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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】傷つけない刀

scriviamo!


今週の小説は、「scriviamo! 2024」の第10弾、ラストの作品です。大海彩洋さんは、「学園七不思議シリーズ」の作品で参加してくださいました。ありがとうございます!

 大海彩洋さんの書いてくださった『【奇跡の予感・ブルームーン~バッカスからの招待状・返歌~】 』

大海彩洋さんは、ライフワークである「真シリーズ」をはじめとして、精密かつ重厚な小説を書かれるブロガーさんです。今回は大河小説「真シリーズ」のメインキャラの1人、大和竹流ことジョルジョ・ヴォルテラが『Bacchus』に降臨です。当ブログの150000Hit記念掌編でリクエストにお応えして「学園七不思議シリーズ」の高校生トリオを大手町のバーに放り込むというけしからん作品を書いたのですが、そこで某山猫くんが「けんかして仲直りしたい」と思い悩んでいるというような話を書いてしまったんですね。今回の彩洋さんのお話は、そのアンサー小説でした。

お返しどうしようか悩んだ末、『Bacchus』で書くことは特に何もないなあということで、登場人物が被っている「いつかは寄ってね」で書くことにしました。

彩洋さんのお話や、あの方々には全く関係のない話ですが、いちおう彩洋さんの作品のあるモチーフだけいただいてきました。あとは飲んでいるだけ?


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傷つけない刀
——Special thanks to Oomi Sayo-san


 つむじ風が道の上の花びらを回しているのを見ながら、すみれは今年の桜も終わったな、とぼんやり思った。毎年、年度初めはバタバタしていていつもの仲間との花見を企画し忘れてしまう。ま、夏木さんたちも忙しいわよね。言い訳のように考えた。

 すみれは、神田駅の行き慣れた地下鉄出口の階段を昇った。今日は第2木曜日。月に1度の『でおにゅそす』の日なのだ。

 久保すみれ、夏木敏也、近藤雅弘の3人は、もともとは大手町のバー『Bacchus』の常連だ。といっても、3人ともアルコールに弱く、ほかの店ではなかなか楽しめないといった方がいい。

 その3人が神田の和風飲み屋に定期的に行くようになったのも『Bacchus』つながりなのだ。『でおにゅそす』は、『Bacchus』で知り合った伊藤涼子の店だ。

 和風の飲み屋に憧れているけれど、なかなか行く機会がないし、1人では入りにくいというすみれにつきあって、夏木と近藤が行くようになり、いつのまにか『Bacchus』が店を閉める第2木曜日は常連がこぞって『でおにゅそす』に行く習慣となった。

 東京は神田の目立たない路地に『でおにゅそす』はひっそりと建っている。2坪程度でカウンター席しかないが、開店してから5年ほどの間にそこそこの固定客が付き、暖かい家庭的な雰囲氣で満ちている。

「こんばんは」
すみれは、引き戸を開けてのぞき込んだ。

「いらっしゃいませ、久保さん」
涼子が微笑んで迎える。今日の装いは薄緑に花筏柄の小紋だ。名古屋帯はグレー。落ち着いていて素敵だなあ。すみれは思った。

「今日も、わたしが最初ね」
夏木と近藤は、だいたい7時頃に来ることが多い。もう来慣れたすみれは、2人がくるまで涼子や、この店の常連たちとおしゃべりしながら楽しく待つことができるようになっていた。

 その時、奥の席に座っている男が目に入った。よく座っている常連の西城ではなくて若い男性だ。

 変わった格好だなあ……。すみれは思った。ひと言でいうと紺ベースの和装だ。ただし普通の和装ではない。神田では男性の和装も珍しくないのだが、少なくとも伝統的な和装という感じではない。何が違うんだろう。羽織みたいなのに飾りみたいなのがついていること? モダン? かぶき者? アイドルの衣装で和風テイストを取り入れたものにも似ている。

 あれかな、秋葉原近いから、何かのコスプレかな。

 とはいえ、コスプレとは断言しにくい理由の1つが、その服がいい感じに褪色してしかも擦れた感じなのだ。また、化繊にありがちな光沢がなく、非常に落ち着いた風合い。うーん、謎。

