それは大変だね。でも、たしかに放浪の旅はすてきだよ。よかったら、君もやってみるといい。ところで、君には息子がいたんじゃなかったかい?」
「ええ。あの子は今、鶏小屋にいますよ」
「そうか。じゃあ、ちょっと寄って挨拶してこよう」

 ファボーニオは、そういうとガチョウを追いかけているマーサと別れて、鶏小屋の方に向かいました。

 いました。去年見たときは、豆粒のようだった仔犬のマルコは、ずっと大きくなっていました。といっても、歩き方はひょこひょことしていますし、小さな前足はふっくらとして、まるで綿毛のようです。

 綿毛といえば、鶏小屋には小さなヒヨコたちと、優しい雌鶏たちの綿毛がフワフワと舞っていました。

 ヒヨコたちは、はじめての春の予感に大喜びで小さい翼をパタパタさせてしきりにピヨピヨ鳴いて走り出していましたし、お母さん雌鶏は、大忙しで子供たちを追っていたからです。

「ファボーニオさん! ボクを憶えている? マルコですよぉ」
マルコは、ファボーニオが鶏小屋に入ってくると急いで近寄ってきました。
「もちろん、憶えているさ。大きくなったね。もう立派な番犬だね」

 マルコは、ファボーニオに褒めてもらったのが嬉しくてしかたありません。
「そうだよ。ボクね、きょうね、ニワトリさんたちの当番! ほら見て! みんながパタパタしたから、こんなにかわいい毛玉できたよ」

 ファボーニオは、マルコの示す方を見ました。そこには、雌鶏さんの白い羽毛と、ヒヨコたちの黄色い羽毛が集まってできた、ふわふわの毛玉がありました。マルコの小さな毛がちょうどつむじに生えた毛のような位置にあるので、まるで小さな小さなヒヨコに見えます。

「ああ、これはかわいいな。小さい『けだまヒヨコ』だね」
ファボーニオが言いました。

 本当に、そこに『けだまヒヨコ』が誕生しました。クリーム色のふわふわの毛玉に、にょきっと生えた白と茶色つむじの毛。小さなつぶらな瞳とかわいいくちばしを持った『けだまヒヨコちゃん』は、ふわふわと漂いながら、あたりの様子を眺めました。

 雌鶏お母さんも、ヒヨコちゃんたちも『けだまヒヨコちゃん』の誕生に大喜びで翼をパタパタして叫びました。
「おめでとう! かわいい『けだまヒヨコちゃん』」
「ぼくがお兄ちゃんだよ!」
「あたしはお姉ちゃんよ」

 優しい家族に囲まれて『けだまヒヨコちゃん』は嬉しくなりました。そして、ファボーニオの背に乗って農場を眺めました。
「ねえ。ここがわたしのお家なの?」

「そうだよ。ここが、君のお家だ。あそこにいるのが農場主のアルバーノさん。洗濯物を干しているのはおかみさん。大きな農場だろう? 雌鶏お母さんは優しいし、ヒヨコのお兄さんやお姉さんは、君のいい遊び相手になるだろう」
ファボーニオの言葉に、『けだまヒヨコちゃん』は嬉しそうに頷きました。

「あたし、農場の外も見てみたい。あそこの大きいのはなあに?」
「あれは山だよ」
「じゃあ、あっちの青いのはなあに?」
「あれは湖だ」
「カラフルなあそこは?」
「あれは牧草地だよ。牛やヤギたちが、あそこの草と花を食べるんだ。やあ、花がたくさん咲き出したな。……ちょっと早すぎたけれど、みな喜んでいるからいいだろう」

 そうやって、『けだまヒヨコちゃん』を背中に乗せて、ファボーニオは山や湖の上を通り過ぎて、農場周りの美しい自然を見せてあげました。

 ファボーニオの暖かい吐息に触れると、まだ残っていた雪はことごとく消え、小川はキラキラとした水で満ち、水車もカラカラと回り始めます。草原には、若草がぐんぐん伸びました。眠っていた花たちは、大きく伸びをして、頭を振ると閉じていた花びらを開きはじめます。黄色、ピンク、赤、紫、青と鮮やかな花が咲いていく様子に、『けだまヒヨコちゃん』は目を見開いて喜びました。

 ちょうどその時、眠っていた北風アキローンは、目を醒ましました。
「おや。なんだか騒がしいぞ」

 寝ぼけたまま、顔を上げて辺りを見回していましたが、目に入ってきた光景にびっくりしました。
「どうなっているのだ! 雪はどこへ消えた。氷柱がなぜなくなっている? ワシの芸術作品である樹氷の林がなくなっただけではなく、なぜ新芽が芽吹いているのだ!」

