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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

実りの季節

日本はまだ残暑も厳しいと思いますが、スイスの夏はもうひと息ついて、秋の足音がそこらここらに。子供たちも学校に戻りましたしね。

リンゴが実った

春のリンゴの花をお見せしたのは五月の今ごろでしたか。それが今ではこんな感じになってきました。

このへんの人たちはよくリンゴの木を植えています。農家が作物として植える場合も、ただの庭木として植える場合も作業にあまり差は見られません。日本だと一般の農家は大量に農薬をまいて、受粉も手でやって、花の間引きをして、実にカバーをかけてと、ものすごく手間をかけているようなのですが、こちらではそこまでの作業が皆無なのです。肥料は根元で放牧させた牛の糞、草刈りも牛が食べているのでなし。水すらやっていません(ジーザスよろしく方式?)。受粉はもちろん昆虫まかせで、間引きもしなければカバーなんて存在も知らないことでしょう。

で、出来上がるリンゴはもちろん小振りだし、蜜も入っていません。色や形も不揃いですし。だからお店で買うリンゴと、そこら辺に落ちてくるリンゴに差はないのです。自分の家にリンゴの木があればそれを食べていますね。

無農薬なので、皮をむく人もいません。ぱきっと木からもいで、もしくは落っこちていたのを拾って、ジーンズにこすって泥を落としてそのまま齧っています。私? 私もそうですよ。あ、人の庭木からもいじゃダメですよ。スイスではそれは許可がないとダメです。
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Category : 美しいスイス

Comment

says...
こういうお話を聞くと、日本の農業は、本当に農薬に頼ってるなあと改めて感じますね。
農家の人にとっては、それしか方法がないのでしょうが。
今年日本で『奇跡のリンゴ』という映画が話題になりました。
ある農家の夫婦が、無農薬で甘いりんごを育てたという実話の映画化です。
無農薬で作ったことが、こんなに話題になるんだと、そのことに改めて驚きました。
でも、その夫婦はそれこそ死に物狂いの戦いだったそうで・・・。
(余談ですが、我が社の社長は、無農薬にとてもこだわりの深い人で、その農夫の木村さんに会いに行ったそうです^^;)
しかしながら、日本で、無農薬の果実が当たり前に栽培されるようになるのは、まだまだ時間がかかりそうですね。
2013.08.27 00:09 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
青森にしばしば行くので、最近リンゴはとっても身近な果物です。
というよりも、青森に行って、青森でリンゴを食べるまで、リンゴがあんなにおいしい果物だって知りませんでした。
結局鮮度の問題は大きいのかも。
不揃いで、その辺に捨てられるようなのが、5個100円とかで売っている(道端に)。
でもそれは商品用じゃなくて、そこで食べるものなんでしょうね。 
夕さんのところのように、身近に生えているものを、もいで食べる、これが最高なのかも。
そう言えば、ヨーロッパの果物屋さんの果物、大きさも不揃いでちょっと汚い感じのまま^^;kg単位とかで売っていますよね。
ああいう感じが日本にはないんですね……

日本では「見栄えのいい、綺麗な果物・野菜」を消費者が求めちゃってるんじゃないかと思うのですよね。
だから農薬も必要になる。美味しさと見目は違うってこと、ちゃんと皆が理解すればいいのですが。
でも、日本の気候や流通機構では害虫も多いし腐りやすいし、鮮度を保つのは難しくて、他にもあれこれ大変なことがいっぱいあるんだろうな。
実は自分ちで育てるのが一番ですね。うちもレモンなど柑橘類は完全無農薬(美味しいかどうかは気持ち次第^^;)。
2013.08.27 20:37 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。

実際に、日本の方が高温多湿なので、害虫は多いんじゃないかと想像できるのですよ。
たとえば、日本だと普通のお庭で薔薇を植えて、農薬なしはありえないっていうじゃないですか。
でも、スイスでは放置でも大丈夫なのですよ。

それでも、ちょうどクーラーの普及と猛暑の関係のように、みんなが農薬を使うと自分だけ農薬なしにすると害虫の集中砲火にあうという問題もあるような氣がします。それに、日本の生産者も消費者も完璧主義過ぎて形が悪いとか虫食っているとか、絶対に許さない風潮がありますよね。それが極端な農薬礼賛になったように思います。

スイスはEUに較べて、食の安全や動物の虐待などにとても厳しい基準があるとは言え、作物によっては農薬や化学肥料が使われていたりして、それが原因による蜂の大量死などが問題になりました。それでも人びとは少しずつ有機農法の国産野菜を(EUからの輸入品の数倍するんですが)わざわざ買うようになっています。私もできるかぎりそういう食卓を実現しようとしています。

『奇跡のリンゴ』、母が新書本を持ってきてくれたので読んだのですよ。ものすごく大変だったんだなあと思うと同時に、この人のやっている事、スイスでは普通なんだよなあと思っていました。でも、日本で実現するには死のうかと考えるほど大変な事だったんですよね。

社長さん、お会いになったのですか? う〜ん、うらやましいですね。きっと興味深いお話が聞けたんでしょうね。

コメントありがとうございました。
2013.08.27 20:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

不揃いで、虫が食っていて、さらに地元の人がそのまま口にするようなものならばかなり安全な食べ物だと思いますね。

日本の人たちって完璧を求めすぎると思うのですよ。
マスクメロンの「網目が……」という話をしたら連れ合いは爆笑し、スイスでそれをネタにしています。メロンが8000円だなんて欧米的にはありえませんよね。おっしゃるように果物は基本はキロ売りです(笑)

リンゴにしても日本のものは大きくて形がきれいで傷もないんですが、怪しいまでにピカピカ。ワックス塗っていますよね。リンゴも葡萄も皮をむかないと安心して食べられないというのは問題かなと思います。

スイスではさすがにレモンはできないので、スーパーで買います。有機農法のレモンは形はごわごわ、あちこち黒いしつやもない、しかも早くカビだすのですが、普通の形が良くてつやつやのレモンはどうなっているんだって事ですよね。彩洋さんのレモンは確実に安全なレモンですよね。うらやましいです。

コメントありがとうございました。
2013.08.27 21:08 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
リンゴもいいですが、私は桃や、梨も好きです。

水々しくて、この暑い季節には最高です!
ちなみに、スイカも好きです。

桃は、あえて切らずに丸かじりしたりもします。
2013.08.28 16:11 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

日本の梨は本当においしいですよね〜。
日本でぜひとも食べなくちゃ。スイスには西洋梨しかないので。
桃や葡萄もそろそろおいしい季節ですよね。
素晴らしい日本の果物を楽しんでくださいね〜。

コメントありがとうございました。
2013.08.28 20:15 | URL | #9yMhI49k [edit]

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