 カウンターの中から、涼子がその男性の前につきだしの小皿を置いた。
「お飲み物はいかがなさいますか」

「ぬる燗にいい酒はなにがありますか」
彼は品書きは見なかった。
「そうですね。栃木の『開華』純米や、宮城の『浦霞』山廃大吟醸、それから今だけ島根の『玉櫻』生酛きもと純米を入れています」

 涼子が答えると彼の表情は、ぱっと明るくなった。
「ああ、桜の季節ですからね、それをいただきましょう」
「かしこまりました」

 それから涼子はすみれの方を見た。興味津々にやり取りを聞いていたすみれは少し赤くなった。
「久保さんは、今日はどうなさいますか?」

 ここでウーロン茶というのは情けないけれど、さすがに私にもぬる燗を下さいとは言えない。全く飲めないというわけではないけれど、飲み終えられるか微妙だし。

「もしかして、『玉櫻』少し試してみたいですか?」
モゴモゴしているすみれを見て、涼子が少し笑った。

 すみれは大きく首を縦に振った。
「本当は、いつものウーロンハイをお願いするつもりだったけれど……。ちょっと羨ましくなっちゃって。でも、頼んでもひと口くらいしか飲めないし……」

 すると、男性がわずかに笑って言った。
「じゃあ、彼女にお猪口を。僕の徳利から試すといい」

「そんな、申し訳ないです! わたしがお支払いします!」
そういうすみれに、彼は笑って手を振った。
「そんな無粋なことはさせないよ。さあ、どうぞ。桜の縁だ」

 すみれは涼子に出してもらった猪口に、ぬる燗の『玉櫻』を満たしてもらった。
「ありがとうございます」

 彼は猪口をわずかに持ち上げた。よくわからないけれど、和装でこういう仕草って、5割増しカッコよく見えるなあ。
「じつは、ぬる燗って初めて飲むんです。それ用のお酒があることも今日知りました」

「まあ、そうなの。専用というわけではないのだけれど、例えば大吟醸などは香りのバランスが崩れてしまうのでお冷やの方が適していると一般にはいわれているわ。ぬる燗、つまり40度くらいに温めると香りが引き立つし、味わいも豊かに感じられるので、それを楽しめるお酒が好まれるの。たとえば、生酛きもと系酒母を使った、生酛や山廃というタイプのお酒ね」

 和装の男性が続ける。
「生酛系酒母っていうのはだね。酒蔵に自然に生息する乳酸菌を酒簿の中で増殖させて作るんだ。時間と手間がかかるので、生酛系酒母で作られているのは、すべての日本酒の1割にすぎない。酒母の中の米をすりつぶし、米を溶けやすくする山卸という昔ながらの手作業も行うのはそのうちの2割、つまり全体の2%。君がいま飲んでいるのがその生酛なんだよ」

 そういう特別な日本酒を飲んでいるとは!

「なるほど。確かに、香りはとてもシャープだけれど、突き刺すような味はしない。とても美味しいです。旨味っていうんでしょうか、複雑な味がするように感じます」

「自然の乳酸が生み出すまろやかな酸味、コクのある複雑な味わいだね。それから、余韻を感じないかい?」
「はい。これまでに飲んだ日本酒よりも、長く美味しさが続いている感じです」

「『押し味』っていうんだ。これを楽しむのにぬる燗は適しているんだね」

 すみれは、面白そうに猪口の中をのぞき込んだ。
「効率よりも、味のこだわりを選んだってことですよね。でも、その価値をわかって飲まないともったいないってことですよね」