 あわてて辺りを見回すと、楽しそうに飛び回っている弟ファボーニオの姿が目に入りました。

「あの馬鹿者! まだ2月なのに何をしているのだ。父上に知られたら、ワシまで大目玉を食らうじゃないか。なんとかしなくては」

 アキローンは急斜面のてっぺんから助走をつけました。ゴロゴロと雪下ろしの遠雷を響かせて、農場や湖のある里の方へ真っ黒な雲のマントを纏って吹き降りていきました。

 分厚いその外套は氷の粒でできていましたが、里はファボーニオが走り回りとても暖かくなっていたため、すべて溶けて冷たい雨になりました。

 その大雨は『けだまヒヨコちゃん』にも降り注ぎました。ふわふわの毛玉ならばファボーニオの背中に載ることができましたが、水を含んで重くなってしまったら、もう空を飛ぶことはできません。

「えーん。落ちちゃった」
『けだまヒヨコちゃん』はしくしく泣きました。

 ファボーニオは、『けだまヒヨコちゃん』を助けたくてもどうすることもできません。それどころか怒り狂った兄アキローンが追いかけてくるので、逃げ回るのに必死です。

 逃げている最中に、農場からこちらに駆けてくるビーグル犬の仔犬マルコが見えました。そこでファボーニオはマルコに叫びました。
「ちょうどいいところに。『けだまヒヨコちゃん』は、あそこの花畑にいる。悪いけど、面倒を見てやっておくれ。ぼくはこれで失礼するよ。春にまた会おう!」

 そう言って、ファボーニオは急いで西のねぐらへと帰って行きました。

 マルコは、アキローンが降らせる冷たい雨をものともせずに、短い足を必死に動かして花畑に急ぎました。『けだまヒヨコちゃん』は濡れてすっかり小さくなっていましたが、たくさんの花たちも冷たい雨を避けて頭を下げていたので、何とか見つけることができました。

 アキローンがファボーニオを追いかけて行ってしまったので、冷たい雨は止みました。でも、『けだまヒヨコちゃん』は、どうしていいのかわからず泣くばかりです。

 マルコは、そっと『けだまヒヨコちゃん』の近くに寄って小さな鼻を近づけました。『けだまヒヨコちゃん』は驚いて泣き止みました。

「心配しないで、『けだまヒヨコちゃん』。ボクのあたまのうえに、のせてあげる」

 小さな『けだまヒヨコちゃん』は、マルコのことを知りませんでしたが、とても優しい顔の仔犬だったので、すぐに信頼して頷きました。マルコは頭を下げ、『けだまヒヨコちゃん』はその上によじ登りました。

 マルコは短い4本の足を交互に動かして、トコトコと歩きます。速くは進めませんが、振り落とされたりしないので『けだまヒヨコちゃん』には、その方が安全でした。

 このこいぬさん、どこに行くんだろう? 『けだまヒヨコちゃん』は考えました。マルコが行き先を訊かなかったし、言わなかったからです。

 でも、それはすぐにわかりました。マルコは、まっすぐにアルバーノさんの農場に帰ったのです。

「あ、『けだまヒヨコちゃん』が帰ってきたよ!」
「『けだまヒヨコちゃん』だ!」

 門のところに、たくさんの動物たちが待っていました。雌鶏のお母さん、ヒヨコのお兄ちゃんとお姉ちゃんたち。牛、ヤギ、ガチョウ、そして、猫のフィンダスとマルコのお母さんであるビーグル犬マーサが迎えてくれました。

「おかえりなさい、『けだまヒヨコちゃん』」
温かい歓迎に、『けだまヒヨコちゃん』は喜んで大きな声で答えました。
「ただいま」

 そして、自分を迎えに来てくれた仔犬も、同じ農場の仲間だとわかってもっと嬉しくなりました。そして、マルコに抱きついてお礼を言いました。

 立派に務めを果たして帰ってきた息子を、マーサは優しく舐めて讃えました。

 マルコは、マーサに訊きました。
「西風ファボーニオさんは、どこへ行っちゃったの?」

 マーサは笑って答えました。
「北風アキローンさまに追われて、山へ帰ってしまったよ。でも、あとひと月もしたら、また何食わぬ顔で戻っていらっしゃるでしょうよ。その時にまたたくさんお話をするといいよ」