「美味いとわかれば、それで十分なんじゃないか?」
男性も、涼子も笑った。

「うーん。もっとたくさん飲める体質だったらいいなあ。これ、本当に美味しいもの。たとえると、切れ味のいいナイフに見えるけど、怪我はしない感じ?」

 そうすみれが言った途端、男性はぎょっとしたようにすみれを見た。

 これまでの朗らかな微笑みとあまりに違う表情だったので、すみれも涼子も戸惑った。

「あの……なにかまずいこと言いましたか?」
そうすみれが訊くと、男性ははっとして、バツの悪そうな顔をした。

「いえ、とんでもない。ただ、少し驚いたんだ。僕のことを見透かされたのかと思ってね」

 涼子は、2人の前に鰆の西京焼きの皿を出しながら訊いた。
「と、おっしゃると?」

 男性は、少し考えている感じだった。
「……どのくらい一般に知られている話か……。薬研藤四郎やげんとうしろうって短刀のこと、知っているかい?」

 すみれも涼子も即座に首を振った。男性は、「そうか」と笑った。
「鎌倉時代中期の粟田口派に属する吉光という刀工がいてね。この吉光の通称が藤四郎っていうんだ。徳川吉宗が作成させた『享保名物帳』という名刀のリストで天下三作に選ばれた名工で、特に短刀の妙手として有名なんだ」

 2人が話についてきているかを確認するため、彼は少し間をとった。2人は頷いた。
「そういうわけで藤四郎と名のつく有名な短刀はたいていこの粟田口吉光作なんだが、薬研藤四郎は少々変わったエピソードを持つ刀なんだ」

「どんなエピソードですか?」
すみれが訊く。

「薬研というのは、薬をすりつぶす鉄製の道具なんだが、それに突き刺さってしまうほどの切れ味なのに、持ち主だけは傷つけないという不思議なエピソードがあるんだ」
「ええ?」

「室町時代の大名畠山政長が明応の政変に負けて自害しようとしたときに、この短刀を用いたのだが、3回突き立てても刃が腹に突き刺さない。なんと切れ味の悪い刀だと怒って放り投げたところ、そのまま薬研を貫いてしまったというんだ。それで、鉄を突き通す切れ味なのに主君は傷つけない不思議な怪刀として知られるようになったというわけだ」

「へえ。そんな刀があるんですね。たしかに、切れ味はいいのに、怪我はしないって言葉に当てはまりますね」
すみれは、目を丸くした。

「その刀は畠山家の子孫に受け継がれたのですか?」
涼子が訊く。

 男性は首を振った。
「いや。足利将軍家に伝わり、足利義輝殺害後、織田信長に献上された。信長は名刀のコレクターでね。中でも薬研藤四郎はお氣に入りだったらしく本能寺の変の折にも所持していたと言われているんだ。ただ、その後は豊臣秀吉や徳川家が所持したとの説もあるが、信頼できる証拠もない。つまり、本能寺の変以後は行方不明といってもいいんだ」

「ええと、つまりあなたは、トレジャーハンターということでしょうか」
すみれは恐る恐る訊いた。

 男性は笑って首を振った。
「いや、そうではない。僕は刀鍛冶でね。ちょっと薬研藤四郎にも縁があるんだ」

「ええ? 刀鍛冶って、刀を作るお仕事ですよね! すごい。あ、だからその和装なんですね」

「はは。この服装で仕事をしているわけではないさ」
そう笑って、彼は『玉櫻』をもう1提注文した。

 その時、引き戸が開いて、夏木が近藤と一緒に入ってきた。
「久保さん、涼子さんも、こんばんは」
「いらっしゃいませ、夏木さん、近藤さん」

「あ、途中で会ったんですね」
すみれが訊くと近藤が頷いた。
「神田駅でね。あ、20分くらいでオルガさんも来るって、連絡来たよ」
オルガ・バララエーヴァも『Bacchus』の常連だ。

 夏木はすみれの前の鰆の皿や猪口を見て訊いた。
「かなり待たせたかな?」
「いいえ、それほど待っていませんよ。とても面白い話を聞いていたんです。生酛きもとの日本酒と、薬研藤四郎っていう刀。ね、涼子さん?」
すみれは、涼子に同意を求めた。

 涼子は頷いたが、他のことに氣を取られていた。小さな店のカウンターはほぼいっぱいになっている。直に他の常連も来るだろうし、もう1人来るとしたら、座る場所をなんとかしないといけない。

 刀鍛冶の男性は、酒を飲み干すと立ち上がった。徳利の下に十分すぎる代金が置かれている。
「また来るよ」
「まあ、ありがとうございます。あ、おつりは……」
「とっておいて」

「追い出したみたいになっちゃったな」
彼が出て行った後、夏木が困ったように言った。

「薬研藤四郎とのご縁がなにか、訊きそびれちゃったわ」
すみれが口を尖らせた。

「何それ?」
近藤が出てきたビールを飲みながら訊いた。

「鉄の道具に突き刺さるくらい鋭い刀なのに、持ち主は傷つけない不思議な刀なんですって。織田信長が持っていたんだけど本能寺の変で行方不明になったとか」
涼子が説明した。

「カッコいい和装だったなあ」
夏木がポツリと言った。
「刀鍛冶さんなんですって。でも、剣士でも通りそうよね」
すみれが教えた。

「常連さん?」
夏木は涼子に訊いた。

「いいえ。今日初めていらしたお客様よ」
涼子は、彼の置いていった代金を手に持ったまま、不思議そうな顔をして戸口を見つめた。

「どうかしたんですか?」
すみれは涼子の手元を見ながら訊いた。

「十分すぎるほど置いていってくださったんだけれど、一番下にこのコインが……」
そう言って見せたのは見たことがない古銭だった。

「なになに? 和同開珎?」
すみれが訊くと、近藤が呆れた声を出して涼子に言った。
「そんなわけないだろうに。ちょっといいですか?」

「うーん。天正……通宝かな?」
かなり黒くなっているが銀貨のようだ。夏木がスマートフォンで検索する。
「ああ、室町時代のお金みたいだね。それにしては状態がいいみたいだけど。ネットにある写真のは、もっとボロボロだよ」
「コスプレ用の再現貨幣?」
「最近のコスプレってそんな芸の細かいことするのか?」
「……というか、なぜこれを置いていったんだろう?」

 近藤がぼそっと言った。
「あの人、その刀匠藤四郎の幽霊で、行方不明の短刀を探していたりして」

 皆がぎょっとして近藤を見た。彼は慌てて言った。
「いや、冗談だから!」

 夏木はため息をついた。すみれは、考え深そうに言った。
「う〜ん。もしかしたら、本当にそういうことなのかも。もしくは、あの人が薬研藤四郎っていう刀の妖精とか。そうでもおかしくない佇まいだったのよね」

 夏木と近藤は、すみれが飲み慣れない日本酒で酔っているなと判断して目配せした。 

(初出:2024年4月 書き下ろし)
関連記事 (Category: scriviamo! 2024)
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Category : scriviamo! 2024
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
執筆、お疲れさまでした。

『Bacchus』は、出されるカクテルやお酒が粋でスマートな店ですが、『でおにゅそす』はお酒もさることながら小料理がじつにいいですね。鰆の西京焼き、美味しそうです。
日本酒は手間暇かけたものも多いから美味しいのですが、下戸の私には徳利一本でも多すぎる。この刀剣男子みたいに、おちょこ一杯くらい試させてくれるのが嬉しいですね。
そしてこの男子、酒にもかなり詳しいですね。ホンモノがわかる系ですな。
生酛という日本酒も初耳なら、薬研藤四郎という刀も初耳でした。謂れについては、まあ作り話でしょうけど、武士にとっては縁起がいいというか、お守りに持ちたくなるような刀ですね。いまは、どこにあるのやら。
謎の多い刀剣男子ですが、自身は刀匠だと言ってますから藤四郎吉光の亡霊かもしれないし、大海彩洋さんのお話と合わせてあるのなら薬研藤四郎の精かもしれません。いずれにせよ、『でおにゅそす』にとっては、上客ですよね。置き土産、ホンモノだったら何十万円というシロモノですぞ(笑)
2024.04.10 12:19 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。
あいかわらず居心地がいい場所ですね。
どこからだれが来ても受け入れられて。(人外まで)
きっとscriviamo!がそういう場所なんですね。
そしてやっぱり田中さんからは来ないんですね。もだもだするようなそれでいいような。