 マルコは大きく頷きました。
「ボク、大きくなったら、ファボーニオさんみたいにあちこち行きたいな。『けだまヒヨコちゃん』と一緒に放浪の旅に出ようかな」

 マーサは、ガチョウみたいなことを言うんじゃありません、という小言を飲み込みました。マルコが大きくなったら、きっともう少し分別がつくだろうと思ったからです。

 アルバーノさんの農場に、春はもうすぐそこまで来ているようでした。

(初出:2024年1月 書き下ろし)
関連記事 (Category: scriviamo! 2024)
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Category : scriviamo! 2024
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
執筆、お疲れさまです。

ユヅキさんの動画、可愛らしかったですねぇ。あれを自力で作っちゃうとか、すごいと思います。八少女夕さんも小説のプロモーション動画を作られますが、手間も時間もかかっているんでしょうね。私はめんどくさがりなので、ちょっと手が出せないです。残念。

あの動画をベースにして、ここまでイメージを膨らませられるんですね。
風神ファボーニオ、ほんとうにお節介ですね。でも、冬のさなかの小春日和は、ありがたいですよね。陽気なファボーニオとキャラたちとの掛けあいや、きまじめなアキローンの慌てっぷりとか、人間臭くて面白いです。
子犬のマルコ、大活躍でした。けだまヒヨコちゃん、無事に帰れてよかったですね。
児童文学のような読後感で、ふんわりとした気分にさせてもらえました。
2024.01.17 10:27 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは!
素敵なお返し作品をありがとうございます!
子供の頃よく読んでいた『ママお話きかせて』という春夏秋冬の4冊セットのお話し本があるんですが、それを読んでいた頃の気持ちがよみがえってきて、懐かしい気分になりました。
童話系も読み応えある作品に仕上げてしまうとか流石です。

あの淡泊なお話が、濃いしっかりした物語になっていて感動です!
ファボーニオさんを白い線をねじった表現で描いてすいませんって謝りたくなる>< 脳内で立派な青年の姿に補完しておきましたっ。でも彼のお節介で雨降らされちゃったんだね…ダメじゃんファボーニオさん! それにファボーニオさん、けだまヒヨコちゃんを置き去りにしていくとか「ちゃんと助けなさいよ」ってツッコミ入れてしまいました(笑)
あの風を見上げているけだまヒヨコちゃんの場面を描いている時、「このはくじょーものー」って気分で描いていたので、「自業自得かよ><」って。白い線をねじった表現でヨカッタかもだ!

仔犬さんにも名前を付けていただけました☆
場面の数々が色々脳裏に浮かんで、とても面白かったです。ちょっと生意気で面倒なリクエストしちゃったかなあ…って思っていたんですが、こんなに素敵な作品を読むことが出来て嬉しいです。ありがとうございました!
2024.01.17 18:07 | URL | #mQop/nM. [edit]
says...
こんばんは。

わたしの「なんちゃって」動画と違って、原画を描いて、動かして、台詞を調整して、本格的に作っていらっしゃるんですよね。
すごいですよね!

さて、お題の動画を題材に話を作るとしたら、けだまヒヨコちゃん以外の登場人物をメインにしようというところまで決まったのですが、「誰にしよう」でしばらく止まっていました。
で、フェーン現象、実際にあんな感じなのですよ。真冬にいきなり空氣読まずに花咲かせちゃったり、後から雨を降らせちゃうなど。
なので、このお話の「風さん」にぴったりかなと思って登場させました。
ビーグルの仔犬さんはとてもかわいくて、ハートを射貫かれたので主役級で登場してもらいました。
けだまヒヨコちゃん、ハッピーエンドでよかったです。

コメントありがとうございました。


2024.01.17 23:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

けだまヒヨコちゃんの可愛さを壊さないように頑張りました。
童話系の書き方はたまにするのですけれど、やっぱり難しいですね。

風さんと仔犬さんをメインにしたお話を書こうというところまではわりと早く決まったのですが、その後で少し難航しました。
でも、風さんをフェーン現象の風だと仮定してみたら、事象がユズキさんのお話とよくはまりました。
実際に、空氣読まずに冬に出てきちゃったりしますし、フェーンが止まると雨になるというのも定番なのです。
お節介なだけでなく、ちょっと無責任なイメージなので「このはくじょーものー」も、ぴったりです(笑)

仔犬さん、勝手に名付けてしまいました。
ファボーニオがイタリア語なので、イタリアっぽい名前でかわいい男の子の名前がいいなと思ってマルコにしてみました。

けだまヒヨコちゃんの冒険、たくさんイメージが広がってわたしも一緒に旅したくなっちゃいました。
本当にすてきな作品でのご参加、どうもありがとうございました!