2024.04.10 19:42 | URL | #8tY9vXl2 [edit]
says...
こんばんは。

『Bacchus』はカクテルを紹介するという縛りがあるのですが、『でおにゅそす』の方が少し自由なんですよね。
和風の味は、こちらのお店の方が合います。鰆は春の魚ですからね〜。でも、わたし西京焼きでは食べたことないかも。

徳利1本はちょっと多いですよね。
ちょっとだけ試したいのに、ってあります。
生酛とか、今回は出てきませんでしたが山廃とか、私も知りませんでした。
次回は飲んでみたいですね。

さて、薬研藤四郎はもちろんわたしも知らなかったのですが、「妖刀」で探してみた中で、唯一ポジティブな伝説を持つ刀だったので使ってみました。あまりおどろおどろしい伝説の刀、『でおにゅそす』で語られても困りますし。
どこにあるんでしょうね。
ちなみにいま流行の刀剣ものゲームでは、短刀は少年なんですって。
その界隈ではけっこう有名な刀みたいです。

さて、この男性、何者なんでしょう。
置いていったのは室町時代のお金みたいですが、なんのつもりでしょうね。
こんな怪しいのが常連になるとちょっと困るかも。

コメントありがとうございました。
2024.04.10 22:33 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ちょっと狭いんですが、居心地はいい店、という設定です。
しかし、この男性は何者でしょうね。

さて。そうなんです。
『Bacchus』の常連が集まっているのに、田中佑二は来ないんです。
来ればいいのに〜って、ね。

コメントありがとうございました。
2024.04.10 22:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
天正通宝?室町時代の通貨なんですね。
そんな古いもの(そして珍しいものみたい)をこっそり残していくなんて、やっぱり刀匠藤四郎の幽霊?
恰好も見慣れない和装だし・・・。
薬研藤四郎、凄い切れ味を持っていながら持ち主は傷つけないなんて、普通はあり得ないんですけれど、伝説が伝説を生み、それが持ち主を選び、薬研藤四郎を名刀たらしめたのか、名刀だから伝説が生まれ、持ち主を選んだのか、どっちなんだろうなぁ。
ま、和装の彼、明らかに混んできたのでおどろおどろしい印象だけを残しながら気を利かせて退散しただけなんじゃないでしょうか。
作者の幽霊が本当に出てくるにしても、その場所は少なくとも『でおにゅそす』ではないようにおもいますし・・・。
この感じだと彼が再び来店するのはそんなに先のことではないような気が・・・。そして常連化するのも時間の問題のような気も・・・。
そうなったらこの謎もおいおい溶けて行くのでしょう。
ちょっと不思議な、そして楽しい『でおにゅそす』のエピソード、楽しませていただきました。
すみれさん、酒に弱いけど特に日本酒に弱いのかも・・・。

厄介事に取り紛れて遅くなってしまいましたが、ようやくこれで「scriviamo! 2024」へのコメントもコンプリートです。
2024.04.29 10:44 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

そうです。当時はお札は流通していなかったので、銀貨で。金貨もあったらしいですけれど、それは高価すぎるので。
でも、何者なのかという答えは特に用意していないです。
普通の現代人がふざけただけの可能性もありますし。

薬研藤四郎は、その界隈の方々には有名な短刀らしいです。
舞台を『でおにゅそす』にしたので、「鍔鳴りのする村正」みたいなおどろおどろしい刀は持ってきたくなかったんですよ。
それで、薬研藤四郎にしてみました。しかも、行方不明みたいで、謎の刀という設定にはちょうどぴったりでしたし。

すみれは、お酒は好きだけれどたくさんは飲めないんですよ。ただ、下戸の皆さんと楽しんでいるので、前後不覚に酔っ払ったりはしないはず。
今回のメンバーでウワバミはオルガだけですね。

「scriviamo!」コンプリートしていただき、ありがとうございました!
来年もどうぞよろしく!
2024.04.29 22:07 | URL | #9yMhI49k [edit]

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