2024.01.17 23:40 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
今日は。
ギリシャ神話のアネモイ・テュエライのローマ神話版、でしょうか。
あの辺りは数が半端ない上に関係が複雑過ぎて把握できないのですが、風にまつわる神様も多いですね。
その上、諸説あるからどれが正しいのやら。
Wikipediaさんを見ていると無限に時間が過ぎていきます。

動画のけだまヒヨコちゃんも大変に可愛らしかったですね。
誕生から姿からあまりに可愛らしいので、うちの鶏冠坊主がみたら絶対に収集つかない騒ぎを引き起こすこと間違いないなと思いました。

それに比べて子犬のマルコは冷たい雨にも負けず、立派でしたね。
走ったり、迷子になったけだまヒヨコちゃんを探したり大変だったでしょうに、怖がらせることなく、優しく接せて、もうちいさくても立派なお兄さんですね。
お母さんは反対するでしょうが、何時か旅に出ることがあっても、何処に行っても無事にやり遂げて、一回り成長してくるのでしょう。
そちらの冒険物も見てみたくなりました。

執筆お疲れさまでした。
2024.01.20 09:18 | URL | #yl2HcnkM [edit]
says...
ユズキさんの動画、もちろんとても素敵だったのですが、サキは制作秘話の方に主に反応してコメントを書き込んでしまいました。こういうの、大好物なんですよ。でも、動画についてももっと書き込めば良かったな・・・とちょっと反省しています。
で、その動画を元にこんなふうに展開できるんだなぁ・・・と感心しきりなのが第一の感想です。ユズキさんの作り出したキャラクターはもちろん、物語の展開上夕さんが作り出されたキャラクター達も実に生き生きと動き回っています。特にアキローンとファボーニオの神様たち、この二人の兄弟が楽しいですね。神話の世界ではよくあることなのでしょうが、現代の人間以上に人間臭いように思います。主人公のけだまヒヨコちゃんがファボーニオに乗って運ばれてゆくシーン、兄弟のせめぎあいで降った雨に濡れて地面に落ちてしまうシーン、マルコとの出会い、配役や必然性など、じつに上手く踏襲されていると感心しました。
ハッピーエンドはユズキさんの動画でわかっていたことですが、サキの望むところです。よかった・・・。
2024.01.21 11:00 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

ローマ神話はギリシャやエトルリアからのパクリでできていますが、それでも本に書いてあるような言い伝えと、実際に地方で伝えられている話とは微妙に違ったりして無数のバリエーションとなっていくのでしょうね。
今回はあくまでわたしがよく遭遇するフェーン現象の自由っぷりをモデルに書いてみました。

さて、けだまヒヨコちゃんが風に乗ってでかけて帰ってくるというストーリーと、あの可愛さを壊さないように何かお話を書こうと思って、かなり苦労しましたよ。個人的にはビーグルの仔犬の可愛さにもハートを射貫かれましたし。

ファボーニオの口車に乗せられて放浪の旅に出たりしたら、ろくでもないことになりそうですが、マルコとけだまヒヨコちゃんのコンビが近所でも小さな冒険でもしたら、とてもかわいいでしょうね。

コメントありがとうございました。
2024.01.21 20:38 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ほんとうにあの制作秘話もすごいですよね。
わたしは絵に関しては素人以下なので、描ける方は簡単にできるものなのかと思ってしまいがちなのですが、今回に限らず時おりユズキさんが記事でアップなさっているメイキングを読むと、本当にものすごい時間と努力と技術を駆使して作品が出来上がるんだなと感心してしまいます。

さて、わたしの方は視覚情報は何もないので、いかに文字でけだまヒヨコちゃんや仔犬の可愛さを伝えるか、それに、ユズキさんのムービーのお話を壊さずにわたしの作品にしていくかをあれこれ考えました。そして、ユズキさんの作品では線だけでサラッと描かれていた風さんをメインに話を考えることにしました。

ギリシャ神話やローマ神話に出てくる風神たちは、もちろん神話なのですが、よく読んでみると現実の自然をよく観察して設定してあることがわかりました。それで、わたしの生活とも非常に縁が深いフェーン現象をメインに話を作りました。自由で無責任なところも、けだまヒヨコちゃんを置き去りにした風さんにぴったりでした。

あとは農場の仲間たちを考えて設定していくのも楽しかったですよ。ハッピーエンドの童話を書くのも嬉しかったです。

コメントありがとうございました。
2024.01.21 20:48 | URL | #9yMhI49k [edit]

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